JPH08253109A - 洗車機 - Google Patents
洗車機Info
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- JPH08253109A JPH08253109A JP8482495A JP8482495A JPH08253109A JP H08253109 A JPH08253109 A JP H08253109A JP 8482495 A JP8482495 A JP 8482495A JP 8482495 A JP8482495 A JP 8482495A JP H08253109 A JPH08253109 A JP H08253109A
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- JP
- Japan
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- car
- tire
- ultrasonic
- washing
- nozzle
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- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ブラシを用いずに洗浄力の高いタイヤ洗浄を
行い、アルミ製のホイールや樹脂製のホイールカバーを
傷つけることなく、メッシュ状のホイールのような汚れ
を落としづらい形状のホイールでも、充分な洗浄効果を
得る。 【構成】 門型に形成された洗車機本体内に、散水ノズ
ル，ブロア等の洗車処理装置を備え、洗車機本体または
自動車の走行に伴い、自動車車体の洗浄，乾燥等の処理
を行う洗車機において、前記洗車機本体に、流水に超音
波振動を与えて超音波洗浄水を生成し噴射する超音波洗
浄ノズルを備えたタイヤ洗浄装置を備える。
行い、アルミ製のホイールや樹脂製のホイールカバーを
傷つけることなく、メッシュ状のホイールのような汚れ
を落としづらい形状のホイールでも、充分な洗浄効果を
得る。 【構成】 門型に形成された洗車機本体内に、散水ノズ
ル，ブロア等の洗車処理装置を備え、洗車機本体または
自動車の走行に伴い、自動車車体の洗浄，乾燥等の処理
を行う洗車機において、前記洗車機本体に、流水に超音
波振動を与えて超音波洗浄水を生成し噴射する超音波洗
浄ノズルを備えたタイヤ洗浄装置を備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、門型に形成された洗車
機本体内に、散水ノズル，ブロア等の洗車処理装置を備
え、洗車機本体または自動車の走行に伴い、自動車車体
に対して洗浄，乾燥等の処理を順次施す洗車機に関す
る。
機本体内に、散水ノズル，ブロア等の洗車処理装置を備
え、洗車機本体または自動車の走行に伴い、自動車車体
に対して洗浄，乾燥等の処理を順次施す洗車機に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】この種の洗車機で自動車のタイヤを洗浄
するための装置として、洗車機本体下部に、ブラシを備
えたタイヤ洗浄装置を備え、自動車のタイヤを検出して
ブラシによりタイヤを洗浄する装置が知られている。ま
た、ブラシを用いずに、高圧の洗浄水をタイヤに向けて
吹き付けタイヤを洗浄する装置が知られている。
するための装置として、洗車機本体下部に、ブラシを備
えたタイヤ洗浄装置を備え、自動車のタイヤを検出して
ブラシによりタイヤを洗浄する装置が知られている。ま
た、ブラシを用いずに、高圧の洗浄水をタイヤに向けて
吹き付けタイヤを洗浄する装置が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ブラシを用
いたタイヤ洗浄装置では、ホイールにこびりついた泥汚
れ等を落とすために、硬い材質のブラシを用いるので、
このブラシでホイールを擦ると、アルミ製のホイールや
樹脂製のホイールカバー等の場合はホイールやホイール
カバーを傷つける恐れがある。
いたタイヤ洗浄装置では、ホイールにこびりついた泥汚
れ等を落とすために、硬い材質のブラシを用いるので、
このブラシでホイールを擦ると、アルミ製のホイールや
樹脂製のホイールカバー等の場合はホイールやホイール
カバーを傷つける恐れがある。
