JPH08283059A - 下地調整用組成物 - Google Patents

下地調整用組成物

Info

Publication number
JPH08283059A
JPH08283059A JP10698195A JP10698195A JPH08283059A JP H08283059 A JPH08283059 A JP H08283059A JP 10698195 A JP10698195 A JP 10698195A JP 10698195 A JP10698195 A JP 10698195A JP H08283059 A JPH08283059 A JP H08283059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
polymer
cement
weight
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10698195A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Mori
大介 森
Toyoyuki Kubokawa
豊之 窪川
Masanobu Kakizawa
正伸 柿沢
Hiroaki Matsusato
広昭 松里
Hiroshi Haniyu
宏 羽生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Nihon Cement Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Cement Co Ltd filed Critical Nihon Cement Co Ltd
Priority to JP10698195A priority Critical patent/JPH08283059A/ja
Publication of JPH08283059A publication Critical patent/JPH08283059A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • C04B28/04Portland cements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/10Accelerators; Activators
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/72Repairing or restoring existing buildings or building materials

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間で仕上塗材による施工が可能な水分率
となり、下地との接着性が良く、温度、膨脹ひび割れが
生ぜず、十分な塗膜強さのある下地調整用組成物を提供
する。 【構成】 カルシウムアルミネート系鉱物50〜80重
量%と無機硫酸塩50〜20重量%とからなる急硬成分
35〜150重量部に対し、ポルトランド系セメント1
00重量部を混合したセメント組成物100重量部に対
して、骨材を75〜300重量部、及びアクリル樹脂系
エマルション、エポキシ樹脂系エマルション、酢酸ビニ
ル樹脂系エマルション、合成ゴム樹脂系エマルション、
アクリル系粉末ポリマー又は酢酸ビニル系粉末ポリマー
の内の1又は複数からなるポリマーを固形分換算で5〜
50重量部配合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、急硬性を有するセメン
ト組成物に骨材及びポリマーを配合した下地調整用組成
物に関し、更に詳しくは、建築物の床、屋上、開放廊
下、ベランダ、壁等の補修、仕上げ及び防水工事の際に
平滑な面を形成でき、乾燥が早く、仕上材及び防水材等
の施工が短期間で可能となり、しかも下地との接着がよ
く、ひびわれを起さない下地調整用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、下地調整用組成物には、無機質粉
末にポリマーエマルション、骨材及び各種添加剤等を配
合した下地調整用組成物や、ポルトランドセメントに骨
材、ポリマーエマルション及び各種添加剤等を配合した
JIS A 6916に規定されているセメント系下地
調整用組成物がある。
【0003】これらは、補修、仕上げ及び防水工事の際
に、防水材、床材、内外壁用仕上塗材等の施工に適し
た、平滑な下地を作るために使用され、コテ、ローラ
ー、はけ等で塗布するのが一般的であり、使用する目的
としては、下地の凹凸や不陸を無くすこと、下地からの
蒸気などを防止すること、下地と防水材、仕上材等との
接着を良くすることである。
【0004】また、従来、ポリマーセメントモルタルに
急硬性を有するセメントを配合した組成物が知られてお
り、例えば特開昭55−23075公報、特開昭59−
232950号公報、特開昭59−232951号公
報、特開昭60−215587号公報、特開平2−59
460号公報、特開平3−177346号、特開平4−
50150号公報、特開平4−132648号公報、特
開平4−300231号公報、特開平4−50150号
公報、特開平3−50146号公報に示されているもの
がある。
【0005】これらは、主に仕上工事、補修工事及びタ
イル等を下地と接着するのに使用される。なお、セメン
トの組成はポルトランド系セメント、カルシウムアルミ
ネート系鉱物及び無機硫酸塩からなるものが主である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
下地調整用組成物の施工では、塗膜は1〜2mm程度であ
るが、厚さが不均一となるのが常であり、大きな不陸が
ある場合には、部分的には10mm程度になることもあ
る。特に改修工事の場合にはこの傾向が顕著にみられ
る。
【0007】また、従来の下地調整用組成物の水分率の
低下が、セメントの硬化によるものより、水分の乾燥に
よるものであるため、従来の急硬性を有するセメントを
配合した組成物を用いて下地の凹凸を平滑にする場合、
塗膜の薄い部分は乾燥が早く、厚い部分は乾燥が遅くな
り、乾燥が不均一となってひび割れが生じやすいという
問題があった。
【0008】かかる問題を解消する必要から、下地調整
をする面に不陸がある場合、先ずその部分に下地調整用
組成物を塗布して周囲との段差をなくし、次に下地調整
をする全面に下地調整用組成物を均等な厚さで塗布する
という2度の塗布が必要であった。
【0009】一方、急硬性をもつ組成物を使用すれば強
度発現が早くなるのでひびわれが防止でき、1度塗りで
施工も可能となるであろうが、従来下地調整用では急硬
性の調整が難しく、急硬性が不足してひびわれが起き、
また、逆に急硬性が高いために温度ひびわれを生じ、更
に、カルシウムアルミネート系鉱物と石膏の成分のAl
2 3 /SO4 比がモル比で1未満のために、エトリン
ガイトが過剰に生成し、組成物が膨脹してひびわれが発
生する等の問題があった。
【0010】また一般に、建築防水工事においては、ウ
レタンなどのメンブレン防水層の塗布に際し、塗布後の
下地からの水分の突き上げ等によりおこる防水材の膨れ
を防ぐために、下地が十分に乾燥して、水分率が十分に
少なくなっている必要があり(日本建築学会建築工事標
準仕様書・同解説、JASS 8 防水工事の8.1.
