JP3260989B2 - 組立式コネクタ - Google Patents

組立式コネクタ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動機により接続端子
を組付けた複数のコネクタハウジングを一体に組合せ
て、多回路の接続端子を保有するコネクタに構成する組
立式コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】接続端子の収容室が横一列に形成されて
いる分割コネクタハウジングが複数個用意されておりこ
れら分割コネクタハウジングには、自動機による接続端
子挿着を行なった後に、それら分割コネクタハウジング
を上下多段に結合して多回路保有のコネクタを構成する
組立式コネクタが知られている。
【0003】この組立式コネクタの従来例としては図1
に示す如き構造のものがあって、1は第1の分割コネク
タハウジング、2は第2の分割コネクタハウジングであ
って、この双方の分割コネクタハウジング1と2は、先
ずそれぞれのコネクタハウジングに接続端子を自動機で
挿着した後に、一体に組付けることができるように形成
されている。
【0004】この両分割コネクタハウジングの組付構造
は、下記の如くであって、第1の分割コネクタハウジン
グ1の下面四隅部には、厚さaである係止片3と、この
係止片3の先端部に形成されかつ上記厚さaよりも大で
ある爪厚bである係止爪4が突設され、また第2の分割
コネクタハウジング2の上面四隅部には、上記それぞれ
の係止爪4が係止される係止孔5が穿設されている。
【0005】なお上記第1、第2の分割コネクタハウジ
ング1及び2には、電線6を予め接続した接続端子7を
挿着する端子収容室8が設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そして先ず各端子収容
室8内に自動機を用いて接続端子7を挿着し、しかる後
第1の分割コネクタハウジング1と第2の分割コネクタ
ハウジング2の組付けを行なって一体のコネクタを構成
する。
【0007】これら双方のコネクタハウジングの組付け
作業は、第1の分割コネクタハウジング1に設けられて
いるそれぞれの係止爪4を第2の分割コネクタハウジン
グに設けられている係止孔5内に挿通することで両分割
コネクタハウジングが結合されるが、その係止孔5の孔
幅cは、係止爪4の挿通を許すため、その係止爪4の爪
厚bと等しいかもしくは、やや大きめに設定されてい
る。従って係止爪4が係止孔5内を通過した後は、係止
片3と係止孔5内面との間に隙間が生じ、この隙間によ
って組合せられた第1の分割コネクタハウジング1と第
2の分割ハウジング2との間でガタを生じ、つまり位置
ずれが生じ、この位置ずれの発生によって相手コネクタ
の嵌合が円滑になされにくいという問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる従来の
問題点に着目してなされたもので、複数個の分割コネク
タハウジング内に所定の接続端子を挿着した後にそれら
分割コネクタを一体に結合して使用する組立式コネクタ
において、それら複数個の分割コネクタハウジングを結
合するとき、結合されたコネクタハウジング間でガタを
生じることなく精度よく一体に結合することができる結
合構造を設けた組立式コネクタを提供することにある。
【0009】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0010】図2乃至図4において、11は第1のコネ
クタハウジング、12は第2のコネクタハウジングであ
って、その第1のコネクタハウジング11には複数個の
端子収容室13が配列形成されており、またこのコネク
タハウジング11の接続端子挿入側端部両側壁外面に
は、一対のバンド14が一体形成されており、その双方
バンド14の先端に跨がって、二重係止杆15が架設形
成されている。さらにその二重係止杆15には、前記の
各端子収容室13内に挿入される係止片16が一体形成
されている。なおこの二重係止杆15に設けられている
係止片16をコネクタハウジング11内に係止させて、
そのコネクタハウジング内に挿入した接続端子を二重係
止する構造は公知である。例えば実公平2−49656
号で示されている。17は第1のコネクタハウジング1
