JPH082934Y2 - ガイド装置付コネクタ - Google Patents

ガイド装置付コネクタ

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JPH082934Y2
JPH082934Y2 JP15079488U JP15079488U JPH082934Y2 JP H082934 Y2 JPH082934 Y2 JP H082934Y2 JP 15079488 U JP15079488 U JP 15079488U JP 15079488 U JP15079488 U JP 15079488U JP H082934 Y2 JPH082934 Y2 JP H082934Y2
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JP
Japan
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male
connector
female
guide
insertion hole
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JP15079488U
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JPH0271976U (ja
Inventor
広行 小幡
Original Assignee
日本エー・エム・ピー株式会社
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はガイド装置付コネクタに関し、特に、既にコ
ネクタハウジングに形成された多数のコンタクト挿入孔
のうち、回路的に不要であるために空いているコンタク
ト挿入孔を利用して構成したガイド装置付コネクタに関
する。
[従来の技術] 第5図(A),(B)に従来のこの種のガイド装置付
コネクタの構成を示す。
図において、一対の雄コネクタ10及び雌コネクタ20
は、それぞれ雄コネクタハウジング11及び雌コネクタハ
ウジング21を有し、これらのコネクタハウジング11,21
には多数の雄コンタクト12及び雌コンタクト22が挿入さ
れるコンタクト挿入孔13,23が形成されている。コンタ
クト挿入孔13に挿入される雄コンタクト12は、例えば特
公昭40-2581号公報に記載されたピン型のものであり、
弾性指状部材14によりコンタクト挿入孔12内の中心部に
正しく位置付けられている。
雄、雌コネクタハウジング11,21の長手方向の両端に
は、段部15,24が形成され、この段部15,24のほぼ中央を
貫通するように袋ねじ16及び、この袋ねじ16に螺合する
突出ピン25を取り付けるための取付孔17,26が設けられ
ている。上記の袋ねじ16及び突出ピン25は、雄、雌コネ
クタハウジング11,21に対して、相互に1つづつ設けら
れ、図示を省略したが、袋ねじ16の内部に形成した雌ね
じと、突出ピン25の先端部に形成した雄ねじ25aとが螺
合するように構成されている。前記雄コネクタハウジン
グ11側に取り付けられた袋ねじ16の取付孔17からの突出
端16aは、ロッド18の有底孔18a内に挿入され、カシメピ
ン19等により固定されている。前記有底孔18aが形成さ
れたロッド18の他方の端部は、このロッド18自体を手動
で回動できるように図示を省略したつまみが設けられて
いる。また、雌コネクタハウジング21の両端の段部24に
形成した取付孔26には、ねじ部25bを有する突出ピン25
及びねじ部16bを有する袋ねじ16がそれぞれナット27に
より固定されている。
さらに、雄、雌ハウジング11,21の段部15,24には、第
5図(B)に示したように、それらの隅に位置する対角
線上に一対のガイド装置付コネクタ28が設けられてい
る。このガイド装置付コネクタ28は、同図(A)に示し
た断面には表われないため、雄、雌コネクタハウジング
11,21の上、下に、その構成部材として図示したガイド
ピン29、ガイドソケット30及びナット31を有する。その
ガイドピン29は、ナット31により雌コネクタハウジング
21の段部24に取り付けられ、また、ガイドソケット30
は、同じくナット31により雄コネクタハウジング11の段
部15に取り付けられている。
上記のように構成の雄、雌コネクタ10,20を結合する
には、雄ハウジング11と雌ハウジング21を突き合わせ、
雄ハウジング11内の雄コンタクト12を雌ハウジング21内
の雌コンタクト22に浅く挿入した後、雄ハウジングに取
り付けられたロッド18の後端のつまみにより袋ねじ16及
び突出ピン25を交互に回動し、相手方となる雌ハウジン
グ21に取り付けられた突出ピン25及び袋ナット16に対し
て螺合する。
上記の場合、突出ピン25及び袋ナット16の螺合に追従
してガイドピン29がガイドソケット30内に進入し、これ
らは雄コンタクト12の雌コンタクト22に対する傾きや
雄、雌ハウジングン11,21の位置ずれを少なくするため
の案内装置の役割を果たしている。
[考案が解決しようとする課題] 上記のように構成のコネクタにおける従来のガイド装
置付コネクタは、ガイドピン29、ガイドソケット30及び
これらを雄、雌コネクタハウジング11,21の段部15,24に
取り付けるためのナット31を有していたため、ガイド装
置付コネクタを構成する部品点数が多く、また、段部1
5,24にナットによりねじ止めするために組立工数もかか
