JPH08240706A - カラーフィルタ用転写装置 - Google Patents
カラーフィルタ用転写装置Info
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- JPH08240706A JPH08240706A JP6689095A JP6689095A JPH08240706A JP H08240706 A JPH08240706 A JP H08240706A JP 6689095 A JP6689095 A JP 6689095A JP 6689095 A JP6689095 A JP 6689095A JP H08240706 A JPH08240706 A JP H08240706A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カラーフィルタを転写フィルムから感光性
樹脂を基板に転写して製造する際に、転写フィルムを均
一に押し広げることにより感光性樹脂のしわが無く転写
し、または、感光性樹脂の基板密着性良く転写する。 【構成】 カラーフィルタ用転写装置に於いて、少なく
とも転写ローラにエア吹き出し装置を設けるか、又は、
少なくとも転写ローラの近傍にエア吹き出し装置を設け
る。
樹脂を基板に転写して製造する際に、転写フィルムを均
一に押し広げることにより感光性樹脂のしわが無く転写
し、または、感光性樹脂の基板密着性良く転写する。 【構成】 カラーフィルタ用転写装置に於いて、少なく
とも転写ローラにエア吹き出し装置を設けるか、又は、
少なくとも転写ローラの近傍にエア吹き出し装置を設け
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、基板上に異なる分光特
性を有する複数色の着色画素を備えたカラーフィルタを
製造する装置に関し、更に詳しくはカラーフィルタ用転
写フィルムを転写する装置に関するものである。
性を有する複数色の着色画素を備えたカラーフィルタを
製造する装置に関し、更に詳しくはカラーフィルタ用転
写フィルムを転写する装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来カラーフィルタの製造工程中の感光
性樹脂の成膜装置として、実用化されているものは、回
転塗布装置がある。この装置に依れば、膜厚均一性の良
く高品質のカラーフィルタを得ることが出来る。
性樹脂の成膜装置として、実用化されているものは、回
転塗布装置がある。この装置に依れば、膜厚均一性の良
く高品質のカラーフィルタを得ることが出来る。
【０００３】しかし、特に液晶用カラーフィルタの性質
を考慮すると量産性、経済性の面で問題点が多かったた
め、製造工程において、とりわけ当該塗布装置を改善す
る装置が、種々提案されている。このうち、特開昭６３
ー１８７２０３のように予めフィルム状に感光性樹脂を
形成し、これを事後に熱等で圧着する方法が有力な方法
として提案されている。
を考慮すると量産性、経済性の面で問題点が多かったた
め、製造工程において、とりわけ当該塗布装置を改善す
る装置が、種々提案されている。このうち、特開昭６３
ー１８７２０３のように予めフィルム状に感光性樹脂を
形成し、これを事後に熱等で圧着する方法が有力な方法
として提案されている。
【０００４】この方法に依れば、予め塗布膜が形成され
ているので、塗布時の乾燥時間が不要になり量産適応性
が良好になると共に、感光性樹脂を有効に使用すること
が出来るので経済性に富んでいる。
ているので、塗布時の乾燥時間が不要になり量産適応性
が良好になると共に、感光性樹脂を有効に使用すること
が出来るので経済性に富んでいる。
【０００５】上記の当該フィルム状の感光性樹脂を基板
に圧着するためには、転写フィルム（転写フィルムと
は、フィルム状の感光性樹脂がこれを保護するために保
護フィルムと支持フィルムに夾持したものをいう）の保
護フィルムを剥がした後、１枚毎をカラーフィルタ用の
ガラス基板上に載せて、その後加熱して貼り合わせ、転
写完了後、支持フィルムを剥すというプロセスが採用さ
れてきた。
に圧着するためには、転写フィルム（転写フィルムと
は、フィルム状の感光性樹脂がこれを保護するために保
護フィルムと支持フィルムに夾持したものをいう）の保
護フィルムを剥がした後、１枚毎をカラーフィルタ用の
ガラス基板上に載せて、その後加熱して貼り合わせ、転
写完了後、支持フィルムを剥すというプロセスが採用さ
