JPH08254862A - 像形成装置 - Google Patents

像形成装置

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Publication number
JPH08254862A
JPH08254862A JP7055766A JP5576695A JPH08254862A JP H08254862 A JPH08254862 A JP H08254862A JP 7055766 A JP7055766 A JP 7055766A JP 5576695 A JP5576695 A JP 5576695A JP H08254862 A JPH08254862 A JP H08254862A
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JP
Japan
Prior art keywords
process unit
cover
image forming
housing
lever
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7055766A
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English (en)
Inventor
Masanao Nagakura
正直 長倉
Minoru Takano
稔 高野
Takashi Maekawa
敬 前川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レバーの回動或いはカバーの開閉でプロセス
ユニットを上昇/降下させる像形成装置に関し、プロセ
スユニット着脱時の操作性改善及び感光ドラムの保護カ
バーの付け忘れ/外し忘れ、紛失を防止できる像形成装
置を提供する。 【構成】 一端を支軸11で開閉自在に支持した第1のカ
バー9を有する筺体7と、筺体7に収容され、走査光を
照射する露光手段52と、帯電手段55、帯電手段55により
帯電され、露光手段52からの走査光により静電潜像が形
成される像形成体50、及び静電潜像を現像剤で現像する
現像手段53を有し、筺体7に着脱自在に装着されるプロ
セスユニット10とを備え、像形成体50のトナー像を媒体
に転写する像形成装置であって、筺体7に一端を回動自
在に支持して設けたレバー12の回動操作、或いは第1の
カバー9の開扉操作によって、プロセスユニット10を取
り外し方向に上昇させる上昇機構を備えた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真印刷装置等の
プリンタのプロセスユニットの着脱機構に係り、特にレ
バーの回動操作或いはカバーの開閉操作によってプロセ
スユニットを上昇及び降下させることができる像形成装
置に関するものである。
【0002】近来、オフィスオートメーションの進展に
より、コンピュータの出力端末装置、ファクシミリ装
置、及び複写機等にレーザプリンタ等の電子写真印刷装
置が多用されている。
【0003】これらの装置では、感光ドラム及びその周
辺に配置されている帯電器、現像器、クリーナ等をプロ
セスユニットとして一体化しており、感光ドラムの寿命
等による交換、或いはトナー補給等にプロセスユニット
を装置本体から取り外す必要がある。また、最近のプリ
ンタの傾向として、ネットワーク、LAN等のサーバと
しての需要から複数のホッパーや省資源化のための両面
印刷機構等の装備が必須になっている。
【0004】しかしながら、装備の充実により装置が大
型になる反面、プロセスユニットの取り扱い上小型化が
望まれるため、プロセスユニットが装置本体の奥の方に
実装されることになり、プロセスユニットの着脱が非常
に面倒になっている。
【0005】また、装置本体から取り外したプロセスユ
ニットは、感光ドラムが太陽光や室内灯に長時間曝され
ると光劣化したり、直接感光ドラムに触手して油脂が付
着することから、感光ドラムの露出部分をカバーで保護
しているが、カバーの付け忘れや外し忘れ等がある。
【0006】そこで、プロセスユニットの着脱を容易に
する方法及び感光ドラムの保護カバーの付け忘れや外し
