JPH08261165A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

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Publication number
JPH08261165A
JPH08261165A JP7064050A JP6405095A JPH08261165A JP H08261165 A JPH08261165 A JP H08261165A JP 7064050 A JP7064050 A JP 7064050A JP 6405095 A JP6405095 A JP 6405095A JP H08261165 A JPH08261165 A JP H08261165A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
orbiting
scroll
end plate
counterweight
orbiting scroll
Prior art date
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Pending
Application number
JP7064050A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Iwanami
國雄 岩波
Takao Fujita
隆男 藤田
Masahiko Makino
雅彦 牧野
Michio Yamamura
道生 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7064050A priority Critical patent/JPH08261165A/ja
Publication of JPH08261165A publication Critical patent/JPH08261165A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、筒状部材を圧縮機ハウジングを構
成するフロントハウジングと一体に形成し、第二カウン
タウエイトを第一カウンタウエイトと主軸受けの間の駆
動軸に取り付けることにより、部品点数の削減と組立行
程の削減及びコスト低減と生産性向上を図ることを目的
としている。 【構成】 圧縮機ハウジング3をフロントハウジング3
1とリアハウジング35に二分割し、第二カウンタウエ
イト42を主軸受け15と第一カウンタウエイト41の
間の駆動軸9に取り付け、第二カウンタウエイト42を
旋回スクロール2側から取り付け、取り外しできる構造
とした。この構成により部品点数の削減と組立行程の削
減及び組立上、サービス上の作業性の向上を図ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調用及び冷凍用圧縮
機に適したスクロール圧縮機の組立構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種のスクロール圧縮機として
は、特公昭61−15276号公報に示される自動車空
調用圧縮機を例に挙げ、図3から図4を参照してその基
本的構成等について説明する。図3は開放型スクロール
圧縮機の本体の構造を示すもので、旋回鏡板にかかるス
ラスト力の支え方と自転拘束部品を兼用とする、いわゆ
るボール継ぎ手が用いられた例を開示している。エンジ
ンからの駆動力をベルト及び電磁クラッチを介して圧縮
機本体に伝達させる構成は、周知の事実として簡略化し
た。
【0003】圧縮機本体を構成する主要部品としては、
まず圧縮機本体の外郭を形成する圧縮機ハウジング3は
カップ状ケース37とフロントエンドプレート38に分
割されていて、カップ状ケース37の一端開口37aを
フロントエンドプレート38で閉塞されている。この圧
縮機ハウジング3の内部に、固定鏡板1aに直立した渦
巻状のラップ1bを形成してなる固定スクロール1と、
旋回鏡板2aに直立した渦巻状のラップ2bを形成し、
ラップ1bと2bとを互いに内側にして固定スクロール
1と噛み合わせてなる旋回スクロール2と、旋回鏡板2
aとフロントエンドプレート38との間に旋回鏡板2a
と平行に配置されたスラスト軸受け部品と自転拘束部品
とを兼ねたリング状の旋回スクロール側レース71と、
旋回スクロール側リング72と、リング状のプレート側
