JPH0823986B2 - テ−プカセツト - Google Patents
テ−プカセツトInfo
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- JPH0823986B2 JPH0823986B2 JP61316148A JP31614886A JPH0823986B2 JP H0823986 B2 JPH0823986 B2 JP H0823986B2 JP 61316148 A JP61316148 A JP 61316148A JP 31614886 A JP31614886 A JP 31614886A JP H0823986 B2 JPH0823986 B2 JP H0823986B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- tape cassette
- tape
- memory element
- deck
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオ用,オーディオ用等のテープカセッ
トに関する。
トに関する。
本発明は、ビデオ用,オーディオ用等のテープカセッ
トにおいて、テープを収納した筐体内にメモリ素子を取
付け、このメモリ素子の接続端子を、筐体の中央から外
部装置側のカセットホルダで保持される側面側に偏奇
し、かつ筐体の背面から底面にかけて位置に露出させ
て、外部装置との接続が良好にできるようにしたもので
ある。
トにおいて、テープを収納した筐体内にメモリ素子を取
付け、このメモリ素子の接続端子を、筐体の中央から外
部装置側のカセットホルダで保持される側面側に偏奇
し、かつ筐体の背面から底面にかけて位置に露出させ
て、外部装置との接続が良好にできるようにしたもので
ある。
〔従来の技術〕 従来、ビデオテープデッキに使用されているテープカ
セットは、例えば第8図に示す如き形状をしていた。こ
の第8図において、(1)はビデオテープカセットを示
し、このビデオテープカセット(1)は、ABS樹脂等よ
りなる上ハーフ(2a)と下ハーフ(2b)とでカセット本
体(2)が構成されている。このカセット本体(2)内
にはリール(3)が2個配置され、この2個のリール
(3)に磁気テープ(図示せず)の一端と他端とが係止
された状態で巻装されている。そして、このカセット本
体(2)の前面には前面蓋(4)が取付けられ、カセッ
ト本体(2)と前面蓋(4)とでこのカセットテープ
(1)の筐体が構成される。そして、このビデオテープ
カセット(1)をデッキ内に装着したときにだけ前面蓋
(4)が上方へ回動して開くようにしてあり、この前面
蓋(4)が開くことで、この前面蓋(4)により保護さ
れていた磁気テープがカセット本体(2)から露出し、
この露出した磁気テープを引き出してデッキの回転ヘッ
ドドラムに巻装させてビデオ信号等の記録再生を行な
う。
セットは、例えば第8図に示す如き形状をしていた。こ
の第8図において、(1)はビデオテープカセットを示
し、このビデオテープカセット(1)は、ABS樹脂等よ
りなる上ハーフ(2a)と下ハーフ(2b)とでカセット本
体(2)が構成されている。このカセット本体(2)内
にはリール(3)が2個配置され、この2個のリール
(3)に磁気テープ(図示せず)の一端と他端とが係止
された状態で巻装されている。そして、このカセット本
体(2)の前面には前面蓋(4)が取付けられ、カセッ
ト本体(2)と前面蓋(4)とでこのカセットテープ
(1)の筐体が構成される。そして、このビデオテープ
カセット(1)をデッキ内に装着したときにだけ前面蓋
(4)が上方へ回動して開くようにしてあり、この前面
蓋(4)が開くことで、この前面蓋(4)により保護さ
れていた磁気テープがカセット本体(2)から露出し、
この露出した磁気テープを引き出してデッキの回転ヘッ
ドドラムに巻装させてビデオ信号等の記録再生を行な
う。
ところで、この種のビデオテープカセット(1)は、
このカセットに記録した内容等が再生しなくてもわかる
様にしておかないと、このカセットを管理する上で不便
である。ところが、従来のカセットでこのようなことを
行なう方法としては、カセット本体(2)の上面等に貼
られたラベル(5)に直接内容を文字で書き込む方法し
かなかった。このラベル(5)に書き込む作業は以外と
手間がかかると共に、スペースに制約があるためあまり