忘れ等が防止できる方法が望まれている。
【0007】
【従来の技術】図8は本発明が適用されるレーザプリン
タの内部側面図を例示している。図において、1は印刷
用紙(以下用紙という)2を集積して収容し、繰出しロー
ラ3を備えたホッパー、4は搬送路、5はプリンタ部、
6はスタッカ、7aは筺体を示す。
【0008】プリンタ部5は、像形成体である感光ドラ
ム50aの周辺に配置された帯電器51a、光学ユニット52
a、現像器53a、転写器54、除電器55、クリーナ56及び
定着器57で構成されている。
【0009】図中2点鎖線で囲んで示すように、感光ド
ラム50a、帯電器51a、現像器53a、除電器55及びクリ
ーナ56は、プロセスユニット10aとして一体化されて、
装置のほぼ中央部に位置し、筺体7a上面の図示していな
いカバーを開いてユニット毎着脱ができるようになって
いる。
【0010】このような構成を有するので、帯電器51a
により感光ドラム50aの面が帯電され、光学ユニット52
aから印刷情報を光変調させたレーザ走査光が感光ドラ
ム50aに照射され、その照射された箇所だけが電荷が下
がり静電潜像が形成される。
【0011】感光ドラム50aの静電潜像は現像器53a(ト
ナー収容部、現像ローラ及び回収ローラ等で構成されて
いる)でトナー8によって現像される。一方、用紙2が
繰出しローラ3の回転によってホッパー1から繰り出さ
れて、送りローラR1,R2 により図中矢印A方向に搬送さ
れる。転写器54で感光ドラム50a上のトナー像が用紙2
に吸着されて転写される。用紙2に転写されたトナー像
は定着器57で、例えば、加熱/加圧定着され、排出ロー
ラR3,R4 によってスタッカ6へ排出される。
【0012】転写後、除電器55で除電された感光ドラム
50a上に残存したトナー8は、クリーナ56によってクリ
ーニングされ、次の印刷動作に備える。プロセスユニッ
ト10aは、印刷が繰り返されて一定枚数に達すると、ト
ナー8の消費や感光ドラム50aの感光面の寿命等によ
り、トナー補給若しくはユニット交換のために取り外し
され、トナー補給後、若しくは交換ユニットが再装着さ
れる。
【0013】また、装置から取り外したプロセスユニッ
ト10aは、感光ドラム50aが長時間太陽光や室内灯に曝
されて光劣化したり、直接感光ドラム50aを触手して油
脂が付着するのを防止するために、保護カバー(図示し
ていない)を被せて感光ドラム50aの露出部分を保護し
ている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、最近のプリンタは、ネットワーク、LAN等のサー
バとしての需要が多く、複数のホストコンピュータから
の出力に適応するため、多種用紙対応の多数段ホッパー
の装備、省資源化による両面印刷機構等の装備等が必須
になっている。
【0015】このような装備の充実につれて装置が大型
になり、反面、プロセスユニットの取り扱い上小型化が
望まれるため、プロセスユニットが装置本体の奥の方に
実装されることになり、プロセスユニットの着脱が面倒
になっている。
【0016】特に、ホッパーはプリンタ部の下方に位置
し、図9に示すように、ユーザが多種サイズの用紙を使
用する場合には、増設ホッパーはオプションとして複数
段重ねられるので、装置全体の高さが高くなり、オペレ
ータの背丈との関係で、プロセスユニットの着脱が困難
になる。
【0017】更に、プロセスユニットを装置本体から取
り外した際の感光ドラムのカバーの付け忘れや、再びプ
ロセスユニットを装置本体に装着する際の外し忘れ、或
いはカバーの紛失等が発生し、感光ドラムの感光面の保
護が充分に達せられない。という問題点がある。
【0018】本発明は、プロセスユニットの着脱時の操
作性の改善及び像形成体の感光面を保護するカバーの付
け忘れや外し忘れ、紛失の発生を防止することができる
像形成装置を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】図1は本発明(請求項
1)の原理構成図である。図において、11は支軸、7は
第1のカバー9を有する筺体、9は筺体7に設けられ、
一端を支軸11によって回動自在に支持された第1のカバ
ー、52は筺体7に収容され、走査光を照射する露光手
