JPH08247711A - フィラメントの場所をモニタおよび制御する方法および1つの表面までの距離を測定する装置 - Google Patents

フィラメントの場所をモニタおよび制御する方法および1つの表面までの距離を測定する装置

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JPH08247711A
JPH08247711A JP7350018A JP35001895A JPH08247711A JP H08247711 A JPH08247711 A JP H08247711A JP 7350018 A JP7350018 A JP 7350018A JP 35001895 A JP35001895 A JP 35001895A JP H08247711 A JPH08247711 A JP H08247711A
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  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 線引き時にファイバ(13)の位置をモニタ
するシステムを提供すること。 【解決手段】 このシステムは、ファイバ(13)に照
射される放射線のビ−ム(25)と、ファイバ(13)
から散乱された光を変調する空間的周波数ωMを有する
ロンキ・ル−リング(50)と、正の焦点距離を有する
レンズ系(27)と、そのレンズ系の後部焦点面内に配
置された検知器(31)を具備している。このしすてむ
の構成要素をこのように配列することによって、ファイ
バ(13)とロンキ・ル−リング(50)の間の距離は
検知器における変調された光の空間的周波数ωDの線形
関数である。ωDを決定するためには、種々の手法を使
用することができるが、好ましい手法が図9に示されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光導波路ファイバまたは
他の透明なフィラメントの位置をモニタする方法および
装置に関する。より一般的には、本発明は物体までのま
たは物体の表面の一部分までの距離を測定する方法およ
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第5185636号、第528
3628号、第5309221号、第3982816
号、第4067651号、第4280827号、Applie
d Optics., Vo. 19, p.2031-2033 (1980)、およびヨ−
ロパ特許公報第608528号は、プリフォ−ムからフ
ァイバを線引きしていいるときに、光導波路ファイバ、
および非円形ファイバの欠陥モニタを含めて、種々の特
性をモニタするための技術について記述している。
【0003】この公知技術の幾つかが図1〜3に概略的
に示されている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は上述したタ
イプのファイバ・モニタ・システムに他の機能、すなわ
ちファイバが線引きされている時にそのファイバの位置
をモニタしかつコントロ−ルする能力を与える。このよ
うな位置情報は、ファイバを中心位置決めした状態に保
持するためにおよびファイバの長さに沿った定在波の時
間的周波数の測定によってファイバ中のテンションを測
定するために必要とされる。
【0005】現在のファイバ位置モニタはファイバを検
知器に結像させることおよび/またはファイバのエッジ
を検知することを含む。線引き牽引装置ではファイバ・
モニタリングに利用できるスペ−スが限られているか
ら、公知のタイプの直径・欠陥・被覆モニタに加えて別
個の位置モニタを用いることは望ましくない。
【0006】また、既存の位置モニタは非常に小さい振
動を検知することができず、したがってファイバ上の定
在波が非常に小さくなるとファイバのテンション情報が
失われてしまうおそれがある。さらに、ファイバを検知
器上に結像させる現在のモニタは、ファイバが検知器で
焦点がずれた状態となるファイバの前後移動に感応す
る。すなわち、ファイバがそれの焦点が合った位置から
前方または後方に移動すると、検知器における側方向の
移動をモニタする能力が低下する。この焦点の喪失によ
って精度が失われることが、ファイバ・テンションを決
定する場合の現在のモニタの有用性を制限している。
【0007】上述したことに鑑みて、本発明の1つの目
的は、光導波路ファイバのような物体までの距離をモニ
タ(測定)するための改良された方法および装置を提供
することである。さらに、本発明の特定の目的は、ハ−
ドウエアの付加を最少限に抑えて、上述したタイプの直
径・欠陥・被覆モニタと組合せることができる位置モニ
タを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】これらの目的および他の
目的を実現するために、本発明は、それの態様のあるも
のによれば、表面までの距離を決定する装置であって、
複数の空間的に分布された場所(L1、L2)において光
(68、69)を検知するための手段(29、31、1
31)と、表面(17、113)に光のビ−ム(25、
125)を送って、そのビ−ムの少なくとも一部分が表
面(17、113)から検知手段に散乱される、例えば
拡散状態で反射されるようにする照明手段(23、12
3)(散乱光)と、表面(17、113)と検知手段
(29、31、131)の間にあって散乱光を空間的に
