JP2002066452A - 意匠性、耐雨垂れ汚染性に優れたプレコート金属板 - Google Patents

意匠性、耐雨垂れ汚染性に優れたプレコート金属板

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JP2002066452A
JP2002066452A JP2000258515A JP2000258515A JP2002066452A JP 2002066452 A JP2002066452 A JP 2002066452A JP 2000258515 A JP2000258515 A JP 2000258515A JP 2000258515 A JP2000258515 A JP 2000258515A JP 2002066452 A JP2002066452 A JP 2002066452A
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polyester resin
film
paint
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JP2000258515A
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Koji Ota
浩二 太田
Takeo Nagashima
武雄 長島
Tsuneaki Moriya
恒暁 森谷
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TAIYO SEIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高意匠で、且つ、耐雨垂れ汚染性、耐候性、加
工性、耐食性に優れたプレコート金属板を提供する。 【解決手段】(1)下塗塗膜がエポキシ変性したポリエ
ステル樹脂を主成分とする塗料によって形成され、その
上層の中塗塗膜がポリエステル樹脂を主成分とし、且
つ、着色顔料を含んだ塗料によって形成され、さらにそ
の上層の上塗塗膜がポリエステル樹脂を主成分とし、且
つ、着色顔料を含まない塗料によって形成されたプレコ
ート金属板。 (2)下塗塗膜がエポキシ変性したポリエステル樹脂を
主成分とする塗料によって形成され、その上層の中塗塗
膜がポリエステル樹脂を主成分とし、且つ、着色顔料を
含んだ塗料によって形成され、さらにその上層の模様塗
膜がポリエステル樹脂を主成分とし、且つ、着色顔料を
含んだ塗料によって形成され、さらにその上層の上塗塗
膜がポリエステル樹脂を主成分とし、且つ、着色顔料を
含まない塗料によって形成されたプレコート金属板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として建材用素材
として用いられる、特に意匠性、耐雨垂れ汚染性、耐候
性、加工性、耐食性に優れたプレコート金属板に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大都市周辺では煤煙や排気ガスな
どの汚染による建造物の汚れが目立つようになり、かえ
って住環境を損なうという問題がクローズアップされて
いる。
【0003】この問題に対して、上塗に硬い塗膜や撥水
性あるいは親水性の塗膜を用いるなどの方法で対処され
てきた。
【0004】また一方では、美観の点から意匠の高いも
のが要求されるようになってきた。金属板に塗料を塗装
する方法としては、スプレー、フローコーターあるいは
ロールコーターなどがあるが、単一色かせいぜい二色塗
装される程度で意匠的にはあまり好ましいとは言えな
い。
【0005】従って、意匠性を向上させるために、例え
ば、金属板に斑点模様の塗装を施し、自然石のような外
観を与えるなどの検討が行われており、意匠的に良好な
ものが得られている。
【0006】模様を付ける方法としては、スクリーン印
刷あるいはグラビア印刷などの方法が一般的であるが、
この方法ではコスト的にも高くなるばかりか、充分な自
然石の質感が発現できないという問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】建材用素材には自然な
