JPH08258B2 - 折曲げ加工機に対する金型交換方法及び装置 - Google Patents

折曲げ加工機に対する金型交換方法及び装置

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JPH08258B2
JPH08258B2 JP61292559A JP29255986A JPH08258B2 JP H08258 B2 JPH08258 B2 JP H08258B2 JP 61292559 A JP61292559 A JP 61292559A JP 29255986 A JP29255986 A JP 29255986A JP H08258 B2 JPH08258 B2 JP H08258B2
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mold
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bending machine
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哲成 藤井
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/02Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on press brakes without making use of clamping means
    • B21D5/0209Tools therefor
    • B21D5/0254Tool exchanging

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、板状のワークピースの折曲げ加工を行うプ
レスブレーキ,タンジエントベンダー,その他の折曲げ
加工機に対する金型の交換方法および装置に係り、さら
に詳細には、折曲げ加工機に対する金型交換時における
折曲げ加工機の休止時間を少なくし得る金型交換方法お
よび装置に関する。
(従来の技術) 従来、折曲げ加工機において分割金型を用いる場合、
折曲げ加工機のラムに対する分割金型の着脱交換は、手
作業による場合が一般的である。近年、省力化のため
に、いわゆる産業用ロボット等を用いて分割金型の着脱
交換を自動的に行う技術が開発されている。
(発明が解決しようとする問題点) 折曲げ加工機のラムに対する分割金型の着脱交換の自
動化は、産業用ロボット等を用いてラムに対して分割金
型を1個づつ直接的に着脱交換するものであるから、分
割金型の着脱交換時間が長くなり、それだけ折曲げ加工
機の休止時間が長くなって、能率向上に問題点があっ
た。
本発明は上述のごとき問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、折曲げ加工機に対する分割金型の着脱
交換を短時間に行うことができ、折曲げ加工機の休止時
間を少なくして能率向上に有益な金型交換方法および装
置を提供することである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、方法の発明は、複数の分
割金型を支承した金型ホルダを折曲げ加工機におけるラ
ムから金型交換装置におけるホルダ搬出入位置に搬出し
た後、上記金型ホルダを金型交換装置における金型交換
位置あるいは待機位置に移動し、上記待機位置あるいは
金型交換位置に予め位置する次の金型ホルダを前記ホル
ダ搬出入位置に移動せしめて折曲げ加工機へ搬入した後
に、前記金型交換位置へ移動された金型ホルダに対して
分割金型の着脱交換を行って次の金型ホルダの交換に備
えることを特徴とするものである。
また、装置の発明は、複数の分割金型を支承した金型
ホルダを折曲げ加工機に対して搬出入するホルダ搬出入
位置に位置する金型ホルダを金型交換位置あるいは待機
位置に移動するためのの第1移動装置と、上記金型交換
位置から待機位置へ或はその逆方向へ金型ホルダを移動
するための第2移動装置と、を備えてなるものである。
(作用) 方法の発明においては、折曲げ加工機におけるラムか
ら金型交換装置におけるホルダ搬出入位置に金型ホルダ
を搬出した後に、この金型ホルダを金型交換位置あるい
は待機位置に移動すると、上記待機位置あるいは金型交
換位置に予め位置する次の金型ホルダが前記ホルダ搬出
入位置に移動され、その後に折曲げ加工機へ搬入される
ことにより、折曲げ加工機の休止時間が少ないものとな
る。前記金型交換位置あるいは待機位置に移動された金