【０００４】また、ブラシを用いずに、高圧の洗浄水を
タイヤに向けて吹き付けるタイヤ洗浄装置では、ホイー
ルを傷つける恐れは少ないものの、汚れの落ちが充分で
はないという欠点があった。
タイヤに向けて吹き付けるタイヤ洗浄装置では、ホイー
ルを傷つける恐れは少ないものの、汚れの落ちが充分で
はないという欠点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このような問題を解決す
るために本発明は、門型に形成された洗車機本体内に、
散水ノズル，ブロア等の洗車処理装置を備え、洗車機本
体または自動車の走行に伴い、自動車車体の洗浄，乾燥
等の処理を行う洗車機において、前記洗車機本体に、流
水に超音波振動を与えて超音波洗浄水を生成し噴射する
超音波洗浄ノズルを備えたタイヤ洗浄装置を備えるもの
である。
るために本発明は、門型に形成された洗車機本体内に、
散水ノズル，ブロア等の洗車処理装置を備え、洗車機本
体または自動車の走行に伴い、自動車車体の洗浄，乾燥
等の処理を行う洗車機において、前記洗車機本体に、流
水に超音波振動を与えて超音波洗浄水を生成し噴射する
超音波洗浄ノズルを備えたタイヤ洗浄装置を備えるもの
である。
【０００６】
【作用】これにより、硬い材質のブラシを用いずに洗浄
力の高いタイヤ洗浄が行えるようになるので、アルミ製
のホイールや樹脂製のホイールカバーのタイヤでも、ホ
イールやホイールカバーを傷つけることなく、また、メ
ッシュ状のホイールのように、汚れを落としづらい形状
のホイールでも、充分な洗浄効果を得ることができる。
力の高いタイヤ洗浄が行えるようになるので、アルミ製
のホイールや樹脂製のホイールカバーのタイヤでも、ホ
イールやホイールカバーを傷つけることなく、また、メ
ッシュ状のホイールのように、汚れを落としづらい形状
のホイールでも、充分な洗浄効果を得ることができる。
【０００７】
【実施例】以下、図面を基に、本発明の実施例について
説明する。図１は本発明の実施例の側面図、図２は本発
明の実施例の正面図である。図において、１は自動車車
体を跨ぐように門型状に形成した洗車機本体で、正転逆
転可能な電動機４，４により、車輪２，２を回転駆動し
て、レール３，３に沿って往復走行する。
説明する。図１は本発明の実施例の側面図、図２は本発
明の実施例の正面図である。図において、１は自動車車
体を跨ぐように門型状に形成した洗車機本体で、正転逆
転可能な電動機４，４により、車輪２，２を回転駆動し
て、レール３，３に沿って往復走行する。
【０００８】５は、洗車機走行位置を検出するロータリ
ーエンコーダーで、電動機４の出力軸に連結し、電動機
４の回転方向を検出しながら単位角度回転毎にパルス信
号を出力して洗車機本体１の走行位置を与えている。
ーエンコーダーで、電動機４の出力軸に連結し、電動機
４の回転方向を検出しながら単位角度回転毎にパルス信
号を出力して洗車機本体１の走行位置を与えている。
【０００９】６は、洗車機位置を検出する位置センサ−
で、洗車機本体１下部に設けられ、レール３敷設面に固
定された突起物であるドッグ７を感知してスイッチング
し、洗車機本体１の位置を与えている。ドッグ７は洗車
機本体の走行開始位置を与える。
で、洗車機本体１下部に設けられ、レール３敷設面に固
定された突起物であるドッグ７を感知してスイッチング
し、洗車機本体１の位置を与えている。ドッグ７は洗車
機本体の走行開始位置を与える。
【００１０】８は車体上面に沿って上下するトップブラ
シ、９は車体側面に沿って開閉するサイドブラシ、１
０，１１は散水ノズル、１２は上面乾燥ノズル、１３は
側面乾燥ノズルで、洗車機本体１の往復走行に伴って、
車体の洗浄，乾燥等の処理を行う洗車処理装置を構成す
る。
シ、９は車体側面に沿って開閉するサイドブラシ、１
０，１１は散水ノズル、１２は上面乾燥ノズル、１３は
側面乾燥ノズルで、洗車機本体１の往復走行に伴って、
車体の洗浄，乾燥等の処理を行う洗車処理装置を構成す
る。
【００１１】１４は、洗車機に動作の指示を与える操作
パネルで、作業者が操作パネル上のキーを操作すること
により、洗車機各部を動作させたり、洗車を指示するこ
とができる。
パネルで、作業者が操作パネル上のキーを操作すること
により、洗車機各部を動作させたり、洗車を指示するこ
とができる。
