JPH08262429A - 光学フィルムの貼付け装置 - Google Patents

光学フィルムの貼付け装置

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JPH08262429A
JPH08262429A JP7070044A JP7004495A JPH08262429A JP H08262429 A JPH08262429 A JP H08262429A JP 7070044 A JP7070044 A JP 7070044A JP 7004495 A JP7004495 A JP 7004495A JP H08262429 A JPH08262429 A JP H08262429A
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JP
Japan
Prior art keywords
sticking
liquid crystal
crystal display
display panel
optical film
Prior art date
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Pending
Application number
JP7070044A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Koshio
幸弘 小塩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH08262429A publication Critical patent/JPH08262429A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶表示パネルを反転させることなく、その
両面に同時に効率よく偏光フィルムや位相差フィルム等
の光学フィルムを貼付けることができる光学フィルムの
貼付け装置を提供する。 【構成】 液晶表示パネルaを一方向に連続的に搬送す
る搬送路2を設け、この搬送路2の途中に、その搬送路
2を隔てて互いに対向する一対の貼付けローラ16を配
置して貼付け部15を構成し、前記各貼付けローラ16
を回転させて、キャリアテープ21に貼付けられている
偏光フィルムbを剥離させながらその貼付けローラ16
の周面に順次吸着させるとともに、その吸着させた偏光
フィルムbを前記搬送路2を介して前記貼付け部15に
搬送されてくる液晶表示パネルaの両面に押付けて貼付
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示パネルの両面に
偏光フィルムや位相差フィルム等の光学フィルムを貼付
ける光学フィルムの貼付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルは、表示用の電極を形成
した一対の透明な基板(ガラス板)を枠状のシール材を
介して重合接着し、その両基板とシール材とで囲まれた
領域内に液晶を封入してなる。そしてこの液晶表示パネ
ルの両面に光学フィルムとしての偏光フィルムや位相差
フィルムを貼り付ける。
【0003】この光学フィルムを貼付ける場合、従来に
おいては、搬送ベルトの上に液晶表示パネルを水平に乗
せて一方向に搬送しながら、その液晶表示パネルの上面
側の一方の片面に光学フィルムを貼付け、次に液晶表示
パネルを反転して他方の片面に光学フィルムを貼付ける
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに液晶表示パネルをいちいち反転させながら、一方の
片面と他方の片面とに別々に光学フィルムを貼付ける構
成では作業効率が悪く、製造能率が低下する。
【0005】そこで、本発明においては、液晶表示パネ
ルを反転させることなく、その両面に同時に効率よく光
学フィルムを貼付けることができる光学フィルムの貼付
け装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような目的
を達成するために、液晶表示パネルを一方向に連続的に
搬送する搬送路を設け、この搬送路の途中に、その搬送
路を隔てて互いに対向する一対の貼付けローラを配置し
て貼付け部を構成し、前記各貼付けローラを回転させる
とともに、キャリアテープに貼付けられている光学フィ
ルムを剥離させながら前記キャリアテープから前記一対
の貼付けローラの各周面に順次吸着させる手段と、前記
