JPH08244635A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JPH08244635A
JPH08244635A JP5261195A JP5261195A JPH08244635A JP H08244635 A JPH08244635 A JP H08244635A JP 5261195 A JP5261195 A JP 5261195A JP 5261195 A JP5261195 A JP 5261195A JP H08244635 A JPH08244635 A JP H08244635A
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steering
torque
signal
steering torque
electric motor
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Yasuo Shimizu
康夫 清水
Yoshito Nakamura
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリングホイールの慣性トルクやステア
リング軸の粘性トルクを補償してドライバの意図した操
舵トルクに対応した操舵補助力を発生させ、操舵フィー
リングのよい電動パワーステアリング装置を提供する。 【構成】 ステアリングホイール17に配置した操舵ト
ルクセンサ12で検出した操舵トルク信号TSと、電動
機10に配置した実補助トルクセンサ14が検出した
実補助トルク信号TAに基づいて駆動制御信号VOを発生
する制御手段15を備えた電動パワーステアリング装置
1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電動機の動力をステア
リング系に直接作用させ、ドライバの操舵力を軽減する
電動パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人が特開平6―171519号
公報に開示したように、従来の電動パワーステアリング
装置は、操舵トルクセンサをステアリング・ギヤボック
ス内に配置し、ドライバの操舵により発生するピニオン
操舵トルクを検出し、この操舵トルクに基づいて目標ア
シスト信号を発生してステアリング系に設けた電動機を
駆動するよう構成されている。
【0003】また、従来の電動パワーステアリング装置
は、目標アシスト信号に基づいて電動機から出力される
実アシスト量を目標アシスト信号にフィードバックし、
目標アシスト信号と実アシスト量の偏差に基づいて電動
機を駆動するので、実アシスト量が目標アシスト信号に
安定に収束されるよう構成されている。
【0004】図10に従来の電動パワーステアリング装
置の要部ブロック構成図を示す。図10において、従来
の電動パワーステアリング装置60は、目標アシスト信
号発生回路62および偏差演算回路63を備えた制御ユ
ニット61、駆動信号発生回路64、アシスト量検出器
65、電動機66から構成される。
【0005】制御ユニット61の目標アシスト信号発生
回路62は、ステアリング・ギヤボックス内に配置され
た操舵トルクセンサ67が検出したピニオントルク信号
Pを予め設定してある目標アシスト信号Taに変換
し、目標アシスト信号Taが偏差演算手段63に提供さ
れる。
【0006】一方、電動機66がステアリング系に作用
する操舵補助力はアシスト量検出器66で検出され、実
アシスト量信号Adとして偏差演算手段63に提供され
る。
【0007】目標アシスト信号Taと実アシスト量信号
Adの偏差ΔI(=Ta−Ad)が偏差演算手段63で
演算され、偏差信号ΔIに基づいて駆動信号発生手段6
4が電動機66を駆動し、ステアリング系に目標アシス
ト信号Taに等しい実アシスト量信号Adを作用させ、
ドライバの操舵力が軽減される。
【0008】このように、従来の電動パワーステアリン
グ装置60は、ステアリング・ギヤボックス内に配置し
た操舵トルクセンサ67で検出したピニオントルク信号
Pに基づいて電動機66のステアリング系に作用する
操舵補助力が設定される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の電動パワーステ
アリング装置60は、ステアリング・ギヤボックス内に
配置した操舵トルクセンサ67でピニオントルク信号T
Pを検出する構成のため、ピニオントルク信号TPにはス
