JPH08252532A - 意匠性に優れた塗装板とその製造方法 - Google Patents

意匠性に優れた塗装板とその製造方法

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JPH08252532A
JPH08252532A JP8205495A JP8205495A JPH08252532A JP H08252532 A JPH08252532 A JP H08252532A JP 8205495 A JP8205495 A JP 8205495A JP 8205495 A JP8205495 A JP 8205495A JP H08252532 A JPH08252532 A JP H08252532A
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JP
Japan
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coating
film
plate
coating liquid
design
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JP8205495A
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Hiroshi Kanai
洋 金井
Atsushi Suzuki
淳 鈴木
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
    • B05C5/007Slide-hopper coaters, i.e. apparatus in which the liquid or other fluent material flows freely on an inclined surface before contacting the work
    • B05C5/008Slide-hopper curtain coaters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C5/00Apparatus in which liquid or other fluent material is projected, poured or allowed to flow on to the surface of the work
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05CAPPARATUS FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05C9/00Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important
    • B05C9/06Apparatus or plant for applying liquid or other fluent material to surfaces by means not covered by any preceding group, or in which the means of applying the liquid or other fluent material is not important for applying two different liquids or other fluent materials, or the same liquid or other fluent material twice, to the same side of the work

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板材に複数の塗膜による意匠性模様塗膜を効
率的かつ低コストで形成してなる意匠性に優れた塗装板
とその製造方法を提供する。 【構成】 スライドコーターを用いて、板材のベース塗
膜の上に、意匠性を付与するための微細粒子を散在させ
た透明性の意匠性付与塗膜を1層以上積層し、この上に
透明性塗膜を積層して、模様の合成塗膜を形成したこと
を特徴とする意匠性に優れた塗装板とその製造方法であ