レース73と、プレート側リング74と、複数のボール
素子76と、旋回スクロール2に旋回運動を伝達する駆
動機構からなっている。固定スクロール1はラップ1b
と反対側の固定鏡板1a背面に備えられた締結脚1d
と、カップ状ケース37との間をボルト19によって締
結されている。固定鏡板1aの外周部分1eのシール溝
1fに挿入されたOリング18がカップ状ケース37と
の間に取り付けられ、締結脚1d側の高圧室11とラッ
プ1b側の低圧室12とに分断されている。旋回鏡板2
aとフロントエンドプレート38との間には、リング状
の旋回スクロール側レース71を被うように旋回鏡板2
aに旋回スクロール側リング72が取り付けられ、リン
グ状のプレート側レース73を被うように、かつ旋回ス
クロール側リング72との間にわずかな隙間ができるよ
うにフロントエンドプレート38にプレート側リング7
4が取り付けられている。旋回スクロール側リング72
とプレート側リング74はそれぞれ軸方向に同径の複数
のポケットを形成する穴75が備えられ、その穴75に
複数のボール素子76が常時挟持されることにより、自
転を拘束しながら固定スクロール1に対するその旋回運
動を許容し、かつ旋回スクロール2のスラスト軸受け部
品としての機能も有している。駆動軸9はフロントエン
ドプレート38に圧入嵌合して取り付けられた主軸受け
15を介して回転可能に支持されていて、そのフロント
エンドプレート38に取り付けられた筒状部材39内に
嵌合された軸封装置17と副軸受け16を貫通して圧縮
機ハウジング3の外側へ主軸部分9bを延出している。
この駆動軸9の旋回スクロール2側の端部の駆動ピン9
bは、駆動伝達機構としての機能を有する旋回ブッシュ
8と連結していて、さらに旋回ブッシュ8は、旋回鏡板
2a背面に旋回機構部として形成された円筒状のボス部
2cに設けられた旋回軸受け7に挿入されている。この
構成によって旋回スクロール2は固定スクロール1に対
して旋回運動させる駆動機構を備えることができる。カ
ップ状ケース37の低圧室12側には作動流体としての
冷媒を吸入する吸入口13が設けられ、高圧室11側に
は冷媒を吐出する吐出口14が備えられている。
【0004】さて旋回スクロール2が固定スクロール1
に対して旋回運動を始め、圧縮行程が開始されると冷媒
は吸入口13より圧縮機ハウジング3内の低圧室12に
取り込まれる。次に固定鏡板1aとその渦巻状ラップ1
bそして旋回鏡板2aとその渦巻状ラップ2bで形成さ
れる密閉空間の流体ポケット10に送り込まれ、両ラッ
プ1b、2bの最外周部から中心部に向かって圧縮され
る。そして圧縮された冷媒ガスは固定鏡板1aの中心部
の吐出ガス穴1cより高圧室11に吐き出され、さらに
吐出口14から外へ送り出される。
【0005】この時、旋回スクロール2の旋回運動と旋
回ブッシュ8の回転運動で生じる遠心力を打ち消すため
に、旋回ブッシュ8に第一カウンタウエイト41が取り
付けられている。そして駆動軸9には回転自在に嵌合さ
れた主軸受け15に対し第一カウンタウエイト41と反
対の副軸受け16側に第一カウンタウエイトと同じ方向
に遠心力を生じさせる第二カウンタウエイト42を設け
ている。そして駆動軸9の主軸部分9bの外端には電磁
クラッチ50のアマチュアプレート53が取り付けられ
ている。電磁クラッチ50はプーリー51とコイル52
とアマチュアプレート53とで形成され、コイル52へ
の外部からの通電によってアマチュアプレート53がプ
ーリー51に吸着されることにより、プーリー51の回
転力をアマチュアプレート53を介して駆動軸9に伝達
させている。このアマチュアプレート53に第三カウン
タウエイト43を第一カウンタウエイト41と反対の方
向に取り付け、この第三カウンタウエイト43と第二カ
ウンタウエイト42との遠心力で生じるモーメントで、
旋回スクロール2と旋回ブッシュ8による遠心力で生じ
るモーメントを打ち消すようにそれぞれの重量を配分し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3に示される従来の
スクロール圧縮機において、主軸受けとアマチュアプレ
ートとの間の駆動軸回りには、第二カウンタウエイトと
軸封装置と副軸受けが備えられているが、この構成は旋
回スクロールや旋回ブッシュの遠心力を相殺する第一、
第二、第三のカウンタウエイトの遠心力などによる主軸
受けと副軸受けにかかる軸受け荷重は低く抑えられる利