段、51はプロセスユニット10に設けられ、像形成体50を
帯電させる帯電手段、50はプロセスユニット10に設けら
れ、帯電手段51によって帯電され、露光手段52からの走
査光によって静電潜像が形成される像形成体、58はプロ
セスユニット10に設けられ、像形成体50に形成された静
電潜像を現像剤によって現像する現像手段、10は像形成
体50、帯電手段51、露光手段52及び現像手段53を有し、
筺体7に着脱自在に装着されるプロセスユニット、12は
筺体7に設けられ、一端が回動自在に支持されたレバ
ー、13はレバー12の回動操作或いは第1のカバー9の開
扉操作に連動し、プロセスユニット10を取り外し方向に
上昇させる上昇機構である。
【0020】像形成体50を帯電手段51により帯電し、露
光手段52の走査光の照射によって静電潜像を形成し、現
像手段53によって静電潜像を現像剤により現像して、ト
ナー像を媒体に転写する像形成装置であって、レバー12
の回動操作或いは第1のカバー9の開扉操作によって、
上昇機構13によりプロセスユニット10を取り外し方向に
上昇させるように構成されている。
【0021】次に請求項2〜請求項6の手段を説明す
る。請求項2では、請求項1において、レバー12の回動
操作、或いは第1のカバー9の閉鎖操作に連動し、プロ
セスユニット10を支持して装着方向に降下させる降下機
構を備えた構成とする。
【0022】請求項3では、請求項1或いは請求項2に
おいて、レバー12の一端は、第1のカバー9の支軸11を
兼用して支持される構成とする。請求項4では、請求項
2或いは請求項3において、プロセスユニット10に、筺
体7に装着される時に装着位置の基準となる、下端部に
設けられた基準点と、プロセスユニット10の両側面の所
定位置に設けられた基準軸とを備え、筺体7に、プロセ
スユニット10が降下する時に、基準軸が誘導されるレー
ルと、基準軸を支持し、レバー12の回動或いは第1のカ
バー9の閉鎖に連動して、レール上を摺動する支持部材
とを備え、プロセスユニット10が筺体7に装着された時
に、支持部材が基準軸から離脱するように構成されてい
る。
【0023】請求項5では、請求項1、請求項2、請求
項3或いは請求項4において、プロセスユニット10は、
一端で回動自在に支持し、他端の閉鎖で像形成体50の少
なくとも露出部分を覆う第2のカバーを備え、プロセス
ユニット10の上昇及び降下に連動して第2のカバーが回
動し、閉鎖及び開放するように構成されている。
【0024】請求項6では、請求項1、請求項2、請求
項3、請求項4或いは請求項5において、プロセスユニ
ット10は、上面に一端が回動自在に取り付けられた把手
を備え、プロセスユニット10の上昇及び降下に連動して
把手が所定角度回動するように構成されている。
【0025】
【作用】図1に示すように、レバー12を回動操作或いは
第1のカバー9を開扉操作すると、上昇機構13が連動し
てプロセスユニット10を取り外し方向に上昇させるの
で、プロセスユニット10が装置の奥に装着されていて
も、取り外し操作をきわめて容易に行うことができる。
【0026】次に請求項2〜請求項5の作用を説明す
る。請求項2では、レバー12を回動操作或いは第1のカ
バー9を閉鎖操作すると、降下機構が連動して、プロセ
スユニット10を支持して装着方向に降下させるので、プ
ロセスユニット10を装置の奥に装着する場合でも、装着
操作をきわめて容易に行うことができる。
【0027】請求項3では、レバー12の一端の支持は、
第1のカバー9の支軸11を兼用しているので、レバー12
の回動操作でも第1のカバーの開閉操作でもプロセスユ
ニット10を上昇及び降下させることができ、しかもレバ
ー12を支持する専用の軸を設ける必要がなく機構を簡単
にすることができる。
【0028】請求項4では、支持部材が基準軸を支持し
てレール上を摺動し、プロセスユニット10が筺体7に装
着された時に、支持部材が基準軸から離脱するので、プ
ロセスユニット10に外力が加わることなく、基準点と基
準軸によって精度良く位置決めされる。
【0029】請求項5では、プロセスユニット10に設け
た第2のカバーが、プロセスユニット10の上昇及び降下
に連動して閉鎖及び開放するので、像形成体50の露出部
