JPH08243097A - 医用x線装置 - Google Patents

医用x線装置

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Publication number
JPH08243097A
JPH08243097A JP7117725A JP11772595A JPH08243097A JP H08243097 A JPH08243097 A JP H08243097A JP 7117725 A JP7117725 A JP 7117725A JP 11772595 A JP11772595 A JP 11772595A JP H08243097 A JPH08243097 A JP H08243097A
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JP
Japan
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ray
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medical
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receiving means
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Application number
JP7117725A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Suzuki
力 鈴木
Yoshikazu Iketa
嘉一 井桁
Mariko Miyamoto
麻理子 宮本
Hidekazu Makino
英一 牧野
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】IVRに必要な被検者への左右からのアプロー
チ、被曝低減、3次元位置情報取得の全てを可能とする
医用X線装置を提供する。 【構成】被検者にX線を照射するX線照射手段と、被検
者の透過X線を電気信号を電気信号に変換する受像手段
と、この受像手段からの電気信号に基づき画像表示する
表示手段とを備えた医用X線装置において、床上を走行
するキャリッジにX線照射手段を設け、天井側に設けら
れた支持装置に受像手段を位置移動可能に支持し、更に
これらX線照射手段と受像手段に角度付け機構を設け
て、両者が常に対向する位置になるよう位置決め制御を
行う。 【効果】IVRに必要な基本的機能を兼ね備えた全身の
IVRを可能とする医用X線装置を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検者にX線を照射す
るX線照射手段と、被検者の透過X線を電気信号に変換
する受像手段と、この受像手段からの電気信号に基づき
画像表示する表示手段とを備えてなる医用X線装置に係
り、特にそのX線照射手段と受像手段の支持方法を改善
した医用X線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線透視台や循環器X線検査装置に代表
される医用X線装置は、診断の分野においては欠かせな
いものとなっているが、最近は診断のみならず治療にも
使われるようになっている。この治療は、X線透視下に
おいて、例えば先端に様々な器具を取り付けたカテーテ
ルを被検者に挿入して行うものであって、従来の外科的
な、開腹手術による治療に対して、被検者に与える苦痛
を少なくでき、かつ安価に治療ができるという大きなメ
リットをもつため、急速に普及しだしている。このよう
な治療方法は、IVR(Interventional Radiology)と
呼ばれている。
【0003】このIVRは、微妙かつ繊細なカテーテル
操作を必要とする。このため、的確なカテーテル操作を
支援できる機能や性能をX線透視台や循環器X線検査装
置に盛り込むことが大切である。また、術者は長時間、
被検者の傍らに立つことになるため、X線の被曝低減も
重要である。
【0004】図12に従来のX線透視台を示す。図12
(a)に示すX線透視台は最も広く使われているタイプ
のものであって、従来から消化器系の診断に多く用いら
れているが、IVRの増加に伴い最近はIVRにも利用
されるようになってきた。このタイプのX線透視台をI
VRで用いた場合、X線照射手段であるX線管1を支持
する支柱2が被検者(図示せず)の左手側にあるため、
術者(図示せず)は被検者の左側からアプローチするこ
とができない。更に、被検者の上からX線を照射するた
め、治療のため術者が照射野内に手等を差しのべると、
直接X線を浴びてしまう。術者の胸,腹,足等はX線防
護エプロンで防護できるが、腕の部分は重いエプロンが
治療の妨げになるので、着けることができない。
【0005】図12(a)に示すX線透視台はこのよう
な問題点があるため、図12(b)に示すアームレスタ
イプのX線透視台が注目されている。このタイプのX線
透視台はX線管4を天井17に設置した支柱5により支
