JPH08285935A - レーダ方位補間回路 - Google Patents

レーダ方位補間回路

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JPH08285935A
JPH08285935A JP7110249A JP11024995A JPH08285935A JP H08285935 A JPH08285935 A JP H08285935A JP 7110249 A JP7110249 A JP 7110249A JP 11024995 A JP11024995 A JP 11024995A JP H08285935 A JPH08285935 A JP H08285935A
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JP
Japan
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azimuth
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radar
interpolation
signal
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JP7110249A
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Takanori Kozuka
孝徳 小塚
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Nippon Avionics Co Ltd
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Nippon Avionics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーダ方位値算出精度向上可能なレーダ方位
補間回路を提供する。 【構成】 レーダ装置から出力される方位基準信号と方
位変化信号の2つの信号を用いて、タイミング制御部で
前記方位変化信号間を適宜な間隔で分割可能なクロック
CKおよびタイミング信号を生成し、前記方位変化信号
が入力される度にその時点の補助カウンタのカウント値
を補間基準値としてレジスタに保持したのち、補助カウ
ンタをリセットし、再度カウントを開始し、補間値算出
部でこのカウント値を前記補間基準値で除算して補間値
を算出して前記方位変化信号でカウントして得られた方
位値の下位データとして合成してレーダ方位値としてレ
ーダ方位の算出精度を向上させるレーダ方位補間回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーダ方位算出に係
り、特にレーダ方位算出の精度向上を可能とするレーダ
方位補間回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アンテナが回転するレーダの多くは、方
位基準信号と方位変化信号の2種類のパルス信号でアン
テナの向きを外部に出力している。この方位基準信号
は、アンテナが1回転する間に1回、基準方位(例え
ば、北)を向く度に発生する。また、前記方位変化信号
は、アンテナが一定角度回転する度に発生する。例え
ば、アンテナが1回転する間に前記方位変化信号が36
0回発生している場合は、1度毎に1回発生しているこ
とになる。従来、レーダの方位算出は前記基準方位から
前記方位変化信号の数をカウントすることで実現してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来からの方法では、前記方位変化信号の間隔より
細かい精度ではレーダの方位を知ることができないとい
う欠点があった。本発明は、上記課題を解決するために
なされたもので、カウンタを使用して前記方位変化信号
間を適宜な間隔で分割可能なクロックで細かくカウント
して前記方位変化信号未満のレーダの方位データを算出
するレーダ方位補間回路を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、レーダから出
力される方位基準信号と方位変化信号からレーダの向き
を算出するレーダ方位回路において、レーダ方位値をカ
ウントする方位カウンタと、前記方位変化信号間を適宜
な時間間隔に分割できるクロック信号を生成し、前記方
位変化信号とクロック信号からタイミング信号を生成す
るタイミング制御部と、前記タイミング制御部からの制
御のもとに、前記方位変化信号が入力される度に補助値
をカウントする補助カウンタと、前記タイミング制御部
からの制御のもとに、この補助カウンタの最大値をラッ
チするレジスタと、このレジスタにラッチされた補助値
で前記補助カウンタのカウント値を除算して前記レーダ
方位値の補間値を算出する補間値算出部とを有するもの
である。
【0005】
【作用】本発明によれば、前記方位変化信号間を適宜な
間隔で分割可能なクロックで細かくカウントして、その
結果をもとに補間値を算出して前記方位変化信号でカウ
ントして得られた方位値の下位データとして合成してレ
ーダ方位値とするのでレーダ方位の算出精度を向上でき
る。
【0006】
【実施例】図1は本発明の1実施例を示すレーダ方位補
間回路のブロック図、図2はこのレーダ方位補間回路の
動作を説明するタイミングチャート図である。図1に示
すように、方位カウンタ1、補助カウンタ2、補間値算
出部3、タイミング制御部4、およびレジスタ5から構
成される。レーダの方位はレーダ(図示せず。)からの
方位基準信号S1と方位変化信号S2から算出する。
【0007】タイミング制御部4は方位変化信号S2間
を適宜な間隔で分割するクロックCKを生成し、方位変
化信号S2とクロックCKから補助カウンタ2をリセッ
トするリセット信号RSTとレジスタ5に補助カウンタ
2のカウント値をラッチするラッチ信号LTを生成して
全体を制御するタイミング制御部である。方位カウンタ
1は方位基準信号S1と方位変化信号S2を受けて、方
位基準信号S1によりリセットされ、方位変化信号S2
によりカウントアップされ、レーダ方位値の上位ビット
ARGを生成し、補助カウンタ2は方位変化信号S2が
入力される度にリセット信号RSTでリセットされ、ク
ロックCKによりカウントアップされ、レーダ方位値の
補助値AX1を生成する。
【0008】レジスタ5は補助カウンタ2からのレーダ
方位値の補助値AX1を方位変化信号S2が入力される
度にラッチ信号LTでラッチし、レーダ方位値の補助値
AX1の最大値を補間基準値D1として保持するレジス
タ、補間値算出部3はレジスタ5に保持された補間基準