る。さらに、比較的狭い面積の段部15,24にその中央の
雄、雌コネクタハウジングの締結手段の他に、さらにガ
イド装置を設けることは、それら部品挿通用の透孔を互
いに近接して設けることになり、コネクタハウジング自
体の機械的強度を劣化させる点でも解決すべき課題があ
った。
本考案は上記のような課題を解決するためになされた
もので、ねじ部材を不要とし、部品点数が少なく、組立
容易で、特別に製造原価を増加させるこなく、また、
雄、雌コネクタハウジングの機械的強度を劣化させるこ
ともないガイド装置付コネクタを提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 本考案は、多数の雄、雌コンタクトが挿入されるコン
タクト挿入孔を有する雄、雌コネクタハウジングを具
え、該雄雌コネクタハウジングは該雄、雌コネクタハウ
ジングに設けたガイド手段により嵌合時に案内されるガ
イド装置付コネクタにおいて、前記ガイド手段は前記コ
ンタクト挿入孔とラッチ係合し、或いははめ合い係合し
て固定され且つ対応するコンタクト挿入孔に挿入される
ガイドピンとし、前記コンタクト挿入孔のうち空き回路
となるために前記雄コンタクト又は前記雌コンタクトが
挿入されない少なくとも2個の前記コンタクト挿入孔に
前記ガイドピンを各々配置固定することを特徴とする。
[作用] 本考案のガイド装置付コネクタは、空き回路となるた
めに雄コンタクト若しくは雌コンタクトが挿入されない
コンタクト挿入孔に対して、ガイドピンの後端が挿入さ
れ、その後端に形成した係止手段によりコンタクト挿入
孔に固定される。
雄コネクタハウジング若しくは雌コネクタハウジング
の前面から突出したガイドピンの先端部は、雄、雌コネ
クタの結合の際に相手方となるコネクタハウジングのコ
ンタクト挿入孔に進入し、雄、雌コネクタハウジング同
士の位置ずれ、傾き等を防止し、雄、雌コンタクトの損
傷を未然に防ぐ。
[実施例] 以下に、本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
なお、図中、第5図に示した従来の構成と同一部分に
は同一符号が付してある。
第1図において、雄コネクタハウジング11及び雌コネ
クタハウジング21には、従来と同様に多数の雄、雌コン
タクト固定用のコンタクト挿入孔23が形成されている
が、この図では本考案のコンタクトガイド装置を構成す
るためのガイドピン39が挿入・固定されているコンタク
ト挿入孔23のみを断面で示した。このコンタクト挿入孔
23に挿入されるガイドピン39は、第3図(A),
(B),(C)に示すように、その後端部に形成したテ
ーパ部40と、軸方向に形成したすり割り部41と、前記テ
ーパ部40とピン軸部43との間に形成した縮径部42と、ピ
ン軸部43の先端に設けたピン部44とから構成されてい
る。
上記のような構成のガイドピン39は、雄、雌コネクタ
ハウジング11,21のいずれかに対し、その係止手段を利
用し装着されるが、例えば第2図に示すように、雌コネ
クタハウジング21に対して一対のガイドピン39が挿入・
固定される。このガイドピン39の雌コネクタハウジング
21への挿入・固定の過程及び上記ガイドピン39の取り外
しの過程の詳細を第4図に示す。この図で、まず、ガイ
ドピン39の挿入・固定の過程を説明すると、ガイドピン
39の後端のテーパ部40を雌コネクタハウジング21のコン
タクト挿入孔23の口縁に当てがって直進させると、同図
(A)の状態から同図(B)に示すような状態となる。
すなわち、テーパ部40の先端がコンタクト挿入孔23の
内部に形成された縮径部23aの内壁に規制され、そのテ
ーパ部40の先端は、すり割り41によって中心方向にすぼ
めらる。そして、さらにガイドピン39をコンタクト挿入
孔23内に進行させると、同図(C)に示すように、テー
パ部40の拡径終端部40aがコンタクト挿入孔23の縮径部2
3aを通過したところで、ガイドピン39のテーパ部40自体
の弾性によりそのテーパ部40は半径方向に広がり、拡径
終端部40がコンタクト挿入孔23の縮径部23aの段部には
まり込み、ガイドピン39の固定が図られることになる。
第4図(D),(E)は、上記のガイドピン39をコン
タクト挿入孔23から離脱させる場合の説明用断面図であ
る。
すなわち、ガイドピン39におけるテーパ部40の拡径終
端部40aの外径よりも若干小さい内径を有し、かつ、コ
ンタクト挿入孔23に入る大きさの外径を有する筒体50
と、この筒体50が固定される支持体51は、その先端部に
拡径頭部52aを有し、その後端に押圧体53を備え、か
つ、筒体50内を進退可能に設けたロッド52とからなる離
脱用工具54を、ガイドピン39の離脱用に使用する。この
離脱用工具54は、その筒体50が一体的に取り付けられた
支持体51を把持して、筒体50の先端部をコンタクト挿入
孔23の後方から挿入する。すると、テーパ部40の拡径終
端部40aに筒体50の先端口縁部が当たり、さらにそのま
ま、筒体50をコンタクト挿入孔23の内部に進行させる
と、前記テーパ部40は、すり割り41があるためにコンタ
クト挿入孔23の中心方向にすぼめられる。次いで、押圧
体53を介してロッド52を筒体50の内部に進行させ、同図
(E)に示すように、その先端の拡径頭部52aにより前
記テーパ部40を前方に押圧し、ガイドピン39をコンタク
ト挿入孔23の外に離脱させる。なお、ガイドピン39をコ
ンタクト挿入孔23に装着する場合には、特別の工具を使
用することなく手動によって容易に装着することができ