2のb項)、また仕上塗材による仕上げ施工可能な下地
の表面の水分率は、具体的には8%以下であることが必
要である(日本建築学会建築工事標準仕様書・同解説、
JASS 23 吹付け工事の3.2(5))。
【0011】しかし、従来の下地調整用組成物は、その
塗り厚や施工時の気象条件及び適用下地にもよるが、塗
布してから次工程にかかるまでに数日間を要していた。
そのため、必然的に工事期間が長くなり、工事費が高く
なるという問題を生じるだけでなく、特に、併用中の建
築物の開放廊下やベランダの改修では、その間居住者に
不便を強いなければならないという欠点があった。
【0012】そこで、工事期間を1日の労働時間(8時
間)程度に短縮することとすると、下地調整を行う面の
処理(2時間)、下地調整の作業及び下地調整後の仕上
工事(2時間)にかかる時間を加味すると、下地調整用
組成物は施工後4時間で塗膜表面の水分率が8%以下に
なり、かつ歩行や次工程の作業が出来るように塗膜の強
さを有していることが必要である。しかも、下地調整用
組成物の塗膜は、下地との接着(付着)がよいこと及び
ひびわれが生じないことが最低限必要である。
【0013】このような従来の状況にかんがみ、本発明
者らは、従来の下地調整用組成物の配合の種々の問題を
検討し、急硬性ポリマーセメントモルタルにおいて、そ
の構成材料と配合割合を特定することにより、1日(8
時間)にて施工するに必要な施工後4時間で塗膜表面の
水分率が8%以下となること、下地との接着性が良いこ
と、温度ひびわれ、膨脹ひびわれを生じないこと、十分
な塗膜の強さを有していること、及び1度塗りで良いこ
と等の条件を満足する下地調整用組成物の配合を見出だ
し、本発明を完成した。
【0014】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の特徴
は、セメント組成物に骨材とポリマーを配合してなる下
地調整用組成物において、前記セメント組成物に、カル
シウムアルミネート系鉱物と無機硫酸塩からなる急硬成
分が含まれることにあり、セメント組成物100重量部
に対して骨材75〜300重量部を配合し、ポリマーが
固形分換算で5〜50重量部であることが好ましく、更
に、セメント組成物が、カルシウムアルミネート系鉱物
50〜80重量%と無機硫酸塩50〜20重量%とから
なる急硬成分35〜150重量部に対し、ポルトランド
系セメント100重量部であること、及びポリマーが、
アクリル樹脂系エマルション、エポキシ樹脂系エマルシ
ョン、酢酸ビニル樹脂系エマルション、合成ゴム樹脂系
エマルション、アクリル系粉末ポリマー又は酢酸ビニル
系粉末ポリマーの内の1又は複数であることが好まし
い。
【0015】以下に、本発明を作用とともに更に詳細を
説明する。
【0016】本発明の下地調整用組成物は、カルシウム
アルミネート系鉱物と無機硫酸塩が含まれる急硬性を有
するセメント組成物に骨材とポリマーを配合してなるこ
とを特徴とし、その配合は該セメント組成物100重量
部に対して骨材75〜300重量部及びポリマーの固形
分が5〜50重量部である。
【0017】本発明の下地調整用組成物は、骨材が75
重量部以下では乾燥収縮が大きくなって乾燥過程でひび
割れが発生しやすくなり、逆に300重量部を超えると
相対的に結合材料が不足して下地との付着強度が不足す
るとともに塗布する際の作業性が悪くなる。
【0018】また、ポリマーの固形分が5重量部未満で
あると下地との付着強度が十分でなく、逆に50重量部
を超えるとセメントとの凝結、硬化が十分でないために
塗膜が乾燥しにくく、課題を達成する4時間で表面水分
率8%以下となり、塗膜の上を歩行が可能な下地調整用
組成物を得ることができない。
【0019】本発明に使用するセメント組成物は、ポル
トランド系セメント、カルシウムアルミネート系鉱物及
び無機硫酸塩からなる。
【0020】ポルトランド系セメントとしては、各種ポ
ルトランドセメント及び高炉セメント、フライアッシュ
セメントなどのポルトランドセメントクリンカーを主成
分とする混合セメント及びそれらの混合物が使用でき
る。
【0021】カルシウムアルミネート系鉱物としては、
結晶質物として、3CaO・Al23 、12CaO・
7Al2 3 、CaO・Al2 3 、CaO・2Al2
3及び11CaO・7Al2 O・CaX2 、3CaO
・3Al2 3 、CaX2 (X:ハロゲン原子)があ
り、また、非結晶質物としては、CaOとAl2 3
いずれかを主成分としてその割合を様々示すものがあ
り、これから選ばれる1種、または2種以上を含有する
ものであるものがあげられる。これらの内で望ましいカ
ルシウムアルミネート鉱物は、CaO/Al2 3 (モ
ル比)が1.0〜2.5で、かつそれ以外の成分が主と
してSiO2 からなり、SiO2 の含有率が20重量%
以下の結晶質物、非結晶質物、又はそれらの共存物であ
るが、さらに望ましくは、CaO/Al2 3 (モル
比)が1.35〜2.35でSiO2 の含有率が10重
量%以下の12CaO・7Al2 3 を主成分とする結