テアリングホイールの慣性トルクや粘性トルク等の負荷
は含まれていない。
【0010】実際の操舵においては、ドライバがステア
リングホイールに操舵トルクTSを作用すると、この操
舵トルクTSがステアリングホイールの慣性トルクTJ
粘性トルクTDに打ち勝ってステアリングホイールが回
転運動を開始し、ピニオンにピニオントルクTPが発生
する。
【0011】ステアリングホイールの慣性係数をJS
ステアリング軸の粘性係数をDS、ステアリングホイー
ルの回転角速度をN、ステアリング軸のクーロン摩擦力
をTfとすると、ピニオントルクTPは数1で表される。
【0012】
【数1】 TP=TS−(JS*dN/dt+DS
*N)±Tf
【0013】数1において、右辺のクーロン摩擦力をT
fは無視できるが、慣性トルク(J*dN/dt)お
よび粘性トルク(D*N)は無視できなく、特にエア
バッグ等の装備によりステアリングホイールの慣性係数
Sが増加する傾向に有る現在、従来の電動パワーステ
アリング装置60の制御では、次の様な課題がある。
【0014】急激な操舵を行うと、操舵角加速度(dN
/dt)の増加に応じて慣性トルク(JS*dN/d
t)が大きくなり、ステアリングホイールの操舵トルク
Sも大きくなってドライバのハンドル操作が重くなる
課題がある。
【0015】また、路面からの反力により、ステアリン
グが中立位置に復帰しようとする際、ステアリングホイ
ールの慣性係数JSやステアリング軸の粘性係数DS等が
負荷となって回転方向とは逆向きの数2で表されるピニ
オン操舵力TPが発生し、このピニオン操舵トルクTP
入力となって電動機がステアリングホイールの回転方向
とは逆向きの操舵補助力を供給するため、ステアリング
が復帰しにくい課題がある。
【0016】
【数2】 TP=JS*dN/dt+DS*N
【0017】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的はステアリングホイールの慣
性トルクやステアリング軸の粘性トルクを補償してドラ
イバの意図した操舵トルクに対応した操舵補助力を発生
させ、操舵フィーリングの改善を図る電動パワーステア
リング装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る電動パワーステアリング装置の操舵トル
ク検出手段は、ステアリングホイールに作用する操舵ト
ルクを検出することを特徴とする。
【0019】また、この発明に係る電動パワーステアリ
ング装置の操舵トルク検出手段は、ステアリングホイー
ルに配置した操舵トルクセンサを備え、ステアリングホ
イールに作用する操舵トルクを検出することを特徴とす
る。
【0020】さらに、この発明に係る電動パワーステア
リング装置の操舵トルク検出手段は、ステアリング系の
途中に配置した操舵トルクセンサ、この操舵トルクセン
サが検出する操舵トルク信号に基づいてステアリングホ
イールに作用する操舵トルクを演算する操舵トルク演算
手段を備えたことを特徴とする。
【0021】また、この発明に係る電動パワーステアリ
ング装置の操舵トルク演算手段は、ステアリングホイー
ルの操舵角速度を検出する操舵角速度センサからの操舵
角速度信号に基づいて粘性トルクを演算する粘性トルク
演算手段、操舵角速度信号の微分値である操舵角加速度
信号に基づいて慣性トルクを演算する慣性トルク演算手
段を備えたことを特徴とする。
【0022】さらに、この発明に係る電動パワーステア
リング装置は、制御手段に、操舵トルク検出手段からの
操舵トルク信号に基づいて目標補助トルク信号を設定す
る目標補助トルク設定手段と、電動機が発生する実補助
トルクを検出する実補助トルク検出手段と、目標補助ト
ルク信号と実補助トルク検出手段からの実補助トルク信
号の偏差信号を演算する偏差信号決定手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0023】
【作用】この発明に係る電動パワーステアリング装置の
操舵トルク検出手段は、ステアリングホイールに作用す
る操舵トルクを検出するので、ステアリング系の慣性ト
ルクや粘性トルクを含まない操舵トルクを検出し、この
操舵トルクに基づいて電動機を駆動してステアリング系
に補助操舵トルクを作用させることができる。
【0024】また、この発明に係る電動パワーステアリ
ング装置の操舵トルク検出手段は、ステアリングホイー
ルに配置した操舵トルクセンサを備えたので、ステアリ
ングホイールに作用する操舵トルクを直接検出すること