変調し、その散乱光の空間的変調が空間周波数ωMを有
するようにする空間的変調手段(50、150)と、検
知手段(29、31、131)において空間的に変調さ
れた散乱光の空間的周波数ωDを決定する手段(20
1、202、203、204、205、206)を具備
しており、空間的変調手段(50、150)と表面(1
7、113)の間の距離がωDの関数であるようになさ
れた、表面までの距離を決定する装置を提供する。
【0009】検知手段において空間的に変調された散乱
光の空間的周波数ωDを決定する手段は種々の形態を採
ることができる。例えば、この手段はピ−ク(peak
s)、バレ−(valleys)、および/またはゼロ交差(ze
ro crossings)に基づいて縞計数(fringe counting)
を行うことができるものであり、その縞計数は検知手段
によって発生された空間的デ−タに対してあるいは数値
的に平滑化または濾波された空間的デ−タに対して直接
行なわれる。縞計測のためには、空間的周波数ω Dは係
数された縞の数を検知手段の特性寸法、例えば検知手段
の長さで割ったものである。本発明の好ましい実施例で
は、空間的周波数ωDは、検知手段によって発生された
空間的デ−タの変換、好ましくはフ−リエ変換を行うこ
とによって空間的周波数領域で決定される。もし所望さ
れれば、さざ波手法(wavelet approach)のような他の
空間的周波数領域手法を用いることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のある好ましい実施例で
は、この装置は、表面(17、113)と空間的変調手
段(50、150)との間にあり、正の光パワ−を有す
るレンズ系(26、27、127)を具備している。こ
のレンズ系の後部焦点面内に検知手段(29、31、1
31)を配置することによって、空間的変調手段(5
0、150)と表面(17、113)の間の距離がωD
の線形関数となる。
【0011】本発明の他の好ましい実施例では、測定さ
れる距離が光導波路ファイバまでの距離であり、そして
その測定がプリフォ−ムからのファイバの線引きを制御
するための制御系統の一部分として用いられる。その制
御系統はまた、ファイバの直径および気密被覆の厚さを
コントロ−ルし、かつファイバの欠陥をモニタすること
が好ましい。
【0012】
【実施例】図4は本発明に従って構成されたファイバ位
置モニタ装置の構成要素を示している。ファイバ13は
図4においてAおよびBで示された2つの位置で示され
ている。ファイバからの光は空間的変調手段50と、レ
ンズ系27を通り、検知器31によって検知される。検
知器31は前述の米国特許第5309221号に記載さ
れているタイプのものでありうる。
【0013】空間的変調手段50は空間的周波数ωM
有しており、それを通る光をその空間的周波数で空間的
に変調する。この空間的変調手段は、伝送、位相、ある
いは他の光学的特性が周期的に変化するマスクまたは同
様の装置であるうる。
【0014】空間的変調手段50の好ましい形式はロン
キ・ル−リング(Ronchi ruling)である。したがっ
て、下記の説明はそのようなル−リングについてなされ
るが、もし所望されれば、他の空間的変調手段を用いて
もよいことが理解されるであろう。
【0015】技術的に公知なように、ロンキ・ル−リン
グは不透明なスリットと透明なスリットの交互の配列よ
りなり、それは例えばクロム・ストリップをガラス板上
に配置することによって形成され得る。その不透明なス
リットはすべて同一の幅を有し、かつ透明なスリットも
すべて同一の幅を有しているが、不透明なスリットと透
明なスリットの幅は同一である必要はない。したがっ
て、リンキ・ル−リングは、それの空間的周波数ω
M(例えば透明なスリット間の間隔上の空間的周波数で
与えられる)のほかに、それのデュ−ティサイクル、す
なわち不透明なスリットの幅と、不透明なスリットの幅
および透明なスリットの幅の和との比によって特徴づけ
られる。
【0016】本発明の実施に使用するためのロンキ・ル
−リングに対する好ましいデュ−ティサイクルは約0.15
である。すなわち、ロンキ・ル−リングの面積の約15%
が不透明である。このデュ−ティサイクルは、検知器3
1において比較的高いレベルの照明を与えるので、すな
わち検知器における光欠乏の問題を回避するので、好ま
しい。もちろん、もし所望されれば、本発明の実施には
他のデュ−ティサイクルを用いてもよい。
【0017】ロンキ・ル−リングは、各レンズ系26お
よび27のファイバ側にル−リングを取り付けるだけ
で、図2に示されたタイプの直径・欠陥・被覆モニタに
容易に付加され得る。ロンキ・ル−リングは手頃な値段
で市販されている。
【0018】レンズ系27は、下記のように距離モニタ
装置の出力を直線化する装置の任意の構成要素である。
前述の米国特許第5309221号に記載されているタ
イプのレンズ系が本発明の実施に使用され得る。
【0019】レンズ系27は正の光パワ−を有し、ロン
キ・ル−リングと検知器の間に配置されることが好まし
く、かつレンズ系の焦点距離fだけ検知器から離間され
ている。すなわち、検知器はレンズ系の焦点面内、特に
それの後部焦点面内にある。レンズ系の焦点面は対象空
間内の平行光線がその系の光軸から共通の半径距離にお
ける焦点面と交差するという重要な特性を有する。
【0020】この特性が図5に概略的に示されており、
51は系の光軸であり、そしてLはその光軸からの半径
