JP2863433B2 - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2863433B2
JP2863433B2 JP6045205A JP4520594A JP2863433B2 JP 2863433 B2 JP2863433 B2 JP 2863433B2 JP 6045205 A JP6045205 A JP 6045205A JP 4520594 A JP4520594 A JP 4520594A JP 2863433 B2 JP2863433 B2 JP 2863433B2
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JP
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cassette
recording
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tape cassette
recording medium
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浩継 大久保
佳司 安田
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Sony Corp
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ用、オーディオ
用等のカセットを使用した記録再生装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、ビデオテープデッキに使用されて
いるテープカセットは、例えば図6に示す如き形状をし
ていた。この図6において、1はビデオテープカセット
を示し、このビデオテープカセット1は、ABS樹脂等
よりなる上ハーフ2aと下ハーフ2bとでカセット本体
2が構成される。このカセット本体2内にはリール3が
2個配置され、この2個のリール3に磁気テープ(図示
せず)の一端と他端とが係止された状態で巻装されてい
る。そして、このカセット本体2の前面には前面蓋4が
取付けられ、カセット本体2と前面蓋4とでテープカセ
ット1の筐体が構成される。そして、このビデオテープ
カセット1をデッキ内に装着したときにだけ前面蓋4が
上方へ回動して開くようにしてあり、この前面蓋4が開
くことでこの前面蓋4により保護されていた磁気テープ
がカセット本体2から露出し、この露出した磁気テープ
を引き出してデッキの回転ヘッドドラムに巻装させてビ
デオ信号等の記録再生を行う。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のビ
デオテープカセット1は、このカセットに記録した内容
等が再生しなくてもわかる様にしておかないと、このカ
セットを管理する上で不便である。ところが、従来のカ
セットでこのようなことを行う方法としては、カセット
本体2の上面等に貼られたラベル5に直接内容を文字で
書き込む方法しかなかった。このラベル5に書込む作業
は以外と手間がかかると共に、スペースに制約があるた
め、あまり多くのデータを書込むことはできなかった。 【0004】この問題点を解決するために、本出願人は
先に例えば特願昭60−298306号に示した如く、
ビデオテープカセットに所定の信号が記憶できる電子回
路部品を搭載したものを提案した。この電子回路部品と
して記憶容量の大きいメモリ素子を搭載させれば、種々
のデータを記憶させることができ、ラベルにデータを書
込む手間が省ける。 【0005】ところが、このようにビデオテープカセッ
トに搭載した電子部品回路はデッキ(即ち記録再生装
置)側のマイクロコンピュータ等と接続端子により接続
させて信号の書込み,読出しが行われ、ビデオテープカ
セットに搭載したメモリ素子に記憶された情報について
は、カセット本体に貼られたラベルに書き込まれた情報
を見る場合のように簡単には内容を見れない問題があっ
た。 【0006】本発明は斯る点に鑑み、カセット側のメモ
リ素子に記憶された情報の記録再生装置での読出しが良
好に行えるようにして、メモリ素子が内蔵されたカセッ
トを使用する際の使い勝手を向上させることを目的とす
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、記録媒体が筐
体2に収納され、この筐体2にメモリ素子6が取付けら
れ、このメモリ素子6の接続端子7を外部に露出させた
記録媒体カセット1を用いて記録または再生を行う記録
再生装置において、記録媒体カセット1が挿入された時
に、記録再生が行われるカセット位置まで移動させるロ
ーディング手段と、記録媒体カセット1がローディング
手段により所定の位置まで移動した時に記録媒体カセッ