ができる。
【0025】さらに、この発明に係る電動パワーステア
リング装置の操舵トルク検出手段は、ステアリング系の
途中に配置した操舵トルクセンサ、この操舵トルクセン
サが検出する操舵トルク信号に基づいて演算する操舵ト
ルク演算手段を備えたので、ステアリングホイールに作
用する操舵トルクを間接的に検出することができる。
【0026】また、この発明に係る電動パワーステアリ
ング装置の操舵トルク演算手段は、ステアリングホイー
ルの操舵角速度を検出する操舵角速度センサからの操舵
角速度信号に基づいて粘性トルクを演算する粘性トルク
演算手段、操舵角速度信号の微分値である操舵角加速度
信号に基づいて慣性トルクを演算する慣性トルク演算手
段を備えたので、ステアリング系の途中に配置した操舵
トルクセンサが検出する操舵トルクを補正してステアリ
ングホイールに作用する操舵トルクを推定することがで
きる。
【0027】さらに、この発明に係る電動パワーステア
リング装置は、制御手段に、操舵トルク検出手段からの
操舵トルク信号に基づいて目標補助トルク信号を設定す
る目標補助トルク設定手段と、電動機が発生する実補助
トルクを検出する実補助トルク検出手段と、目標補助ト
ルク信号と実補助トルク検出手段からの実補助トルク信
号の偏差信号を演算する偏差信号決定手段とを備えたの
で、実補助トルクを目標補助トルクに速やかに収束させ
ることができる。
【0028】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は請求項1〜請求項2に係る電動パワ
ーステアリング装置の全体構成図である。なお、本発明
は、操舵トルクセンサをステアリングホイールに配置し
てドライバの操舵トルクを直接検出し、この操舵トルク
に基づいて電動機を駆動することにより、ステアリング
系に操舵補助力を付勢させるものである。
【0029】図1において、電動パワーステアリング装
置1は、ステアリングホイール17に一体的に設けられ
たステアリング軸2に自在継ぎ手3a、3bを備えた連
結軸3を介してステアリング・ギアボックス4内に設け
たラック&ピニオン機構5のピニオン5aに連結されて
手動操舵力発生手段6を構成する。
【0030】ピニオン5aに噛み合うラック歯7aを備
え、これらの噛み合いにより往復運動するラック軸7
は、その両端にタイロッド8を介して転動輪としての左
右の前輪9が連結される。
【0031】このようにして、ステアリングホイール1
7操舵時には通常のラック&ピニオン式のステアリング
を介し、前輪9を転動させて車両の向きを変えている。
【0032】手動操舵力発生手段6による操舵力を軽減
するため、操舵補助力を供給する電動機10をラック軸
7と同軸的に配設し、ラック軸7にほぼ平行に設けられ
たボールねじ機構11を介して操舵補助力を推力に変換
してラック軸7に作用させる。
【0033】電動機10のロータには駆動側ヘリカル・
ギア10aが一体的に設けられ、駆動側ヘリカル・ギア
10aはボールねじ機構11のねじ軸の軸端に一体的に
設けられた従動側ヘリカル・ギア11aと噛み合わされ
ている。なお、ボールねじ機構11のナットはラック軸
7に連結されている。
【0034】また、ステアリングホイール17にはドラ
イバの手動操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ1
2、電動機10にはステアリング系に作用する実補助ト
ルクを検出する実補助トルクセンサ14を配置し、それ
ぞれのトルクセンサで検出した操舵トルク信号TS、実
補助トルク信号TAを制御手段15に提供する。
【0035】 図2に請求項2に係る電動パワーステア
リング装置のステアリングホイールに設けた操舵トルク
センサの一実施例構成図を示す。図2において、操舵ト
ルクセンサ12は、例えばステアリングホイール17と
一体的に回転可能な軸に設け、ステアリングホイール1
7に作用する操舵トルクに対応して電気抵抗が変化する
歪ゲージで構成し、ステアリングホイール17に作用す
る操舵トルクに対応した電流信号を操舵トルク信号TS
として検出し、制御手段15に提供する。
【0036】また、ステアリングホイール17は、例え
ば軽金属等で構成し、一方、エアバッグ等実装部品17
Bはステアリングホイール17とは独立して固定された
センターパッド部17Aに取付ける構造にし、ステアリ
ングホイール17の慣性係数JSおよびステアリング軸
の粘性係数DSを無視できる小さな値に設定する。
【0037】このように、ステアリングホイール17に