型ホルダに対しては金型交換位置において金型の交換が
行われ、次の金型ホルダの交換に備えることとなる。
装置の発明においては、折曲げ加工機からホルダ搬出
入位置に複数の分割金型を支承した金型ホルダが搬出さ
れると、第1移動装置によって上記金型ホルダは金型交
換位置あるいは待機位置に移動される。同時に待機位置
あるいは金型交換位置に予め位置した金型ホルダはホル
ダ搬出入位置に移動され、折曲げ加工機に対して搬入さ
れる。また、前記金型交換位置あるいは待機位置に移動
された金型ホルダは金型交換位置において金型の交換が
行われ、第2移動装置によって待機位置に移動され、次
の金型交換に備えられる。
(実施例) 第1図,第2図を参照するに、板状のワークピースW
の端縁部の折曲げ加工を行う折曲げ加工機1は、左右の
垂直なサイドフレーム3R,3Lの下部側を連結したベース
枠体5およびサイドフレーム3R,3Lの上部側を連結した
前後のビーム部材7F,7R等により枠体構造に構成されて
いる。
前記ベース枠体5は、板材を適宜に溶接して枠体に構成
してあり、このベース枠体5の上部には両端部をサイド
フレーム3R,3Lに連結されたボトムダイ9F,9Rが前後に離
隔して支持されている。上記ボトムダイ9F,9Rは前記ワ
ークピースWを支持するためのものであって、このボト
ムダイ9F,9Rの上方位置にはラム11が上下動自在に配置
されている。
上記ラム11の前後幅は、前後のボトムダイ9F,9Rの間
隔よりも大きく、かつラム11は左右方向に延伸して設け
られている。上記ラム11を上下動するために、前記サイ
ドフレーム3R,3Lにはそれぞれブラケット13R,13Lを介し
て昇降用シリンダ15R,15Lが装着してあり、この昇降用
シリンダ15R,15Lのピストンロッド17R,17Lはそれぞれラ
ム11に適宜に連結してある。したがって、昇降用シリン
ダ15R,15Lを適宜に作動することにより、ラム11が昇降
作動され得ることが理解されよう。
上記ラム11を垂直に案内するために、前記ビーム部材
7Fの後面中央には垂直なガイドブロック19が取付けてあ
り、ラム11の上面にはガイドブラケット21が立設してあ
る。そして、ガイドブラケット21には、ガイドブロック
19の側面に接触したガイドローラ23を回転自在に備えた
複数のローラブラケット25が装着されている。したがっ
て、ラム11がガイドブロック19に案内されて垂直に上下
動することが理解されよう。
前記ボトムダイ9F,9Rに対してワークピースWを押圧
固定するために、ラム11がボトムダイ9F,9Rに対応した
下面にはトップダイ27F,27Rが、後述するように、着脱
交換自在に装着されている。上記トップダイ27F,27R
は、ワークピースWの幅寸法に対応できるように、複数
の分割金型を適宜に組合わせてなるものである。
前記ラム11を下降せしめ、トップダイ27F,27Rによっ
てワークピースWをボトムダイ9F,9Rに押圧固定すると
き、ラム11を加圧するために、前記ビーム部材7F,7Rの
下面には複数の加圧シリンダ29F,29Rが左右方向に適宜
間隔に装着してある。上記各加圧シリンダ29F,29Rに対
応して、ラム11の上面には複数のロータリーアクチュエ
ータ31F,31Rが装着してある。各ロータリーアクチュエ
ータ31F,31Rのロータリー軸には、ロータリーアクチュ
エータ31F,31Rの作動によって、前記加圧シリンダ29F,2
9Rの直下の位置と回避位置とへ移動されるL字形状の可
動ブロック33F,33Rが取付けてある。なお、詳細な説明
は省略するが、上記各ロータリーアクチュエータ31F,31
Rは、ワークピースWの幅に対応して適宜に作動される
ものである。
上記構成において、ワークピースWの幅に対応した部
分のロータリーアクチュエータ31F,31Rを作動して、可
動ブロック33F,33Rを加圧シリンダ29F,29Rの直下位置に
位置決めした後に、加圧シリンダ29F,29Rを作動する
と、ラム11のワークピースWの幅に応じた部分が押圧さ
れ、トップダイ27F,27RでもってワークピースWをボト
ムダイ9F,9Rに押圧固定することとなる。
上述のごとく、トップダイ27F,27Rによってボトムダ
イ9F,9Rに押圧固定されたワークピースWの端縁部を上
方向へ折曲げるために、前記ボトムダイ9F,9Rに隣接し
てベンドビーム35F,35Rが上下動自在に設けられてい
る。より詳細には、第2図に示されるように、各ベンド
ビーム35F,35Rは、前記ベース枠体5に上下動自在に支
承された曲げラム37F,37Rの上部に取付けられており、