一対の貼付けローラに吸着させた光学フィルムを前記搬
送路を介して前記貼付け部に搬送されてくる液晶表示パ
ネルの両面に押付けて貼付ける手段とを備えるようにし
たものである。
【0007】
【作用】搬送路に供給された液晶表示パネルは一対の貼
付けローラの周面間を通過し、この通過の間に、各貼付
けローラの周面に吸着されている光学フィルムが液晶表
示パネルの両面に同時に押付けられて貼付けられる。し
たがって液晶表示パネルをいちいち反転させることな
く、効率よくその液晶表示パネルに光学フィルムを貼付
けることが可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1には貼付け装置の全体の構成を示し
てある。符号1はベース1で、このス1の上面に液晶パ
ネルaを一方向に搬送する搬送路2が設けられている。
この搬送路2は、ベース1の上面の中間部にスリット状
の開口3を形成し、この開口3の両側縁に互いに対向す
る一対のガイドプレート4を設け、さらに開口3に沿っ
て下部コンベア5と上部コンベア6とを設けてなる。
【0009】下部コンベア5は、開口3のほぼ全長の区
間に亘って設けられ、上部コンベア6は開口3の中間部
の一定の区間の部分に設けられている。そして下部コン
ベア5は、一対のプーリ7,8と、これらプーリ7,8
間に掛け渡されたエンドレスの搬送ベルト9とで構成さ
れ、前記搬送ベルト9におけるプーリ7,8間の上側の
区間が開口3の開口面とほぼ面一をなすように配置して
いる。
【0010】上部コンベア6は、一対のプーリ10,1
1と、これらプーリ10,11間に掛け渡されたエンド
レスの搬送ベルト12とで構成され、前記搬送ベルト1
2におけるプーリ10,11間の下側の区間が、下部コ
ンベア5における搬送ベルト9の上側の区間の部分に、
液晶パネルaの幅の寸法に対応する間隔をあけて対向し
ている。また前記ガイドプレート4はその中間部が切除
されており、この切除により開口3の中間部における上
部空間の両側が開放されている。
【0011】搬送路2の一端側がパネル供給部13であ
り、このパネル供給部13から下部コンベア5における
搬送ベルト9の上に液晶表示パネルaが順次供給され
る。この際、液晶表示パネルaは、その一側縁を下にし
てほぼ垂直に起立する縦形の姿勢で搬送ベルト9の上に
乗せられ、その搬送ベルト9により搬送路2の他端側に
搬送されるようになっている。
【0012】搬送路2の中間部は貼付け部15であり、
この貼付け部15において、搬送路2を隔てて互いに対
向するように一対の貼付けローラ16が設けられてい
る。これら貼付けローラ16はベース1の上に回転可能
に設けられ、一方の貼付けローラ16の周面と他方の貼
付けローラ16の周面とが液晶表示パネルaの厚さに対
応する間隔をあけて互いに対向するように配置してい
る。そしてこれら貼付けローラ16の周面には、図2に
示すように、真空吸引用の多数の微細な吸気孔17が均
一に形成されている。
【0013】さらにベース1の上には、各貼付けローラ
16に対応してフィルム供給部20が設けられ、この供
給部20にロール状に巻かれたキャリアテープ21が配
設され、このキャリアテープ21の片面にその長手方向
に沿って連続的に光学フィルムとしての偏光フィルムb
が剥離可能に貼付けられている。
【0014】キャリアテープ21のロール21aは、ベ
ース1の上に設けられた支軸22に回転可能に装着さ
れ、このロール21aから引き出されたキャリアテープ
21が複数のガイドローラ23,24,25,26を通
してテープ排出器27に導入されている。そして前記テ
ープ排出器26によりキャリアテープ21が順次引き取
ら所定の速度で走行するようになっている。
【0015】前記ガイドローラ23,24,25,26
のうちの中間部のガイドローラ25は、図3に示すよう
に、貼付けローラ16の周面に隣接して配置し、このガ
イドローラ25をキャリアテープ21が通過するときに
この部分でキャリアテープ21が鋭利状に屈曲され、こ
の屈曲でキャリアテープ21に貼付けられている偏光フ
ィルムbがその一端縁から剥離されるとともに、その剥
離された偏光フィルムbが貼付けローラ16の周面に接
触し、吸気孔16aを介して作用する真空吸引力でその
貼付けローラ16の周面に吸着されて保持されるように
なっている。
【0016】さらに搬送路2には、パネル供給部13と
貼付け部15との間においてタイミング押出し器28が
設けられ、このタイミング押出し器28はパネル供給部
13から送り込まれた液晶表示パネルaを真空吸引等の