多くのデータを書き込むことはできなかった。
このカセットに記録した内容等が再生しなくてもわかる
様にしておかないと、このカセットを管理する上で不便
である。ところが、従来のカセットでこのようなことを
行なう方法としては、カセット本体(2)の上面等に貼
られたラベル(5)に直接内容を文字で書き込む方法し
かなかった。このラベル(5)に書き込む作業は以外と
手間がかかると共に、スペースに制約があるためあまり
多くのデータを書き込むことはできなかった。
この問題点を解決するために、本出願人は先に例えば
特願昭60−298306号に示した如く、ビデオテープカセッ
トに所定の信号が記憶できる電子回路部品を搭載したも
のを提案した。この電子回路部品として記憶容量の大き
いメモリ素子を搭載させれば、種々のデータを記憶させ
ることができ、ラベルにデータを書き込む手間が省け
る。
特願昭60−298306号に示した如く、ビデオテープカセッ
トに所定の信号が記憶できる電子回路部品を搭載したも
のを提案した。この電子回路部品として記憶容量の大き
いメモリ素子を搭載させれば、種々のデータを記憶させ
ることができ、ラベルにデータを書き込む手間が省け
る。
ところが、従来提案されているメモリ素子を搭載した
カセットは、その端子部の構造が、記録再生装置側の対
応した位置に設けた専用の端子部とだけ接続できる構造
としてあり、記録再生装置側の構造に制約があった。
カセットは、その端子部の構造が、記録再生装置側の対
応した位置に設けた専用の端子部とだけ接続できる構造
としてあり、記録再生装置側の構造に制約があった。
本発明は斯かる点に鑑み、メモリ素子が外部機器と良
好に接続できるテープカセットを提供することを目的と
する。
好に接続できるテープカセットを提供することを目的と
する。
本発明のテープカセットは、例えば第1図に示す如
く、テープを巻回した2つのリール(3)を収納し、こ
の2つのリール(3)から引き出されたテープをカセッ
ト前面に掛け渡し、該引き出されたテープの前面を回動
可能な蓋によって保護するようにしたテープカセットに
おいて、テープカセット筐体の背面内側に配設されたメ
モリ素子(6)と、このメモリ素子と外部機器との電気
的な接続を行う複数の接続端子(7)と、テープカセッ
ト筐体の中央から外部機器側のカセットホルダで保持さ
れる側面側に偏奇し、かつテープカセット筐体の背面
(2c)から底面(2d)にかけた位置に設けられ、接続端
子(7)の各々に対応した複数の接続端子用露出部とを
設け、この接続端子用露出部から接続端子(7)を露出
させたものである。
く、テープを巻回した2つのリール(3)を収納し、こ
の2つのリール(3)から引き出されたテープをカセッ
ト前面に掛け渡し、該引き出されたテープの前面を回動
可能な蓋によって保護するようにしたテープカセットに
おいて、テープカセット筐体の背面内側に配設されたメ
モリ素子(6)と、このメモリ素子と外部機器との電気
的な接続を行う複数の接続端子(7)と、テープカセッ
ト筐体の中央から外部機器側のカセットホルダで保持さ
れる側面側に偏奇し、かつテープカセット筐体の背面
(2c)から底面(2d)にかけた位置に設けられ、接続端
子(7)の各々に対応した複数の接続端子用露出部とを
設け、この接続端子用露出部から接続端子(7)を露出
させたものである。
本発明のテープカセットによると、メモリ素子の接続
端子露出部をカセットの2つの面にわたって設けたの
で、記録再生装置などの接続される外部機器側の接続端
子を構造を自由に選択することができる。また、メモリ
素子の接続端子を、カセットの中央から外部機器側のカ
セットホルダで保持される側面側に偏奇し、かつテープ
カセット筐体の背面から底面にかわた位置に設けられた
接続端子用露出部から露出させたので、カセットホルダ
の保持力を用いてテープカセットの接続端子と外部機器
側の接続端子との電気的接続が確実に行われる。
端子露出部をカセットの2つの面にわたって設けたの
で、記録再生装置などの接続される外部機器側の接続端
子を構造を自由に選択することができる。また、メモリ
素子の接続端子を、カセットの中央から外部機器側のカ
セットホルダで保持される側面側に偏奇し、かつテープ
カセット筐体の背面から底面にかわた位置に設けられた
接続端子用露出部から露出させたので、カセットホルダ
の保持力を用いてテープカセットの接続端子と外部機器
側の接続端子との電気的接続が確実に行われる。
