JPH08262859A - 現像剤収納容器 - Google Patents

現像剤収納容器

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Publication number
JPH08262859A
JPH08262859A JP7091592A JP9159295A JPH08262859A JP H08262859 A JPH08262859 A JP H08262859A JP 7091592 A JP7091592 A JP 7091592A JP 9159295 A JP9159295 A JP 9159295A JP H08262859 A JPH08262859 A JP H08262859A
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JP
Japan
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toner
developer
outer diameter
container
cylinder
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7091592A
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English (en)
Inventor
Seiji Oka
誠二 岡
Michio Takahashi
道男 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 現像剤収納容器の側壁を入れ篭状に収納可能
な外径の異なる複数の側壁をから構成し、リサイクルが
容易にできる現像剤収納容器を提供する。 【構成】 トナーボトル40の側壁を、入れ篭状に収納
可能な4段階に外径の異なる円筒41、42、43、4
4から構成し、外径の大きい円筒の後端部と1段階外径
の小さい円筒の先端部とをそれぞれ連結することにより
4つの円筒を一体化させて、先端部が大径で後端部ほど
小径である4段階に外径の異なる形状にして、トナーボ
トル回収時には、上記円筒を最大外径の円筒内に入れ篭
状に収納し、体積を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置における現像装置の現
像剤補給部に着脱可能に取り付けられて、内部に現像剤
を補給する現像剤収納容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光導電性感光体に静電潜像を形成し、こ
の潜像を帯電している着色粒子によって現像し、得られ
た現像剤からなる像を転写紙へ転写する電子写真法を利
用する複写機、ファクシミリ、プリンターなどは広く使
用されている。この電子写真法を利用した画像形成装置
においては、現像剤槽から現像剤が消費されてなくなる
と、これに現像剤を補給して継続使用される。従来、現
像剤を補給するために、現像剤を収納した現像剤収納容
器本体がある程度の剛性を有する材質で一体に形成され
ており、現像装置の現像剤補給部に取り付けられ、容器
内部に収容された現像剤を現像剤補給部内に補給するよ
うに構成されていた。
【0003】現像剤収納容器を用いた上記構成によれ
ば、現像剤収納容器内の現像剤が消耗した後に現像剤を
補給するためには、空になった該収納容器を装置から取
り外して、トナーの充満した新しい現像剤収納容器と交
換する必要がある。この交換によって装置から取り外し
た、収容現像剤が消費された後の現像剤収納容器は、消
耗品として廃棄されていた。ところが近年、環境保護の
思想の高まりから、ごみを減らし、資源を有効に活用し
ようという動きがあり、現像剤収納容器についても可能
な限りリサイクルすることが望まれるようになってき
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現像剤収納容器のリサ
イクルを行うためには、現像剤を充填し直すために空容
器を回収し、該容器内部に付着した現像剤を清掃する必
要がある。しかし、従来の現像剤収納容器には上記のよ
うに剛性の材質を用いて一体に形成された容器を用いて
いたため、容器を小さくすることができず、回収時に容
器本体がかさばってしまい取り扱いにくいという問題点
