JPH08287623A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JPH08287623A
JPH08287623A JP8027097A JP2709796A JPH08287623A JP H08287623 A JPH08287623 A JP H08287623A JP 8027097 A JP8027097 A JP 8027097A JP 2709796 A JP2709796 A JP 2709796A JP H08287623 A JPH08287623 A JP H08287623A
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Riyuusuke Horibe
隆介 堀邊
Masaharu Imura
正春 井村
Toshiyuki Shimada
敏幸 島田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相同期引き込みを確実にかつ高速に行うこ
と。 【解決手段】 再生信号の所定の周波数帯域を強調する
波形等化手段1と、波形等化手段1によって強調された
再生信号を所定のレベルで2値化することにより、その
強調された再生信号をデジタル信号に変換する2値化手
段2と、そのデジタル信号に含まれる特定パターンの周
期を検出して出力する周期検出手段4と、自走周期を有
する位相同期ループ手段5であって、その自走周期がそ
のデジタル信号のクロック成分の周期に実質的に一致す
るように周期検出手段4の出力に基づいてその自走周期
を制御し、そのデジタル信号のクロック成分を再生する
ことにより再生クロック信号を出力する位相同期ループ
手段5と、そのデジタル信号をその再生クロック信号で
同期化することにより、再生データとして出力する同期
化手段6とを備えた光ディスク再生装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル記録された
光ディスク媒体の再生信号から線速度周期を検出して位
相同期ループあるいは波形等化器を制御することによ
り、クロック再生のための位相同期ループ引き込みを容
易にする光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクの容量を最大限有効利用する
方法としてコンパクトディスク(Compact Di
sk)に見られるように線速度を一定にして記録媒体上
の記録密度を一様にする記録方式が多く用いられてい
る。線記録密度が一定となるようにマーク幅変調してデ
ジタル変調記録された光ディスク再生信号に対して位相
同期引き込みを行う場合、再生信号が有するクロック成
分の周波数と、位相同期ループ回路のクロック発生回路
の周波数が近接した状態で引き込みを開始しなければ再
生信号が有するクロック周波数とは違った周波数に疑似
引き込みする可能性が大きい。これを避けるため光ディ
スクの再生線速度検出や、変調信号に含まれるパルス幅
あるいはパルス間隔を検出して、ディスク回転速度の制
御や位相同期ループの自走周波数の制御を行うことによ
り、正常な位相同期引き込みを可能にしている。
【0003】例えば、図16に示すようなディスク再生
系がある。光ディスク28上には図17(a)に示すよ
うなデータが線記録密度が一定になるように記録されて
いる。記録されたデータは連続する0あるいは1が3個
以上11個以下に規制されたデータであるとする。例え
ば、EFM(Eight to Forteen Mo
dulation)のような変調方式である。再生手段
29で再生して得られる再生信号は低域濾波特性を示し
高周波数成分になるほど振幅が減少するため、これを補
正するために波形等化手段1において高周波数域の強調
を行う。高域強調された再生信号(図17(b))を2
値化手段2で所定のスライスレベルで2値化し、2値化
信号(図17(c))に変換する。ここで、このスライ
スレベルの最適値は記録マークサイズのばらつき等によ
り変化するが再生信号のDC成分に応じて自動調整され
る。
【0004】2値化信号入力があったときに電圧制御発
振器21出力との位相を位相比較器22で比較し、両者
の位相差に応じた位相誤差電圧を発生する。チャージポ
ンプ23で位相誤差電圧に応じた定電流のはき出しある
いは吸い込みを行い、ループフィルタ24でチャージポ
ンプ23の出力電流を電圧に変換すると同時に帯域制限
を行う。また、ループフィルタ24の出力電圧で電圧制
御発振器21の出力クロック周波数を可変させることに
より、位相同期ループを構成して入力2値化信号(図1
7(c))が有するクロック成分に位相同期したクロッ
ク(図17(d))を発生する。そして、同期化手段6
において2値化信号(図17(c))を同期クロック
(図17(d))で同期化し、同期クロックおよび同期
クロックで同期化した2値化信号データを出力する。
【0005】ただし、上に示した位相同期ループだけで
は同期引き込み開始時に電圧制御発振器21の自走周波