【００１２】投光器１５ａ，受光器１５ｂは光電スイッ
チで、自動車のタイヤを検出できるように、洗車機本体
１下部の適宜の位置に設けられ、投光器１５ａと受光器
１５ｂ間が自動車のタイヤによって遮光されることによ
り、自動車のタイヤを検出する。
チで、自動車のタイヤを検出できるように、洗車機本体
１下部の適宜の位置に設けられ、投光器１５ａと受光器
１５ｂ間が自動車のタイヤによって遮光されることによ
り、自動車のタイヤを検出する。
【００１３】１６は超音波洗浄ノズルを備えたタイヤ洗
浄装置で、洗車機本体１の下部に備えられ、光電スイッ
チ１５ａ，１５ｂにより検出されたタイヤに対して作用
してタイヤを洗浄する。
浄装置で、洗車機本体１の下部に備えられ、光電スイッ
チ１５ａ，１５ｂにより検出されたタイヤに対して作用
してタイヤを洗浄する。
【００１４】図３は、実施例のタイヤ洗浄装置を示す説
明図である。図３（ａ）に示すように、タイヤ洗浄装置
の本体１７は、その側面より延出したアーム１８の端に
取り付けられた台車１９を備え、ガイドレール２０に沿
って移動可能に構成されている。２１は正転逆転可能な
電動機で、台車１９に固着されたチェーン２２を回転駆
動し、台車１９を移動させる。２３はロータリーエンコ
ーダーで、電動機２１の出力軸に連結され、電動機２１
の回転方向を検出しながら単位角度回転毎にパルス信号
を出力して、台車１９の位置を与えている。
明図である。図３（ａ）に示すように、タイヤ洗浄装置
の本体１７は、その側面より延出したアーム１８の端に
取り付けられた台車１９を備え、ガイドレール２０に沿
って移動可能に構成されている。２１は正転逆転可能な
電動機で、台車１９に固着されたチェーン２２を回転駆
動し、台車１９を移動させる。２３はロータリーエンコ
ーダーで、電動機２１の出力軸に連結され、電動機２１
の回転方向を検出しながら単位角度回転毎にパルス信号
を出力して、台車１９の位置を与えている。
【００１５】図３（ａ），（ｂ）に示すように、タイヤ
洗浄装置本体１７には、一端に超音波洗浄ノズル２４を
備えたノズルアーム２５が、回転軸２６を軸に回動自在
に取り付けられている。アーム２５の他端は回転軸２７
により連結アーム２８の一端に回動自在に取り付けられ
ている。連結アーム２８の他端は回動軸２９により回転
アーム３０の一端に回動自在に取り付けられている。回
転アーム３０の他端は電動機３１の出力軸に固着されて
いる。これにより、電動機３１の回転駆動により、回転
アーム３０が電動機３１の出力軸を中心に旋回運動し、
それに伴い連結アーム２８が移動し、ノズルアーム２５
が移動して、超音波洗浄ノズル２４が上下方向に弧を描
くように移動する。
洗浄装置本体１７には、一端に超音波洗浄ノズル２４を
備えたノズルアーム２５が、回転軸２６を軸に回動自在
に取り付けられている。アーム２５の他端は回転軸２７
により連結アーム２８の一端に回動自在に取り付けられ
ている。連結アーム２８の他端は回動軸２９により回転
アーム３０の一端に回動自在に取り付けられている。回
転アーム３０の他端は電動機３１の出力軸に固着されて
いる。これにより、電動機３１の回転駆動により、回転
アーム３０が電動機３１の出力軸を中心に旋回運動し、
それに伴い連結アーム２８が移動し、ノズルアーム２５
が移動して、超音波洗浄ノズル２４が上下方向に弧を描
くように移動する。
【００１６】図４は実施例の超音波洗浄ノズルの構造を
示す説明図である。３２はノズルケーシングで、内部を
空洞とし、一側面に水源からの入水口３３を、底面に洗
浄水の吐出口３４をそれぞれ開口している。また、ケー
シング３２の吐出口３４と対向する位置すなわちケーシ
ング３２の上部には、超音波振動子３５が取り付けら
れ、超音波発信機３６により駆動される。超音波振動子
３５は、入水口３３よりケーシング３２内に供給された
洗浄水に超音波信号を伝搬し、超音波洗浄水を生成して
吐出口３４より噴射し、被洗浄面であるタイヤＴを洗浄
する。ノズルケーシング３２の外周には、超音波受信機
３７が設けられ、超音波振動子３５で発生した超音波が
被洗浄面であるタイヤＴに当たって反射してくる反射波
を受信する。
示す説明図である。３２はノズルケーシングで、内部を
空洞とし、一側面に水源からの入水口３３を、底面に洗
浄水の吐出口３４をそれぞれ開口している。また、ケー
シング３２の吐出口３４と対向する位置すなわちケーシ