持することで、術者(図示せず)が被検者(図示せず)
の左側からもアプローチできるようにしたものである。
ところが、被曝の点では図12(a)に示したタイプの
X線透視台と何ら変らず、術者の被曝低減が強く要望さ
れている。
【0006】一方、図13に示す循環器X線検査装置
は、X線管12と、イメージインテンシファイア(以
下、I.I.と記す)やテレビカメラ等からなる受像手段
13とを円弧状のアーム14により一体的に支持し、こ
のアーム14を天井17に固定したレール16上を移動
する台車15に支持させることにより、X線管12と受
像手段13を色々な位置,角度に設定することができる
ものである。
【0007】このような一般的な循環器X線検査装置
は、X線管12を被検者11の下方に位置させることが
できるため、照射野内で被検者11に手を差しのべて
も、X線は被検者11を透過した後であることから大幅
に減弱しているので、図12に示したX線透視台の場合
よりも被曝量は格段に少ない。しかし、X線管12と受
像手段13はアーム14により連結されているため、ア
ーム14がある側からの術者(図示せず)のアプローチ
はしにくく、更に、図12に示したX線透視台と比較し
て、全般的に機械構造が大掛かりであるため高価であ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来装置では術者が被検者の左右両側からのアプローチ
が困難であること、術者のX線被曝低減を図ることが困
難であることなどの問題があり、これらの点についての
改善が要望されていた。また、IVRが対象とする部位
は腹部の各臓器の他、血管や頭部に対するもの等多種多
様であり、例えば心血管,頭部に対しては奥行き方向の
位置情報を正確に知ることが重要である。また、図12
に示す装置などの場合、被検者に対し鉛直方向のみの移
動では十分なIVRを行うことができなかった。
【0009】そこで、本発明の目的は、被検者への左右
からのアプローチを容易にし、X線被曝低減を可能に
し、各種臓器,血管及びカテーテルの3次元位置情報を
得ることができる機能を付加し、しかも比較的安価な全
身のIVRを可能とする医用X線装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、被検者にX線を照射するX線照射手段
と、前記被検者の透過X線を電気信号に変換する受像手
段と、この受像手段からの電気信号に基づき画像表示す
る表示手段とを備えてなる医用X線装置において、前記
X線照射手段を床上を走行するキャリッジに設け、前記
受像手段を天井側に設けられた支持装置に位置移動可能
に支持し、これらX線照射手段と受像手段とが常に対向
する位置になるよう前記キャリッジ及び支持装置を位置
決め制御する位置決め制御装置を設けるようにしたもの
である。
【0011】また、本発明では、被検者にX線を照射す
るX線照射手段と、前記被検者の透過X線を電気信号に
変換する受像手段と、この受像手段からの電気信号に基
づき画像表示する表示手段とを備えてなる医用X線装置
において、前記受像手段が床上を走行するキャリッジに
設けられ、前記X線照射手段が天井側に設けられた支持
装置に位置移動可能に支持され、これらX線照射手段と
受像手段とが常に対向する位置になるように前記キャリ
ッジ及び支持装置を位置決め制御する位置決め制御装置
を設けるようにしたものである。
【0012】また、本発明では、前記キャリッジおよび
前記支持装置の各々が、前記X線照射手段のX線照射方
向を変化させる手段または前記受像手段のX線入射面の
方向を変化させる手段のいずれかを設けるようにしたも
のである。
【0013】また、本発明では、前記X線照射手段が第
1の中心軸の周りを回転する手段と、該第1の中心軸に
直交する第2の中心軸の周りを回転する手段、の両方ま
たは一方を設けるようにしたものである。
【0014】また、本発明では、前記受像手段が第3の
中心軸の周りを回転する手段と、該第3の中心軸を直交
する第4の中心軸の周りを回転する手段、の両方または
一方を設けるようにしたものである。
【0015】また、本発明では、前記X線照射手段を回
動する第1のリンク構造と、該第1のリンク構造と直交
しかつ前記X線照射手段を回動する第2のリンク構造、
の両方または一方を設けるようにしたものである。
【0016】また、本発明では、前記受像手段を回動す
る第3のリンク構造と、該第3のリンク構造と直交しか
つ前記受像手段を回動する第4のリンク構造、の両方ま
たは一方を設けるようにしたものである。
【0017】また、本発明では、前記キャリッジが前記
X線照射手段または前記受像手段を昇降動させる手段を
設けるようにしたものである。
【0018】
【作用】床上を走行するキャリッジに、被検者にX線を
照射するX線照射手段を搭載しているので、X線照射手
段は被検者の下方に位置されることになり、術者は直接
X線による被曝がなくなる。また、X線照射手段と受像
手段はアーム等により一体的に支持していないので、被
検者の左右両側からのアプローチが容易に可能となる。
なお、位置決め制御装置は、X線照射手段と受像手段と
