JPH08265294A - 直交周波数分割多重通信方式 - Google Patents

直交周波数分割多重通信方式

Info

Publication number
JPH08265294A
JPH08265294A JP7065745A JP6574595A JPH08265294A JP H08265294 A JPH08265294 A JP H08265294A JP 7065745 A JP7065745 A JP 7065745A JP 6574595 A JP6574595 A JP 6574595A JP H08265294 A JPH08265294 A JP H08265294A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
reference signal
correlation
communication system
synchronization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7065745A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Takahashi
泰雄 高橋
Toshiro Aoki
敏郎 青木
Kenji Sawada
健志 沢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7065745A priority Critical patent/JPH08265294A/ja
Publication of JPH08265294A publication Critical patent/JPH08265294A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only
    • H04L27/2655Synchronisation arrangements
    • H04L27/2657Carrier synchronisation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • H04L27/261Details of reference signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only
    • H04L27/2655Synchronisation arrangements
    • H04L27/2662Symbol synchronisation
    • H04L27/2663Coarse synchronisation, e.g. by correlation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】誤周波数同期を防止できるOFDM通信方式を
提供する。 【構成】誤周波数同期防止用基準信号として周波数軸に
沿って自己相関の高い符号を用いたOFDM変調信号を
直交復調し、FFT処理によって周波数軸の信号に変換
し、所定のタイミングで多重化信号を分離する復調装置
において、周波数誤差検出回路27でFFT処理出力の
位相平面上の回転量から周波数偏差を計算してこの周波
数偏差が0となるように直交復調用の搬送波周波数を制
御し、基準信号分離回路28でFFT処理出力から誤周
波数同期防止用の基準信号を分離し、相関検出回路30
で基準信号発生回路29からの基準信号との符号相関を
検出し、相関ピーク位置によって正しい周波数で同期し
ているかどうかを判定し、判定結果に応じて周波数デマ
ッピングの処理をずらし、これによって正しい信号を確
実に復調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直交周波数分割多重通信
方式に係り、特に誤周波数同期を防止する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、映像信号または音声信号の伝送に
おいて、高品質で周波数利用効率が高いディジタル変調
方式が開発されている。特に移動体受信においては、マ
ルチパス干渉に強い直交周波数分割多重(以下OFDM
(Orthogonal Frequency Division Multiplex )と
いう)変調方式の採用が検討されている。
【0003】OFDM変調方式は、伝送ディジタルデー
タを互いに直交する多数の搬送波(以下サブキャリアと
いう)に分散して変調する方式で、マルチパス干渉の影
響を受けにくいという特徴の外に、周波数利用効率が高
く、また、他に妨害を与えにくいという利点を有する。
このOFDM方式の詳細については、文献「OFDMを
用いた移動体ディジタル音声放送」(NHK発行、VI
EW 1993年5月)などに述べられているので、こ
こでは本発明に関連する従来の技術についてのみ説明す
る。
【0004】OFDM伝送においては、互いに直交する
複数キャリアにデータを割り当てて変調及び復調を行
う。これは、送信側で複数のシンボルデータに対してI
FFT処理を行って送信し、逆に受信側で受信データに
対してFFT処理を行うことにより実現できる。
【0005】したがって、OFDM復調装置では、受信