ング３２の上部には、超音波振動子３５が取り付けら
れ、超音波発信機３６により駆動される。超音波振動子
３５は、入水口３３よりケーシング３２内に供給された
洗浄水に超音波信号を伝搬し、超音波洗浄水を生成して
吐出口３４より噴射し、被洗浄面であるタイヤＴを洗浄
する。ノズルケーシング３２の外周には、超音波受信機
３７が設けられ、超音波振動子３５で発生した超音波が
被洗浄面であるタイヤＴに当たって反射してくる反射波
を受信する。
【００１７】制御部３８は、タイヤを洗浄するにあた
り、超音波発信器３６から周期的に距離測定用の信号を
送信し、超音波受信機３７から反射波を受信するまでの
時間を測定して、超音波洗浄ノズル２４と被洗浄面であ
るタイヤＴとの距離を計算し、タイヤ洗浄装置のエンコ
ーダー２３からのパルス信号を受信しながら電動機２１
を駆動させ、超音波洗浄ノズル２４がタイヤＴから所定
の距離になるよう、その位置を制御する。超音波洗浄ノ
ズル２４とタイヤＴとの距離が所定の距離になったら、
電動機２１を停止して超音波洗浄ノズル２４の位置を固
定して、超音波発信機３６から洗浄水に超音波振動を与
えて超音波洗浄水を生成し、タイヤＴに向けて噴射させ
る。
り、超音波発信器３６から周期的に距離測定用の信号を
送信し、超音波受信機３７から反射波を受信するまでの
時間を測定して、超音波洗浄ノズル２４と被洗浄面であ
るタイヤＴとの距離を計算し、タイヤ洗浄装置のエンコ
ーダー２３からのパルス信号を受信しながら電動機２１
を駆動させ、超音波洗浄ノズル２４がタイヤＴから所定
の距離になるよう、その位置を制御する。超音波洗浄ノ
ズル２４とタイヤＴとの距離が所定の距離になったら、
電動機２１を停止して超音波洗浄ノズル２４の位置を固
定して、超音波発信機３６から洗浄水に超音波振動を与
えて超音波洗浄水を生成し、タイヤＴに向けて噴射させ
る。
【００１８】また、制御部３８は、超音波発信機３５か
ら発生させた超音波が、被洗浄面であるタイヤＴに当た
って反射してくる反射波を超音波受信機３７より受信
し、反射レベルが基準値よりも低いと判断すると、樹脂
製のホイールカバーやタイヤのゴム部のような、洗浄面
から超音波エネルギーを吸収してしまい、超音波洗浄の
効果が充分に得られるとはいえない部分であると判断し
て、超音波洗浄ノズル２５の上下動の速度を速くし、洗
浄時間を短くする。
ら発生させた超音波が、被洗浄面であるタイヤＴに当た
って反射してくる反射波を超音波受信機３７より受信
し、反射レベルが基準値よりも低いと判断すると、樹脂
製のホイールカバーやタイヤのゴム部のような、洗浄面
から超音波エネルギーを吸収してしまい、超音波洗浄の
効果が充分に得られるとはいえない部分であると判断し
て、超音波洗浄ノズル２５の上下動の速度を速くし、洗
浄時間を短くする。
【００１９】図５は実施例の洗車機の制御系を示すブロ
ック図である。３９はマイクロコンピューターで、演算
処理を行うＣＰＵ４０、プログラム及び各種データを記
憶するメモリ４１、及び入出力インターフェース４２よ
り成り、入出力インターフェース４２には、洗車機本体
走行位置検出用ロータリーエンコーダー５、位置センサ
ー６、操作パネル１４、トップブラシ８、サイドブラシ
９、散水ノズル１０，１１、上面乾燥ノズル１２、側面
乾燥ノズル１３、タイヤホイール洗浄装置１６、光電ス
イッチの投光器１５ａ、受光器１５ｂが接続される。
ック図である。３９はマイクロコンピューターで、演算
処理を行うＣＰＵ４０、プログラム及び各種データを記
憶するメモリ４１、及び入出力インターフェース４２よ
り成り、入出力インターフェース４２には、洗車機本体
走行位置検出用ロータリーエンコーダー５、位置センサ
ー６、操作パネル１４、トップブラシ８、サイドブラシ
９、散水ノズル１０，１１、上面乾燥ノズル１２、側面
乾燥ノズル１３、タイヤホイール洗浄装置１６、光電ス
イッチの投光器１５ａ、受光器１５ｂが接続される。
【００２０】４３は、洗車機走行速度可変用インバータ
ーで、入出力ポート４２に接続され、洗車機本体走行用
電動機４に供給する電源の周波数を変換して電動機４の
回転数を変え、洗車機の走行速度を適宜変更する。
ーで、入出力ポート４２に接続され、洗車機本体走行用
電動機４に供給する電源の周波数を変換して電動機４の
回転数を変え、洗車機の走行速度を適宜変更する。
