JPH08237152A - 多重放送受信機 - Google Patents
多重放送受信機Info
- Publication number
- JPH08237152A JPH08237152A JP6164995A JP6164995A JPH08237152A JP H08237152 A JPH08237152 A JP H08237152A JP 6164995 A JP6164995 A JP 6164995A JP 6164995 A JP6164995 A JP 6164995A JP H08237152 A JPH08237152 A JP H08237152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traffic information
- volume
- receiving
- broadcast
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 RDS(RADIO DATA SYSTEM) データ受信機
能を持つFM多重放送受信機の交通情報受信時のボリュ
ーム調整をユーザーによる設定容易なものとする。 【構成】 RDS交通情報局の識別信号としてTP(Tr
afic Program Identifi-cation)、交通情報アナウンス
の識別信号よしてTA(Trafic Announcement I-dentif
ication) の2信号が送信されるが、本発明の受信機に
おいては、交通情報受信時に操作部18のボリュームが
ユーザーにより調整されると、コントローラ14内のメ
モリ17にそのレベルが交通情報受信に適したレベルと
して、通常放送受信時のレベルとともに記憶され、その
後、RDS放送局受信中に交通情報放送が始まってTP
/TA信号がTA/TP検出回路20により検出される
とメモリ17から前回のボリューム設定データが読み出
されて電子ボリューム設定部16に送られ電子ボリュー
ム部6を調整して通常放送受信時のレベルから交通情報
用のレベルに切り換えるので、任意の音量をユーザーは
設定することができる。
能を持つFM多重放送受信機の交通情報受信時のボリュ
ーム調整をユーザーによる設定容易なものとする。 【構成】 RDS交通情報局の識別信号としてTP(Tr
afic Program Identifi-cation)、交通情報アナウンス
の識別信号よしてTA(Trafic Announcement I-dentif
ication) の2信号が送信されるが、本発明の受信機に
おいては、交通情報受信時に操作部18のボリュームが
ユーザーにより調整されると、コントローラ14内のメ
モリ17にそのレベルが交通情報受信に適したレベルと
して、通常放送受信時のレベルとともに記憶され、その
後、RDS放送局受信中に交通情報放送が始まってTP
/TA信号がTA/TP検出回路20により検出される
とメモリ17から前回のボリューム設定データが読み出
されて電子ボリューム設定部16に送られ電子ボリュー
ム部6を調整して通常放送受信時のレベルから交通情報
用のレベルに切り換えるので、任意の音量をユーザーは
設定することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多重放送受信機に関し、
とくにFM放送波にRDSデータを多重して放送するR
DS放送局を受信するに適した多重放送受信機に関す
る。
とくにFM放送波にRDSデータを多重して放送するR
DS放送局を受信するに適した多重放送受信機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ラジオデータシステム(RDS)はFM
放送波に放送情報関連の各種のデジタルデータ(RDS
データ)を周波数多重して放送するもので、ヨーロッパ
放送連合より提案されヨーロッパ各国で実用化されてい
る。また、米国においても同様のシステムが検討されて
いる。RDSデータとしては、表1に示すようなものが
ある。
放送波に放送情報関連の各種のデジタルデータ(RDS
データ)を周波数多重して放送するもので、ヨーロッパ
放送連合より提案されヨーロッパ各国で実用化されてい
る。また、米国においても同様のシステムが検討されて
いる。RDSデータとしては、表1に示すようなものが
ある。
【0003】
【表1】
【0004】このようなRDSデータの放送関連情報や
交通情報等を利用することにより、道路の運転走行に便
利な交通情報を取得することができる。
交通情報等を利用することにより、道路の運転走行に便
利な交通情報を取得することができる。
【0005】中でもドライバーにとって必要かつ重要な
交通情報に関しては、交通情報局の識別信号としてTP
(Trafic Program Identification)、 交通情報アナウ
ンスの識別信号としてTA(Trafic Announcement Iden
tification)の2信号が送信される。そして、RDSデ