晶質物、非結晶質物、又はそれらの共存物である。
【0022】CaO/Al2 3 (モル比)が1.35
以下では急硬性が緩慢となってくるが、本発明に支障を
きたすほどではない。しかし、1.0未満では該下地調
整用組成物に十分な急硬性が得られず、またCaO/A
2 3 (モル比)が2.35以上だと、硬化が非常に
早くなり、特に2.5を超えると下地調整作業に十分な
可使時間を維持することが困難となり、本発明の目的に
適さない。
【0023】また、SiO2 の含有率も、10重量%以
上だと反応性が低下してくるが、施工上支障を与えるほ
どではない。しかし、20重量%を超えると常温で水和
しない2CaO・Al2 3 ・SiO2 が生成し十分な
塗膜の強度が得られない。
【0024】カルシウムアルミネート系鉱物の粉末度
は、ブレーン比表面積で2,000〜10,000cm
2 /gが利用できる。実用的には3,000〜6,00
0cm2 /gが望ましい。粉末度が2,000cm2
g未満では、これを用いた下地調整用組成物に十分な急
硬性が得られない場合があり、逆に10,000cm2
/gを超ても急硬性は向上しない。
【0025】無機硫酸塩としては、石膏、硫酸アルミニ
ウム、焼ミョウバン及び硫酸ナトリウム等があげられ
る。
【0026】石膏としては、無水石膏、半水石膏、2水
石膏の1種または2種以上の配合物が使用でき、特に2
型無水石膏が望ましい。石膏の粉末度としては、ブレー
ン比表面積で5,000cm2 /g以上のものが望まし
い。ブレーン比表面積で5,000cm2 /g未満で
は、これを用いた下地調整用組成物の強度発現性が十分
でないばかりか、大きな粒子が完全に反応せずに残存し
て反応を継続する結果、膨脹を生じるので望ましくな
い。
【0027】硫酸アルミニウム、焼ミョウバン及び硫酸
ナトリウムを使用する場合は、石膏と組合わせて使用す
ることが望ましく、これにより初期強度の発現がよくな
る効果が得られる。この場合、無水物、含水物のいずれ
も使用可能であり、粉体として用いるのであれば最大粒
径500μm以下のものが望ましい。
【0028】ポルトランド系セメントと急硬成分の割合
はポルトランド系セメント100重量部に対して急硬成
分35〜150重量部が望ましい。ここでいう急硬成分
とは、カルシウムアルミネート系鉱物及び無機硫酸塩か
らなるものである。該急硬成分は、エトリンガイトなど
の結晶水の多いカルシウムアルミネート系水和物を生成
させることによって、初期強度を得るとともに自由水を
減少させ、本発明の下地調整用組成物の乾燥を促進する
効果がある。
【0029】ポルトランド系セメント100重量部に対
して急硬成分35重量部未満では塗膜強さの発現や表面
水分率の低下が十分でなく、本発明の求めるところでは
ない。また、急硬成分が150重量部を超えると、硬化
時の発熱が大きくなり、温度ひびわれが生じる可能性が
ある。
【0030】カルシウムアルミネート系鉱物と無機硫酸
塩の割合は、前者を50〜80重量%、後者を50〜2
0重量%とすることが望ましい。カルシウムアルミネー
ト系鉱物が50重量%未満で、無機硫酸塩が50重量%
を超える領域では、下地調整用組成物が硬化後に膨脹す
る傾向があり、ひびわれを誘発する危険性がある。ま
た、カルシウムアルミネート系鉱物が80重量%を超
え、無機硫酸塩が20重量%未満の領域では、強度発現
が十分ではないので望ましくない。
【0031】下地調整用組成物に使用する骨材として
は、天然骨材、軽量骨材などがあり、例えば珪砂、天然
砂、パーライト、シラスバルーン、寒水石及び高炉スラ
グ砕砂等があげられ、その内の1又は複数を使用するこ
とができる。その最大粒径は下地調整用組成物の塗り厚
さに応じて適宜選択される。
【0032】ポリマーとしては、従来からポリマーセメ
ントモルタル混和用に用いられている各種ポリマーディ
スパージョン及びこれらを粉末化した再乳化型樹脂が使
用でき、アクリル樹脂系エマルション、エポキシ樹脂系
エマルション、酢酸ビニル樹脂系エマルション、合成ゴ
ム樹脂系エマルション、アクリル系再乳化樹脂又は酢酸
ビニル系再乳化樹脂などが例示される。これらのポリマ
ーは、単独で配しても良く、また複数を混合して使用す
ることもできる。
【0033】本発明の実施にあたっては、下地調整用組
成物を塗布する際に可塑性を維持するため、凝結調整剤
を使用できる。凝結調整剤としてはセメント、コンクリ
ートの分野で一般的に使用できるものが利用でき、オキ
シカルボン酸、リグニンスルホン酸、リン酸、ホウ酸な
ど及びそれらの塩類、糖類、炭酸アルカリなどがあげら
れる。中でも、オキシカルボン酸、ホウ酸とその糖類を
用いると、強度発現速度を大きく損なうことなく凝結時
間を調節できる。また、下地調整用組成物の施工性を確
保するために各種鉱物質微粉末、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロースなどのメチルセルロース誘導体、アクリ
ル系などの分離低減剤、流動化剤、減水剤及び高性能減
水剤などを使用することも可能である。