れてきた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、１枚毎の転写
フィルムを、１枚毎のカラーフィルタ用のガラス基板上
に載せて、加熱、貼り合わせ、転写が完了の後、支持フ
ィルムを剥しているのでは時間を要し、生産効率及び転
写されたフィルムの転写の品質に問題があった。
フィルムを、１枚毎のカラーフィルタ用のガラス基板上
に載せて、加熱、貼り合わせ、転写が完了の後、支持フ
ィルムを剥しているのでは時間を要し、生産効率及び転
写されたフィルムの転写の品質に問題があった。
【０００７】特に、転写フィルムを熱圧着直後、転写フ
ィルムと転写ローラが相互の圧力のため剥がれ難くな
り、転写フィルムの自動化を阻む原因になっていた。ま
た、転写フィルムは転写ローラの装着時にしわが発生し
やすいという問題を有していた。
ィルムと転写ローラが相互の圧力のため剥がれ難くな
り、転写フィルムの自動化を阻む原因になっていた。ま
た、転写フィルムは転写ローラの装着時にしわが発生し
やすいという問題を有していた。
【０００８】そこで本発明では上記問題点に鑑み、提案
されたものであって、転写フィルムの高い転写効率を実
現すると共に、高品質のカラーフィルタを製造すべく基
板上に転写する装置を提供するものである。
されたものであって、転写フィルムの高い転写効率を実
現すると共に、高品質のカラーフィルタを製造すべく基
板上に転写する装置を提供するものである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】すなわち、第１の発明の
要旨は、転写フィルム供給部と、基板供給部と、転写フ
ィルムと基板とを転写ローラと押圧ローラとで重ね合わ
せて前記転写フィルム上の感光性樹脂を前記基板に転写
する転写部と、前記転写フィルムと基板を同時に排出す
る排出部とを設けたカラーフィルタ用転写装置に於い
て、少なくとも該転写ローラにエア吹き出し部とを設け
たことを特徴とするカラーフィルタ用転写装置を提供す
ることにある。
要旨は、転写フィルム供給部と、基板供給部と、転写フ
ィルムと基板とを転写ローラと押圧ローラとで重ね合わ
せて前記転写フィルム上の感光性樹脂を前記基板に転写
する転写部と、前記転写フィルムと基板を同時に排出す
る排出部とを設けたカラーフィルタ用転写装置に於い
て、少なくとも該転写ローラにエア吹き出し部とを設け
たことを特徴とするカラーフィルタ用転写装置を提供す
ることにある。
【００１０】また、第２の発明の要旨は、転写フィルム
供給部と、基板供給部と、転写フィルムと基板とを転写
ローラと押圧ローラとで重ね合わせて前記転写フィルム
上の感光性樹脂を前記基板に転写する転写部と、前記転
写フィルムと基板を同時に排出する排出部とを設けたカ
ラーフィルタ用転写装置において、少なくとも該転写ロ
ーラ近傍にエア吹き出し部を設けたことを特徴とするカ
ラーフィルタ用転写装置を提供することにある。
供給部と、基板供給部と、転写フィルムと基板とを転写
ローラと押圧ローラとで重ね合わせて前記転写フィルム
上の感光性樹脂を前記基板に転写する転写部と、前記転
写フィルムと基板を同時に排出する排出部とを設けたカ
ラーフィルタ用転写装置において、少なくとも該転写ロ
ーラ近傍にエア吹き出し部を設けたことを特徴とするカ
ラーフィルタ用転写装置を提供することにある。
【００１１】本発明の一実施例を図１の断面図で示し、
この図を用いてその動作を説明する。 １）転写フィルムを構成する支持フィルム１１２及び感
光性樹脂フィルム１４は、ガイドローラ１３に挟まれて
転写ローラ１１の爪部１５に転写ローラ１１の回転と同
期して移動する。 ２）センサ１１０で支持フィルム１１２及び感光性樹脂
フィルム１４が爪部１５近傍に来たことを認識する。 ３）センサ１１１で支持フィルム１１２及び感光性樹脂
フィルム１４の端が爪部１５で挟める位置に来たことを
認識する。（両センサが感知しないときは警告して自動
停止する。または、警告して転写フィルムを挟まずに転
写ロールを回転継続して、次の爪部１５’で挟み込
む。） ４）爪部１５が閉じて支持フィルム１１２及び感光性樹
脂フィルム１４先端の両端のみを挟み込む。爪部１５と
転写フィルムとの接触部はゴム等の弾性部材１６を設
け、支持フィルム１１２及び感光性樹脂フィルム１４が
傷を付けないように配慮する。 ５）直後にエア吹き出し装置１９からエアが吹き出さ
れ、爪部に保持されていた転写フィルムを転写ローラ１
１上へ均一に押しつける。ここで、図４乃至図７を用い
