JPH08261173A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
- Publication number
- JPH08261173A JPH08261173A JP6405695A JP6405695A JPH08261173A JP H08261173 A JPH08261173 A JP H08261173A JP 6405695 A JP6405695 A JP 6405695A JP 6405695 A JP6405695 A JP 6405695A JP H08261173 A JPH08261173 A JP H08261173A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scroll
- end plate
- orbiting
- aluminum
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、固定スクロールあるいは旋回スク
ロールを鍛造用アルミニウム合金で組み合わせ、疲労強
度、耐摩耗性を向上させ、加工性を良好にしてコスト低
減を図ることを目的としている。 【構成】 固定スクロール１あるいは旋回スクロール２
をアルミニウム合金素材で上面と下面の二層以上をその
合金で組み合わせ、二種類以上の合金で鍛造成形した。
この構成によって、強度、加工性の向上、軽量化、コス
ト低減を図ることができる。
ロールを鍛造用アルミニウム合金で組み合わせ、疲労強
度、耐摩耗性を向上させ、加工性を良好にしてコスト低
減を図ることを目的としている。 【構成】 固定スクロール１あるいは旋回スクロール２
をアルミニウム合金素材で上面と下面の二層以上をその
合金で組み合わせ、二種類以上の合金で鍛造成形した。
この構成によって、強度、加工性の向上、軽量化、コス
ト低減を図ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空調用及び冷凍用圧縮
機に適したスクロール圧縮機の基幹部品である固定スク
ロールあるいは旋回スクロールのアルミニウム合金材料
と工法に関するものである。
機に適したスクロール圧縮機の基幹部品である固定スク
ロールあるいは旋回スクロールのアルミニウム合金材料
と工法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般にこの種のスクロール圧縮機として
は、特公昭５８−１９８７５号公報と特公平６−５０１
１４号公報に示されるスクロール型圧縮機、スクロール
型流体機械を例に挙げ、図６から図８を参照してその基
本的構成等について説明する。図６は開放型スクロール
圧縮機の本体の構造を示すもので、旋回鏡板にかかるス
ラスト力の支え方と自転拘束部品を兼用とする、いわゆ
るボール継ぎ手が用いられた例を開示している。エンジ
ンからの駆動力をベルト及び電磁クラッチ３５を介して
圧縮機本体３０に伝達させる構成は、周知の事実として
簡略化した。
は、特公昭５８−１９８７５号公報と特公平６−５０１
１４号公報に示されるスクロール型圧縮機、スクロール
型流体機械を例に挙げ、図６から図８を参照してその基
本的構成等について説明する。図６は開放型スクロール
圧縮機の本体の構造を示すもので、旋回鏡板にかかるス
ラスト力の支え方と自転拘束部品を兼用とする、いわゆ
るボール継ぎ手が用いられた例を開示している。エンジ
ンからの駆動力をベルト及び電磁クラッチ３５を介して
圧縮機本体３０に伝達させる構成は、周知の事実として
簡略化した。
【０００３】圧縮機本体３０を構成する主要部品として
は、まず圧縮機本体３０の外郭を形成する圧縮機ハウジ
ング３はカップ状ケース３１とフロントエンドプレート
３２に分割されていて、カップ状ケース３１の一端開口
３３をフロントエンドプレート３２で閉塞されている。
この圧縮機ハウジング３の内部に、固定鏡板１ａに直立
した渦巻状の第一のラップ１ｂを形成してなる固定スク
ロール１と、旋回鏡板２ａに直立した渦巻状の第二のラ
ップ２ｂを形成し、両ラップ１ｂと２ｂとを互いに内側
にして固定スクロール１と噛み合わせてなる旋回スクロ
ール２と、旋回鏡板２ａとフロントエンドプレート３２
との間に旋回鏡板２ａと平行に配置されたスラスト軸受
け部品と自転拘束部品とを兼ねたリング状の旋回スクロ
ール側レース４１と、旋回スクロール側リング４２と、
リング状のプレート側レース４３と、プレート側リング
４４と、複数のボール素子４６と、旋回スクロール２に
旋回運動を伝達する駆動機構からなっている。固定スク
ロール１は第一のラップ１ｂと反対側の固定鏡板１ａ背
面に備えられた締結脚１ｄと、カップ状ケース３１との
間をボルト１９によって締結されている。固定鏡板１ａ
の外周部分１ｅのシール溝１ｆに挿入されたＯリング１
８がカップ状ケース３１との間に取り付けられ、締結脚
１ｄ側の高圧室１１と第一のラップ１ｂ側の低圧室１２
とに分断されている。旋回鏡板２ａとフロントエンドプ
レート３２との間には、リング状の旋回スクロール側レ
ース４１を被うように旋回鏡板２ａに旋回スクロール側