分を保護する第2のカバーの付け忘れ、外し忘れ、及び
紛失を防止することができる。
【0030】請求項6では、プロセスユニット10の上面
に設けた把手が、プロセスユニット10の上昇及び降下に
連動して、所定角度回動、例えば、立ち上がり位置及び
上面に倒れた位置に回動するので、着脱操作が一層容易
になる。
【0031】
【実施例】以下、従来例で説明したレーザプリンタに本
発明を適用した実施例を図2〜図7により説明する。図
2及び図3は本発明の実施例を示す構成図、図4〜図7
は実施例の説明図である。全図を通じて同一符号は同一
対象物を示す。
【0032】図2のフロントカバー9a、感光ドラム50
a、帯電器51a、光学ユニット52a及び現像器53aは、
図1の第1のカバー9、像形成体50、帯電手段51、露光
手段52及び現像手段53に夫々対応し、図4のスライダ19
a,19b は、図1の支持部材19に対応している。また、図
4のアーム13a,13b 、リンク18a,18b 及びスライダ19a,
19b は、図1の上昇機構13及び請求項2の降下機構に対
応している。更に、図3の基準面Sa,Sb 及び基準ピン17
a,17b は、請求項3の基準点及び基準軸に夫々対応し、
図7の保護カバー25は、請求項4の第2のカバーに対応
している。
【0033】図2(a) は側面図、(b) はカバーを開いた
時の概要を正面図を示す。図2(a)に示すように、筺体7
bをフロントカバー9a及び筺体7cに分割して、フロント
カバー9aの下端の丸孔90a(90b)を筺体7cの下端の支軸11
a(角断面を有する引き抜き鋼材で形成されている)で
回動自在に支持している。
【0034】また、レバー12a(12b)の下端の角孔120a(1
20b)が角断面の支軸11aの両端に嵌合している。従っ
て、レバー12a(12b)の回動動作とは、独立してカバー9a
の開閉動作が可能である。また、左右のレバー12a,12b
は、同形状に形成されているので、一方の操作で他方も
同位相の動作が可能である。
【0035】フロントカバー9aには、搬送路4a(1点鎖
線で示す)の送りローラR1,R2 の後段から排出ローラR
3,R4 の前段までの片側(図において左側)及び定着器5
7が取り付けられている。
【0036】レバー12a(12b)はレ字形状に分岐したアー
ム13a(13b)及びストッパ14a(14b)が設けられている。ス
トッパ14a(14b)は筺体7cに設けられたスタッド140a(140
b)に一端が回動自在に支持され、レバー12a(12b)に設け
られたスタッド121a(121b)に長孔15a(15b)に摺動自在に
嵌められている。長孔15a(15b)は終端部に係合溝150a(1
50b)を備えている。
【0037】従って、フロントカバー9aを前方に開く
と、図2(b) に示すようにプロセスユニット10bの前面
が開放するので、図2(a) でレバー12a(12b)を同方向に
回動させると、これに連れてアーム13a(13b)の先端が同
方向に回動(これに関連する構成は後述する)し、レバ
ー12a(12b)の回動はストッパ14a(14b)の長孔15a(15b)の
端部で停止し、スタッド120a(120b)が係合溝150a(150b)
に係合してその位置を保持する。
【0038】以下、図3によりプロセスユニット10bの
装着位置決め及び着脱方向を決める機構、図4〜図6に
よりプロセスユニット10bの昇降機構、図7によりプロ
セスユニット10bの把手及び感光ドラムの保護カバーの
機構に分けて説明する。
【0039】1)プロセスユニットの位置決め及び着脱
方向を決める機構 図3に示すように、フロントカバー9aを矢印方向に開く
(例えば、角度80度)と、2点鎖線で示すプロセスユニ
ット10bの前面が開放される。
【0040】プロセスユニット10bの両側面には、斜め
(例えば、角度40度) に所定長さのガイド部16a(16b)及
び位置決めの基準ピン17a(17b)が設けられている。ま
た、プロセスユニット10bの後端部、即ち、図において
下面左端の両側に位置決めの基準面Sa(Sb)が設けられて
いる。
【0041】筺体7cには、両側にプロセスユニット10b
のガイド部16a(16b)が摺動自在に挿入される溝700a(700