数が入力2値化信号の有するクロック周波数から大きく
離れていた場合には疑似引き込みする可能性がある。通
常、電圧制御発振器21の自走周波数に対し、2値化信
号が有するクロック周波数がおおよそ±5%にあれば確
実に位相同期引き込みが可能である。この範囲外である
と正常な引き込みができない可能性がある。よって第1
の引き込み補助手段として位相同期ループの外に11T
周期検出手段25を設けて2値化信号(図17(c))
に存在する11回連続する0記録あるいは1記録パター
ンの時間的周期を計測し、計測値が定常値よりも長けれ
ば電圧制御発振器の発振周波数が低くなるように、逆に
短ければ電圧制御発振器21の発振周波数が高くなるよ
うにチャージポンプから所定の電流をループフィルタに
注入あるいは吸入を行う。これを電圧制御発振器の発振
周波数が2値化信号が有するクロック成分の周波数にほ
ぼ一致するまで行うことで疑似同期することなく位相同
期引き込みを行うことができる。
【0006】また、第2の引き込み補助手段として6T
周期検出手段26を設けて2値化信号(図17(c))
に存在する(000111)あるいは(111000)
記録パターンの時間的周期を計測し、計測値が定常値よ
りも大きければモーター回転速度を早め、逆に短ければ
モーター回転速度を遅くして定常線速度に近づけること
により2値化信号が有するクロック成分の周波数が電圧
制御発振器の自走発振周波数にほぼ一致するようにして
疑似引き込みを解消している。ここで(000111)
あるいは(111000)記録パターン周期は、2値化
信号の立ち上がり間隔あるいは立ち下がり間隔の周期に
相当し、2値化手段2における2値化スライスレベルに
変動が生じても検出周期にほとんど影響しないため検索
シーク時など外乱に対しても強い検出ができる。これに
対し、第1の引き込み補助手段である11T周期検出手
段25は立ち上がりから立ち下がりあるいは立ち下がり
から立ち上がりまでの周期を検出するため2値化レベル
変動が生じると正しい検出ができなくなるが、検出周期
が長いため精度の悪化は小さい。
【0007】光ディスク媒体に記録された情報を高速に
検索しデータ再生を行う場合、ディスク再生信号に対し
位相同期引き込みの高速化が要求されてくる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上に述べた6
T周期検出の様に光ディスクの線速度周期を検出してデ
ィスク回転速度を制御するといった方法では回転速度が
整定するまでに時間がかかり、クロック再生のための位
相同期引き込みまでに時間を要することになる。また、
上に述べた11T周期検出の様に変調信号に含まれるパ
ルス幅あるいはパルス間隔を検出して定常値と大小比較
し、チャージポンプから所定の電流をループフィルタに
注入あるいは吸入を行って電圧制御発振器の自走周波数
を制御する方法では周波数を上げるか下げるかの2値的
な制御となり精度が良くない。
【0009】本発明の目的は、上記の欠点を解消し、光
ディスクの線速度周期を定量的に検出し、これをもとに
位相同期手段の同期クロック発生装置の自走周波数が、
再生信号を2値化して得られた信号が有するクロック成
分の周波数にほぼ一致するように制御することにより位
相同期引き込みを容易にかつ高速に行うものであり、さ
らに立ち上がり間隔と立ち下がり間隔の両方を検出情報
として使用することで検出頻度を高め、また再生信号の
欠落を検出して線速度検出出力をホールドすることで信
頼性を高めた光ディスク再生装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク再生
装置は、再生信号の所定の周波数帯域を強調する波形等
化手段と、該波形等化手段によって強調された再生信号
を所定のレベルで2値化することにより、該強調された
再生信号をデジタル信号に変換する2値化手段と、該デ
ジタル信号に含まれる特定パターンの周期を検出して出
力する周期検出手段と、自走周期を有する位相同期ルー
プ手段であって、該自走周期が該デジタル信号のクロッ
ク成分の周期に実質的に一致するように該周期検出手段
の出力に基づいて該自走周期を制御し、該デジタル信号
のクロック成分を再生することにより再生クロック信号
を出力する位相同期ループ手段と、該デジタル信号を該
再生クロック信号で同期化することにより、再生データ
として出力する同期化手段とを備えており、これにより
上記目的が達成される。
【0011】前記周期検出手段は、前記デジタル信号の
前記特定パターンのパルス幅あるいはパルス間隔をクロ
ックを用いて計数し、外部信号により該クロックを停止
させることにより計数された値をホールドしてもよい。
【0012】前記外部信号はディスクの欠陥検出信号で
あってもよい。
【0013】前記周期検出手段は、前記デジタル信号の
前記特定パターンのパルス幅あるいはパルス間隔をクロ
ックを用いて計数し、計数された値が所定の範囲内に入
ると該計測された値をホールドしてもよい。
【0014】前記周期検出手段は、前記再生信号の立ち