方向の距離である。直線検知器31では、その検知器が
光学軸上に中心位置決めされているとすると、Lはその
検知器の中心からの距離にすぎない。この図に示されて
いるように、平行光線61および62はすべて、距離L
で検知器31に当るようにレンズ系27によって屈折さ
れる。
【0021】光線61ははレンズ系の前方焦点63から
出る。したがって、この光線は、レンズ系によって屈折
された後で、図5において64で示されているように光
軸と平行に進行する。この光線を使って、光軸と角度Θ
で交差するすべての光線に対応した検知器における距離
Lが容易に決定され得る。具体的には、図5に示されて
いるように、Lは L = f ・ tan Θ (1) で与えられる。ただし、上述のように、fはレンズ系の
焦点距離である。
【0022】式1および図5は、正のレンズ系の後方焦
点面内の所定の長さの検知器が、その検知器からのファ
イバの距離に関係なく、ファイバから来た光の同じ角度
的広がりを見ることを示すものと解釈され得る。この効
果は、長さがレンズ系の光軸のまわりにおける16oの角
度的広がりに相当する検知器について概略的に示されて
いる。この図に示されているように、検知器31は、フ
ァイバ13が位置Aにあるか位置Bにあるかに関係な
く、±8oの範囲内の光を見る。
【0023】本発明の距離測定装置の動作が図6に概略
的に示されており、50はこの図の紙面に直交関係に配
向された不透明スリット55および透明スリット56を
有するロンキ・ル−リングである。透明スリット56
は、1/ωMに等しい距離dだけ互いに離間されている。ロ
ンキ・ル−リングは検知器31から距離Sだけ離間され
ている。
【0024】ロンキ・ル−リングから距離Dに配置され
たファイバを考えよう。このファイバからの光線68お
よび69はそれぞれ tan θ1 = L1/(D + S) tan θ2 = L2/(D + S) によって定義される高さL1およびL2において検知器31
に当る。
【0025】θ1およびθ2の正接は下記の関係式をも満
足しなければならない。 tan θ1 = d/D tan θ2 = 2d/D (2)
【0026】ここで下記の関係式が成立する。 L1/(D + S) = d/D L2/(D + S) = 2d/D
【0027】これら関係式から、第n番目の透明スリッ
トを通る光線に対して下記の式が得られる。 Ln/(D + S) = nd/D
【0028】検知器31における第(n + 1)番目と第n番
目の被照明領域間の距離は Ln+1 - Ln = d(D + S)/D であり、これは、ωDおよびωMについて、 1/ωD = (D + S)/(ωM・D) となる。
【0029】Dについて解くと、 D = S・ωD/(ωM - ωD) (3) が得られる。これは、DがωDの関数であり、したがって
ロンキ・ル−リング50によって空間的に変調された後
で検知器31に到達するファイバからの光についてωD
を決定することによって、モニタ(測定)され得ること
を示している。
【0030】重要なことには、Dのこの測定値は、少な
くとも一次までは、ファイバの横方向位置には依存しな
い。他の方法と同様に、これは、ル−リング50が図6
において距離dだけ上方に移動されるように結像するこ
とによって見ることができる。平たく言えば、光線68
および69はそれぞれL1およびL2で依然として検知器3
1に当るので、上記の分析は変らない。もちろん、ファ
イバが軸から十分離れるように移動されれば、検知器3
1における被照明領域の数が減少するにつれて、装置の
性能が低下しはじめるであろう。事実、この装置は、フ
ァイバが装置の視界から完全に外にでると、機能を停止
することになる。
【0031】式(3)では、ωDに対するDの従属性は直
線的ではない。ロンキ・ル−リングと検知器との間にレ
ンズ系を設け、検知器をレンズ系の後部焦点面内に配置
することによって、下記のようにして直線性が与えられ
る。
【0032】前記関係式(2)から、第n番目の透明ス
リットに対するθnは tan θn = nd/D によって与えられる。
【0033】前記関係式(1)から、θnは下記の関係
式をも満足する。 tan θn = Ln/f
【0034】したがって、Lnは Ln = nfd/D と表わすことができ、Ln+1 - Lnは Ln+1 - Ln = fd/D で与えられ、そしてこれはωDおよびωMで、Dに対して
下記の関係式をあたえる。 D = f・ωDM
(4)
【0035】すなわち、レンズ系が検知器の前方の距離
fに配置され、かつロンキ・ル−リングがレンズ系の正
面に配置された場合には、ファイバのロンキ・ル−リン
グからの距離はωDの直線関数となる。ロンキ・ル−リ
ングはレンズ系の背後に配置されてもよく、それでもそ
の系は働くが、DとωDの関係はもはや一般的に直線性で
はないことに注目されたい。したがって、ロンキ・ル−
リングをレンズ系の前に配置することが好ましい。式
(1)は平行光線に対してのみ精密に該当し、また式
(4)もそのような光線に対してのみ精密に該当するも
のであることにも注目すべきである。
【0036】図7は、約125ミクロンの直径を有するフ
ァイバ、約4.0サイクル/mmのωM値を有するロンキ・ル
−リング、およびレンズ系27の焦点距離fにほぼ等し
いロンキ・ル−リングとファイバとの距離Dについて図
4に示されたタイプの装置の空間的スペクトルを示して
いる。この図に示されているように、このスペクトル
は、空間的周波数ωODが約3.1サイクル/度であるO.