かつ前記ラム11に上下位置調節自在に垂設した楔形ガイ
ド部材39F,39Rによって前後方向へ規制案内されてい
る。前記曲げラム37F,37Rの下部は、ベース枠体5に回
動自在に支承された偏心軸41F,41Rの偏心部に回動自在
に嵌合支承されている。上記各偏心軸41F,41Rにはアー
ム43F,43Rの基部が取付けてあり、各アーム43F,43Rの先
端部には、ベース枠体5に適宜に装着した曲げシリンダ
45F,45Rにおける往復動自在なピストンロッドの先端部
が枢支連結してある。
上記構成において、曲げシリンダ45F,45Rを適宜を作
動し、各偏心軸41F,41Rを回動して各曲げラム37F,37Rを
上昇せしめることにより、トップダイ27F,27Rによって
ボトムダイ9F,9Rに押圧固定されているワークピースW
の端縁部が上方向へ折曲げられることが理解されよう。
前記トップダイ27F,27Rの着脱交換を迅速に行うため
に、本実施例においては、トップダイ27F,27Rを支承す
る金型ホルダ47F,47Rが設けられている。第1図,第2
図より理解されるように、金型ホルダ47F,47Rは左右方
向に延伸した板状をなしており、前記ラム11に対向した
面の上部には、前記ラム11の前後面に形成された左右方
向のガイド溝49F,49Rに対し出入自在な複数のガイドロ
ーラ51F,51Rが左右方向に適宜間隔に取付けられてい
る。また、上記各金型ホルダ47F,47Rには、前記トップ
ダイ27F,27Rに形成されたT字形状の係合溝に係合して
トップダイ27F,27Rを支承する断面T字形状の金型係止
部52F,52Rが左右方向に延伸して設けられている。
上記構成により、金型ホルダ47F,47Rはラム11に対し
て左右方向に着脱可能であり、かつトップダイ27F,27R
が金型ホルダ47F,47Rと一緒に着脱交換され得るもので
あることが理解されよう。
上記金型ホルダ47F,47Rの着脱交換を行うために、前
記ラム11の前後面には金型ホルダ搬出入装置53F,53Rが
設けられている。より詳細には、ラム11の前後面にはそ
れぞれ左右方向に延伸したガイドレール55F,55Rが取付
けてあり、各ガイドレール55F.55Rにはキャリッジ57F,5
7Rが左右方向に移動自在に支承されている。また、ラム
11の前後面における左右両側部にはそれぞれチェンスプ
ロケット59F,59Rが回転自在に支承されており、前後の
各チェンスプロケット59F,59Rには、前記キャリッジ57
F,57Rを連結したエンドレス状のチェン61が掛回してあ
る。前記前後のチェンスプロケット59F,59Rは、共に一
体的に回転するように、ラム11を前後方向に貫通した回
転軸(図示省略)に取付けられているものであり、上記
回転軸はラム11に装着された駆動モータ63と適宜に連動
して設けられている。
上記構成により、駆動モータ63を適宜に駆動すると、
前後のチェン61が正逆回転されることとなり、チェン61
に連結した前後のキャッリッジ57F,57Rは、ガイドレー
ル55F,55Rに沿って左右方向に移動されることとなる。
前記キャリッジ57F,57Rの移動によって前記金型ホル
ダ47F,47Rを一体的に移動せしめるべく、各キャリッジ5
7F,57Rには、各金型ホルダ47F,47Rに形成された係合孔6
5と係脱自在な係合ピン67を出入自在に備えミニシリン
ダ69がそれぞれ装着されている。より詳細には、各キャ
リッジ57F,57Rには、左右方向に往復動自在なピストン
ロッド71を備えた搬出入シリンダ73が装着されており、
この搬出入シリンダ73における上記ピストンロッド71の
先端部に前記ミニシリンダ69が装着されているものであ
る。
上記構成により、各ミニシリンダ69に備えられた係合
ピン67を各金型ホルダ47F,47Rの係合孔65に係合した後
に、前記駆動モータ63を駆動して、各チェン61を左右方
向に走行せしめることにより、各金型ホルダ47F,47Rが
左右方向に移動され得ることが理解されよう。
折曲げ加工機1に対する金型ホルダ47F,47Rの搬出入
が行われ得るように、一方のサイドフレーム3Rには、金
型ホルダ出入用の開口部75が形成されており、上記サイ
ドフレーム3Rの側方には金型交換装置77が配置されてい
る。なお、前記ラム11の下面には、ラム11に対してトッ
プダイ27F,27Rの固定を行うために、例えば油圧シリン
ダ等よりなる金型ホルダ固定装置79が装着されている。
上記構成により、前記チェン61の回転により、折曲げ
加工機1のラム11に装着されている金型ホルダ47F、47R
が第1図において右方向に移動され、各キャリッジ57