周波数に直交復調用発振器の周波数を同期させるために
AFC(自動周波数制御)回路を備えている。直交周波
数分割多重通信の復調装置においては、AFCの方式と
して、複数のキャリアの中でQPSK変調されているキ
ャリアを用い、その位相平面上の信号点の位相回転量を
検出し、位相回転量から周波数偏差を計算して、この周
波数偏差が0になるように復調用発振器の周波数を制御
する方法が一般的である。
【0006】しかしながら、このAFC方式では、復調
用発振器の周波数が調度周波数スロットの整数倍だけず
れた場合には、信号点の位相が360度の整数倍回転す
るため、信号点は元と同じ位置になってしまい、周波数
偏差がないと判断され、誤った周波数で同期してしま
う。誤った周波数で同期してしまうと、正しい信号が復
調できず、通信が不可能となる。
【0007】そこで、従来のOFDM復調装置では、復
調用発振器の周波数精度を高くし、1周波数スロット以
上ずれることがないようにしている。しかしながら、こ
の方法では周波数精度の高い発振器が高価であり、装置
が高価になって民生用受信機としては実用性のないもの
となってしまう。
【0008】また、基準信号としてある周波数のみにキ
ャリアを発生させ、復調装置でキャリアを検出した周波
数と本来キャリアがあるべき周波数とのずれを検出し
て、このずれが0になるように制御することによって、
誤周波数同期を防止する方式もある。しかしながら、こ
の方式では雑音やマルチパスなどの妨害によって基準キ
ャリアが検出できなくなった場合には、誤周波数同期を
防止することができなくなってしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように従来
のOFDM通信方式では、周波数精度の高い高価な発振
器が必要になったり、妨害によって基準キャリアが検出
できなくなった場合に誤周波数同期を防止することがで
きないという問題を有している。
【0010】そこで、本発明は上記の課題を解決するた
めになされたもので、周波数精度の高い高価な発振器が
不要で、妨害を受けて特定の周波数の信号が検出できな
くなっても誤周波数同期を防止できるOFDM通信方式
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明に係るO
FDM通信方式は、タイミング同期用の基準信号として
周波数軸に沿って自己相関の高い符号を用いて直交周波
数分割多重変調波を生成するOFDM変調手段と、この
手段で生成された直交周波数分割多重変調波から基準信
号を抽出して符号の相関をとり、その相関結果から誤周
波数同期を検出するOFDM復調手段とを具備すること
を特徴とする。
【0012】本願第2の発明に係るOFDM通信方式
は、前記OFDM復調手段において、前記基準信号を予
め記憶する記憶部と、抽出された基準信号を前記記憶部
に記憶された基準信号と符号の相関を演算する相関演算
部と、この相関演算部で得られた相関結果のピーク位置
から誤周波数同期を検出する誤周波数同期検出手段とを
備えることを特徴とする。
【0013】本願第3の発明に係るOFDM通信方式
は、前記OFDM復調手段において、前記基準信号を予
め記憶する記憶部と、抽出された基準信号を前記記憶部
に記憶された基準信号と符号の相関を演算する相関演算
部と、この相関演算部で得られた相関結果のピーク位置
から誤周波数同期を検出する誤周波数同期検出手段と、
前記相関演算部で得られた相関結果のピーク位置から誤
周波数同期した際の周波数のずれ量を検出し、そのずれ
量に応じて周波数同期の位置を変更する周波数同期位置
制御手段とを備えることを特徴とする。
【0014】本願第4の発明に係るOFDM通信方式
は、前記基準信号に用いる符号がPN符号であることを
特徴とする。本願第5の発明に係るOFDM通信方式
は、前記基準信号に用いる符号がバーカー符号であるこ
とを特徴とする。
【0015】本願第6の発明に係るOFDM通信方式
は、前記OFDM変調手段において、前記基準信号を伝
送信号に多重し、インターリーブ処理を施した後に逆フ
ーリエ変換、直交変調を施し、前記OFDM復調手段に
おいて、受信信号に直交復調、フーリエ変換を施した後
に、変調側とは逆のデインターリーブ処理を施し、多重
分離処理を施すようにしたことを特徴とする。
【0016】本願第7の発明に係るOFDM通信方式
は、前記OFDM変調手段において、前記基準信号を伝
送信号に多重し、マッピング処理を施した後に逆フーリ
エ変換、直交変調を施し、前記OFDM復調手段におい
て、受信信号に直交復調、フーリエ変換を施した後に、
変調側とは逆のデマッピング処理を施し、多重分離処理
を施すようにしたことを特徴とする。
【0017】
【作用】本願第1の発明に係るOFDM通信方式では、
タイミング同期用の基準信号として周波数軸に沿って自
己相関の高い符号を用い、復調側での基準信号相関処理
の精度を高め、確実に誤周波数同期を防止できるように
している。
【0018】本願第2の発明では、復調側において、記
憶部から基準信号を読出して、受信信号から抽出された
基準信号と符号の相関を演算し、その相関結果のピーク
位置から誤周波数同期を検出するようにしている。
【0019】本願第3の発明では、復調側において、記