以下、本発明のテープカセットの一実施例を、第1図
〜第7図を参照して説明しよう。この第1図〜第7図に
おいて、第8図に対応する部分には同一符号を付し、そ
の詳細説明は省略する。
〜第7図を参照して説明しよう。この第1図〜第7図に
おいて、第8図に対応する部分には同一符号を付し、そ
の詳細説明は省略する。
本例のテープカセットは、第8図例と同様の規格のビ
デオテープカセットで、第1図に示す如くこのビデオテ
ープカセット(1)のカセット本体(2)の前面蓋
(4)とは反対側になる背面(2c)に不揮発性のメモリ
素子(6)を埋め込む。このビデオテープカセット
(1)の中央から第5図に示す記録再生装置側のカセッ
トホルダ(14)で保持される左右側面側に偏奇し、かつ
背面(2c)から下面(2d)にかけて接続端子用露出部が
設けられる。そして、このメモリ素子(6)の複数(例
えば6本)の接続ピン(8)(第2図参照)を、上記接
続端子用露出部から露出させて外部機器と電気的に接続
する。なお、ここで言うカセット本体(2)の下面(2
d)とは、リール(3)の回転駆動軸挿入孔(3a)が露
出した側である。このように構成したことにより、この
ビデオテープカセット(1)の外観上は、背面(2c)か
ら下面(2d)にかけて複数の接続端子(7)だけが露出
した状態となっていて、メモリ素子(6)は見えない。
また接続端子露出部をカセットの2つの面にわたって設
けたので、記録再生装置側の接続端子の構造を自由に選
択することができるようになる。更に接続端子をカセッ
トの中央から記録再生装置側のカセットホルダで保持さ
れる側面側に偏奇し、かつテープカセット筐体の背面か
ら底面にかけた位置に設けられた接続端子用露出部から
露出させたので、カセットホルダの保持力を用いてテー
プカセットの接続端子と記録再生装置側の接続端子との
電気的接続が確実に行われる。その他は、第8図例のビ
デオテープカセットと同様に構成する。
デオテープカセットで、第1図に示す如くこのビデオテ
ープカセット(1)のカセット本体(2)の前面蓋
(4)とは反対側になる背面(2c)に不揮発性のメモリ
素子(6)を埋め込む。このビデオテープカセット
(1)の中央から第5図に示す記録再生装置側のカセッ
トホルダ(14)で保持される左右側面側に偏奇し、かつ
背面(2c)から下面(2d)にかけて接続端子用露出部が
設けられる。そして、このメモリ素子(6)の複数(例
えば6本)の接続ピン(8)(第2図参照)を、上記接
続端子用露出部から露出させて外部機器と電気的に接続
する。なお、ここで言うカセット本体(2)の下面(2
d)とは、リール(3)の回転駆動軸挿入孔(3a)が露
出した側である。このように構成したことにより、この
ビデオテープカセット(1)の外観上は、背面(2c)か
ら下面(2d)にかけて複数の接続端子(7)だけが露出
した状態となっていて、メモリ素子(6)は見えない。
また接続端子露出部をカセットの2つの面にわたって設
けたので、記録再生装置側の接続端子の構造を自由に選
択することができるようになる。更に接続端子をカセッ
トの中央から記録再生装置側のカセットホルダで保持さ
れる側面側に偏奇し、かつテープカセット筐体の背面か
ら底面にかけた位置に設けられた接続端子用露出部から
露出させたので、カセットホルダの保持力を用いてテー
プカセットの接続端子と記録再生装置側の接続端子との
電気的接続が確実に行われる。その他は、第8図例のビ
デオテープカセットと同様に構成する。
本例のビデオテープカセットは以上のように構成さ
れ、以下このテープカセットをビデオデッキに装着する
際の動作を説明する。
れ、以下このテープカセットをビデオデッキに装着する
際の動作を説明する。
本例のビデオテープカセット(1)は、第3図に示す
如きビデオテープデッキ(9)に装着して、ビデオ信号
等の記録・再生が行なわれる。このビデオテープデッキ
(9)は、前面にカセット挿入窓(9a)がある所謂フロ
ントローディングタイプのもので、カセット挿入窓(9
a)からビデオテープカセット(1)を第3図に矢印A
で示す如く挿入すると、このデッキ(9)の内部に備わ
るカセットホルダにビデオテープカセット(1)が保持
される。そしてこのカセットホルダは、ビデオテープカ
セット(1)を保持すると、デッキ(9)の内部で矢印
Bに示す如く移動し、回転ドラムの近傍へとビデオテー
プカセット(1)を移動させて固定させる。なお、この