を常に対向する位置になるようにキャリッジおよび支持
装置を位置決め制御するので、検査時においてX線照射
手段と受像手段との位置決めに手間取ることはない。
【0019】また、キャリッジおよび支持装置が、X線
照射手段のX線照射方向を変化させる手段と受像手段の
X線入射面の方向を変化させる手段を具備しているの
で、それぞれX線を照射する方向とX線入射面の方向を
変えることができる。これらの手段と位置決め制御装置
との組合せにより、X線照射手段と受像手段とが常に対
向する位置になるように位置決め制御ができ、その結果
被検者に対し体軸周り,体軸方向、もしくはそれらの複
合角度をもって斜め方向から透視することができ、各種
臓器,血管およびカテーテルの3次元位置情報を容易に
得ることができるようになる。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の第1の実施例である医用X線装
置、ここではX線透視台の一実施例を示す斜視図であ
る。図1に示すように、被検者(図示せず)を横臥させ
るベッド20を挾んで、X線照射手段であるX線管21
と、前記被検者を透過した透過X線を電気信号に変換す
るものでI.I.やテレビカメラ等からなる受像手段23
とが対向配置されている。
【0021】この場合、受像手段23は天井100に設
けられた支持装置24に位置移動可能に支持され、ま
た、X線管21はキャリッジ22に搭載され、キャリッ
ジ22により床上を走行できるよう(位置移動可能)に
なっている。なお、図示省略されているが、受像手段2
3からの電気信号に基づき画像表示する表示手段を備え
ている。
【0022】以下、上記受像手段23の支持装置24と
キャリッジ22について詳細に説明する。図2は、図1
中のA部分、すなわちキャリッジ22の走行系の一例を
示す図で、(a)は図1中の矢印イ方向から示した図、
(b)は(a)図を上方から示した図、(c)は(b)
図を左方から示した図である。
【0023】この図2において、30はキャリッジ22
における底面のフレームである。車輪31は軸45と一
体に構成された車輪枠32に回転自在に支持され、かつ
スラスト軸受39,40によりフレーム30に対し回転
自在に支持される。軸45にはプーリ50が設けられて
いる。このような車輪支持機構が4組設けられている。
【0024】すなわち、車輪33を回転自在に支持する
車輪枠34と、この車輪枠34を回転自在に支持するス
ラスト軸受41,42と、車輪枠34と一体になってい
る軸46と、軸46に設けられたプーリ51からなる車
輪支持機構が、また、車輪36を回転自在に支持する車
輪枠37と、この車輪枠37を回転自在に支持するスラ
スト軸受43,44と、車輪枠37と一体となっている
軸47と、軸47に設けられたプーリ53からなる車輪
支持機構が、各々設けられ、更に、車輪35とプーリ5
2も同様な構成で支持されている。
【0025】各車輪31,33,35,36に設けられ
たプーリ50,51,52,53は、ベルト54により
連動して回転できるようになっている。このベルト54
は、プーリ55,56を介して、減速器58に設けられ
たプーリ57に掛けられている。減速器58には、キャ
リッジ方向転換駆動用モータ59が取り付けられてい
る。また、車輪33と36には、減速器70,72を介
してキャリッジ駆動用モータ71,73が設けられてい
る。
【0026】以上のように構成されたキャリッジ22の
走行系は、キャリッジ方向転換駆動用モータ59を回転
させることにより、車輪31,33,35,36の方向
が変わり、キャリッジ22の移動方向を変えることがで
きる。また、キャリッジ駆動用モータ71,73を駆動
させることにより、キャリッジ22が走行する。なお、
キャリッジ方向転換駆動用モータ59とキャリッジ駆動
用モータ71,73の制御装置は後述する。
【0027】図3は、前記受像手段23を支持する支持
装置24の一例を示す図で、(a)は一部切断正面図、
(b)は側面図である。図3において、レール101
a,101bは天井100に固定されており、X軸方向
台車104の車輪102a,103a,103bがはめ
込まれている。
【0028】このX線方向台車104には、ギア106
を有した支柱X線方向駆動用モータ105が固定され、
前記レール101aに固定されたラック107とギア1
06が噛み合うようになっている。また、X線方向駆動
台車104には、レール108a,108bが固定されてお
り、Y軸方向台車111の車輪109a,110a,1
10bがはめ込まれている。
【0029】このY軸方向台車111には、ギア113
を有した支柱Y軸方向駆動用モータ112が固定され、
前記レール108a,108bに固定されたラック11
4とギア113が噛み合うようになっている。更に、Y
軸方向台車111には支柱A120が固定されている。
【0030】この支柱120には、支柱上下方向駆動用
モータ122とその減速器123が内蔵され、ローラ1
25,126,127,128,129,130が取り
付けられている。これらローラ125,126,12
7,128,129,130は、前記受像手段23が取