ータ受信機能を備えた受信機においては、たとえユーザ
ーが放送をボリュームを絞った状態で聴いたり、CD,
テープ等のソースを小音量で聴いていたりしていても、
交通情報のアナウンスが放送されると、すなわち、前記
のTP,TAの信号が受信されると、その時だけ、ボリ
ュームをアップさせ、あるいはCD,テープ等のソース
から交通情報受信に切り換えてボリュームもアップする
ようにした機能を備えている。
交通情報に関しては、交通情報局の識別信号としてTP
(Trafic Program Identification)、 交通情報アナウ
ンスの識別信号としてTA(Trafic Announcement Iden
tification)の2信号が送信される。そして、RDSデ
ータ受信機能を備えた受信機においては、たとえユーザ
ーが放送をボリュームを絞った状態で聴いたり、CD,
テープ等のソースを小音量で聴いていたりしていても、
交通情報のアナウンスが放送されると、すなわち、前記
のTP,TAの信号が受信されると、その時だけ、ボリ
ュームをアップさせ、あるいはCD,テープ等のソース
から交通情報受信に切り換えてボリュームもアップする
ようにした機能を備えている。
【0006】受信機の音量調整がマニュアルボリューム
の場合は、トランジスタをオン/オフさせてボリューム
をアップさせているが、最近は電子ボリュームを用いた
機器が多く、この場合、音量アップのレベルは初期設定
によってユーザーが交通情報アナウンスを聞くためのT
Aレベルとしてレベル1から4まで選択することができ
るように構成されている。このボリュームカーブを表2
に示す。
の場合は、トランジスタをオン/オフさせてボリューム
をアップさせているが、最近は電子ボリュームを用いた
機器が多く、この場合、音量アップのレベルは初期設定
によってユーザーが交通情報アナウンスを聞くためのT
Aレベルとしてレベル1から4まで選択することができ
るように構成されている。このボリュームカーブを表2
に示す。
【0007】
【表2】
【0008】このように初期設定で音量のレベルを選択
できるようにしているのは、国により、放送局によっ
て、変調度が異なるため、異常に大きな音量になったり
するのを防止するためである。
できるようにしているのは、国により、放送局によっ
て、変調度が異なるため、異常に大きな音量になったり
するのを防止するためである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際には大
方のユーザーは初期設定の機能が存在することを認識し
ていないので、折角の機能が役に立っていないという問
題がある。また、電話中に交通情報放送が始まったりし
て、静かにさせたくても、音量は、ある一定値以下には
下がらないという不都合な点があった。例えば初期設定
で、表2のTA−LV3に設定されているとき、車内で
電話中のため、ボリュームを−68dB(STEP2)
にまで絞っていても、交通情報が始まれば、自動的にボ
リュームは−30dBまでアップされる。しかも、その
場合、表2で理解されるように、ボリューム値を下げた
くても−30dB以下にはならない。
方のユーザーは初期設定の機能が存在することを認識し
ていないので、折角の機能が役に立っていないという問
題がある。また、電話中に交通情報放送が始まったりし
て、静かにさせたくても、音量は、ある一定値以下には
下がらないという不都合な点があった。例えば初期設定
で、表2のTA−LV3に設定されているとき、車内で
電話中のため、ボリュームを−68dB(STEP2)
にまで絞っていても、交通情報が始まれば、自動的にボ
リュームは−30dBまでアップされる。しかも、その
場合、表2で理解されるように、ボリューム値を下げた
くても−30dB以下にはならない。
【0010】さらに別の問題として、ユーザーがCDソ
ース等をボリュームを上げてガンガン聴くタイプの場合
に、例えば+4dB,STEP29で聴いている最中に
交通情報が始まっても、表2でわかるようにボリューム
値はそのままなので交通情報のアナウンスは非常に聞き
取りにくいものとなる。この時、音量を手動で下げて聞
きやすくしたとしても、交通情報が終わったときには再
度ボリューム値を、下げる前の設定値(+4dB)に戻
す操作が必要となる。本発明は、このような不具合点を
解決し、ユーザーが任意に音量を設定できるようにした
多重放送受信機を提供することを目的とする。
ース等をボリュームを上げてガンガン聴くタイプの場合
に、例えば+4dB,STEP29で聴いている最中に
交通情報が始まっても、表2でわかるようにボリューム
値はそのままなので交通情報のアナウンスは非常に聞き
取りにくいものとなる。この時、音量を手動で下げて聞
きやすくしたとしても、交通情報が終わったときには再
度ボリューム値を、下げる前の設定値(+4dB)に戻
す操作が必要となる。本発明は、このような不具合点を
解決し、ユーザーが任意に音量を設定できるようにした