て吹き出し装置の動作状態を具体的に説明する。転写ロ
ーラは回転を続け、爪部５２が他方のエア吹き出し装置
５４の近傍に来たとき、エア吹き出し装置５４から、転
写フィルム端部に向けて、エアが吹き出される（図
５）。 更に転写ローラ５７が回転を続け、爪部５２
が、前進してきた基板と重なる位置にきたとき、爪部５
２が開く（図５）。その後、エア吹き出し装置４５より
空気が転写ローラより吹き出し、転写フィルム５１の転
写ローラ５７からの剥離を容易にする（図６）。最後に
転写の終了時に吹き出し装置５３、５４のエアの吹き出
しが止まる（図７）。
この図を用いてその動作を説明する。 １）転写フィルムを構成する支持フィルム１１２及び感
光性樹脂フィルム１４は、ガイドローラ１３に挟まれて
転写ローラ１１の爪部１５に転写ローラ１１の回転と同
期して移動する。 ２）センサ１１０で支持フィルム１１２及び感光性樹脂
フィルム１４が爪部１５近傍に来たことを認識する。 ３）センサ１１１で支持フィルム１１２及び感光性樹脂
フィルム１４の端が爪部１５で挟める位置に来たことを
認識する。（両センサが感知しないときは警告して自動
停止する。または、警告して転写フィルムを挟まずに転
写ロールを回転継続して、次の爪部１５’で挟み込
む。） ４）爪部１５が閉じて支持フィルム１１２及び感光性樹
脂フィルム１４先端の両端のみを挟み込む。爪部１５と
転写フィルムとの接触部はゴム等の弾性部材１６を設
け、支持フィルム１１２及び感光性樹脂フィルム１４が
傷を付けないように配慮する。 ５）直後にエア吹き出し装置１９からエアが吹き出さ
れ、爪部に保持されていた転写フィルムを転写ローラ１
１上へ均一に押しつける。ここで、図４乃至図７を用い
て吹き出し装置の動作状態を具体的に説明する。転写ロ
ーラは回転を続け、爪部５２が他方のエア吹き出し装置
５４の近傍に来たとき、エア吹き出し装置５４から、転
写フィルム端部に向けて、エアが吹き出される（図
５）。 更に転写ローラ５７が回転を続け、爪部５２
が、前進してきた基板と重なる位置にきたとき、爪部５
２が開く（図５）。その後、エア吹き出し装置４５より
空気が転写ローラより吹き出し、転写フィルム５１の転
写ローラ５７からの剥離を容易にする（図６）。最後に
転写の終了時に吹き出し装置５３、５４のエアの吹き出
しが止まる（図７）。
【００１２】
【実施例１】以下、本発明の内容を更に具体的に説明す
べく図３を用いて、転写フィルムを基板に転写するまで
をプロセスに沿って順次説明する。図３は本発明の転写
装置の全体図である
べく図３を用いて、転写フィルムを基板に転写するまで
をプロセスに沿って順次説明する。図３は本発明の転写
装置の全体図である
【００１３】転写フィルム３１の構造は少なくとも保護
フィルムとフィルム状の感光性樹脂と支持フィルムの３
層からなる。従って、これらを分離してカラーフィルタ
に使用する感光性樹脂のみを基板に転写する必要があ
る。
フィルムとフィルム状の感光性樹脂と支持フィルムの３
層からなる。従って、これらを分離してカラーフィルタ
に使用する感光性樹脂のみを基板に転写する必要があ
る。
【００１４】この転写フィルム３１を連続したロールと
して本装置の供給部３２にセットする。この供給部３２
ではロールは１本であるが、さらに生産能率を向上させ
るべく、ロールを複数セットし、又は自動的にフィルム
を接続できるオートペースターを使用しても良い。
して本装置の供給部３２にセットする。この供給部３２
ではロールは１本であるが、さらに生産能率を向上させ
るべく、ロールを複数セットし、又は自動的にフィルム
を接続できるオートペースターを使用しても良い。
【００１５】転写フィルム３１の供給部３２より第１、
２、３のニップローラ３３、３４、３５が互いに同期し
ながら転写フィルム３１を引っ張る。供給部３２からの
転写フィルム３１はテンションコントロール用のダンサ
ーローラ３６を経由した後、第１のニップローラ３３を
経てマーク読み取り部３１５に至る。マーク読み取り部
３１５は、転写フィルム３１に予め記載された情報を読
みとるために設けられたものである。例えば、転写フィ
ルムの良否を読みとり、これが不良の場合は基板の搬送
を停止する。
２、３のニップローラ３３、３４、３５が互いに同期し
ながら転写フィルム３１を引っ張る。供給部３２からの
転写フィルム３１はテンションコントロール用のダンサ
ーローラ３６を経由した後、第１のニップローラ３３を
経てマーク読み取り部３１５に至る。マーク読み取り部