手段により一時的に保持し、その液晶表示パネルaの貼
付け部15への送り出しのタイミングを調整するもので
ある。
【0017】次に、偏光フィルムbの貼付け動作につい
て説明する。各貼付けローラ16は所定の一定速度で回
転し、またキャリアテープ21は貼付けローラ16の回
転速度に同期した一定の速度で引き取られて走行し、こ
の走行中にキャリアテープ21に貼付けられている偏光
フィルムbが順次剥離されるとともに、これら偏光フィ
ルムbが貼付けローラ16の周面に所定の間隔をあけて
吸着される。
【0018】一方、パネル供給部13から供給された液
晶表示パネルaは、タイミング押出し器28を介して前
記貼付けローラ16の回転速度に同期する所定のタイミ
ングで貼付け部15に向けて送り出される。タイミング
押出し器28から送り出された液晶表示パネルaは下部
コンベア5の搬送ベルト9と上部コンベア6の搬送ベル
ト12とでその上下縁が挟まれ、所定の位置に規制され
ながら安定した縦形の姿勢を保って一方の貼付けローラ
16の周面と他方の貼付けローラ16の周面との間に送
り込まれる。
【0019】そして液晶表示パネルaが貼付けローラ1
6の周面間を通過する間に、各貼付けローラ16の周面
に吸着されている偏光フィルムbが液晶表示パネルaの
両面の所定の領域に同時に押付けられて貼付けられる。
偏光フィルムbの片面には予め接着剤が塗布されてい
て、その接着剤を介して偏光フィルムbは液晶表示パネ
ルaに貼付けられる。偏光フィルムbが貼付けられた液
晶表示パネルaは、下部コンベア5の搬送ベルト9を介
して搬送路2の他端側に搬送されて排出される。
【0020】このように液晶表示パネルaが搬送路2を
介して連続的に搬送される間に、その液晶表示パネルa
の両面に同時に偏光フィルムbが能率的に貼付けられ
る。例えば液晶表示パネルaの1枚当り、1sec 以下の
タクトで効率よく貼付けることが可能となる。
【0021】また液晶表示パネルaは、その一側縁を下
にしてほぼ垂直に起立する縦形の姿勢で搬送されるた
め、その両面に搬送ベルト9,12が接触せずにその両
面が開放した状態のままに保たれ、このため液晶表示パ
ネルaの両面にごみ等の異物が付着することがなく、偏
光フィルムbを液晶表示パネルaの清浄な両面に貼付け
ることができる。
【0022】なお、前記実施例おいては、液晶表示パネ
ルの両面に偏光フィルムを貼付けるようにしたが、偏光
フィルムに限らず、例えば位相差フィルムを貼付ける場
合においても同様に実施することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、液
晶表示パネルを一方向に連続的に搬送し、その搬送の途
中に、一対の貼付けローラを用いてその液晶表示パネル
の両面に同時に光学フィルムを貼付けるようにしたか
ら、従来のように液晶表示パネルを反転させることな
く、効率よく液晶表示パネルに光学フィルムを貼付ける
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る貼付け装置の全体の構
成を示す斜視図。
【図2】その貼付け装置の貼付けローラの斜視図。
【図3】その貼付け装置において、キャリアテープから
偏光フィルムが剥離するときの状態を示す平面図。
【符号の説明】
2…搬送路 15…貼付け部 16…貼付けローラ 21…キャリアテープ a…液晶表示パネル b…偏光フィルム(光学フィルム)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示パネルを一方向に連続的に搬送す
    る搬送路を設け、この搬送路の途中に、その搬送路を隔
    てて互いに対向する一対の貼付けローラを配置して貼付
    け部を構成し、前記各貼付けローラを回転させるととも
    に、キャリアテープに貼付けられている光学フィルムを
    剥離させながら前記キャリアテープから前記一対の貼付
    けローラの各周面に順次吸着させる手段と、前記一対の
    貼付けローラに吸着させた光学フィルムを前記搬送路を
    介して前記貼付け部に搬送されてくる液晶表示パネルの
    両面に押付けて貼付ける手段とを備えたことを特徴とす
    る光学フィルムの貼付け装置。
JP7070044A 1995-03-28 1995-03-28 光学フィルムの貼付け装置 Pending JPH08262429A (ja)

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