【００２１】図６は実施例のタイヤホイール洗浄装置の
制御系を示すブロック図である。４４はマイクロコンピ
ューターで、演算処理を行うＣＰＵ４５、プログラム及
び各種データを記憶するメモリ４６、及び入出力インタ
ーフェース４７より成り、入出力インターフェース４７
には、超音波送信機３６、超音波受信機３７、タイヤ洗
浄装置本体移動用電動機２１、タイヤ洗浄装置本***置
検出用エンコーダー２３が接続される。
制御系を示すブロック図である。４４はマイクロコンピ
ューターで、演算処理を行うＣＰＵ４５、プログラム及
び各種データを記憶するメモリ４６、及び入出力インタ
ーフェース４７より成り、入出力インターフェース４７
には、超音波送信機３６、超音波受信機３７、タイヤ洗
浄装置本体移動用電動機２１、タイヤ洗浄装置本***置
検出用エンコーダー２３が接続される。
【００２２】４８は、超音波洗浄ノズル２４の上下動速
度可変用インバーターで、入出力ポート４７に接続さ
れ、超音波洗浄ノズル上下動用電動機３１に供給する電
源の周波数を変換して電動機３１の回転数を変え、超音
波洗浄ノズル２４の上下動速度を適宜変更する。
度可変用インバーターで、入出力ポート４７に接続さ
れ、超音波洗浄ノズル上下動用電動機３１に供給する電
源の周波数を変換して電動機３１の回転数を変え、超音
波洗浄ノズル２４の上下動速度を適宜変更する。
【００２３】次に、図７に基づいて、実施例の動作につ
いて説明する。洗車機は洗車開始位置から走行を開始
し、散水ノズル，上面洗浄ブラシ，側面洗浄ブラシ等の
洗車処理装置を自動車Ａの車体に作用させ洗車を行いな
がら走行する。図７（ａ）に示すように、洗車機が位置
Ｙａに達したとき、自動車のタイヤを検出する光電スイ
ッチ１５ａ，１５ｂがタイヤにより遮光されてタイヤの
位置を検出する。洗車機はこの位置Ｙａをメモリに記憶
し、走行を続けながら洗車を行う。図７（ｂ）に示すよ
うに、光電スイッチ１５ａ，１５ｂから距離Ｘ離れた位
置にある超音波洗浄ノズル２４がメモリに記憶された位
置Ｙａに達したら、洗車機は低速で走行して超音波洗浄
水によるタイヤ洗浄を行う。図７（ｃ）に示すように、
光電スイッチ１５ａ，１５ｂがタイヤを検出しなくなっ
た位置Ｙｂに超音波洗浄ノズル２４が達したら、超音波
洗浄水によるタイヤ洗浄を終了し、高速の走行に戻る。
いて説明する。洗車機は洗車開始位置から走行を開始
し、散水ノズル，上面洗浄ブラシ，側面洗浄ブラシ等の
洗車処理装置を自動車Ａの車体に作用させ洗車を行いな
がら走行する。図７（ａ）に示すように、洗車機が位置
Ｙａに達したとき、自動車のタイヤを検出する光電スイ
ッチ１５ａ，１５ｂがタイヤにより遮光されてタイヤの
位置を検出する。洗車機はこの位置Ｙａをメモリに記憶
し、走行を続けながら洗車を行う。図７（ｂ）に示すよ
うに、光電スイッチ１５ａ，１５ｂから距離Ｘ離れた位
置にある超音波洗浄ノズル２４がメモリに記憶された位
置Ｙａに達したら、洗車機は低速で走行して超音波洗浄
水によるタイヤ洗浄を行う。図７（ｃ）に示すように、
光電スイッチ１５ａ，１５ｂがタイヤを検出しなくなっ
た位置Ｙｂに超音波洗浄ノズル２４が達したら、超音波
洗浄水によるタイヤ洗浄を終了し、高速の走行に戻る。
【００２４】図８は、タイヤ洗浄の動作を示している。
図８（ａ）に示すように、超音波洗浄ノズル２４が位置
Ｙａに達したら、洗車機は超音波洗浄ノズル２４より洗
浄水を噴射するとともに、超音波洗浄ノズル２４より距
離測定用の信号をタイヤに向けて送信し、反射波を受信
して距離を測定し、エンコーダー２３のパルスを検出し
ながら電動機２１を駆動してタイヤ洗浄装置本体１６を
自動車車体方向に移動させる。タイヤ洗浄装置本体１６
がタイヤに対し所定の距離になったら、電動機２１の駆
動を停止してタイヤ洗浄装置本体１６の移動を停止す
る。続いて、超音波洗浄ノズル２４より洗浄水に超音波
信号を与えて超音波洗浄水を生成してタイヤに向けて噴
射し、図８（ｂ）に示すように、超音波洗浄ノズル２４
を上下に移動させてタイヤを洗浄する。タイヤの洗浄を
行いながら、超音波信号がタイヤに当たって反射してく
る反射波が所定のレベルより低いときは、タイヤのゴム
部分Ｒであると判断して、上下動を速くし、洗浄時間を
短縮する。また、反射波が所定のレベルより高いと、ホ
イール部分Ｈであると判断して、上下動を遅くし、超音