多重放送受信機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、FM多重放送に重畳され送信される交通情報を受
信し復調するFM多重放送受信手段と、音量調整操作手
段を備える操作部と、前記操作部の音量調整操作手段に
より、かつ、電子ボリューム設定部により制御されて音
量調整を行う電子ボリュームと、交通情報以外の放送受
信時の音量調整値及び交通情報受信時の音量調整値を記
憶する書換え可能なメモリと、前記FM多重放送受信手
段により受信された交通情報信号から交通情報局識別信
号及び交通情報アナウンス識別信号を検出する識別信号
検出手段と、前記FM多重放送受信手段によって交通情
報を受信中に、前記音量調整操作手段により操作調整さ
れた音量調整値を交通情報受信時の音量調整値として前
記メモリに記憶させ、その後交通情報以外の放送受信時
において前記識別信号が検出された場合、前記メモリに
記憶された音量調整値を読み出し前記電子ボリューム設
定部により電子ボリュームを前記交通情報受信時の音量
調整値に従って制御調整する制御手段とを備える多重放
送受信機により解決することができる。
れば、FM多重放送に重畳され送信される交通情報を受
信し復調するFM多重放送受信手段と、音量調整操作手
段を備える操作部と、前記操作部の音量調整操作手段に
より、かつ、電子ボリューム設定部により制御されて音
量調整を行う電子ボリュームと、交通情報以外の放送受
信時の音量調整値及び交通情報受信時の音量調整値を記
憶する書換え可能なメモリと、前記FM多重放送受信手
段により受信された交通情報信号から交通情報局識別信
号及び交通情報アナウンス識別信号を検出する識別信号
検出手段と、前記FM多重放送受信手段によって交通情
報を受信中に、前記音量調整操作手段により操作調整さ
れた音量調整値を交通情報受信時の音量調整値として前
記メモリに記憶させ、その後交通情報以外の放送受信時
において前記識別信号が検出された場合、前記メモリに
記憶された音量調整値を読み出し前記電子ボリューム設
定部により電子ボリュームを前記交通情報受信時の音量
調整値に従って制御調整する制御手段とを備える多重放
送受信機により解決することができる。
【0012】
【作用】操作部の音量調整操作手段によって交通情報受
信中に音量調整が行われると、制御手段は、該調整値を
最適な音量調整値としてメモリに記憶させる。メモリ内
には交通情報放送時以外の放送時に適した音量値も設定
記憶されており、通常はその音量調整値が読み出されて
電子ボリュームはその音量に調整されているが、TA/
TP信号、即ち交通情報局識別信号及び交通情報アナウ
ンス識別信号が検出されると制御手段は前記メモリに記
憶された交通情報に適した音量調整値を読み出し、電子
ボリューム設定部により電子ボリュームを交通情報以外
の放送受信時の音量調整値から交通情報受信時の音量調
整値に制御調整する。従ってユーザーは任意の音量で交
通情報を聴取することができる。
信中に音量調整が行われると、制御手段は、該調整値を
最適な音量調整値としてメモリに記憶させる。メモリ内
には交通情報放送時以外の放送時に適した音量値も設定
記憶されており、通常はその音量調整値が読み出されて
電子ボリュームはその音量に調整されているが、TA/
TP信号、即ち交通情報局識別信号及び交通情報アナウ
ンス識別信号が検出されると制御手段は前記メモリに記
憶された交通情報に適した音量調整値を読み出し、電子
ボリューム設定部により電子ボリュームを交通情報以外
の放送受信時の音量調整値から交通情報受信時の音量調
整値に制御調整する。従ってユーザーは任意の音量で交
通情報を聴取することができる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る多重放送受信
機の構成を示す要部ブロック構成図である。この多重放
送受信機は例えばカーラジオとして、あるいはテープカ
セットデッキ等と一体化されてカーオーディオとして使
用することができる。同図において、1はアンテナ、2
はフロントエンドであり、PLL回路3から出力される
同調電圧信号に基づいて所定の放送局に同調し、中間周
波数信号を発生する。4は中間周波増幅器であり、フロ
ントエンド2により出力される中間周波数信号を所定レ
ベルまで増幅する。5はステレオ復調回路(MPX)で
あり、中間周波増幅器4から出力される中間周波数信号
をオーディオのステレオ信号に復調する。6は電子ボリ
ューム部であり、入力されるオーディオ信号を所定の割
合で減衰させ、音量を調整する。7は増幅器(AMP)
である。8はスピーカで増幅器7により駆動されて音声
を出力する。
機の構成を示す要部ブロック構成図である。この多重放
送受信機は例えばカーラジオとして、あるいはテープカ
セットデッキ等と一体化されてカーオーディオとして使
用することができる。同図において、1はアンテナ、2
はフロントエンドであり、PLL回路3から出力される