上がりエッジ間の第1間隔を計数する第1の計数手段
と、前記再生信号の立ち下がりエッジ間の第2間隔を計
数する第2の計数手段と、所定の期間ごとに該第1の計
数手段によって計数された第1間隔と該第2の計数手段
によって計数された第2間隔との和の最小値または最大
値を計算し、前記特定パターンの周期として出力する決
定手段とを備えていてもよい。
【0015】前記周期検出手段は、前記デジタル信号の
パルス幅あるいはパルス間隔を連続的に計数する計数手
段と、該計数手段によって直前に得られた計数結果を保
持する保持手段と、該計数手段の出力と該保持手段の出
力とを加算することにより、前記デジタル信号の2つの
連続するパルス幅あるいはパルス間隔の和を得る加算手
段と、所定の期間ごとに該加算手段の出力の最小値また
は最大値を計算し、前記特定パターンの周期として出力
する決定手段とを備えていてもよい。
【0016】前記周期検出手段は、前記デジタル信号の
パルス幅あるいはパルス間隔を連続的に計数する計数手
段と、所定の期間内に該計数手段によって得られたすべ
ての計数値のうち最大値を保持する最大値記憶手段であ
って、該最大値は、新たな最大値が検出されるたびに更
新される最大値記憶手段と、該最大値記憶手段によって
保持された最大値と計数手段によって得られる次の計数
値とを加算することにより、該最大値記憶手段における
該最大値の更新に応答して加算値を得る加算手段と、該
所定の期間ごと該加算値を前記特定パターンの周期とし
て出力する最大値検出手段とを備えていてもよい。
【0017】前記周期検出手段は、前記デジタル信号の
パルス幅あるいはパルス間隔を連続的に計数する計数手
段と、該計数手段によって直前に得られた計数結果を保
持する保持手段と、該計数手段の出力と該保持手段の出
力とを加算することにより、前記デジタル信号の2つの
連続するパルス幅あるいはパルス間隔の和を得る加算手
段と、所定の期間ごとに該加算手段の出力の最小値を計
算する第1決定手段と、該所定の期間ごと該計数手段の
出力の最大値を計算する第2決定手段と、該第1決定手
段の出力に基づいて、該第2決定手段の出力の範囲を推
定する推定手段と、該第2決定手段の出力が該第2決定
手段の出力の推定される範囲内である場合には、該第2
決定手段の出力をそのまま出力し、該第2決定手段の出
力が該第2決定手段の出力の推定される範囲外である場
合には、第2決定手段の出力を禁止し、直前に得られた
値を保持する禁止手段とを備えていてもよい。
【0018】前記波形等化手段によって強調される所定
の周波数帯域は、前記周期検出手段の出力に逆比例する
ように変動してもよい。
【0019】再生動作を開始時に、前記波形等化手段に
よって強調される所定の周波数帯域は、定常再生時に前
記波形等化手段によって強調される周波数帯域よりも高
くなるように一時的にシフトされてもよい。
【0020】内周から外周へのシーク時に、前記波形等
化手段によって強調される所定の周波数帯域は、定常再
生時に前記波形等化手段によって強調される周波数帯域
よりも高くなるように一時的にシフトされてもよい。
【0021】前記周期検出手段は、前記デジタル信号の
前記特定パターンの周期をクロックを用いて計数し、計
数された結果の分解能未満のオフセット値を加算あるい
は減算して出力してもよい。
【0022】前記クロックの周波数は、前記位相同期ル
ープ手段の自走周波数を設定するための最小分解能が前
記位相同期ループ手段の引き込み範囲内になるように設
定されてもよい。
【0023】上記構成により、光ディスク再生時の線速
度周期を検出して位相同期ループ手段の自走周波数が、
再生信号を2値化してデジタル化した信号が有するクロ
ック成分の周波数にほぼ一致するよう制御することによ
り位相同期引き込みを確実にかつ高速に行うことが可能
であり、また再生信号の欠落を検出して線速度検出出力
をホールドする機能を合わせ持つことで信頼性を高める
ことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明による光ディスク再生装置の実施の形態を説明する。
【0025】(実施の形態1)本発明による光ディスク
再生装置の実施の形態1について図1のブロック図を用
いて説明する。
【0026】図1において光ディスク再生信号を波形等
化手段1で高域を強調するような補正を施す。この信号
を2値化手段2において所定レベルで2値化を行いデジ
タル信号に変換する。
【0027】次に周期検出手段4において2値化手段2
で2値化されたデジタル信号の特定のパターンの周期を
高周波数のクロックでカウントを行う。高周波数クロッ
クの1周期の時間分解能で測定することができる。高周
波クロックの両エッジでカウントを行う場合には2分の
1周期の時間分解能可能である。
【0028】周期検出手段4で得られた結果は線速度に
反比例する情報すなわち再生信号が有するクロック周期
情報を持つため、これをもとに位相同期ループ手段5の
自走周波数が再生信号の有するクロック周波数にほぼ一
致するように設定する。