リング４２が取り付けられ、リング状のプレート側レー
ス４３を被うように、かつ旋回スクロール側リング４２
との間にわずかな隙間ができるようにフロントエンドプ
レート３２にプレート側リング４４が取り付けられてい
る。旋回スクロール側リング４２とプレート側リング４
４はそれぞれ軸方向に同径の複数のポケットを形成する
穴４５が備えられ、その穴４５に複数のボール素子４６
が常時挟持されることにより、自転を拘束しながら固定
スクロール１に対するその旋回運動を許容し、かつ旋回
スクロール２のスラスト軸受け部品としての機能も有し
ている。駆動軸９はフロントエンドプレート３２に圧入
嵌合して取り付けられた主軸受け１５を介して回転可能
に支持されていて、そのフロントエンドプレート３２に
取り付けられた筒状部材３４内に嵌合された軸封装置１
７と副軸受け１６を貫通して圧縮機ハウジング３の外側
へ主軸部分９ｂを延出している。この駆動軸９の旋回ス
クロール２側の端部の駆動ピン９ａは、駆動伝達機構と
しての機能を有する旋回ブッシュ８と連結していて、さ
らに旋回ブッシュ８は、旋回鏡板２ａ背面に旋回機構部
として形成された円筒状のボス部２ｃに設けられた旋回
軸受け７に挿入されている。この構成によって旋回スク
ロール２は固定スクロール１に対して旋回運動させる駆
動機構を備えることができる。カップ状ケース３１の低
圧室１２側には作動流体としての冷媒を吸入する吸入口
１３が設けられ、高圧室１１側には冷媒を吐出する吐出
口１４が備えられている。
は、まず圧縮機本体３０の外郭を形成する圧縮機ハウジ
ング３はカップ状ケース３１とフロントエンドプレート
３２に分割されていて、カップ状ケース３１の一端開口
３３をフロントエンドプレート３２で閉塞されている。
この圧縮機ハウジング３の内部に、固定鏡板１ａに直立
した渦巻状の第一のラップ１ｂを形成してなる固定スク
ロール１と、旋回鏡板２ａに直立した渦巻状の第二のラ
ップ２ｂを形成し、両ラップ１ｂと２ｂとを互いに内側
にして固定スクロール１と噛み合わせてなる旋回スクロ
ール２と、旋回鏡板２ａとフロントエンドプレート３２
との間に旋回鏡板２ａと平行に配置されたスラスト軸受
け部品と自転拘束部品とを兼ねたリング状の旋回スクロ
ール側レース４１と、旋回スクロール側リング４２と、
リング状のプレート側レース４３と、プレート側リング
４４と、複数のボール素子４６と、旋回スクロール２に
旋回運動を伝達する駆動機構からなっている。固定スク
ロール１は第一のラップ１ｂと反対側の固定鏡板１ａ背
面に備えられた締結脚１ｄと、カップ状ケース３１との
間をボルト１９によって締結されている。固定鏡板１ａ
の外周部分１ｅのシール溝１ｆに挿入されたＯリング１
８がカップ状ケース３１との間に取り付けられ、締結脚
１ｄ側の高圧室１１と第一のラップ１ｂ側の低圧室１２
とに分断されている。旋回鏡板２ａとフロントエンドプ
レート３２との間には、リング状の旋回スクロール側レ
ース４１を被うように旋回鏡板２ａに旋回スクロール側
リング４２が取り付けられ、リング状のプレート側レー
ス４３を被うように、かつ旋回スクロール側リング４２
との間にわずかな隙間ができるようにフロントエンドプ
レート３２にプレート側リング４４が取り付けられてい
る。旋回スクロール側リング４２とプレート側リング４
４はそれぞれ軸方向に同径の複数のポケットを形成する
穴４５が備えられ、その穴４５に複数のボール素子４６
が常時挟持されることにより、自転を拘束しながら固定
スクロール１に対するその旋回運動を許容し、かつ旋回
スクロール２のスラスト軸受け部品としての機能も有し
ている。駆動軸９はフロントエンドプレート３２に圧入
嵌合して取り付けられた主軸受け１５を介して回転可能
に支持されていて、そのフロントエンドプレート３２に
取り付けられた筒状部材３４内に嵌合された軸封装置１
７と副軸受け１６を貫通して圧縮機ハウジング３の外側
へ主軸部分９ｂを延出している。この駆動軸９の旋回ス
クロール２側の端部の駆動ピン９ａは、駆動伝達機構と
しての機能を有する旋回ブッシュ８と連結していて、さ
らに旋回ブッシュ８は、旋回鏡板２ａ背面に旋回機構部
として形成された円筒状のボス部２ｃに設けられた旋回
軸受け７に挿入されている。この構成によって旋回スク
ロール２は固定スクロール１に対して旋回運動させる駆
動機構を備えることができる。カップ状ケース３１の低
圧室１２側には作動流体としての冷媒を吸入する吸入口
１３が設けられ、高圧室１１側には冷媒を吐出する吐出
口１４が備えられている。
【０００４】さて旋回スクロール２が固定スクロール１
に対して旋回運動を始め、圧縮行程が開始されると冷媒
は吸入口１３より圧縮機ハウジング３内の低圧室１２に
取り込まれる。次に固定鏡板１ａとその渦巻状の第一の
ラップ１ｂそして旋回鏡板２ａとその渦巻状の第二のラ
ップ２ｂで形成される密閉空間の流体ポケット１０に送
り込まれ、両ラップ１ｂ、２ｂの最外周部から中心部に
向かって圧縮される。そして圧縮された冷媒ガスは固定
鏡板１ａの中心部の吐出ガス穴１ｃより高圧室１１に吐
き出され、さらに吐出口１４から外へ送り出される。
に対して旋回運動を始め、圧縮行程が開始されると冷媒