D.成分および空間的周波数ωDが約4.3サイクル/度で
ある位置成分を含んでいる。
【0037】このスペクトルは図7において70および
71で示された他の2つの成分をも含んでいる。これら
の成分は位置成分とO.D.成分との間のヘテロダイニン
グ(heterodyning)の結果であり、位置成分とO.D.成
分との和および差に相当する空間的周波数で、すなわち
図7において約7.4サイクル/度(4.3 + 3.1)および約
1.2サイクル/度(4.3 - 3.1)で現れる。
【0038】これらのヘテロダイン成分が存在するため
に、ヘテロダイン成分をO.D.成分または欠陥成分とし
て誤って識別することにより直径の誤測定および誤った
穴検知の可能性を生ずる。本発明の好ましい実施例によ
れば、これらの問題は、ωODがファイバの予測位置およ
び直径に対して(i)ωDおよび(ii)ωD - ωODより実
質的に小さくなるようにωMを選択することによって回
避することができる。
【0039】例えば、レンズ系27の焦点距離にほぼ等
しい予測されたロンキ・ル−リングとファイバとの距離
に対しておよび約200ミクロンより小さい予測直径を有
するファイバに対しては、12.3サイクル/mmの空間的周
波数を有するロンキ・ル−リングが好ましい。図8に示
されているように、このようなル−リングに対するヘテ
ロダイン、特に、低い周波数のヘテロダインはO.D.成
分よりも十分に高い。
【0040】このような高いωM値を選択する場合に
は、ファイバのある位置で位置成分が消える(ドロップ
アウトする)ことがありうることに注目すべきである。
いかなる特定の動作原理にも拘束されることは望まない
が、このようなドロップアウトは、空間的周波の増加に
伴ってロンキ・ル−リングの透明および不透明スリット
の幅が減少する回折効果から生ずるものと考えられてい
る。また、低いデュ−ティサイクルを用いるとこの問題
を悪化させると考えられている。
【0041】上述した12.3サイクル/mmという好ましい
ωM値は、線引き時におけるファイバの位置のモニタリ
ングに干渉しないドロップアウト位置を有することが認
められた。もちろん、本発明の実施には12.3サイクル/m
m以外のωMの値を用いてもよい。任意の距離測定装置に
使用されるべきωMの特定の値が本明細書の開示から等
業者によって容易に決定され得る。
【0042】図7および8の空間的周波数スペクトルは
前述の米国特許第5309221号に開示された分離シ
−ケンス・フ−リエ変換(discrete sequence Fourier
transforms)を用いて計算することができ、高い精度が
要求される場合には、その手法が好ましい。精度は幾分
低いが計算時間が短い他の手法が図9に示されている。
この手法は、2048のピクセルを有する検知器に関して論
述されるであろうが、この手法はそれとは異なる数のピ
クセルを有する検知器にも当業者によって容易に適合さ
れ得ることが理解されるであろう。
【0043】この手法における最初のステップは、十分
な解像度を与えた状態で、計算時間を短縮するために生
デ−タの2048のピクセルから中央の1024のピクセルを選
択することである。つぎに、図9のブロック201に示
されているように、1024の中央ピクセルのデ−タ値のそ
れぞれに下記の形式の複合変調が掛け算される。 exp(-i・n・x・2・π/2048) ただし、iは-1の平方根、nはピクセルの数、そしてxは
位置ピ−クの偏位された空間的周波数がゼロに近いがゼ
ロより大きくなるように選択された所望の変調値であ
る。例えば、最小ωDが12.0サイクル/度より大きいこ
とが予測される場合には、16o検知器の場合のxの好まし
い値は192であり、それが12サイクル/度をゼロに偏位
させるであろう。一般に、4で割切れるxの値を用いるの
が好ましい。
【0044】ブロック202に示されているように、こ
の手法におけるつぎのステップは、変調されたデ−タ値
を26タップ・ロ−パスFIRフィルタで濾波することであ
る。このフィルタは、デシメ−ション・ステップ(deci
mation step)で発生される偽信号を除去するために適
用される。このフィルタは、変調ステップ201によっ
て偏位される直流成分の周波数でノッチを有する。この
フィルタの好ましい係数が下記の表1に示されている。
これらの係数では、このフィルタの平均減衰は-30dBで
ある。 表126タップFIRフィルタに対する係数 H(1) = H(26) = 0.01424 H(2) = H(25) = 0.008238 H(3) = H(24) = 0.01194 H(4) = H(23) = 0.01714 H(5) = H(22) = 0.02362 H(6) = H(21) = 0.03097 H(7) = H(20) = 0.03865 H(8) = H(19) = 0.04614 H(9) = H(18) = 0.05295 H(10) = H(17) = 0.05874 H(11) = H(16) = 0.06324 H(12) = H(15) = 0.06631 H(13) = H(14) = 0.06786
