JPH1022973A - Ofdm伝送システムとその送受信装置 - Google Patents

Ofdm伝送システムとその送受信装置

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JPH1022973A
JPH1022973A JP8171179A JP17117996A JPH1022973A JP H1022973 A JPH1022973 A JP H1022973A JP 8171179 A JP8171179 A JP 8171179A JP 17117996 A JP17117996 A JP 17117996A JP H1022973 A JPH1022973 A JP H1022973A
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隆史 関
Tatsuya Ishikawa
石川  達也
Kenji Sawada
健志 澤田
Masanori Saito
正典 斉藤
Tetsuomi Ikeda
哲臣 池田
Yasushi Sugita
康 杉田
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シンボル長の異なる複数種のシンボル群を多
重伝送する場合でも、複数種の同期シンボルを伝送する
必要性をなくして伝送効率の向上を図る。 【解決手段】 送信装置において、移動受信用シンボル
の有効期間サンプル数1024と固定受信用シンボルの
有効期間サンプル数8192との比に応じて基準シンボ
ルを伝送するためのキャリアを8本おきに定め、かつこ
れらのキャリアの有効の有無を規定したキャリアパター
ン情報を発生して基準シンボルで送信し、一方受信装置
では、直交検波後のOFDM変調波信号のエンベロープ
から基準シンボルの位置を検出してこの検出タイミング
を基にフレーム同期の粗調整を行ない、かつ基準シンボ
ルの復調データからキャリアパターンを検出してこの検
出キャリアパターンと基準パターンとの相関からキャリ
ア間隔単位の周波数誤差を検出してキャリアの周波数離
調を補正するようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、OFDM変調方
式を採用してディジタル信号を伝送するOFDM伝送シ
ステムと、このシステムで使用されるOFDM送受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、音声信号および映像信号の伝送に
おいては、ディジタル変調方式の開発が盛んである。そ
の中で、ディジタル地上放送または通信においては、マ
ルチパス妨害に強くまた周波数利用率の高い等の特徴を
有する直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Fre
queney Division Multiplex )変調方式が注目されてい
る。
【0003】OFDM変調方式は、互いに直交する複数
のキャリアにデータを分散して伝送する方式であり、変
復調には一般に離散フーリエ変換が用いられる。すなわ
ち、送信側では、複数のシンボルデータに対して逆離散
フーリエ変換(IDFT)を行なうことによりOFDM
信号の有効シンボル部を生成し、この有効シンボルの前
にマルチパス妨害を低減するためのガード期間を付加し
て送信する。これに対し受信側では、受信信号の有効シ
ンボル期間に対して離散フーリエ変換(DFT)を行な
うことによりシンボルを復調する。
【0004】OFDMのキャリア数は、変調に用いるD
FT回路のポイント数によって決まり、OFDMのシン
ボル長はキャリア間隔の逆数に等しい。したがって、サ
ンプリングクロック周波数が一定の場合、DFT回路ポ
イント数が大きくなるほどキャリア間隔は小さくなり、
シンボル長は大きくなる。
【0005】また、OFDMの伝送フレームは、複数の
OFDMシンボルを時分割多重することにより構成さ
れ、伝送フレーム毎に受信同期用の同期シンボルが伝送
される。図12はOFDMの伝送フレームの一例を示す
図である。同図において、フレームの先頭位置にはヌル
シンボルと呼ばれる無信号期間が伝送される。このヌル
シンボルは、受信側でフレーム同期の検出とシンボルタ
イミングの粗同期の検出のために使用される。
【0006】上記ヌルシンボルの次には、タイミング同
期用の基準シンボルが伝送される。この基準シンボル
は、受信側で精密なシンボル同期を検出するために使用
される。基準シンボルの例としてはチャープ(サインス
イープ)シンボルがある。チャープシンボルは自己相関
の大きい波形であり、受信側では受信信号に含まれるチ
ャープシンボルの相関を検出することにより精密なシン
ボル同期を検出することができる。そして、上記基準シ
ンボルの後ろの位置において、複数の情報シンボルが時
分割多重されて伝送される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近OFD
Mを用いた地上ディジタル放送または通信において、固
定受信装置向けのシンボルと移動受信装置向けのシンボ
ルとを一つの伝送フレーム内で時分割多重して伝送する
ことが提唱されている。OFDMの有効シンボル長は、
先に述べたように変復調に用いるDFT回路のポイント
数によって決まる。このため、固定受信のみを考えた場
合には、有効シンボル期間を長くするとそれに応じてガ
ード期間も長くすることができるのでマルチパス妨害に
対しては有利である。しかし移動受信の場合には、有効
シンボル期間が長すぎると伝送路の時間的な変動のため
に伝送特性の劣化を招く。
【0008】そこで、固定受信装置向けのシンボルと移
動受信装置向けのシンボルとを同一フレームで伝送する
場合に、移動受信装置向けのシンボル長を固定受信装置
向けのシンボル長よりも短く設定する方式が考えられて
いる。
【0009】しかし、この伝送方式を実現するために
は、受信側でそれぞれのOFDMシンボルをシンボル長
に応じたポイント数のDFT回路で復調する必要があ
る。また受信装置のタイプとしては、どちらのOFDM
シンボルも復調可能な受信装置の他に、移動受信装置向
けのシンボルあるいは固定受信装置向けのシンボルのい
ずれかを復調する受信装置も考えられる。
【0010】この場合、伝送フレーム内の同期シンボル
の伝送方式としては、送信側で各シンボル長に対応する