は吸入口１３より圧縮機ハウジング３内の低圧室１２に
取り込まれる。次に固定鏡板１ａとその渦巻状の第一の
ラップ１ｂそして旋回鏡板２ａとその渦巻状の第二のラ
ップ２ｂで形成される密閉空間の流体ポケット１０に送
り込まれ、両ラップ１ｂ、２ｂの最外周部から中心部に
向かって圧縮される。そして圧縮された冷媒ガスは固定
鏡板１ａの中心部の吐出ガス穴１ｃより高圧室１１に吐
き出され、さらに吐出口１４から外へ送り出される。
【０００５】この時、固定スクロール１の固定鏡板１ａ
と第一のラップ１ｂと旋回スクロール２の旋回鏡板２ａ
と第二のラップ２ｂは冷媒の圧縮行程の状態変化で低
温、低圧から高温、高圧の状態に繰り返し曝される。従
って両鏡板１ａ、２ａと両ラップ１ｂ、２ｂは熱変形に
よる収縮と繰り返し応力に耐える材料が要求される。即
ち強度があって耐熱性、耐摩耗性があり、熱膨張が小さ
い材料が選定の条件となる。このため特公平６−５０１
１４号公報では鋳造材料として、図８に示すようにアル
ミニウム合金鋳物８種ＡＣ８Ａを基本に材料組成を改良
した鋳造材料で２ケ取りの旋回スクロール２の成形状態
を示している。
と第一のラップ１ｂと旋回スクロール２の旋回鏡板２ａ
と第二のラップ２ｂは冷媒の圧縮行程の状態変化で低
温、低圧から高温、高圧の状態に繰り返し曝される。従
って両鏡板１ａ、２ａと両ラップ１ｂ、２ｂは熱変形に
よる収縮と繰り返し応力に耐える材料が要求される。即
ち強度があって耐熱性、耐摩耗性があり、熱膨張が小さ
い材料が選定の条件となる。このため特公平６−５０１
１４号公報では鋳造材料として、図８に示すようにアル
ミニウム合金鋳物８種ＡＣ８Ａを基本に材料組成を改良
した鋳造材料で２ケ取りの旋回スクロール２の成形状態
を示している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前記図６から図８に示
される従来のスクロール圧縮機を構成する基幹部品であ
る固定スクロールあるいは旋回スクロールの材料におい
ては、溶湯鋳造法を前提とした工法に適合したアルミニ
ウム合金鋳物８種ＡＣ８Ａを基本とした組成改良の材料
を選定することにより、鋳造時の湯流れ性を良くし、耐
摩耗性を維持するとともに疲労強度を向上させようとす
るものであった。しかしながらこの工法と材料で固定ス
クロールあるいは旋回スクロールを成形しても、疲労強
度等に限界があり、固定鏡板や第一のラップあるいは旋
回鏡板や第二のラップの厚みや大きさ等を左右する形状
と重量に制限ができるから、さらにより薄く、より軽
く、より大きくすることが困難となった。さらにケイ素
含有量が多くなると、加工性が悪く、刃具寿命が短くな
るという問題もあった。
される従来のスクロール圧縮機を構成する基幹部品であ
る固定スクロールあるいは旋回スクロールの材料におい
ては、溶湯鋳造法を前提とした工法に適合したアルミニ
ウム合金鋳物８種ＡＣ８Ａを基本とした組成改良の材料
を選定することにより、鋳造時の湯流れ性を良くし、耐
摩耗性を維持するとともに疲労強度を向上させようとす
るものであった。しかしながらこの工法と材料で固定ス
クロールあるいは旋回スクロールを成形しても、疲労強
度等に限界があり、固定鏡板や第一のラップあるいは旋
回鏡板や第二のラップの厚みや大きさ等を左右する形状
と重量に制限ができるから、さらにより薄く、より軽
く、より大きくすることが困難となった。さらにケイ素
含有量が多くなると、加工性が悪く、刃具寿命が短くな
るという問題もあった。
【０００７】本発明の目的は、図６に示される従来のス
クロール圧縮機における問題点に鑑みてなされたもの
で、メタルフローを形成する鍛造工法を採用し、かつ鍛
造に適したアルミニウム合金の展伸材を選定し、固定ス
クロールあるいは旋回スクロールはその使用環境条件に
適合した特性を有する二層以上の多層のアルミニウム合
金材を組み合わせて構成するとともに、少なくとも二種
類以上の合金材料で成形し加工することにより、高速旋
回体や、応力が集中する部位を有する旋回スクロールあ
るいは固定スクロールの強度上、特に疲労強度の問題を
解消するとともに、軽量化の問題、刃具寿命の問題等を
解決したスクロール圧縮機を提供することにある。
クロール圧縮機における問題点に鑑みてなされたもの
で、メタルフローを形成する鍛造工法を採用し、かつ鍛
造に適したアルミニウム合金の展伸材を選定し、固定ス
クロールあるいは旋回スクロールはその使用環境条件に
適合した特性を有する二層以上の多層のアルミニウム合
金材を組み合わせて構成するとともに、少なくとも二種
類以上の合金材料で成形し加工することにより、高速旋
回体や、応力が集中する部位を有する旋回スクロールあ
るいは固定スクロールの強度上、特に疲労強度の問題を
解消するとともに、軽量化の問題、刃具寿命の問題等を
解決したスクロール圧縮機を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明によるスクロール圧縮機は、圧縮機ハウジン
グの内部に、固定鏡板及びこの鏡板に直立した渦巻状の
第一のラップを有する固定スクロールと、旋回鏡板及び