点はあるものの、一度組み立てられたこれらの部品を取
り外さなければならない時、主軸受けがフロントエンド
プレートに圧入嵌合で支持されているため、フロントエ
ンドプレートに取り付けられた筒状部材を別部材で構成
することになる。特に第二カウンタウエイトを取り外す
場合はそれが必要条件となる。従って圧縮機ハウジング
の構成はカップ状ケースとフロントエンドプレートと筒
状部材の三部品で形成される必要があり、フロントエン
ドプレートと筒状部材を組立部材と組立工数の削減によ
るコスト低減のため一体で成形すれば、第二カウンタウ
エイトは取り出せなくなるという組立上及びサービス上
の問題があった。
【0007】本発明の目的は、図3に示される従来のス
クロール圧縮機における問題点に鑑みてなされたもの
で、圧縮機本体の外郭構造を形成する圧縮機ハウジング
をフロントエンドプレートと筒状部材を一体成形したフ
ロントハウジングとリアハウジングに二分割し、第二カ
ウンタウエイトをフロントハウジングに圧入嵌合された
主軸受けと第一カウンタウエイトの間に位置させて、駆
動軸に取り付け、第二カウンタウエイトを旋回スクロー
ル側から取り付け、取り外しできる構成をとることによ
り、組立上及びサービス上の複雑さや難しさなどの問題
を解決したスクロール圧縮機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明によるスクロール圧縮機は、圧縮機ハウジン
グの内部に、固定鏡板及びそれに直立した渦巻状のラッ
プを有する固定スクロールと、旋回鏡板及びそれに直立
した渦巻状のラップを有し、ラップを互いに内側にして
前記固定スクロールと噛み合って配置せられた旋回スク
ロールと、該旋回スクロールの渦巻状のラップと反対側
の旋回鏡板背面に形成した旋回機構部と、該旋回スクロ
ールにかかるスラスト力を軸方向に支える平板状のスラ
スト軸受けと、前記圧縮機ハウジングに主軸受けを介し
て回転可能に支持され軸封装置と副軸受けを貫通して該
圧縮機ハウジングの外側へ主軸部分を延出した駆動軸
と、該駆動軸からの駆動力を前記旋回機構部に伝達する
駆動伝達部品と、前記旋回スクロールの自転を拘束して
旋回のみをさせる自転拘束部品とを備え、前記旋回スク
ロールの旋回運動によって両ラップ間で閉塞された流体
ポケットを形成しつつ両ラップの外周から中心に向かっ
て圧縮作用を行うスクロール圧縮機において、前記圧縮
機ハウジングを二分割してフロントハウジングとリアハ
ウジングに分けるとともに、前記フロントハウジングに
前記主軸受けを圧入支持し、前記旋回スクロールと前記
主軸受けとの間に前記駆動伝達部品には前記旋回スクロ
ール及び該駆動伝達部品の旋回及び回転運動による動的
アンバランスを相殺する第一カウンタウエイトを、前記
駆動軸には前記第一カウンタウエイトと同じ向きの遠心
力を生じさせる第二カウンタウエイトを取り付け、前記
主軸外端部に動的アンバランスを打ち消すための遠心力
で生じるモーメントをさらに打ち消す第三カウンタウエ
イトを備えたことを特徴とするスクロール圧縮機であ
る。
【0009】
【作用】本発明においては、上記に示した構成を採用す
ることにより、圧縮機本体の組立上あるいはサービス上
の複雑さ、難しさや、組立部品点数及び組立工数の増加
等の問題は解消される。
【0010】
【実施例】以下、図1ないし図2を参照して本発明の実
施例につき詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施例の基本構成を示
すもので、圧縮機ハウジング3はフロントハウジング3
1とリアハウジング35に分割されて構成されていて、
その内部に、固定鏡板1aと固定鏡板1aに直立した渦
巻状のラップ1bを有する固定スクロール1と、旋回鏡
板2aと旋回鏡板2aに直立した渦巻状のラップ2bを
有し、両ラップ1b、2bを互いに内側にして固定スク
ロール1と噛み合った旋回スクロール2が配置せられて
いる。旋回機構部として、旋回スクロール2の渦巻状の
ラップ2bと反対側の旋回鏡板2aの背面に、円筒状の
ボス部2cを形成し、そのボス部2cに旋回軸受け7を
設けている。駆動軸9はフロントハウジング31に少な
くとも圧入して取り付けられた主軸受け15を介して回
転可能に支持され、軸封装置17と副軸受け16を貫通
してフロントハウジング31の外側へ主軸部分9bを延
出している。この駆動軸9の旋回スクロール2側の端部
の駆動ピン9aは、旋回軸受け7に挿入された駆動伝達