同期シンボルをそれぞれ伝送フレームに挿入して送信
し、受信側においてDFT回路のポイント数に応じてど
ちらかを復調する方式が考えられる。しかしこのように
すると、伝送フレーム中で伝送する同期シンボルの数が
2倍になるので伝送効率の低下を招き極めて好ましくな
い。
【0011】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その目的とするところは、シンボル長の異なる複
数種のシンボル群を多重伝送する場合でも、複数種の同
期シンボルを伝送する必要性をなくし、これにより伝送
効率の向上を図り得るOFDM伝送システムとその送受
信装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にこの発明のOFDM伝送システムは、送信側におい
て、情報シンボルのサンプル数Niの最大値がNmax
(Nmax /Niは整数)、最小値がNmin であり、かつ
最大Nmax 本のキャリアを使用して伝送する場合に、上
記Nmax 本のキャリアのうちNmax /Nmin 本おきのキ
ャリアを有効キャリアとするとともに、これらの有効キ
ャリアの有無を規定するパターン情報を含むOFDMシ
ンボルを発生して、このOFDMシンボルを基準シンボ
ルとして上記伝送フレームの所定の位置に多重して送信
し、一方受信側においては、上記基準シンボル内の任意
のNiサンプルを復調し、この復調結果を基に受信同期
を達成するようにしたものである。
【0013】また、受信側においては、受信信号中から
上記基準シンボルを検出してその検出結果を基にフレー
ム同期を検出するとともに、上記基準シンボルの復調結
果から上記パターン情報を検出し、このパターン情報に
基づいて上記受信信号の周波数離調を調整するようにし
たことを特徴とするものである。
【0014】したがってこの発明によれば、基準シンボ
ルは、Nmax 本のキャリアのうちNmax /Nmin 本おき
のキャリアのみが有効とされているので、全シンボル期
間内の任意のサンプルを抜き出して復調することが可能
となる。したがって、有効シンボル期間内のサンプル数
の異なる複数種のシンボル群が一つの伝送フレーム内で
時分割多重化されて伝送されているシステムにあって、
受信側が上記複数種のシンボル群のいずれを受信しよう
とする場合でも、基準シンボルを検出して受信同期をと
ることができる。
【0015】また、有効キャリアの有無を規定するパタ
ーン情報を擬似雑音系列を基に発生するようにすれば、
受信側でキャリア周波数のずれをキャリア間隔で検出す
ることが可能となり、これにより周波数離調をキャリア
間隔で確実に補正することができる。
【0016】また、基準シンボルの各有効キャリアをP
SK変調して各有効キャリアの位相を互いにランダムに
することにより、有効キャリアの復調振幅が他より突出
しないようにすることができる。
【0017】さらに、基準シンボルの各有効キャリアの
振幅を、他のOFDMシンボルのキャリアの振幅よりも
大きく設定することで、基準シンボルの検出をより高精
度に行なうことができる。
【0018】送信側で、有効キャリアの有無を規定する
パターン情報を基準シンボル内の複数箇所にそれぞれ挿
入したのちOFDM変調して送信し、受信側では、基準
シンボル内の上記複数箇所をそれぞれOFDM復調して
その各復調結果の平均を求め、この復調結果の平均から
パターン情報を検出することにより、時間ダイバーシチ
を行なうことができ、これによりフェージングなどの影
響を低減して基準シンボルの検出をさらに高精度に行な
うことが可能となる。
【0019】また本発明のOFDM送信装置は、Nmax
本のキャリアのうちサンプル数の最大値Nmax /最小値
Nmin 本おきのキャリアを有効キャリアとするととも
に、これらの有効キャリアの有無を規定するパターン情
報を含むOFDMシンボルを受信同期用の基準シンボル
として発生する基準シンボル発生手段を備え、この基準
シンボル発生手段により発生された基準シンボルと複数
種の情報シンボル群とを多重化手段で多重化して、上記
基準シンボルがフレーム内の所定の位置に配置された伝
送フレームを形成し、この形成された伝送フレームの各
シンボルをそれぞれその有効シンボル期間のサンプル数
に応じて逆離散フーリエ変換することによりOFDM変
調して、伝送路へ送信するようにしたものである。
【0020】この様なOFDM送信装置を用いてOFD
M送信を行なえば、受信側がサンプル数の異なる複数種
のシンボル群のうちのいずれのシンボル群を復調しよう
とする場合でも、基準シンボルを確実に復調して受信同
期をとることができる。
【0021】さらに、この発明のOFDM受信装置は、
受信しようとするシンボル群の有効シンボル期間のサン
プル数Niに応じて受信信号を離散フーリエ変換するこ
とにより基準シンボルをOFDM復調し、この復調され
た基準シンボルを用いて受信同期検出を行なうことによ
り、基準シンボル内の任意のNiサンプルを復調し、こ
の復調結果を基に受信同期を達成するするように構成し
たものである。
【0022】また、この発明のOFDM受信装置は、受
信信号中から基準シンボルを検出してその検出結果を基
にフレーム同期を検出するとともに、受信しようとする
シンボル群の有効シンボル期間のサンプル数Niに応じ
て受信信号を離散フーリエ変換することにより基準シン
ボルをOFDM復調し、この復調された基準シンボルか
ら上記パターン情報を検出して、このパターン情報に基
づいて前記受信信号の周波数離調を調整することも特徴
としている。
【0023】したがって、基準シンボルを用いて粗いフ
レーム同期ばかりでなく、周波数離調の補正を行なうこ
とができ、これにより伝送系における周波数変換などに
よって周波数ずれが発生している場合でもこの周波数ず
れを除去してより正確な受信同期をとることが可能とな
って、これにより信頼性の高いOFDM復調を行なうこ
とができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)以下、この発明に係わるOFDM伝
送システムの第1の実施形態について説明する。なお、
以下の説明では表に示す伝送パラメータを用いて、固定
受信用および移動受信用の2種類のOFDMシンボルを
1伝送フレーム内で時分割多重して伝送する場合につい
て説明する。
【0025】
【表1】