３１５は、転写フィルム３１に予め記載された情報を読
みとるために設けられたものである。例えば、転写フィ
ルムの良否を読みとり、これが不良の場合は基板の搬送
を停止する。
【００１６】ここで、供給部３１前に設けられたテンシ
ョンコントロール用のダンサーローラ３６は５乃至３０
キログラム等の重りが設定されており、ダンサーローラ
３６の位置が変化することでテンションが一定に保たれ
る。転写フィルム３１が強く引っ張られ、又は逆に緩む
とダンサーローラ３６によりフィードバック作用がかか
るためである。尚、保護フィルムの排出部３６’側も同
様の装置により一定のテンションに保つことができる。
ョンコントロール用のダンサーローラ３６は５乃至３０
キログラム等の重りが設定されており、ダンサーローラ
３６の位置が変化することでテンションが一定に保たれ
る。転写フィルム３１が強く引っ張られ、又は逆に緩む
とダンサーローラ３６によりフィードバック作用がかか
るためである。尚、保護フィルムの排出部３６’側も同
様の装置により一定のテンションに保つことができる。
【００１７】第２のニップローラ３４で保護フィルムを
剥がし、ダンサローラ３６’を経て排出部３７に巻き取
る。
剥がし、ダンサローラ３６’を経て排出部３７に巻き取
る。
【００１８】次に、第２および第３のニップローラ３
４、３５で転写フィルム３１は挟まれて基板３１３の大
きさに合わせてカッター３１６でカットする。このとき
のカットされるフィルムの量は制御部の設定部に設定さ
れた基板の大きさより演算される。本実施例の場合、設
定した基板の大きさより少々小さくなるように演算す
る。保護フィルムが剥がされ、カッター３１６により一
定の大きさに切断された転写フィルムはガイドローラ３
８に挟まれながら転写ローラ３９方向に移動する。尚、
カッター３１６はロータリーカッター等が使用できる。
４、３５で転写フィルム３１は挟まれて基板３１３の大
きさに合わせてカッター３１６でカットする。このとき
のカットされるフィルムの量は制御部の設定部に設定さ
れた基板の大きさより演算される。本実施例の場合、設
定した基板の大きさより少々小さくなるように演算す
る。保護フィルムが剥がされ、カッター３１６により一
定の大きさに切断された転写フィルムはガイドローラ３
８に挟まれながら転写ローラ３９方向に移動する。尚、
カッター３１６はロータリーカッター等が使用できる。
【００１９】一方、基板を予備加熱する。基板に充分な
熱を与え、感光性樹脂の基板密着性を向上せしめるため
である。
熱を与え、感光性樹脂の基板密着性を向上せしめるため
である。
【００２０】本発明の特徴を具備する転写ローラ３９の
動作は既に説明した通りである。即ち、第一のセンサ
（図３には図示せず）の感知により爪部（図３には図示
せず）と転写ローラ３９間を広げ、第二のセンサ（図３
には図示せず）の感知により転写フィルム３１を爪部
（図３には図示せず）の移動により転写ローラと挟み込
む方法を採用している。この際の吹き出し装置等の動作
は先に記載のとおりである。
動作は既に説明した通りである。即ち、第一のセンサ
（図３には図示せず）の感知により爪部（図３には図示
せず）と転写ローラ３９間を広げ、第二のセンサ（図３
には図示せず）の感知により転写フィルム３１を爪部
（図３には図示せず）の移動により転写ローラと挟み込
む方法を採用している。この際の吹き出し装置等の動作
は先に記載のとおりである。
【００２１】転写ローラ３９の下側には加熱した押圧ロ
ーラ３１８があり、転写フィルム３１と基板３１３を押
圧しながら、基板３１３の下部から加熱し、基板３１３
を高温（８０℃乃至１７０℃）にする。
ーラ３１８があり、転写フィルム３１と基板３１３を押
圧しながら、基板３１３の下部から加熱し、基板３１３
を高温（８０℃乃至１７０℃）にする。
【００２２】加熱した押圧ローラ３１０の前後には基板
３１３がスムースに搬送されるように一定間隔で搬送ロ
ーラ３１２があり、各ローラ３１２はタイミングベルト
によるタイミング機構で接続される。搬入台３１１の駆
動装置と同期を取りながら、一定タイミングで基板が搬
送される。
３１３がスムースに搬送されるように一定間隔で搬送ロ
ーラ３１２があり、各ローラ３１２はタイミングベルト
によるタイミング機構で接続される。搬入台３１１の駆
動装置と同期を取りながら、一定タイミングで基板が搬
送される。
【００２３】転写フィルム３１を転写した基板３１３を
転写フィルム３１の剥離部に搬送し、基板３１から貼り