この鏡板に直立した渦巻状の第二のラップを有し、前記
両ラップを互いに内側にして前記固定スクロールと噛み
合って配置せられた旋回スクロールと、該旋回スクロー
ルの渦巻状の前記第二のラップと反対側の前記旋回鏡板
背面に形成した旋回機構部と、該旋回スクロールの自転
を拘束して旋回運動のみさせる自転拘束部品と、前記圧
縮機ハウジングに主軸受けを介して回転可能に支持され
駆動軸と、該駆動軸からの駆動力を前記旋回機構部に伝
達する駆動伝達部品とを備え、前記旋回スクロールの旋
回運動によって前記両ラップ間で閉塞された流体ポケッ
トを形成しつつ前記両ラップの外周から中心に向かって
圧縮作用を行うスクロール圧縮機において、前記固定ス
クロールあるいは前記旋回スクロールの少なくともいず
れか一方をアルミニウム合金からなる二層以上の多層材
料で組み合わせ構成するとともに、二種類以上の前記ア
ルミニウム合金材で鍛造形成したことを特徴とするもの
である。
め、本発明によるスクロール圧縮機は、圧縮機ハウジン
グの内部に、固定鏡板及びこの鏡板に直立した渦巻状の
第一のラップを有する固定スクロールと、旋回鏡板及び
この鏡板に直立した渦巻状の第二のラップを有し、前記
両ラップを互いに内側にして前記固定スクロールと噛み
合って配置せられた旋回スクロールと、該旋回スクロー
ルの渦巻状の前記第二のラップと反対側の前記旋回鏡板
背面に形成した旋回機構部と、該旋回スクロールの自転
を拘束して旋回運動のみさせる自転拘束部品と、前記圧
縮機ハウジングに主軸受けを介して回転可能に支持され
駆動軸と、該駆動軸からの駆動力を前記旋回機構部に伝
達する駆動伝達部品とを備え、前記旋回スクロールの旋
回運動によって前記両ラップ間で閉塞された流体ポケッ
トを形成しつつ前記両ラップの外周から中心に向かって
圧縮作用を行うスクロール圧縮機において、前記固定ス
クロールあるいは前記旋回スクロールの少なくともいず
れか一方をアルミニウム合金からなる二層以上の多層材
料で組み合わせ構成するとともに、二種類以上の前記ア
ルミニウム合金材で鍛造形成したことを特徴とするもの
である。
【０００９】さらに、前記固定スクロールあるいは前記
旋回スクロールの少なくともいずれか一方をアルミニウ
ム合金で構成され、前記第一あるいは前記第二のラップ
表面と前記固定鏡板あるいは前記旋回鏡板の前記ラップ
側の上面と前記ラップ側と反対側の下面を形成する第一
層材料と第三層材料にアルミニウム−マンガン系合金材
あるいはアルミニウム−マグネシウム系合金材あるいは
アルミニウム−マグネシウム−ケイ素系合金材を、前記
固定スクロールあるいは前記旋回スクロールの芯材を形
成する第二層材料にアルミニウムーケイ素系合金材ある
いはアルミニウム−銅系合金材を用いたことを特徴とす
るスクロール圧縮機である。
旋回スクロールの少なくともいずれか一方をアルミニウ
ム合金で構成され、前記第一あるいは前記第二のラップ
表面と前記固定鏡板あるいは前記旋回鏡板の前記ラップ
側の上面と前記ラップ側と反対側の下面を形成する第一
層材料と第三層材料にアルミニウム−マンガン系合金材
あるいはアルミニウム−マグネシウム系合金材あるいは
アルミニウム−マグネシウム−ケイ素系合金材を、前記
固定スクロールあるいは前記旋回スクロールの芯材を形
成する第二層材料にアルミニウムーケイ素系合金材ある
いはアルミニウム−銅系合金材を用いたことを特徴とす
るスクロール圧縮機である。
【００１０】また、前記固定スクロールあるいは前記旋
回スクロールの少なくともいずれか一方の前記渦巻状の
ラップと前記渦巻状のラップを設けた前記鏡板の該上面
を陽極酸化皮膜あるいは化成皮膜等の表面処理を施した
ことを特徴とするものである。
回スクロールの少なくともいずれか一方の前記渦巻状の
ラップと前記渦巻状のラップを設けた前記鏡板の該上面
を陽極酸化皮膜あるいは化成皮膜等の表面処理を施した
ことを特徴とするものである。
【００１１】
【作用】本発明においては、上記に示した構成を採用す
ることにより、溶湯鋳造法とその工法に適合したアルミ
ニウム合金鋳物材で形成した固定スクロールあるいは旋
回スクロールが有する疲労強度の問題、軽量化の問題、
加工における刃具寿命の問題は大幅に解消される。
ることにより、溶湯鋳造法とその工法に適合したアルミ
ニウム合金鋳物材で形成した固定スクロールあるいは旋
回スクロールが有する疲労強度の問題、軽量化の問題、
加工における刃具寿命の問題は大幅に解消される。
【００１２】
【実施例】以下、図１ないし図５を参照して本発明の一
実施例につき詳細に説明する。
実施例につき詳細に説明する。
【００１３】本発明のスクロール圧縮機の基幹構造は図
６の従来のスクロール圧縮機と同じである。即ち圧縮機
ハウジング３の内部に、固定鏡板１ａと固定鏡板１ａに
直立した渦巻状の第一のラップ１ｂを有する固定スクロ
ール１と、旋回鏡板２ａと旋回鏡板２ａに直立した渦巻
状の第二のラップ２ｂを有し、両ラップ１ｂ、２ｂを互
いに内側にして固定スクロール１と噛み合って配置せら
れた旋回スクロール２と、旋回機構部として旋回スクロ
ール２の渦巻状の第二のラップ２ｂと反対側の旋回鏡板
１ａの背面に形成した円筒状のボス部２ｃに設けられた