【0045】ブロック203に示されているように、次
のステップは、1024のピクセルを16対1でデシメ−ト(d
ecimate)することである。このステップは、十分な解
像度を保持しながら、複素高速フ−リエ変換の計算時間
を短縮するために行なわれる。このステップによって10
24のピクセルが64の擬似ピクセルとなされる。
【0046】これらの擬似ピクセルは、信号漏洩とリン
ギングを軽減し、かつ位置ピ−クの空間周波数を十分な
解像度をもって決定できるゆにするためにステップ20
4でウインド−化される。擬似ピクセルは、下記の形式
のブラックマン・ハリス・ウインド−でもってウインド
−化されるのが好ましい。 0.35875 - 0.48829・cos(2・π・n/63) +0.14128・cos
(4・π・n/63) - 0.01168・cos(6・π・n/63) ただし、nは0〜63の範囲の擬似ピクセル指数である。
【0047】ブロック205に示されているように、次
のステップは、擬似ピクセル値を空間的周波数値に変換
するために64ポイント複素FFTを行うことである。この
複素FFTは、IBM Research Paper RC 1743, February 9,
1967に掲載された"The FastFourier Transform and it
s Applications"という表題の論文に記載されたク−リ
−、ルイスおよびウエルチの技法を用いて行うことがで
きる。また、Rabinerand Gold, Theory and Applicatio
n of Digital Signal Processing, Prentice-Hall, New
York, 1975, page 367、およびcooley et aol., IEEE
Transactionsin Education, March 1969, pages 27-34
も参照されたい。もし所望されれば、他の技法を用いて
もよい。時間を節約するために、この複素FFTによって
発生された周波数係数は大きさを二乗した形のままにな
される。
【0048】複素FFTは64の擬似ピクセルから64の周波
数係数を発生するので用いられる。また、ヘテロダイン
・ピ−ク(heterodyne peaks)はゼロ周波数を反射させ
る代りに0から63までラップアラウンド(wrap around)
するであろう。このようなラップアラウンドの値は下記
のようにして得ることができる。
【0049】直径成分が存在するがために、位置成分
は、125ミクロン・ファイバでは位置成分の両側で約3.1
サイクル/度だけ離間される2つのヘテロダインを有す
る(上記を参照されたい)。ステップ202から204
までが実施された後で、位置成分が約13.7サイクル/度
から約1.7サイクル/度まで偏位された場合には、ヘテ
ロダインは約-1.4サイクル/度および約4.8サイクル/
度となる。
【0050】複素FFTの場合には、下方のヘテロダイン
は約6.6サイクル/度にラップアラウンドされる。FFTが
用いられた場合には、その下方ヘテロダインが約1.4サ
イクル/度に反射されて、約1.7サイクル/度で位置成
分と干渉するであろう。
【0051】ブロック206に示されているように、こ
の手法における最後のステップは、ωDの値を決定する
ことである。非気密的に被覆されたファイバの場合に
は、上述したドロップアウト領域の外側で、位置ピ−ク
が最も大きいピ−クとなる。したがって、位置ピ−クの
場所は最大の周波数空間ピ−クをまず見出すことによっ
て決定される。その後で、この最大ピ−クの大きさおよ
び最大ピ−クの両側におけるピ−クの大きさに対して放
物線適合(parabolic fit)が行なわれる。位置ピ−ク
の場所は、この放物線曲線がそれの最大値を有する空間
的周波数となる。
【0052】気密被覆ファイバおよび偏波照明では、ヘ
テロダインのうちの1つが、あるファイバ位置では、位
置ピ−クよりも大きくなりうる。したがって、位置ピ−
クは、ヘテロダインを排除するために最大ピ−クの探索
領域を限定することによって見出される。例えば、上述
した数値の場合には。最大ピ−クの探索は約2.3サイク
ル/度より下に限定されるであろう。
【0053】図10および11は、光導波路ファイバの
位置を決定する問題に図9の手法を適用した結果を示し
ている。これらの図に示されているデ−タは図4の装置
を用いて得られたものである。使用されたロンキ・ル−
リングは12.3サイクル/度のωM値および15%のデュ−