るが、量産的に組み立てる場合には、ガイドピン39を挾
持して往復動するアクチュエータ等を備える自動機等を
用意することにより容易に実現することができる。
上記のようにガイドピン39を備えたガイド装置付コネ
クタは、次のように作用する。
すなわち、第1図の雌コネクタハウジング21に対し
て、雄コネクタハウジング11を突き合わせ、ロッド18を
つまみ18bにより交互に回動すると、袋ねじ16と突出ピ
ン25とが結合し、雄、雌コネクタハウジング11,21は徐
徐に接近し、両者のねじ結合がなされる。その際、雌コ
ネクタハウジング21の端面から突出したガイドピン39の
ピン部43が、相手方の雄コネクタハウジング11のコンタ
クト挿入孔23内に、ねじ結合時の進行に随伴して進入
し、前記ハウジング11,21同士の位置ずれや傾きを抑制
する。
その結果、コンタクト挿入孔23に挿入・固定されてい
る雄、雌コンタクト同士の挿入時の位置ずれによるかじ
りや曲がり等の損傷の発生を未然に防止することができ
る。
なお、上記の実施例はガイドピン25は雌コネクタハウ
ジング21のコネクタ挿入孔23に固定するガイド装置付コ
ネクタについて説明したが、勿論、雄コネクタハウジン
グ11側にガイドピン39を装着するようにしたガイド装置
付コネクタでも上記と同様の効果が得られる。
また、コネクタ挿入孔23に対する係止手段としてテー
パ部40とすり割り41によるばね力を利用した凹凸嵌合の
係止手段としたが、単に、ガイドピン25とコネクタ挿入
孔23の径を考慮したいわゆるはめ合い方法による係止手
段としても良い。
[考案の効果] 本考案によれば、ガイド装置付コネクタを、ねじ止め
によらない係止手段を有するガイドピンと、既に形成さ
れているコンタクト挿入孔とを利用して構成するように
したので、従来のように雄、雌コネクタハウジングへの
ねじ止めに伴う組立工数やナット等の部品点数を増加さ
せず、安価に制作でき、しかも前記コネクタハウジング
の比較的狭い段部にガイド装置付コネクタを設ける必要
がないので、コネクタハウジング自体の機械的強度を劣
化させることもない等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すガイド装置付コネクタ
の一部切欠断面図、第2図は上記ガイド装置付コネクタ
を組立過程を示す一部切欠断面図、第3図は上記ガイド
装置付コネクタの構成部品であるガイドピンを示し、同
図(A)はその左側面図、同図(B)はその正面図、同
図(C)はその右側面図、第4図(A),(B),
(C)は上記ガイドピンの装着過程の詳細を示す断面
図、同図(D),(E)は上記ガイドピンの離脱方法を
示す断面図、第5図(A)は従来のガイド装置付コネク
タを説明するための一部切欠断面図、同図(B)はその
左側面図である。 10……雄コネクタ 11……雄コネクタハウジング 12……雄コンタクト 13……コンタクト挿入孔 15,24……段部 16……袋ねじ 17,26……取付孔 39……ガイドピン 40……テーパ部 41……すり割り 42……縮径部 43……ピン軸部 44……ピン部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の雄、雌コンタクトが挿入されるコン
    タクト挿入孔を有する雄、雌コネクタハウジングを具
    え、該雄、雌コネクタハウジングは該雄、雌コネクタハ
    ウジングに設けたガイド手段により嵌合時に案内される
    ガイド装置付コネクタにおいて、 前記ガイド手段は前記コンタクト挿入孔とラッチ係合
    し、或いははめ合い係合して固定され、且つ対応するコ
    ンタクト挿入孔に挿入されるガイドピンとし、 前記コンタクト挿入孔のうち空き回路となるために前記
    雄コンタクト又は前記雌コンタクトが挿入されない少な
    くとも2個の前記コンタクト挿入孔に前記ガイドピンを
    各々配置固定することを特徴とするガイド装置付コネク
    タ。
JP15079488U 1988-11-21 1988-11-21 ガイド装置付コネクタ Expired - Lifetime JPH082934Y2 (ja)

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JP15079488U JPH082934Y2 (ja) 1988-11-21 1988-11-21 ガイド装置付コネクタ

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JP15079488U JPH082934Y2 (ja) 1988-11-21 1988-11-21 ガイド装置付コネクタ

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JPH0271976U JPH0271976U (ja) 1990-05-31
JPH082934Y2 true JPH082934Y2 (ja) 1996-01-29

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KR101983942B1 (ko) * 2018-04-11 2019-05-29 전자부품연구원 스마트 공장 내 생산 설비의 모듈화 장비 간 상호 인터페이스를 위한 도킹 시스템

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