質感を持ち、一方では、安価で汚れ難いものが望まれて
いるが 従来の技術ではこれを簡単にクリアーできてい
ないのが実状である。
【0008】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは建材用素材とし
て要求される性能に加え、意匠性が優れ、且つ、汚れ難
いプレコート金属板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、 (1)下塗塗膜がエポキシ変性したポリエステル樹脂を
主成分とする塗料によって形成され、その上層の中塗塗
膜がポリエステル樹脂を主成分とし、且つ、着色顔料を
含んだ塗料によって形成され、さらにその上層の上塗塗
膜がポリエステル樹脂を主成分とし、且つ、着色顔料を
含まない塗料によって形成されたプレコート金属板。 (2)中塗塗膜の塗膜伸び率を50〜120%とし、か
つ、上塗塗膜の塗膜伸び率を10%以下としたことを特
徴とする前記(1)に記載のプレコート金属板。 (3)下塗塗膜がエポキシ変性したポリエステル樹脂を
主成分とする塗料によって形成され、その上層の中塗塗
膜がポリエステル樹脂を主成分とし、且つ、着色顔料を
含んだ塗料によって形成され、さらにその上層の模様塗
膜がポリエステル樹脂を主成分とし、且つ、着色顔料を
含んだ塗料によって形成され、さらにその上層の上塗塗
膜がポリエステル樹脂を主成分とし、且つ、着色顔料を
含まない塗料によって形成されたプレコート金属板。 (4)中塗塗膜および模様塗膜の塗膜伸び率を50〜1
20%とし、かつ、上塗塗膜の塗膜伸び率を10%以下
としたことを特徴とする前記(3)に記載のプレコート
金属板。 (5)中塗塗膜と模様塗膜に1〜5dyne/cmの表
面張力差をもたせたことを特徴とする前記(3)又は
(4)に記載のプレコート金属板。 (6)上塗塗膜が、疎水性セグメントと親水性セグメン
トが同一鎖内に存在する共重合体を基体樹脂の全量に対
して0.01〜30wt%、加水分解性シリル基を基体
樹脂の全量に対して0.01〜50wt%含むポリエス
テル樹脂を主成分とし、且つ、着色顔料を含まない塗料
によって形成されたことを特徴とする前記(1)乃至
(5)のいずれかに記載のプレコート金属板。である。
【0010】プレコート金属板は、金属板上にあらかじ
め塗料を塗装したもので、通常冷延鋼板、亜鉛めっき鋼
板、アルミニウムめっき鋼板、ステンレス鋼板、アルミ
ニウム板などにロールコーターを用いて塗装し連続的に
大量生産される。
【0011】従って、品質が優れ、均一であり、大量用
途に適し、しかも施工後の塗装が不要であるため建材
用、家電用、事務機器用などの素材としてその需要が拡
大している。これらプレコート金属板に要求される性能
としては、意匠をはじめとして加工性、密着性、耐候
性、耐食性、耐傷性などが主たるものであるが、これら
品質性能のすべてを1種類の塗料で満足させることは技
術的に非常に困難である。
【0012】このため、従来は塗料を2種類に分け下塗
に密着性と耐食性を、また、上塗に耐候性、加工性、耐
傷性などの性能を分担させることでプレコート金属板の
品質性能を一層向上させるため、下塗塗料を塗装、焼付
けした後、上塗塗料を塗装、焼付けする、いわゆる2コ
ート2ベーク方式が行われてきた。
【0013】しかし、2コート製品の上塗には、まだ多
くの相反する性能が同時に要求されている。例えば、耐
傷性を向上させる目的で塗膜を硬くすると加工性が低下
する。プレコート金属板の上塗塗料としてもっとも一般
的であるポリエステル樹脂塗料でも、耐候性、耐傷性を
向上させる方向で骨格樹脂を選定すると、加工性が低下
して通常の折曲げ加工にも耐えられなくなり、逆に加工
性を向上させるように骨格樹脂を選定すると耐候性、耐
傷性などの性能が低下する。
【0014】このため、これまでの2コート製品の上塗
塗料は性能がバランスするように各種の樹脂を混合する
などの方法で改善がなされてきた。
【0015】本発明者は、プレコート金属板のより一層
の品質向上を目指して鋭意検討した結果、次のようなこ
とを見出した。
【0016】耐雨垂れ汚染性を向上させるには上塗に撥