F、57Rが右側のサイドフレーム3Rに最接近した状態にな
ると、金型ホルダ47F、47Rの大部分が金型交換装置77上
に搬出される。その後、搬出入シリンダ73のピストンロ
ッド71を第1図において右方向に突出作動すると、各金
型ホルダ47F、47Rの全体が金型交換装置77上に搬出され
るものである。
すなわちチェン61,搬出入シリンダ73およびミニシリ
ンダ69の作用によって、折曲げ加工機1から金型交換装
置77へ金型ホルダ47F、47Rを搬出することができ、かつ
金型交換装置77上の金型ホルダ47F、47Rを折曲げ機1に
搬入でき得ることが理解されよう。
本実施例においては、折曲げ加工機1におけるラム11
の前後部に金型ホルダ47F、47Rがそれぞれ着脱交換自在
に装着されているものであるが、各金型ホルダ47F、47R
に対する金型交換装置77の構成は対称形でよいものであ
るから、一方の金型ホルダ47Fを着脱交換する場合につ
いてのみ説明することとし、他方の金型ホルダ47Rの着
脱交換の場合については説明を省略する。
第1図および第3図〜第5図を参照するに、前記金型
交換装置77は、折曲げ加工機1の側方に配置したベース
フレーム81上に可動ベース83が前後方向に移動自在に支
承されている。より詳細には、本実施例においては、ベ
ースフレーム81には第1移動装置として第1の流体圧シ
リンダ85が適宜に装着してあり、この流体圧シリンダ85
のピストンロッド87は、前記可動ベース83に取付けたブ
ラケット89に連結してある。
したがって、流体圧シリンダ85の作動により、可動ベ
ース83は前進した位置と後退した位置との少なくとも2
位置に位置決め可能である。
前記折曲げ加工機1に対して金型ホルダ47Fの搬出入
をする際に、金型ホルダ47Fを支承するために、前記可
動ベース83上には、2列の支持ローラ列91,93が設けら
れている。第1の支持ローラ列91は、可動ベース83上に
左右方向に離隔して配置立設した複数対のローラブラケ
ット95に支持ローラ97を回転自在に支承してなるもので
ある。上記第1の支持ローラ列91は、前記可動ベース83
の前後動により、サイドフレーム3Rに形成された前記開
口部75に対応する側方位置(ホルダ搬出入位置、第5図
においては矢印Aで示す位置)と、開口部75より前方の
位置(金型交換位置、同矢印B)に位置決めされるもの
である。
したがって、第1の支持ローラ列91が開口部75に対応
する側方位置に位置するときには、前記折曲げ加工機1
に対して搬入あるいは折曲げ加工機1から搬出する金型
ホルダ47Fを支持することができるものである。
前記第2の支持ローラ列93は、第1の支持ローラ列91
に対して上下動可能かつ前後動自在に設けられている。
より詳細には、第1の支持ローラ列91における各支持ロ
ーラ97の間には、前後方向に延伸したローラガイド99が
上下動自在に設けられている。上記ローラガイド99には
複数のガイドローラ101が回転自在に支承されており、
上記ガイドローラ101上には第2の支持ローラ列93にお
ける支持ローラ103を回転自在に支承したスライドベー
ス105が前後方向に移動自在に支承されている。
上記スライドベース105は、第3図に示されるように
左右方向に延伸しており、第1の支持ローラ列91におけ
る支持ローラ97と対応する位置には、支持ローラ97との
干渉を回避すべく凹部107が形成してある。換言すれ
ば、第1の支持ローラ列91における支持ローラ97の間へ
進入自在な突出部109を形成することによって凹部107が
形成された形状をなしており、上記突出部109上に前記
支持ローラ103が回転自在に支承されている。
前記スライドベース105に前後動するために、前記可
動ベース83には、第2移動装置として第2の流体圧シリ
ンダ111が装着されており、この流体圧シリンダ111にお
けるピストンロッド113は、前記スライドベース105に取
付けたブラケット115に連結してある。
したがって、上記第2の流体圧シリンダ111の作動に
より、スライドベース105が前後動され、第2の支持ロ
ーラ列93における各支持ローラ103が第1の支持ローラ
列91における各支持ローラ97の間に対して前後に出入自
在なことが理解されよう。すなわち、第2の支持ローラ
列93は、第1の支持ローラ列91に重なり合い自在なもの
であり、ホルダ搬出入位置(第5図の矢印Aの位置)と
待機位置(同、矢印Cの位置)に移動自在である。
前記ローラガイド99を上下動するために、各ローラガ
イド99の下部には前後方向に延伸した上下一対の楔部材
117,119が設けられている。本実施例においては、上部