る。スライドコーターにより積層された塗料液膜を板材
にカーテン上に落下させて、複数の塗膜を同時に形成
し、これを一回の乾燥・硬化工程を通すことによって塗
膜とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電機製品、建材、自動
車部品に供される鋼板、アルミ板、銅板、樹脂板、厚紙
等の板状体に、立体模様の合成塗膜を形成した意匠性に
優れた塗装板と、その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気製品、建材、自動車部品、装飾品等
に供される、例えば鋼板、アルミ板、銅板等の金属板に
おいては、従来から、防錆性、電気絶縁性、あるいは意
匠性等を付与することを目的として、その表面にめっき
皮膜や塗装による有機皮膜の形成が行われているが、近
年、金属板の用途拡大に伴い、この金属板に求められる
特性は多岐に亘り、また、今まで以上に意匠性(外観特
性)に優れていることが求められるようになってきてい
る。樹脂板等においても同様に、意匠性に対する要求が
多くなっている。このような要請に応えるために、これ
ら金属板や樹脂板等の表面に各種の有機皮膜を形成する
ことが多い。
【0003】従来、金属板の表面に有機皮膜を形成する
場合、一般的には金属板の成型後に塗装するポストコー
ト或いは金属板を成型する前に塗装するプレコート法が
採用され、塗装装置としては、複数のロールを組み合わ
せたロールコーター方式が多く採用されている。このロ
ールコーター方式の一般的なものとしては、図5に示す
ように、3ロールコーター方式がある。このロールコー
ター方式の他には、金属板である鋼板1に非接触で塗装
を行うカーテンフロー方式が知られている。このカーテ
ンフロー方式は、図7に示すように、金属板である鋼板
1と非接触で塗装できるため、外観性に優れた塗装金属
板が得られるという利点のあることが、例えば特開昭6
3−80877等公報に報告されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は上述のロールコ
ーター方式やカーテンフロー方式等のコーターを用い
て、金属板に塗料を塗布した後は、塗膜の機能を発揮さ
せるために熱風焼付け炉、誘導加熱炉あるいは、電子線
や近赤外線等のエネルギー線の照射によって、或いはこ
れらの組み合わせによって塗膜の乾燥硬化を行ってい
る。通常、プレコート金属板で塗膜が2層以上形成され
る場合には、1層目の塗膜を塗装した後、その塗膜を乾
燥・硬化してから、次の塗膜を塗布し、硬化・乾燥す
る、というように、塗膜の塗布、乾燥・硬化の処理を複
数回繰り返す必要があり、生産性の低下、生産コスト増
になっていた。特に意匠性が要求される場合には、意匠
性を出すために、2層を越える塗膜が積層されるケース
が多くなりつつあり、通常の2コート2ベークの製造ラ
インでは、意匠性を付与した金属板を製造する場合に、
2回ラインを通板するなど、大幅なコストアップを余儀
なくされることがあった。
【0005】樹脂板の場合にも、ユーザーの希望する外
観意匠をだすために、何層かの塗膜を積層するケースが
増えている。樹脂板の場合には、何層かの塗膜を積層す
る場合に、吹き付け塗装やロールコーター方式、ローラ
ー方式、刷毛塗り等の方法で塗装され、塗装回数が増え
ることによるコスト増があった。乾燥・硬化について
は、何層かの塗膜を同時に乾燥・硬化することも行われ
ているが、積層する層の数が多くなると、やはり複数回
の乾燥・硬化工程が必要となっていた。
【0006】本発明は、かかる従来の課題を解決するた
めになされたもので、板状体に複数の異なる塗膜を効率
的、かつ低コストで同時形成した意匠性に優れた塗装板
及びその製造方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1は、ベ
ース塗膜の上に金属フレーク、金属粉、パール顔料、雲
母粉、貴金属粉等の微細粒子を散在させた透明性の意匠
性付与塗膜を1層以上積層し、この意匠性付与塗膜上に
透明塗膜を積層して、立体感のある意匠塗膜を形成した
ことを特徴とする意匠性に優れた塗装板であり、請求項
2は、請求項1において、立体模様の合成膜を形成する
各塗膜の透明度が、表面側に向かって次第に大きくなる