水性や親水性を有する塗膜を使用するか、あるいは比較
的硬い樹脂を使用することが必要であるが、硬い樹脂を
使用すると加工性の低下に繋がることになる。
【0017】一方、加工性を考えた場合には上塗に軟ら
かい樹脂を使用することになるため耐雨垂れ汚染性の向
上は望めない。
【0018】従って、上塗には硬い樹脂を使用し、中塗
には逆に軟らかい樹脂を使用することで耐雨垂れ汚染
性、加工性を同時に向上させることを実現した。さら
に、意匠性の付与に関しては、中塗上と上塗上の二つが
考えられた。
【0019】しかし、上塗上に模様塗膜を形成すること
は密着性、耐候性が危惧されるばかりか、平滑な塗膜を
確保できないため安定した耐雨垂れ汚染性が得られない
ことから、中塗上に形成することとした。最終的に本発
明者は、下塗として密着性の良いエポキシ変性したポリ
エステル樹脂を主成分とする塗料を塗装、焼付けし、次
いで中塗として加工性の良いポリエステル樹脂を主成分
とする塗料を塗装し、次いで場合によっては模様を付け
るため加工性が良く中塗と表面張力が異なるポリエステ
ル樹脂を主成分とする塗料を塗装、焼付けし、次いで上
塗として比較的硬く、耐雨垂れ汚染性、耐候性の良いポ
リエステル樹脂を主成分とする塗料を塗装、焼付けする
3コート3ベークあるいは4コート3ベーク方式による
プレコートを行うことにより高意匠で、且つ、安価で、
耐雨垂れ汚染性、耐候性、加工性、耐食性の良いプレコ
ート金属板が得られることを見出した。
【0020】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態について図
面に基いて説明するが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。
【0021】本発明の実施形態の一例としては、図1又
は図2に示す通りである。先ず金属板1の上に下塗塗料
を塗装、焼付けする。
【0022】金属板1としては、冷延鋼板、亜鉛めっき
鋼板、亜鉛合金めっき鋼板、鉛めっき鋼板、鉛合金めっ
き鋼板、アルミニウムめっき鋼板、アルミニウム合金め
っき鋼板、ステンレス鋼板またはアルミニウム板などが
用いられる。
【0023】さらに、これらの表面に、0.1〜5μ程
度の化成処理層2を有する金属板を用いても良い。化成
処理は、金属板の耐食性および塗料との密着性を向上さ
せるため、金属板の表面処理として行われるもので、例
えば、リン酸亜鉛処理、リン酸鉄処理、あるいは塗布型
クロメート処理、電解クロメート処理によって行われ
る。
【0024】下塗塗料には、エポキシ変性したポリエス
テル樹脂を主成分とする樹脂溶液に着色顔料、防錆顔
料、体質顔料などを配合して調整された塗料を使用する
ことができる。
【0025】一般的にはエポキシ樹脂やポリエステル樹
脂塗料がよく用いられているが、エポキシ樹脂の場合に
は密着性、耐食性に優れるが加工性にやや難がある。一
方、ポリエステル樹脂の場合にも加工性、耐食性に優れ
るが密着性にやや難がある。
【0026】本発明者は、以上の点に留意して検討を行
った結果、ポリエステル樹脂にエポキシ樹脂を添加変性
することで加工性、密着性、耐食性の良好な下塗塗料を
得た。この際のエポキシ樹脂添加量としては、全樹脂量
に対して10〜40wt%、好ましくは15〜30wt
%である。
【0027】また、下塗塗膜3の膜厚については、従来
の2コート製品と同様に2〜12μあれば充分である。
【0028】下塗塗膜3が形成された後、この上に中塗
塗料、または、中塗塗料及び模様塗料をウェットオンで
塗装、焼付けして、中塗塗膜4、または、中塗塗膜4及
び模様塗膜5を形成させる。模様塗料の塗装はドライオ
ンでも可能であるが、中塗塗膜4と模様塗膜5の密着性
を考えるとウェットオンの方が好ましい。さらに、ドラ
イオンは工程増に伴うコストアップの点からも不利であ
る。
【0029】中塗塗料としては、ポリエステル樹脂を主
成分とする樹脂溶液に着色顔料、体質顔料などを配合し
て調整された塗料を用いることができる。アクリル樹脂
・シリコンポリエステル樹脂は軟質化が技術的に難しい
こと、アクリル変性フッ化ビニリデン樹脂はフッ素コン
