JPH08231072A - 紙葉類繰出し装置 - Google Patents

紙葉類繰出し装置

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JPH08231072A
JPH08231072A JP3991195A JP3991195A JPH08231072A JP H08231072 A JPH08231072 A JP H08231072A JP 3991195 A JP3991195 A JP 3991195A JP 3991195 A JP3991195 A JP 3991195A JP H08231072 A JPH08231072 A JP H08231072A
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Tsutomu Iwata
田 務 岩
Hiroyasu Osada
田 宏 保 長
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 載置台上に集積される紙葉類の性質や量にか
かわらず常に同じ条件で安定した確実な繰出しを可能と
する。 【構成】 キッカローラ15、フィードローラ2、およ
びゲートローラ7を上部に有し、載置台1上に集積され
た紙葉類Pの最上位の紙葉類を前記キッカローラ15に
押し当て、キッカローラ15の回転により紙葉類Pを繰
出す繰出し装置において、前記フィードローラ2の回転
軸3を中心に上下方向に揺動可能な第1アーム14にキ
ッカローラ15を軸支し、このキッカローラ15の軸1
7を中心に上下方向に揺動可能な第2アーム21に回転
によって紙葉類の繰出し方向後端縁をさばくさばきロー
ラ22を軸支し、前記載置台1は前記キッカローラ15
およびさばきローラ22が当接し得る繰出し方向長さを
有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてローラによる
摩擦を利用して載置台上に積載された紙葉類の最上位の
紙葉類から1枚ずつ繰出す方式の紙葉類繰出し装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から紙葉類、例えば紙幣の識別や計
数のために集積紙葉類から順次1枚ずつ繰出す紙葉類繰
出し装置として、キッカローラ、フィードローラ、およ
びゲートローラを上部に有し、昇降駆動手段による載置
台の上昇移動により載置台上に集積された紙葉類の最上
位の紙葉類を前記キッカローラに押し当て、キッカロー
ラおよびフィードローラの回転により紙葉類を繰出すと
ともに紙葉類の減少に応じて昇降駆動手段により載置台
を上昇移動せしめて繰出しを継続するようにしたものが
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして上記従来の紙
葉類繰出し装置では、キッカローラが一定位置に設けら
れているので、載置台上に集積される紙幣同士が密着し
ていたり、新券のように周縁が互いに張付いているよう
な場合、キッカローラにより繰出す際に2枚乃至はそれ
以上の紙幣が同時に繰出されることが頻発する。また紙
幣の繰出しに応じて載置台が上昇するもの故、載置台上
に集積される紙幣の量により繰出し条件が変化し、常に
1枚ずつ確実に繰出させることが難しいという問題がつ
きまとうものであった。
【0004】本発明はこれに鑑み、載置台上の紙葉類の
性質や量にかかわらず常に同じ条件で安定確実な繰出し
を可能とする紙葉類繰出し装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の技術が有する
問題点を解決する手段として、特に請求項1に記載の発
明は、キッカローラ、フィードローラ、およびゲートロ
ーラを上部に有し、昇降駆動手段による載置台の上昇移
動により載置台上に集積された紙葉類の最上位の紙葉類
を前記キッカローラに押し当て、キッカローラおよびフ