付いた転写フィルムの支持フィルムを剥がし、感光性樹
脂を基板上に残す。また、露光前に支持フィルムを剥離
せず、支持フィルムを保持したまま露光して、事後に支
持フィルムを剥離する場合もある。使用される感光性材
料の多くがラジカル重合型であり、酸素遮断膜の効果を
得ることによりラジカルの失活を防止することができる
ためである。
転写フィルム３１の剥離部に搬送し、基板３１から貼り
付いた転写フィルムの支持フィルムを剥がし、感光性樹
脂を基板上に残す。また、露光前に支持フィルムを剥離
せず、支持フィルムを保持したまま露光して、事後に支
持フィルムを剥離する場合もある。使用される感光性材
料の多くがラジカル重合型であり、酸素遮断膜の効果を
得ることによりラジカルの失活を防止することができる
ためである。
【００２４】この様に作成されたカラーフィルタは、転
写工程で感光性材料を経済的、かつ、生産効率を損なう
ことなく、高品質を保持できるものとなった。
写工程で感光性材料を経済的、かつ、生産効率を損なう
ことなく、高品質を保持できるものとなった。
【００２５】
【発明の作用及び効果】第１の発明では、連続した転写
フィルムを転写ローラに設けたエア吹き出し装置により
転写直後の転写フィルムと転写ローラの剥離を容易に
し、高い生産能率を維持することができるという効果を
奏するものである。
フィルムを転写ローラに設けたエア吹き出し装置により
転写直後の転写フィルムと転写ローラの剥離を容易に
し、高い生産能率を維持することができるという効果を
奏するものである。
【００２６】第２の発明では、転写フィルムを基板上に
均一に押し広げて転写できるように構成したことによ
り、転写時のしわの発生を低減させ、高品質のカラーフ
ィルタが製造することが出来る。また、転写フィルム及
び転写ローラに清浄なエアを吹き付けることにより表面
のパーティクル付着の防止・除去ができるため製造歩留
まりの向上するという効果がある。更には、エアに温風
を採用することにより転写フィルムの表面温度の低下を
防止して、感光性樹脂と基板との密着性を向上させるた
め、画素剥離が低減し、製造歩留まりが向上するという
効果を奏するものである。
均一に押し広げて転写できるように構成したことによ
り、転写時のしわの発生を低減させ、高品質のカラーフ
ィルタが製造することが出来る。また、転写フィルム及
び転写ローラに清浄なエアを吹き付けることにより表面
のパーティクル付着の防止・除去ができるため製造歩留
まりの向上するという効果がある。更には、エアに温風
を採用することにより転写フィルムの表面温度の低下を
防止して、感光性樹脂と基板との密着性を向上させるた
め、画素剥離が低減し、製造歩留まりが向上するという
効果を奏するものである。
【００２７】
【図１】本発明の主要発明の転写ローラ部周辺を拡大し
て断面図で示したものである（図２をＡ〜Ａ’で切断し
たもの）。
て断面図で示したものである（図２をＡ〜Ａ’で切断し
たもの）。
【図２】本発明の主要発明の転写ローラ部周辺を拡大し
て正面図で示したものである。
て正面図で示したものである。
【図３】本発明を使用した転写フィルム転写装置の一実
施例である。
施例である。
【図４】本発明の主要発明の吹き出し装置等の動作を断
面図で示したものである（転写フィルムを掴んだ直後の
時）。
面図で示したものである（転写フィルムを掴んだ直後の
時）。
【図５】本発明の主要発明の吹き出し装置等の動作を断
面図で示したものである（転写フィルムを掴んだ後、基
板が送り込まれた時）。
面図で示したものである（転写フィルムを掴んだ後、基
板が送り込まれた時）。
【図６】本発明の主要発明の吹き出し装置等の動作を断
面図で示したものである（転写が開始時）。
面図で示したものである（転写が開始時）。
【図７】本発明の主要発明の吹き出し装置等の動作を断
面図で示したものである（転写終了時）。
面図で示したものである（転写終了時）。