がある。また、回収した空容器を運搬する場合において
も運搬効率が悪いという問題点もある。
【0005】空になった現像剤収納容器のかさを小さく
するための構造として特開平4−276780号公報及
び特開平4−362672号公報において、現像剤収納
容器の長手方向に伸縮自在の蛇腹部を設けたものが提案
されている。
【0006】ところが、この構成によれば、容器内の現
像剤が消耗した後に空になった容器を小さく折り畳むこ
とはできるが、容器内部に付着した現像剤を清掃する場
合に上記蛇腹部に付着した現像剤が清掃しにくいという
問題点もある。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、内部の清掃がしやす
く、かつ空になった容器の体積を小さくできるような現
像剤収納容器を提供し、現像剤収納容器のリサイクルが
容易にできるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の現像剤収納容器は、現像装置の現像剤補
給部に脱着可能に取り付けられて、内部に収納した現像
剤を先端開口部から該現像剤補給部に補給するための現
像剤収納容器において、該容器の側壁を、先端側の側壁
の外径を最大に形成した外径の異なる複数の側壁から構
成し、各側壁の後端部に順次小さい外径の側壁の先端部
が隙間なく係合し、係合及び非係合状態を選択的に取り
うる係合部を設け、かつ、非係合時には、大きい外径の
側壁内に小さい外径の側壁が進入し入篭状に収納可能に
形成したことを特徴とするものである。
【0009】請求項2の現像剤収納容器は、請求項1の
現像剤収納容器において上記係合部に、大きい外径の側
壁後端部と小さい外径の側壁先端部との係合位置を所望
の位置に位置決めする位置決め部材を設けたことを特徴
とするものである。
【0010】請求項3の現像剤収納容器は、請求項1の
現像剤収納容器において、先端開口部に取り外し可能な
栓を設け、該現像剤収納容器最後端部に該容器先端開口
部から取り外した栓を相対回転不能に取り付けでき、か
つ現像剤収納容器外部からの駆動を該栓を介して現像剤
収納容器に伝達できるよう、現像剤収納容器最後端部及
び栓を形成したことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1乃至3の現像剤収納容器は、内部に収
容された現像剤が消耗した後の空になった状態におい
て、該容器の外径の小さい側壁を外径の大きい側壁内に
入篭状に順次収納することにより、側壁の最大の外径を
有する部分内に他の側壁を収容し、該容器の体積を小さ
くできる。
【0012】特に、請求項2の現像剤収納容器は、位置
決め部材が大きい外径の側壁後端部と小さい外径の側壁
先端部との係合位置を位置決めするので、大きい外径の
側壁後端部内に小さい外径の側壁先端部が所望の幅以上
に進入したり、大きい外径の側壁後端部から小さい外径
の側壁先端部が所望の幅以上抜け出したりしない。この
ため、体積を小さくした後に、再び体積を戻す場合に、
外径の異なる複数の側壁を位置決め部材によって位置決
めされていた元の位置関係に戻せるため、該容器を正確
に所望の大きさに戻すことができる。
【0013】特に、請求項3の現像剤収納容器は、トナ
ーが充満した現像剤収納容器を装置側へセットする際、
該栓を容器最後端部に取り付け、容器外部から該容器へ
の駆動力の伝達部材として利用することができる。ま
た、現像剤収納容器が空になって装置本体から取り出す
とき、該栓を再び容器先端開口部に取り付け、栓として
利用できる。従来ゴミとして捨てられていた容器先端開
口部から開栓した後の該栓を有効に利用することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置である電子写真
複写機(以下、複写機という)のトナー補給装置に用い
られるトナーボトルに適用した実施例について説明す
る。図1(a)は本実施例に係るトナーボトルを使用で
きる複写機の概略構成を示す正面図である。複写機の上
部には原稿載置用のコンタクトガラス1が設けられ、こ
のコンタクトガラス1の下方に原稿照射ランプ2a、反
射ミラー2b、レンズ等を備えた光学ユニットが設けら
れている。この光学ユニットの下方にドラム状の感光体
3が回転可能に設けられ、その周囲に帯電装置4、現像