【0034】ポルトランド系セメント、カルシウムアル
ミネート系鉱物、無機硫酸塩、骨材及び粉末ポリマーの
混合方法は、粉体として事前に行ってもよく、また、混
練時にそれぞれ計量して混練する方法のいずれも可能で
ある。
【0035】本発明の下地調整用組成物の使用方法とし
ては、構成材料を均一に混練し、必要に応じて水を加え
て塗布に適当な軟度にする。施工する下地は、劣化した
コンクリート、モルタル及び各種防水仕上等があげられ
る。従来の下地調整用組成物は、調整する面に不陸など
がある場合、不陸部分に塗布した後に全面を平滑に仕上
げる2度塗りが必要であったが、本下地調整用組成物を
用いると、コテ、ローラーまたははけを用いて1度に
0.5〜10mmに塗布し、不陸によって塗膜の厚さが不
均一になっても、急硬性があるためにひびわれないの
で、1度に塗布することができる。そして、硬化後もし
くは硬化途中にコテあとやコテむら及び塗継ぎ部等の凹
凸を削り平滑にすることにより防水材、床材、仕上材等
の下地層の形成を行うことができる。また、下地からの
水分等のブリード(浸透)を防止することができる。
【0036】
【実施例】次に本発明の実施例を比較例とともに説明す
る。 〔1〕使用材料 以下に述べる本発明の下地調整用組成物の各実施例を次
の材料を使用して実施した。
【0037】ポルトランド系セメント イ.早強セメント :アサノベロセメント(商
品名)(日本セメント社製早強ポルトランドセメント、
ブレーン比表面積4,650cm2 /g) ロ.普通セメント :アサノセメント(商品
名)(日本セメント社製普通ポルトランドセメント、ブ
レーン比表面積3,380cm2 /g) カルシウムアルミネート系鉱物:CaO/Al2
3 (モル比)2.2、SiO2 の含有率4.0重量%の
非結晶物をブレーン比表面積で5,000cm2 /gに
粉砕したものを作製して使用 石膏 :フッ酸無水石膏(第一
セメント社製、ブレーン比表面積3,000cm2
g) 硫酸アルミニウム :大名化学工業製、タイ
エースS−150(商品名) 硫酸ナトリウム :関東化学株式会社製、
試薬 焼ミョウバン :同和合成化学工業株式
会社製 骨材 :珪砂(日本プラスター
社製、NP-70 (7号)、NP-80 (8号)を7号:8号=
3:1(重量比)で混合して使用) 高炉スラグ鉱宰物(粉砕品、新日本製鐵株式会社製) ポリマー :アクリル樹脂系エマ
ルション 中央理化社製、ET−663(固形分濃度60%) エポキシ樹脂系エマルション カネボウNSC株式会社製、エポルジョンEA1(固形
分濃度66%)に等量の硬化剤同社製EB1を混合して使用 酢酸ビニル樹脂系エマルション 日本セメント株式会社製、KSMエマルション(固形分
濃度45%) 合成ゴム樹脂系エマルション 大日本インキ化学工業株式会社製、ラックスターLB−
805(固形分濃度47%) アクリル系粉末ポリマー ヘキスト合成株式会社製、モビニールA1000 酢酸ビニル系粉末ポリマー ヘキスト合成株式会社製、モビニールDM200 凝結遅延剤 :食品添加用クエン酸3
2メッシュ(昭和化学工業製) 〔2〕本発明組成物の作製 下地調整用組成物は、JIS R 5201、8.1(2)機械用
練り混ぜ機に準拠したモルタルミキサーであらかじめ粉
体を混合したもの1500gをポリマーが合成樹脂エマ
ルションの場合は固形分濃度が配合条件通りになり、か
つコテ塗りに適当な軟度になるような量の水とエマルシ
ョンを加え、ポリマーが再乳化型樹脂の場合はコテ塗り
に適当な軟度になるような量の水を加えて組成物が均一
になるように練り混ぜて作成した。なお、クエン酸は全
ての配合においてセメント重量に対し2%とした。 〔3〕表面水分率の測定 表面水分率を測定するための試験体を以下の通り作製し
た。本発明の下地調整用組成物を合成樹脂板上に内のり
250×250×2mmの樹脂製型枠を置き、スページン
グナイフ又はコテ等で均一な厚みとなるように塗布し
た。温度20℃、湿度60%RHの養生室に4時間静置
し、塗膜の表面の水分率をケット表面水分率計(Ket
t社製、MT−8A)で測定した。防水工事の際の下地
の表面水分率については、日本建築学会建築工事標準仕
様書・同解説、JASS 8 防水工事の8.1.2の
bで「十分に乾燥していること」と規定されている。ま
た、日本建築学会建築工事標準仕様書・同解説、JAS
S 23 吹付け工事の3.2(5)において、仕上塗
材による仕上げ施工可能な下地の含水状態は、一般的に
は8%以下とされているので、目標値を8%以下とし
て、こけれを達成できるかどうかで評価した。 〔4〕塗り膜強さの評価 塗膜強さの評価は以下の通り行った。下地調整用組成物
を縦300×横300×厚み60mmのJISコンクリー
ト平板の上に内のり250×250×2mmの樹脂製型枠
を置き、スページングナイフ又はコテ等で均一な厚みと
なるように塗布した。温度20℃、相対湿度60%の養
生室に4時間静置し、安全靴で踏みつけた。評価は、目
視により塗膜にわれ等の異常がみられなければ「良」と
し、歩行や次工程の作業が可能となっていることを確認