ティサイクルを有していた。長期にわたる使用でも、こ
の装置にはドリフトは観察されなかった。
【0054】図10の垂直軸は図9の手法を用いて決定
された検知器31におけるωD値を示しており、そして
水平軸は、ファイバのセグメントを数ミクロン以内に位
置決めできるようにするテスト用器具を用いて測定され
たファイバの実際の位置を示している。図11の垂直軸
は、実際の位置とωD位置との差(残差)を示してお
り、そして水平軸は実際の位置を示している。(この装
置は通常図10のもののような曲線を用いて較正される
であろう。)
【0055】ωD手法の直線性は図10および11から
明白である。ファイバが検知器に接近するにつれて、す
なわち図10の右側に向って移動するにつれて、ωD
値は直線的に減少する。図11に示されているように、
±150ミル(±3.8mm)における点別誤差は50ミクロンよ
り小さい。この装置の解像度の測定は局部傾斜を決定す
るために3デ−タ点を用いてなされ、そしてその局部傾
斜は解像度の推定として用いられた。この解像度は±15
0ミル(±3.8mm)の範囲にわたって幾分変化することが
認められたが、10ミクロンより悪くなると推定される点
は存在しなかった。これらの誤差および解像度値は、線
引き時におけるファイバの位置をモニタしかつコントロ
−ルするためおよびそのモニタされた位置からファイバ
中のテンションを決定しかつコントロ−ルするのに十分
以上である。もし所望されれば、上述のように、前記の
米国特許第5309221号の解析技術を用いて、より
高い精度を実現することができる。
【0056】ファイバの位置をモニタするための前記の
手法は、前記ヨ−ロッパ特許公報第608538号、米
国特許第5185636号および第5309221号の
ファイバ直径測定、欠陥検知、および気密被覆モニタ手
法と組合されることが好ましい。それらの手法はまた、
米国特許第5283628号に記載されている非円形フ
ァイバの直径を測定するための技法と組合されることが
好ましい。図2に示されているように、これらの技法で
は2つの検知器を用いて、各検知器に対して本発明の方
法と装置が用いられた場合に、ファイバの位置について
2つの測定値を与えるようにすることが好ましい。これ
ら2つの測定値を用いれば、レ−ザビ−ム25によって
画定された平面内におけるファイバの正確な位置が、こ
のような総合的なコントロ−ル装置においてレンズ系2
6、27の前に配置されたロンキ・ル−リングの既知の
位置を用いることによってかつ/または較正によって容
易に決定され得る。
【0057】本発明の方法および装置のより一般的な適
用が図12に示されている。この図は、ロンキ・ル−リ
ング150から散乱させる、例えば拡散的に反射させる
表面113までの距離Dを決定するための装置を示して
いる。この装置はレンズ系27と、このレンズ系の後部
焦点面内に配置された検知器131を具備している。上
述のように、このレンズ系は任意であり、もし所望され
れば省略してもよい。また、表面113上の点141
は、光線143〜146の図示を容易にするために、レ
ンズ系の前方焦点面内に位置づけられて示されている。
距離を決定されるべき表面上の点はもちろんこの位置に
ある必要はない。
【0058】光源123は、検知器131の開孔14
7、レンズ系127、そしてロンキ・ル−リング150
の透明スリット148を通る光ビ−ム125を生ずる。
もし所望されれば、この光源は検知器の上方または下方
に配置されてもよく、その場合には、検知器は開孔を具
備する必要はない。光源はコヒレントな単色光ビ−ムを
発生するひつようはないが、もし所望されれば、そのよ
うなビ−ムを用いることができ、例えば、光源としてレ
−ザを用いてもよい。と言うより、ロンキ・ル−リング
150のシャドウが検知器131において十分なコント
ラストを有するように表面113において小さい光のス
ポットを生ずるかぎり、任意のタイプの光源を用いるこ
とができる。
【0059】図12の装置は上述の原理に従って動作
し、したがって距離Dは式(4)によって与えられる。
この装置は、1つの表面までの距離を高精度をもって決
定するための既存の装置と比較して多くの利点を有して
いる。特に、この装置は、このような測定を行うために
過去に用いられたレ−ザ三角測定装置と比較して多くの
利点を有している。
【0060】これらの利点は、(1)表面が幾分反射性
であり限り、カラ−とテクスチャ−のような表面の特徴
に対して本質的に感応しないこと、(2)ロンキ・ル−
リングによって導入された変調が検知器において周囲光
によって完全に消されない限り、周囲光に対して本質的
に感応しないこと、(3)位置の決定がアナログ測定値
に依存していないので本質的に安定であること、および
(4)入射ビ−ムと被検知光との間の内抱角が小さいこ
とを含む。
【0061】レ−ザ−三角測定装置は(1)〜(3)の