同調電圧信号に基づいて所定の放送局に同調し、中間周
波数信号を発生する。4は中間周波増幅器であり、フロ
ントエンド2により出力される中間周波数信号を所定レ
ベルまで増幅する。5はステレオ復調回路(MPX)で
あり、中間周波増幅器4から出力される中間周波数信号
をオーディオのステレオ信号に復調する。6は電子ボリ
ューム部であり、入力されるオーディオ信号を所定の割
合で減衰させ、音量を調整する。7は増幅器(AMP)
である。8はスピーカで増幅器7により駆動されて音声
を出力する。
【0014】9は57KHzのバンドパスフィルタ(B
PF)であり、RDSデータに基づいて変調された57
KHzの副変調波を通過させる。10はRDSデコーダ
であり、バンドパスフィルタ9の出力よりPIデータ、
AFデータ、TPデータ、TAデータ等の各種のデータ
を復調する。11はRDSデータ同期エラー訂正回路で
あり、RDSデコーダ10により復調されたPIデー
タ、AFデータ等のRDSデータの誤りをグループごと
に同期を取りながら検出し、その誤りを訂正する。20
はTA/TP検出回路であり、RDSデータ中にTAデ
ータ、TPデータが含まれることを検出してコントロー
ラ14に通知する。
PF)であり、RDSデータに基づいて変調された57
KHzの副変調波を通過させる。10はRDSデコーダ
であり、バンドパスフィルタ9の出力よりPIデータ、
AFデータ、TPデータ、TAデータ等の各種のデータ
を復調する。11はRDSデータ同期エラー訂正回路で
あり、RDSデコーダ10により復調されたPIデー
タ、AFデータ等のRDSデータの誤りをグループごと
に同期を取りながら検出し、その誤りを訂正する。20
はTA/TP検出回路であり、RDSデータ中にTAデ
ータ、TPデータが含まれることを検出してコントロー
ラ14に通知する。
【0015】12はシグナルメータであり、中間周波増
幅器4から出力されるIF信号を用いて受信電界強度を
検出し、検出信号を出力する。13はステーションディ
テクタであり、受信信号の周波数偏位Δf(帯域幅)の
範囲内にあって、かつ信号強度が所定レベル以上のと
き、受信局が存在することを示すハイレベルのステーシ
ョンディテクト信号を出力する。
幅器4から出力されるIF信号を用いて受信電界強度を
検出し、検出信号を出力する。13はステーションディ
テクタであり、受信信号の周波数偏位Δf(帯域幅)の
範囲内にあって、かつ信号強度が所定レベル以上のと
き、受信局が存在することを示すハイレベルのステーシ
ョンディテクト信号を出力する。
【0016】14はマイクロコンピュータで構成される
コントローラであり、プロセッサ(CPU)15、ボリ
ューム設定データによって電子ボリューム6を制御する
電子ボリューム設定部16、ボリューム設定データを記
憶させ、書換え可能なメモリ17等を備える。18は操
作部であり、音量調整キー、選局プリセットキー等が備
えられる。コントローラ14は選局動作や後述の音量制
御動作のほか、ソース切り換え部19を制御して、受信
中の放送局で交通情報放送が始まったとき、TP,TA
データを利用してテープ、CD等の他のオーディオソー
スからラジオモードへと自動的に切り換えてその交通情
報を聴取するようにする機能を備える。
コントローラであり、プロセッサ(CPU)15、ボリ
ューム設定データによって電子ボリューム6を制御する
電子ボリューム設定部16、ボリューム設定データを記
憶させ、書換え可能なメモリ17等を備える。18は操
作部であり、音量調整キー、選局プリセットキー等が備
えられる。コントローラ14は選局動作や後述の音量制
御動作のほか、ソース切り換え部19を制御して、受信
中の放送局で交通情報放送が始まったとき、TP,TA
データを利用してテープ、CD等の他のオーディオソー
スからラジオモードへと自動的に切り換えてその交通情
報を聴取するようにする機能を備える。
【0017】本発明の動作について、図2及び図3のフ
ローチャートを参照して説明する。
ローチャートを参照して説明する。
【0018】本発明ではユーザーが任意に音量を設定で
きるように構成されており、具体的には、交通情報受信
中に音量操作が行われた場合の音量レベルを交通情報を
聴取する場合の最終値とするものである。すなわち、交
通情報受信中に操作部18に備えられた音量調整キーが
ユーザーによって操作されると、その音量調整値を交通
情報受信時のボリューム設定値としてコントローラ14
内のメモリ17のユーザー設定エリアに記憶させる。一
方、交通情報ではない通常の放送受信時のボリューム設
定値も同様にメモリ17のユーザー設定エリアに記憶さ
れている。
きるように構成されており、具体的には、交通情報受信
中に音量操作が行われた場合の音量レベルを交通情報を
聴取する場合の最終値とするものである。すなわち、交
通情報受信中に操作部18に備えられた音量調整キーが
ユーザーによって操作されると、その音量調整値を交通
情報受信時のボリューム設定値としてコントローラ14