操舵トルクセンサ12を配置したので、ステアリングホ
イール17の慣性係数JSおよびステアリング軸の粘性
係数DSに影響されない操舵トルクを検出することがで
きる。
【0038】制御手段15は、操舵トルク信号TSを目
標補助トルク信号Taに変換するとともに、電動機10
が発生し、実補助トルクセンサ14が検出した実補助ト
ルク信号TAを取込み、目標補助トルク信号Taと実補
助トルク信号TAの偏差に基づいて駆動制御信号VOを発
生する。
【0039】電動機駆動手段16は、制御手段15から
提供される駆動制御信号VOに基づいて、例えばPWM
駆動の電動機電圧VMで電動機10を駆動し、電動機1
0の動力をステアリング系に作用し、ドライバの操舵力
の軽減を図る。
【0040】図3は請求項1〜請求項2に係る電動パワ
ーステアリング装置の要部ブロック構成図である。電動
パワーステアリング装置1は、制御手段15、操舵トル
クセンサ12、実補助トルクセンサ14、電動機駆動手
段16、電動機10を備える。
【0041】また、制御手段15はマイクロプロセッサ
の各種演算機能、処理機能、メモリを基本にインタフェ
ース手段やA/D変換手段で構成し、操舵トルク変換手
段24A、目標補助トルク設定手段19、偏差信号決定
手段20、駆動制御手段21、実補助トルク検出手段1
8を構成する実補助トルク変換手段18Aを備える。
【0042】操舵トルク検出手段24は、操舵トルクセ
ンサ12と制御手段15の操舵トルク変換手段24Aで
構成し、操舵トルクセンサ12が検出した図1に示すス
テアリングホイール17に直接付勢される操舵トルクを
電気的に検出したアナログ信号の操舵トルク信号TS
操舵トルク変換手段24AがA/D変換し、ディジタル
値に変換した操舵トルク信号TDSを目標補助トルク設定
手段19に提供する。
【0043】目標補助トルク設定手段19はROM等の
メモリで構成し、実験値または設計値に基づいて予め設
定した操舵トルク信号TDSと目標補助トルク信号Taを
テーブルデータとして保存しておき、操舵トルク検出手
段24から提供される操舵トルク信号TDSを対応した目
標補助トルク信号Taに変換して偏差信号決定手段20
に供給する。
【0044】実補助トルク検出手段18は、実補助トル
クセンサ14と制御手段15の実補助トルク変換手段1
8Aで構成し、実補助トルクセンサ14が検出した電動
機10のモータトルクTMのディジタル値を実補助トル
ク信号TDMとし、実補助トルク変換手段18Aは実補助
トルク信号TDMを操舵目標トルク信号Taと関連付けた
ディジタル値に変換し、実補助トルク信号TAとして偏
差信号決定手段20に供給する。
【0045】偏差信号決定手段20は偏差演算機能を備
え、目標補助トルク設定手段19からの目標補助トルク
信号Taと、実補助トルク検出手段18からの実補助ト
ルク信号TAの偏差ΔT(=Ta−TA)を演算し、偏差
信号ΔTを駆動制御手段21に供給する。
【0046】駆動制御手段21は、偏差信号ΔT(=T
a−TA)に比例(P)、積分(I)および微分(D)
の演算、処理を行うPIDコントローラ、このPIDコ
ントローラからの信号に基づいて電動機10の発生トル
クの方向と大きさを制御するためにオン信号やPWM
(パルス幅変調)信号の混成信号である駆動制御信号V
Oを発生する信号発生器などを備え、駆動制御信号VO
電動機駆動手段16に供給して偏差信号ΔT(=Ta−
A)を速やかに、かつ安定に0に制御する。
【0047】電動機駆動手段16はスイッチング素子、
例えば電動機10が直流電動機の場合、4個のFET
(電界効果トランジスタ)からなるブリッジ回路で構成
し、オン信号やPWM(パルス幅変調)信号の駆動制御
信号VOでFET(電界効果トランジスタ)を駆動制御
し、駆動方向と大きさを有する電動機電圧VMを供給し
て電動機10を駆動する。
【0048】電動機10は、例えば直流電動機やブラシ
レス・モータ等を用い、電動機駆動手段16から供給さ
れる駆動方向と大きさを有する電動機電圧VMで駆動さ
れ、電動機電圧VMに対応した動力を発生し、電動機ト
ルクを操舵補助力としてステアリング系に作用する。
【0049】図4に目標補助トルク信号を車両速度に応
動した制御手段の一実施例ブロック構成図を示す。図4
において、車両速度検出手段22を追加し、制御手段1
5に補正手段23を備える。
【0050】車両速度検出手段22は、例えばスリット
を有する回転円盤とフォトカプラとからなるスピードメ