旋回軸受け７と、自転拘束部品としてのリング状の旋回
スクロール側レース４１と旋回スクロール側リング４２
とリング状のプレート側レース４３とプレート側リング
４４と複数のボール素子４６とを備えている。圧縮機ハ
ウジング３に主軸受け１５を介して回転可能に支持され
た駆動軸９と、この駆動軸９の旋回スクロール２側の端
部の駆動ピン９ａは駆動伝達機構としての機能を有する
旋回ブッシュ８と連結していて、さらに旋回ブッシュ８
は旋回鏡板２ａ背面の円筒状のボス部２ｃに設けられた
旋回軸受け７に挿入されている。この構成によって旋回
スクロール２は固定スクロール１に対して旋回運動させ
る駆動機構を備えることができる。
６の従来のスクロール圧縮機と同じである。即ち圧縮機
ハウジング３の内部に、固定鏡板１ａと固定鏡板１ａに
直立した渦巻状の第一のラップ１ｂを有する固定スクロ
ール１と、旋回鏡板２ａと旋回鏡板２ａに直立した渦巻
状の第二のラップ２ｂを有し、両ラップ１ｂ、２ｂを互
いに内側にして固定スクロール１と噛み合って配置せら
れた旋回スクロール２と、旋回機構部として旋回スクロ
ール２の渦巻状の第二のラップ２ｂと反対側の旋回鏡板
１ａの背面に形成した円筒状のボス部２ｃに設けられた
旋回軸受け７と、自転拘束部品としてのリング状の旋回
スクロール側レース４１と旋回スクロール側リング４２
とリング状のプレート側レース４３とプレート側リング
４４と複数のボール素子４６とを備えている。圧縮機ハ
ウジング３に主軸受け１５を介して回転可能に支持され
た駆動軸９と、この駆動軸９の旋回スクロール２側の端
部の駆動ピン９ａは駆動伝達機構としての機能を有する
旋回ブッシュ８と連結していて、さらに旋回ブッシュ８
は旋回鏡板２ａ背面の円筒状のボス部２ｃに設けられた
旋回軸受け７に挿入されている。この構成によって旋回
スクロール２は固定スクロール１に対して旋回運動させ
る駆動機構を備えることができる。
【００１４】さて、図１は、旋回スクロール２を形成す
る鍛造用のアルミニウム合金素材２５を示している。こ
れは旋回スクロール２の渦巻状の第二のラップ２ｂ表面
とその第二のラップ２ｂ側の旋回鏡板２ａの上面を形成
する第一層材料２０とその第二のラップ２ｂと反対側の
旋回鏡板２ａの下面を形成する第三層材料２２との間に
旋回スクロール２の芯材を形成する第二層材料２１から
組み合わされて構成されている。この多層のアルミニウ
ム合金素材２５を用いて旋回スクロール２として鍛造成
形したのが図２に示している。
る鍛造用のアルミニウム合金素材２５を示している。こ
れは旋回スクロール２の渦巻状の第二のラップ２ｂ表面
とその第二のラップ２ｂ側の旋回鏡板２ａの上面を形成
する第一層材料２０とその第二のラップ２ｂと反対側の
旋回鏡板２ａの下面を形成する第三層材料２２との間に
旋回スクロール２の芯材を形成する第二層材料２１から
組み合わされて構成されている。この多層のアルミニウ
ム合金素材２５を用いて旋回スクロール２として鍛造成
形したのが図２に示している。
【００１５】ここで、例えば第一層材料２０として、鍛
造性が良好な、即ち延性や靱性に優れ、切削加工にも優
れたアルミニウム−マグネシウム−ケイ素系合金材を、
第三材料２２として、切削加工性や耐食性に優れ、強度
も良好なアルミニウム−マンガン系合金材を、芯材とな
る第二層材料２１として、熱膨張係数が小さく、かつ耐
熱性も良好なアルミニウム−ケイ素系合金材を用いてい
る。この応用例を図３、図４に示す。
造性が良好な、即ち延性や靱性に優れ、切削加工にも優
れたアルミニウム−マグネシウム−ケイ素系合金材を、
第三材料２２として、切削加工性や耐食性に優れ、強度
も良好なアルミニウム−マンガン系合金材を、芯材とな
る第二層材料２１として、熱膨張係数が小さく、かつ耐
熱性も良好なアルミニウム−ケイ素系合金材を用いてい
る。この応用例を図３、図４に示す。
【００１６】このような構成をとれば、冷媒は旋回スク
ロール２の旋回運動によって両ラップ１ｂ、２ｂの間で
閉塞された流体ポケット１０に吸入され、両ラップ１
ｂ、２ｂの外周から中心に向かって容積を縮小させなが
ら圧縮され、固定鏡板１ａの吐出ガス穴１ｃを通して高
圧室１１に吐き出される。この圧縮行程で、高温、高圧
の厳しい使用環境条件下で耐える強度を持ち、熱膨張係
数が小さい素材を芯材となるよう第二層材料に選定し、
鍛造性や切削性に優れた素材を上面と下面に配列して第
一層と第三層材料に選定し、さらにメタルフローを形成
する鍛造工法に適合した材料としても考慮して選定して
いるから鍛造品と比較して、より薄く、より軽く、より
大きくすることが可能で、しかも加工性に優れているこ
とから刃具寿命も長くすることが可能である。
ロール２の旋回運動によって両ラップ１ｂ、２ｂの間で
閉塞された流体ポケット１０に吸入され、両ラップ１
ｂ、２ｂの外周から中心に向かって容積を縮小させなが
ら圧縮され、固定鏡板１ａの吐出ガス穴１ｃを通して高
圧室１１に吐き出される。この圧縮行程で、高温、高圧
の厳しい使用環境条件下で耐える強度を持ち、熱膨張係
数が小さい素材を芯材となるよう第二層材料に選定し、
鍛造性や切削性に優れた素材を上面と下面に配列して第