波洗浄水を充分に当てて洗浄する。
図８（ａ）に示すように、超音波洗浄ノズル２４が位置
Ｙａに達したら、洗車機は超音波洗浄ノズル２４より洗
浄水を噴射するとともに、超音波洗浄ノズル２４より距
離測定用の信号をタイヤに向けて送信し、反射波を受信
して距離を測定し、エンコーダー２３のパルスを検出し
ながら電動機２１を駆動してタイヤ洗浄装置本体１６を
自動車車体方向に移動させる。タイヤ洗浄装置本体１６
がタイヤに対し所定の距離になったら、電動機２１の駆
動を停止してタイヤ洗浄装置本体１６の移動を停止す
る。続いて、超音波洗浄ノズル２４より洗浄水に超音波
信号を与えて超音波洗浄水を生成してタイヤに向けて噴
射し、図８（ｂ）に示すように、超音波洗浄ノズル２４
を上下に移動させてタイヤを洗浄する。タイヤの洗浄を
行いながら、超音波信号がタイヤに当たって反射してく
る反射波が所定のレベルより低いときは、タイヤのゴム
部分Ｒであると判断して、上下動を速くし、洗浄時間を
短縮する。また、反射波が所定のレベルより高いと、ホ
イール部分Ｈであると判断して、上下動を遅くし、超音
波洗浄水を充分に当てて洗浄する。
【００２５】後輪の検出およびタイヤ洗浄も前輪と同様
に行い、上面洗浄ブラシや側面洗浄ブラシによる自動車
車体の洗浄が終わったら、往工程を終了する。
に行い、上面洗浄ブラシや側面洗浄ブラシによる自動車
車体の洗浄が終わったら、往工程を終了する。
【００２６】続いて復工程である乾燥工程を行う。図９
（ａ）に示すように、自動車後方より走行を開始し、図
９（ｂ）に示すようにトップノズル１２を自動車車体に
沿わせて制御すると共に、トップノズル１２およびサイ
ドノズル１３より空気を吹き付けながら自動車車体に付
着した水滴を吹き飛ばして走行し、乾燥を行う。図９
（ｃ）に示す洗車開始位置まで戻ったら、洗車を終了す
る。
（ａ）に示すように、自動車後方より走行を開始し、図
９（ｂ）に示すようにトップノズル１２を自動車車体に
沿わせて制御すると共に、トップノズル１２およびサイ
ドノズル１３より空気を吹き付けながら自動車車体に付
着した水滴を吹き飛ばして走行し、乾燥を行う。図９
（ｃ）に示す洗車開始位置まで戻ったら、洗車を終了す
る。
【００２７】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、特許請求の範囲を逸脱することなく、種
々の設計変更を行うことができる。たとえば、実施例で
は超音波洗浄ノズル２４は電動機の回転を伝達して行っ
たが、エアシリンダーにより上下動できるように構成し
てもよい。また、実施例では１往復洗車について説明し
たが、例えば２往復洗車として、１復工程においても１
往工程で検出したタイヤの位置に基づいて超音波洗浄水
によるタイヤ洗浄を行うこともできる。
ものではなく、特許請求の範囲を逸脱することなく、種
々の設計変更を行うことができる。たとえば、実施例で
は超音波洗浄ノズル２４は電動機の回転を伝達して行っ
たが、エアシリンダーにより上下動できるように構成し
てもよい。また、実施例では１往復洗車について説明し
たが、例えば２往復洗車として、１復工程においても１
往工程で検出したタイヤの位置に基づいて超音波洗浄水
によるタイヤ洗浄を行うこともできる。
【００２８】
【発明の効果】以上のように本発明は、門型に形成され
た洗車機本体内に、散水ノズル，ブロア等の洗車処理装
置を備え、洗車機本体または自動車の走行に伴い、自動
車車体の洗浄，乾燥等の処理を行う洗車機において、前
記洗車機本体に、流水に超音波振動を与えて超音波洗浄
水を生成し噴射する超音波洗浄ノズルを備えたタイヤ洗
浄装置を備える。
た洗車機本体内に、散水ノズル，ブロア等の洗車処理装
置を備え、洗車機本体または自動車の走行に伴い、自動
車車体の洗浄，乾燥等の処理を行う洗車機において、前
記洗車機本体に、流水に超音波振動を与えて超音波洗浄
水を生成し噴射する超音波洗浄ノズルを備えたタイヤ洗
浄装置を備える。
【００２９】これにより、アルミ製のホイールや樹脂製
のホイールカバーのタイヤでも、ホイールやホイールカ
バーを傷つけることなく洗浄でき、また、メッシュ状の
ホイールのように、汚れを落としづらい形状のホイール
でも、充分な洗浄効果を得ることができる。
のホイールカバーのタイヤでも、ホイールやホイールカ
バーを傷つけることなく洗浄でき、また、メッシュ状の
ホイールのように、汚れを落としづらい形状のホイール
でも、充分な洗浄効果を得ることができる。
【図１】本発明の実施例の上面説明図である。
【図２】本発明の実施例の側面説明図である。
【図３】本発明の実施例のタイヤ洗浄装置を示す説明図
である。
である。
【図４】本発明の実施例の超音波洗浄ノズルを示す説明
図である。
図である。
【図５】本発明の実施例の制御系を示す説明図である。
【図６】本発明の実施例の制御系を示す説明図である。
【図７】本発明の実施例の動作説明図である。
【図８】本発明の実施例の動作説明図である。
【図９】本発明の実施例の動作説明図である。
１ 洗車機本体 １５ａ，１５ｂ 光電スイッチ １６ タイヤ洗浄装置 ２１ タイヤ洗浄装置移動用電動機 ２３ タイヤ洗浄装置位置検出用電動機 ２４ 超音波洗浄ノズル ３１ 超音波洗浄ノズル揺動用電動機 ３６ 超音波発信機 ３７ 超音波受信機 ３９ 洗車機本体の制御手段たるマイクロコンピュータ
ー ４４ タイヤ洗浄装置の制御手段たるマイクロコンピュ
ーター
ー ４４ タイヤ洗浄装置の制御手段たるマイクロコンピュ
ーター
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成８年３月２５日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例の側面説明図である。
【図２】本発明の実施例の正面説明図である。
【図３】本発明の実施例のタイヤ洗浄装置を示す説明図
である。
である。
【図４】本発明の実施例の超音波洗浄ノズルを示す説明
図である。
図である。
【図５】本発明の実施例の制御系を示す説明図である。
【図６】本発明の実施例の制御系を示す説明図である。
【図７】本発明の実施例の動作説明図である。
【図８】本発明の実施例の動作説明図である。
【図９】本発明の実施例の動作説明図である。
【符号の説明】 １ 洗車機本体 １５ａ，１５ｂ 光電スイッチ １６ タイヤ洗浄装置 ２１ タイヤ洗浄装置移動用電動機 ２３ タイヤ洗浄装置位置検出用ロータリーエンコーダ
ー ２４ 超音波洗浄ノズル ３１ 超音波洗浄ノズル揺動用電動機 ３６ 超音波発信機 ３７ 超音波受信機 ３９ 洗車機本体の制御手段たるマイクロコンピュータ
ー ４４ タイヤ洗浄装置の制御手段たるマイクロコンピュ
ーター
ー ２４ 超音波洗浄ノズル ３１ 超音波洗浄ノズル揺動用電動機 ３６ 超音波発信機 ３７ 超音波受信機 ３９ 洗車機本体の制御手段たるマイクロコンピュータ
ー ４４ タイヤ洗浄装置の制御手段たるマイクロコンピュ
ーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大屋 貴史 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケー 精工株式会社内 (72)発明者 高澤 和哉 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケー 精工株式会社内 (72)発明者 小島 弘行 長野県更埴市大字雨宮1825番地 エムケー 精工株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】 門型に形成された洗車機本体内に、散水
ノズル，ブロア等の洗車処理装置を備え、洗車機本体ま
たは自動車の走行に伴い、自動車車体の洗浄，乾燥等の
処理を行う洗車機において、前記洗車機本体に、流水に
超音波振動を与えて超音波洗浄水を生成し噴射する超音
波洗浄ノズルを備えたタイヤ洗浄装置を備えたことを特
徴とする洗車機。 - 【請求項２】 請求項１の洗車機において、洗車機本体
の走行速度を可変する手段を備え、タイヤ洗浄時に、洗
車機本体の走行速度を低下させる制御手段を備えたこと
を特徴とする洗車機。 - 【請求項３】 請求項１の洗車機において、自動車車体
とタイヤ洗浄装置との距離を検出する手段を備え、タイ
ヤ洗浄時に、自動車車体とタイヤ洗浄装置との距離を測
定し、タイヤ洗浄装置を自動車車体に対し適宜位置に接
近させて制御する手段を備えたことを特徴とする洗車
機。 - 【請求項４】 請求項３の、自動車車体とタイヤ洗浄装
置との距離を検出する手段は、超音波洗浄ノズルから送
受信される超音波信号による距離検出手段であることを