１１ 転写ローラ １２ 押圧ローラ １３ ガイドローラ １４ 転写フィルム（フィルム状感光性樹脂部） １４’ 転写フィルム（フィルム状感光性樹脂部） １５ 爪部 １５’ 爪部 １６ 弾性部材 １６’ 弾性部材 １７ エア吹き出し装置 １７’ エア吹き出し装置 １８ エア吹き出し装置 １９ エア吹き出し装置 １１０ センサ １１０’ センサ １１１ センサ １１１’ センサ １１２ 転写フィルム（支持フィルム） １１２’ 転写フィルム（支持フィルム） １１３ 基板 ２１ 転写フィルム ２２ 転写ローラ支持部材 ２３ 爪部 ２４ 吹き出し口 ２５ センサ ２６ センサ ３１ 転写フィルム ３２ 転写フィルム供給装置 ３３ ニップローラ ３４ ニップローラ ３５ ニップローラ ３６ ダンサローラ ３６’ ダンサローラ ３７ 保護フィルム排出部 ３８ ガイドローラ ３９ 転写ローラ ３１０ 押圧ローラ ３１１ 搬入台 ３１２ 搬送ローラ ３１３ 基板 ３１４ 搬送部材 ３１５ マーク読み取り装置 ３１６ カッター ３１６’ カッター受け ３１７ 加熱装置 ３１８ ストッパー ４１ 転写フィルム ４２ 爪部 ４３ 吹き出し装置 ４４ 吹き出し装置 ４５ 吹き出し装置 ４６ 基板 ４７ 転写ローラ
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 賢 東京都新宿区市谷加賀町一丁目１番１号 大日本印刷株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】 転写フィルム供給部と、基板供給部と、
転写フィルムと基板とを転写ローラと押圧ローラとで重
ね合わせて前記転写フィルム上の感光性樹脂を前記基板
に転写する転写部と、前記転写フィルムと基板を同時に
排出する排出部とを設けたカラーフィルタ用転写装置に
於いて、少なくとも該転写ローラにエア吹き出し部とを
設けたことを特徴とするカラーフィルタ用転写装置。 - 【請求項２】 転写フィルム供給部と、基板供給部と、
転写フィルムと基板とを転写ローラと押圧ローラとで重
ね合わせて前記転写フィルム上の感光性樹脂を前記基板
に転写する転写部と、前記転写フィルムと基板を同時に
排出する排出部とを設けたカラーフィルタ用転写装置に
おいて、少なくとも該転写ローラ近傍にエア吹き出し部
を設けたことを特徴とするカラーフィルタ用転写装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6689095A JPH08240706A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | カラーフィルタ用転写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6689095A JPH08240706A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | カラーフィルタ用転写装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08240706A true JPH08240706A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=13328966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6689095A Withdrawn JPH08240706A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | カラーフィルタ用転写装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08240706A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009127888A2 (en) | 2008-04-14 | 2009-10-22 | Kodak Graphic Communications Canada Company | Roller alignment |
| EP2352650A2 (en) * | 2008-12-05 | 2011-08-10 | Kodak Graphic Communications Canada Company | Improved media application |
| TWI820653B (zh) * | 2022-03-28 | 2023-11-01 | 鴻鉑科技有限公司 | 部分薄膜剝離結構（一） |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP6689095A patent/JPH08240706A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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