一層と第三層材料に選定し、さらにメタルフローを形成
する鍛造工法に適合した材料としても考慮して選定して
いるから鍛造品と比較して、より薄く、より軽く、より
大きくすることが可能で、しかも加工性に優れているこ
とから刃具寿命も長くすることが可能である。
【００１７】他の実施例として図１、図２に示す旋回ス
クロール２に選定した材料の代わりに、使用条件下に適
合した材料を選定することが可能であることから、第一
層材料２０として、アルミニウム−マグネシウム−ケイ
素系合金材の代わりに、アルミニウム−マンガン系合金
材あるいはアルミニウム−マグネシウム系合金材を、第
三層材料２２として、アルミニウム−マンガン系合金材
の代わりに、アルミニウム−マグネシウム系合金材ある
いはアルミニウム−マグネシウム−ケイ素系合金材を、
第二層材料２１として、アルミニウム−ケイ素系合金材
の代わりにアルミニウム−銅系合金材を選定することが
可能である。
クロール２に選定した材料の代わりに、使用条件下に適
合した材料を選定することが可能であることから、第一
層材料２０として、アルミニウム−マグネシウム−ケイ
素系合金材の代わりに、アルミニウム−マンガン系合金
材あるいはアルミニウム−マグネシウム系合金材を、第
三層材料２２として、アルミニウム−マンガン系合金材
の代わりに、アルミニウム−マグネシウム系合金材ある
いはアルミニウム−マグネシウム−ケイ素系合金材を、
第二層材料２１として、アルミニウム−ケイ素系合金材
の代わりにアルミニウム−銅系合金材を選定することが
可能である。
【００１８】また、第一層材料２０と第三層材料２２の
材料は同じ材料であっても良く、さらに第三層が無く、
第一層材料２０と第二層材料２１から構成されていても
良い。それを図５に示す。
材料は同じ材料であっても良く、さらに第三層が無く、
第一層材料２０と第二層材料２１から構成されていても
良い。それを図５に示す。
【００１９】このように少なくとも二種類以上のアルミ
ニウム合金展伸材を組み合わせて、固定スクロール１あ
るいは旋回スクロール２の少なくともいずれか一方を鍛
造成形し、その用途に応じた使用環境条件で任意に材料
を選定することにより、信頼性を確保し、疲労強度を向
上させるとともに、より薄く、より軽く、より大きく成
形することが可能で、しかも刃具寿命も長くすることが
できる。
ニウム合金展伸材を組み合わせて、固定スクロール１あ
るいは旋回スクロール２の少なくともいずれか一方を鍛
造成形し、その用途に応じた使用環境条件で任意に材料
を選定することにより、信頼性を確保し、疲労強度を向
上させるとともに、より薄く、より軽く、より大きく成
形することが可能で、しかも刃具寿命も長くすることが
できる。
【００２０】また、図２は鍛造成形後の、この旋回スク
ロール２の渦巻状の第二のラップ２ｂと第二のラップ２
ｂを設けた旋回鏡板２ａ面を陽極酸化皮膜２３あるいは
化成皮膜等の表面処理を施したもので、固定スクロール
１と旋回スクロール２との摺動面の耐摩耗性をより向上
させている。この表面処理も表面を被う材料を自由に選
定することが可能であるから、表面処理が容易な材料を
選定することもできる。
ロール２の渦巻状の第二のラップ２ｂと第二のラップ２
ｂを設けた旋回鏡板２ａ面を陽極酸化皮膜２３あるいは
化成皮膜等の表面処理を施したもので、固定スクロール
１と旋回スクロール２との摺動面の耐摩耗性をより向上
させている。この表面処理も表面を被う材料を自由に選
定することが可能であるから、表面処理が容易な材料を
選定することもできる。
【００２１】
【発明の効果】本発明は上記に示すような構成にしたの
で、溶湯鋳造法で形成した固定スクロールあるいは旋回
スクロールより疲労強度、耐摩耗性等で優り、用途に応
じた材料を組み合わせて選定できるから、信頼性を高め
ることができるとともに、軽量化が図れ、しかも削り代
を少なく、切削加工性にも優れ、さらに刃具寿命も伸ば
すことができるから、コストを大幅に下げる効果があ
る。
で、溶湯鋳造法で形成した固定スクロールあるいは旋回
スクロールより疲労強度、耐摩耗性等で優り、用途に応
じた材料を組み合わせて選定できるから、信頼性を高め
ることができるとともに、軽量化が図れ、しかも削り代
を少なく、切削加工性にも優れ、さらに刃具寿命も伸ば
すことができるから、コストを大幅に下げる効果があ
る。
【図１】（ａ）は本発明の一実施例としての旋回スクロ
ールのアルミニウム合金素材平面図 （ｂ）はその素材断面図
ールのアルミニウム合金素材平面図 （ｂ）はその素材断面図
【図２】（ａ）は図１で示したアルミニウム合金素材を
用いた鍛造成形後の旋回スクロールの平面図 （ｂ）はその旋回スクロールの断面図
用いた鍛造成形後の旋回スクロールの平面図 （ｂ）はその旋回スクロールの断面図
【図３】本発明の第二の実施例としてのアルミニウム合
金素材断面図
金素材断面図
【図４】本発明の第三の実施例としてのアルミニウム合
金素材断面図
金素材断面図
【図５】本発明の第四の実施例としてのアルミニウム合
金素材断面図
金素材断面図
【図６】従来例としてのボール継ぎ手を有するスクロー
ル圧縮機の断面図