ィードローラの回転により紙葉類を繰出すとともに紙葉
類の減少に応じて昇降駆動手段により載置台を上昇移動
せしめて繰出しを継続する紙葉類繰出し装置において、
紙葉類の繰出し方向前端縁が当る立壁の上端域を前記フ
ィードローラに対向して設けられるゲートローラに向け
て傾斜する傾斜壁とし、前記フィードローラの回転軸を
中心に上下方向に揺動可能な第1アームにキッカローラ
を軸支し、このキッカローラの軸を中心に上下方向に揺
動可能な第2アームに、回転によって紙葉類の繰出し方
向後端縁をずらせその繰出し方向前端縁を傾斜壁にそわ
せるさばきローラを軸支し、前記載置台は前記キッカロ
ーラおよびさばきローラが当接し得る繰出し方向長さを
有することを特徴とする。請求項2に記載の発明は、上
記において前記フィードローラの回転軸およびキッカロ
ーラの軸にプーリーをそれぞれ設け、これらプーリー間
にフィードベルトを巻装し、前記各プーリー部分のフィ
ードベルトの外周面を前記フィードローラおよびキッカ
ローラの外周面と略同一面とし、前記フィードベルトを
前記各ローラのいずれか一方の回転力の伝達と紙葉類の
繰出しとに共用するようにしたことにある。また請求項
3は、請求項1において前記キッカローラの軸およびさ
ばきローラの軸にプーリーをそれぞれ設け、これらプー
リー間に駆動伝達用のベルトを巻装して一方の軸の回転
を他方の軸に伝達するよう形成し、前記さばきローラの
周速を前記キッカローラよりやや速くしたことにある。
さらに請求項4は、前記第1アームの揺動下降を検知す
る検知手段を設け、第1アームの揺動下降を前記検知手
段が検知したとき前記載置台の昇降駆動手段を上昇作動
させるようにしたものである。
【0006】
【作用】請求項1の発明は次の作用を行なう。すなわち
載置台上に集積された紙葉類の最上位の紙葉類がキッカ
ローラおよびさばきローラに当接し、最上位の紙葉類が
キッカローラにより1枚ずつけり出され、フィードロー
ラとゲートローラとの間に送り込まれ、1枚のみに分離
されて繰出される。この繰出しとともに紙葉類の繰出し
方向後端位置にはさばきローラが接触し、紙葉類の繰出
し方向後端縁をずらせ、その繰出し方向前端縁を傾斜壁
にそわせてフィードローラとゲートローラによる1枚分
離作用(ゲート作用)をやりやすくする。
【0007】紙葉類の繰出しが進み、紙葉類の量が減少
すると、昇降駆動手段により載置台が上昇し、常に繰出
し態勢におかれる。請求項2の発明では、請求項1の発
明の作用に加え、フィードローラとキッカローラとの一
方を駆動、他方を従動とし、その伝達ベルトをフィード
ベルトに使用するのでキッカローラおよびフィードベル
トにより紙葉類の繰出し力が付与され、紙葉類の繰出し
が確実に行なわれる。また請求項3の発明は、さばきロ
ーラにも回転伝達がなされ、かつこのさばきローラの周
速をキッカローラよりやや速くしていることにより、さ
ばきローラがキッカローラとともに最上位紙葉類面に接
触しているときはキッカローラとさばきローラの速度差
によりその最上位紙葉類に部分的なごくわずかのたわみ
が生じ、紙葉類同士の分離作用を助けることになる。ま
たさばきローラが最上位紙葉類の後続紙葉類後端縁と接
触するときはそれら紙葉類の前端縁を傾斜壁にそわせ、
紙葉類の分離作用を確実にする。また請求項4のよう
に、第1アームの所定量の下降を検知したとき載置台を
上昇させるようにすれば、常に最適な条件下での繰出し
をなさしめることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例を参照して
説明する。
【0009】図1は本発明による紙葉類繰出し装置の作
動状態の側面を示し、図2は同平面を示している。
【0010】上記図における載置台1は、紙幣等の紙葉
類Pの繰出し方向長さ(紙幣の場合は短手方向長さ)と
略同長を有する板状のもので、図示しないが例えば上下
方向に無端回動するベルトに固定され、モータM0 とこ