矢印Bに示す動きは、水平に前面から奥へ移動した後、
垂直に下がる動きである。
如きビデオテープデッキ(9)に装着して、ビデオ信号
等の記録・再生が行なわれる。このビデオテープデッキ
(9)は、前面にカセット挿入窓(9a)がある所謂フロ
ントローディングタイプのもので、カセット挿入窓(9
a)からビデオテープカセット(1)を第3図に矢印A
で示す如く挿入すると、このデッキ(9)の内部に備わ
るカセットホルダにビデオテープカセット(1)が保持
される。そしてこのカセットホルダは、ビデオテープカ
セット(1)を保持すると、デッキ(9)の内部で矢印
Bに示す如く移動し、回転ドラムの近傍へとビデオテー
プカセット(1)を移動させて固定させる。なお、この
矢印Bに示す動きは、水平に前面から奥へ移動した後、
垂直に下がる動きである。
このようにしてビデオテープカセット(1)がデッキ
(9)の内部に固定させると、このビデオテープカセッ
ト(1)の接続端子(7)がデッキ(9)側の接続端子
と接続状態となる。即ち、このデッキ(9)のカセット
固定位置には、第4図に示す如く、基板(10)上に導電
膜(12)を表面に形成したゴムシート(11)が固定して
ある。この導電膜(12)はカセットテープ(1)の接続
端子(7)に対応して複数本平行に形成してあり、夫々
の導電膜(12)がリード線(13)により後述するこのデ
ッキ(6)の動作制御用マイクロコンピュータ(15)等
と接続してある。
(9)の内部に固定させると、このビデオテープカセッ
ト(1)の接続端子(7)がデッキ(9)側の接続端子
と接続状態となる。即ち、このデッキ(9)のカセット
固定位置には、第4図に示す如く、基板(10)上に導電
膜(12)を表面に形成したゴムシート(11)が固定して
ある。この導電膜(12)はカセットテープ(1)の接続
端子(7)に対応して複数本平行に形成してあり、夫々
の導電膜(12)がリード線(13)により後述するこのデ
ッキ(6)の動作制御用マイクロコンピュータ(15)等
と接続してある。
このようにしてデッキ(9)側の接続端子が構成さ
れ、このゴムシート(11)上にビデオテープカセット
(1)が固定されることでデッキ(9)側とテープカセ
ット(1)側との導通が行なわれる。即ち、第5図に示
す如く、カセットホルダ(14)により保持されたビデオ
テープカセット(1)が基板(10)上に固定されると、
ゴムシート(11)上にビデオテープカセット(1)の接
続端子(7)が位置し、ゴムシート(11)上の導電膜
(12)とビデオテープカセット(1)の接続端子(7)
とが接触し、導通状態となる。
れ、このゴムシート(11)上にビデオテープカセット
(1)が固定されることでデッキ(9)側とテープカセ
ット(1)側との導通が行なわれる。即ち、第5図に示
す如く、カセットホルダ(14)により保持されたビデオ
テープカセット(1)が基板(10)上に固定されると、
ゴムシート(11)上にビデオテープカセット(1)の接
続端子(7)が位置し、ゴムシート(11)上の導電膜
(12)とビデオテープカセット(1)の接続端子(7)
とが接触し、導通状態となる。
次に、このようにしてデッキ側と接続されるテープカ
セット(1)のメモリ素子(6)に接続される回路構成
を、第6図に示す。この第6図において(15)はこのデ
ッキ(9)の動作を制御するマイクロコンピュータを示
し、このマイクロコンピュータ(15)が上述の如く接続
端子(7)を介してメモリ素子(6)と接続してある。
また、このマイクロコンピュータ(15)は、動作指示等
を行なうキー(16)と、装着したカセットが録画可能か
等の種別を検出するカセット検出回路(17)と、動作状
況等を表示する表示パネル(18)と、テープの走行量を
カウントするカウンタ(19)とが接続してある。
セット(1)のメモリ素子(6)に接続される回路構成
を、第6図に示す。この第6図において(15)はこのデ
ッキ(9)の動作を制御するマイクロコンピュータを示
し、このマイクロコンピュータ(15)が上述の如く接続
端子(7)を介してメモリ素子(6)と接続してある。
また、このマイクロコンピュータ(15)は、動作指示等
を行なうキー(16)と、装着したカセットが録画可能か
等の種別を検出するカセット検出回路(17)と、動作状
況等を表示する表示パネル(18)と、テープの走行量を
カウントするカウンタ(19)とが接続してある。
このようにしてマイクロコンピュータ(15)に各機器