【0026】図1は、この発明の第1の実施形態に係わ
るOFDM伝送データのフレームフォーマットを示すも
のである。この伝送フレームは、先頭に基準シンボルを
配置するとともに、この基準シンボルに続いてチャープ
シンボルを配置し、それ以降に複数の移動受信用の情報
シンボルと複数の固定受信用の情報シンボルとを時分割
多重して配置するように構成したものである。基準シン
ボルおよびチャープシンボルの有効シンボル長およびガ
ードインターバル長は、固定受信用シンボルのシンボル
長と等しく設定してある。本実施形態のシステムでは、
受信側がフレーム先頭の上記基準シンボルを使用して、
フレーム同期を検出するとともに周波数同期の検出をも
行なう。
【0027】基準シンボルのキャリア間隔は、固定受信
用シンボルの有効シンボルのサンプル数Nmax と、移動
受信用シンボルの有効シンボルのサンプル数Nmin との
比に相当する本数おきの間隔に設定される。例えば、固
定受信用シンボルのサンプル数Nmax が8192、移動
受信用シンボルのサンプル数Nmin が1024であれ
ば、Nmax /Nmin =8本おきのキャリアが基準シンボ
ル用の有効キャリアとなる。また、予め定めたパターン
によりこれらの有効キャリアの有無が規定される。この
有効キャリアの有無を規定するパターンは、例えば擬似
雑音(PN:pseudorandom noise)系列を基に発生され
る。
【0028】図2は上記基準シンボル用の有効キャリア
を示したもので、横軸はキャリア番号で表わした周波数
を、縦軸はキャリア振幅を示している。同図に示すよう
に、全キャリア(5696本)のうち、DCを中心とし
た8本おきのキャリアのみが有効キャリアとして使用さ
れる。また、これらの有効キャリアの有無のパターンは
先に述べたようにPN系列により規定される。例えば、
PN系列の符号が“1”に対応するキャリアは有効キャ
リアとし、また符号“0”に対応するキャリアは無効キ
ャリアとしてそれぞれ規定される。図2の例では実線が
有効キャリアを、破線が無効キャリアを示している。
【0029】このように、基準シンボルの有効シンボル
期間のサンプル数は8192であるが、DCを中心とし
た8本置きのキャリアのみを有効としているので、有効
シンボル期間の中から1024サンプルを抜き出して1
024ポイントの離散フーリエ変換を用いることによっ
ても基準シンボルを復調することが可能となる。すなわ
ち、8192ポイントの離散フーリエ変換および102
4ポイントの離散フーリエ変換のどちらでも基準シンボ
ルを復調可能であり、固定受信装置でもまた移動受信装
置でも受信可能となる。
【0030】また、基準シンボルの有効キャリア数は他
の情報シンボルの1/8以下になっているので、他のO
FDMシンボルに比べて時間軸波形の振幅が小さい。し
たがって、受信信号のエンベロープから基準シンボルを
検出することが可能であり、これによりフレーム同期を
とることができる。
【0031】さらに、キャリアの配置が既知の基準シン
ボルを送信側から送信し、受信側で基準シンボルのキャ
リアパターンを検出して既知パターンと比較することに
より、キャリア間隔単位の周波数誤差を検出することが
可能であり、この周波数誤差情報を用いてキャリアの周
波数離調を補正することができる。
【0032】特に、有効キャリアの有無を規定するパタ
ーン情報をPN系列を基に発生しているので、受信側で
キャリア周波数のずれをキャリア間隔で検出することが
可能となり、これにより周波数離調をキャリア間隔でよ
り確実に補正することができる。
【0033】さらに、上記基準シンボルの有効キャリア
の振幅を他のOFDMシンボルのキャリア振幅よりも大
きく設定すれば、基準シンボルを他のOFDMシンボル
と識別しやすくなり、これにより基準シンボルの検出精
度を高めることが可能となる。
【0034】次に、本実施形態のOFDM伝送システム
で使用するOFDM送信装置およびOFDM受信装置に
ついて説明する。先ずOFDM送信装置は、階層符号化
された2系統の情報を入力し、このうち重要度の高いデ
ータ(HPデータ)を移動受信用のOFDMシンボルに
割り当て、重要度の低いデータ(LPデータ)データ
(HPデータ)を固定受信用のOFDMシンボルに割り
当てるように構成される。図3は本実施形態のOFDM
送信装置の構成を示す回路ブロック図である。
【0035】すなわち、HPデータは誤り訂正符号化回
路11で誤り訂正符号化され、さらにインターリーバ1
2でインターリーブが施されたのち、DQPSK(diff
erentially encoded quadrature phase shift keying)
符号化回路13に入力される。DQPSK符号化回路1
3では、同じキャリアに割り当てるデータ間で差動符号
化が行なわれたのちQPSKシンボルに変換され、この
QPSKシンボルはマルチプレクサ14に入力される。
【0036】また、LPデータは誤り訂正符号化回路1
5で誤り訂正符号化され、さらにインターリーバ16で
インターリーブが施されたのち、64QAM(quadratu
re amplitude modulation )符号化回路17に入力され
る。この64QAM符号化回路17では、入力データが
64QAMシンボルに変換され、これにより得られた6
4QAMシンボルは上記QPSKシンボルと同様にマル
チプレクサ14に入力される。
【0037】基準シンボル発生回路18は、基準シンボ
ルデータを発生してマルチプレクサ14に供給するもの
で、例えば図4に示すように第1および第2のPN系列
発生回路181,182と、BPSKシンボル発生回路
183と、セレクタ184とから構成される。
【0038】第1のPN系列発生回路181は、BPS
Kシンボルの位相を制御するためのもので、発生したP
N系列をBPSKシンボル発生回路183に供給する。
BPSKシンボル発生回路183は、第1のPN系列発
生回路181から発生されたPN系列が“0”のときに
位相が0°となるI,Qデータを、また“1”のときに
位相が180°となるI,Qデータをそれぞれ発生す
る。
【0039】第2のPN系列発生回路182は、基準シ
ンボルのキャリア配置を決定するためのもので、発生し
たPN系列を選択制御信号としてセレクタ184に供給
する。セレクタ184は、第2のPN系列発生回路18
2から発生されたPN系列が“0”のときに0データを
選択し、“1”のときに上記BPSKシンボル発生回路