テントを下げないと軟質化は達成できず、この場合には
耐候性が低下するため屋外での使用が難しいことなどか
ら、軟質化が比較的容易でしかもコスト的にも安いポリ
エステル樹脂が好ましいのである。
【0030】模様塗料としては、アクリル樹脂、ポリエ
ステル樹脂、シリコンポリエステル樹脂、アクリル変性
フッ化ビニリデン樹脂などの樹脂を主成分とする樹脂溶
液に着色顔料、体質顔料などを配合して調整された塗料
が用いられるが、密着性の面から中塗と同じ樹脂の方が
好ましい。但し、この中塗塗料と模様塗料をウェットオ
ンで塗装すると模様が発現しない。
【0031】これは塗料の性状が同一なため一体化して
しまうからである。従って、模様の発現のためには性状
を変える必要があり、中塗塗料と模様塗料に表面張力の
差をもたせることを見出した。
【0032】一般的にポリエステル樹脂塗料の表面張力
は30〜40dyne/cmであるが、模様を発現させ
るには1〜5dyne/cm、好ましくは2〜3dyn
e/cmの差をもたせることが必要である。
【0033】模様塗料の表面張力が中塗塗料より低い場
合にはシャープで小さな柄が得られ、逆に高い場合には
シャープさのない大きい柄が得られる。
【0034】さらに、中塗塗膜4と模様塗膜5は、上塗
塗膜6より塗膜伸び率の高いものを用いることが好まし
い。
【0035】軟質の上塗では、加工性は良好であるが、
硬度が低く、耐傷性、耐雨垂れ汚染性、耐候性などが劣
ることから、比較的硬質の上塗を使用し、逆に、中塗及
び/又は模様塗膜は軟質の伸び率の塗膜で加工性を付与
する組み合わせが最も好ましいためである。
【0036】本発明で用いる上塗の塗膜伸び率は常温下
で10%以下であるため、中塗及び/又は模様塗膜の塗
膜伸び率としては、常温下で50〜120%、好ましく
は70〜100%である。
【0037】ここで、100%の塗膜伸び率とはJIS
G3312(塗装溶融亜鉛めっき鋼板および鋼帯)の
曲げ試験方法により0T折曲げしても亀裂のない状態で
ある塗膜の伸び率をいう。
【0038】また、膜厚については、中塗塗膜4は10
〜25μ、好ましくは12〜22μ、模様塗膜5は、2
〜10μ、好ましくは4〜8μである。
【0039】中塗塗膜4、又は中塗塗膜4及び模様塗膜
5が形成された後、この上に上塗塗料を塗装、焼付けす
る。
【0040】硬質の上塗塗料としては、アクリル樹脂、
ポリエステル樹脂、シリコンポリエステル樹脂などの樹
脂を主成分とし着色顔料を含まない塗料が用いられる。
【0041】塗装鋼板の汚染(雨垂れ汚染)は、塗膜の
表面に付着する汚れ物質すなわちタール、カーボンなど
を主体とする自動車排気ガス、工場煤煙、タイヤ摩耗粉
や砂塵などが塗膜と反応あるいは浸透するのが原因とさ
れている。
【0042】従って、その防止のためには汚れ物質を
付着させない。付着した汚れ物質を塗膜と反応させな
いあるいは浸透させない。塗膜と反応あるいは浸透す
る前に汚れ物質を除去する。などの方法が考えられる。
【0043】ここで、汚れ物質を付着させないために
は撥油・撥水表面が必要となる。付着した汚れ物質を
塗膜と反応させないあるいは浸透させないためには塗膜
の高架橋化やTg点を高くするなどが必要となる。反
応あるいは浸透する前に汚れ物質を除去するには降雨時
のクリーニング効果、すなわち、ローリングアップ効果
(降雨時に塗膜表面が親水性になることによって油脂な
どの親油成分を塗膜表面から剥がし、流し去る効果)が
必要となる。
【0044】本発明者は、およびの要求を満たす塗
膜を得るためには特殊な塗料添加剤の使用、さらにの
要求を満たすためには高架橋化する材料を塗膜の主材と
することを考えた。
【0045】まず、の要求に応える塗膜について検討
したところ、ただ単に塗膜を高架橋化することは必然的
に塗膜の物性に影響を与え、塗膜が硬くなる一方で加工
性の低下をもたらすことが確認された。
【0046】逆に、Tg点が低く、塗膜が軟らかいもの
では加工性は良好であるが、耐雨垂れ汚染という点では
多く望めない。
【0047】次いで、およびの要求に応える塗膜に
ついて検討し、次のような構成からなる塗料を得た。
【0048】すなわち、(a)疎水性セグメントと親水性