が接続され、このデッキ(6)に装着したテープカセッ
ト(1)にビデオ信号を録画する際には、一回の録画毎
にこのテープカセット(1)のメモリ素子(6)に録画
時の設定条件データを記憶するようにマイクロコンピュ
ータ(15)により制御する。この設定条件としては、録
画時のテープスピード(標準モードと長時間モードの区
別),音声の記録状態(音声多重放送とステレオ放送と
モノラル放送の区別),ハイバンド記録か否か,記録時
のトラッキングコントロールデータ等の各種データが記
憶される。
が接続され、このデッキ(6)に装着したテープカセッ
ト(1)にビデオ信号を録画する際には、一回の録画毎
にこのテープカセット(1)のメモリ素子(6)に録画
時の設定条件データを記憶するようにマイクロコンピュ
ータ(15)により制御する。この設定条件としては、録
画時のテープスピード(標準モードと長時間モードの区
別),音声の記録状態(音声多重放送とステレオ放送と
モノラル放送の区別),ハイバンド記録か否か,記録時
のトラッキングコントロールデータ等の各種データが記
憶される。
また、この各設定条件と共に録画開始時のカウンタ
(19)によるカウント値情報をマイクロコンピュータ
(15)による制御でメモリ素子(6)に記憶するように
してある。このカウント値情報は、テープカセット
(1)のデッキからの取り出し時のカウント値も記憶す
るようにすると共に、テープカセット(1)の再装着時
にはこの記憶したカウント値にカウンタ(19)をセット
するようにして、絶対的なカウント値が維持されるよう
にしてある。
(19)によるカウント値情報をマイクロコンピュータ
(15)による制御でメモリ素子(6)に記憶するように
してある。このカウント値情報は、テープカセット
(1)のデッキからの取り出し時のカウント値も記憶す
るようにすると共に、テープカセット(1)の再装着時
にはこの記憶したカウント値にカウンタ(19)をセット
するようにして、絶対的なカウント値が維持されるよう
にしてある。
そして、このようにして設定条件データをメモリ素子
(6)に記憶したテープカセット(1)を再生する際に
は、このメモリ素子(6)が記憶した設定条件データに
基づいて再生モードが設定される。即ち、このテープカ
セット(1)に録画した所定の番組を再生するときに
は、この番組の記録時にメモリ素子(6)に記憶させた
設定条件データをマイクロコンピュータ(15)が読み出
し、デッキの再生条件をこの読み出したデータに基づい
て設定する。例えば、再生テープスピード,音声の再生
状態,ハイバンド再生が否か,トラッキングコントロー
ル等がこの記憶させたデータに基づいて記録時と同様に
設定される。
(6)に記憶したテープカセット(1)を再生する際に
は、このメモリ素子(6)が記憶した設定条件データに
基づいて再生モードが設定される。即ち、このテープカ
セット(1)に録画した所定の番組を再生するときに
は、この番組の記録時にメモリ素子(6)に記憶させた
設定条件データをマイクロコンピュータ(15)が読み出
し、デッキの再生条件をこの読み出したデータに基づい
て設定する。例えば、再生テープスピード,音声の再生
状態,ハイバンド再生が否か,トラッキングコントロー
ル等がこの記憶させたデータに基づいて記録時と同様に
設定される。
なお、第7図のフローチャートに示す如く、再生時に
メモリ素子(6)に設定条件データが書き込まれていな
いときにはキー(16)による操作でこのデッキの再生条
件が設定されると共に、このキー(16)で指示した再生
条件がメモリ素子(6)に記憶される。
メモリ素子(6)に設定条件データが書き込まれていな
いときにはキー(16)による操作でこのデッキの再生条
件が設定されると共に、このキー(16)で指示した再生
条件がメモリ素子(6)に記憶される。
このように、本例によるビデオテープカセット(1)
によると、メモリ素子(6)を使用して再生条件の自動
的な設定が行なえ、間違いなく確実に各種設定が行なえ
る。
によると、メモリ素子(6)を使用して再生条件の自動
的な設定が行なえ、間違いなく確実に各種設定が行なえ
る。
なお、上述実施例では1回の録画毎に設定条件データ
をメモリ素子(6)に記憶させるようにしたが、例えば
標準モード,長時間モード等のテープスピード情報は、
このビデオテープカセット(1)の最初の使用時(記録
時)にこのモードをメモリ素子(6)に記憶させ、以後
の記録時にはデッキ側で設定しなくてもこの記憶させた