b)を有するレール70a(70b)、及び基準ピン17a(17b)を後
述するスライダが支持し、基準ピン17a(17b)及びスライ
ダが夫々摺動する段付き溝710a(710b)を有するレール71
a(71b)が設けられている。
【0042】また、筺体7cには、プロセスユニット10b
が装着された時に、基準面Sa(Sb)が位置決めされる位置
決めピン72a(72b)が設けられている。ガイド部16a(16b)
の下端部は基準面Sa(Sb)が位置決めピン72a(72b)に乗り
上げた時には、レール70a(70b)の溝700a(700b)の下端部
から僅か離れる位置(後述するギャップG)になるよう
に設定されている。
【0043】従って、プロセスユニット10bは、レール
70a(70b)の溝700a(700b)にガイド部16a(16b)が、また、
基準ピン17a(17b)及びスライダがレール71a(71b)の段付
き溝710a(710b)に嵌まり、プロセスユニット10bの後端
部の基準面Sa,Sb が位置決めピン72a(72b)に乗り上げる
ことにより位置決めされる。
【0044】2)プロセスユニットの昇降機構 図4は昇降機構を示す側面図、図5は図4の要部拡大
図、図6はレール71a(71b)に摺動する基準ピン17a(17b)
及びリンク18a(18b)の説明図である。図4及び図5で、
実線で示すプロセスユニット10bは装着(位置決め)さ
れた状態にある。
【0045】図4及び図5に示すように、アーム13a(13
b)の先端の外側にはリンク18a(18b)の一端が回動自在に
取り付けられ、リンク18a(18b)の他端にはV溝20a(20b)
が形成されたスライダ19a(19b)が揺動可能に取り付けら
れている。
【0046】スライダ19a(19b)はレバー12a(12b)の回動
操作によるアーム13a(13b)の先端の回動でレール71a(71
b)を摺動する時に、V溝20a(20b)でプロセスユニット10
bの基準ピン17a(17b)を支持し、図6に示すように、レ
ール71a(71b)の段付き溝710a(710b)の異なる溝幅に対し
て、基準ピン17a(17b)とリンク18a(18b)は狭い溝幅、ス
ライダ19a(19b)は広い溝幅に嵌入して摺動する。
【0047】レバー12a(12b)は常態位置に戻った時に
は、V溝20a(20b)が基準ピン17a(17b)から僅か離れた位
置(後述するギャップg)にくるように回動量が設定さ
れている。
【0048】従って、図4及び図5で2点鎖線で示すよ
うに、レバー12a(12b)を矢印方向に回動することによ
り、スライダ19a(19b)がV溝20a(20b)で基準ピン17a(17
b)を支持してレール71a(71b)を摺動しながら押し上げ
て、プロセスユニット10bを上昇させる。
【0049】また、プロセスユニット10bを装着する時
には、ガイド部16a(16b)をレール70a(70b)に嵌入してガ
イドし、基準ピン17a(17b)をレール71a(71b)の上端に位
置するスライダ19a(19b)に支持させる。
【0050】そして、ストッパ14a(14b)を外してから、
レバー12a(12b)を逆方向に回動させると、ガイド部16a
(16b)及びスライダ19a(19b)がレール70a(70b)及びレー
ル71a(71b)を摺動してプロセスユニット10bが降下し、
基準面Sa(Sb)が位置決めピン72a(72b)に乗り上げて位置
決めされる。
【0051】この時、プロセスユニット10bが位置決め
ピン72a(72b)に押し上げられることにより、ガイド部16
a(16b)とレール70a(70b)の溝700a(700b)との間にギャッ
プGが確保され、また、基準ピン17a(17b)とV溝20a(20
b)の間にギャップgが確保される。即ち、基準面Sa(Sb)
と基準ピン17a(17b)によって位置決めされ、その他の部
分は非接触の状態となり、プロセスユニット10bに外力
が加わらないので、精度良く位置決めができる。
【0052】3)プロセスユニットの把手及び感光ドラ
ムの保護カバーの機構 図7において、筺体7c(図示していない)の一方の側面
に、プロセスユニット10bの着脱方向に平行してラック