ータで構成し、車両速度に比例した周期のパルス電気信
号で検出した車速信号VDを補正手段23に供給する。
【0051】補正手段23は、例えば車速信号VDの増
加に反比例する増幅度を有する可変増幅器等で構成し、
操舵トルク検出手段24から供給される操舵トルク信号
DSを車速信号VDに応じて変更した操舵トルク信号T
DCを目標補助トルク設定手段19に提供し、目標補助ト
ルク設定手段19は操舵トルク信号TDCに対応した目標
アシスト信号Taを発生する。
【0052】車速信号VDに対応した目標アシスト信号
Taと、実補助トルク信号TAの偏差ΔT(=Ta−
A)に基づいて電動機10を駆動するので、車両速度
が低車速から高車速になるにつれて手応えの大きなステ
アリング操作が実現できる。
【0053】このように、請求項1〜請求項2に係る電
動パワーステアリング装置1は、ステアリングホイール
に直接付勢される操舵トルクを検出し、この操舵トルク
に対応した目標補助トルク信号Taと、電動機が発生す
るモータトルクに対応し、目標補助トルク信号Taと関
連付けた実補助トルクTAとの偏差ΔT(=Ta−TA
に基づいて電動機を駆動するので、ステアリング系の慣
性トルクや粘性トルクを含まない操舵トルクに基づいて
電動機を駆動してステアリング系に操舵補助力を供給す
ることができる。
【0054】図5は請求項3〜請求項5に係る電動パワ
ーステアリング装置の全体構成図である。図5におい
て、電動パワーステアリング装置30は、操舵トルクセ
ンサ12と操舵角速度センサ13をステアリング・ギア
ボックス4内に設けた点、および制御手段31を設けた
点が図1に示す電動パワーステアリング装置1と異な
る。なお、本発明は、操舵トルクセンサをステアリング
・ギアボックス内に配置してドライバの操舵トルクをピ
ニオン操舵トルクとして間接的に検出し、このピニオン
操舵トルクに基づいてステアリングホイールに作用する
操舵トルクを演算し、この演算した操舵トルクに基づい
て電動機を駆動してステアリング系に操舵補助力を付勢
させるものである。
【0055】制御手段31は、操舵角速度センサ13が
検出した操舵角速度信号Nに基づいて、ステアリングホ
イール17の慣性トルク、粘性トルクを算出し、数1に
基づいて操舵トルクセンサ12が検出したピニオン操舵
トルクTPに演算した慣性トルクおよび粘性トルクを加
算してステアリングホイール17に直接作用する操舵ト
ルクTSを算出するよう構成する。
【0056】図6は請求項3〜請求項4に係る制御手段
の要部ブロック構成図である。図6において、制御手段
31は、操舵トルク変換手段24A、操舵角速度検出手
段32の一部を構成する操舵角速度変換手段32A、操
舵トルク演算手段33、目標補助トルク設定手段19、
偏差信号決定手段20、駆動制御手段21を備える。
【0057】操舵トルク変換手段24Aは、操舵トルク
センサ12が検出したステアリング・ギヤボックス4内
のピニオン操舵トルクを電気的に検出したアナログ信号
のピニオン操舵トルク信号TPをA/D変換し、ディジ
タル値に変換したピニオン操舵トルク信号TDPを操舵ト
ルク演算手段33に提供する。
【0058】操舵角速度変換手段32Aは、操舵角速度
センサ13が検出したステアリング軸2の操舵角速度を
電気的に検出したアナログ信号の操舵角速度信号NをA
/D変換し、ディジタル値に変換した操舵角速度信号N
Dを操舵トルク演算手段33に提供する。
【0059】操舵トルク演算手段33は、慣性トルク演
算手段34、粘性トルク演算手段35、加算手段36を
備える。慣性トルク演算手段34は、操舵角速度変換手
段32Aから提供される操舵角速度信号NDを微分して
操舵角加速度信号(dND/dt)を出力する微分演算
手段を備え、慣性トルクTJを演算し、慣性トルク信号
Jを加算手段36に供給する。
【0060】粘性トルク演算手段35は、操舵角速度変
換手段32Aから提供される操舵角速度信号NDに基づ
いて粘性トルクTDを演算し、粘性トルク信号TDを加算
手段36に供給する。加算手段36は、慣性トルク信号
J、粘性トルク信号TDおよびピニオン操舵トルク信号
DPを加算し、数1に示すステアリングホイール17に
直接作用する操舵トルクTSに対応したディジタル値の
操舵トルクTSOを目標補助トルク設定手段19に提供す
る。
【0061】目標補助トルク設定手段19、偏差信号決
定手段20および駆動制御手段21は図3の制御手段1
5に示すものと同一構成、同一機能を有するので説明を
省略する。
【0062】図7にこの発明に係る操舵トルク演算手段
の一実施例要部ブロック構成図を示す。図7において、
操舵トルク演算手段33は、慣性トルク演算手段34、
粘性トルク演算手段35、加算手段36を備える。
【0063】慣性トルク演算手段34は、慣性係数記憶
手段41、微分演算手段42、乗算手段43を備える。
慣性係数記憶手段41はROM等のメモリで構成し、予
め設計値や実験値から決定したステアリングホイール1
7の慣性係数JSのデータを設定し、慣性係数信号JS
乗算手段43に供給する。
【0064】微分演算手段42は微分演算機能を備え、
操舵角速度信号NDを微分演算して操舵角加速度(dND
/dt)を算出し、操舵角加速度信号(dND/dt)
を乗算手段43に供給する。乗算手段43は、慣性係数
信号JSと操舵角加速度信号(dND/dt)を乗算し、
慣性トルク信号TJ(=JS*dND/dt)を加算手段
36に供給する。
【0065】粘性トルク演算手段35は、粘性係数記憶
手段44、乗算手段45を備える。粘性係数記憶手段4
4はROM等のメモリで構成し、予め設計値や実験値か
ら決定したステアリング軸2の粘性係数DSのデータを
設定し、粘性係数信号DSを乗算手段45に供給する。
乗算手段45は、粘性係数信号DSと操舵角速度信号ND
を乗算し、粘性トルク信号TD(=DS*ND)を加算手
段36に供給する。
【0066】加算手段36は、慣性トルク信号TJ(=
S*dND/dt)、粘性トルク信号TD(=DS
D)およびピニオン操舵トルク信号TDPを加算し、ス
テアリングホイール17に直接作用する操舵トルクTS
に対応したディジタル値の操舵トルク信号TSOを目標補
助トルク設定手段19に提供する。
【0067】このように、電動パワーステアリング装置
30は、制御手段31に慣性トルク演算手段34、粘性
トルク演算手段35を備え、ピニオン操舵トルク信号T
DP、慣性トルク信号TJおよび粘性トルク信号TDを加算
してステアリングホイール17に直接作用する操舵トル
ク信号TSOを演算するので、ステアリングホイールに作
用する操舵トルクを推定することができ、操舵トルク信
号TSOに基づいて目標補助トルク信号Taを設定し、目
標補助トルク信号Taと実補助トルク信号TAの偏差に
基づいて電動機を駆動して実補助トルクを目標補助トル
クに速やかに収束させることができる。
【0068】図8にこの発明に係る操舵トルク演算手段
の別実施例要部ブロック構成図を示す。図8において、
操舵トルク演算手段50は、微分演算手段52、微分演
算手段53、ステアリングホイールの慣性係数JSを乗
算処理する乗算器54、ステアリング軸の粘性係数DS
を乗算処理する乗算器55を備える。
【0069】微分演算手段52は、ステアリングホイー
ル17の操舵角をアナログ電気信号で検出してディジタ
ル値に変換する操舵角検出手段51からの操舵角信号θ
D1を微分演算(dθD1/dt)して回転角速度NDを算
出し、回転角速度信号NDを微分演算手段53および乗
算器55に供給する。
【0070】微分演算手段53は、微分演算手段52か
ら供給される回転角速度信号NDを微分演算して操舵角
加速度(dND/dt)を算出し、操舵角加速度信号
(dND/dt)を乗算器54に供給する。
【0071】乗算器54は、操舵角加速度信号(dND
/dt)に慣性係数JSを乗算して慣性トルクTJ(=J
S*dND/dt)を算出し、慣性トルク信号TJを加算
手段36に提供する。
【0072】乗算器55は、微分演算手段52から供給
される回転角速度信号NDに粘性係数DSを乗算して粘性
トルクTD(=DS*ND)を算出し、粘性トルク信号TD
を加算手段36に提供する。
【0073】加算手段36は、操舵トルク検出手段24
からのピニオン操舵トルク信号TDP、乗算器54からの
慣性トルク信号TJおよび乗算器55を加算処理し、デ
ィジタル値の操舵トルク信号TSOを目標補助トルク設定
手段19に提供する。
【0074】また、ラック軸7にストロークセンサ等の
変位検出手段を有する場合、操舵トルク信号TSOを演算
することができる。ピニオン操舵トルク信号TDPは、ピ
ニオン操舵トルク検出手段のばね剛性係数をk1、ラッ
ク軸の等価変位角(ディジタル変換値)をθD2とする
と、数3で表される。
【0075】
【数3】 TDP=k1*(θD1−θD2) ただし、θD1は操舵角信号
【0076】数3より操舵角信号θD1が演算され、この
操舵角信号θD1を図8に示す操舵角検出手段51からの
操舵角信号θD1に代えて微分演算手段52に提供するこ