憶部から基準信号を読出して、受信信号から抽出された
基準信号と符号の相関を演算し、その相関結果のピーク
位置から誤周波数同期を検出し、さらに相関結果のピー
ク位置から誤周波数同期した際の周波数のずれ量を検出
し、そのずれ量に応じて周波数同期の位置を変更するこ
とで、自動的に誤周波数同期を補正できるようにしてい
る。
【0020】本願第4の発明では、前記基準信号に用い
る符号にPN符号を用いることで、誤周波数同期検出を
実現する。本願第5の発明では、前記基準信号に用いる
符号にバーカー符号を用いることで、誤周波数同期検出
を実現する。
【0021】本願第6の発明では、変調側で、基準信号
を伝送信号に多重し、インターリーブ処理を施した後に
逆フーリエ変換、直交変調を施すようにし、復調側で、
受信信号に直交復調、フーリエ変換を施した後に、変調
側とは逆のデインターリーブ処理を施し、多重分離処理
を施すことで、伝送中の信号欠落時の誤周波数同期検出
を実現する。
【0022】本願第7の発明では、変調側で、前記基準
信号を伝送信号に多重し、マッピング処理を施した後に
逆フーリエ変換、直交変調を施すようにし、復調側で、
受信信号に直交復調、フーリエ変換を施した後に、変調
側とは逆のデマッピング処理を施し、多重分離処理を施
すことで、伝送中の信号欠落時の誤周波数同期検出を実
現する。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて詳細に説明する。図1は本発明に係るOFDM通信
方式の変調装置の構成を示すブロック回路図である。被
伝送信号は多重化回路11に入力される。この多重化回
路11には第1、第2の基準信号発生回路12,13で
それぞれ発生される第1、第2の基準信号が供給され
る。ここで、第1基準信号発生回路12は、同期再生の
ための第1の基準信号として例えばヌルシンボルを発生
する。また、第2基準信号発生回路13は、誤周波数同
期防止のための第2の基準信号として、自己相関の高い
PN符号やバーカー符号を発生する。但し、バーカー符
号は符号長が短いので、周期的に接続して用いる。
【0024】上記多重化回路11は被伝送信号及び第
1、第2の基準信号を所定のタイミングで多重化してフ
レーム形成するもので、ここで多重化された信号はイン
ターリーブ・マッピング回路14に供給され、時間軸方
向と周波数軸方向のインターリーブ及び周波数マッピン
グ処理がなされる。
【0025】上記インターリーブ・マッヒング回路14
の出力は逆FFT回路15により時間軸方向の信号に変
換されて直交変調回路16に入力される。この直交変調
回路16は、搬送波発生回路17により発生された搬送
波を入力して、逆FFT回路15の出力信号で搬送波を
直交変調する。これによってOFDM変調信号が生成さ
れる。
【0026】図2は本発明に係るOFDM通信方式の復
調装置の構成を示すブロック回路図である。受信回路
(図示せず)で受信されたOFDM変調信号は直交復調
回路21に入力される。この直交復調回路21は入力信
号を搬送波周波数発生回路22で発生された搬送波周波
数信号により直交復調するもので、その出力はFFT回
路23により周波数軸の信号に変換される。
【0027】FFT回路23の出力はデインターリーブ
・デマッピング回路24により時間軸方向と周波数軸方
向のデインターリーブ及び周波数デマッピングが施さ
れ、これによって元の信号の並びに復元される。この出
力は多重分離回路25に入力され、多重化された信号が
所定のタイミングで分離される。
【0028】一方、直交復調回路21の出力はクロック
再生回路26に供給される。このクロック再生回路26
は、同期再生用の第1の基準信号を利用してフレーム同
期信号、シンボル同期信号、サンプリングクロックを発
生する。これらの同期信号はそれぞれ所定の回路に供給
され、基準タイミングとして用いられる。
【0029】また、FFT回路23の出力は周波数誤差
検出回路27に供給される。この周波数誤差検出回路2
7は、信号点の位相平面上の回転量を検出し、位相回転
量から周波数偏差を計算することで、搬送波周波数の誤
差量を検出する。この検出結果は搬送波周波数発生回路
22に供給され、これによって周波数偏差が0となるよ
うに搬送波の周波数制御がなされる。
【0030】さらに、デインターリーブ・デマッピング
回路24の出力は基準信号分離回路28に供給され、誤
周波数同期防止用の第2の基準信号が分離される。この
第2の基準信号は基準信号発生回路29で発生される変
調側と同じ誤周波数同期防止用の基準信号と共に相関検
出回路30に供給される。
【0031】この相関検出回路30は2つの基準信号の
相関を検出し、相関が最大になるピーク位置によって正
しい周波数で同期しているかどうかを判定する。周波数
スロットのずれが検出された場合は、その偏差をデイン
ターリーブ・デマッピング回路24に供給し、周波数デ
マッピングの処理を周波数偏差量に応じてずらす。
【0032】上記構成において、以下にその動作を説明
する。まず、図1の変調装置において、同期再生用の第
1の基準信号と誤周波数同期防止用の第2の基準信号は
多重化回路11に入力され、被伝送信号に対して所定の
タイミングで多重化される。多重化回路11の出力は、