値D1と補助カウンタ2のレーダ方位値の補助値AX1
を受けて、レーダ方位値の補助値AX1を補間基準値D
1で除算し、得られた商が1未満の場合はそのまま、1
以上の場合は1以上になる直前の商を前記レーダ方位値
の下位ビットとなる補間値AUXとして生成する。1以
上の商をそのまま下位ビットとして使用しないのは、商
が1以上の場合は方位変化信号S2が来てないにもかか
わらず方位変化信号S2が来たことに相当するので、こ
のような不都合を回避するためである。
【0009】図2において、S1は方位基準信号、S2
は方位変化信号、LTは補助カウンタ2のカウントの最
大値をレジスタ5にラッチするラッチ信号、RSTは補
助カウンタ2のカウンタをリセットするリセット信号、
AX1は補助カウンタ2のカウント値、AUXは補間値
算出部3から得られる方位変化信号S2間隔内を適宜な
間隔で分割した補間値であるレーダ方位値の下位デー
タ、ARGは方位変化信号S2間隔を基準単位とするレ
ーダ方位値の上位データである。
【0010】図1および図2に基づいて、本発明のレー
ダ方位補間回路の動作を説明する。前述したように、レ
ーダの方位はアンテナの回転に従ってレーダで生成され
る方位基準信号S1および方位変化信号S2を用いて算
出する。方位基準信号S1は方位カウンタ1に入力さ
れ、方位変化信号S2はタイミング制御部4に入力され
る。周知のように、図2(G)に示すように方位カウン
タ1は方位基準信号S1でリセットされ、方位変化信号
S2でカウントアップされるので、基準方位を起点に方
位変化信号S2が出力されるタイミングであるアンテナ
の一定回転角度単位でレーダの向きを算出できる。この
方位カウンタ1のカウント値をレーダ方位値の上位デー
タARGとする。
【0011】次に、本発明のレーダ方位補間値の生成に
ついて説明する。タイミング制御部4では、方位変化信
号S2の後縁を検出して、図2(C)に示すように補助
カウンタ2がリセットされる直前に補助カウンタ2のカ
ウント最大値をレジスタ5に補間基準値D1としてラッ
チするラッチ信号LTを、図2(D)に示すように補助
カウンタ2をリセットするリセット信号RSTを生成す
る。
【0012】続いて、具体的に補間値生成について説明
する。前述したように、補助カウンタ2は、方位変化信
号S2が入力される度にリセット信号RSTでリセット
され、クロックCKでカウントアップする動作を繰り返
しているので、方位変化信号S2が入力されると、補助
カウンタ2は、図2(E)に示すように、それまで前回
の方位変化信号S2が入力された後にカウントアップさ
れたカウント値mとなっている(図2−(1))。ここ
で、図2(C)に示すようなラッチ信号LTでこのカウ
ント値mは補間基準値D1としてレジスタ5に保持され
る。次に、図2(D)に示すようなリセット信号RST
で補助カウンタ2はリセットされ、図2(E)に示すよ
うにクロックCKにてカウントアップが開始され、次の
方位変化信号S2が入力されるまでカウントアップが続
けられる。このカウント値AX1は補間値算出部3に入
力され、図2(F)に示すように、保持されている補間
基準値D1(この場合はm)で除算されて、レーダ方位
値の下位データとなる補間値AUXが生成される(図2
−(2))。前述したように、アンテナが1回転する間
に方位変化信号S2が360回発生しているものとすれ
ば、従来の方法では、1度単位でしかレーダ方位を算出
できないが、例えば方位変化信号間を60分割した単位
で補間値AUXを算出すれば、1分単位で算出できるこ
とになる。
【0013】アンテナの回転速度が一定である場合は、
補間基準値D1は常に一定の値となり、補間値AUXは
正確に算出することができる。レーダは運用開始時、ア
ンテナ回転速度変更時、および運用終了時にはアンテナ
の回転速度が変化するので、方位変化信号S2は常に一
定時間間隔で発生するわけではないが、アンテナの回転
速度は漸増または漸減するというように滑らかに変化す
ることが分かっているから、前述したように方位変化信
号S2が入力される度に補間基準値D1を更新すること
により補間値算出部3で算出されるレーダ方位値の下位
ビットである補間値AUXの精度が大きく悪くなること
はない。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、以上説明したように、
常時方位変化信号S2が入力される度に補間基準値が更
新されるので、アンテナの回転速度が一定となっている
場合だけでなく、レーダの運用開始時、運用終了時、お
よびアンテナ回転速度変更時などのアンテナの回転速度
が変化している場合でも、アンテナの回転速度の変動は
漸増または漸減するので、問題なく方位変化信号S2未
満のレーダ方位を算出できる。従って、方位変化信号S
2間を適宜な間隔の分割可能なクロックで細かくカウン
トして、その結果をもとに補間値AUXを算出して方位
変化信号S2でカウントして得られた方位値ARGの下
位データとして合成してレーダ方位値とするのでレーダ
方位算出精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示すレーダ方位補間回路の
ブロック図である。
【図2】図1のレーダ方位補間回路の動作を説明するタ
イミングチャート図である。
【符号の説明】
1 方位カウンタ 2 補助カウンタ 3 補間値算出部 4 タイミング制御部 5 レジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーダから出力される方位基準信号と方
    位変化信号からレーダの向きを算出するレーダ方位回路
    において、 レーダ方位値をカウントする方位カウンタと、 前記方位変化信号間を適宜な時間間隔に分割できるクロ
    ック信号を生成し、前記方位変化信号とクロック信号か
    らタイミング信号を生成するタイミング制御部と、 前記タイミング制御部からの制御のもとに、前記方位変
    化信号が入力される度に補助値をカウントする補助カウ
    ンタと、 前記タイミング制御部からの制御のもとに、この補助カ
    ウンタの最大値をラッチするレジスタと、 このレジスタにラッチされた補助値で前記補助カウンタ
    のカウント値を除算して前記レーダ方位値の補間値を算
    出する補間値算出部とを有することを特徴とするレーダ
    方位補間回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014224787A (ja) * 2013-05-17 2014-12-04 日本無線株式会社 方位パルス信号変換装置

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