り付けられた支柱B121をガイドし、この支柱B121は
前記減速器123のワイヤ124により、吊り下げられ
ている。
【0031】以上のように構成された支持装置24は、
支柱X線方向駆動用モータ105を、後述制御装置によ
り駆動することにより、支柱A120,支柱B121、
すなわち受像手段23はX方向に移動する。また、支柱
Y軸方向駆動用モータ112を、後述制御装置により駆
動することにより、支柱A120,支柱B121、すな
わち受像手段23はY方向に移動する。更に、支柱上下
方向駆動用モータ122を、後述制御装置により駆動する
ことにより、支柱B121、すなわち受像手段23はZ
方向に移動する。これらにより、受像手段23は任意の
位置に移動させることができる。
【0032】図4は、図2,図3中の各モータ59,7
1,73,105,112,122の制御装置、すなわ
ちX線管21と受像手段23の位置決め制御装置の一例
を示すブロック図である。この図4から分かるように、
支柱X線方向駆動用モータ105,支柱Y軸方向駆動用
モータ112,支柱上下方向駆動用モータ122は、そ
れぞれモータ制御部150,151,152により駆動
され、それぞれのモータ105,112,122の位置
や速度は支柱用モータ制御部153から指示されるよう
になっている。すなわち、支柱用モータ制御部153に
より、受像手段23は任意の位置に移動できるようにな
っている。
【0033】また、キャリッジ方向転換駆動用モータ5
9,キャリッジ駆動用モータ71,73は、それぞれモ
ータ制御部156,モータ制御部154,155により
駆動され、それぞれのモータ59,71,73の位置や
速度はキャリッジ用モータ制御部157から指示される
ようになっている。すなわち、キャリッジ用モータ制御
部157により、X線管21は任意の位置に移動できる
ようになっている。
【0034】更に、支柱用モータ制御部153,キャリ
ッジ用モータ制御部157は、システムコントローラ1
58により、X線管21と受像手段23とが常に対向す
る位置になるように演算し、指示する。このX線管21
と受像手段23との対向位置の演算は、例えば、各モー
タ59,71,72,105,112,122に位置検
出用のエンコーダ(図示せず)を付加し、それらエンコ
ーダからの位置データを図示しないケーブルを介してシ
ステムコントローラ158に与えることで行われる。こ
の際のX線管21と受像手段23の原点位置決めは、例
えば、まずキャリッジ22を所定の基準位置に移動さ
せ、次に受像手段23の支持装置24を駆動してX線管
21と受像手段23とが対向する位置に調整し、この時
の前記エンコーダからの各位置データをシステムコント
ローラ158が読み込み、記憶することにより行われ
る。
【0035】以上のような位置決め制御装置により、術
者(図示せず)は、操作卓159上のスイッチ(図示せ
ず)を操作することにより、X線管21と受像手段23
の位置を、それらX線管21と受像手段23とが常に対
向状態を保持しつつ移動制御できる。
【0036】以上のように構成されたX線透視台は、受
像手段23は被検者の上方、X線管21は被検者の下方
に位置することになるため、術者は直接X線を浴びるこ
とはなくなり、かつ被検者の左右両側からのアプローチ
が容易に可能となる。
【0037】また、上述実施例固有の効果として、X線
管21はベッド20と一体的になっていないので、ベッ
ド20に剛性を持たせる必要がなくなる。これにより、
ベッド20が小さく簡易になるため、被検者へのアプロ
ーチもよりしやすくなり、術者は治療しやすくなる。
【0038】なお、キャリッジ22の走行系、受像手段
23を支持する支持装置24及びX線管21と受像手段
23の位置決め制御装置等、上述実施例の構成に限定さ
れることはない。また上述実施例では、キャリッジ22
を、床上を自在に移動できる構成としたが、レール上を
移動するような構成にしてもよい。更に受像手段23
は、上述実施例のようなI.I.とテレビカメラによる構
成のみに限定されない。
【0039】図5は、本発明の第2の実施例である医用
X線装置、すなわちX線管のX線照射方向を変化させる
手段を具備したキャリッジ230と、I.I.350のX
線入射面の方向を変化させる手段を具備した支持装置と
をもつ医用X線装置を示した斜視図である。この実施例
の詳細を図6から図8を用いて以下に説明する。
【0040】図6はキャリッジ230の機構の概略を示
す斜視図である。(1)はX線管を支持するキャリッジ
230の全体斜視図である。このキャリッジ230は
(2),(3),(4)に示す機構が組み合わされて構成
されているが、重ねて記載すると複雑になるため、機能
ごとに個別に示してある。図6(2)は、X線管を昇降
する機構の概略を示す斜視図である。ベース部材232
には送りネジ236,238,240が回転自在に取付
けられ、昇降部材234に取付けられたナット242,
244,246を案内する。送りネジ236,238,2
40の上端にはプーリ248,250,252が固定さ
れ、ベルト254が掛けられている。また、送りネジ2
40には歯車256も固定されており、X線管昇降モー