特徴を与えるように設計され得るが、これらの特徴を本
質的には有しておらず、それらの特徴を与えるために
は、一般に装置のコストと複雑性が増すことになる。特
徴(4)はレ−ザ−三角測定装置には組込むことはでき
ない。なぜなら、その装置は表面に当るビ−ムと検知器
との間に、例えば少なくとも約15oの角度のような大き
な内抱角を必要とするからである。事実、レ−ザ−三角
測定装置の感度はその内抱角が大きくなるにつれて上昇
することになる。
【0062】このように大きな内抱角が必要とされるこ
とは、特に穴のようなくっきりとした凹状の面をトレ−
スする場合に、レ−ザ−三角測定装置の重大な欠点とな
る。然るに、本発明では、ビ−ムと検知器と間の内抱角
を±4o以下のように小さくできるので、このような欠点
はない。
【0063】上述した本発明の方法は、種々の計算およ
び識別ステップを実行するための適当なプログラミング
によって構成されたディジタルコンピュ−タシステムで
実施されるのが好ましい。そのプログラミングは公知の
種々のプログラミング言語で行うことができる。好まし
いプログラミング言語は、科学計算を行うのに特に適し
たC言語である。使用可能な他の言語としては、FORTRA
N、BASIC、PASCAL、C++等がある。
【0064】コンピュ−タシステムは、ディジタル・イ
クイップメント・コ−ポレイション、IBM、ヒュ−レ
ット・パッカ−ド等で現在製作されているコンピュ−タ
および周辺機器のような汎用の科学用コンピュ−タおよ
びその周辺機器で構成され得る。あるいは、本発明を実
施するには、多数のディジタル信号処理チップを用いた
システムのような指定されたシステムを用いることもで
きる。
【0065】このコンピュ−タシステムの処理部分はつ
ぎのような特徴、すなわち、毎秒5億回の浮動小数点演
算の処理速度、32ビット浮動小数点のワ−ド長、少な
くとも4メガバイトのメモリ、および少なくとも40メ
ガバイトのディスク記憶容量を有することが好ましい。
このシステムは、光検知器アレイからのデ−タを入力す
る手段と、処理制御で使用するための電気形式とシステ
ムオペレ−タ、メンテナンス要員等による観察のための
ビジュアル形式の両方の形式で位置決定の結果を出力す
るための手段を具備していなければならない。また、そ
の出力は、爾後の分析および/または表示のために、デ
ィスクドライブ、テ−プドライブ等に記憶され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】遠視野干渉じまを用いてファイバ直径を測定す
るワトキンス型装置の基本的な要素を示す概略図であ
る。
【図2】本発明を用いることができるファイバ・モニタ
および制御装置の構成要素を示す概略図である。
【図3】5ミクロンの中心上穴を有する125ミクロンのコ
ア無しファイバの計算された遠視野干渉じまの周波数ス
ペクトルを示している。
【図4】本発明を実施するための装置の概略図である。
【図5】レンズ系27の後方焦点面内に検知器31を位
置決めすることの効果を示す概略図である。
【図6】ロンキ・ル−リング50におけるωMと検知器
31におけるωDの間の関係を決定する場合に用いられ
る幾何学的形状寸法関係を示す概略図である。
【図7】図4の装置を用いて位置と直径をモニタされる
欠陥の無い光導波路ファイバの場合の空間的周波数スペ
クトルを示す図である。
【図8】図4の装置を用いて位置と直径をモニタされる
欠陥の無い光導波路ファイバの場合の空間的周波数スペ
クトルを示す図である。
【図9】本発明の実施に使用するための空間的周波数ス
ペクトルを発生する好ましい手法を示すブロック図であ
る。
【図10】本発明の好ましい実施例の直線性を示してい
る。
【図11】本発明の好ましい実施例の精度を示してい
る。
【図12】拡散的に反射する表面113までの距離Dを
決定するために本発明を用いた場合を示している。
【符号の説明】
13 ファイバ 17 表面 26 レンズ系 27 レンズ系 31 検知器 50 ロンキ・ル−リング 51 光軸 55 不透明スリット55 56 透明スリット 113 表面 131 検知器 123 光源 127 レンズ系 147 開孔1 148 透明スリット 150 ロンキ・ル−リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デイビッド アンドル− パステル アメリカ合衆国、ニュ−ヨ−ク州14845、 ホ−スヘッド、ハイバ−ド ロ−ド 623 (72)発明者 ブル−ス ワ−レン レディング アメリカ合衆国、ノ−スカロライナ28405、 ウイルミントン、ウエンド−バ レ−ン 423

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィラメントの場所をモニタする方法で