のモータM0 により駆動されるベルトの回動により所定
量ずつ上昇作動させるようになっている。またモータM
0 の逆転とベルトの逆回動により下降移動されるように
なっている。本発明の昇降駆動手段は前述のモータM0
およびベルト等で構成される。
【0011】上記載置台1の紙葉類繰出し方向(図1矢
印A方向)の前方に隔離した位置の上方には左右一対の
フィードローラ2,2が図示しない機枠に軸承された回
転軸3に固着して設けられ、この回転軸3の外端部のプ
ーリー4とモータM1 のプーリー5とにベルト6が巻装
されてフィードローラ2,2に図1において矢印方向へ
の回転が与えられるようになっている。
【0012】上記フィードローラ2,2の下部位置には
これと対応してゲートローラ7,7が軸8に対しワンウ
エイクラッチ(図示省略)を介して軸承され、この軸8
のプーリー9,9,9,9とモータM2 により回転する
軸10上のプーリー11,11,11,11とにベルト
12,12,12,12が巻装されて図1において矢印
方向への回転が与えられるが、ゲートローラ7,7は矢
印方向へはワンウエイクラッチにより回転不能とされ、
また反矢印方向へは回転自由とされている。
【0013】またプーリー11,11,11,11に対
向してベルト12,12,12,12に圧接する従動ロ
ーラ11′,11′,11′,11′,(図1、図3〜
図5に図示)が設けられる。
【0014】前記フィードローラ2,2は、その周面周
方向に2条の凹溝2a,2aが形成されており、ゲート
ローラ7,7の周面周方向には前記凹溝2a,2aに対
応する2条の凸条7a,7aが形成されていてこれら凹
溝2a,2aと凸条7a,7aとが若干入り組んで凹溝
2a,2aと凸条7a,7aの各エッジ部間で1枚の紙
葉類Pのみを通すゲート間隙を形成するようになってい
る。
【0015】前記載置台1の紙葉類繰出し方向Aの端部
に近接した位置には、載置台1上の紙葉類Pの繰出し方
向前端が当る垂直な立壁13が機体側に固設され、この
立壁13の上部域は斜め前方に延びて前記ゲートローラ
7,7の上部域と交差する位置から水平に延びる傾斜壁
13Aとされ、前記ゲートローラ7,7の上端部はこの
傾斜壁13Aの上面よりやや上部に突出しておかれてい
る。
【0016】前記フィードローラ2,2の回転軸3には
第1アーム14の基部が枢支され、この第1アーム14
の前記載置台1の紙葉類繰出し方向前半部に対応する位
置に一対のキッカローラ15,15がブッシュ16,1
6を介して軸支される軸17上に設けられ、この第1ア
ーム14は自重により前記回転軸3を中心に上下方向揺
動自在とされている。なお各キッカローラ15,15
は、軸17に対する内側寄りに幅の小なるキッカローラ
周面を、また外側寄りに幅の大なるキッカローラ周面を
各々有している。
【0017】前記回転軸3上のプーリー18,18と前
記キッカローラ15,15の軸17上のプーリー19,
19とにベルト20,20が巻回されてキッカローラ1
5,15がフィードローラ2,2に従動回転されるよう
になっており、前記ベルト20,20の外表面はフィー
ドローラ2,2およびキッカローラ15,15の外周面
と略同一面とされ、ベルト20,20もフィード機能を
有するようになっている。
【0018】前記キッカローラ15,15の軸17には
第2アーム21,21の基部が枢支され、また第2アー
ム21,21同士は固定片21aで固定されているので
第2アーム21,21は一体的に上下動自在に設けられ
ている。この第2アーム21,21には前記載置台1の
後半部に対応する位置に一対のさばきローラ22,22
が軸23により支持されている。この軸23上のプーリ
ー24と前記キッカローラ15,15の軸17上のプー
リー25とにベルト26が巻回され、さばきローラ2
2,22がキッカローラ15,15に従動回転されるよ
うになされている。そしてさばきローラ22,22の周
速はキッカローラ15,15の周速よりやや速く、1.