とにより、ディジタル値の操舵トルク信号TSOを算出す
ることができる。
【0077】図9にこの発明に係る操舵トルク演算手段
の別実施例要部ブロック構成図を示す。図9において、
操舵トルク演算手段56は、ピニオン操舵トルク検出手
段のばね剛性係数k1の逆数信号(1/k1)を乗算処理
する乗算器58、図8に示す操舵角検出手段51に代え
て設けたラック軸変位検出手段57からの等価変位角
(ディジタル変換値)θD2を加算処理する加算器59を
備えた点が図8の操舵トルク演算手段50と異なる。
【0078】乗算器58は、操舵トルク検出手段24か
らのピニオン操舵トルク信号TDPとばね剛性係数k1
逆数信号(1/k1)を乗算し、操舵角偏差信号(θD1
−θD2)を加算器59に供給する。
【0079】加算器59は、乗算器58からの操舵角偏
差信号(θD1−θD2)とラック軸変位検出手段57から
の等価変位角(ディジタル変換値)θD2を加算し、操舵
角信号θD1を微分演算手段52に提供することにより、
ディジタル値の操舵トルク信号TSOを算出して目標補助
トルク設定手段19に提供する。
【0080】なお、制御手段31に図4に示す補正手段
23を備え、車両速度検出手段22から供給される車速
信号VDに基づいて操舵トルク信号TDSを変更し、車速
応動するよう構成することもできる。
【0081】なお、上記実施例では、慣性トルクTJ
よび粘性トルクTDを補正したが、慣性トルクTJおよび
粘性トルクTDのいずれか一方のみの補正でもよい。ま
た、クーロン摩擦力Tf分を補正してもよい。
【0082】
【発明の効果】この発明に係る電動パワーステアリング
装置の操舵トルク検出手段は、ステアリングホイールに
配置した操舵トルクセンサを備え、ステアリングホイー
ルに作用する操舵トルクを直接検出することができるの
で、ステアリングホイールの慣性トルクやステアリング
軸の粘性トルクを補償してドライバの意図した操舵トル
クに対応した操舵補助力を発生することができる。
【0083】また、この発明に係る電動パワーステアリ
ング装置の操舵トルク検出手段は、ステアリング系の途
中に配置した操舵トルクセンサ、この操舵トルクセンサ
が検出する操舵トルク信号に基づいて演算する操舵トル
ク演算手段を備え、ステアリングホイールに作用する操
舵トルクを間接的に検出することができるので、ステア
リングホイールの慣性トルクやステアリング軸の粘性ト
ルクを補償してドライバの意図した操舵トルクに対応し
た操舵補助力を発生することができる。
【0084】さらに、この発明に係る電動パワーステア
リング装置は、制御手段に、操舵トルク検出手段からの
操舵トルク信号に基づいて目標補助トルク信号を設定す
る目標補助トルク設定手段と、電動機が発生する実補助
トルクを検出する実補助トルク検出手段と、目標補助ト
ルク信号と実補助トルク検出手段からの実補助トルク信
号の偏差信号を演算する偏差信号決定手段とを備え、実
補助トルクを目標補助トルクに速やかに収束させること
ができ、安定した操舵フィーリングを得ることができ
る。
【0085】よって、ステアリングホイールの慣性トル
クやステアリング軸の粘性トルクを補償してドライバの
意図した操舵トルクに対応した操舵補助力を発生させ、
操舵フィーリングのよい電動パワーステアリング装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜請求項2に係る電動パワーステアリ
ング装置の全体構成図
【図2】請求項2に係る電動パワーステアリング装置の
ステアリングホイールに設けた操舵トルクセンサの一実
施例構成図
【図3】請求項1〜請求項2に係る電動パワーステアリ
ング装置の要部ブロック構成図
【図4】目標補助トルク信号を車両速度に応動した制御
手段の一実施例ブロック構成図
【図5】請求項3〜請求項5に係る電動パワーステアリ
ング装置の全体構成図
【図6】請求項3〜請求項4に係る制御手段の要部ブロ
ック構成図
【図7】この発明に係る操舵トルク演算手段の一実施例
要部ブロック構成図
【図8】この発明に係る操舵トルク演算手段の別実施例
要部ブロック構成図
【図9】この発明に係る操舵トルク演算手段の別実施例
要部ブロック構成図
【図10】従来の電動パワーステアリング装置の要部ブ
ロック構成図
【符号の説明】
1,30…電動パワーステアリング装置、2…ステアリ
ング軸、3a,3b…自在継ぎ手、3…連結軸、4…ス
テアリング・ギアボックス、5…ラック&ピニオン機
構、5a…ピニオン、6…手動操舵力発生手段、7…ラ