ル圧縮機の断面図
【図７】その従来機の主要部品の構成展開図
【図８】その従来機で使用され、溶湯鋳造法で成形した
旋回スクロールの断面図
旋回スクロールの断面図
１ 固定スクロール １ａ 固定鏡板 １ｂ 固定スクロールの渦巻状のラップ １ｃ 吐出ガス穴 １ｄ 締結脚 １ｅ 固定鏡板外周部分 １ｆ シール溝 ２ 旋回スクロール ２ａ 旋回鏡板 ２ｂ 旋回スクロールの渦巻状のラップ ２ｃ ボス部 ３ 圧縮機ハウジング ７ 旋回軸受け ８ 旋回ブッシュ ９ 駆動軸 ９ａ 駆動ピン ９ｂ 主軸部分 １０ 流体ポケット １１ 高圧室 １２ 低圧室 １３ 吸入口 １４ 吐出口 １５ 主軸受け １６ 副軸受け １７ 軸封装置 １８ Ｏリング １９ ボルト ２０ 上面の第一層材料 ２１ 芯材としての第二層材料 ２２ 下面の第三材料 ２３ 陽極酸化皮膜 ２５ アルミニウム合金素材 ３０ 圧縮機本体 ３１ カップ状ケース ３２ フロントエンドプレート ３３ 一端開口 ３４ 筒状部材 ３５ 電磁クラッチ ４１ 旋回スクロール側レース ４２ 旋回スクロール側リング ４３ プレート側レース ４４ プレート側リング ４５ 穴 ４６ 複数のボール素子
Claims (3)
- 【請求項１】圧縮機ハウジングの内部に、固定鏡板及び
この鏡板に直立した渦巻状の第一のラップを有する固定
スクロールと、旋回鏡板及びこの鏡板に直立した渦巻状
の第二のラップを有し、前記両ラップを互いに内側にし
て前記固定スクロールと噛み合って配置せられた旋回ス
クロールと、該旋回スクロールの渦巻状の前記第二のラ
ップと反対側の前記旋回鏡板背面に形成した旋回機構部
と、該旋回スクロールの自転を拘束して旋回運動のみさ
せる自転拘束部品と、前記圧縮機ハウジングに主軸受け
を介して回転可能に支持された駆動軸と、該駆動軸から
の駆動力を前記旋回機構部に伝達する駆動伝達部品とを
備え、前記旋回スクロールの旋回運動によって前記両ラ
ップ間で閉塞された流体ポケットを形成しつつ前記両ラ
ップの外周から中心に向かって圧縮作用を行うスクロー
ル圧縮機において、前記固定スクロールあるいは前記旋
回スクロールの少なくともいずれか一方をアルミニウム
合金からなる二層以上の多層材料で組み合わせ構成する
とともに、二種類以上の前記アルミニウム合金材で鍛造
形成したことを特徴とするスクロール圧縮機。 - 【請求項２】固定スクロールあるいは旋回スクロールの
少なくともいずれか一方をアルミニウム合金で構成さ
れ、前記第一あるいは前記第二のラップ表面と前記固定
鏡板あるいは前記旋回鏡板の前記ラップ側の上面と前記
ラップ側と反対側の下面を形成する第一層材料と第三層
材料にアルミニウム−マンガン系合金材あるいはアルミ
ニウム−マグネシウム系合金材あるいはアルミニウム−
マグネシウム−ケイ素系合金材を、前記固定スクロール
あるいは前記旋回スクロールの芯材を形成する第二層材
料にアルミニウム−ケイ素系合金材あるいはアルミニウ
ム−銅系合金材を用いた請求項１に記載のスクロール圧
縮機。 - 【請求項３】固定スクロールあるいは旋回スクロールの
少なくともいずれか一方の渦巻状のラップとこの渦巻状
のラップを設けた前記鏡板の該上面を陽極酸化皮膜ある
いは化成皮膜等の表面処理を施した請求項１に記載のス
クロール圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6405695A JPH08261173A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6405695A JPH08261173A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | スクロール圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08261173A true JPH08261173A (ja) | 1996-10-08 |
Family
ID=13247062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6405695A Pending JPH08261173A (ja) | 1995-03-23 | 1995-03-23 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08261173A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004104421A1 (fr) * | 2003-05-11 | 2004-12-02 | Jinsong Zhou | Couronne spiralee et son procede de production |
| US8747086B2 (en) | 2009-10-30 | 2014-06-10 | Hitachi Appliances, Inc. | Scroll compressor |
| JP2017101655A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-06-08 | プファイファー・ヴァキューム・ゲーエムベーハー | ポンプ |