06倍の周速に設定されている。前記第1アーム14の
側面には突部27があって機枠側に設けられたストッパ
28,29の間におかれ、このストッパ28,29によ
り第1アーム14の上限および下限位置が定められてい
る。
【0019】また第1アーム14の下端には水平方向へ
延びる取付部14aが4個形成されており、この取付部
14a下面に紙葉類の上面をガイドするガイド板30が
固定され、第2アーム21は前記ガイド板30上に固定
されたストッパ31に当接自在とされ、第2アーム21
の下限を定めている。
【0020】前記第1アーム14の突部27が下方のス
トッパ29に当接乃至はその近傍にあるときOFFとな
り、第1アーム14が所定量下降揺動したときONとな
って第1アーム14の下降を検知する検知手段としての
センサS1 が設けられている。
【0021】なお図1、図2においてS2 ,S3 ,S4
は紙葉類Pの有無を検出する受光センサを示し、各セン
サS2 ,S3 ,S4 に対応する各投光センサは図示して
いない。
【0022】また紙葉類Pの通過を検知しモータM1
一時的に停止させる投受光タイプの紙葉類通過検知セン
サS5 ,S5 ′が設けられている。
【0023】次に上記実施例の作用を図3〜図5を参照
して説明する。
【0024】載置台1が下降位置におかれ、その上面に
集積されている紙葉類Pの上面がキッカローラ15,1
5やさばきローラ22,22から離反しているときは、
図3に示すように第1アーム14の突部27は第1アー
ム14に加わる自重等の付勢力により下部のストッパ2
9に当って下降限位置におかれ、センサS1 はOFFと
なっているとともに、第2アーム21は第2アーム21
に加わる自重等の付勢力によりガイド板30上のストッ
パ31に当って下降限位置におかれている。
【0025】載置台1上の紙葉類Pを繰出すときは、モ
ータM0 を正転させて載置台1を上昇させ、紙葉類Pの
上面がキッカローラ15,15およびさばきローラ2
2,22に当り、さらに押し上げると第1、第2アーム
14,21が上昇揺動し、第1アーム14がセンサS1
を遮切るとその検知信号によりモータM0 が停止され、
載置台1の上昇が停る。
【0026】ここで繰出し指令によりモータM1 ,M2
が駆動し、フィードローラ2,2の回転軸3が回転し、
プーリー18,18、ベルト20,20、プーリー1
9,19を介しキッカローラ15,15が図4において
矢印方向に回転するとともに、プーリー25、ベルト2
6、プーリー24を介してさばきローラ22,22が図
4において矢印方向に回転する。
【0027】これによりキッカローラ15,15、フィ
ードローラ20,20が最上位の紙葉類Pをけり出し、
さばきローラ22,22が集積紙葉類Pの繰出し方向後
端縁を前方へ押しやり、繰出しを助ける。なおさばきロ
ーラ22,22の作用の詳細は後述する。
【0028】上記のようにけり出された紙葉類Pは傾斜
壁13上からフィードローラ2,2とゲートローラ7,
7との間にキッカローラ15,15およびベルト20,
20の協働で送り込まれ、フィードローラ2,2とゲー
トローラ7,7との間のゲート間隙を通過する際に2枚
重なりの下位の紙葉類Pは送出方向へは回転不能なゲー
トローラ7,7によって戻され、1枚のみを通過させ
る。
【0029】こうして繰出しが進み、載置台1上の紙葉
類Pの量が減少すると、図5示のように第1アーム14
および第2アーム21が次第に下降揺動する。第1アー
ム14が下降揺動してセンサS1 がOFFになるとその
検知信号によりモータM0 が正転して載置台1が上昇
し、図4示のように再びセンサS1 がONになると停止
する。
【0030】この載置台1の上昇中にもフィードローラ