    あって、 (a)前記フィラメントの一部分が散乱光源となるよう
    に前記フィラメントに放射線のビ−ムを送り、 (b)前記散乱光源からの光を空間的に変調し、この場
    合の空間的変調が空間的周波数ωMを有し、 (c)前記空間的に変調された光を検知し、 (d)前記検知された空間的に変調された光に対して空
    間的周波数ωDを決定し、前記空間的周波数が前記フィ
    ラメントの場所を表わし、 (e)必要に応じて、前記ωDの値から前記フィラメン
    トの場所に対する制御信号を発生する工程よりなるフィ
    ラメントの場所をモニタする方法。
  2. 【請求項2】 前記工程(d)は、 前記検知された空間的に変調された光に対する空間的周
    波数スペクトルを発生し、 前記フィラメントの場所を表わす前記空間的周波数ωD
    を有する前記空間的周波数スペクトルの1つの成分を識
    別することによって行なわれる請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 前記工程(b)を行うためにロンキ・ル
    −リングが用いられる請求項1の方法。
  4. 【請求項4】 前記工程(b)と(c)の間で、前記空
    間的に変調された光がレンズ系によって変換されて、前
    記フィラメントの場所がωDの線形関数となる請求項1
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記フィラメントが透明であり、かつ前
    記放射線のビ−ムが前記工程(c)で検知される干渉じ
    まを生ずる請求項2の方法。
  6. 【請求項6】 前記空間的周波数スペクトルが前記フィ
    ラメントの直径をモニタするために用いられる外径成分
    を含んでいる請求項5の方法。
  7. 【請求項7】 前記外径成分が空間的周波数ωODを有
    し、かつωODが前記フィラメントの予測場所および直径
    に対して(i)ωDおよび(ii)ωD - ωODより実質的に
    小さくなるようにωMが選択される請求項6の方法。
  8. 【請求項8】 前記空間的周波数スペクトルが前記フィ
    ラメントの欠陥を検知するためおよび/または前記フィ
    ラメント上の気密被覆の厚さをモニタするために用いら
    れる請求項5の方法。
  9. 【請求項9】 前記工程(b)〜(d)が2つの空間的
    に分離された場所のそれぞれで行なわれる請求項1の方
    法。
  10. 【請求項10】 前記放射線ビ−ムが軸線を画定し、か
    つ前記2つの空間的に分離された場所がそれぞれ前記軸
    線から角度的に変位される請求項9の方法。
  11. 【請求項11】 フィラメントの場所を制御する方法で
    あって、 (a)前記フィラメントの一部分が散乱光源となるよう
    に前記フィラメントに放射線のビ−ムを送り、 (b)前記散乱光源からの光を空間的に変調し、この場
    合の空間的変調が空間的周波数ωMを有し、 (c)前記空間的に変調された光を検知し、 (d)前記検知された空間的に変調された光に対して空
    間的周波数ωDを決定し、前記空間的周波数が前記フィ
    ラメントの場所を表わし、 (e)前記ωDの値から前記フィラメントの場所に対す
    る制御信号を発生する工程よりなるフィラメントの場所
    を制御する方法。
  12. 【請求項12】 1つの表面までの距離を測定する装置
    であった、 複数の空間的に分布された場所において光を検知する検
    知手段と、 前記表面に光のビ−ムを送って、前記ビ−ムの少なくと
    も一部分が前記表面から前記検知手段に散乱される(散
    乱光)ようにする照明手段と、 前記表面と前記検知手段の間にあって、前記散乱光を空
    間的に変調し、前記散乱光の空間的変調が空間的周波数
    ωMを有するようにする空間的変調手段と、 前記検知手段において前記空間的に変調された散乱光の
    空間的周波数ωDを決定する手段よりなり、前記空間的
    変調手段と前記表面との間の距離がωDの関数であるよ
    うになされた1つの表面までの距離を測定する装置。
  13. 【請求項13】 前記空間的変調手段がロンキ・ル−リ
    ングである請求項12の装置。
  14. 【請求項14】 前記空間的変調手段と前記検知手段の
    間にレンズ系をさらに具備しており、前記レンズ系は正
    のパワ−を有し、滑]前記検知手段が前記レンズ系の後
    部焦点面内にあり、それによって前記空間的変調手段と
    前記表面との間の距離DがωDの線形関数である請求項
    12または13の装置。
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