JPH08264229A - 電気プラグコネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 ソケットとのはめ合わせに必要な差込み力、
及び取り外しの力が最小になるようにプラグコネクタを
改善する。 【解決手段】 電気ケーブル２８及びこれらに接続され
る接点ばね２４を収容するハウジング１０、１２が設け
られており、接点ばね２４が、点火ピルを有する所属の
ソケット４６の接点ピン５０を受け入れるために使わ
れ、ソケット４６にハウジング１０を固定するためにハ
ウジング１０に弾性係止アーム４２ａ、ｂが設けられか
つロック部材１６が設けられており、これが、対応する
ハウジング開口５６内に挿入した後、係止アーム４２
ａ、ｂが意図に反して外れることを防止し、かつロック
位置において、ソケット４６の接点ピン５０の間の短絡
ブリッジ５２を外す。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、特許請求の範囲第１項
の上位概念に記載の、とくに自動車における膨らませ可
能な支援システムのため、信号発生器（ソケット）と電
気制御装置との間に利用する電気プラグコネクタに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】このようなプラグコネクタは、ヨーロッ
パ特許出願公開第０５９１９４８号明細書により公知で
ある。初めに述べたようなプラグコネクタは、狭く限定
された構造大きさを有する（例えば長さ：２−３ｃｍ、
幅：ほぼ１ｃｍ、高さ：０．１ないし１．０ｃｍ）。そ
の結果、ソケットにハウジングを固定する係止アーム
は、数ｍｍの長さしか持たず、その結果、その“ばね
力”はおおいに制限されるようになる。それにより所属
のソケットとプラグコネクタのはめ合わせの際に困難が
生じる。ロック力は、比較的大きく、それにより手動又
は機械による組立は困難になる。

【０００３】初めに述べた利用分野のためのプラグコネ
クタは、ヨーロッパ特許出願公開第０５９１９４７号明
細書及びドイツ連邦共和国特許出願公開第４３１７３４
４号明細書にも記載されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、所属
のソケットとのはめ合わせのために必要な差込み力を、
及び相応して場合によっては生じる取り外しのための力
も最小にするように、初めに述べたようなプラグコネク
タを改善することにある。その上さらにプラグコネクタ
の取り扱いを総合的に改善するようにする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、特許請
求の範囲第１項の上位概念に記載した特徴を有するプラ
グコネクタにおいて、これは次のようにして解決され
る。すなわち係止手段が、係止アームの運動方向に可撓
性のハウジング部分に関節結合されている。その結果、
直接、係止アームの（最小の）ばね作用だけでなく、と
りわけ係止アームを配置したハウジング部分の弾性特性
も、差込み及び取り外し力を最小にするために役立つよ
うになる。その際、相応した可撓性のハウジング部分
は、係止手段を差込む際に元の場所に連行されるが；こ
れらは、できるだけ小さな差込み又は取り外し力で係止
手段の差込み又は取り外しを行なうことができるように
するために、追加的に手動で作用を及ぼすことができ
る。

【０００６】一実施形によれば、可撓性ハウジング部分
を、ブリッジのように構成し、かつその端部範囲だけに
おいて所属のハウジング部分に結合することが考慮され
ている。このようにすれば、可撓性ハウジング部分は、
“機械的バイパス”の機能を維持し、それにより直接的
にそのブリッジ機能もはっきりする。

【０００７】しかし同様に、可撓性ハウジング部分を、
一方の側においてだけ所属のハウジング部分に関節結合
することも可能であり、それにより相応するハウジング
部分の弾性（可撓性）はなお拡大される。

【０００８】次のようにすればとくに簡単な取扱いが達
成される。すなわち可撓性ハウジング部分が、所属のハ
ウジング部分の両側に延びており、かつ電気ケーブルに
対して実質的に平行に延びている。手動差込み又は取り
外しの際に、この時例えば対向する可撓性ハウジング部
分は、２つの指で互いに押すことができるので、相応し
て所属の係止アームの距離も減少し、したがってソケッ
ト内への電気プラグコネクタの挿入は、所望の最終位置
に達するまで、ほぼ摩擦なく行なうことができる。その
後、押圧力は解除されるので、係止アームの係止フック
は、その初応力を解除してソケットの対応する係止部分
の後側へ跳ね戻り、両方の部分の確実な拘束を可能にす
る。同様にこのことは、機械的装備についても当てはま
る。

【０００９】変形において本発明は、次のことを考慮し
ている。すなわちハウジングを３部分から構成し、しか
も接点ばねを収容するハウジング下側部分、ハウジング
下側部分を覆いかつハウジング下側部分と上側部分の間
に電気ケーブルを固定するハウジング上側部分、及びハ
ウジング上側部分における対応する開口を通ることがで
きるロック部材を有するように構成する。

【００１０】例えば合成物質射出成形部品として構成す
ることができるプラグコネクタの製造の際に、その際ま
ず、ハウジング上側部分及び／又はロック部材が、曲が
りやすい片を介してハウジング下側部分に接続すること
ができる。はめ合わせのためにハウジング上側部分及び
ロック部材は、相応して折返され、その際、片は連行さ
れ、又ははめ合わせの前又はその間に折り取られ又は切
離される。

【００１１】その際、初めに詳細に述べたように、可撓
性のハウジング部分は、なるべくハウジング下側部分に
関節結合されている。次の図面の説明は、模範的な構成
を示している。

【００１２】プラグコネクタの前記の構成は、とくにそ
のはめ合い又は取付けの際のプラグコネクタの取扱いを
容易にするために、同時に別の構造的特徴を設けること
を可能にする。一実施形によれば、ハウジング上側部分
を、ハウジング下側部分の方向へ張り出した部分を有す
るように構成し、この部分が、相応して取付け位置にお
いて（ほぼ１８０゜だけ折返した後）接点ばねの上側端
部に作用し、かつその際、接点ばねのために押し下げ器
の機能を受け持つことが提案される。このようにして接
点ばねは、プラグコネクタを組み立てかつこれをソケッ
トに接続する際に、所定の位置に絶対的に確実に保持さ
れる。このことは、とりわけ短絡ブリッジのそれ自体周
知の特徴にかなりの意味があり、かつソケットの接点ピ
ンからの短絡ブリッジの意図しない外れ（例えば組立の
際）が起こらないという前記の特徴によって確実にされ
るので、重要である。ハウジング上側部分が、ロック部
材に隣接した（組立位置において）少なくとも１つの切
り欠きを有する場合、この特徴によってロック部材の取
り外しは追加的に容易になる。すなわち開口を通してと
くに容易にロック部材を外す工具が供給できるが、一方
続いて可撓性ハウジング部分を押すことによって、ハウ
ジングは、再び容易に−図示したように−ソケットから
外すことができる。

【００１３】この場合、ロック部材自体は、差込み状態
において大きな差込み力を保証するため、とくに安定な
形を有する。一実施形によれば、ロック部材が、相応し
てＵ字型をしており、かつ前記開口は、この時、“Ｕ
脚”の間の範囲にある。

【００１４】この構成により、ロック部材に追加的なロ
ック手段を設けることができ、例えばロック部材の自由
端部分に、短絡ブリッジの対応する部分に噛み合う外方
へ張り出した厚み部を設けることができる。

【００１５】これは、この時例えば板ばねからなること
ができ、この板ばねの一方の自由端は、ソケット内に締
付けられており、かつその短絡端部は、短絡ブリッジの
ばね部分に対して折り曲げられている。このためにも実
施例の次の説明は、補充的な説明を含んでいる。

【００１６】接点ばねを収容するハウジング部分は、鼻
状に形成されている。誤った取付けを排除するため、本
発明の別の特徴は次のことを考慮している。すなわち鼻
状のハウジング部分を、ソケットの対応する溝内に収容
するために半径方向に突出した少なくとも１つのウエブ
を有するように形成する。このようにして個々の部品
は、互いに正しい対応でしか結合することができない。

【００１７】最後にハウジングの多分割構成は、電気ケ
ーブルを囲むフェライトコアを多部分から、とくに２部
分から形成することを可能にし、その際、フェライトコ
アの一方の部分がハウジング上側部分に、かつフェライ
トコアの他方の部分がハウジング下側部分に、配置され
ている。基本的に、フェライトコアを１部分から構成
し、かつケーブルのための通口を設けることは可能であ
るが、このケーブルは、この時フェライトコア内に及び
ここを“通過”しなければならなかった。それに対して
２部分からなる構成は、ケーブルを、例えばフェライト
コアの一方の部分（ハウジング下側部分における）の半
円形の開口内にはめ込むことができ、かつフェライトコ
アを、ハウジング上側部分にある他方のフェライトコア
の部分を介して組立の際に初めて閉じるので、かなりの
組立の利点を可能にする。絶対的に閉じたフェライトコ
アを形成するため、その際、接触面において対応する溝
／キー形成を行なうことができ、それにより同時にフェ
ライトコアの両方の部分の間の接触面が、したがってＥ
ＭＰ（電磁パルス）防止又は電磁協調性が最適化され
る。

【００１８】本発明のその他の特徴は、特許請求の範囲
従属請求項の特徴及びその他の出願書類から明らかであ
る。その点において次の実施例の説明も一般的に有効な
特徴を含んでおり、かつ決して限定と解するものではな
い。

【００１９】

【実施例】図に示されたプラグコネクタは、ハウジング
下側部分１０を有し、このハウジング下側部分には、図
１によれば片１４を介して上側部分１２が、かつ片１８
を介してロック部材が関節結合されている。

【００２０】とくに図２及び３は、ハウジング下側部分
１０が、その下側に鼻状に（２０）延長されていること
を示している。鼻２０は、所属の接点ばね２４を収容す
る２つの穴２２を含み、これら接点ばねは、収縮接続部
２６を介して所属の電気ケーブル２８に接続されてい
る。ケーブル２８は、ハウジング下側部分１０とハウジ
ング上側部分１２の間に固定されており、かつその際、
２部分からなるフェライトコア３０（図６）を通ってお
り、その際、フェライトコア３０の部分３０ａ、ｂは、
それぞれハウジング上側部分１２又はハウジング下側部
分１０内に固定されており、かつプラグコネクタの組立
状態において（図２）互いに直接接している（図６）。
フェライトコア３０の部分３０ａ、ｂの対応する面部分
における溝／キー結合部３２ａ、ｂは、面接触、したが
ってプラグコネクタの所望の電磁協調性を考慮してい
る。

【００２１】組立の際にハウジング上側部分１２は、ほ
ぼ１８０゜だけ折返され、かつ係止手段３４ａ、ｂ、ｃ
を介して、対応する係止手段３６ａ、ｂ、ｃを有するハ
ウジング下側部分１０に係止される。

【００２２】とくに図５が示すように、続いて相変わら
ずハウジング下側部分１０のハウジング部分３８ａ、ｂ
は、かぶせられたハウジング上側部分１２を越えて突出
している。このハウジング部分３８ａ、ｂは、−図１に
示すように−ブリッジ状に構成されており、したがって
その端部範囲３８ｅだけにおいてその他のハウジング下
側部分に結合されており、それにより細長い開口４０が
形成される。

【００２３】これらハウジング部分３８ａ、ｂから鼻２
０に対して平行に、自由端範囲において外方へ突出した
厚み部４４を有する係止アーム４２ａ、ｂ（図３）が延
びている。

【００２４】統合された点火ピルを有する所属のソケッ
ト４６にプラグコネクタを装着するために、プラグコネ
クタは、係止アーム４２ａ、ｂを介してソケット４６の
相応する開口内に案内される。係止アーム４２ａ、ｂの
たわみは、制限されているにすぎないが、厚み部４４の
範囲における外周は、ソケット４６の対応する開口の直
径よりも大きいので、係止アーム４２ａ、ｂは、互いに
弾性変形しなければならず、このことは、本発明によれ
ば、ブリッジ状弾性ハウジング部分３８ａ、ｂを介し
て、例えば２つの指によって手動で押付けることによっ
て可能になる。プラグコネクタが、ソケット４６に対し
て所望の位置に達すると、すぐにこの手動押圧力は解除
されるので、係止アーム４２ａ、ｂ又はその厚み部４４
は、ソケット４６の対応する切り欠き４８内に又はその
背後に滑り込み、かつソケット４６に対してプラグコネ
クタを固定する。

【００２５】ソケット４６内にプラグコネクタを挿入す
る際、同時にソケット４６の接点ピン５０は、所属の接
点ばね２４内に案内される。

【００２６】その際、接点ピン５０は、相変わらず短絡
ブリッジ５２を介して短絡されており、この短絡ブリッ
ジは、ここでは板ばねからなり、この板ばねは、一方の
端部５２ａによりソケット４６（信号発生器）の絶縁リ
ング５４内に固定されており（図２）、かつこの板ばね
の他方の弾性端部は、ほぼ１８０゜だけ曲げられかつほ
ぼ９０゜だけ端部側において折り曲げられた後に、接点
ピン５０を互いに結合する（図示せず）。

【００２７】次のステップにおいて今度はロック部材１
６が、片１８を介してほぼ１８０゜だけ折返され、かつ
ハウジング上側部分１２における対応する開口５６を通
して挿入され、その際、ロック部材１６は、短絡ブリッ
ジ５２の弾性部分５２ｂを押し離し、したがって短絡ば
ね５２の折り曲げられた自由端部分５２ｃを接点ピン５
０から持ち上げるので、短絡位置が解除される。プラグ
コネクタが、ソケット４６に対してその定義された係止
位置を占めたときに、初めて短絡が解除されることは、
その際に重要である。

【００２８】ロック部材１６の結合脚１６ｂにおける厚
み部６０は、組立位置において接点ブリッジ５２の弾性
部分５２ｂの上に曲げられた部分の下にはまり、したが
ってロック部材１６のための追加的な拘束を提供するた
めに使われる。

【００２９】図１及び２は、ハウジング上側部分１２に
２つの開口６２ａ、ｂを示しており、これら開口は、組
立位置において（図２）ロック部材１６の上側カバーの
両側にあり、かつこのようにしてロック部材１６を外す
ために工具を供給することを可能にしている。

【００３０】図１及び２における表示は、ハウジング下
側部分１０の方に向いたハウジング上側部分１２の側に
おいて図１に認めることができる突起６４の機能を示し
ている。この突起６４は、組立位置において（図２及び
３）接点ばね２４を押し、かつそれにより追加的にこれ
らを所定の位置に維持する。

【００３１】最後に図４による表示は、鼻２０の構成に
関する変形を示しており、この鼻は、ここでは互いに間
隔を置いてかつ鼻２０から半径方向に突出した２つのウ
エブ２０ａを有するように形成されており、これらウエ
ブは、絶縁リング５４の対応する溝内にはまり、かつそ
れにより部分相互の正確な配置を可能にする。

【図面の簡単な説明】

【図１】組み立てていない状態における本発明によるプ
ラグコネクタを示す平面図である。

【図２】所属のソケットと噛み合わせたはめ合わせたプ
ラグコネクタを示す垂直長手断面図である。

【図３】図２の線ＩＩＩ−ＩＩＩに沿った断面図であ
る。

【図４】図３の線ＩＶ−ＩＶに沿った断面図である。

【図５】はめ合わせたプラグコネクタの平面図である。

【図６】プラグコネクタのフェライトコアの断面図であ
る。

【符号の説明】

１０，１２ ハウジング １６ ロック部材 ２４ 接点ばね ２８ 電気ケーブル ３８ ハウジング部分 ４２ 係止アーム ４６ ソケット ５０ 接点ピン ５２ 短絡ブリッジ ５６ ハウジング開口

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 １．１ 電気ケーブル（２８）及びこれ
   らに接続される接点ばね（２４）を収容するハウジング
   （１０、１２）が設けられており、 １．２ 接点ばね（２４）が、点火ピルを有する所属の
   ソケット（４６）の接点ピン（５０）を受け入れるため
   に使われ、 １．３ ソケット（４６）にハウジング（１０）を固定
   するためにハウジング（１０）に弾性係止アーム（４２
   ａ、ｂ）が設けられており、かつ１．４ ロック部材
   （１６）が設けられており、このロック部材が、対応す
   るハウジング開口（５６）内に挿入した後、係止アーム
   （４２ａ、ｂ）が意図に反して外れることを防止し、か
   つロック位置において、ソケット（４６）の接点ピン
   （５０）の間の短絡ブリッジ（５２）を外す、 とくに自動車における膨らませ可能な支援システムのた
   め、ソケット（４６）と電気制御装置との間に利用する
   電気プラグコネクタにおいて、 １．５ 係止アーム（４２ａ、ｂ）が、係止アーム（４
   ２ａ、ｂ）の運動方向に可撓性のハウジング部分（３８
   ａ、ｂ）に関節結合されていることを特徴とする、電気
   プラグコネクタ。
2. 【請求項２】 可撓性ハウジング部分（３８ａ、ｂ）
   が、ブリッジのように構成されており、かつその端部範
   囲（３８ｅ）だけにおいて所属のハウジング部分（１
   ０）に結合されていることを特徴とする、請求項１記載
   のプラグコネクタ。
3. 【請求項３】 可撓性ハウジング部分が、一方の側にお
   いて所属のハウジング部分に結合されたアームによって
   形成されていることを特徴とする、請求項１記載のプラ
   グコネクタ。
4. 【請求項４】 可撓性ハウジング部分（３８ａ、ｂ）
   が、所属のハウジング部分（１０）の両側に延びてお
   り、かつ電気ケーブル（２８）に対して実質的に平行に
   延びていることを特徴とする、請求項１ないし３の１つ
   に記載のプラグコネクタ。
5. 【請求項５】 ハウジング（１０、１２、１４）が、３
   部分からなり、接点ばね（２４）を収容するハウジング
   下側部分（１０）、ハウジング下側部分（１０）を覆い
   かつハウジング下側部分と上側部分（１０、１２）の間
   に電気ケーブル（２８）を固定するハウジング上側部分
   （１２）、及びハウジング上側部分（１２）における対
   応する開口（５６）を通ることができるロック部材（１
   ６）を有することを特徴とする、請求項１ないし４の１
   つに記載のプラグコネクタ。
6. 【請求項６】 ハウジング上側部分（１２）及び／又は
   ロック部材（１４）が、曲がりやすい片（１４、１６）
   を介してハウジング下側部分（１０）に接続されている
   ことを特徴とする、請求項５記載のプラグコネクタ。
7. 【請求項７】 可撓性のハウジング部分（３８ａ、ｂ）
   が、ハウジング下側部分（１０）に関節結合されている
   ことを特徴とする、請求項５又は６記載のプラグコネク
   タ。
8. 【請求項８】 ハウジング上側部分（１２）が、ハウジ
   ング下側部分（１０）の方向へ張り出しかつ取付け位置
   において接点ばね（２４）の上側端部に作用する張り出
   し部分（６４）を有することを特徴とする、請求項５な
   いし７の１つに記載のプラグコネクタ。
9. 【請求項９】 ハウジング上側部分（１２）が、ロック
   部材（１６）に隣接した少なくとも１つの切り欠き（６
   ２ａ、ｂ）を有することを特徴とする、請求項５ないし
   ８の１つに記載のプラグコネクタ。
10. 【請求項１０】 ロック部材（１６）が、Ｕ字型をして
    いることを特徴とする、請求項１ないし９の１つに記載
    のプラグコネクタ。
11. 【請求項１１】 ロック部材（１６）が、その自由端部
    分に、短絡ブリッジ（５２）の対応する部分（５２ｂ）
    に噛み合う外方へ張り出した少なくとも１つの厚み部
    （６０）を有することを特徴とする、請求項１ないし１
    ０の１つに記載のプラグコネクタ。
12. 【請求項１２】 接点ばね（２４）を収容するハウジン
    グ部分（１０、２０）が、鼻状に形成されており、かつ
    ソケット（４６、５４）の対応する溝内に収容するため
    に半径方向に突出した少なくとも１つのウエブ（２０
    ａ、ｂ）を有することを特徴とする、請求項１ないし１
    １の１つに記載のプラグコネクタ。
13. 【請求項１３】 電気ケーブル（２８）を囲む２部分か
    らなるフェライトコア（３０）が設けられており、その
    際、フェライトコア（３０）の一方の部分（３０ａ）が
    ハウジング上側部分（１２）に、かつフェライトコア
    （３０）の他方の部分（３０ｂ）がハウジング下側部分
    （１０）に、配置されていることを特徴とする、請求項
    １ないし１２の１つに記載のプラグコネクタ。
14. 【請求項１４】 フェライトコア（３０）の対応する部
    分（３０ａ、ｂ）が、接触範囲に溝／キー結合部（３２
    ａ、ｂ）を有するように形成されていることを特徴とす
    る、請求項１３記載のプラグコネクタ。