2,2、キッカローラ15,15、フィードベルト2
0,20は回転を継続しており、紙葉類の繰出しは引き
続き行なわれる。
【0031】以上の動作を繰り返し、最後の紙葉類が繰
出されると、キッカローラ15,15、さばきローラ2
2,22、フィードベルト20,20は載置台1上面と
摩擦接触するが、センサS2 ,S3 ,S4 のすべてが紙
葉類無を検知してモータM0を逆転させ、載置台1を下
降させて紙葉類装填位置に停止させる。またモータ
1 ,M2 については最後の紙葉類が繰出されて搬送さ
れたのちの所定の時期に停止される。
【0032】なおフィードローラ2,2、キッカローラ
15,15、フィードベルト20,20は全周摩擦面と
されており、モータM1 は紙葉類1枚が繰出される都度
一時的に回転を停止する。一方、モータM2 は繰出され
た紙葉類を搬送するために連続回転する。このモータM
1 の回転は紙葉類通過検知センサS5 ,S5 ′および制
御部(図示せず)内のタイマーTによって制御される。
モータM1 の回転と停止の状況を図6を参照して説明す
ると、スタート指令操作によりモータM1 およびモータ
2 が回転する。ここではフィードローラ2,2、キッ
カローラ15,15、フィードベルト20,20の周速
とベルト12,12の周速は等しく設定されているもの
とし、モータM1 ,M2 の回転速度もそれに対応した回
転速度とする。
【0033】モータM1 の回転によりフィードローラ
2,2とゲートローラ7,7のゲート間隙から紙葉類が
繰出され、その紙葉類の前端縁がセンサS5 ,S5 ′を
遮切るとタイマーTがセットされ、所定時間t1 の経過
時にモータM1 を一時停止させる。さらに時間が経過し
所定時間t2 の経過時にモータM1 が再度回転を始め
る。この所定時間t1 は処理される紙葉類の種類のうち
最短繰出方向長さL1 の紙葉類を搬送する時間より小な
る時間とされ、また所定時間t2 は処理される紙葉類の
種類のうち最長繰出方向長さL2 の紙葉類を搬送する時
間より大なる時間とされる。
【0034】そのため長短異なる紙葉類が繰出される場
合であっても紙葉類同士に間隔があけられて搬送される
ことになる。
【0035】すなわち1枚目の紙葉類の前端縁がフィー
ドローラ2,2とゲートローラ7,7を脱出してセンサ
5 ,S5 ′に至り、それから所定時間t1 の間にその
紙葉類の繰出方向長さ域の大半はベルト12,12,1
2,12と従動ローラ11′,11′,11′,11′
の挟持域を通過している。そして前述の所定時間t1
経過時にモータM1 が停止されると、繰出中の紙葉類は
ベルト12,12,12,12と従動ローラ11′,1
1′,11′,11′とで引き続き搬送され、次に繰出
予定の紙葉類はその前端縁がフィードローラ2,2とゲ
ートローラ7,7のゲート間隙内またはゲート間隙直前
位置にあり、かつモータM1 の一時停止によってフィー
ドローラ2,2、フィードベルト20,20、キッカロ
ーラ15,15、さばきローラ22,22が一時停止さ
れており、次のモータM1 の回転開始まで紙葉類の繰出
しは行なわれないのである。
【0036】また所定時間t2 の経過中にベルト12,
12,12,12と従動ローラ11′,11′,1
1′,11′で挟持搬送中の繰出し紙葉類は最長長さL
2 のものであってもセンサS5 ,S5 ′より左方へ搬送
されており、モータM1 の再度の回転時には繰出し紙葉
類間に十分な間隔があけられた状態で繰出されることに
なるのである。
【0037】なお図6中センサS5 ,S5 ′を紙葉類が
遮切っている状態をオン状態(立上げ線)として示し、
実線は最短紙葉類L1 の遮切り状態、一点鎖線は最長紙
葉類L2 の遮切り状態を示している。