ック軸、7a…ラック歯、8…タイロッド、9…前輪、
10…電動機、10a…駆動側ヘリカル・ギア、11…
ボールねじ機構、11a…従動側ヘリカル・ギア、12
…操舵トルクセンサ、13…操舵角速度センサ、14…
実補助トルクセンサ、15,31…制御手段、16…電
動機駆動手段、17…ステアリングホイール、17A…
センターパッド部、17B…エアバッグ等実装部品、1
8…実補助トルク検出手段、18A…実補助トルク変換
手段、19…目標補助トルク設定手段、20…偏差信号
決定手段、21…駆動制御手段、22…車両速度検出手
段、23…補正手段、24…操舵トルク検出手段、24
A…操舵トルク変換手段、32…操舵角速度検出手段、
32A…操舵角速度変換手段、33,50,56…操舵
トルク演算手段、34…慣性トルク演算手段、35…粘
性トルク演算手段、36…加算手段、41…慣性係数記
憶手段、42…微分演算手段、43,45…乗算手段、
44…粘性係数記憶手段、51…操舵角検出手段、5
2,53…微分演算手段、54,55,58…乗算器、
59…加算器、DS…粘性係数、dN/dt…操舵角加
速度信号、JS…慣性係数、k1…ばね剛性係数、N,N
D…回転角速度信号、Ta…目標アシスト信号、TA,T
DM…実補助トルク信号、TD…粘性トルク信号、TDC
DS,TSO…操舵トルク信号、TDP,TP…ピニオン操
舵トルク信号、TJ…慣性トルク信号、TM…モータトル
ク、TS…操舵トルク、ΔT(=Ta−TA)…偏差信
号、VD…車速信号、VM…電動機電圧、VO…駆動制御
信号、θD1…操舵角信号、θD2…ラック軸の等価変位角
(ディジタル変換値)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステアリング系の操舵トルクを検出する
    操舵トルク検出手段と、この操舵トルク検出手段の操舵
    トルク信号に基づいて電動機制御信号を発生する制御手
    段と、前記電動機制御信号に基づいて電動機を駆動する
    電動機駆動手段と、この電動機駆動手段からの電動機駆
    動信号により駆動され、ステアリング系に操舵補助力を
    作用する前記電動機とを備えた電動パワーステアリング
    装置において、 前記操舵トルク検出手段は、ステアリングホイールに作
    用する操舵トルクを検出することを特徴とする電動パワ
    ーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記操舵トルク検出手段は、前記ステア
    リングホイールに配置した操舵トルクセンサを備え、前
    記ステアリングホイールに作用する操舵トルクを検出す
    ることを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリ
    ング装置。
  3. 【請求項3】 前記操舵トルク検出手段は、前記ステア
    リング系の途中に配置した操舵トルクセンサ、この操舵
    トルクセンサが検出する操舵トルク信号に基づいて前記
    ステアリングホイールに作用する操舵トルクを演算する
    操舵トルク演算手段を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 【請求項4】 前記操舵トルク演算手段は、前記ステア
    リングホイールの操舵角速度を検出する操舵角速度セン
    サからの操舵角速度信号に基づいて粘性トルクを演算す
    る粘性トルク演算手段、操舵角速度信号の微分値である
    操舵角加速度信号に基づいて慣性トルクを演算する慣性
    トルク演算手段を備えたことを特徴とする請求項3記載
    の電動パワーステアリング装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段に、前記操舵トルク検出手
    段からの前記操舵トルク信号に基づいて目標補助トルク
    信号を設定する目標補助トルク設定手段と、前記電動機
    が発生する実補助トルクを検出する実補助トルク検出手
    段と、前記目標補助トルク信号と前記実補助トルク検出
    手段からの実補助トルク信号の偏差信号を演算する偏差
    信号決定手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載
    の電動パワーステアリング装置。
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