ように塗膜を配列したことを特徴とする意匠性に優れた
塗装板である。また、請求項3は、積層された金属フレ
ーク、金属粉、パール顔料、雲母粉、貴金属粉等の微細
粒子を散在させた透明性の意匠性付与塗膜層、その上に
積層される透明塗膜層のうちの少なくとも1層が、2μ
m以下であることを特徴とする請求項1または2に記載
された塗装板である。
【0008】また、請求項4は、請求項1、2及び3の
塗装板の製造方法例であり、板状体に複数の塗膜を形成
する塗装板製造ラインの塗装前処理工程の後段に、スラ
イドコーターによる塗料液膜形成工程を配し、このスラ
イドコーターのスライド傾斜面に、その上下方向にベー
ス塗料液、意匠性塗料液、透明塗料液供給用の複数列の
水平スリット状ノズルを設け、このスライド傾斜面に、
各ノズルかそれぞれの塗料液を流出させ、ここでそれぞ
れの塗料液膜を形成・積層して下端唇部を経てカーテン
状塗料液膜とし、これを搬入の板状体上に連続的に供給
し、この板状体上に、板状体に近い側からベース塗料液
膜、意匠性塗料液膜、透明塗料液膜の順になるように同
時に積層塗布して、加熱工程に導き、乾燥・硬化するこ
とにより、立体模様の合成塗膜を同時的に形成すること
を特徴とする意匠性に優れた塗装板の製造方法である。
また、請求項5は請求項4において、積層する塗料の表
面張力が、板状体に近い側から表面側に向かって次第に
小さくなるように塗料を配列したことを特徴とする意匠
性に優れた塗装板の製造方法である。また、請求項6
は、積層する金属フレーク、金属粉、パール顔料、雲母
粉、貴金属粉等の微細粒子を散在させた透明性の意匠性
付与塗料液、その上に積層される透明塗料液のうちの少
なくとも1層の塗料液を、乾燥膜厚2μm以下になるよ
うに流出させることを特徴とする請求項5または6に記
載された塗装板の製造方法である。請求項7は、誘導加
熱による乾燥・硬化工程が加熱工程に含まれることを特
徴とする、請求項4または5または6に記載された塗装
板の製造方法である。
【0009】
【作用】本発明においては、一組の塗装装置、乾燥・硬
化装置を用いて、板状体の表面に複数の異なる塗膜を合
成して立体模様の塗膜を同時的に形成することができる
ので、この塗膜を選択することにより、多彩な塗膜の組
み合わせ対応が容易であり、特に意匠性に優れた塗装板
を極めて効率的でかつ低コストで製造することができ
る。
【0010】また、本発明では、スリット状ノズルを幅
可変構造にすることが容易であり、多サイズに対応可能
であるとともに、多彩な塗膜の組み合わせにも対応が容
易である。
【0011】なお、本発明の塗装板製造方法において、
スライドコーターで塗装して、塗膜を乾燥・硬化する工
程を、複数組み合わせて、より多層の塗膜を形成するこ
とも可能である。また、スライドコーターと従来から知
られている他の塗装方式、例えばロールコーターやカー
テンフローコーター等を組み合わせて使用することも可
能である。例えば、下塗り塗料はロールコーターで塗装
して、乾燥・硬化を行い、さらにスライドコーターで複
数塗膜を形成して、乾燥・硬化し、さらにその上にカー
テンコーターで塗料を塗装して乾燥・硬化する、などの
ケースを指している。
【0012】本発明による塗装板に必須の塗膜層は、ベ
ース塗膜、少なくとも1層の金属フレーク、金属粉、パ
ール顔料、雲母粉、貴金属粉等の微細粒子を含む透明性
の塗膜、その上に積層される少なくとも1層の透明塗膜
である。最後の塗膜層も、透明性があれば、顔料や染
料、上述の微細粒子を含有してもよい。
【0013】ここでいうベース塗膜とは、着色された塗
膜のことで、通常の着色顔料、体質顔料、防錆顔料等の
一種類以上を含む。樹脂種類は特に限定されないが、ポ
リエステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、フッ素
樹脂、オレフィン樹脂、ウレタン樹脂等が例として挙げ
られる。水系、溶剤系を問わず、液状の塗料であれば用
いることができる。
【0014】ベース塗料の下に、必要に応じて、下塗り
塗料層を設けることができる。
【0015】積層する意匠性塗膜のうち、1層以上は金
属フレーク、金属粉、パール顔料、雲母粉、貴金属粉等
の微細粒子を含む透明性の塗膜である。要求される意匠
の種類によって、粒子の種類、形状、大きさを選定す