内のメモリ17のユーザー設定エリアに記憶させる。一
方、交通情報ではない通常の放送受信時のボリューム設
定値も同様にメモリ17のユーザー設定エリアに記憶さ
れている。
【0019】前記のように設定された状態において、R
DS局を受信中に交通情報放送が始まった場合の動作を
図2に示した。RDSデコーダ10により復調された信
号からTA/TP検出回路20によってTA/TP=1
が検出されると(ステップ101)、その情報はコント
ローラ14へ入力され、コントローラ14はメモリ17
内に前述のユーザー設定値が設定されているかをチェッ
クし(ステップ102)、設定され記憶されていない場
合は電子ボリューム設定部16を工場設定値に変更して
電子ボリューム部6を該設定値によって動作させる。
DS局を受信中に交通情報放送が始まった場合の動作を
図2に示した。RDSデコーダ10により復調された信
号からTA/TP検出回路20によってTA/TP=1
が検出されると(ステップ101)、その情報はコント
ローラ14へ入力され、コントローラ14はメモリ17
内に前述のユーザー設定値が設定されているかをチェッ
クし(ステップ102)、設定され記憶されていない場
合は電子ボリューム設定部16を工場設定値に変更して
電子ボリューム部6を該設定値によって動作させる。
【0020】前記ステップ102において、メモリ17
にユーザー設定値が設定記憶されている場合は、電子ボ
リューム設定部16をユーザー設定値に変更して電子ボ
リューム部6を該設定値によって動作させる。
にユーザー設定値が設定記憶されている場合は、電子ボ
リューム設定部16をユーザー設定値に変更して電子ボ
リューム部6を該設定値によって動作させる。
【0021】図3は交通情報受信中に音量が調整された
場合のフローチャートである。交通情報終了後にコント
ローラ14は交通情報受信中に音量調整があったか否か
をチェックし(ステップ201)、無ければそのままと
するが、音量調整があった場合にはその音量レベル値
を、交通情報受信時の新しいボリューム設定値としてコ
ントローラ14内のメモリ17のユーザー設定エリアに
記憶させ(ステップ202)、その後は、該レベルが交
通情報聴取に適した音量調整値として前記のように音量
調整が自動的に行われる。
場合のフローチャートである。交通情報終了後にコント
ローラ14は交通情報受信中に音量調整があったか否か
をチェックし(ステップ201)、無ければそのままと
するが、音量調整があった場合にはその音量レベル値
を、交通情報受信時の新しいボリューム設定値としてコ
ントローラ14内のメモリ17のユーザー設定エリアに
記憶させ(ステップ202)、その後は、該レベルが交
通情報聴取に適した音量調整値として前記のように音量
調整が自動的に行われる。
【0022】前記の実施例ではRDS局受信中に交通情
報放送が始まった場合について述べたが、テープ、CD
等、別のオーディオソースを、そのソースに適した音量
で聴いていた場合は、RDSデータ中のTA/TPの信
号がTA/TP検出回路20によって検出されると、コ
ントローラ14はソース切り換え部19を制御して、テ
ープ、CD等のソースから交通情報受信に切り換え、併
せて前記同様、ボリューム設定動作を行う。
報放送が始まった場合について述べたが、テープ、CD
等、別のオーディオソースを、そのソースに適した音量
で聴いていた場合は、RDSデータ中のTA/TPの信
号がTA/TP検出回路20によって検出されると、コ
ントローラ14はソース切り換え部19を制御して、テ
ープ、CD等のソースから交通情報受信に切り換え、併
せて前記同様、ボリューム設定動作を行う。
【0023】このように本発明は、交通情報放送が始ま
ったことを検出して音量を前回交通情報を聴いていたの
と同じレベルとするものである。このようにすること
で、仮にユーザーが交通情報受信中にボリューム値をM
IN.まで絞ってしまっても、通常放送を一定の音量で
聴いていて、交通情報が始まると突然音量がMIN.と
なってしまうことで、ユーザーは交通情報放送が始まっ
たことを知ることができる。
ったことを検出して音量を前回交通情報を聴いていたの
と同じレベルとするものである。このようにすること
で、仮にユーザーが交通情報受信中にボリューム値をM
IN.まで絞ってしまっても、通常放送を一定の音量で
聴いていて、交通情報が始まると突然音量がMIN.と
なってしまうことで、ユーザーは交通情報放送が始まっ
たことを知ることができる。
【0024】また、ユーザーがボリュームをゼロにして
も+5stepから始まる等のように、ユーザー設定値にM
IN./MAX値を設けてもよい。
も+5stepから始まる等のように、ユーザー設定値にM
IN./MAX値を設けてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ユーザー
が任意に音量を設定できるように構成し、交通情報受信
中に音量操作が行われた場合の音量レベルを交通情報を