機構としての旋回ブッシュ8と連結していて、駆動軸9
からの駆動力を伝達させることにより旋回スクロール2
に旋回運動を与えている。旋回鏡板2aとフロントハウ
ジング31との間には、旋回鏡板2aと平行して旋回ス
クロール2にかかるスラスト力を軸方向に支える平板状
のスラスト軸受け4と、旋回スクロール2の自転を拘束
して旋回のみをさせる自転拘束部品としての機能を有す
るオルダムリング5と、このオルダムリング5に近接し
てオルダムリング5を駆動軸9に直角な一方向のみに運
動を拘束する回転拘束部品6が配置されている。自転拘
束手段として、詳細に説明すると、オルダムリング5と
旋回スクロール2の間には第一の径方向のみに移動可能
とする第一の係合手段として、旋回鏡板2aに第一の径
方向の一対のキー溝21と、第一の径方向の一対のキー
溝21にそれぞれ挿入されてキー溝21とスラスト軸受
け4に沿って摺動するオルダムリング5の第一の一対の
キー25と、オルダムリング5と回転拘束部品6との間
には第一の径方向とは直角に角度をとる第二の径方向の
みに移動可能とする第二の係合手段として、回転拘束部
品6に第二の径方向の一対のキー溝22と、第二の径方
向の一対のキー溝22にそれぞれ挿入されてキー溝22
とスラスト軸受け4に沿って摺動するオルダムリング5
の第二の一対のキー26とを備えている。
【0012】さて、旋回スクロール2と旋回ブッシュ8
の旋回及び回転運動による動的アンバランスを相殺する
第一カウンタウエイト41を旋回ブッシュ8に取り付
け、この第一カウンタウエイト41と同じ向きの遠心力
を生じさせる第二カウンタウエイトを主軸受け15と第
一カウンタウエイト41の間の駆動軸9に取り付けてい
る。さらに駆動軸9の主軸部分9bの外端に取り付けた
電磁クラッチ50を取り付け、その電磁クラッチ50を
構成しているアマチュアプレート53に動的アンバラン
スを打ち消すための遠心力で生じるモーメントをさらに
打ち消す第三カウンタウエイト43を取り付けている。
【0013】さて旋回スクロール2の旋回運動によっ
て、冷媒は圧縮機ハウジング3の外部よりフロントハウ
ジング31の吸入口13を通り内部の低圧室12に取り
込まれ、固定スクロール1と旋回スクロール2の両ラッ
プ1b、2bの外周付近に導かれる。そして旋回スクロ
ール2の旋回運動によって両ラップ1b、2bの間で閉
塞された流体ポケット10に吸入され、両ラップ1b、
2bの外周から中心に向かって容積を縮小させながら圧
縮され、固定鏡板1aの吐出ガス穴1cを通して高圧室
11に吐き出されるのは従来と同様である。
【0014】このような構成をとれば、スラスト軸受け
部品や自転拘束部品等の部品点数を削減することができ
る一方駆動軸及び駆動軸に取り付けられた第二カウンタ
ウエイトの組立及び取り外しは容易に実施することは可
能である。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記に示すような構成にしたの
で、圧縮機本体の組立特に駆動軸回りの組立に関して、
筒状部材を別部品とすることなくフロントハウジングと
一体化が図れ、部品点数の削減と組立行程の削減が可能
となり、コスト低減と生産性の向上が図れる。また第二
カウンタウエイトの取り外しも旋回スクロール側から実
施でき、サービス性に関しても容易に作業することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのスクロール圧縮機の
断面図
【図2】その主要部品の構成展開図
【図3】従来例としてのボール継ぎ手を有するスクロー
ル圧縮機の断面図
【図4】その従来機の主要部品の構成展開図
【符号の説明】
1 固定スクロール 1a 固定鏡板 1b 固定スクロールの渦巻状のラップ 1c 吐出ガス穴 1d 締結脚 1e 固定鏡板外周部分 1f シール溝 2 旋回スクロール 2a 旋回鏡板 2b 旋回スクロールの渦巻状のラップ 2c ボス部 3 圧縮機ハウジング 4 スラスト軸受け 5 オルダムリング 6 回転拘束部品 7 旋回軸受け 8 旋回ブッシュ 9 駆動軸 9a 駆動ピン 9b 主軸部分 10 流体ポケット 11 高圧室 12 低圧室 13 吸入口 14 吐出口 15 主軸受け 16 副軸受け 17 軸封装置 18 Oリング 19 ボルト 21 第一の径方向のキー溝 22 第二の径方向のキー溝 25 第一の径方向のキー 26 第二の径方向のキー 30 フロントハウジング 35 リアハウジング 