タ260(図示を省略したフレームに固定)の出力軸に
固定された歯車258と噛み合わされている。これらに
より、X線管昇降モータ260を後述する制御装置により
駆動すると、ベース部材232に対し昇降部材234が
昇降するようになっている。なお、昇降部材234をス
ムーズに昇降させるためには、3本の送りネジ236,
238,240は非常に高い位置精度(平行度)が必要で
あるが、製造及び組立上、3本共同時に必要な精度を持
たせるのは難しい。このため、一般には昇降部材234
と各ナット242,244,246の間にガタを持た
せ、上記図示を省略した強度の高いフレームに固定した
直線ガイド262,266に沿って、昇降部材234に
取付けた台車264,268を案内する。3本よりも2
本の方が、必要な平行度を持たせるのは容易なためであ
り、送りネジを3本用いて昇降動作を実現するには、こ
のようにした方が望ましい。なお、昇降機構は、送りネ
ジを用いた本機構に限定する必要はない。
【0041】図6(3)は、X線管のX線照射方向を変
化させる手段としてX線管を旋回させる機構の概略を示
す斜視図であり、図6(2)の昇降部材234の上側に
取付けられる。X線管320(322は絞り装置、X線
補償フィルター装置等)は、S軸周りを回転できるよう
にフレーム324で支持され、このフレーム324には
軸326が一体に取付けられ、昇降部材234から回転
自在に支持されている(図示略)。この軸326には歯
車328が固定され、昇降部材234に取付けられたX
線管R/L軸駆動モータ334の減速器332の出力軸
に設けた歯車330と噛み合っている。さらに、軸32
6にはX線管S軸駆動モータ346と減速器342が固
定され、ロッド340をその軸方向に駆動できるように
なっている。このロッド340には自在継手338を介
し、前記S軸と異なる位置に回転自在に取付けたロッド
336が接続されている。以上により、X線管R/L軸
駆動モータ334を後述する制御装置により駆動する
と、X線管は矢印R方向及びL方向に回転し、X線管S
軸駆動モータ346を駆動すると、X線管320はS軸
周りを回転する。また、X線管R/L軸駆動モータ33
4とX線管S軸駆動モータ346を同時に駆動すると、
それぞれが組み合わされた角度に回転できるようにな
る。なお、X線管R/L軸駆動モータ334とX線管S
軸駆動モータ346の一方を省略し、1つの回転動作と
しても良い。
【0042】図6(4)は、キャリッジの走行機構の概
略を示す斜視図であり、図6(2)のベース部材232
の下側に取付けられる。駆動輪272,274は軸27
6により繋がれており、歯車278が取付けられてい
る。この歯車278には、キャリッジ走行モータ282
の出力軸に固定された歯車280が噛み合っている。こ
れら駆動輪272,274のキャリッジ走行モータ28
2等は支持部材284により、前記ベース部材232に
回転自在に取付けられている。支持部材284にはプー
リ286が固定され、キャリッジ操舵モータ298(ベ
ース部材232に固定されている)の減速器296の出
力軸292に設けたプーリ290とベルト288で回転
をさせられるようになっている。また、出力軸292に
はプーリ294も固定される。走行輪306,310
は、前記ベース部材232に対し回転自在に取付けた支
持部材308,312に回転自在に支持され、この支持
部材308,312にはプーリ302,304が固定さ
れる。前記プーリ294とプーリ302,304はベル
ト300により同時に回転できるようになっている。以
上により、キャリッジ走行モータ282を後述する制御
装置により駆動するとキャリッジは走行し、またキャリ
ッジ操舵モータ298を駆動すると駆動輪272,274
と、走行輪306,310は向きを変え、その方向に走
行できるようになる。
【0043】本実施例におけるI.I.を支持する支持装
置の要部は図3に示したものと同じであるが、本実施例
の支持装置ではさらにI.I.のX線入射面の向きを変化
させる機構を付加している。図7は、I.I.のX線入射
面の向きを変化させる機構の概略を示す斜視図である。
図7において、350はI.I.であって、簡略化して示
している。352はI.I.350をS′軸を中心として
回転自在に支持するフレームである。このフレーム35
2には軸354が一体にされており、前記支柱B121
に回転自在に支持されている(図示略)。I.I.R′/
L′軸駆動モータ358は、減速器356と共に支柱B
121に固定され、前記軸254が接続されている。ま
た、軸354にはI.I.S′軸駆動モータ368が減速
器370と共に固定され、ロッド366をその軸方向に
スライドさせるようになっている。ロッド366には自
在継手364を介してロッド362が繋がれており、前
記S′軸と異なる位置に回転自在にそのロッド362が
取付けられる。これらの構成により、後述する制御装置
により、I.I.R′/L′軸駆動モータ358を駆動す
ると、I.I.は矢印R′及びL′方向に回転し、I.I.
S′軸駆動モータ368を駆動すると矢印C′方向に回
転する。I.I.R′/L′軸駆動モータ358とI.I.