した。また、われや靴跡がみられた場合「否」とし、歩
行や次工程の作業が不可能と判断した。 〔5〕耐ひびわれ性の評価 不陸がある場合の耐ひびわれ性の評価の方法は以下の通
り行った。JIS A6916(セメント系下地調整塗
材)の5.7ひびわれ試験に準じて行った。下地調整材
組成物の塗布は2mmの塗膜に対し、10mmの不陸がある
ように、縦300×横300×厚み60mmのJISコン
クリート平板の中央部を深さ10mm、直径100mmにけ
ずり、内のり250×250×2mmの樹脂製型枠を置い
て、スページングナイフ又はコテ等で均一な厚みとなる
ように行った。温度20℃、湿度60%RHの養生室に
7日間静置し、目視により塗膜表面のひびわれの有無を
観察する。評価は、塗膜にひびわれがなければ「良」、
ひびわれがあれば「否」とした。 〔6〕付着強度の測定 付着強さを測定する試験体の作製は、以下の通りに行っ
た。JIS A 6916の5.6付着強さ試験に準拠
して行い、下地調整用組成物をJIS A 6916の
5.2に規定するモルタル基板(縦70×横70×厚さ
20mm)の表面を研磨し、その上に内のり40×40×
2mmの樹脂製型枠を置いたものに、スページングナイフ
又はコテ等で均一な厚みとなるように塗布した。温度2
0℃、湿度60%RHの養生室に静置し、成形後24時
間で脱型し、材令14日まで養生して試験体とした。付
着強さの測定方法はJIS A 6916の5.6.2
の図2に示す上部引張用ジク(鋼製)を接着剤でつけ、
同じく図3に示す下部引張用ジグ(鋼製)及び同じく図
4に示す鋼製あて板を用いて、同じく図5に示すように
破断時まで一定速度(150kgf/min)で引張り、最大引
張り荷重を求めた。付着強さは、以下の式で計算する。
【0038】
【式1】 ここに、T:最大引張荷重(kgf) 評価基準は、JIS A 6916の4.品質に準拠
し、10(kgf/cm2 ) 以上とした。 〔7〕実施例及び比較例の配合及び実験結果 本発明の実施例1〜25及び比較例1〜14を表1〜表
5の配合割合にて調整し、それらの試験結果を示した。
【0039】表1中「ポリマー」は前記使用材料の項
に述べたポリマー中の樹脂を使用したことを意味し、
「C−A」はカルシウムアルミネート系鉱物を示してい
る(以下同じ)。
【0040】表面水分率、塗膜強さについては、塗膜の
厚さが10mmのものついても試験を行った。実施例1〜
4はセメントに本発明のセメント組成物を用いたもの
で、4時間で表面水分率及び塗膜の強さの試験で評価の
目標を満足した。また、塗膜のひびわれは発生せず、付
着強度についても目標を満足した。比較例1、2はセメ
ント普通ポルトランドセメント及び早強ポルトランドセ
メントを用いたところ、表面水分率、塗膜の強さ及び塗
膜のひびわれが目標を満たせなかった。
【0041】
【表1】 実施例5〜10及び比較例3〜6は、骨材の種類及び配
合割合に関するもので、実施例5〜10は全ての試験で
評価の目標値を満足した。比較例3、5は本発明の骨材
の配合割合よりも少ないもので、ひびわれが発生した。
比較例4、6は本発明の骨材の配合割合よりも多いもの
で、付着強さが目標値の10kgf/cm2 に満たなかった。
【0042】
【表2】 実施例11〜19及び比較例7〜10はポリマーの種類
及び配合割合に関するものである。実施例11〜16は
エマルション型のポリマーを用いたもの、実施例17〜
19は粉末ポリマーを用いたもので全て試験で評価の目
標値を満足した。比較例7、9は本発明の下地調整用組
成物よりもポリマーの配合割合が少なく、付着強度が目
標値の10kgf/cm2 に満たなく、塗膜にひびわれが発生
した。比較例8、10は本発明の下地調整用組成物より
もポリマーの配合割合が多く、表面水分率の目標値8%
以下を満たせず、また塗膜の強さが十分でなかった。
【0043】
【表3】 実施例20、21及び比較例11、12は早強ポルトラ
ンドセメントと急硬成分の割合に関するものである。実
施例20、21は全ての試験で評価の目標値を満足し
た。比較例11は本発明の下地調整用組成物よりも急硬
成分が少ないもので、表面水分率、塗膜強さの目標値が
満たせなかった。比較例12は、本発明の下地調整用組
成物よりも急硬成分が多いもので、硬化時の発熱が多い
ために塗膜にひびわれが生じていた。
【0044】
【表4】 実施例22〜25及び比較例13、14は、カルシウム
アルミネート系鉱物と無機硫酸塩の配合割合に関するも
のである。実施例22〜27は全ての試験で評価の目標
値を満足した。比較例13は本発明の下地調整用組成物
よりも無機硫酸塩の配合割合が少ないもので、表面水分
率、塗膜強さが目標を満たせなかった。比較例14は、
本発明の下地調整用組成物よりも無機硫酸塩の配合割合
が多く、硬化の際にエトリンガイトの生成が多くなった
ために膨脹し、塗膜にひびわれが生じた。
【0045】
【表5】
【0046】
【施工例】施工例1〜4として、前記実施例1、13、
24及び比較例2の割合の下地調整用組成物で、建築物
の防水層の改修工事の下地調整を行った。施工する下地