楔部材117は前後方向への移動を規制されて上下動のみ
を許容されており、下部楔部材119は前後動自在に設け
られている。
上記下部楔部材119を前後動することにより、上部楔
部材117を介して前記ローラガイド99を上下動するため
に、各下部楔部材119の後部にはピン121を立設したブラ
ケット123が一体的に取付けてある。上記各ピン121は、
可動ベース83に左右方向に移動自在に支承されたカムプ
レート125に形成されたカム溝127に係合してある。上記
カム溝127は、前記下部楔部材119の位置を前側,中央,
後側の3位置に制御するように3段階の溝に形成されて
いる。
前記カムプレート125は、可動ベース83に取付けたガ
イドブラケット129によって左右方向に移動自在に支承
されており、このカムプレート125には、可動ベース83
に装着した第3の流体圧シリンダ131におけるピストン
ロッド133が適宜に連結してある。上記流体圧シリンダ1
31は、通常の流体圧シリンダを二段に連結した態様をな
すものであって、ピストンロッド133を3段階の位置に
位置決め自在に設けられている。
上記構成により、流体圧シリンダ131を適宜に作動し
てカムプレート125を左右方向に移動することにより、
下部楔部材119は、前側,中央,後側に適宜に位置決め
される。したがって、ローラガイド99およびスライドベ
ース105等は、下部楔部材119の位置に応じて上,中,下
の位置に上下動することとなる。すなわち、第2の支持
ローラ列93における支持ローラ103は、第1の支持ロー
ラ列91における支持ローラ97に対して、高位置,同等の
高さ位置および低位置に位置決め自在なものである。
既に理解されるように、例えば第1の支持ローラ列91
の支持ローラ97上にトップダイ27F等が支持されている
ときには、第2の支持ローラ列93における支持ローラ10
3を低位置に位置決めした後、前進せしめることによ
り、第1の支持ローラ列91の各支持ローラ97間に進入す
る。その後、第2の支持ローラ列93における支持ローラ
103を高位置に位置せしめることにより、前記トップダ
イ27F等は支持ローラ103に支持されることとなる。した
がって、上記支持ローラ103を元の後退位置に後退せし
め、かつ同等の高さ位置に下降することにより、第1の
支持ローラ列91上のトップダイ27F等が第2の支持ロー
ラ列93上に移行されることになる。
なお、上述とは逆の作動を行うことにより、第2の支
持ローラ列93上のトップダイ27F等を第1の支持ローラ
列91上に移行可能であることが理解されよう。
前記第2の支持ローラ列93は、前記可動ベース83の前
後動によって第1の支持ローラ列91が前記サイドフレー
ム3Rの開口部75に対応す位置(ホルダ搬出入位置)に位
置するときには、開口部75より後方の位置(待機位置)
に位置し、第1の支持ローラ列91が上記開口部75より前
方の位置(金型交換位置)に位置するときには、開口部
7に対応した位置(ホルダ搬出入位置)に位置するもの
である。したがって、第2の支持ローラ列93は、折曲げ
加工機1に対して搬出入する金型ホルダ47F等を支持し
得るものである。
前記金型ホルダ47Fに対するトップダイ27Fの着脱交換
を容易に行うために、本実施例においては、第1の支持
ローラ列91に近接して複数のホルダ支持柱133が垂直状
態と水平状態とに状態調節自在に設けられている。より
詳細には、上記ホルダ支持柱133の下部は、可動ベース8
3上に設けたブラケット135にヒンジピン137を介して支
承されている。このホルダ支持柱133には、金型ホルダ4
7Fを支持する支持部139が形状されており、ホルダ支持
柱133の先端部には、ホルダ支持柱133に対して金型ホル
ダ47Fを固定解放自在なクランプ装置141が装着してあ
る。
詳細な図示は省略するが、上記クランプ装置141は、
金型ホルダ47Fをホルダ支持柱133へ押圧するクランプジ
ョー143と、クランプジョー143を作動する適宜のアクチ
ュエータ145よりなるものである。
前記ホルダ支持柱133を水平状態に支持するために、
前記ブラケット135には水平支持ブラケット147が一体的
に取付けてあり、この水平支持からブラケット147には
ホルダ支持柱133の水平度を調節するアジャストボルト1
49が取付けてある。さらに上記水平支持ブラケット147
には、ホルダ支持柱133を垂直状態および水平状態に作
動するための流体圧シリンダ151が枢着されており、そ
のピストンロッド151Pはホルダ支持柱133に適宜に枢支
連結してある。
上記構成により、ホルダ支持柱133に対して金型ホル