S′軸駆動モータ368を同時に駆動すると、それぞれ
が組み合わされた角度に回転できるようになる。なお、
I.I.R′/L′軸駆動モータ358とI.I.S′軸駆
動モータ368の一方を省略し、1つの回転動作にして
も良い。
【0044】図8は、本実施例の各モータの制御装置の
一例を示すブロック構成図である。図8において、支柱
X線方向駆動モータ105,支柱Y軸方向駆動モータ1
12,支柱Z軸方向駆動モータ122,I.I.R′/
L′軸駆動モータ358,I.I.S′軸駆動モータ3
68は、モータ制御部400,402,404,40
6,408により駆動され、それぞれのモータの位置や
速度は支柱用モータ制御部410から指示される。すな
わち、支柱用モータ制御部410により、I.I.は任意
の位置に移動でき、かつX線の入射面の向きを変化させ
ることができる。また、X線管昇降モータ260,X線
管R/L軸駆動モータ334,X線管S軸駆動モータ3
46,キャリッジ操舵モータ298,キャリッジ走行モ
ータ282は、それぞれモータ制御部412,414,
416,418,420により駆動され、それぞれのモ
ータの位置や速度はキャリッジ用モータ制御部422か
ら指示される。すなわち、キャリッジ用モータ制御部4
22により、X線管320は任意の位置に移動でき、X
線の照射方向を変えることができるようになっている。
また、支柱用モータ制御部410,キャリッジ用モータ
制御部422は、システムコントローラ424により、
X線管とI.I.が対向する位置になるように演算し指示
する。これらにより、術者は操作卓426から、X線管
とI.I.の位置を、図示を省略したスイッチを操作する
ことにより、X線管とI.I.は常に対向しながら移動す
るようになっている。なお、X線管とI.I.の対向位置
の演算は、例えば、各モータ105,112,122,
358,368,260,334,346,298,2
82に位置検出用のエンコーダ(図示略)を付加し、そ
れらエンコーダからの位置データを図示しないケーブル
を介してシステムコントローラ424に与えることで行
われる。この際のX線管とI.I.の原点位置(初期位
置)の位置決めは、例えば、まずキャリッジを所定の基
準位置に移動させ、次にI.I.の支持装置を駆動してX
線管とI.I.とが対向する位置に調整し、この時の前記
エンコーダからの各位置データをシステムコントローラ
424が読み込み、記憶することにより行われる。
【0045】図9及び図10は、本発明の第3の実施例
を説明するための医用X線装置の要部を示す概略図であ
る。図9は、X線管のX線照射方向を変化させる手段の
他の実施例を示したもので、図10はI.I.のX線入射
面の方向を変化させる手段の他の実施例を示したもので
ある。図9において、キャリッジ230の昇降部材23
4にはリンク430が固定され、このリンク430には
リンク431,432,433がそれぞれ回転可能に取
付けられ、これら4つのリンクが4節回転連鎖(以下、
「第1の4節リンク機構」と呼ぶ)を形成している。リ
ンク430には減速器435を有したリンク駆動用モー
タ434が取付けられ、減速器435の出力軸にはその
出力軸の中心とは異なる位置にレバー436が回転可能
に取付けられ、そのレバー436の他端は前記リンク4
32を回転可能に支持している。これらによりリンク駆
動用モータ434を駆動することにより、第1の4節リ
ンク機構は矢印Jにて示す方向に回動する。さらに、前
記リンク433には、このリンク433と直交する方向
にリンク437が一体にされ、リンク438,439,
440が回動可能に取付けられ4節回転連鎖(以下、
「第2の4節リンク機構」と呼ぶ)を形成している。リ
ンク437には減速器442を有したモータ441が取
付けられ、減速器442の出力軸にはその出力軸の中心
とは異なる位置にレバー443が回転可能に取付けら
れ、そのレバー443の他端は前記リンク438を回転
可能に支持している。これらによりリンク駆動用モータ
441を駆動することにより、第2の4節リンク機構は
矢印Kにて示す方向に回動する。さらに、リンク438
には支持部材444が固定され、この支持部材444は
絞り装置322を備えたX線管320を支持している。
以上により、リンク駆動用モータ434と441を駆動
することにより、X線管320のX線照射方向は第1の
4節リンク機構及び第2の4節リンク機構により様々な