る。ここで透明とは、この塗膜の下地の色が見えること
を意味しており、それによって、下地の色と微細粒子に
よる意匠性の複合効果を狙うものである。この塗膜層に
は、透明性を失わない程度に、染料や顔料によって着色
を施してもよい。なお、以下この微細粒子を含む塗膜層
を「意匠性付与塗膜」と称する。
【0016】微細粒子を含む塗膜の上に少なくとも一層
以上の透明性のある塗膜層を形成する。この層は、顔料
なしの全くのクリアー塗膜でもよいし、微細粒子のよう
な意匠性付与剤を含むものでもよい。また、染料や顔料
によって透明性を失わない程度に着色されていてもよ
い。なお、以下この透明性のある塗膜層を、「クリアー
塗膜層」と称する。
【0017】ベース塗膜の色、微細粒子による意匠性付
与、さらにクリアーな塗膜層の組み合わせにより、立体
的な意匠感を出すことが可能である。
【0018】また、塗膜の透明性は、表面に近い塗膜ほ
ど高くなるように設計すると、特に立体感が高くなり、
望ましい。
【0019】これらの積層された塗膜層を、スライドコ
ーターを用いて塗布する。スライドコーターを用いるこ
とにより、多層の塗膜を同時に塗布することが可能で、
従来の方法に比べて著しく効率よく、塗布・乾燥が可能
である。
【0020】スライドコーターで塗布する各塗膜層の乾
燥膜厚は任意であり、要求される意匠によって選定すれ
ばよい。しかし、一般的に、意匠性を付与するための微
細粒子は高価なことが多く、このため意匠性を損なわな
い限り薄く形成されることが望ましい。また、その上の
クリアー塗膜層も必要な性能を維持した範囲であれば、
できるだけ薄く形成されることが望ましい。ロールコー
ターは、平均乾燥膜厚2μm以下でも塗装可能で、乾燥
膜厚1μm以下の塗膜層の形成にも使用されているが、
いわゆるローピング現象などのために、膜厚の均一性は
悪く、意匠性が要求される場合には、実質的に薄膜の塗
装は困難であった。また、カーテンフローコーターで
は、落下するカーテンの安定性の問題から、薄膜の塗装
は不可能で、通常カーテンのウェット膜厚は30μm程
度が下限であった。一方、このスライドコーターにおい
ても、落下するカーテンの安定性はカーテンコーターと
同様のレベルであるが、そのカーテンの中に多層の塗料
液膜が存在し、各塗料液膜層の厚みは任意であり、乾燥
膜厚2μm以下程度の薄い膜であっても、通常のカーテ
ンコーター以上の均一性で形成させることが可能であ
る。本発明の意匠性付与塗膜や、クリアー塗膜も、必要
に応じて薄くすることが可能で、このことにより意匠を
容易により多様化することが可能であると共に、コスト
面でも有利になる。また、意匠性を付与するための塗膜
の1層当たりの膜厚を薄くすることで、合計膜厚を増や
すことなく塗膜層の数を増やすことが可能で、より多様
な意匠を、低コストで出すことが可能となる。
【0021】塗布された塗膜の乾燥・硬化方法は、特に
限定されるものではないが、溶剤の蒸発時に発生しやす
いワキ等の塗膜欠陥が生じないように、注意することが
必要である。特に、誘導加熱を用いると、乾燥・硬化工
程でのワキの発生が少なくなり、より美麗な塗膜が得ら
れやすい。
【0022】塗装板には、必要に応じて塗装前処理層を
形成することが可能である。非処理板状体が鋼板やめっ
き鋼板の場合には、例えばクロメート処理、燐酸亜鉛処
理、複合酸化皮膜処理、非クロメート処理など、従来か
ら知られているものが適用できる。樹脂の場合には、例
えば、プラズマ処理、研削処理、火炎処理など、やはり
従来から知られているものが適用できる。
【0023】
【実施例】以下に本発明の実施例を実施装置と共に説明
する。
【0024】図1は、本発明を適用した鋼帯の連続塗装
ラインの概要を示す。鋼帯1は、ペイオフリール2か
ら、脱脂、洗浄処理、塗装前処理工程3を経て、コータ
ー室4内に導入され、ここで本発明で使用するスライド
コーター5により、表面に複数の塗料液膜の塗布を施さ
れた後、焼付け炉6に導入され、ここで乾燥・硬化さ
れ、冷却装置7で冷却後、テンションリール8に巻き取
られコイル状の塗装鋼帯1aとして製品となる。
【0025】本発明は、塗装装置としてスライドコータ
ー5を用いるところに特徴がある。このスライドコータ
ーは、例えば特公昭49−24133号公報に開示され
ている、写真フィルム等の感光材料の塗布用として提案