インターリーブ・マッピング回路14に入力され、時間
軸方向と周波数軸方向のインターリーブ及び周波数マッ
ピングが行われる。図3にインターリーブの例、図4に
周波数マッピングの例を示す。この例では、周波数スロ
ットアドレスが0から10までで、第1スロットから第
mスロットまでにデータが格納される場合を示してい
る。尚、図4(a)はマッピング処理前、図4(b)は
マッピング処理後の配列を示している。
【0033】上記インターリーブ・マッピング回路14
の出力は逆FFT回路15により時間軸方向の信号に変
換されて直交変調回路16に入力され、搬送波発生回路
17からの搬送波を直交変調する。この直交変調回路1
6の出力は図5(a)に示すようなスペクトラム特性を
持って、図5(b)に示すような周波数軸波形となって
おり、OFDM変調信号として送信回路(図示せず)を
通じて送信される。
【0034】次に、図2の復調装置において、受信回路
(図示せず)で受信された信号は直交復調回路21に入
力され、搬送波周波数発生回路22で発生される搬送波
周波数信号により直交復調され、その出力はFFT回路
23により周波数軸の信号に変換される。
【0035】そして、デインターリーブ・デマッピング
回路24により時間軸方向と周波数軸方向のデインター
リーブ及び周波数デマッピングが施され、これによって
元の信号の並びに復元される。この出力は多重分離回路
25に入力され、多重化された信号が所定のタイミング
で分離される。
【0036】一方、直交復調回路21の出力はクロック
再生回路26に入力され、同期再生用の第1の基準信号
を利用してフレーム同期信号、シンボル同期信号、サン
プリングクロックを発生する。これらの同期信号は各回
路に供給され、基準タイミングとして用いられる。
【0037】また、FFT回路23の出力は周波数誤差
検出回路27に入力され、信号点の位相平面上の回転量
から周波数偏差が計算される。この計算結果は搬送波周
波数発生回路22にフィードバックされ、周波数偏差が
0となるように周波数制御がなされる。
【0038】さらに、デインターリーブ・デマッピング
回路24の出力は基準信号分離回路28に入力され、こ
こで誤周波数同期防止用の第2の基準信号が分離され
る。一方、基準信号発生回路29では、変調側の誤周波
数同期防止用の第2の基準信号と同一の信号が発生され
ており、この第2の基準信号は分離された基準信号と共
に相関検出回路30に供給される。
【0039】この相関検出回路31では、2つの基準信
号の符号相関が検出され、その相関が最大になる位置に
よって正しい周波数で同期しているかどうかが判定され
る。周波数スロットのずれが検出された場合は、その偏
差がデインターリーブ・デマッピング回路に供給され、
これによって周波数デマッピングの処理が周波数偏差量
に応じてずらして行われる。これによって正しい信号を
確実に復調することができる。相関の計算方法について
例をあげて説明する。相関φを計算する式は、入力をX
i 、基準をYi とすると、
【0040】
【数1】 となる。例えば、PN符号(1,1,1,-1,1,-1,-1,1,1,1,-
1 )で計算すると、入力と基準とのスロットが一致する
場合は、 φ=1×1+1×1+1×1+(−1)×(−1)+1×1 +(−1)×(−1)+(−1)×(−1) +1×1+1×1+1×1+(−1)×(−1) =11 となり、1つずれていると、 φ=1×1+1×1+1×(−1)+(−1)×1+1×(−1) +(−1)×(−1)+(−1)×1+1×1+1×1 +1×(−1) =0 となり、一致するときのみφは大きな値をとる。したが
って、φが大きいか小さいかで周波数スロットの一致を
検出することができる。
【0041】また、一致しない場合、基準信号をずらし
ながら反復して計算し、φのピーク位置を検出した時点
で基準信号をずらした回数によって周波数スロットのず
れの量がわかる。
【0042】したがって、上記構成によるOFDM通信
方式によれば、受信状態が悪く、雑音やマルチパスなど
の妨害があっても、誤周波数同期を防止することがで
き、通信をすることが可能となる。しかも、特別に周波
数安定度が高いので、高価な復調用発振器が不要であ
り、装置を安価に提供することができる。
【0043】尚、上記実施例では、変調側でインターリ
ーブ処理及びマッピング処理を行い、復調側でデインタ
ーリーブ処理及びデマッピング処理を行うようにした
が、これらは必ずしも必要ではなく、その処理を省略し
てもかまわない。また、いずれか一方の処理のみを行う
ようにしてもよいことは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、周
波数精度の高い高価な発振器が不要で、妨害を受けて特
定の周波数の信号が検出できなくなっても誤周波数同期
を防止できるOFDM通信方式を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るOFDM通信方式の変調装置の
一実施例の構成を示すブロック回路図である。
【図2】 本発明に係るOFDM通信方式の復調装置の
一実施例の構成を示すブロック回路図である。
【図3】 図1に示す変調装置のインターリーブ処理の
様子を示す図である。
【図4】 図1に示す変調装置の周波数マッピング処理