【0029】ここで、位相同期ループ手段5は、従来例
で述べたように位相比較器22、チャージポンプ23、
ループフィルタ24、電圧制御発振器21で構成されて
いる。一般的には電圧制御発振器21の入出力特性は図
19の実線に示す様に光ディスク定常再生時の発振周波
数を中心周波数f0として、入力電圧に応じて±Δfの
範囲で可変できるように設計される。この場合、光ディ
スク再生開始時点やシーク直後等、ディスク回転が整定
していない状態では2値化手段2から得られるデジタル
信号が有するクロック成分の周波数と電圧制御発振器2
1の発振周波数が大きく離れているため、位相同期する
ことがでない状態(以降、疑似引き込み状態と表現す
る)に陥ってしまう。従って、位相同期引き込みまでに
はモータ制御を行って定常回転付近に整定するのを待つ
必要があった。
【0030】しかし、周期検出手段4で得られた検出結
果は、再生信号が有するクロック周期情報を持つため、
この逆数を求めて周波数情報に変換し、電圧制御発振器
21の中心周波数f0がこれに比例するように図19の
破線に示す様に適応的に制御を行い、発振周波数が2値
化手段2から得られるデジタル信号が有するクロック成
分の周波数にほぼ一致するようにすれば、モータ回転の
整定を待つことなく高速に同期引き込みを完了すること
が可能である。
【0031】このようにすれば2値化手段2から得られ
るデジタル信号が持つクロック成分の周波数と位相同期
ループ手段5の自走周波数は近接するため疑似引き込み
することなく正常に引き込むことが可能である。自走周
波数の設定は電気的に行われるためディスクモータの回
転を合わせ込んでから同期引き込みを行うのに比べ同期
引き込み開始までの時間を短縮することが可能である。
また高分解能で自走周波数設定を行うため、位相同期ル
ープ手段5の自走周波数が再生信号の有するクロック周
波数にほとんど一致しているので周波数引き込み過程に
要する時間も短縮できる。
【0032】位相同期ループ手段5で得られた再生クロ
ック信号で、2値化手段2から得られるデジタル信号を
同期化手段6で同期化して再生データとして出力する。
【0033】なお、周期検出手段4はクロックを停止す
ることにより検出動作を停止させて検出値のホールド動
作を行うものであって良い。
【0034】例えば、図2のようにディスクのドロップ
アウト検出信号により、高周波数クロックの供給をオン
・オフさせるものであってよい。これにより、ディスク
の欠陥などにより検出値が乱れるのを防ぐことが出来
る。
【0035】なお、実施の形態1で述べた周期検出手段
4は、図3の様に特定パターン計数手段106と出力ホ
ールド手段7で構成され、出力ホールド手段7は特定パ
ターン計数手段106の計数値出力をモニターし、検出
結果が既定範囲外にある間はそのまま出力し、既定範囲
内に入った時点で出力をホールドし、これ以降は周期検
出手段4の検出結果によらず出力をホールドし続けるも
のであってよい。例えば、内周側にシークを行った直後
は図4に示すように周期検出値は大きな値を出力するが
この値に応じて位相同期ループ手段5の自走周波数を変
化させ再生信号が有するクロック周波数にほぼ一致する
ようにしておくことによりシーク後直ちに同期引き込み
が行われる。そして、同期引き込みが行われてからディ
スクモーター回転が定常状態に落ちつき、周期検出手段
4により検出される値が既定値内に入ると、周期検出手
段4出力を固定する。
【0036】これにより定常再生中にディスク欠陥等の
外乱によって周期検出が誤った値を出力し位相同期ルー
プ4の自走周波数が変化して同期クロック出力周波数が
揺らぐのを防止し、位相同期引き込み後の安定性を向上
させることができる。
【0037】なお、CD等では一定周期毎に同期をとる
ためにシンクパターンと呼ばれる11T、11Tの連続
パターン(ただしTは最小記録単位)が記録されてい
る。このパターンはデータ中には他に存在しない最大長
パターンであり、また一定周期毎に必ず1回存在すると
いった特徴を持つ。こうした場合、一定検出時間ごとに
データエッジの立ち上がりから立ち上がり、あるいは立
ち下がりから立ち下がりの時間を測定し、この最大値を
求めればディスク再生線速度情報を得ることができる。
【0038】よって、実施の形態1で述べた周期検出手
段4は、図5の様に2値化手段2より出力されるデジタ
ル信号の再生信号立ち上がり部の間隔を計数する第1計
数手段8と、立ち下がり部の間隔を計数する第2計数手
段9と、所定期間毎に第1計数手段8の出力結果と第2
計数手段9の計数結果の両方を含めた最小値(または最
大値)を出力する判断手段10で構成され、2つの連続
するパルス幅あるいはパルス間隔の和の最小値(または
最大値)を求めるものであって良い。これにより、立ち
上がりエッジ間隔あるいは立ち下がりエッジ間隔のみを
計数するのに比べ計数の頻度を倍に向上させることがで
きる。
【0039】なお、実施の形態1で述べた周期検出手段
4は、図6の様にデジタル信号を高周波数のクロックで
同期化し、そのパルス幅あるいはパルス間隔を連続的に