183から発生されたI,Qデータを選択して、この選
択したデータを基準シンボルデータとしてマルチプレク
サ14へ出力する。かくして、キャリアの有無がPN系
列で規定され、かつ各キャリアの位相がランダムなBP
SKシンボルデータによって変調された基準シンボルデ
ータが発生される。
【0040】なお、上記第1のPN系列発生回路181
が発生するPN系列と、第2のPN系列発生回路182
が発生するPN系列とは、互いに異なる系列かもしくは
同一系列でも位相が異なるように設定される。これは、
キャリア位相の一致を防ぐためである。
【0041】また、BPSKシンボル発生回路183が
発生するBPSKシンボルの振幅を適宜設定することに
より、基準シンボルのキャリア振幅を他のシンボルより
も大きくすることができる。
【0042】チャープシンボル発生回路19では、チャ
ープシンボルの周波数軸上のデータが発生される。マル
チプレクサ14は、上記DQPSK符号化回路13から
出力されたQPSKシンボルと、64QAM符号化回路
17から出力された64QAMシンボルと、上記基準シ
ンボル発生回路18で発生された基準シンボルデータ
と、チャープシンボル発生回路19で発生されたチャー
プシンボルデータとを、所定の順序で時分割多重して図
1に示した伝送フレームを構成する。そして、この多重
化シンボルデータを逆離散フーリエ変換(IDFT)回
路21に供給する。
【0043】IDFT回路21では、上記多重化シンボ
ルデータの各シンボルごとに、そのシンボル長に応じた
ポイント数による逆フーリエ変換処理がそれぞれ行なわ
れる。例えば、移動受信用のシンボルデータに対しては
1024ポイントの逆離散フーリエ変換が行なわれ、一
方基準シンボル、チャープシンボルおよび固定受信用の
各シンボルデータに対しては8192ポイントの逆離散
フーリエ変換処理が行なわれる。
【0044】IDFT回路21の回路構成としては、1
024ポイントのIDFT回路と8192ポイントのI
DFT回路をそれぞれ設け、これらのIDFT回路を選
択的に使用することにより上記2種類のシンボルデータ
の逆離散フーリエ変換を行なうものが考えられる。また
他の回路構成としては、最大ポイント数が8192のI
DFT回路を1つ設け、シンボルデータのシンボル長に
応じてこのIDFT回路のポイント数を切り替えること
により、上記2種類のシンボルデータの逆離散フーリエ
変換を行なうものも考えられる。
【0045】上記IDFT回路21から出力されたOF
DMシンボルは、続いてガード期間付加回路22に入力
される。ガード期間付加回路22では、上記IDFT回
路21から出力された各OFDMシンボルごとに、その
後尾の一部がガード期間としてシンボルの前にコピーさ
れる。図6はこのガード期間を付加した後のOFDMシ
ンボルの構成を示したものである。
【0046】上記ガード期間付加回路22から出力され
たOFDMシンボルデータは、次に直交変調回路23に
入力され、ここで所定周波数のキャリア信号で直交変調
されたのち、ディジタル/アナログ(D/A)変換回路
24でアナログ信号に変換される。そして、このD/A
変換回路24の出力信号は、周波数変換回路25におい
てキャリア周波数に相当する無線高周波信号に周波数変
換され、図示しないアンテナから送信される。
【0047】なお、20はタイミング発生回路であり、
基準となるクロック信号を基に上記各回路の動作に必要
なクロック信号およびタイミング信号を生成し、上記各
回路に供給する。
【0048】一方、OFDM受信装置は次のように構成
される。この装置は、伝送フレームに時分割多重されて
いる2種類のOFDMシンボルをどちらも復調する機能
を有するものである。図5はその構成を示す回路ブロッ
ク図である。図示しないアンテナで受信された無線周波
の受信信号は、周波数変換回路31で中間周波数の信号
に周波数変換されたのち、アナログ/ディジタル(A/
D)変換回路32でディジタル信号に変換されて、直交
検波回路33に入力される。直交検波回路33は、上記
入力信号を再生キャリアにより直交検波するもので、こ
れにより得られたベースバンドのOFDM変調波信号は
離散フーリエ変換(DFT)回路34、エンベロープ検
出回路42、チャープシンボル検出回路44および周波
数誤差検出回路49に入力される。
【0049】DFT回路34は、入力されたOFDM変
調波信号の各シンボルごとに、そのガード期間を除いた
有効シンボルに対しそのシンボル長に応じたポイント数
で離散フーリエ変換処理を行なう。例えば、図1に構成
を示した伝送フレームを受信した場合には、移動受信用
のシンボルに対しては1024ポイントの離散フーリエ
変換が行なわれ、またチャープシンボルおよび固定受信
用の各シンボルに対しては8192ポイントの離散フー
リエ変換処理が行なわれる。
【0050】また基準シンボルは、1024ポイントの
DFTおよび8192ポイントのDFTのどちらでも復
調可能であるが、ここでは8192ポイントのDFTを
用いて、図6に示すように基準シンボルの有効シンボル
期間全体を復調する。
【0051】なお、DFT回路34の回路構成として
は、1024ポイントのDFT回路と8192ポイント
のDFT回路をそれぞれ設け、これらのDFT回路を選
択的に使用することにより上記2種類のOFDMシンボ
ルの離散フーリエ変換するものが考えられる。また他の
回路構成としては、最大ポイント数が8192のDFT
回路を1つ設け、OFDMシンボルのシンボル長に応じ
てこのDFT回路のポイント数を切り替えることによ
り、上記2種類のOFDMシンボルの離散フーリエ変換
を行なうものも考えられる。
【0052】上記DFT回路34から出力された復調シ
ンボルデータは、デマルチプレクサ35に入力される。
デマルチプレクサ35では、上記復調シンボルデータが
シンボルごとに分離され、このうち移動受信用シンボル
の復調シンボルデータは遅延検波回路36に、また固定
受信用シンボルの復調シンボルデータは同期検波回路3
7にそれぞれ入力され、さらに基準シンボルの復調デー
タはキャリアパターン検出回路46に入力される。
【0053】遅延検波回路36では、上記移動受信用シ
ンボルの復調データに対し、同じキャリア間に割り当て
られたデータ間で遅延検波が行なわれ、この検波された
シンボルデータはデインターリーブ回路38でデインタ
ーリーブが施されたのち、誤り訂正復号回路39におい