| JP2019210814A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 | スクロール圧縮機 |
| JP2020131217A (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 昭和電工株式会社 | スクロール部材用鍛造品 |
-
1995
- 1995-03-23 JP JP6405695A patent/JPH08261173A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004104421A1 (fr) * | 2003-05-11 | 2004-12-02 | Jinsong Zhou | Couronne spiralee et son procede de production |
| US8747086B2 (en) | 2009-10-30 | 2014-06-10 | Hitachi Appliances, Inc. | Scroll compressor |
| JP2017101655A (ja) * | 2015-10-06 | 2017-06-08 | プファイファー・ヴァキューム・ゲーエムベーハー | ポンプ |
| JP2019210814A (ja) * | 2018-05-31 | 2019-12-12 | サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 | スクロール圧縮機 |
| JP2020131217A (ja) * | 2019-02-15 | 2020-08-31 | 昭和電工株式会社 | スクロール部材用鍛造品 |
| JP2023009092A (ja) * | 2019-02-15 | 2023-01-19 | 昭和電工株式会社 | スクロール部材用鍛造品 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR20170029313A (ko) | 스크롤 압축기 | |
| JPS5928082A (ja) | 旋回ピストン式流体機械 | |
| JPH03242484A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPH07127581A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JP2019100246A (ja) | スクロール型流体機械 | |
| JPH07119653A (ja) | スクロール型圧縮機 | |
| JPH0719187A (ja) | スクロール流体機械 | |
| AU759101B2 (en) | Scroll type compressor which requires no flange portions or holes for solely positioning purposes | |
| JPH08261173A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| US6071099A (en) | Scroll compressor having a discharge muffler | |
| JP3207308B2 (ja) | スクロール型圧縮機 | |
| JPH08261172A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPH08159061A (ja) | 横置き型スクロール流体機械 | |
| EP2444684B1 (en) | Electromagnetic clutch, compressor, and manufacturing method for electromagnetic clutch | |
| JPH08151983A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| US6146117A (en) | Scroll hydraulic machine | |
| JPH02136586A (ja) | ベーン型圧縮機 | |
| JPH07253087A (ja) | スクロール型圧縮機 | |
| JP3249832B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JP3017007B2 (ja) | スクロール型圧縮機 | |
| JPH0261381A (ja) | スクロール圧縮機のオルダム継手 | |
| JP2923582B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JP3207307B2 (ja) | スクロール型圧縮機 | |
| JPH11324947A (ja) | スクロール型圧縮機 | |
| JPH08261165A (ja) | スクロール圧縮機 |