21が設けられている。プロセスユニット10bの上面に回
動軸22が設けられ、回動軸22に把手23の一端が固定さ
れ、プロセスユニット10bを筺体7cに装着した時には、
実線で示すように上面に倒れた位置にある。また、回動
軸22と同軸にギヤG1が設けられている。
【0053】プロセスユニット10bの前方上部に回動軸
24が設けられ、回動軸24に感光ドラム50aの露出部分を
覆う保護カバー25の一端が取り付けられ、プロセスユニ
ット10bを筺体7cに装着した時には、実線で示すように
開いている。また、回動軸24と同軸にギヤG5が設けられ
ている。
【0054】ギヤG1,G5 に順次結合するギヤG2〜G4が設
けられ、更にギヤG3と同軸にギヤG6が設けられている。
ギヤG6がラック21に噛合するように各ギヤG2〜G4,G6 が
配置されている。
【0055】従って、プロセスユニット10bを取り外す
時に、前記のように、カバー9aを開いてから、レバー12
a,12b の回動操作でプロセスユニット10bが上昇させる
と、ラック21に噛合しているギヤG6が図において左回転
する。
【0056】これに連れて(ギヤG3が左、ギヤG2及びギ
ヤG4が右に夫々回転して) ギヤG1及びG5が夫々左回転し
て、2点鎖線で示すように、把手23が立ち上がると共
に、保護カバー25が閉じて感光ドラム50aの露出部分を
覆う。そこで把手23を持ってプロセスユニット10bを取
り外して運ぶことができる。
【0057】また、プロセスユニット10bを装着する時
は、把手23でプロセスユニット10bを吊るし、ガイド部
16a,16b をレール70a,70b に、また、基準ピン17a,17b
をレール71a,71b に挿入して、基準ピン17a,17b をスラ
イダ19a,19b のV溝20a,20bで支持してから、レバー12
a,12b を垂直方向に戻すと、ラック21に噛合したギヤG6
が右回転して、これに連れてギヤG1,G5 が夫々右回転
し、把手23がプロセスユニット10bの上面に倒れると共
に、保護カバー25が上方に開く。
【0058】このようにして、レバー12a,12b の回動操
作でプロセスユニット10bを斜め方向に昇降させること
ができると共に、把手23が回動して着脱操作が極めて容
易になり、着脱に連れて感光ドラム50aの保護カバー25
の開放/閉鎖が行われので、保護カバーの付け忘れや外
し忘れ、及び紛失が防止され保護を確実に行うことがで
きる。
【0059】また、装着時のプロセスユニット10bの基
準面Sa,Sb と基準ピン17a,17b によって位置決めが行わ
れ、しかも、装着完了時には、ガイド部16a,16b がレー
ル70a,70b の終端部から離れてギャップGが確保され、
基準ピン17a,17b からスライダ19a,19b が離脱してギャ
ップgが確保されるので、外力がプロセスユニット10b
に加わることなく、位置決めの精度を高めることができ
る。
【0060】上記例では、レバー12a,12b の回動操作
で、プロセスユニット10bを昇降させる場合を説明した
が、カバー9aの開閉操作で昇降させる方法としても良
い。
【0061】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
請求項1では、プロセスユニットが装置の奥に装着され
ていても、取り外し操作をきわめて容易に行うことがで
きる。
【0062】請求項2では、プロセスユニットを装置の
奥に装着する場合でも、装着操作をきわめて容易に行う
ことができる。請求項3では、レバーを支持する軸を設
ける必要がなく機構を簡単にすることができる。
【0063】請求項4では、プロセスユニットに外力が
加わることなく、基準点と基準軸によって確実に位置決
めされる。請求項5では、像形成体の露出部分を保護す
る第2のカバーの付け忘れ、外し忘れ、及び紛失を防止
することができる。
【0064】請求項6では、着脱操作を一層容易に行う
ことができる。という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理構成図
【図2】 本発明の実施例を示す構成図
【図3】 実施例の装着位置決め及び着脱方向を示す内
部側面図
【図4】 実施例の昇降機構を示す内部側面図