【0038】次にさばきローラ22,22の作用をさら
に詳しく説明する。
【0039】図3の状態から載置台1が上昇すると、載
置台1上の集積紙葉類のうち最上位の紙葉類の上面にキ
ッカローラ15,15、フィードベルト20,20、さ
ばきローラ22,22が接触する(図4示)。スタート
指令によりモータM1 ,M2が回転すると、キッカロー
ラ15,15、フィードローラ2,2、フィードベルト
20,20、さばきローラ22,22、ベルト12,1
2,12,12が回転し、前述の最上位紙葉類はその上
面に接触するキッカローラ15,15、フィードベルト
20,20、さばきローラ22,22によって図4にお
いて左方のゲート間隙(フィードローラ2,2とゲート
ローラ7,7の間隙)を通り、ベルト12,12,1
2,12とローラ11′,11′,11′,11′との
間にくわえこまれて左方へ搬送される。
【0040】この最初に繰出される最上位紙葉類の繰出
時においては、キッカローラ15,15、フィードベル
ト20,20の周速よりさばきローラ22,22の周速
がやや速いので最上位紙葉類はさばきローラ22,22
からキッカローラ15,15に向けて送り込み勝手とな
り、このさばきローラ22,22がキッカローラ15,
15による紙葉類のけり出し作用を補助することにな
る。
【0041】また最初の1枚目の最上位紙葉類の繰出し
前には後続紙葉類群の前端縁は立壁13位置にあるが、
キッカローラ15,15、フィードベルト20,20、
さばきローラ22,22による紙葉類の繰出し動作、特
に最初の1枚目から5枚目位までの紙葉類の繰出し動作
中に後続紙葉類群も追従移動され、それらの前端縁が傾
斜壁13Aにそうことになる。
【0042】さばきローラ22,22は前端縁が傾斜壁
13A側へ移動しようとする紙葉類群の後端縁に接触し
て回転するので、それらの前端縁を傾斜壁13Aにそわ
せる働きをする。すなわちこれがさばき作用である。特
に第1アーム14の揺動によるキッカローラ15,15
の上下移動とは別に第2アーム21の揺動によりさばき
ローラ22,22も上下移動され、かつさばきローラ2
2,22の下降限はキッカローラ15,15の下降限よ
り下方に設定されている。そのため前端縁が傾斜壁13
A側へ移動されて傾斜階段状となった紙葉類群の後端縁
部分にさばきローラ22,22の周縁下部域が当接して
回転するこきとになり、さばきローラ22,22の周縁
下部の円弧形状にそって紙葉類群の後端縁が揃えられ、
これらの紙葉類群の前端縁は傾斜壁13Aにそって揃え
られ、傾斜壁13Aによる紙葉類同士の分離作用を助
け、上側の紙葉類前端縁から順にゲート間隙へ進入する
ことになり、さばきローラ22,22は紙葉類の1枚分
離作用を保証することになる。
【0043】特にこのさばきローラ22,22の紙葉類
けり出しの補助作用および紙葉類後端縁のさばき作用
(延いては紙葉類前端縁のさばき作用ともなる)は載置
台1上の紙葉類の量の多少にかかわらず、また載置台1
上の最後の1枚の紙葉類に至るまで確実に行なえるが、
その理由はキッカローラ15,15が第1アーム14に
揺動可能に設けられていることと、さばきローラ22,
22が第2アーム21に揺動可能に設けられていること
と、さばきローラ22,22がキッカローラ15,15
より下方位置に下がることに起因している。
【0044】特に日本の紙幣のように金種にかかわらず
一定長さ(短手長さ)の紙葉類の繰出しにはこのさばき
ローラ22,22の適用による実効は大である。
【0045】このように前記さばきローラ22,22は
その周速がキッカローラ15,15の周速よりも若干速
いので、キッカローラ15,15によるけり出しを助
け、しかも集積紙葉類Pの繰出し方向後端を積極的に前