セグメントが同一鎖内に存在する共重合体。および(b)
加水分解性シリル基を有する化合物。を含む塗料であ
る。
【0049】ここで(a)および(b)を併せ持つことが好
ましいが、(a)あるいは(b)のみを含む塗料であっても
耐雨垂れ汚染性は僅かに低下するものの、従来のプレコ
ート鋼板よりは良好なため何ら差し支えない。
【0050】本発明者は、以上の結果をもとにある程度
高架橋化したポリエステル樹脂を主成分とし(a)および
(b)構造の化合物を添加したものを耐雨垂れ汚染性を有
する塗料とした。
【0051】また、この塗料には有機微粉末、耐熱安定
剤、消泡剤、粘度調整剤、光沢調整剤などを含むことは
何ら支障がない。
【0052】このような機能はプレコート金属板の最表
面で達成されれば良いため、上塗塗料として用いてい
る。
【0053】基材上に本塗料が上塗塗料としてコーティ
ングされた場合、疎水性セグメントが低表面エネルギー
表面を形成させようとする駆動力により主材であるポリ
エステル樹脂よりも空気界面側(最表面)に偏在する
が、同時に同一鎖内の親水性セグメントおよび加水分解
性シリル基を有する化合物も最表面に偏在するようにな
る。
【0054】この親水性セグメントおよび加水分解性シ
リル基を有する化合物は親水性表面を形成し、耐雨垂れ
汚染性を格段に向上させている。
【0055】実際このような上塗塗膜の水接触角は通常
塗膜に比べて低下しており、すなわち親水性となってい
る。
【0056】通常のポリエステル樹脂の場合、水接触角
は80〜90度であるが、耐雨垂れ汚染性を向上させる
には60度以下好ましくは50度以下に調整することが
必須である。
【0057】このような上塗塗料としてはDIC−SR
F70−SG(大日本インキ化学工業株式会社製)、D
IC−B2167(大日本インキ化学工業株式会社製)
などがあるが、本発明の上塗塗料を限定するものではな
く、前記したポリエステル樹脂が層間の密着性 の点で
は好ましいが、他にはアクリル樹脂やシリコンポリエス
テル樹脂、あるいは比較的汚染性に優れるアクリル変性
フッ化ビニリデン樹脂などを主体とし(a)疎水性セグメ
ントと親水性セグメントが同一鎖内に存在する共重合体
および/あるいは(b)加水分解性シリル基を有する化合
物を添加した塗料であっても良い。
【0058】添加量については、基体樹脂の全量に対し
て、(a)は0.01〜30wt%、好ましくは0.1
〜15wt%、(b)は 0.01〜50wt%、好ま
しくは0.1〜30wt%である。また、膜厚について
は、2〜10μ、好ましくは3〜8μである。
【0059】次に、本発明のプレコート金属板の製法は
特に限定するものではないが、例えば、ロールコーター
を用いて、高速、且つ、均一に塗料を連続塗装し、これ
を連続焼付炉で短時間に焼付けする、いわゆる、コイル
コーティング方法などが用いられる。スパッタ塗装又は
スプレー塗装が好ましい。
【0060】模様塗膜5の形成においては、ロールコー
ターやスクリーン印刷、グラビア印刷などでは繰り返し
の塗装となるため自然な質感の発現に難がある。一方、
スパッタ塗装又はスプレー塗装によれば、自然な質感が
発現できることを見出した。以下、実施例により本発明
を詳しく説明する。
【0061】
【実施例】実施例1 下塗塗料中の樹脂比率が加工性や耐傷性、耐食性に及ぼ
す影響を確認するために、下記条件の試験片を用いて試
験した。その結果を第1表に示す。素地金属板 板厚
0.27mmのクロメート処理した亜鉛合金めっき鋼板塗
料、焼付条件および膜厚 下塗塗膜 樹脂系は下記 : 4μ、200℃×14秒 中塗塗膜 ポリエステル樹脂:18μ、225℃×21秒 上塗塗膜 ポリエステル樹脂: 5μ、225℃×21秒 なお、下塗には樹脂100重量部に対して防錆剤として
ストロンチュウムクロメートを6重量部添加した。
【0062】
【表1】
【0063】実施例2 本発明品の適正な塗膜構成と中塗塗膜の伸び率が加工性
と耐食性に及ぼす影響を確認するために、下記条件の試
験片を用いて試験した。その結果を第2表に示す。素地
金属板 板厚0.27mmのクロメート処理した亜鉛合