て誤り訂正復号処理されて、HPデータとして出力され
る。同期検波回路37では、固定受信用シンボルの復調
データに対し同期検波が行なわれ、その検波出力はデイ
ンターリーブ回路40デインターリーブが施されたの
ち、誤り訂正復号回路41において誤り訂正復号処理さ
れて、LPデータとして出力される。
【0054】ところで、基準シンボルを利用してタイミ
ング同期検出を行なうための回路は次のように構成され
る。エンベロープ検出回路42では、直交検波回路33
から出力されたベースバンドのOFDM変調波信号のエ
ンベロープを検出することにより、フレーム先頭の基準
シンボルが検出され、その検出タイミングはタイミング
再生回路43に供給される。タイミング再生回路43
は、受信信号に同期してクロックおよびタイミング信号
を発生するもので、上記検出タイミングによりフレーム
タイミング信号の発生タイミングがリセットされる。す
なわち、フレームタイミングの粗同期が行なわれる。
【0055】またチャープシンボル検出回路44は、上
記直交検波回路33から出力されたベースバンドのOF
DM変調波信号と、チャープシンボル発生回路45から
発生される基準のチャープシンボルデータとの相関を検
出することにより、伝送フレーム内のチャープシンボル
を検出し、その検出タイミングをタイミング再生回路4
3に供給する。タイミング生成回路43は、このチャー
プシンボルの検出タイミングを基に、フレームタイミン
グの精密な同期制御と、クロックの同期制御をそれぞれ
行なう。タイミング再生回路43から出力されたタイミ
ング信号およびクロック信号は、これらの信号を必要と
する各回路に供給される。
【0056】一方、基準シンボルを利用して周波数同期
のための調整を行なうための回路部は次のように構成さ
れる。すなわち、基準シンボルの復調データはキャリア
パターン検出回路46に入力される。キャリアパターン
検出回路46は、上記復調データから基準シンボルの振
幅を求めて所定のしきい値と比較することによりキャリ
アの有無を判定し、その判定結果つまりPN系列のパタ
ーン情報を周波数誤差検出回路47に与える。また基準
パターン発生回路48は、図2に示した基準シンボルの
キャリアの有無を規定するPN系列からなるパターン情
報を発生し、上記周波数誤差検出回路47に供給する。
周波数誤差検出回路47は、上記基準シンボルの復調デ
ータから検出したキャリアパターン情報と、上記基準パ
ターン発生回路48から発生された基準パターン情報と
の相関を求め、これにより受信キャリアパターンのずれ
を検出する。そして、この受信キャリアパターンのずれ
を1kHz間隔単位の周波数誤差信号として出力する。
【0057】また、周波数誤差検出回路49では、直交
検波回路33から出力されたベースバンドのOFDM変
調波信号を用いて、キャリア間隔の±1/2に相当する
±0.5kHzまでの周波数ずれが検出される。そし
て、この周波数誤差検出回路49により検出された周波
数誤差信号と、上記周波数誤差検出回路47から出力さ
れた周波数誤差信号とは、加算器50で相互に加算され
た後、直交検波回路33に供給される。
【0058】直交検波回路33は、上記加算器50から
供給された周波数誤差信号に基づいて検波キャリア周波
数を制御する。したがって、伝送における周波数変換な
どによって生じた周波数ずれは除去される。
【0059】尚、上記周波数誤差検出回路49の詳細な
構成および動作については、文献「OFDMにおけるガ
ード期間を利用した新しい周波数同期方式の検討」(テ
レビジョン学会技術報告、Vol.19、No18、P
P.13−18)に詳しく述べられている。
【0060】この様に本実施形態のOFDM伝送システ
ムでは、OFDM送信装置の基準シンボル発生回路18
において、移動受信用シンボルの有効期間サンプル数1
024と固定受信用シンボルの有効期間サンプル数81
92との比に応じて基準シンボルを伝送するためのキャ
リアを8本おきに定め、かつこれらのキャリアの有効の
有無を規定したキャリアパターン情報を発生し、このキ
ャリアパターン情報を基準シンボルに含めて送信してい
る。これに対しOFDM受信装置では、直交検波後のO
FDM変調波信号のエンベロープから基準シンボルの位
置を検出してこの検出タイミングを基にフレーム同期の
粗調整を行ない、かつ基準シンボルの復調データからキ
ャリアパターンを検出してこの検出キャリアパターンと
基準パターンとの相関からキャリア間隔単位の周波数誤
差を検出し、この周波数誤差を基にキャリア周波数の離
調を補正するようにしている。
【0061】したがって本実施形態によれば、基準シン
ボル伝送に使用するキャリアを8本おきに定めているの
で、8192ポイントまたは1024ポイントのどちら
のDFT回路を用いても基準シンボルデータを復調でき
る。そして、この復調した基準シンボルのキャリアパタ
ーン情報を既知のパターン情報と比較することによりキ
ャリア間隔単位の周波数誤差を検出し、この検出結果を
基に周波数離調を補正するようにしている。このため、
周波数ずれを除去して誤り少ない復調を行なうことがで
きる。
【0062】(第2の実施形態)この実施形態は、OF
DM受信装置を、移動受信用シンボルのみを受信するよ
うに構成したものである。図7は、本実施形態に係わる
OFDM受信装置の構成を示す回路ブロック図である。
なお、同図において、前記図3と同一部分には同一符号
を付して詳しい説明は省略する。
【0063】本実施例のOFDM受信装置は、移動受信
用シンボルのみを復調するために、DFT回路としてポ
イント数1024のDFT回路61を有している。この
ポイント数1024のDFT回路61においては、移動
受信用の各シンボルが復調されるとともに、基準シンボ
ルが復調される。この基準シンボルの復調は、例えば図
8に示すごとく基準シンボルの有効期間中における最後
尾の1024サンプル分の領域を抜き出して復調するこ
とにより行なわれる。この1024サンプル分の領域を
抜き出して復調できる理由は、OFDM送信装置におい
て図2に示したように基準シンボルを伝送するための有
効キャリアを8本おきに設定したからである。
【0064】基準シンボルの復調結果は、デマルチプレ
クサ35で分離されてキャリアパターン検出回路46に
入力される。キャリアパターン検出回路46は、上記基
準シンボルの復調結果から基準シンボルのキャリアの有