37 カップ状ケース 37a 一端開口 38 フロントエンドプレート 39 筒状部材 41 第一カウンタウエイト 42 第二カウンタウエイト 43 第三カウンタウエイト 50 電磁クラッチ 51 アマチュアプレート 52 プーリー 53 コイル 71 旋回スクロール側レース 72 旋回スクロール側リング 73 プレート側レース 74 プレート側リング 75 穴 76 複数のボール素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山村 道生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機ハウジングの内部に、固定鏡板及び
    その固定鏡板に直立した渦巻状のラップを有する固定ス
    クロールと、旋回鏡板及びその旋回鏡板に直立した渦巻
    状のラップを有し、前記ラップを互いに内側にして前記
    固定スクロールと噛み合って配置せられた旋回スクロー
    ルと、該旋回スクロールの渦巻状のラップと反対側の旋
    回鏡板背面に形成した旋回機構部と、該旋回スクロール
    にかかるスラスト力を軸方向に支える平板状のスラスト
    軸受けと、前記圧縮機ハウジングに主軸受けを介して回
    転可能に支持され軸封装置と副軸受けを貫通して該圧縮
    機ハウジングの外側へ主軸部分を延出した駆動軸と、該
    駆動軸からの駆動力を前記旋回機構部に伝達する駆動伝
    達部品と、前記旋回スクロールの自転を拘束して旋回の
    みをさせる自転拘束部品とを備え、前記旋回スクロール
    の旋回運動によって両ラップ間で閉塞された流体ポケッ
    トを形成しつつ両ラップの外周から中心に向かって圧縮
    作用を行うスクロール圧縮機において、前記圧縮機ハウ
    ジングを二分割してフロントハウジングとリアハウジン
    グに分けるとともに、前記フロントハウジングに前記主
    軸受けを圧入支持し、前記旋回スクロールと前記主軸受
    けとの間に前記駆動伝達部品には前記旋回スクロール及
    び該駆動伝達部品の旋回及び回転運動による動的アンバ
    ランスを相殺する第一カウンタウエイトを、前記駆動軸
    には前記第一カウンタウエイトと同じ向きの遠心力を生
    じさせる第二カウンタウエイトを取り付け、前記主軸外
    端部には動的アンバランスを打ち消すための遠心力で生
    じるモーメントをさらに打ち消す第三カウンタウエイト
    を備えたことを特徴とするスクロール圧縮機。
JP7064050A 1995-03-23 1995-03-23 スクロール圧縮機 Pending JPH08261165A (ja)

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JP7064050A JPH08261165A (ja) 1995-03-23 1995-03-23 スクロール圧縮機

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JP7064050A JPH08261165A (ja) 1995-03-23 1995-03-23 スクロール圧縮機

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6247907B1 (en) * 1999-12-02 2001-06-19 Scroll Technologies Thin counterweight for sealed compressor
US6460823B1 (en) * 1999-12-29 2002-10-08 Visteon Global Technologies, Inc. Movable mounting lug for a compressor
EP1655489A1 (en) 2004-11-05 2006-05-10 Haldex Brake Corporation Modular swash plate compressor
EP2921706A4 (en) * 2012-12-14 2016-03-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd SCROLL COMPRESSORS

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