計数する計数手段11と、計数手段11で直前に得られ
た計数結果を保持する保持手段12と、計数手段11の
計数結果出力と保持手段12の保持データ出力を入力と
し、計数された2つの連続するパルス幅あるいはパルス
間隔結果を加算する加算手段14と、所定の期間毎に加
算手段出力の最小値(または最大値)を求める判断手段
10で構成され、2つの連続するパルス幅あるいはパル
ス間隔の和の最小値(または最大値)を求めるものであ
って良い。図5に示した構成では計数手段が2つ必要で
あったが、この方法では計数手段が1つで済むため回路
規模は小さくなる。
【0040】なお、実施の形態1で述べた周期検出手段
4は、図7の様にデジタル信号を高周波数のクロックで
同期化し、そのパルス幅あるいはパルス間隔を連続的に
計数する計数手段11と、所定検出周期毎に保持値がリ
セットされ所定検出周期の始めから計数手段の計数値の
最大値を検出するごとに更新して、これを保持する最大
値記憶手段13と、最大値記憶手段の記憶最大値が更新
された時には最大値記憶手段13に保持された値と計数
手段11で次に計数される計数値を加算しこの値を保持
出力する加算手段14と、所定検出周期の終わりでの加
算手段14の出力値を周期検出結果として出力する最大
周期出力手段15で構成され、最大パルス幅あるいはパ
ルス間隔と、次の最大パルス幅あるいはパルス間隔を加
えて出力するものであって良い。最大パルス幅あるいは
最大パルス間隔の後に特定のパルス幅あるいはパルス間
隔が位置する場合には、検出の精度を向上させることが
可能である。
【0041】図8の様に最大パルス幅が現れる毎に最大
値記憶手段13によって最大値を保持し、この値と次の
パルス幅の計数値を加算手段14で加算して、この値を
保持する。一定周期で保持された値を出力すると同時に
保持されていた値をリセットする。
【0042】例えば、再生信号に含まれる最大パルス幅
あるいはパルス間隔が14Tの幅を持ち、次に来るパタ
ーンが必ず4Tと決まっている様な場合、これらを足し
て検出することで検出精度は18/14倍になる。
【0043】なお、実施の形態1で述べた周期検出手段
4は、図9の様にデジタル信号を高周波数のクロックで
同期化し、そのパルス幅あるいはパルス間隔を連続的に
計数する計数手段11と、1つ前の計数結果を保持する
保持手段12と、計数手段11の計数結果出力と保持手
段12の保持データ出力を入力とし、計数された2つの
連続するパルス幅あるいはパルス間隔結果を加算する加
算手段14と、所定の期間毎に加算手段14の出力の最
小値を求める第1の判断手段16と、所定の期間毎に計
数手段11の出力の最大値を求める第2の判断手段17
と、第1の判断手段16の出力を入力とし第2の判断手
段17の出力範囲を推定する推定手段18と、第2の判
断手段17の出力および推定手段18の出力を入力とし
通常は第2の判断手段17の出力をバイパス出力し、第
2の判断手段17の出力が推定手段18で推定された範
囲外にあれば第2の判断手段17の出力を禁止して直前
の出力値を保持して、第2の判断手段17の出力が推定
手段18で推定された範囲内に入ると再び第2の判断手
段17の出力をバイパス出力する禁止手段19により構
成され、通常は検出精度の高い第2判断手段出力を出力
し、第2判断手段出力が誤っている可能性のあると検出
誤りの少ない第1の判断手段出力をもとにして判断され
た場合には出力をホールドするものであって良い。第1
の判断手段16の方が第2の判断手段17よりも検出誤
り率が少ないが、検出精度は第2の判断手段の方が高い
場合に検出精度を高精度に保ちながらエラーに対しても
強い周期検出が可能である。
【0044】例えば、光ディスクにEFM変調して記録
すなわち3T〜11Tの幅のパターンがT刻みで記録さ
れていたとする。そして、第1の判断手段が記録パター
ンの最小値となる[3T,3T]パターンの検出を行
い、第2の判断手段が記録パターンの最大値となる[1
1T]パターンの検出を行うとする。いずれの判断手段
ともディスク再生線速度情報を求めるものであるが、第
1の検出手段は検出精度は低いが信頼性が高く、一方、
第2の検出手段は検出精度は高いが信頼性が低いといっ
た特徴があった場合、信頼性の高い第1の判断手段から
第2の判断手段出力値を常時予測(例えば11/6倍し
た値を演算して求める)しておき、第2の判断手段出力
値が予測値に近似していれば第2の判断手段出力値をそ
のまま出力し、予測値から外れているときには検出エラ
ーと見なして直前の値を保持すれば、精度と信頼性を両
立できる。
【0045】また、ここでは2つの連続するパルス幅あ
るいはパルス間隔結果を加算して所定の期間毎に最小値
を求める方法を用いたが図5で示したように再生信号立
ち上がり部の間隔と、立ち下がり部の間隔を独立に計数
し、所定期間毎に両方を含めた最小値を求めるものであ
って良い。また、第2の判断手段17入力は所定の期間
毎に加算手段14の出力の最大値を求めるものであって
も良い。
【0046】(実施の形態2)本発明による光ディスク