無を表わすキャリアパターン情報を検出して、周波数誤
差検出回路47に供給する。基準パターン発生回路48
は、図2に示した基準シンボルの中で、DCを中心とし
た8本おきのキャリアのみに関してキャリアの有無を表
わす基準パターンを発生し、上記周波数誤差検出回路4
7に供給する。周波数誤差検出回路47は、上記2つの
パターン情報の相関を求めることにより受信キャリアパ
ターンのずれを検出し、これを8kHz間隔単位の周波
数ずれとして出力する。
【0065】一方周波数誤差検出回路49では、直交検
波回路33から出力されたベースバンドのOFDM変調
波信号の中から移動受信用シンボルを用いて±4kHz
までの周波数ずれが検出される。加算器50では、上記
周波数誤差検出回路47および49から出力された周波
数誤差信号を相互に加算し、この加算後の周波数誤差信
号を直交検波回路33に供給する。このため、直交検波
回路33では、上記周波数誤差信号に応じて再生キャリ
ア周波数のずれが補正され、これにより高精度の直交検
波が可能となる。
【0066】このように本実施形態によれば、OFDM
送信装置において基準シンボルを伝送するための有効キ
ャリアを8本おきに設定しているので、ポイント数10
24のDFT回路61を使用して、移動受信用の各シン
ボルは勿論のこと基準シンボルを確実に復調することが
できる。
【0067】また、基準シンボルのキャリアの有効の有
無を表わすパターン情報を伝送し、このパターン情報を
基準パターンと比較するようにしているので、キャリア
間隔単位の周波数誤差を検出することができ、この周波
数誤差信号を用いて周波数離調を補正することができ
る。
【0068】なお、上記実施形態では、図8に示したよ
うに基準シンボルの有効期間中における最後尾の102
4サンプル分の領域を抜き出して復調するようにした
が、移動受信用シンボルのガード期間を除いて、基準シ
ンボル内の任意の部分の1024サンプルを抜き出して
キャリアパターン情報を復調するようにしてもよい。
【0069】(第3の実施形態)この実施形態は、移動
受信用シンボルのみを復調するOFDM受信装置の他の
構成を示したもので、基準シンボル内を複数回復調し、
その各復調出力を平均したものからキャリアパターン情
報を検出して周波数誤差の検出に供するようにしたもの
である。
【0070】図9は、本実施形態に係わるOFDM受信
装置の構成を示す回路ブロック図である。なお、同図に
おいて前記図7と同一部分には同一符号を付して詳しい
説明は省略する。
【0071】1024ポイントのDFT回路63では、
図10に示すごとく基準シンボルの有効シンボル期間の
全域にわたり、1024サンプルの復調が8回行なわれ
る。そして、この8回の基準シンボルの復調データは、
デマルチプレクサ35で分離されたのち平均回路62に
入力される。平均回路62では、上記8回の復調により
それぞれ得られた基準シンボルの復調データを平均する
処理が行なわれる。このとき、基準シンボルは1024
サンプル周期で同じ波形の繰り返しになってるので、平
均をとることは可能である。
【0072】また、本実施形態では、移動受信用シンボ
ルと固定受信用シンボルにおいて、ガード長および有効
シンボル長がどちらも1:8の関係になっているので、
図11に示すように基準シンボル内を8回復調すること
も可能である。
【0073】上記基準シンボル復調データの平均値は、
キャリアパターン検出回路46に入力され、ここでキャ
リアパターン情報が検出される。そして、このキャリア
パターン情報と基準パターン情報との相関からキャリア
間隔単位の周波数誤差が周波数誤差検出回路47で検出
され、この周波数誤差信号を基にキャリア周波数の離調
が補正される。
【0074】このように本実施形態によれば、基準シン
ボルに対し8回の復調を行ない、これらの復調により得
られたデータの平均を平均回路62で求めて、この平均
した復調データからキャリアパターン情報を検出して周
波数誤差の検出を行なうようにしているので、基準シン
ボルの復調出力のC/Nを高めることができ、これによ
り周波数誤差の検出精度を高めることができる。
【0075】なお、この発明は上記各実施形態に限定さ
れるものではない。例えば、前記各実施形態では有効シ
ンボル期間が1024サンプルの情報シンボルと、81
92サンプルの情報シンボルとを、1伝送フレーム内で
時分割多重して伝送する場合について説明したが、10
24サンプルの情報シンボルのみもしくは8192サン
プルの情報シンボルのみを多重して伝送する場合にも同
様に本発明を適用することができる。また、多重化する
情報シンボルの種類を2種類としたが、サンプル数の条
件を満たせば、3種類以上の情報シンボルを多重して伝
送する場合にも本発明は適用可能である。
【0076】また、第1の実施形態では、図1に示した
ように伝送フレームの先頭位置に基準シンボルを配置す
るとともに次の位置にチャープシンボルを配置し、それ
以降に情報シンボルを配置するようにしたが、基準シン
ボルおよびチャープシンボルの多重伝送位置は任意に設
定することができる。
【0077】さらに、前記第1の実施形態では、階層符
号化された2系統のデータをそれぞれ移動受信用シンボ
ルおよび固定受信用シンボルに割り当てて伝送するよう
にしたが、例えば音声データと映像データ、異なる番組
のデータというように別のデータをそれぞれ移動受信用
シンボルおよび固定受信用シンボルに割り当てて多重伝
送するようにしてもよい。
【0078】さらに、前記各実施形態では、OFDM送
信装置のみまたはOFDM受信装置のみの構成について
説明したが、OFDM送信機能とOFDM受信機能とを
合わせ持ったOFDM送受信装置に本発明を適用するこ
ともできる。
【0079】さらに、タイミング同期検出手段は、受信
信号のエンベロープから基準シンボルを検出するもので
なくてもよく、また周波数離調補正手段の構成について
も、この発明を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であ
る。その他、表に示した各種伝送パラメータ、送信装置
および受信装置の回路構成、伝送フレームのフォーマッ
ト、キャリアの有効の有無を規定するパターンの構成な
どについても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施できることは勿論である。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明では、送信
側において、情報シンボルのサンプル数Niの最大値が
Nmax (Nmax /Niは整数)、最小値がNmin であ
り、かつ最大Nmax 本のキャリアを使用して伝送する場
合に、上記Nmax 本のキャリアのうちNmax /Nmin 本
おきのキャリアを有効キャリアとするとともに、これら
の有効キャリアの有無を規定するパターン情報を含むO
FDMシンボルを発生して、このOFDMシンボルを基
準シンボルとして上記伝送フレームの所定の位置に多重
して送信し、一方受信側においては、受信信号中から上
記基準シンボルを検出してその検出結果を基にフレーム
同期を検出するとともに、上記基準シンボルの復調結果
から上記パターン情報を検出し、このパターン情報に基
づいて上記受信信号の周波数離調を調整するようにして
いる。
【0081】したがってこの発明によれば、シンボル長
の異なる複数種のシンボル群を多重伝送する場合でも、
複数種の同期シンボルを伝送しなくても済むようにな
り、これにより伝送効率の向上を図り得るOFDM伝送
システムとその送受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係わる伝送フレー
ムフォーマットを示す図。
【図2】この発明の第1の実施形態に係わる基準シンボ
ル用の有効キャリアの構成を示す図。
【図3】この発明の第1の実施形態に係わるOFDM送
信装置の構成を示す回路ブロック図。
【図4】図3に示したOFDM送信装置における基本シ
ンボル発生回路の構成を示す回路ブロック図。
【図5】この発明の第1の実施形態に係わるOFDM受
信装置の構成を示す回路ブロック図。
【図6】図5に示した受信装置における基準シンボルの
復調動作を説明するための図。
【図7】この発明の第2の実施形態に係わるOFDM受
信装置の構成を示す回路ブロック図。
【図8】図7に示した受信装置における基準シンボルの
復調動作を説明するための図。
【図9】この発明の第3の実施形態に係わるOFDM受
信装置の構成を示す回路ブロック図。
【図10】図9に示した受信装置における基準シンボル
の復調動作を説明するための図。
【図11】図9に示した受信装置における基準シンボル
のその他の復調動作を説明するための図。
【図12】従来のOFDM伝送フレームの構成の一例を
示す図。
【符号の説明】
11,15…誤り訂正符号化回路 12,16…インターリーバ 13…DQPSK符号化回路 14…マルチプレクサ 17…64QAM符号化回路 18…基準シンボル発生回路 19…チャープシンボル発生回路 20…タイミング発生回路 21…逆離散フーリエ変換(IDFT)回路 22…ガード期間付加回路 23…直交変調回路 24…ディジタル/アナログ(D/A)変換回路 25…送信用の周波数変換回路 31…受信用の周波数変換回路 32…アナログ/ディジタル(A/D)変換回路 33…直交検波回路 34,61,63…離散フーリエ変換(DFT)回路 35…デマルチプレクサ 36…遅延検波回路 37…同期検波回路 38,40…デインターリーバ 39,41…誤り訂正復号回路 42…エンベロープ検出回路 43…タイミング再生回路 44…チャープシンボル検出回路 45…チャープシンボル発生回路 46…キャリアパターン検出回路 47,49…周波数誤差検出回路 48…基準パターン発生回路 50…加算器 62…平均回路 181…第1のPN系列発生回路 182…第2のPN系列発生回路 183…BPSKシンボル発生回路 184…セレクタ
フロントページの続き (72)発明者 石川 達也 東京都港区赤坂5丁目2番8号 株式会社 次世代デジタルテレビジョン放送システム 研究所内 (72)発明者 澤田 健志 東京都港区赤坂5丁目2番8号 株式会社 次世代デジタルテレビジョン放送システム 研究所内 (72)発明者 斉藤 正典 東京都港区赤坂5丁目2番8号 株式会社 次世代デジタルテレビジョン放送システム 研究所内 (72)発明者 池田 哲臣 東京都港区赤坂5丁目2番8号 株式会社 次世代デジタルテレビジョン放送システム 研究所内 (72)発明者 杉田 康 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝マルチメディア技術研究所内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位伝送フレーム内で、サンプリング周
    波数が等しくかつ有効シンボル期間のサンプル数Ni
    (iは整数)が異なる複数種の情報シンボル群を任意の
    割合で時分割多重して伝送するOFDM伝送システムに
    おいて、 送信側は、前記サンプル数Niの最大値をNmax (Nma
    x /Niは整数)とするとともに最小値をNmin とし、
    かつ最大Nmax 本のキャリアを使用して伝送する場合
    に、前記Nmax 本のキャリアのうちNmax /Nmin 本お
    きのキャリアを有効キャリアとするとともに、これらの
    有効キャリアの有無を規定するパターン情報を含む基準
    シンボルを発生して、この基準シンボルを前記伝送フレ
    ームの所定の位置に多重して送信し、 受信側は、前記基準シンボル内の任意のNiサンプルを
    復調し、この復調結果を基に受信同期を達成することを
    特徴とするOFDM伝送システム。
  2. 【請求項2】 送信側は、前記基準シンボルにおけるN
    max /Nmin 本おきの有効キャリアについて、キャリア
    の有無を所定のパターンで配置して送信し、受信側は、
    受信信号中から前記基準シンボルを検出してその検出結
    果を基にフレーム同期を検出するとともに、前記基準シ
    ンボルの検出結果から前記パターン情報を検出し、この
    検出したパターン情報に基づいて受信信号の周波数離調
    を調整することを特徴とする請求項1記載のOFDM伝
    送システム。
  3. 【請求項3】 送信側は、有効キャリアの有無を規定す
    るパターン情報を擬似雑音系列を基に発生することを特
    徴とする請求項1または2記載のOFDM伝送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 送信側は、前記基準シンボルの各有効キ