特徴とする洗車機。 - 【請求項５】 請求項１の洗車機において、超音波洗浄
ノズルを揺動する手段と、前記揺動手段の揺動速度を可
変する手段を備えるとともに、流水に与えた超音波振動
の反射波を検出する手段を備え、反射波が適宜定められ
た基準のレベルより低いとき、前記揺動手段の揺動速度
を高くする制御手段を備えたことを特徴とする洗車機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8482495A JPH08253109A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 洗車機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8482495A JPH08253109A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 洗車機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08253109A true JPH08253109A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13841511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8482495A Pending JPH08253109A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 洗車機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08253109A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100937634B1 (ko) * | 2009-08-25 | 2010-01-20 | 주식회사 케이씨떠블유아이 | 차량 형상인식을 이용한 하이브리드형 세차시스템 |
| KR200448082Y1 (ko) * | 2008-05-06 | 2010-03-15 | 주식회사 케이씨떠블유아이 | 대형 차량용 휠 세척장치 |
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| CN109747594A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-05-14 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 基于激光导引具有超声清洗功能的智能吹扫***及方法 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP8482495A patent/JPH08253109A/ja active Pending
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| US11225023B2 (en) * | 2015-06-16 | 2022-01-18 | Postprocess Technologies, Inc. | Machine for removing substrate material, for washing, and for drying parts produced by a 3-D printer |
| US11813776B2 (en) | 2015-06-16 | 2023-11-14 | Postprocess Technologies, Inc. | Method for removing substrate material, for washing, and for drying parts produced by a 3-D printer |
| CN109747594A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-05-14 | 中铁第四勘察设计院集团有限公司 | 基于激光导引具有超声清洗功能的智能吹扫***及方法 |
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