された多層スライドホッパー型のカーテンフロー方式の
塗装装置を基本形とするものである。以下これをスライ
ドコーターと称する。
【0026】この実施例におけるスライドコーターに
は、図2、図3に示すように、スライド傾斜面10があ
り、このスライド傾斜面には、4列のスリット状のノズ
ル9a、9b、9c、9dが配置されている。ノズル9
aはプライマー塗料液供給用、ノズル9bはベース塗料
液供給用、ノズル9cは微細粒子含有のクリアー塗料供
給用、ノズル9dはクリアー塗料供給用で、各ノズルに
はそれぞれの塗料液を供給する塗料液供給部11a、1
1b、11c、11dが接続されており、この各塗料液
供給部は、供給管13a、13b、13c、13dと、
ポンプPa、Pb、Pc、Pdを介して塗料液タンク1
2a、12b、12c、12dに接続されている。図
中、14はスライド傾斜面10上の液膜をガイドするカ
ーテンガイド、15は余剰の塗料液を収容する余剰液収
容パン、16はスライド傾斜面10の下端唇部18から
のカーテン状の液膜、17は搬送ローラーである。
【0027】この実施例は、鋼帯1に意匠性を重視した
塗膜を形成する場合のものであり、鋼帯1にプライマー
塗膜、ベース塗膜、意匠性付与のためにその上に形成す
る2層の塗膜を、同時に形成するように構成されたもの
である。4種類の塗料液が、それぞれの塗料液タンク1
2に貯留されており、スライド面10の上下方向にそれ
ぞれの塗料液を流出する4列のスリット状ノズル9が配
置されている。
【0028】このように構成されたスライドコーター5
は、鋼帯1の通板路上に配置されており、4種類の塗料
は、それぞれ塗料液タンクから、ポンプにより供給管、
塗料液供給部、スリット状ノズルを経て、スライド傾斜
面10に連続的に供給され、スライド傾斜面10上で、
最上層にプライマー塗料液膜16aを、その下にベース
塗料液膜16bを、その下に模様形成用の微細粒子Xを
散在した透明性の意匠性液膜cを、その下に透明性塗料
液膜16dを同時に形成・積層し、スライド傾斜面の下
端唇部を経て4層の液膜からなるカーテン状の液膜16
として、搬入される鋼帯1表面に連続的に流下させ塗布
・積層する。
【0029】この例では、図3に示されるように、鋼帯
1は、矢印方向に搬入されるため、各塗料液膜が鋼帯に
塗布された状態では、塗料液膜の積層順はスライド傾斜
面10上とは異なり、プライマー液膜16aが最下層に
なり、その上にベース塗料液膜16b、微細粒子含有液
膜16c、透明性液膜16dの順に塗料液膜が同時に形
成される。
【0030】ここでは、スライド傾斜面10上で各ノズ
ルからの塗料液が早期に合流し、4種類の塗料液膜を形
成・積層するできるように、塗料液の供給の順位は、最
上位にあるノズル9a、ノズル9b、ノズル9c、ノズ
ル9dの順にしている。ただし、この順位は不可欠でな
く、使用される塗料液に応じて選択することが可能であ
る。
【0031】ここでは、鋼帯1は水平に塗装装置部分に
搬入されているが、水平から角度をもって搬入すること
は差し支えない。鋼板の搬入方向は、図4に示すように
図2の逆とすることも可能である。
【0032】このように4層の塗料液膜を形成した鋼帯
1を、加熱炉6に導入し、加熱して、塗料液膜を乾燥・
硬化することによって、図5(a)に示すように、プラ
イマー塗膜16aa、ベース塗膜16ba、微細粒子含
有塗膜16ca、透明性塗膜16daを同時に形成し、
ベース塗膜と意匠塗膜(微細粒子含有塗膜)、透明塗膜
からなる立体的な模様の塗膜を同時に形成できる。
【0033】なお、この例においては、意匠性はベース
塗膜と意匠塗膜、透明性塗膜によって形成しているが、
これに限定されるものではなく、例えば、下層のプライ
マー塗膜を加えて形成しても良い。
【0034】なお、この例では、4列のスリット状ノズ
ルを用いているが、2列或いは4列以上のスリット状ノ
ズルを用いても良く、この場合、このスリット状ノズル
に仕切壁(可動式でも良い)を設けて、1列のスリット
状ノズルで複数種の塗料液を適宜組み合わせることによ
って、より多彩な意匠模様の塗膜を形成することができ
る。
【0035】なお、塗装板の表面に、必要に応じて、加
工時、または加工後剥離することを前提とした塗膜損傷
防止用の保護膜をつけても良い。