前後の様子を示す図である。
【図5】 図1に示す変調装置で得られるOFDM変調
信号のスペクトラム及び時間軸波形を示す図である。
【符号の説明】
11…多重化回路 12…第1の基準信号発生回路 13…第2の基準信号発生回路 14…インターリーブ・マッピング回路 15…逆FFT回路 16…直交変調回路 17…搬送波発生回路 21…直交復調回路 22…搬送波周波数発生回路 23…FFT回路 24…デインターリーブ・デマッピング回路 25…多重分離回路 26…クロック再生回路 27…周波数誤差検出回路 28…基準信号分離回路 29…基準信号発生回路 30…相関検出回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイミング同期用の基準信号として周波数
    軸に沿って自己相関の高い符号を用いて直交周波数分割
    多重変調波を生成するOFDM変調手段と、 この手段で生成された直交周波数分割多重変調波から基
    準信号を抽出して符号の相関をとり、その相関結果から
    誤周波数同期を検出するOFDM復調手段とを具備する
    ことを特徴とする直交周波数分割多重通信方式。
  2. 【請求項2】前記OFDM復調手段において、 前記基準信号を予め記憶する記憶部と、 抽出された基準信号を前記記憶部に記憶された基準信号
    と符号の相関を演算する相関演算部と、 この相関演算部で得られた相関結果のピーク位置から誤
    周波数同期を検出する誤周波数同期検出手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の直交周波数分割多重通
    信方式。
  3. 【請求項3】前記OFDM復調手段において、 前記基準信号を予め記憶する記憶部と、 抽出された基準信号を前記記憶部に記憶された基準信号
    と符号の相関を演算する相関演算部と、 この相関演算部で得られた相関結果のピーク位置から誤
    周波数同期を検出する誤周波数同期検出手段と、 前記相関演算部で得られた相関結果のピーク位置から誤
    周波数同期した際の周波数のずれ量を検出し、そのずれ
    量に応じて周波数同期の位置を変更する周波数同期位置
    制御手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の直
    交周波数分割多重通信方式。
  4. 【請求項4】前記基準信号に用いる符号はPN符号であ
    ることを特徴とする請求項1記載の直交周波数分割多重
    通信方式。
  5. 【請求項5】前記基準信号に用いる符号はバーカー符号
    であることを特徴とする請求項1記載の直交周波数分割
    多重通信方式。
  6. 【請求項6】前記OFDM変調手段は、前記基準信号を
    伝送信号に多重し、インターリーブ処理を施した後に逆
    フーリエ変換、直交変調を施し、 前記OFDM復調手段は、受信信号に直交復調、フーリ
    エ変換を施した後に、変調側とは逆のデインターリーブ
    処理を施し、多重分離処理を施すようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の直交周波数分割多重通信方式。
  7. 【請求項7】前記OFDM変調手段は、前記基準信号を
    伝送信号に多重し、マッピング処理を施した後に逆フー
    リエ変換、直交変調を施し、 前記OFDM復調手段は、受信信号に直交復調、フーリ
    エ変換を施した後に、変調側とは逆のデマッピング処理
    を施し、多重分離処理を施すようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の直交周波数分割多重通信方式。
JP7065745A 1995-03-24 1995-03-24 直交周波数分割多重通信方式 Pending JPH08265294A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7065745A JPH08265294A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 直交周波数分割多重通信方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7065745A JPH08265294A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 直交周波数分割多重通信方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08265294A true JPH08265294A (ja) 1996-10-11

Family

ID=13295870

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7065745A Pending JPH08265294A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 直交周波数分割多重通信方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08265294A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001144727A (ja) * 1999-09-15 2001-05-25 Lucent Technol Inc ディジタル音声放送における密度の細かい及び密度の粗い周波数オフセット推定の方法及び装置