装置5、転写装置6(転写チャージャ)、クリーニング
装置7、除電装置8などが配設されている。そして、感
光体の左方には転写装置によりトナー像が転写された転
写紙上に該トナー像を定着するための定着装置9が配設
され、複写機下部には転写紙をストックすると共に、感
光体3に向けて該転写紙を送り出すための給紙部10が
設けられている。この複写機全体の動作は周知であるの
で、説明を省略する。
【0015】図2は上記現像装置の概略構成を示す正面
図である。この現像装置は二成分現像剤を用いた一般的
な乾式現像装置であり、現像器の内部に現像ローラ1
1、撹拌用羽根車12、混合ローラ13、セパレータ1
4、横撹拌スクリュー15等が設けられている。そし
て、この上部には、現像器内にトナーを補給するための
トナー導入部としてのホッパー16が付設されている。
このホッパー16においては、後述する現像剤補給装置
としてのトナー補給装置17(図1参照)からのトナー
搬入及び撹拌を行うためにトナー搬送スクリュー18が
設けられ、また現像装置5内との連通口には現像器内に
トナーを補給するための図示しないトナー濃度センサー
の出力信号により回動するトナー補給ローラ19が設け
られている。
【0016】上記トナー補給装置17は、図1(a)に
示すように、複写機の前面側の上部に設けられ、現像剤
収納容器としてのトナーボトル40を脱着自在に保持す
る、容器保持手段としてのボトルホルダー21を有して
いる。このボトルホルダー21は、図1(b)に示すよ
うにユニット右端部の回転軸部22の回転中心Zの回り
で、ほぼ水平面内でほぼ90度の範囲で回動自在に構成
され、図中Aで示すようにユニット左端部側が複写機の
手前に引き出されたトナーボトル40を載置するための
ボトル載置用位置Aと、図中Bで示すようにユニット全
体が複写機前面に並行になったトナー補給用位置Bとを
取り得るようになっている。少なくともこのトナー補給
用位置Bでは、ボトルホルダー21下壁に形成されたト
ナー落下用の開口が、複写機手前側まで延在する上記ホ
ッパー16のトナー受け部上に位置するようになってい
る。なお、このトナー補給装置17は複写機前面を覆う
図示しない前カバーよりも内側に設け、この前カバーを
開いた状態で、トナー補給ユニット17をボトル載置用
位置Aに引き出せるようにすることが望ましい。また、
この複写機前面左側には、トナー補給用位置Bにあるト
ナーボトル40の後端部に係合して該トナーボトル40
を回転駆動する回転駆動装置23が設けられている。
【0017】つぎに、以上のトナー補給装置17に装着
して使用できる実施例にかかるトナーボトル40につい
て説明する。図3(a)は、本実施例のトナーボトル4
0の斜視図、(b)は、同縦断面図である。この例のト
ナーボトル40は4段階に外径の異なる円筒41,4
2,43,44から構成されており、トナーボトル40
の先端部に近い側の外径が最も大きく、後端部に近い側
の外径が最も小さい形状となっている。これら4つの円
筒41、42、43、44は、外径の大きい円筒の後端
部に形成された開口内に1段階外径の小さい円筒の先端
部が進入して順次連結されることにより一体化されてい
る。この連結には、例えば図3(c)に示すように、大
きい外径の円筒43の後端部で内側面が内側に突出して
該円筒43の内径より小さい径の開口部が形成され、該
開口部内と小さい外径の円筒44の先端部との互いに連
結される部分にネジ山を形成し、ネジ止めするよう構成
することができる。
【0018】ここで、トナー補給時にトナーボトル40
の後端部に与える回転駆動によって上記連結部のネジが
緩まないようにし、かつ、該円筒41、42、43、4
4同士が互いに相対回転しないように連結することが必
要となる。そのために、上記各連結部において、例えば
小さい外径の円筒42、43、44先端部の最端部にネ
ジ山を設けない部分を形成し、トナー補給時にボトル後
端部から回転駆動が与えられたときに、ネジがある程度
以上回らず固定されるようにしてもよい。
【0019】トナーボトル40の最大径の円筒41の先
端部41bには、先端壁部41aが図4(a)に示すよ
うに圧入されたり、図4(b)に示すようにネジによっ
て締結止されたりして着脱可能に取り付けられ、該先端
壁部41aのほぼ中央には円筒部41よりも小径の先端
開口部としてのトナー吐出口46が形成されている。そ