方向に変えることができる。
【0046】なお、図9に示す2つの4節リンク機構
は、図6(3)のX線管旋回機構に置き換えることがで
きるものであり、リンク駆動用モータ434は図6
(3)のS軸駆動モータ346,リンク駆動用モータ4
41は図6(3)のR/L軸駆動モータ334と同種の
機能を果たし、各モータの制御装置は図8のブロック図
に置き換えて良い。
【0047】図10において、支持装置の支柱B121
にはリンク450が固定され、このリンク450にはリ
ンク451,452,453がそれぞれ回転可能に取付
けられ、これら4つのリンクが4節回転連鎖(以下、
「第3の4節リンク機構」と呼ぶ)を形成している。リ
ンク450には減速器455を有したリンク駆動用モー
タ454が取付けられ、減速器455の出力軸にはその
出力軸の中心とは異なる位置にレバー456が回転可能
に取付けられ、そのレバー456の他端は前記リンク4
52を回転可能に支持している。これらによりリンク駆
動用モータ454を駆動することにより、第3の4節リ
ンク機構は矢印Pにて示す方向に回動する。さらに、前
記リンク453には、このリンク453と直交する方向
にリンク457が一体にされ、リンク458,459,
460が回転可能に取付けられ4節回転連鎖(以下、
「第4の4節リンク機構」と呼ぶ)を形成している。リ
ンク457には減速器464を有したリンク駆動用モー
タ462が取付けられ、減速器464の出力軸にはその
出力軸の中心とは異なる位置にレバー466が回転可能
に取付けられ、そのレバー466の他端は前記リンク4
58を回転可能に支持している。これらによりリンク駆
動用モータ462を駆動することにより、第4の4節リ
ンク機構は矢印Qにて示す方向に回動する。さらに、リ
ンク458には支持部材468が固定され、この支持部
材468はI.I.350を支持している。以上により、
リンク駆動用モータ454と462を駆動することによ
り、I.I.350のX線入射面の方向は第3の4節リ
ンク機構及び第4の4節リンク機構により様々な方向に
変えることができる。
【0048】なお、図10に示す2つの4節リンク機構
は、図7のI.I.の回転機構に置き換えることができる
ものであり、リンク駆動用モータ454は図7のS′軸
駆動モータ368,リンク駆動用モータ462は図7の
R′/L′軸駆動モータ358と同種の機能を果たし、各
モータの制御装置は図8のブロック図に置き換えて良
い。
【0049】なお、以上の説明において、X線管も、
I.I.もそれぞれ2つの4節リンク機構を有する構成と
なっているが、第1の4節リンク機構と第2の4節リン
ク機構のいずれか一方、または第3の4節リンク機構と
第4の4節リンク機構のいずれか一方のみの構成でも良
い。さらに、本実施例では回動手段として4節リンク機
構を用いたが、これに限定されず、他のリンク機構を用
いても良い。
【0050】上記の本発明の第2の実施例および第3の
実施例では、X線管、I.I.を回動する手段をそれぞれ
回転手段またはリンク機構単独の組合せで説明したが、
X線管が回転手段を持ち、I.I.がリンク機構を持つ組
合せ、またはX線管がリンク機構を持ち、I.I.が回転
手段を持つ組合せでも良い。
【0051】図11は、本発明の第4の実施例である医
用X線装置を示す斜視図である。図11においては、図
1,図5の場合とは異なり、被検者(図示せず)を横臥
させるベッド20を挾んで、X線照射手段であるX線管
21が支持装置に支持され、I.I.やテレビカメラ等か
らなる受像手段23がキャリッジ22に支持されて、対
向配置されたものである。細部構成は第1〜第3の実施
例の構成が適用され、その制御も第1〜第3の実施例の
制御が適用される。
【0052】以上の構成からなる医用X線装置は、X線
管とI.I.が被検者の体軸周り,体軸方向、およびそれ
らが複合した角度に位置することができるようになるた
め、被曝を防止でき、被検者の左右からのアプローチも
容易にでき、さらに斜めからの透視画像も得られるの
で、血管およびカテーテルの奥行き方向の位置情報を得
ることもできるようになる。これにより、対象とする部
位に制限のない、IVRをする上で非常に使いやすい装
置となる。
【0053】以上の説明において、X線管とI.I.の距
離を一定にする必要がない場合は、図6(2)の移降機
構は省略しても良い。また、キャリッジの機構と、I.