モード情報に基づいて自動的に記録テープスピードが設
定されるようにしてもよい。また、使用するビデオデッ
キとしてNTSC方式とPAL方式とSECAM方式の3方式の映像
信号が切換えで記録・再生が可能なビデオデッキの場合
には、メモリ素子(6)にどの方式の映像信号を記録し
たかを記憶させておけば、再生時にはこのデータに基づ
き自動的な再生方式の切換が行なえる。
をメモリ素子(6)に記憶させるようにしたが、例えば
標準モード,長時間モード等のテープスピード情報は、
このビデオテープカセット(1)の最初の使用時(記録
時)にこのモードをメモリ素子(6)に記憶させ、以後
の記録時にはデッキ側で設定しなくてもこの記憶させた
モード情報に基づいて自動的に記録テープスピードが設
定されるようにしてもよい。また、使用するビデオデッ
キとしてNTSC方式とPAL方式とSECAM方式の3方式の映像
信号が切換えで記録・再生が可能なビデオデッキの場合
には、メモリ素子(6)にどの方式の映像信号を記録し
たかを記憶させておけば、再生時にはこのデータに基づ
き自動的な再生方式の切換が行なえる。
なお、上述の各実施例ではビデオ用のテープカセット
について述べたが、オーディオ用等他のテープカセット
に本発明が適用できることは勿論である。さらに、本発
明は上述実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱すること
なく、その他種々の構成が取り得ることは勿論である。
について述べたが、オーディオ用等他のテープカセット
に本発明が適用できることは勿論である。さらに、本発
明は上述実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱すること
なく、その他種々の構成が取り得ることは勿論である。
本発明のテープカセットによると、テープカセット
(1)にメモリ素子(8)を取付け、このメモリ素子
(8)の接続端子(9)をカセット筐体の2つの面にわ
たって設けられた接続端子露出部から露出させたので、
外部機器(例えば記録再生装置)側の接続端子の構造を
自由に選択することができる。更に接続端子をカセット
の中央から外部機器側のカセットホルダで保持される側
面側に偏奇し、かつテープカセット筐体の背面から底面
にかけた位置にもうけらさた接続端子用露出部から露出
させたので、カセットホルダの保持力を用いてテープカ
セットの接続端子と外部機器側の接続端子との電気的接
続が確実に行われる。
(1)にメモリ素子(8)を取付け、このメモリ素子
(8)の接続端子(9)をカセット筐体の2つの面にわ
たって設けられた接続端子露出部から露出させたので、
外部機器(例えば記録再生装置)側の接続端子の構造を
自由に選択することができる。更に接続端子をカセット
の中央から外部機器側のカセットホルダで保持される側
面側に偏奇し、かつテープカセット筐体の背面から底面
にかけた位置にもうけらさた接続端子用露出部から露出
させたので、カセットホルダの保持力を用いてテープカ
セットの接続端子と外部機器側の接続端子との電気的接
続が確実に行われる。
第1図は本発明のテープカセットの一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図例の要部の内部を示す斜視図、第3
図は第1図例のテープカセットの使用状態を示す斜視
図、第4図は第1図例のテープカセットと接続するデッ
キ側の端子を示す斜視図、第5図は第1図例のテープカ
セットとデッキ側との接続状態を示す断面図、第6図は
第1図例のテープカセットのメモリに接続される回路構
成を示す構成図、第7図は第1図例のテープカセットの
説明に供する線図、第8図は従来のテープカセットの一
例を示す構成図である。 (1)はビデオテープカセット、(2)はカセット本
体、(6)はメモリ素子、(7)は接続端子である。
図、第2図は第1図例の要部の内部を示す斜視図、第3
図は第1図例のテープカセットの使用状態を示す斜視
図、第4図は第1図例のテープカセットと接続するデッ
キ側の端子を示す斜視図、第5図は第1図例のテープカ
セットとデッキ側との接続状態を示す断面図、第6図は
第1図例のテープカセットのメモリに接続される回路構
成を示す構成図、第7図は第1図例のテープカセットの
説明に供する線図、第8図は従来のテープカセットの一
例を示す構成図である。 (1)はビデオテープカセット、(2)はカセット本