再生装置の第2の実施の形態について図10のブロック
図を用いて説明する。光ディスク再生信号を波形等化手
段1で高域を強調するような補正を施す。高域強調され
た信号を2値化手段2において一定のレベルで2値化を
行いデジタル信号に変換する。
【0047】次に周期検出手段4において2値化手段2
で2値化されたデジタル信号の特定のパターンの周期を
高周波数のクロックでカウントを行う。ここでは特定パ
ターンの時間的長さを高周波数クロックの1周期の最低
分解能で測定することができる。高周波クロックの両エ
ッジでカウントする場合には2分の1周期の分解能とな
る。
【0048】光ディスク再生時における、再生信号帯域
は再生線速度が早ければこれに比例して帯域は広がり、
逆に線速度が遅ければ狭くなる。また、周期検出手段4
の出力は線速度の周期情報であり、線速度に反比例した
値である。図10に示すように、周期検出手段4から出
力される線速度周期検出結果の逆数を逆数演算手段20
で演算して周波数情報に変換して出力し、これに比例す
るよう波形等化手段1の高周波数強調帯域を変化させる
ことにより、波形等化の最適化を行うことができる。
【0049】また、周期検出手段4で得られた結果は線
速度情報すなわち再生信号が有するクロック周波数情報
を持つため、これをもとに位相同期ループ手段5の自走
周波数が再生信号の有するクロック周波数にほぼ一致す
るように設定する。このようにすれば2値化手段2から
得られるデジタル信号が持つクロック成分の周波数と位
相同期ループ手段5の同期クロック周波数は近いため疑
似引き込みすることなく正常に引き込むことが可能であ
る。こうして位相同期ループ手段5で得られた再生クロ
ック信号で2値化手段2から得られるデジタル信号を同
期化手段6で同期化して再生データとして出力する。
【0050】また、位相同期ループ手段5は逆数演算手
段20の演算出力を入力とし、これに比例するように位
相同期ループの自走周波数を設定し、2値化デジタル信
号が有するクロック周波数にほぼ一致するようにするも
のであって良い。
【0051】また、実施の形態1あるいは2において、
波形等化手段1の高域強調の周波数特性が図11の
(A)に示すような特性を示す場合に光ディスクの線速
度が定常状態よりも早ければ、信号周波数の帯域が波形
等化手段の通過帯域を超えてしまう可能性がある(図1
1のCLV速の状態)。ディスク再生開始時にはディス
ク回転が定常状態に無いため再生信号の周波数帯域が波
形等化手段の通過帯域を超えてしまう可能性がある。よ
って、波形等化手段1は、図12に示すように再生開始
信号を外部信号として得ることにより高域の強調帯域を
図11の(B)に示すように強制的に通常再生時よりも
高域側に移すことにより信号周波数成分の欠落を防止す
るものであって良い。
【0052】また、実施の形態1あるいは2において、
波形等化手段1の高域強調の周波数特性が図11の
(A)に示すような特性を示す場合に光ディスクの線速
度が定常状態よりも早ければ、再生信号の周波数帯域が
波形等化手段の通過帯域を超えてしまう可能性がある
(図11のCLV速の状態)。特に、ディスク内周から
外周へシークするときに、モータの回転が定常回転に収
束するまでに時間を要するため、シーク直後は信号周波
数の帯域が波形等化手段の通過帯域を超えてしまう可能
性が高い。よって、波形等化手段1は、図13に示すよ
うに光ディスクの内周から外周へのシーク信号を外部信
号として得ることにより高域の強調帯域を図11の
(B)に示すように強制的に通常再生時よりも高域側に
移すことにより信号周波数成分の欠落を防止するもので
あって良い。
【0053】また、周期検出手段4において2値化手段
2で2値化されたデジタル信号の特定パターンの周期を
高周波数のクロックでカウントを行う。ここでは特定パ
ターンの時間的長さが高周波数クロックの1周期の最低
分解能(=1LSB)で測定される。ただし、高周波ク
ロックの両エッジでカウントを行う場合には2分の1周
期の分解能となる。
【0054】図14に周期検出手段4の入力である特定
パターンの時間的長さと、周期検出手段4の検出出力の
関係を実線で示している。周期検出手段4の検出方法を
高周波数クロックでカウントする方法をとれば、このよ
うに階段状に変化することになる。また、破線は理想の
検出カーブである。実線と破線からの誤差は最大でカウ
ンタの最下位ビットに対応する1LSBだけ生じること
になる。一方、図15の様に出力値に対し(1/2)L
SBのオフセットを加えることにより、破線からの誤差
が最大(1/2)LSBに抑えることができる。ここで
のオフセット量1LSB以下であれば、(1/2)LS
B以外でも構わない。
【0055】なお、実施の形態1、2で述べたドロップ
アウト検出手段3は図18に示すように光ディスクの記
録部を横断するときに発生するトラッキングエラー信号
を所定レベルで2値化して信号無記録部横断時を判断
し、これを再生信号の欠落情報の一部として用いても構
わない。