ダ47Fを固定した状態に保持して、ホルダ支持柱133を水
平状態に倒すことにより、金型ホルダ47Fの金型係止部5
2Fを上側に向けた状態とすることができ、トップダイ27
Fの着脱交換が容易に行うことができるものである。上
記金型ホルダ47Fに対するトップダイ27Fの着脱交換は、
例えば産業用ロボット等を使用することにより自動的に
行うことができるものである。この場合、ロボットバン
ド151の係合穴153をトップダイ27Fに形成しておくこと
が望ましいものである。
既に理解されるように、例えば第1の支持ローラ列91
上の金型ホルダ47Fに予めトップダイ27Fがセットしてあ
る場合には、第2の支持ローラ列93がサイドフレーム3R
の開口部75に対応する位置(ホルダ搬出入位置)に位置
決めし、折曲げ加工機1から搬出される金型ホルダ47F
を第2の支持ローラ列93上に支持する。その後、可動ベ
ース83を後方向に移動して、第1の支持ローラ列91を前
記開口部75に対応せしめて、第1の支持ローラ列91上の
金型ホルダ47Fを折曲げ加工機1内へ搬入することによ
り、金型ホルダ47Fの着脱交換を能率よく行うことがで
きる。
上述のごとく第1の支持ローラ列91上の金型ホルダ47
Fを折曲げ加工機1に搬入した後、既述したごとき作動
によって第2の支持ローラ列93上の金型ホルダ47Fを第
1の支持ローラ列91上に移行し、かつ第1の支持ローラ
列91を金型交換位置戻して、金型ホルダ47Fに対するト
ップダイ27Fの着脱交換を予め行っておくことにより、
次の金型ホルダの交換に備えることができる。
なお、上述とは逆に、第2の支持ローラ列93上の金型
ホルダ47Fを折曲げ加工機1に対して搬入し、折曲げ加
工機1から搬出される金型ホルダを第1の支持ローラ列
91によって受け取ることも可能なものである。
なお、本発明は前述の実施例のみに限るものではな
く、適宜の変更を行うことにより、その他の態様でも実
施可能なものである。例えば、金型ホルダ搬出搬入装置
を金型交換装置側に設けるなど種々の変更が可能であ
る。
(発明の効果) 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、本
発明によれば、折曲げ加工機から複数の分割金型を支承
した金型ホルダを金型交換装置上に搬出すると、予め備
えられている次の金型ホルダを折曲げ加工機へ直ちに搬
入することができることとなり、複数の分割金型を支承
した金型ホルダの着脱交換の能率がよく、折曲げ加工機
の休止時間が少なく可動率が向上するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した装置の正面図である。第2図
は、第1図におけるII−II線に沿った断面図である。第
3図は第1図におけるIII−III矢視の拡大図で主要部の
みを示してある。第4図は第3図の正面図である。第5
図は第4図の右側面図である。 1……折曲げ加工機 11……ラム 47F,47R……金型ホルダ 77……金型交換装置 85,111……流体圧シリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の分割金型を支承した金型ホルダを折
    曲げ加工機におけるラムから金型交換装置におけるホル
    ダ搬出入位置に搬出した後、上記金型ホルダを金型交換
    装置における金型交換位置あるいは待機位置に移動し、
    上記待機位置あるいは金型交換位置に予め位置する次の
    金型ホルダを前記ホルダ搬出入位置に移動せしめて折曲
    げ加工機へ搬入した後に、前記金型交換位置へ移動され
    た金型ホルダに対して分割金型の着脱交換を行って次の
    金型ホルダの交換に備えることを特徴とする折曲げ加工
    機に対する金型交換方法。
  2. 【請求項2】複数の分割金型を支承した金型ホルダを折
    曲げ加工機に対して搬出入するホルダ搬出入位置と、ホ
    ルダ搬出入位置に位置する金型ホルダを金型交換位置あ
    るいは待機位置に移動するための第1移動装置と、上記
    金型交換位置から待機位置へ或はその逆方向へ金型ホル
    ダを移動するための第2移動装置と、を備えてなること
    を特徴とする折曲げ加工機に対する金型交換装置。
JP61292559A 1986-12-10 1986-12-10 折曲げ加工機に対する金型交換方法及び装置 Expired - Lifetime JPH08258B2 (ja)

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