ト1のメモリ素子6の接続端子7が位置する箇所で、こ
のメモリ素子6の接続端子7と接続する接続手段10
と、記録媒体カセット1の記録の可否を検出するカセッ
ト検出手段16と、ローディング手段により上記カセッ
ト位置まで移動された記録媒体カセット1のメモリ素子
6との間で、接続手段10を介してデータ読出し、書込
みの処理を行うと共に、カセット検出手段16で記録で
きないことを検出したとき、録画した内容に関する情報
をメモリ素子6から読出す様に制御を行うマイクロコン
ピュータ14とを備えたものである。 【0008】 【作用】録画済の記録媒体カセットが記録再生装置に挿
入されたとき、カセット検出手段で記録できないことが
検出されて、記録媒体カセットのメモリ素子から、録画
した内容に関する情報が読出されて、その読出された録
画した内容に関する情報の処理が記録再生装置で行え
る。 【0009】 【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図5を参
照して説明しよう。この図1〜図5において、図6に対
応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略す
る。 【0010】本例の記録再生装置に使用するテープカセ
ットは、図6の例と同様の規格のビデオテープカセット
で、図1に示す如く、このビデオテープカセット1のカ
セット本体2の下面2cに不揮発性のメモリ素子6を埋
め込む。そして、このメモリ素子6の近傍のカセット本
体2の下面2cに、接続端子部7を露出させて取付け
る。この接続端子部7は、複数の接点7aが配置してあ
り、この夫々の接点7aがメモリ素子6の接続ピン(図
示せず)と電気的に接続してある。このメモリ素子6及
び接続端子部7は、厚さの薄い部分を使用して下面2c
から突出しないようにしてある。なお、ここで言うカセ
ット本体2の下面2cとは、リール3の回転駆動軸挿入
孔3aが露出した下ハーフ2b側の面である。その他
は、図6の例のビデオテープカセットと同様に構成す
る。 【0011】本例の記録再生装置に使用されるビデオテ
ープカセットは以上のように構成され、以下このテープ
カセットを記録再生装置、即ちビデオデッキに装着する
際の動作を説明する。 【0012】本例のビデオテープカセット1は、図2に
示す如きビデオテープデッキ8に装着して、ビデオ信号
等の記録・再生が行われる。このビデオテープデッキ8
は、前面にカセット挿入窓8aがある所謂フロントロー
ディングタイプのもので、カセット挿入窓8aからビデ
オテープカセット1を図2に矢印Aで示す如く挿入する
と、このデッキ8の内部に備わるカセットホルダ(図示
せず)にビデオテープカセット1が保持される。そして
このカセットホルダは、ビデオテープカセット1を保持
するとローディング手段による駆動でデッキ8の内部で
矢印Bに示す如く移動し、回転ドラムの近傍へとビデオ
テープカセット1を移動させる。なおこの矢印Bに示す
動きは、水平に前面から奥へ移動した後、垂直に下がる
動きである。 【0013】このようにしてビデオテープカセット1が
デッキ8の内部に固定されると、このビデオテープカセ
ット1の接続端子部7がデッキ8側の接続端子と接続状
態となる。即ち、このデッキ8のカセット固定位置に
は、図3に示す如く、基板9上に導電膜11を表面に形
成したゴムシート10が固定してある。この導電膜11
はテープカセット1の接続端子部7の接点7aに対応し
て複数個形成してあり、夫々の導電膜11がリード線1
2により後述するこのデッキ8の動作制御用マイクロコ
ンピュータ14等と接続してある。 【0014】このようにしてデッキ8側の接続端子が構
成され、このゴムシート10上にビデオテープカセット
1が固定されることでデッキ8側とテープカセット1側
との導通が行われる。即ち、図4に示す如く、カセット
ホルダ13により保持されたビデオテープカセット1が
基板9上に固定されると、ゴムシート10上にビデオテ
ープカセット1の接続端子部7が位置し、ゴムシート1
0上の導電膜11とビデオテープカセット1の接続端子
部7の接点7aとが接触し、導通状態となる。 【0015】次に、このようにしてデッキ側と接続され
るテープカセット1のメモリ素子6に接続される回路構
成を、図5に示す。この図5において、14はこのデッ
キ8の動作を制御するマイクロコンピュータを示し、こ
のマイクロコンピュータ14が上述の如く接続端子部を
介してメモリ素子6と接続してある。また、このマイク
ロコンピュータ14は、動作指示等を行うキー15と、
装着したカセットが録画可能か等の種別を検出するカセ
ット検出回路16と、動作状況等を表示する表示パネル
17と、テープの走行量をカウントするカウンタ19が
接続してある。 【0016】このようにしてマイクロコンピュータ14
に各機器が接続され、このデッキ8に装着したテープカ
セット1にビデオ信号を録画する際には、キー15が指
示した録画時間、チャンネル等をテープカセット1のメ
モリ素子6に記憶させる。また、録画済テープが装着さ
れたことを検出回路16が検出したときには、メモリ素
子6の記憶情報をマイクロコンピュータ14が読出して
表示パネル17に録画した内容に関する情報を表示さ
せ、この表示情報に基づいて操作者がキー15の操作で
どの箇所の再生を行うのかの選択を行わせることができ
る。 【0017】このようにテープカセット1にメモリ素子
6を搭載することで、録画データ等が夫々のテープカセ
ット毎に記憶される。このため、この記憶情報に基づい
てテープカセット1の管理を行うことができ、カセット
上面のラベルに録画データ等を書込む手間がいらない。
また、メモリ素子は、このようなテープカセット1に搭
載可能な小型なものでも大容量とすることができるの
で、多くのデータを記憶させることができる。 【0018】そして、本例においてはビデオテープカセ
ット1のメモリ素子6の接続端子部7をカセット本体2
の下面2cに設けたことで、この接続端子部7とデッキ
8側の接続端子部であるゴムシート10上の導電膜11
との接続状態が良好に保たれる。即ち、上述の如く、こ
のビデオテープカセット1のデッキ8への装着時には図
2に矢印Bで示す如く、カセットホルダに保持されたビ
デオテープカセット1が内部で下方へ押し下げられるた
め、この押し下げ力で下面2cの接続端子部7とゴムシ
ート10の導電膜11とが圧接し、接続状態が良好に保
たれる。このため、情報信号のメモリ素子6への書込
み、読出しが確実に行える。また、このようにビデオテ
ープカセット1のデッキ8への装着時に働く力を利用し
て圧接状態を保つようにしたため、接続状態を良好に保
つための特別な構成が必要なく、構成が簡単である。 【0019】なお、上述の各実施例ではビデオ用のテー
プカセットについて述べたが、オーディオ用等他のテー
プカセットに本発明が適用できることは勿論である。さ
らに、本発明は上述実施例に限らず、本発明の要旨を逸
脱することなく、その他種々の構成が取り得ることは勿
論である。 【0020】 【発明の効果】本発明によると、録画済の記録媒体カセ
ットが記録再生装置に挿入されたとき、記録媒体カセッ
トのメモリ素子から、録画した内容に関する情報が読出
されて、その読出された録画した内容に関する情報の処
理が記録再生装置で行える。例えば、メモリ素子の記憶
情報をマイクロコンピュータが読出して表示パネルに録
画した内容に関する情報を表示させることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例が適用されるテープカセット
を示す斜視図である。 【図2】一実施例の記録再生装置を示す斜視図である。 【図3】一実施例の端子部を示す斜視図である。 【図4】一実施例の接続状態を示す断面図である。 【図5】一実施例の回路構成を示す構成図である。 【図6】従来のテープカセットの一例を示す斜視図であ
る。 【符号の説明】 1 ビデオテープカセット 2 カセット本体 2a 上ハーフ 2b 下ハーフ 2c 下面 6 メモリ素子 7 接続端子部 7a 接点 10 ゴムシート 11 導電膜 14 マイクロコンピュータ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.記録媒体が筐体に収納され、該筐体にメモリ素子が
    取り付けられ、該メモリ素子の接続端子を外部に露出さ
    せた記録媒体カセットを用いて記録または再生を行う記
    録再生装置において、 上記記録媒体カセットが挿入されたときに、記録再生が
    行われるカセット位置まで移動させるローディング手段
    と、 上記記録媒体カセットが上記ローディング手段により所
    定の位置まで移動した時に上記記録媒体カセットのメモ
    リ素子の接続端子が位置する箇所で、このメモリ素子の
    接続端子と接続する接続手段と、 上記記録媒体カセットの記録の可否を検出するカセット
    検出手段と、 上記ローディング手段により上記カセット位置まで移動
    された記録媒体カセットのメモリ素子との間で、上記接
    続手段を介してデータ読出し、書込みの処理を行うと共
    に、上記カセット検出手段で記録できないことを検出し
    たとき、録画した内容に関する情報を上記メモリ素子か
    ら読出す様に制御を行うマイクロコンピュータとを備え
    た記録再生装置。
JP6045205A 1994-02-18 1994-02-18 記録再生装置 Expired - Lifetime JP2863433B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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