I.を支持する支持装置の機構、およびそれらの位置決
め手段は、本実施例において説明したものに限定する必
要はない。キャリッジの走行は床上を自在に移動できる
ようにしているが、これに限定されずレールを用いて移
動させても良い。さらに受像手段はI.I.とテレビカメ
ラに限定しない。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、直接X線からの被曝を
防止でき、被検者の左右からのアプローチも容易にで
き、さらに各種臓器,血管およびカテーテルの3次元位
置情報を得ることもできるようになるので、IVRに必
要な基本的機能を兼ね備えた、全身のIVRを可能とす
る医用X線装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である医用X線装置の斜
視図である。
【図2】本発明の第1の実施例におけるキャリッジの走
行系の一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例における受像手段を支持
する支持装置の一例を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例における制御装置のブロ
ック図である。
【図5】本発明の第2の実施例である医用X線装置の斜
視図である。
【図6】本発明の第2の実施例におけるキャリッジの機
構の概略を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施例におけるI.I.のX線入
射面の向きを変化させる機構の概略を示す斜視図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施例における制御装置のブロ
ック図である。
【図9】本発明の第3の実施例におけるX線管のX線照
射方向を変化させる手段を示す斜視図である。
【図10】本発明の第3の実施例におけるI.I.のX線
入射面の方向を変化させる手段を示す斜視図である。
【図11】本発明の第4の実施例である医用X線装置を
示す斜視図である。
【図12】従来のX線透視台を示す斜視図である。
【図13】従来の循環器X線検査装置の斜視図である。
【符号の説明】
21,320 X線管(X線照射手段) 22,230 キャリッジ、 23,350 I.I.(受像手段) 24 支持装置 30 フレーム 59 キャリッジ方向転換駆動用モータ 71 キャリッジ駆動用モータ 73 キャリッジ駆動用モータ 100 天井 104 X線方向台車 105 X線方向駆動用モータ 111 Y軸方向台車 112 Y軸方向駆動用モータ 120 支柱A 121 支柱B 122 支柱Z軸方向駆動用モータ 153,410 支柱用モータ制御部 157,422 キャリッジ用モータ制御部 158,424 システムコントローラ 159 操作卓 232 ベース部材 234 昇降部材 260 X線管昇降モータ 282 キャリッジ走行モータ 298 キャリッジ操舵モータ 324 フレーム 334 X線管R/L駆動モータ 346 X線管S軸駆動モータ 358 I.I.R′/L′軸駆動モータ 368 I.I.S′軸駆動モータ 434,441,454,462 リンク駆動用モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 英一 東京都千代田区内神田一丁目1番14号 株 式会社日立メディコ内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体にX線を照射するX線照射手段と、
    前記被検者の透過X線を電気信号に変換する受像手段
    と、この受像手段からの電気信号に基づき画像表示する
    表示手段とを備えてなる医用X線装置において、前記X
    線照射手段が床上を走行するキャリッジに設けられ、前
    記受像手段が天井側に設けられた支持装置に位置移動可
    能に支持され、これらX線照射手段と受像手段とが常に
    対向する位置になるよう前記キャリッジ及び支持装置を
    位置決め制御する位置決め制御装置を具備することを特
    徴とする医用X線装置。
  2. 【請求項2】被検体にX線を照射するX線照射手段と、
    前記被検者の透過X線を電気信号に変換する受像手段
    と、この受像手段からの電気信号に基づき画像表示する
    表示手段とを備えてなる医用X線装置において、前記受
    像手段が床上を走行するキャリッジに設けられ、前記X
    線照射手段が天井側に設けられた支持装置に位置移動可
    能に支持され、これらX線照射手段と受像手段とが常に
    対向する位置になるよう前記キャリッジ及び支持装置を
    位置決め制御する位置決め制御装置を具備することを特
    徴とする医用X線装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の医用X線装置にお
    いて、前記キャリッジおよび前記支持装置の各々が、前
    記X線照射手段のX線照射方向を変化させる手段または
    前記受像手段のX線入射面の方向を変化させる手段のい
    ずれかを具備することを特徴とする医用X線装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の医用X線装置において、前
    記X線照射手段が第1の中心軸の周りを回転する手段
    と、該第1の中心軸に直交する第2の中心軸の周りの回
    転する手段、の両方または一方を具備することを特徴と
    する医用X線装置。
  5. 【請求項5】請求項3記載の医用X線装置において、前
    記受像手段が第3の中心軸の周りを回転する手段と、該
    第3の中心軸と直交する第4の中心軸の周りを回転する
    手段、の両方または一方を具備することを特徴とする医
    用X線装置。
  6. 【請求項6】請求項3記載の医用X線装置において、前
    記X線照射手段を回動する第1のリンク構造と、該第1
    のリンク構造と直交しかつ前記X線照射手段を回動する
    第2のリンク構造、の両方または一方を具備することを
    特徴とする医用X線装置。
  7. 【請求項7】請求項3記載の医用X線装置において、前
    記受像手段を回動する第3のリンク構造と、該第3のリ
    ンク構造と直交しかつ前記受像手段を回動する第4のリ
    ンク構造、の両方または一方を具備することを特徴とす
    る医用X線装置。
  8. 【請求項8】請求項1乃至7記載の医用X線装置におい
    て、前記キャリッジが前記X線照射手段または前記受像
    手段を昇降動させる手段を具備することを特徴とする医
    用X線装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11206746A (ja) * 1998-01-30 1999-08-03 Shimadzu Corp X線診断装置
JP2000135212A (ja) * 1998-10-29 2000-05-16 Canon Inc デジタル撮影台
JP2001120525A (ja) * 1999-10-29 2001-05-08 Toshiba Medical System Co Ltd Ivr−ct装置
JP2002058664A (ja) * 2000-08-21 2002-02-26 Canon Inc 放射線撮影装置

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