【0056】なお、以上の実施の形態では線速度一定で
記録されたディスクを線速度一定で再生する場合につい
て述べたが、本発明の方法を用いれば位相同期ループ手
段5の発振周波数を再生レートに応じて適応的に変化さ
せることが可能であるため、再生は線速度一定でなくて
も構わない。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、光ディスク再生時の線
速度周期を検出して位相同期ループ手段の自走周波数
が、再生信号を2値化してデジタル化した信号が有する
クロック成分の周波数にほぼ一致するよう制御すること
により位相同期引き込みを確実にかつ高速に行うことが
可能であり、また再生信号の欠落を検出して線速度検出
出力をホールドする機能を合わせ持つことで信頼性を高
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスク再生装置の実施の形態
1の構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1における周期検出手段4の構成を
示すブロック図である。
【図3】実施の形態1における周期検出手段4の他の構
成を示すブロック図である。
【図4】実施の形態1における周期検出手段4の出力値
を示すグラフである。
【図5】実施の形態1における周期検出手段4の他の構
成を示すブロック図である。
【図6】実施の形態1における周期検出手段4の他の構
成を示すブロック図である。
【図7】実施の形態1における周期検出手段4の他の構
成を示すブロック図である。
【図8】図7に示される周期検出手段4の動作を示すタ
イミングチャートである。
【図9】実施の形態1における周期検出手段4の他の構
成を示すブロック図である。
【図10】本発明による光ディスク再生装置の実施の形
態2の構成を示すブロック図である。
【図11】波形等化手段1の周波数特性と信号周波数帯
域を示すグラフである。
【図12】波形等化手段1の構成を示すブロック図であ
る。
【図13】波形等化手段1の他の構成を示すブロック図
である。
【図14】周期検出手段4の通常の出力値のグラフであ
る。
【図15】周期検出手段4の出力値にオフセットを持た
せたグラフである。
【図16】従来の光ディスク再生装置の構成を示す図で
ある。
【図17】従来の光ディスク再生装置の記録データおよ
び波形である。
【図18】信号記録の有無とトラッキングエラー信号で
ある。
【図19】本発明における電圧制御発振器21の入出力
特性を示す図である。
【符号の説明】
1 波形等化手段 2 2値化手段 3 ドロップアウト検出手段 4 周期検出手段 5 位相同期ループ手段 6 同期化手段 21 電圧制御発振器 22 位相比較器 23 チャージポンプ 24 ループフィルタ 27 ディスクモータ駆動手段 28 光ディスク 29 再生手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生信号の所定の周波数帯域を強調する
    波形等化手段と、 該波形等化手段によって強調された再生信号を所定のレ
    ベルで2値化することにより、該強調された再生信号を
    デジタル信号に変換する2値化手段と、 該デジタル信号に含まれる特定パターンの周期を検出し
    て出力する周期検出手段と、 自走周期を有する位相同期ループ手段であって、該自走
    周期が該デジタル信号のクロック成分の周期に実質的に
    一致するように該周期検出手段の出力に基づいて該自走
    周期を制御し、該デジタル信号のクロック成分を再生す
    ることにより再生クロック信号を出力する位相同期ルー
    プ手段と、 該デジタル信号を該再生クロック信号で同期化すること
    により、再生データとして出力する同期化手段とを備え
    た光ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】 前記周期検出手段は、前記デジタル信号
    の前記特定パターンのパルス幅あるいはパルス間隔をク
    ロックを用いて計数し、外部信号により該クロックを停
    止させることにより計数された値をホールドする、請求
    項1に記載の光ディスク再生装置。
  3. 【請求項3】 前記外部信号はディスクの欠陥検出信号
    である、請求項2に記載の光ディスク再生装置。
  4. 【請求項4】 前記周期検出手段は、前記デジタル信号
    の前記特定パターンのパルス幅あるいはパルス間隔をク
    ロックを用いて計数し、計数された値が所定の範囲内に
    入ると該計測された値をホールドする、請求項1に記載
    の光ディスク再生装置。
  5. 【請求項5】 前記周期検出手段は、 前記再生信号の立ち上がりエッジ間の第1間隔を計数す
    る第1の計数手段と、 前記再生信号の立ち下がりエッジ間の第2間隔を計数す
    る第2の計数手段と、 所定の期間ごとに該第1の計数手段によって計数された
    第1間隔と該第2の計数手段によって計数された第2間