の概要は以下の通りである。下地調整用組成物の施工面
積は各50m2 、下地の状態は砂付きアスファルトルー
フィング、下地の前処理はアスファルトルーフィングを
ふくれ部はφ10〜15mm×10mmt 、クラック部は巾
20〜30mm×10mmt を撤去し、アスファルトエマル
ション仮防水材全面塗布した。施工時の気温、湿度は2
5℃、50%RH、天気は快晴で、微風があった。な
お、下地温度は40℃であった。
【0047】下地調整用組成物は、あらかじめ粉体を混
合し、混練容器(20L)に粉体20Kgずつ塗布作業に
適当な軟度になる水と共に投入し、高速攪拌機で練り混
ぜたものとした。下地調整用組成物の塗布は左官職人に
よるコテ塗りで行い、不陸部分を含め下地調整を行う全
面を1度で塗布する該下地調整方法で行い、硬化中もし
くは硬化後にコテむらや塗継ぎ等の凹凸を削り平滑に仕
上げた。評価項目は塗膜のひびわれ及び塗膜の強さであ
る。実施例の配合では塗膜のひびわれはなく、塗膜の強
さは歩行に十分であった。比較例2の配合では、不陸部
分にひびわれがみられ、不陸部分の歩行が不可能であっ
た。
【0048】
【表6】 防水工事の工法は、密着工法とした。下地調整材の施工
後4時間でウレタン防水材及びトップコートを塗布し
た。なお、全ての施工は1日で終えることができた。ま
た、施工が夏期で高温にさらされたにもかかわらず、本
発明の下地調整用組成物全てについて、施工後6カ月後
で防水層の外観にふくれや劣化は見られなかった。以上
より本発明の下地調整用組成物を上記下地調整方法で実
施しても、実施例と同様な性能が発揮される。
【0049】
【発明の効果】本発明により、下地調整を行う面に不陸
がある場合においてもひびわれを起さない平滑な面を1
度に形成することができるばかりでなく、4時間後に
は、防水層または仕上材の施工ができることで工期の短
縮がはかれ、1日で改修工事を行うことが可能となる。
また、乾燥後の塗膜はひびわれず、且つ付着強度が大き
いなど下地調整用組成物としての物性が向上し防水層
や、仕上材を含めたシステムとしての耐久性の信頼性が
高められる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セメント組成物に骨材とポリマーを配合
    してなる下地調整用組成物において、前記セメント組成
    物に、カルシウムアルミネート系鉱物と無機硫酸塩から
    なる急硬成分が含まれることを特徴としてなる下地調整
    用組成物。
  2. 【請求項2】 セメント組成物100重量部に対して骨
    材75〜300重量部を配合し、ポリマーが固形分換算
    で5〜50重量部である請求項1に記載の下地調整用組
    成物。
  3. 【請求項3】 セメント組成物が、カルシウムアルミネ
    ート系鉱物50〜80重量%と無機硫酸塩50〜20重
    量%とからなる急硬成分35〜150重量部に対し、ポ
    ルトランド系セメント100重量部である請求項1もし
    くは2に記載の下地調整用組成物。
  4. 【請求項4】 ポリマーが、アクリル樹脂系エマルショ
    ン、エポキシ樹脂系エマルション、酢酸ビニル樹脂系エ
    マルション、合成ゴム樹脂系エマルション、アクリル系
    粉末ポリマー又は酢酸ビニル系粉末ポリマーの内の1又
    は複数である請求項1,2もしくは3に記載の下地調整
    用組成物。
JP10698195A 1995-04-06 1995-04-06 下地調整用組成物 Pending JPH08283059A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10698195A JPH08283059A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 下地調整用組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10698195A JPH08283059A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 下地調整用組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08283059A true JPH08283059A (ja) 1996-10-29

Family

ID=14447452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10698195A Pending JPH08283059A (ja) 1995-04-06 1995-04-06 下地調整用組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08283059A (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10259047A (ja) * 1997-03-17 1998-09-29 Denki Kagaku Kogyo Kk 急結剤、セメント組成物、吹付材料、及びそれを用いた吹付工法