KR100313860B1 (ko) * 1998-07-30 2001-12-12 윤종용 Ofdm 전송 방식에서 미세 주파수 복원장치 및 그 방법
US6791966B1 (en) 1998-02-25 2004-09-14 Nokia Mobile Phones Ltd. Signal coding

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6791966B1 (en) 1998-02-25 2004-09-14 Nokia Mobile Phones Ltd. Signal coding
KR100313860B1 (ko) * 1998-07-30 2001-12-12 윤종용 Ofdm 전송 방식에서 미세 주파수 복원장치 및 그 방법
JP2001144727A (ja) * 1999-09-15 2001-05-25 Lucent Technol Inc ディジタル音声放送における密度の細かい及び密度の粗い周波数オフセット推定の方法及び装置
JP2011097643A (ja) * 1999-09-15 2011-05-12 Alcatel-Lucent Usa Inc ディジタル音声放送における密度の細かい及び密度の粗い周波数オフセット推定の方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2879030B2 (ja) Ofdm送信装置及び受信装置とofdm送信方法及び受信方法
KR0136718B1 (ko) 직교 주파수 분할 다중(ofdm) 동기 복조 회로
AU749912B2 (en) Frame structure and frame synchronization for multicarrier systems
EP0961448B1 (en) Modulator, demodulator, and transmission system for use in OFDM transmission
JP3130752B2 (ja) Ofdm伝送受信方式及び送受信装置
JP4043335B2 (ja) 受信装置
CN100527652C (zh) Ofdm接收装置和ofdm接收装置中的数据解调方法
EP0851638A2 (en) Communication method and receiving apparatus for OFDM system
EP0901260A2 (en) Frame and symbol synchronisation in multicarrier receivers
EP1172982A3 (en) Carrier recovery in a multicarrier receiver
AU749787B2 (en) Coarse frequency synchronization in multicarrier systems systems
US7792202B2 (en) Apparatus and method for estimating timing offset of OFDM symbol, and method of recovering symbol timing of OFDM symbol
JPH1022973A (ja) Ofdm伝送システムとその送受信装置
JP2001308821A (ja) 復調装置及び復調方法
JP2772292B2 (ja) Ofdm伝送方式および送受信装置
JPH11252038A (ja) デジタル放送の受信機
JPH08265292A (ja) Ofdm受信装置
EP1006699B1 (en) Symbol synchronisation for multicarrier transmission
JPH08265294A (ja) 直交周波数分割多重通信方式
JP2000049747A5 (ja)
JP2000049747A (ja) Ofdm伝送のための変調装置、復調装置および伝送システム
US7483368B2 (en) Method and detecting carrier shift amount in digital transmission signal, method of correcting carrier shift amount, and receiver employing these methods
JP2818155B2 (ja) Dft回路とofdm同期復調装置
KR20020086161A (ko) 직교 주파수 분할 다중 전송 시스템의 훈련 심볼 결정방법 및 주파수 옵셋 추정과 동기를 위한 장치 및 방법
JP3148090B2 (ja) Ofdm信号同期復調器

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309