    隔との和の最小値または最大値を計算し、前記特定パタ
    ーンの周期として出力する決定手段とを備えている、請
    求項1、2および3のいずれかに記載の光ディスク再生
    装置。
  6. 【請求項6】 前記周期検出手段は、 前記デジタル信号のパルス幅あるいはパルス間隔を連続
    的に計数する計数手段と、 該計数手段によって直前に得られた計数結果を保持する
    保持手段と、 該計数手段の出力と該保持手段の出力とを加算すること
    により、前記デジタル信号の2つの連続するパルス幅あ
    るいはパルス間隔の和を得る加算手段と、 所定の期間ごとに該加算手段の出力の最小値または最大
    値を計算し、前記特定パターンの周期として出力する決
    定手段とを備えている、請求項1、2および3のいずれ
    かに記載の光ディスク再生装置。
  7. 【請求項7】 前記周期検出手段は、 前記デジタル信号のパルス幅あるいはパルス間隔を連続
    的に計数する計数手段と、 所定の期間内に該計数手段によって得られたすべての計
    数値のうち最大値を保持する最大値記憶手段であって、
    該最大値は、新たな最大値が検出されるたびに更新され
    る最大値記憶手段と、 該最大値記憶手段によって保持された最大値と計数手段
    によって得られる次の計数値とを加算することにより、
    該最大値記憶手段における該最大値の更新に応答して加
    算値を得る加算手段と、 該所定の期間ごと該加算値を前記特定パターンの周期と
    して出力する最大値検出手段とを備えている、請求項
    1、2および3のいずれかに記載の光ディスク再生装
    置。
  8. 【請求項8】 前記周期検出手段は、 前記デジタル信号のパルス幅あるいはパルス間隔を連続
    的に計数する計数手段と、 該計数手段によって直前に得られた計数結果を保持する
    保持手段と、 該計数手段の出力と該保持手段の出力とを加算すること
    により、前記デジタル信号の2つの連続するパルス幅あ
    るいはパルス間隔の和を得る加算手段と、 所定の期間ごとに該加算手段の出力の最小値を計算する
    第1決定手段と、 該所定の期間ごと該計数手段の出力の最大値を計算する
    第2決定手段と、 該第1決定手段の出力に基づいて、該第2決定手段の出
    力の範囲を推定する推定手段と、 該第2決定手段の出力が該第2決定手段の出力の推定さ
    れる範囲内である場合には、該第2決定手段の出力をそ
    のまま出力し、該第2決定手段の出力が該第2決定手段
    の出力の推定される範囲外である場合には、第2決定手
    段の出力を禁止し、直前に得られた値を保持する禁止手
    段とを備えている、請求項1、2および3のいずれかに
    記載の光ディスク再生装置。
  9. 【請求項9】 前記波形等化手段によって強調される所
    定の周波数帯域は、前記周期検出手段の出力に逆比例す
    るように変動する、請求項1に記載の光ディスク再生装
    置。
  10. 【請求項10】 再生動作を開始時に、前記波形等化手
    段によって強調される所定の周波数帯域は、定常再生時
    に前記波形等化手段によって強調される周波数帯域より
    も高くなるように一時的にシフトされる、請求項1およ
    び8のいずれかに記載の光ディスク再生装置。
  11. 【請求項11】 内周から外周へのシーク時に、前記波
    形等化手段によって強調される所定の周波数帯域は、定
    常再生時に前記波形等化手段によって強調される周波数
    帯域よりも高くなるように一時的にシフトされる、請求
    項1および8のいずれかに記載の光ディスク再生装置。
  12. 【請求項12】 前記周期検出手段は、前記デジタル信
    号の前記特定パターンの周期をクロックを用いて計数
    し、計数された結果の分解能未満のオフセット値を加算
    あるいは減算して出力する、請求項1および8のいずれ
    かに記載の光ディスク再生装置。
  13. 【請求項13】 前記クロックの周波数は、前記位相同
    期ループ手段の自走周波数を設定するための最小分解能
    が前記位相同期ループ手段の引き込み範囲内になるよう
    に設定される、請求項2および3のいずれかに記載の光
    ディスク再生装置。
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WO2006093119A1 (ja) * 2005-03-02 2006-09-08 Pioneer Corporation 情報再生装置、情報再生方法及び情報再生用プログラム並びに情報記録媒体
WO2007037318A1 (ja) * 2005-09-28 2007-04-05 Nec Corporation 位相同期装置、方法、及び、光ディスク装置

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