JP2000119056A (ja) * 1998-10-14 2000-04-25 Railway Technical Res Inst 鉄道軌道用急硬性注入材とその製造方法
KR20020041856A (ko) * 2000-11-29 2002-06-05 성재갑 시멘트 바닥용 레벨 보수재 및 그 시공방법
KR20030055676A (ko) * 2001-12-27 2003-07-04 김한성 방수 콘크리트의 제조방법
KR100419248B1 (ko) * 1996-12-11 2004-05-07 주식회사 효성 타일 카페트용 백킹재 수지 조성물
JP2005200561A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Denki Kagaku Kogyo Kk プライマー組成物、プライマー、及びそれを用いたプライマー処理方法
JP2006062888A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Taiheiyo Material Kk 急硬性混和材及び急硬性セメント組成物
JP2008120620A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Taiheiyo Material Kk 素地調整材
EP1700834A3 (de) * 2005-03-10 2008-07-02 Ardex Gmbh Verfahren zur Herstellung und Verwendung von selbsttrocknenden wässrigen Reaktionsharzmörteln
KR100880602B1 (ko) * 2008-08-07 2009-01-30 주식회사 홍서이엔씨 방초 기능이 있는 흙포장용 모르타르 조성물, 이를 이용한흙포장 시공방법 및 방초 시공방법
KR101008569B1 (ko) * 2010-07-30 2011-01-19 유한회사 삼흥산업 개거 수로관 연결용 시멘트 몰탈 제조 방법
CN103821293A (zh) * 2013-12-18 2014-05-28 甘肃省建筑科学研究院东兰合成建材厂 一种新型的外墙的施工方法
JP2015000816A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 宇部興産株式会社 防水構造体の施工方法
EP3022167B1 (de) 2013-07-16 2018-09-19 Sika Technology AG Kombination von ternären bindemitteln mit wässrigem epoxidharz-system
JP2019123639A (ja) * 2018-01-17 2019-07-25 デンカ株式会社 セメント系下地処理材、下地処理材、コンクリート構造物、及びコンクリートの表面保護方法
CN110228982A (zh) * 2019-08-12 2019-09-13 佛山市涂无忧建材有限公司 一种无机人造石板材
EP4163264A1 (en) * 2021-10-08 2023-04-12 Sika Technology AG Multicomponent epoxy-cement-concrete system with ultra-fast development of compressive strength

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100419248B1 (ko) * 1996-12-11 2004-05-07 주식회사 효성 타일 카페트용 백킹재 수지 조성물
JPH10259047A (ja) * 1997-03-17 1998-09-29 Denki Kagaku Kogyo Kk 急結剤、セメント組成物、吹付材料、及びそれを用いた吹付工法
JP2000119056A (ja) * 1998-10-14 2000-04-25 Railway Technical Res Inst 鉄道軌道用急硬性注入材とその製造方法
KR20020041856A (ko) * 2000-11-29 2002-06-05 성재갑 시멘트 바닥용 레벨 보수재 및 그 시공방법
KR20030055676A (ko) * 2001-12-27 2003-07-04 김한성 방수 콘크리트의 제조방법
JP2005200561A (ja) * 2004-01-16 2005-07-28 Denki Kagaku Kogyo Kk プライマー組成物、プライマー、及びそれを用いたプライマー処理方法
JP4601967B2 (ja) * 2004-01-16 2010-12-22 電気化学工業株式会社 プライマー組成物、プライマー、及びそれを用いたプライマー処理方法
JP2006062888A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Taiheiyo Material Kk 急硬性混和材及び急硬性セメント組成物
EP1700834A3 (de) * 2005-03-10 2008-07-02 Ardex Gmbh Verfahren zur Herstellung und Verwendung von selbsttrocknenden wässrigen Reaktionsharzmörteln
JP2008120620A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Taiheiyo Material Kk 素地調整材
KR100880602B1 (ko) * 2008-08-07 2009-01-30 주식회사 홍서이엔씨 방초 기능이 있는 흙포장용 모르타르 조성물, 이를 이용한흙포장 시공방법 및 방초 시공방법
KR101008569B1 (ko) * 2010-07-30 2011-01-19 유한회사 삼흥산업 개거 수로관 연결용 시멘트 몰탈 제조 방법
JP2015000816A (ja) * 2013-06-13 2015-01-05 宇部興産株式会社 防水構造体の施工方法
EP3022167B1 (de) 2013-07-16 2018-09-19 Sika Technology AG Kombination von ternären bindemitteln mit wässrigem epoxidharz-system
CN103821293A (zh) * 2013-12-18 2014-05-28 甘肃省建筑科学研究院东兰合成建材厂 一种新型的外墙的施工方法
JP2019123639A (ja) * 2018-01-17 2019-07-25 デンカ株式会社 セメント系下地処理材、下地処理材、コンクリート構造物、及びコンクリートの表面保護方法
CN110228982A (zh) * 2019-08-12 2019-09-13 佛山市涂无忧建材有限公司 一种无机人造石板材
EP4163264A1 (en) * 2021-10-08 2023-04-12 Sika Technology AG Multicomponent epoxy-cement-concrete system with ultra-fast development of compressive strength

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08283059A (ja) 下地調整用組成物
US6238476B1 (en) Method of curing drywall compound
JP5120122B2 (ja) 防水床構造体の施工方法
US5362320A (en) Sandable low shrinkage mortar patching/coating compound
JPS6140861A (ja) モルタル組成物
JP3478108B2 (ja) 水硬性着色仕上材組成物
JPH07315907A (ja) ポリマーセメント系複合材
JP5093500B2 (ja) コンクリート床構造体及びその施工方法
JPS59232950A (ja) モルタル組成物
JP3683201B2 (ja) 低収縮軽量モルタル、及び低収縮軽量モルタルを用いた下地調整工法
WO1989001916A1 (en) A self-leveling slurry screed, and a dry product for use in preparing it
JP2008214178A (ja) 自己流動性水硬性組成物
JP3032792B2 (ja) セメント系下地調整用組成物
JP5298676B2 (ja) 水硬性組成物及び構造体
JP2010018493A (ja) 水硬性組成物及びそれを用いた構造体
JPH0840782A (ja) 界床用モルタル材料
JPH05170496A (ja) 防水材組成物
JPS63319240A (ja) セメント系セルフレベリング材
JP3352033B2 (ja) 樹脂組成物
JP6968591B2 (ja) コンクリート床構造体の施工方法及び床構造体
JP2013136516A (ja) コンクリート表面への接着性が改善されたプラスターモルタル、及びコンクリートにおいてプラスターモルタルの接着性を改善させるための方法
JPH0210112B2 (ja)
JP4108264B2 (ja) セメント改質剤及び樹脂モルタル組成物
JP7082451B2 (ja) ポリマーセメントモルタル
JPH0717428B2 (ja) 左官用セメント組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041007

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050426