金めっき鋼板塗料、焼付条件および膜厚 下塗塗膜 エホ゜キシ変性ホ゜リエステル樹脂: 4μ、200℃×14秒 中塗塗膜 ポリエステル樹脂 :18μ、225℃×21秒 上塗塗膜 ポリエステル樹脂 : 5μ、225℃×21秒 なお、下塗には樹脂100重量部に対して防錆剤として
ストロンチュウムクロメートを6重量部添加した。
【0064】
【表2】
【0065】実施例3 中塗塗膜と模様塗膜の表面張力が柄の発現や大きさに及
ぼす影響を確認するために、下記条件の試験片を用いて
試験した。その結果を第3表に示す。素地金属板 板
厚0.27mmのクロメート処理した亜鉛合金めっき鋼板
塗料、焼付条件および膜厚 下塗塗膜 エホ゜キシ変性ホ゜リエステル樹脂: 4μ、200℃×14秒 中塗塗膜 ポリエステル樹脂 :18μ、225℃×21秒 模様塗膜 ポリエステル樹脂 : 5μ 上塗塗膜 ポリエステル樹脂 : 5μ、225℃×21秒 なお、下塗には樹脂100重量部に対して防錆剤として
ストロンチュウムクロメートを6重量部添加した。
【0066】
【表3】
【0067】実施例4 上塗塗膜の組成が塗膜の硬さや加工性、耐雨垂れ汚染性
に及ぼす影響を確認するために、下記条件の試験片を用
いて試験した。その結果を第4表に示す。素地金属板
板厚0.27mmのクロメート処理した亜鉛合金めっき
鋼板塗料、焼付条件および膜厚 下塗塗膜 エホ゜キシ変性ホ゜リエステル樹脂: 4μ、200℃×14秒 中塗塗膜 ポリエステル樹脂 :18μ、225℃×21秒 上塗塗膜 ポリエステル樹脂 : 5μ、225℃×21秒 なお、下塗には樹脂100重量部に対して防錆剤として
ストロンチュウムクロメートを6重量部添加した。
【0068】
【表4】
【0069】実施例5 4コート製品、3コート製品と2コート製品の性能差を
確認するために、下記条件の試験片を用いて試験し結果
を第5表に示した。素地金属板 板厚0.27mmのク
ロメート処理した亜鉛合金めっき鋼板塗料、焼付条件お
よび膜厚 下塗塗膜 エホ゜キシ変性ホ゜リエステル樹脂:膜厚は表中に記載、 200℃×14秒 中塗塗膜及び模様塗膜 ホ゜リエステル樹脂:膜厚は表中に記載、 225℃×21秒 上塗塗膜 ポリエステル樹脂 :膜厚は表中に記載、 225℃×21秒 なお、下塗には樹脂100重量部に対して防錆剤として
ストロンチュウムクロメートを6重量部添加した。
【0070】
【表5】
【0071】なお、性能試験は次のようにして行った。 (1)塗膜硬度 JIS G3312に準拠した方法で行い、塗膜に傷の
付かない最高鉛筆硬度で示した。
【0072】(2)耐傷性 10円硬貨で塗膜を引っ掻いてその剥離程度を目視で評
価した。判定は◎印が最も良く、○印は普通程度であ
る。
【0073】(3)加工性 JIS G3312に準拠した衝撃変形試験および2T
折曲げ試験を行い、加工部のクラックを評価した。判定
は5点法で5はクラックなし、1はクラック大である。
【0074】(4)耐候性 サンシャインウェザーメーター1000時間後の色調変
化と光沢変化を色差と光沢保持率で示した。
【0075】(5)耐食性 JIS Z2371に準拠した塩水噴霧試験を行い、1
000時間後の2T折曲げ部の白錆発生状況および平面
部のブリスター発生状況・傷部のブリスター発生巾を評
価した。白錆の判定は5点法で、5は白錆の発生なし、
1は白錆の発生が著しいものである。また、ブリスター
の判定は、平面部の場合は5点法で、5はブリスターの
発生なし、1はブリスターの発生が著しいものである。
傷部の場合はブリスター発生巾をmm数で表した。
【0076】(6)柄の発現および大きさ 柄の発現の有無および柄の大きさを目視で評価した。
【0077】(7)水接触角 水0.02mlを滴下した試験片の表面状態を接触角測
定装置で観察し、水の広がり(表面張力)を接触角とし
て読み取った。
【0078】(8)耐雨垂れ汚染性 タール、カーボンブラック、関東ローム微粉の混合粉末
を水1リッターに対して0.5g加え分散したものを、
傾斜配置した試験片上に200ml/Hrの割合で6時
間滴下し、水洗、乾燥を行った後に標準試料と目視で対
比評価した。判定は5点法で5は汚染度合が非常に軽微
で、1は汚染度合が最も著しいものである。
【0079】