体、(6)はメモリ素子、(7)は接続端子である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 幸治 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−171685(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】テープを巻回した2つのリールを収納し、
該2つのリールから引き出されたテープをカセット前面
に掛け渡し、該引き出されたテープの前面を回動可能な
蓋によって保護するようにしたテープカセットにおい
て、 上記テープカセット筐体の背面内側に配設されたメモリ
素子と、 該メモリ素子と外部機器との電気的な接続を行う複数の
接続端子と、 上記テープカセット筐体の中央から外部機器側のカセッ
トホルダで保持される側面側に偏奇し、かつ上記テープ
カセット筐体の背面から底面にかけた位置に設けられ、
上記接続端子の各々に対応した複数の接続端子用露出部
とを設け、 該接続端子用露出部から上記接続端子を露出させたこと
を特徴とするテープカセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61316148A JPH0823986B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | テ−プカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61316148A JPH0823986B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | テ−プカセツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63166085A JPS63166085A (ja) | 1988-07-09 |
JPH0823986B2 true JPH0823986B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=18073806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61316148A Expired - Lifetime JPH0823986B2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 | テ−プカセツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0823986B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2112419C (en) * | 1992-12-28 | 2004-04-06 | Ken Iizuka | Tape cassette including memory unit storing reproduction control instructions |
KR0180922B1 (ko) * | 1993-10-15 | 1999-10-01 | 모리시타 요이찌 | 디지틀데이터기록방법 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5956267A (ja) * | 1982-09-27 | 1984-03-31 | Victor Co Of Japan Ltd | 円盤状情報記録媒体収納ケ−ス |
JPS60171685A (ja) * | 1984-02-16 | 1985-09-05 | Toshiba Corp | 情報記録媒体装置 |
JP2537771B2 (ja) * | 1984-11-20 | 1996-09-25 | 松下電器産業株式会社 | 記録再生装置 |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP61316148A patent/JPH0823986B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63166085A (ja) | 1988-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |