JPH08237855A - 自動車の電流分配システム - Google Patents
自動車の電流分配システムInfo
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- JPH08237855A JPH08237855A JP7035082A JP3508295A JPH08237855A JP H08237855 A JPH08237855 A JP H08237855A JP 7035082 A JP7035082 A JP 7035082A JP 3508295 A JP3508295 A JP 3508295A JP H08237855 A JPH08237855 A JP H08237855A
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- Japan
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- load
- detection signal
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/023—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
- B60R16/0238—Electrical distribution centers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 各負荷７それぞれからバッテリ３への電流帰
還路を帰還用ワイヤーハーネスＷＨにより形成して閉回
路構成にし、ジャンクションボックス５への入力電流と
各帰還用ワイヤーハーネスＷＨそれぞれを経由した各負
荷７からの出力電流とを比較し入力電流と各出力電流そ
れぞれとが等しいときに正常検知信号を，等しくないと
きに異常検知信号を出力する電流検知部１１を各負荷７
毎に設け、正常検知信号の入力により入力電流を各負荷
７に通流する通流路に通流し、異常検知信号の入力によ
り通流路に並設され抵抗値が温度によって変化する感熱
素子から成る遮断部に切換通流して各負荷７への電流を
遮断する電流制御部１２を各負荷７毎に設けている。 【効果】 感熱素子の抵抗値の変化によって各負荷への
電流を遮断することができ、ヒューズの取り替えを不要
にしてメンテナンスの簡素化が図れる。
還路を帰還用ワイヤーハーネスＷＨにより形成して閉回
路構成にし、ジャンクションボックス５への入力電流と
各帰還用ワイヤーハーネスＷＨそれぞれを経由した各負
荷７からの出力電流とを比較し入力電流と各出力電流そ
れぞれとが等しいときに正常検知信号を，等しくないと
きに異常検知信号を出力する電流検知部１１を各負荷７
毎に設け、正常検知信号の入力により入力電流を各負荷
７に通流する通流路に通流し、異常検知信号の入力によ
り通流路に並設され抵抗値が温度によって変化する感熱
素子から成る遮断部に切換通流して各負荷７への電流を
遮断する電流制御部１２を各負荷７毎に設けている。 【効果】 感熱素子の抵抗値の変化によって各負荷への
電流を遮断することができ、ヒューズの取り替えを不要
にしてメンテナンスの簡素化が図れる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、リレーを収容したジ
ャンクションボックスを介してオルタネータ又はバッテ
リからの電流を各負荷に分配供給する自動車の電流分配
システムに関する。
ャンクションボックスを介してオルタネータ又はバッテ
リからの電流を各負荷に分配供給する自動車の電流分配
システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車の電流分配システムは、例
えば図３に示すように構成され、オルタネータ（ＡＬ
Ｔ）１に第１のヒュージブルリンク２の一端が接続さ
れ、負端子がボディアースされたバッテリ３の正端子に
第２のヒュージブルリンク４が接続され、両ヒュージブ
ルリンク２，４の他端が共にエンジンルーム内に設置さ
れたジャンクションボックス５の入力端に接続され、ジ
ャンクションボックス５の複数の出力端それぞれに、ス
イッチ６を介して或いは直接ランプ系，モータ系，点火
系等の各負荷７の一端それぞれが接続され、各負荷７の
他端がボディアースされている。
えば図３に示すように構成され、オルタネータ（ＡＬ
Ｔ）１に第１のヒュージブルリンク２の一端が接続さ
れ、負端子がボディアースされたバッテリ３の正端子に
第２のヒュージブルリンク４が接続され、両ヒュージブ
ルリンク２，４の他端が共にエンジンルーム内に設置さ
れたジャンクションボックス５の入力端に接続され、ジ
ャンクションボックス５の複数の出力端それぞれに、ス
イッチ６を介して或いは直接ランプ系，モータ系，点火
系等の各負荷７の一端それぞれが接続され、各負荷７の
他端がボディアースされている。
【０００３】ところで、ジャンクションボックス５内に
は、その入力端と各出力端それぞれとの間に設けられた
ヒューズＦＳ及びリレーＲＬからなる複数の直列回路が
収容されており、例えばスイッチ６のオンによりリレー
ＲＬが作動して負荷７に電流が供給されるようになって
いる。
は、その入力端と各出力端それぞれとの間に設けられた
ヒューズＦＳ及びリレーＲＬからなる複数の直列回路が
収容されており、例えばスイッチ６のオンによりリレー
ＲＬが作動して負荷７に電流が供給されるようになって
いる。
【０００４】そして、イグニションスイッチのオンによ
るエンジン始動時にはバッテリ３からの電流がジャンク
ションボックス５に流れ、エンジン始動後はオルタネー
タ１の発電交流を整流した電流がバッテリ３及びジャン
クションボックス５に流れ、各負荷７に給電される。
るエンジン始動時にはバッテリ３からの電流がジャンク
ションボックス５に流れ、エンジン始動後はオルタネー
タ１の発電交流を整流した電流がバッテリ３及びジャン
クションボックス５に流れ、各負荷７に給電される。
【０００５】一方、負荷７側で短絡が生じた場合には、
その負荷７への電流通流路にあるヒューズＦＳが過電流
によって溶断し、負荷７への電流を遮断するようになっ
ている。
その負荷７への電流通流路にあるヒューズＦＳが過電流
によって溶断し、負荷７への電流を遮断するようになっ
ている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の構成では、ヒューズＦＳが一旦溶断してしまうと、ヒ
ューズＦＳを新しいものに取り替えない限りシステムは
復旧せず、メンテナンスが非常に煩雑になるという問題
がある。
の構成では、ヒューズＦＳが一旦溶断してしまうと、ヒ
ューズＦＳを新しいものに取り替えない限りシステムは
復旧せず、メンテナンスが非常に煩雑になるという問題
がある。
【０００７】そこで、この発明は、上記のような問題点
を解消するためになされたもので、従来のようなヒュー
ズの取り替えを不要にしてメンテナンスの簡素化を図れ
るようにすることを目的とする。
を解消するためになされたもので、従来のようなヒュー
ズの取り替えを不要にしてメンテナンスの簡素化を図れ
るようにすることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明は、オルタネー
タ及びバッテリにそれぞれ第１及び第２のヒュージブル
リンクが接続され、ジャンクションボックスの入力端が
前記第１及び第２のヒュージブルリンクに接続されると
共に複数の出力端が負荷に接続されて構成された自動車
の電流分配システムにおいて、前記各負荷それぞれから
バッテリへの電流帰還路を帰還用ワイヤーハーネスによ
り形成し、前記ジャンクションボックス内に、前記各負
荷毎に設けられ前記ジャンクションボックスへの入力電
流と前記各帰還用ワイヤーハーネスそれぞれを経由した
前記各負荷からの出力電流とを比較し入力電流と各出力
電流それぞれとが等しいときに正常検知信号を，等しく
ないときに異常検知信号を出力する電流検知部と、前記
各負荷毎に設けられ前記正常検知信号の入力により前記
入力電流を前記各負荷に通流する通流路に通流し前記異
常検知信号の入力により前記通流路に並設され抵抗値が
温度によって変化する感熱素子から成る遮断部に切換通
流して前記各負荷への電流を遮断する電流制御部とを備
えていることを特徴としている。
タ及びバッテリにそれぞれ第１及び第２のヒュージブル
リンクが接続され、ジャンクションボックスの入力端が
前記第１及び第２のヒュージブルリンクに接続されると
共に複数の出力端が負荷に接続されて構成された自動車
の電流分配システムにおいて、前記各負荷それぞれから
バッテリへの電流帰還路を帰還用ワイヤーハーネスによ
り形成し、前記ジャンクションボックス内に、前記各負
荷毎に設けられ前記ジャンクションボックスへの入力電
流と前記各帰還用ワイヤーハーネスそれぞれを経由した
前記各負荷からの出力電流とを比較し入力電流と各出力
電流それぞれとが等しいときに正常検知信号を，等しく
ないときに異常検知信号を出力する電流検知部と、前記
各負荷毎に設けられ前記正常検知信号の入力により前記
入力電流を前記各負荷に通流する通流路に通流し前記異
常検知信号の入力により前記通流路に並設され抵抗値が
温度によって変化する感熱素子から成る遮断部に切換通
流して前記各負荷への電流を遮断する電流制御部とを備
えていることを特徴としている。
【０００９】
【作用】この発明においては、各電流検知部により入力
電流と各出力電流それぞれとが比較され、入力電流と各
出力電流それぞれとが等しいときに正常検知信号，等し
くないときに異常検知信号が出力され、正常検知信号が
入力されたときには、各電流制御部それぞれにより通流
路を介して各負荷に正常な電流が通流され、異常検知信
号が入力されたときにはその異常検知信号が入力された
電流制御部により遮断部を介して各負荷に電流が切換通
流され、遮断部の感熱素子の抵抗値の変化によって各負
荷への電流が遮断されるため、従来のようなヒューズの
取り替えが不要になり、メンテナンスの簡素化が図れ
る。
電流と各出力電流それぞれとが比較され、入力電流と各
出力電流それぞれとが等しいときに正常検知信号，等し
くないときに異常検知信号が出力され、正常検知信号が
入力されたときには、各電流制御部それぞれにより通流
路を介して各負荷に正常な電流が通流され、異常検知信
号が入力されたときにはその異常検知信号が入力された
電流制御部により遮断部を介して各負荷に電流が切換通
流され、遮断部の感熱素子の抵抗値の変化によって各負
荷への電流が遮断されるため、従来のようなヒューズの
取り替えが不要になり、メンテナンスの簡素化が図れ
る。
【００１０】
【実施例】図１はこの発明の一実施例のブロック図、図
２は詳細な結線図である。
２は詳細な結線図である。
【００１１】図１において、図３と同一符号は同一のも
の若しくは相当するものを示し、図３と相違するのは、
まず各負荷７及びバッテリ３の負端子のボディアースに
代え、各負荷７それぞれからバッテリ３への電流帰還路
を帰還用ワイヤーハーネスＷＨにより形成して閉回路構
成にしたことである。
の若しくは相当するものを示し、図３と相違するのは、
まず各負荷７及びバッテリ３の負端子のボディアースに
代え、各負荷７それぞれからバッテリ３への電流帰還路
を帰還用ワイヤーハーネスＷＨにより形成して閉回路構
成にしたことである。
【００１２】さらに、ジャンクションボックス５の入力
端と各出力端それぞれとの間に設けられた各ヒューズＦ
Ｓ及びリレーＲＬの直列回路に代えて、各負荷７毎に設
けられジャンクションボックス５への入力電流と各帰還
用ワイヤーハーネスＷＨそれぞれを経由した各負荷７か
らの出力電流とを比較し入力電流と各出力電流それぞれ
とが等しいときに正常検知信号を，等しくないときに異
常検知信号を出力する電流検知部１１と、各負荷７毎に
設けられ正常検知信号の入力により入力電流を各負荷７
に通流する通流路に通流し異常検知信号の入力により通
流路に並設され抵抗値が温度によって変化する感熱素子
であるポジスタから成る遮断部に切換通流して各負荷７
への電流を遮断する電流制御部１２と、各電流制御部１
２からの電流を各負荷７それぞれへ供給するリレー及び
これを制御するトランジスタなどの制御素子からなるリ
レー部１３とを設けたことも相違している。
端と各出力端それぞれとの間に設けられた各ヒューズＦ
Ｓ及びリレーＲＬの直列回路に代えて、各負荷７毎に設
けられジャンクションボックス５への入力電流と各帰還
用ワイヤーハーネスＷＨそれぞれを経由した各負荷７か
らの出力電流とを比較し入力電流と各出力電流それぞれ
とが等しいときに正常検知信号を，等しくないときに異
常検知信号を出力する電流検知部１１と、各負荷７毎に
設けられ正常検知信号の入力により入力電流を各負荷７
に通流する通流路に通流し異常検知信号の入力により通
流路に並設され抵抗値が温度によって変化する感熱素子
であるポジスタから成る遮断部に切換通流して各負荷７
への電流を遮断する電流制御部１２と、各電流制御部１
２からの電流を各負荷７それぞれへ供給するリレー及び
これを制御するトランジスタなどの制御素子からなるリ
レー部１３とを設けたことも相違している。
【００１３】つぎに、各部の詳細な構成について図２を
参照しつつ説明する。但し、図２はひとつの負荷７に対
して設けられた電流検知部１１、電流制御部１２、リレ
ー部１３を示し、その他の負荷７については省略してい
るが、他の負荷７についても同様の構成のものが設けら
れている。
参照しつつ説明する。但し、図２はひとつの負荷７に対
して設けられた電流検知部１１、電流制御部１２、リレ
ー部１３を示し、その他の負荷７については省略してい
るが、他の負荷７についても同様の構成のものが設けら
れている。
【００１４】図２に示すように、電流検知部１１は差動
増幅器１１ａ及び逆阻止ダイオード１１ｂから成り、差
動増幅器１１ａの一方の入力端子がジャンクションボッ
クス５の入力端に接続され、他方の入力端子がダイオー
ド１１ｂを介して帰還用ワイヤーハーネスＷＨに接続さ
れており、入力電流Ｉ1と出力電流Ｉ2とが等しいときに
正常検知信号としてローレベル（以下Ｌという）の信号
が出力され、入力電流Ｉ1と出力電流Ｉ2とが等しくない
ときに異常検知信号としてハイレベル（以下Ｈという）
の信号が出力される。
増幅器１１ａ及び逆阻止ダイオード１１ｂから成り、差
動増幅器１１ａの一方の入力端子がジャンクションボッ
クス５の入力端に接続され、他方の入力端子がダイオー
ド１１ｂを介して帰還用ワイヤーハーネスＷＨに接続さ
れており、入力電流Ｉ1と出力電流Ｉ2とが等しいときに
正常検知信号としてローレベル（以下Ｌという）の信号
が出力され、入力電流Ｉ1と出力電流Ｉ2とが等しくない
ときに異常検知信号としてハイレベル（以下Ｈという）
の信号が出力される。
【００１５】また、図２に示すように、電流制御部１２
はＡＮＤゲート１２ａ，ＮＡＮＤゲート１２ｂ，感熱素
子であるポジスタ１２ｃ，逆阻止ダイオード１２ｄ，１
２ｅから成り、両ゲート１２ａ，１２ｂの一方の入力端
子が共にジャンクションボックス５の入力端に接続さ
れ、他方の入力端子が共に差動増幅器１１ａの出力端子
に接続され、ＡＮＤゲート１２ａの出力端子がポジスタ
１２ｃ及びダイオード１２ｄのアノード，カソードを介
してリレー部１３に接続され、ＮＡＮＤゲート１２ｂの
出力端子が通流路を構成するダイオード１２ｅのアノー
ド，カソードを介してリレー部１３に接続されている。
はＡＮＤゲート１２ａ，ＮＡＮＤゲート１２ｂ，感熱素
子であるポジスタ１２ｃ，逆阻止ダイオード１２ｄ，１
２ｅから成り、両ゲート１２ａ，１２ｂの一方の入力端
子が共にジャンクションボックス５の入力端に接続さ
れ、他方の入力端子が共に差動増幅器１１ａの出力端子
に接続され、ＡＮＤゲート１２ａの出力端子がポジスタ
１２ｃ及びダイオード１２ｄのアノード，カソードを介
してリレー部１３に接続され、ＮＡＮＤゲート１２ｂの
出力端子が通流路を構成するダイオード１２ｅのアノー
ド，カソードを介してリレー部１３に接続されている。
【００１６】そして、正常検知信号に相当する差動増幅
器１１ａのＬ出力により、ＡＮＤゲート１２ａ及びＮＡ
ＮＤゲート１２ｂの出力がそれぞれＬ，Ｈとなり、通流
路としてのダイオード１２ｅ及びリレー部１３を介して
負荷７に電流が供給される。一方、負荷７側で短絡が生
じた場合には、入力電流Ｉ1と出力電流Ｉ2とが等しくな
くなるため（Ｉ1＜Ｉ2またはＩ1＞Ｉ2）、差動増幅器１
１ａから上記したように異常検知信号が出力され、異常
検知信号に相当する差動増幅器１１ａのＨ出力により、
ＡＮＤゲート１２ａ及びＮＡＮＤゲート１２ｂの出力が
それぞれＨ，Ｌとなり、ＡＮＤゲート１２ａ側のポジス
タ１２ｃ及びダイオード１２ｄのアノード，カソード更
にリレー部１３を介して負荷７に電流が供給される。
器１１ａのＬ出力により、ＡＮＤゲート１２ａ及びＮＡ
ＮＤゲート１２ｂの出力がそれぞれＬ，Ｈとなり、通流
路としてのダイオード１２ｅ及びリレー部１３を介して
負荷７に電流が供給される。一方、負荷７側で短絡が生
じた場合には、入力電流Ｉ1と出力電流Ｉ2とが等しくな
くなるため（Ｉ1＜Ｉ2またはＩ1＞Ｉ2）、差動増幅器１
１ａから上記したように異常検知信号が出力され、異常
検知信号に相当する差動増幅器１１ａのＨ出力により、
ＡＮＤゲート１２ａ及びＮＡＮＤゲート１２ｂの出力が
それぞれＨ，Ｌとなり、ＡＮＤゲート１２ａ側のポジス
タ１２ｃ及びダイオード１２ｄのアノード，カソード更
にリレー部１３を介して負荷７に電流が供給される。
【００１７】従って、各負荷７のいずれかにおいて短絡
が生じた場合であっても、従来のようなヒューズの取り
替えが不要になり、メンテナンスの簡素化が図れる。
が生じた場合であっても、従来のようなヒューズの取り
替えが不要になり、メンテナンスの簡素化が図れる。
【００１８】なお、上記実施例では感熱素子としてポジ
スタを使用した場合について説明したが、サーミスタを
用い、その抵抗値の温度変化によって負荷７への電流を
遮断するようにしてもよいのは勿論である。
スタを使用した場合について説明したが、サーミスタを
用い、その抵抗値の温度変化によって負荷７への電流を
遮断するようにしてもよいのは勿論である。
【００１９】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、入力
電流と各出力電流それぞれとが等しいときに正常検知信
号，等しくないときに異常検知信号を出力する電流検知
部を各負荷毎に設け、正常検知信号の入力時に各電流制
御部それぞれにより通流路を介して各負荷に正常な電流
を通流し、異常検知信号の入力時に電流制御部により遮
断部を介して各負荷への電流を切換通流するため、負荷
側の短絡等の異常時に、遮断部の感熱素子の抵抗値の変
化によって各負荷への電流を遮断することができ、従来
のようなヒューズの取り替えが不要になり、メンテナン
ス性の優れたジャンクションボックスを提供することが
できる。
電流と各出力電流それぞれとが等しいときに正常検知信
号，等しくないときに異常検知信号を出力する電流検知
部を各負荷毎に設け、正常検知信号の入力時に各電流制
御部それぞれにより通流路を介して各負荷に正常な電流
を通流し、異常検知信号の入力時に電流制御部により遮
断部を介して各負荷への電流を切換通流するため、負荷
側の短絡等の異常時に、遮断部の感熱素子の抵抗値の変
化によって各負荷への電流を遮断することができ、従来
のようなヒューズの取り替えが不要になり、メンテナン
ス性の優れたジャンクションボックスを提供することが
できる。
【図１】この発明の一実施例のブロック図である。
【図２】一実施例の結線図である。
【図３】従来例の結線図である。
１ オルタネータ ２，４ 第１，第２のヒュージブルリンク ３ バッテリ ５ ジャンクションボックス ７ 負荷 １１ 電流検知部 １１ａ 差動増幅器 １２ 電流制御部 １２ｃ ポジスタ １３ リレー部
Claims (3)
- 【請求項１】 オルタネータ及びバッテリにそれぞれ第
１及び第２のヒュージブルリンクが接続され、ジャンク
ションボックスの入力端が前記第１及び第２のヒュージ
ブルリンクに接続されると共に複数の出力端が負荷に接
続されて構成された自動車の電流分配システムにおい
て、 前記各負荷それぞれからバッテリへの電流帰還路を帰還
用ワイヤーハーネスにより形成し、 前記ジャンクションボックス内に、 前記各負荷毎に設けられ前記ジャンクションボックスへ
の入力電流と前記各帰還用ワイヤーハーネスそれぞれを
経由した前記各負荷からの出力電流とを比較し入力電流
と各出力電流それぞれとが等しいときに正常検知信号
を，等しくないときに異常検知信号を出力する電流検知
部と、 前記各負荷毎に設けられ前記正常検知信号の入力により
前記入力電流を前記各負荷に通流する通流路に通流し前
記異常検知信号の入力により前記通流路に並設され抵抗
値が温度によって変化する感熱素子から成る遮断部に切
換通流して前記各負荷への電流を遮断する電流制御部と
を備えていることを特徴とする自動車の電流分配システ
ム。 - 【請求項２】 前記電流検知部が差動増幅器から成るこ
とを特徴とする請求項１記載の自動車の電流分配システ
ム。 - 【請求項３】 前記感熱素子がポジスタまたはサーミス
タから成ることを特徴とする請求項１記載の自動車の電
流分配システム。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7035082A JP2959424B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 自動車の電流分配システム |
| DE69621065T DE69621065T2 (de) | 1995-02-23 | 1996-01-17 | Elektrischer Anschlusskasten und elektrisches Stromverteilungssystem für Kraftfahrzeuge |
| EP96100648A EP0728620B1 (en) | 1995-02-23 | 1996-01-17 | Electric junction box and electric current distribution system for automotive vehicles |
| US08/602,988 US5703746A (en) | 1995-02-23 | 1996-02-16 | Electric junction box and electric current distribution system |
| CN96101292.7A CN1135981A (zh) | 1995-02-23 | 1996-02-18 | 用于机动车的电接线盒和电流配电*** |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7035082A JP2959424B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 自動車の電流分配システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08237855A true JPH08237855A (ja) | 1996-09-13 |
| JP2959424B2 JP2959424B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=12432065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7035082A Expired - Fee Related JP2959424B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 自動車の電流分配システム |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5703746A (ja) |
| EP (1) | EP0728620B1 (ja) |
| JP (1) | JP2959424B2 (ja) |
| CN (1) | CN1135981A (ja) |
| DE (1) | DE69621065T2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6153851A (en) * | 1996-01-16 | 2000-11-28 | Illinois Tool Works Inc. | Power supply with thermistor precharge and protection circuit |
| JP3087667B2 (ja) * | 1996-11-25 | 2000-09-11 | 住友電装株式会社 | 自動車用の電気接続箱 |
| EP1244191A3 (de) * | 2001-03-23 | 2005-05-25 | GmbH & Co. KG Intedis | Kraftfahrzeug mit zwei Bordnetzen |
| US20110133743A1 (en) * | 2010-04-30 | 2011-06-09 | Werner Barton | Fault detection device and method for detecting an electrical fault |
| US20120305309A1 (en) * | 2011-06-02 | 2012-12-06 | Alstom Technology Ltd | Prewired pulse valve wiring harness with diodes |
| KR20130005783A (ko) * | 2011-07-07 | 2013-01-16 | 현대모비스 주식회사 | 배터리 센서를 이용한 보조 전자기기의 전원 관리 장치 및 방법 |
| JP2013180721A (ja) * | 2012-03-05 | 2013-09-12 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ジャンクションボックスの製造方法、ジャンクションボックス及びカットスイッチ |
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