【0036】以上に述べたように、本発明においては、
スライドコーター5を用いるので、一組の塗装装置、乾
燥・硬化装置を用いて、板状体の表面に、複数種の塗膜
を同時に積層して、多彩な立体的な意匠模様を形成する
ことができるので、意匠性に優れた塗装板を極めて効率
的でかつ低コストで製造できる。
【0037】また、鋼帯と接触するロールを使用しない
ため、ローピング現象等の塗装欠陥を生じる心配もな
く、スリット状ノズルを幅可変構造にすることにより多
サイズ対応が容易で、スレジュールフリー化することが
でき、美麗な塗装板を高い生産性で製造できる。また、
0.05μm程度の薄膜の形成が可能であり、塗膜の多
層化が容易で、多彩な塗膜の組み合わせで、多彩な意匠
性を付与した塗装板を容易に製造できる。
【0038】塗膜の膜厚の調整は、ポンプによる塗料の
送り出し量、温度、表面張力、粘度の調整、鋼帯搬入速
度によって可能である。
【0039】ここでは、鋼帯を対象とする塗装について
詳述したが、適用対象範囲は、鋼帯に限られるものでは
なく、銅板、アルミ板、その他の金属板、或いは樹脂
板、厚紙等の非金属板にも適用可能である。
【0040】図1に示す電気亜鉛めっき鋼板への連続塗
装ラインにおいて、図2、図3に示すスライドコーター
を使用し、幅1000mmの鋼板にプライマー塗膜と黒
色のベース塗膜、意匠性付与塗膜、クリアー塗膜の4層
からなる塗膜を同時形成した。スライド面の幅は160
0mm、スライド面の先端部から鋼板面までの高さは2
50mmに設定した。プライマーとして、ポリエステル
系の高加工性プライマー塗料である「P185」(日本
ペイント製)を乾燥膜厚5μm、その上に黒色のポリエ
ステル系高加工用塗料「フレキコート200」(日本ペ
イント製)を乾燥膜厚10μm、この上に0.5〜3μ
mの大きさのパール顔料を乾燥塗膜中の重量で5%含有
したポリエステル系の高加工用塗料「フレキコート20
0」(日本ペイント製)による乾燥膜厚5μmの意匠性
付与塗膜、その上にポリエステル系クリアー塗料「FC
L330」(日本ペイント製)による乾燥膜厚10μm
の塗膜を同時形成した。この後、塗膜の形成された亜鉛
めっき鋼板を誘導加熱炉に導き、乾燥・硬化した。最高
到達板温230℃、到達までの加熱時間60秒の条件で
乾燥・硬化した。図5に示すように、黒色の地にパール
顔料Xを散在してなる立体模様の合成塗膜からなる意匠
性に優れた塗膜を有する塗装鋼板を得た。得られた塗装
鋼板の性能は、表1に示す通りであった。
【0041】比較例として、ロールコーター方式で、上
述した塗膜と同じ塗膜を、4コート4ベーク(4回塗装
し、4回乾燥・硬化)して同様の4層塗膜を形成した塗
装鋼板を得た。ラインを2回通板して製造した。表1
に、本発明例と比較して性能を示した。なお、いずれの
場合にも、塗装前処理として塗布型クロメート処理(日
本パーカライジング製ZM1300AN、片面付着量C
rとして50mg/m2、乾燥板温70℃)を施した。
【0042】外観は目視で判定した。光沢は60度光沢
を、鮮映性はPGD計によって測定した。塗膜密着性
は、カッターナイフで1mm角の碁盤目を100個入
れ、エリクセン試験機で7mm押し出した後にテープ剥
離して調べた。また、沸騰水に塗装鋼板を2時間浸漬し
た後に、同じ試験を行った。塗膜硬度は、鉛筆硬度試験
でキズのつかない、または塗膜が破壊されない限界の硬
さを求めた。加工性は、20℃でT折り曲げ試験を行
い、塗膜に亀裂の入らない限界のTの数を求めた。耐食
性は、塩水噴霧試験を120時間行った後に、平面部と
クロスカット部の塗膜膨れ、錆発生状況を調べた。コス
ト指数は、塗装工程、乾燥・硬化工程、とこれらの工程
間の搬送工程を対象とし、従来のロールコーターによる
製造時を100として比較した。また、生産性指数は、
塗装鋼板は生産するための所要時間を対象とし、従来例
を100として比較した。
【0043】本発明例の塗装鋼板は、比較例にある従来
の塗装鋼板と比べて、塗膜の密着性、加工性、表面硬
度、耐食性は遜色がなく、光沢は高く、鮮映性は著しく
優れ、また、外観は美麗であった。ロールコーターで製
造したものは、ラインを2回通板しているために、塗膜
にキズがつき、外観を損ねているケースが散見された
が、スライドコーターで製造したものは、このようなこ
とはなかった。また、沸騰水浸漬後に塗膜密着性を調べ
ると、2回ラインを通板したロールコーターで製造した
もので、ベース塗膜層と意匠性付与塗膜層の間で、一部
塗膜剥離が見られた。原因は、明確ではないが、1回コ
イルに巻き取られた塗装鋼板が2回目にラインを通板さ
れるときに、塗装前処理で素手にある塗膜層が何らかの
影響をうけたためと推定された。或いは、1回目の通板
の時に、ベース塗膜層の乾燥・硬化条件が適正でなかっ
たためと推定された。このように、従来の方法で硬度の
意匠性を付与するためにラインを多数回通板すると、多
くの問題点が生じるのに対し、スライドコーターによる
意匠性塗装板の製造は、工程が少なく、欠陥や問題を生
じることも少ない。
【0044】次いで、青色のベース塗膜、意匠性付与塗
膜、極薄い染料で着色した塗膜、クリアー塗膜の4層か
らなる塗膜を同時形成した。ベース塗料、意匠性付与塗
料、クリアー塗料ははじめの例と同じものを同じ乾燥膜
厚で使用し、クリアー塗料に黄色の分散染料を固形分重
量で0.2%添加したものを意匠性付与塗膜とクリアー
塗膜の間に乾燥膜厚0.5μmの厚みで形成した。な
お、ベース塗膜は、初めの例と色が異なるのみの塗料に
よって形成した。この後、塗膜の形成された亜鉛めっき
鋼板を誘導加熱炉に導き、乾燥・硬化した。最高到達板
温230℃、到達までの加熱時間60秒の条件で乾燥・
硬化した。図5に示すように、黒色の地にパール顔料X
を散在してなる立体模様の合成塗膜からなる意匠性に優
れた塗膜を有する塗装鋼板を得た。得られた塗装鋼板の
性能は、表2に示す通りであった。比較例として、ロー
ルコーター方式で、上述した塗膜と同じ塗膜を、4コー
ト4ベーク(4回塗装し、4回乾燥・硬化)して同様の
4層塗膜を形成した塗装鋼板を得た。表2に、本発明例
と比較して性能を示した。塗膜密着性、加工性、表面硬
度は両者同等であった。外観は、ロールコーターで製造
した比較例では、ローピング、特に染料で着色した層の
ローピングにより、美麗さに欠けているのに対し、本発
明例では、ベース塗膜の青と、染料で着色した塗膜層、
意匠性付与塗膜層のパール顔料のきらめき感が相まっ
て、独自の意匠感のある外観を示していた。光沢、鮮映
性も従来品に比べて高くなっていた。
【0045】従来、このような複数種の塗膜を合成して
立体模様の塗膜を鋼帯に同時的に形成する塗装技術はな
い。
【0046】また、本発明例では、4層の塗膜と一回の
塗装、一回の乾燥・硬化で同時形成しているので、塗装
工程、乾燥・硬化工程、冷却工程等と複数回通す必要が
なく、搬送工程を簡易化することができ、工程省略によ
る設備費、設備運転コストの低減、原料費、燃料費等の
原単位の低減等を図ると共に、生産性の大幅な向上がで
きた。
【0047】
【発明の効果】本発明においては、一組の塗装装置(ス
ライドコーター)、乾燥・硬化装置を用いて、板状体の
表面に複数の異なる塗膜を合成して立体的な模様の塗膜
を同時に形成することができるので、多彩な塗膜の組み
合わせ対応が容易であり、特に意匠性に優れた塗膜を有
する塗装板を極めて効率的でかつ低コストで製造するこ
とができる。また、板状体と接触するロールを使用しな
い塗装であって、ローピング現象等の塗装欠陥を生じる
心配もなく、スリット状ノズルを幅可変構造にすること
によって、多サイズ対応が容易で、スケジュールフリー
化することができ、美麗な塗装板を高い生産性で製造す
ることができる。さらに、0.05μm程度の薄膜の形
成が可能なので、塗膜の多層化が容易であり、多彩の塗
膜の組み合わせができ、意匠性の高い塗膜を有する塗装
板を容易に製造することができる。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した鋼帯の連続塗装ライン例の概
要説明図である。
【図2】本発明の一実施例を示す一部断面側面説明図で
ある。
【図3】図2におけるスライド・コーターの要部拡大説
明図で、(a)は一部断面側面説明図、(b)は図3に
おける平面説明図である。
【図4】本発明の他の実施例(搬入方向例)を示す一部
断面側面説明図である。
【図5】本発明で得られた立体模様の塗膜を有する塗装
鋼帯例を示す説明図で、(a)は横断面説明図、(b)
は平面説明図である。
【図6】従来のコーター例を示す一部断面側面説明図で
ある。
【図7】従来の他のコーター例を示す一部断面説明図で
ある。
【符号の説明】
1 鋼帯 2 ペイオフリール 3 前処理工程 4 コーター室 5 スライド・コーター 6 加熱炉 7 冷却装置 8 テンションリール 9a,9b,9ba,9bb,9c,9d スリット状
ノズル 10 スライド傾斜面 11a,11b,11c,11d 塗料液供給部 12a,12b,12c,12d 塗料液タンク 13a,13b,13c,13d 供給管 Pa,Pb,Pc,Pd 塗料液ポンプ 14 カーテンガイド 15 余剰液収容パン 16 カーテン状塗料液膜 16a プライマー塗料液膜 16b ベース塗料液膜 16d 意匠塗料液膜 X パールフレーク 16aa プライマー塗膜 16ba ベース塗膜 16ca 意匠塗膜 16da 透明性塗膜 17 搬送ローラ 18 唇部 19 塗料供給パン 20 塗料 21 ピックアップロール 22 ドクターロール 23 アプリケーターロール 24 バックアップロール 25 塗料膜 26 塗料ホッパー 27 流調弁 28 大径塗布ロール 29 小径塗布ロール 30 塗布膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース塗膜の上に金属フレーク、金属
    粉、バーる顔料、雲母粉、貴金属粉等の微細粒子を散在
    させた透明性の意匠性付与塗膜を1層以上積層し、この
    意匠性付与塗膜上に透明塗膜を積層して、立体感のある
    意匠塗膜を形成したことを特徴とする意匠性に優れた塗
    装板。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の塗装板において、立体模
    様の合成膜を形成する各塗膜の透明度が、表面側に向か
    って次第に大きくなるように塗膜を配列したことを特徴
    とする意匠性に優れた塗装板。
  3. 【請求項3】 積層された金属フレーク、金属粉、パー
    ル顔料、雲母粉、貴金属粉等の微細粒子を散在させた透
    明性の意匠性付与塗膜層、その上に積層される透明塗膜
    層のうちの少なくとも1層が、2μm以下であることを
    特徴とする請求項1または2記載の塗装板。
  4. 【請求項4】 板状体に複数の塗膜を形成する塗装板製
    造ラインの塗装前処理工程の後段に、スライドコーター
    による塗料液膜形成工程を配し、このスライドコーター
    のスライド傾斜面に、その上下方向にベース塗料液、意
    匠性塗料液、透明塗料液供給用の複数列の水平スリット
    状ノズルを設け、このスライド傾斜面に、各ノズルかそ
    れぞれの塗料液を流出させ、ここでそれぞれの塗料液膜
    を形成・積層して下端唇部を経てカーテン状塗料液膜と
    し、これを搬入の板状体上に連続的に供給し、この板状
    体上に、板状体に近い側からベース塗料液膜、意匠性塗
    料液膜、透明塗料液膜の順になるように、板状体に近い
    側からベース塗料液膜、意匠性塗料液膜、透明塗料液膜
    の順になるように同時に積層塗布して、加熱工程に導
    き、乾燥・硬化することにより、立体模様の合成塗膜を
    同時的に形成することを特徴とする意匠性に優れた塗装
    板の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の塗装板の製造方法におい
    て、積層する塗料の表面張力が、板状体に近い側から表
    面側に向かって次第に小さくなるように塗料を配列した
    ことを特徴とする意匠性に優れた塗装板の製造方法。
  6. 【請求項6】 積層する金属フレーク、金属粉、パール
    顔料、雲母粉、貴金属粉等の微細粒子を散在させた透明
    性の意匠性付与塗料液、その上に積層される透明塗料液
    のうちの少なくとも1層の塗料液を、乾燥膜厚2μm以
    下になるように流出させることを特徴とする請求項4ま
    たは5記載の塗装板の製造方法。
  7. 【請求項7】 誘導加熱による乾燥・硬化工程が加熱工
    程に含まれることを特徴とする請求項4、5、6のうち
    いずれか1つに記載された塗装板の製造方法。
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