聴取する場合の最終値とするので、ユーザーは厄介な初
期設定を行う手間や面倒が不要となり、また、従来は、
一定値以下には下がらなかった最低音量も自由に設定で
きるので、交通情報を受信するに有用な多重放送受信機
を得ることができる。
が任意に音量を設定できるように構成し、交通情報受信
中に音量操作が行われた場合の音量レベルを交通情報を
聴取する場合の最終値とするので、ユーザーは厄介な初
期設定を行う手間や面倒が不要となり、また、従来は、
一定値以下には下がらなかった最低音量も自由に設定で
きるので、交通情報を受信するに有用な多重放送受信機
を得ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す多重放送受信機の要部
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】図1に示す実施例の動作のフローチャートであ
る。
る。
【図3】図1に示す実施例の動作のフローチャートであ
る。
る。
6 電子ボリューム部 10 RDSデコーダ 14 コントローラ(制御手段) 15 CPU 16 電子ボリューム設定部 17 メモリ 18 操作部 19 ソース切り換え部 20 TA/TP検出回路(識別信号検出手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 FM多重放送に重畳され送信される交通
情報を受信し復調するFM多重放送受信手段と、音量調
整操作手段を備える操作部と、前記操作部の音量調整操
作手段により、かつ、電子ボリューム設定部により制御
されて音量調整を行う電子ボリュームと、交通情報以外
の放送受信時の音量調整値及び交通情報受信時の音量調
整値を記憶する書換え可能なメモリと、前記FM多重放
送受信手段により受信された交通情報信号から交通情報
局識別信号及び交通情報アナウンス識別信号を検出する
識別信号検出手段と、前記FM多重放送受信手段によっ
て交通情報を受信中に、前記音量調整操作手段により操
作調整された音量調整値を交通情報受信時の音量調整値
として前記メモリに記憶させ、その後交通情報以外の放
送受信時において前記識別信号が検出された場合、前記
メモリに記憶された音量調整値を読み出し前記電子ボリ
ューム設定部により電子ボリュームを前記交通情報受信
時の音量調整値に従って制御調整する制御手段と、を備
えることを特徴とする多重放送受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6164995A JPH08237152A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 多重放送受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6164995A JPH08237152A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 多重放送受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08237152A true JPH08237152A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=13177292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6164995A Pending JPH08237152A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 多重放送受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08237152A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6040782A (en) * | 1996-10-23 | 2000-03-21 | Nec Corporation | Radio signal receiving apparatus with audio signal receiving and reproducing function |
-
1995
- 1995-02-24 JP JP6164995A patent/JPH08237152A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6040782A (en) * | 1996-10-23 | 2000-03-21 | Nec Corporation | Radio signal receiving apparatus with audio signal receiving and reproducing function |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020409 |