して、トナー補給ユニット17へのトナー補給を行なう
前には、トナーボトル40内部にトナーが充填された状
態で、該トナー吐出口46が、栓45によって密閉され
ている。一方、トナーボトル40の最後部に位置する最
小外径の円筒44の後端は、開口を有しない後端面によ
って閉状態となっている。
【0020】上記トナーボトル40がトナー補給用位置
Bにあるボトルホルダー21にほぼ水平に保持された状
態で、回転駆動装置23によって回転駆動されると、ト
ナーボトル40の低部は外径の大きい円筒41部分が最
も低い位置になっているため、ボトル内部のトナーはこ
の外径の大きい円筒41部分であるボトル先端側へと自
然に搬送される。ここで、トナーボトル40の回転によ
りボトル先端部下部の周壁内面上に存在するトナーをト
ナー吐出口46まで持ち上げて排出できるようにトナー
吐出口46後端部からボトル軸線方向に延びるトナーガ
イド部47が設けられており、円筒状の該先端部周壁内
面よりも高い位置になるトナー吐出口46を介して収納
トナーが良好に排出できる。
【0021】以下に、図3(a)及び図5を用いてトナ
ーボトル40のリサイクル工程について説明する。ま
ず、最大外径の円筒41から先端壁部41aが取り外さ
れ該円筒の先端部が開口した状態で、この開口から2番
目に外径の大きい円筒42を挿入し、外径の大きい円筒
41の後端部の開口からこの2番目に外径の大きい円筒
42の後端部を引き出す。そして、この円筒42の先端
部と最大外径の円筒41の後端部とをネジにより連結す
る。同様に、次に外径の大きい円筒43更に最小外径の
円筒44も上記開口から挿入し、順次連結した後、最大
外径の円筒41の先端部に先端壁部41aを取り付け、
図3(a)に示すように、先端部に近い側の外径が最も
大きく後端部に近い側の外径が最も小さい形状のトナー
ボトル40に組み立てる(ステップ1)。次に、該トナ
ーボトル40内部にトナーを封入し、先端面のトナー吐
出口46を栓45で閉じ、トナーボトル40として製品
化する(ステップ2)。そして、使用時は、トナーボト
ル40をトナー補給装置17に装着して、トナーボトル
40内のトナーを現像装置5内へ補給する(ステップ
3)。使用後、トナーが消耗し、内部が空になったトナ
ーボトル40は、外径が異なる円筒41,42,43,
44を連結している上記ネジを順次ゆるめ、最小外径の
円筒44を1段階大径の円筒43内部に収容し、該円筒
43を更に1段階大径の円筒42内部に収容し、該円筒
42を最大外径の円筒41内部に収容することにより、
入篭状に体積が小さくされて廃棄されずに業者などによ
って回収される(ステップ4)。そして、回収されたト
ナーボトル40の内部に残留しているトナーを洗浄する
(ステップ5)。ここで、ボトル内部を洗浄しやすくす
るために、最大外径の円筒41の先端部に取り付けられ
た先端壁部41aを取り外して該先端部を開口させ、該
開口部から内部の円筒42,43,44を取り出すこと
により分解して洗浄することもできる。そして、トナー
ボトル40を再度使用する場合には、ステップ1の処理
に戻り、そのまま再使用できない場合には、トナーボト
ルを粉砕するなどして原料として再利用を行なう。
【0022】本実施例によれば、使用後のトナーボトル
40の形状を小さくすることができるため、トナーボト
ル40の回収がしやすくなり、また、運搬効率も良くな
る。さらに、空になったトナーボトル40の内部の清掃
もしやすくなる。これにより、トナーボトル40がリサ
イクルしやすくなるので、資源の有効利用を図ることが
できる。
【0023】なお、最大の外径を有する円筒41以外の
他の3つの円筒42,43,44の先端部にそれぞれ位
置決め部材としてのつば部42a,43a,44aを設
ければ、大きい外径の円筒と小さい外径の円筒との係合
位置を所望の位置に容易に位置決めすることができる。
例えば、図3(c)に示すように、大きい外径の円筒4
3と1段階小さい外径の円筒44とを連結するとき、内
部に収容されている円筒44を大きい外径の円筒43の
後端部の開口から引き出し、連結部のネジを回す。ネジ
を回すにつれて2つの円筒43,44が次第に離れ、小
さい外径の円筒44の先端部に形成されたつば部44a
が大きい外径の円筒43の後端部の内部側への突出部に
突き当たり、それ以上ネジを回すことができなくなる。
同様にして、他の連結部においても位置決めされる。
【0024】また、外径の大きい円筒の後端部の内径を
他の部分より小さく形成し、該後端部に連結される外径
の小さい円筒の先端部の外径を他の部分より大きく形成
するなどして、外径の大きい円筒の後端部の開口から一
段階外径の小さい円筒を引き出すとき、ある程度引っ張
ると2つの円筒の係合位置が密着してそれ以上引き出せ
ないようになり、位置決めされるようにしても良い。こ
の場合においても引き出す力が大きすぎて所望の位置よ
り引き出しすぎてしまうことを防止するために前記同様
に、3つの円筒42,43,44の先端部にそれぞれ位
置決め部材としてのつば部42a,43a,44aを設
けてもよい。
【0025】このとき、トナーボトル40の後端部に与
える回転駆動によってトナーボトル40の4つの円筒4
1、42,43,44の連結部において、該円筒同士が
互いに相対回転しないようにする必要があるが、これに
ついては、上記各連結部において、例えば互いに係合す
る凸部と切欠きを設ける等、簡単な構成の付加で可能と
なる。
【0026】以上のことにより、使用済みのトナーボト
ル40回収の度にボトル体積を小さくしても、再びトナ
ーボトル40にトナーを充填する時のボトル形状を容易
にもとの大きさに戻すことができるので、トナーボトル
40がリサイクルしやすくなる。
【0027】また、トナーボトル40最後端部に栓45
の取り付け部を設けることによって栓45の有効利用を
しやすくしてもよい。例えば図3(b)に示すように、
トナーボトル40の後端部に栓45取付け部としての円
形の凸部44bを形成する。そして該凸部44bの外周
に、栓45の内周に形成されたネジ山に合う形状のネジ
山を形成し、該凸部44bへの栓45取付け時には、栓
45が該凸部44bに対してこれ以上回転しなくなるま
でいっぱいにねじこみ、栓45取り付け時の栓45の回
転方向に対するトナーボトル40の相対回転を不能に取
り付け。一方、図6に示すように正面から見ると円形を
している栓45には、上面の***している縁の1点から
該上面の中心方向へ細長く伸びた突起部45aを設け
る。
【0028】トナー補給装置17にトナーボトル40を
セットする前に、トナーボトル40のトナー吐出口46
から栓45を取り外し、トナーボトル40の後端部の上
記凸部44bに、栓45取り付け時の栓45の回転方向
に対するトナーボトル40の相対回転を不能に取り付
け、その後、該トナーボトル40をトナー補給装置17
にセットする。現像装置へトナーを供給するとき、トナ
ーボトル40の後端部に取り付けた栓45の突起部45
aに装置側の回転駆動部23が嵌合し、装置側からトナ
ーボトル40に該栓45を介して上記相対回転不能な方
向に回転駆動が与えられ、トナーボトル40全体が回転
することによりトナー吐出口46からトナーが供給され
る。
【0029】また、図7に示すように、円筒41,4
2,43,44の内周面には、前述の特開昭59−18
8678号公報等と同様に、内部に収容されたトナーを
トナーボトル40の回転によってトナー吐出口46側へ
搬送するため、トナーボトル40内壁に沿った軸方向に
は螺旋状に形成した突条48を設けても良い。
【0030】以上の実施例はトナーボトルを水平に保持
し、トナーを横から排出するものであるが、本発明にか
かるトナーボトルは、ボトルをトナー吐出口を下に向け
て垂直に保持し、トナーをボトル下部から排出する場合
にも適用できる。この場合にも、ボトル側壁の外径が下
部で大きくなるため、内部のトナーが落下するときに側
壁に引っかかる部分がなく、則壁にトナーが残留しな
い。
【0031】
【発明の効果】請求項1乃至3の現像剤収納容器によれ
ば、内部に収容された現像剤が消耗した後の空になった
状態において、該容器の体積を小さくできるので、容器
回収時にかさばらず、運搬効率も良くなる。また、容器
内部の清掃もしやすい。従って、該容器のリサイクルが
容易になるという優れた効果がある。
【0032】特に、請求項2の現像剤収納容器によれ
ば、内部に収納された現像剤が消耗した後の空になった
状態で、容器の回収及び運搬のために体積を小さくした
該容器の体積を正確に所望の大きさに戻すことができる
ので、リサイクルが容易にできるという優れた効果があ
る。
【0033】特に、請求項3の現像剤収納容器によれ