1の接続端子挿入側端部と反対側の端面より下方へ延長
形成されている袖部であって、この袖部17には複数の
係止孔18が穿設されている。さらにこの第1のコネク
タハウジング11の上記袖部17と反対側に位置する
側壁内面の一部には、下壁面に平行で接続端子の挿入方
向に延びる凹溝19が形成されており、さらにそのコネ
クタハウジング11の下壁面には、係止部20が穿設さ
れているものである。
【0011】次に、第2のコネクタハウジング12につ
いて述べると、この第2のコネクタハウジング12にも
複数個の端子収容室21が配列形成されており、またそ
のコネクタハウジング12の接続端子挿入側端部の左右
両側壁外面には、左右一対のバンド22が一体形成され
ており、その双方のバンド22の先端に跨がって二重係
止杆23が架設形成されている。さらにその二重係止杆
23には、前記の各端子収容室21内に挿入される係止
片24が一体形成されている。25は、コネクタハウジ
ング12の接続端子挿入側端面と反対側の端面に突設さ
れている突起であって、この突起25は、前記の係止孔
18と対応して複数個設けられている。さらにこのコネ
クタハウジング12の上記突起(25)と反対側に位置
する両側壁外面には、前記の凹溝19に嵌入する突条2
6が形成されており、またそのコネクタハウジング12
の上壁面には外方に突出する相手係止部27が一体形成
されている。なお前記第1のコネクタハウジング11に
設けられている袖部17には、第2のコネクタハウジン
グ12に設けられている端子収容室21と対応する端子
挿通孔28が形成されている。29は第1のコネクタハ
ウジング11及び第2のコネクタハウジング12の端子
収容室13及び21内に挿着される接続端子を示し、ま
た30はそれら接続端子29に接続された電線を示す。
【0012】以上が本実施例の構成であるが、次にその
作用について述べる。
【0013】第1のコネクタハウジング11及び第2の
コネクタハウジング12の端子収容室内への接続端子2
9を自動挿着機によって挿着後、その第1のコネクタハ
ウジング11と第2のコネクタハウジング12を結合す
るが、この結合手順は、第1のコネクタハウジング11
に設けられている凹溝19内に、第2のコネクタハウジ
ング12に設けられている突条26を嵌合しながら、第
1のコネクタハウジング11の下壁面に沿って第2のコ
ネクタハウジング上壁面を摺動させる。そしてその摺動
が終了する直前で、第2のコネクタハウジング12に設
けられている突起25が、第1のコネクタハウジング1
1の袖部17に設けられている係止孔18内に挿入され
る。
【0014】この係止孔18内に突起25が完全挿入さ
れた時点で、第2のコネクタハウジング12に設けられ
ている相手係止部27が第1のコネクタハウジング11
に設けられている係止部20内に係合され、これによっ
て第1のコネクタハウジング11と第2のコネクタハウ
ジング12とが離脱不能に結合されるものである。
【0015】このようにして結合された双方のコネクタ
ハウジング11と12は、係止部20と相手係止部27
との係止作用と、係止孔18と突起25との係止作用と
凹溝19と突条26との嵌合作用によって、その両コネ
クタハウジングが上下、左右、前後方向のいずれにもガ
タを生じることなく精度の高い結合がなされるものであ
る。
【0016】なおこの実施例においては、2個のコネク
タハウジングを上下に結合することについて説明してい
るが、例えば2個以上のコネクタハウジングを上記の係
合手段を用いて多段に結合することは容易である。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明は、内部に接続端
子(29)を収容する、断面形状が略矩形の第1のコネ
クタハウジング(11)と第2のコネクタハウジング
(12)を有し、該第1のコネクタハウジング(11)
の下壁面には前記第2のコネクタハウジング(12)と
係合する係止部(20)が、該下壁面の一端には前記第
2のコネクタハウジング(12)の一端を係止する係止
孔(18)および前記第2のコネクタハウジング(1
2)に設けられた端子収容室(21)と対応する端子挿
通孔(28)を穿設した袖部(17)が、該袖部(1
7)と反対側の両側壁部内面の一部には前記下壁面と平
行でかつ前記接続端子の挿入方向に延びる凹溝(19)
がそれぞれ形成され、前記第2のコネクタハウジング
(12)の上壁面には、前記係止部(20)に係合され
る相手係止部(27)が、該上壁面の一端には前記係止
穴(18)内に挿入される突起(25)が、該突起(2
5)と反対側の両側壁部外面には、前記凹溝(19)に
嵌入される突条(26)がそれぞれ形成されたことを特
徴とする組立式コネクタであるから、一方のコネクタハ
ウジングに設けた係止孔(18)、凹溝(19)、係止
部(20)と、他方のコネクタハウジングに設けた突起
(25)、突条(26)、相手係止部(27)を係合せ
しめることにより、両コネクタハウジングは上下、左
右、前後方向にガタなく結合され、また凹溝(19)と
突条(26)の嵌合長は両コネクタハウジング(11)
(12)の全長に亘るのではなく、壁面と平行でかつ前
記接続端子の挿入方向に接続端子の挿入側の両側壁部内
面の一部のみに形成され、接続端子の挿入側と反対側に
おいては、袖部(17)の係止穴(18)と突起(2
5)との係合によって結合されているので、これによっ
両コネクタハウジングの結合は凹溝(19)の長さだ
けスライドさせればよく、両コネクタハウジングの結合
作業性に優れ、高い部品精度を要する部位が少なくてよ
いため、金型の製作費および部品費が安価な組立式コネ
クタが得られる。また、袖部(17)には第2コネクタ
ハウジング(12)に設けられた端子収容室(21)と
対応する端子挿通孔(28)が第1のコネクタハウジン
グ(11)に設けられた端子挿通孔(28)と一体成形
されていることにより、結合され たコネクタハウジング
において端子挿通孔(28)のピッチずれやガタの発生
が未然に防止できる。
【0018】また両コネクタハウジングの組付もスライ
ド式によってワンタッチで組付けることができ、両コネ
クタハウジングの組立作業性も大幅に改善されるといっ
た効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の組立式コネクタを示した構造説明図。
【図2】本発明実施例である組立式コネクタの正面説明
図。
【図3】本発明実施例である組立式コネクタの側面説明
図。
【図4】本発明実施例である組立式コネクタの各コネク
タハウジングに接続端子を挿着したときの断面図。
【符号の説明】
11…第1のコネクタハウジング 12…第2のコネ
クタハウジング 13…端子収容室 14…バンド 15…二重係止杆 16…係止片 17…袖部 18…係止孔 19…凹溝 20…係止部 21…端子収容室 22…バンド 23…二重係止杆 24…係止片 25…突起 26…突条 27…相手係止部 28…端子挿通孔 29…接続端子 30…電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/514 H01R 13/516 H01R 13/46 H01R 23/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に接続端子(29)を収容する、断
    面形状が略矩形の第1のコネクタハウジング(11)と
    第2のコネクタハウジング(12)を有し、 該第1のコネクタハウジング(11)の下壁面には前記
    第2のコネクタハウジング(12)と係合する係止部
    (20)が、該下壁面の一端には前記第2のコネクタハ
    ウジング(12)の一端を係止する係止孔(18)およ
    び前記第2のコネクタハウジング(12)に設けられた
    端子収容室(21)と対応する端子挿通孔(28)を穿
    設した袖部(17)が、該袖部(17)と反対側の両側
    壁部内面の一部には前記下壁面と平行でかつ前記接続端
    子の挿入方向に延びる凹溝(19)がそれぞれ形成さ
    れ、 前記第2のコネクタハウジング(12)の上壁面には、
    前記係止部(20)に係合される相手係止部(27)
    が、該上壁面の一端には前記係止穴(18)内に挿入さ
    れる突起(25)が、該突起(25)と反対側の両側壁
    部外面には、前記凹溝(19)に嵌入される突条(2
    6)がそれぞれ形成されたことを特徴とする組立式コネ
    クタ。
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