【発明の効果】本発明のプレコート金属板は、下塗、中
塗、模様、上塗の4層あるいは下塗、中塗、上塗の3層
が一体となり、従来の2コート製品に比べ高意匠で、且
つ、耐雨垂れ汚染性、耐候性、加工性、耐食性に優れた
効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の塗膜構成を示す図。
【図2】本発明の実施例の塗膜構成を示す図。
【符号の説明】
1 金属板 2 化成処理層 3 下塗塗膜 4 中塗塗膜 5 模様塗膜 6 上塗塗膜 7 裏面塗膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 15/08 104 B32B 15/08 104Z (72)発明者 森谷 恒暁 千葉県船橋市西浦1−1−1 大洋製鋼株 式会社船橋製造所内 Fターム(参考) 4D075 AE03 CA02 CA03 CA13 CA32 CA33 CA34 CA36 CA37 DA06 DB02 DB04 DB05 DB07 DC01 DC10 EB16 EB22 EB33 EB35 EB42 EB56 EC11 4F100 AA22 AB01A AB03 AB18 AB31 AK41B AK41C AK41D AK41E AK53B AL01D AL05C AL06B AL08D BA04 BA05 BA07 BA10A BA10D CA13C CA13E CC00B CC00C CC00D CC00E EH71 EJ69 GB07 HB00E JA20C JA20E JB02 JB05D JB06D JH02C JK08C JK08D JK08E JL06 JL09 JM02B JM02D JM02E

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下塗塗膜がエポキシ変性したポリエステ
    ル樹脂を主成分とする塗料によって形成され、その上層
    の中塗塗膜がポリエステル樹脂を主成分とし、且つ、着
    色顔料を含んだ塗料によって形成され、さらにその上層
    の上塗塗膜がポリエステル樹脂を主成分とし、且つ、着
    色顔料を含まない塗料によって形成されたプレコート金
    属板。
  2. 【請求項2】 中塗塗膜の塗膜伸び率を50〜120%
    とし、かつ、上塗塗膜の塗膜伸び率を10%以下とした
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレコート金属板。
  3. 【請求項3】 下塗塗膜がエポキシ変性したポリエステ
    ル樹脂を主成分とする塗料によって形成され、その上層
    の中塗塗膜がポリエステル樹脂を主成分とし、且つ、着
    色顔料を含んだ塗料によって形成され、さらにその上層
    の模様塗膜がポリエステル樹脂を主成分とし、且つ、着
    色顔料を含んだ塗料によって形成され、さらにその上層
    の上塗塗膜がポリエステル樹脂を主成分とし、且つ、着
    色顔料を含まない塗料によって形成されたプレコート金
    属板。
  4. 【請求項4】 中塗塗膜および模様塗膜の塗膜伸び率を
    50〜120%とし、かつ、上塗塗膜の塗膜伸び率を1
    0%以下としたことを特徴とする請求項3に記載のプレ
    コート金属板。
  5. 【請求項5】 中塗塗膜と模様塗膜に1〜5dyne/
    cmの表面張力差をもたせたことを特徴とする請求項3
    又は4に記載のプレコート金属板。
  6. 【請求項6】 上塗塗膜が、疎水性セグメントと親水性
    セグメントが同一鎖内に存在する共重合体を基体樹脂の
    全量に対して0.01〜30wt%、加水分解性シリル
    基を基体樹脂の全量に対して0.01〜50wt%含む
    ポリエステル樹脂を主成分とし、且つ、着色顔料を含ま
    ない塗料によって形成されたことを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれかに記載のプレコート金属板。
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