【図5】 昇降機構の拡大図
【図6】 基準ピン及びリンクを示す説明図
【図7】 把手の回動及び保護カバーの開閉機構を示す
内部側面図
【図8】 本発明が適用されるレーザプリンタの内部側
面図
【図9】 レーザプリンタを示す斜視図
【符号の説明】
7,7a 〜7cは筺体、 9は第1のカバー、 9a
はフロントカバー、10,10a,10bはプロセスユニット、
11,11aは支軸、12,12a,12bはレバー、
13は上昇機構、 13a,13b はアーム、17a,
17b は基準ピン、 18a,18b はリンク、 19a,19
b はスライダ、20a,20b はV溝、 21はラック、
23は把手、25は保護カバー、 50は
像形成体、 50aは感光ドラム、51は帯電手
段、 51aは帯電器、 52は露光手
段、52aは光学ユニット、 53は現像手段、
53aは現像器、70a,70b,71a,71b はレール、
G1〜G6はギヤ、Sa,Sb は基準面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が支軸によって開閉自在に支持され
    た第1のカバーを有する筺体と、 筺体に収容され、走査光を照射する露光手段と、 帯電手段、該帯電手段によって帯電され、該露光手段か
    らの走査光によって静電潜像が形成される像形成体、及
    び該像形成体に形成された静電潜像を現像剤によって現
    像する現像手段を有し、筺体に着脱自在に装着されるプ
    ロセスユニットとを備え、 該像形成体のトナー像を媒体に転写する像形成装置であ
    って、 前記筺体に一端を回動自在に支持して設けたレバーの回
    動操作、或いは前記第1のカバーの開扉操作に連動し、
    前記プロセスユニットを取り外し方向に上昇させる上昇
    機構を備えたことを特徴とする像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記レバーの回動操作、或いは前記第1
    のカバーの閉鎖操作に連動し、前記プロセスユニットを
    支持して装着方向に降下させる降下機構を備えたことを
    特徴とする像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記レバーの一端は、前記第1のカバー
    の支軸を兼用して支持される構成を有することを特徴と
    する請求項1或いは請求項2の像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記プロセスユニットに、前記筺体に装
    着される時に装着位置の基準となる、下端部に設けられ
    た基準点、及びプロセスユニットの両側面の所定位置に
    設けられた基準軸を備え、 筺体に、プロセスユニットが降下する時に、基準軸が誘
    導されるレール、及び基準軸を支持し、前記レバーの回
    動或いは前記第1のカバーの閉鎖に連動して、レール上
    を摺動する支持部材とを備え、 プロセスユニットが筺体に装着された時に、支持部材が
    基準軸から離脱する構成を有することを特徴とする請求
    項2或いは請求項3の像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記プロセスユニットは、一端で回動自
    在に支持し、他端の閉鎖で前記像形成体の少なくとも露
    出部分を覆う第2のカバーを備え、 該プロセスユニットの上昇及び降下に連動して第2のカ
    バーが回動し、閉鎖及び開放する構成を有することを特
    徴とする請求項1、請求項2、請求項3或いは請求項4
    の像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記プロセスユニットは、上面に一端が
    回動自在に取り付けられた把手を備え、 プロセスユニットの上昇及び降下に連動して把手が所定
    角度回動する構成を有することを特徴とする請求項1、
    請求項2、請求項3、請求項4或いは請求項5の像形成
    装置。
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