ば、容器先端開口部に設けている栓を、容器外部から該
容器への駆動力の伝達部材として利用したり、再び容器
先端開口部に取り付け、栓として利用したりすることが
できる。このため、従来ゴミとして捨てられていた栓を
有効に活用することができ、該栓のリサイクルができる
という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、実施例に係る電子写真複写機の概略
構成を示す正面図。 (b)は、同平面図
【図2】同複写機における現像装置の概略構成を示す正
面図。
【図3】(a)は、本発明に係るトナーボトルの斜視
図。 (b)は、同縦断面図。 (c)は、同大きい外径の円筒の後端部と小さい外径の
先端部との連結部の説明図。
【図4】(a)は、本発明に係るトナーボトルへの先端
面の圧入図。 (b)は、同ネジ締結図。
【図5】は、本発明に係るトナーボトル回収時におけ
る、ボトル体積の縮小方法の説明図。
【図6】本発明に係る有効利用が可能な栓の正面図。
【図7】本発明に係るトナーボトルに突条を設けた説明
図。
【符号の説明】
1 コンタクトガラス 3 感光体 4 帯電装置 5 現像装置 6 転写装置 7 クリーニング装置 8 除電装置 10 給紙部 11 現像ローラ 17 トナー補給装置 21 ボトルホルダー 23 回転駆動装置 40 トナーボトル 41、42、43、44 円筒 42a、43a、44a つば部 45 栓 46 トナー吐出口 47 トナーガイド部 48 突条

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現像装置の現像剤補給部に脱着可能に取り
    付けられて、内部に収納した現像剤を先端開口部から該
    現像剤補給部に補給するための現像剤収納容器におい
    て、 該容器の側壁を、先端側の側壁の外径を最大に形成した
    外径の異なる複数の側壁から構成し、各側壁の後端部に
    順次小さい外径の側壁の先端部が隙間なく係合し、係合
    及び非係合状態を選択的に取りうる係合部を設け、か
    つ、非係合時には、大きい外径の側壁内に小さい外径の
    側壁が進入し入篭状に収納可能に形成したことを特徴と
    する現像剤収納容器。
  2. 【請求項2】上記係合部に、大きい外径の側壁後端部と
    小さい外径の側壁先端部との係合位置を所望の位置に位
    置決めする位置決め部材を設けたことを特徴とする請求
    項1の現像剤収納容器。
  3. 【請求項3】先端開口部に取り外し可能な栓を設け、 該現像剤収納容器最後端部に該容器先端開口部から取り
    外した栓を相対回転不能に取り付けでき、かつ現像剤収
    納容器外部からの駆動を該栓を介して現像剤収納容器に
    伝達できるよう、現像剤収納容器最後端部及び栓を形成
    したことを特徴とする請求項1の現像剤収納容器。
JP7091592A 1995-03-24 1995-03-24 現像剤収納容器 Withdrawn JPH08262859A (ja)

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JP7091592A Withdrawn JPH08262859A (ja) 1995-03-24 1995-03-24 現像剤収納容器

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JP (1) JPH08262859A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009244565A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Sharp Corp トナーカートリッジ及びこれを用いたプロセスユニットと画像形成装置

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JP2009244565A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Sharp Corp トナーカートリッジ及びこれを用いたプロセスユニットと画像形成装置

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