    ャリアをPSK変調して各有効キャリアの位相を互いに
    ランダムにすることを特徴とする請求項1または2記載
    のOFDM伝送システム。
  5. 【請求項5】 送信側は、前記基準シンボルの各有効キ
    ャリアの振幅を、他のOFDMシンボルのキャリアの振
    幅よりも大きく設定することを特徴とする請求項1また
    は2記載のOFDM伝送システム。
  6. 【請求項6】 受信側は、前記基準シンボル内のNi<
    Nmax であるNiサンプルを復調する場合に、基準シン
    ボル内の複数箇所のNiサンプルを復調し、この複数の
    復調結果を平均して前記基準シンボルを検出することを
    特徴とする請求項1または2記載のOFDM伝送システ
    ム。
  7. 【請求項7】 単位伝送フレーム内で、サンプリング周
    波数が等しくかつ有効シンボル期間のサンプル数Ni
    (iは整数)が異なる複数種の情報シンボル群を任意の
    割合で時分割多重して伝送するOFDM伝送システムで
    使用されるOFDM送信装置において、 前記サンプル数Niの最大値をNmax (Nmax /Niは
    整数)とするとともに最小値をNmin とし、かつ最大N
    max 本のキャリアを使用して伝送する場合に、前記Nma
    x 本のキャリアのうちNmax /Nmin 本おきのキャリア
    を有効キャリアとしたシンボルを受信同期用の基準シン
    ボルとして発生するための基準シンボル発生手段と、 この基準シンボル発生手段により発生された基準シンボ
    ルと前記複数種のシンボル群とを多重化して、前記基準
    シンボルがフレーム内の所定の位置に配置された伝送フ
    レームを形成するための多重化手段と、 この多重化手段により形成された伝送フレームの各シン
    ボルをそれぞれその有効シンボル期間のサンプル数に応
    じて逆離散フーリエ変換するためのOFDM変調手段
    と、 このOFDM変調手段の出力信号を伝送路へ送信するた
    めの送信手段とを具備したことを特徴とするOFDM送
    信装置。
  8. 【請求項8】 前記基準シンボル発生手段は、前記Nma
    x /Nmin 本おきのキャリアについて、キャリアの有無
    を所定のパターンで配置した基準シンボルを発生するこ
    とを特徴とする請求項7記載のOFDM送信装置。
  9. 【請求項9】 基準シンボル発生手段は、有効キャリア
    の有無を規定するパターン情報を擬似雑音系列を基に発
    生することを特徴とする請求項7または8記載のOFD
    M送信装置。
  10. 【請求項10】 基準シンボル発生手段は、基準シンボ
    ルの各有効キャリアをPSK変調して各有効キャリアの
    位相を互いにランダムにすることを特徴とする請求項7
    または8記載のOFDM送信装置。
  11. 【請求項11】 基準シンボル発生手段は、基準シンボ
    ルの各有効キャリアの振幅を、他のOFDMシンボルの
    キャリアの振幅よりも大きく設定することを特徴とする
    請求項7または8記載のOFDM送信装置。
  12. 【請求項12】 単位伝送フレーム内で、サンプリング
    周波数が等しくかつ有効シンボル期間のサンプル数Ni
    (iは整数)が異なる複数種のシンボル群を任意の割合
    で時分割多重して伝送するシステムであって、前記サン
    プル数Niの最大値がNmax (Nmax /Niは整数)で
    かつ最小値がNmin のとき、送信側が最大Nmax 本のキ
    ャリアのうちNmax /Nmin 本おきのキャリアを有効キ
    ャリアとした基準シンボルを前記伝送フレーム内の所定
    の位置に多重して送信するOFDM伝送システムで使用
    されるOFDM受信装置において、 受信しようとするシンボル群の有効シンボル期間のサン
    プル数Niに応じて、受信信号を離散フーリエ変換する
    ためのOFDM復調手段と、 このOFDM復調手段により復調された前記基準シンボ
    ルを用いて受信同期検出を行なう同期検出手段とを具備
    し、 前記基準シンボル内の任意のNiサンプルを復調し、こ
    の復調結果を基に受信同期を達成することを特徴とする
    OFDM受信装置。
  13. 【請求項13】 単位伝送フレーム内で、サンプリング
    周波数が等しくかつ有効シンボル期間のサンプル数Ni
    (iは整数)が異なる複数種のシンボル群を任意の割合
    で時分割多重して伝送するシステムであって、前記サン
    プル数Niの最大値がNmax (Nmax /Niは整数)で
    かつ最小値がNmin のとき、送信側が最大Nmax 本のキ
    ャリアのうちNmax /Nmin 本おきのキャリアを有効キ
    ャリアとするとともに、これらの有効キャリアの有無を
    所定のパターンで規定した基準シンボルを前記伝送フレ
    ームの所定の位置に多重して送信するOFDM伝送シス
    テムで使用されるOFDM受信装置において、 受信信号中から前記基準シンボルを検出してその検出結
    果を基にフレーム同期を検出するタイミング同期検出手
    段と、 受信しようとするシンボル群の有効シンボル期間のサン
    プル数Niに応じて、前記受信信号を離散フーリエ変換
    するためのOFDM復調手段と、 このOFDM復調手段により復調された基準シンボルか
    ら前記パターン情報を検出し、このパターン情報に基づ
    いて前記受信信号の周波数離調を調整するための周波数
    離調補正手段とを具備し、 前記基準シンボルによりフレーム同期を検出するととも
    に、前記基準シンボル内の任意のNiサンプルを復調
    し、この復調結果を基に周波数同期を達成することを特
    徴とするOFDM受信装置。
  14. 【請求項14】 受信側において、前記基準シンボル内
    のNi<Nmax であるNiサンプルを復調する場合に、
    基準シンボル内の複数箇所のNiサンプルを復調し、こ
    の複数の復調結果を平均して前記基準シンボルを検出す
    ることを特徴とする請求項12または13記載のOFD
    M受信装置。
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