方へ向けてさばき、紙葉類群の前端縁を傾斜壁13Aに
そわせ、紙葉類Pの1枚ずつの確実な繰出しに寄与す
る。
【0046】なお本実施例ではモータM1 を間欠的に停
止させて紙葉類間の間隔をあけて繰出すようにしている
が、ベルト12の周速をフィードローラ2、フィードベ
ルト20,20、キッカローラ15,15、さばきロー
ラ22,22の周速より大とし、その周速差によって紙
葉類間の間隔をあけるようにしてもよいことはもちろん
である。
【0047】またモータM1 ,M2 の回転開始時期につ
いては、本実施例では載置台1上の紙葉類位置およびキ
ッカローラ15,15、さばきローラ22,22の位置
が繰出し準備状態になった後の繰出し指令操作時であ
る。すなわちモータM0 の正転により載置台1が上昇
し、載置台1上の紙葉類Pの上面がキッカローラ15,
15およびさばきローラ22,22に当ってそれらを押
し上げ、第1アーム14がセンサS1 を遮切ってモータ
0 が停止され、このモータM0 の停止後に繰出し指令
操作が行なわれてモータM1 ,M2 が回転を開始する
が、この例に限定されるものではなく、繰出し指令操作
を行なうことによってモータM0 ,M1 ,M2を同時に
回転開始させてもよい。この場合は載置台1の上昇中
に、キッカローラ15,15、フィードローラ2,2、
フィードベルト20,20、さばきローラ22,22が
回転を始め、載置台1上の紙葉類がそれらに接触した直
後から紙葉類の繰出しが開始される。そして紙葉類の繰
出し中にキッカローラ15,15、さばきローラ22,
22は載置台1上の紙葉類Pで押し上げられ、第1アー
ム14がセンサS1 を遮切り、モータM0 は停止され、
以後の繰出し動作は前述の実施例と同じ動作をする。
【0048】なお本実施例の傾斜壁13Aは直線的とし
た傾斜壁面の例であるが、円弧形状の傾斜壁面であって
もよいことはいうまでもない。また本実施例はモータM
1 によってフィードローラの回転軸をまず駆動し、この
回転軸に連動させてキッカローラの軸を駆動せしめ、さ
らにキッカローラの軸に連動させてさばきローラの回転
軸をさせているが、この回転の伝達系はこれに限定され
るものではない。
【0049】また第1アーム14、第2アーム21はそ
れに取り付けられる部材の重さも含めた自重により下方
へ付勢されるが、さらに付勢力が必要な場合にはスプリ
ングによる付勢としてもよいことはもちろんである。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ッカローラ、フィードローラ、およびゲートローラを上
部に有し、昇降駆動手段による載置台の上昇移動により
載置台上に集積された紙葉類の最上位の紙葉類を前記キ
ッカローラに押し当て、キッカローラおよびフィードロ
ーラの回転により紙葉類を繰出すとともに紙葉類の減少
に応じて昇降駆動手段により載置台を上昇移動せしめて
繰出しを継続する紙葉類繰出し装置において、紙葉類の
繰出し方向前端縁が当る立壁の上端域を前記フィードロ
ーラに対向して設けられるゲートローラに向けて傾斜す
る傾斜壁とし、また前記フィードローラの回転軸を中心
に上下方向に揺動可能な第1アームにキッカローラを軸
支し、このキッカローラの軸を中心に上下方向に揺動可
能な第2アームに、回転によって紙葉類の繰出し方向後
端縁をずらせ、その繰出し方向前端縁を傾斜壁にそわせ
るさばきローラを軸支し、前記載置台は前記キッカロー
ラおよびさばきローラが当接し得る繰出し方向長さを有
するものとしたので、キッカローラによりけり出される
紙葉類およびそれに続く後続紙葉類群の繰出し方向後端
縁にさばきローラが接触して回転し、このさばきローラ
の回転によって紙葉類群の繰出方向後端縁が繰出し方向
にずらされ、その結果紙葉類群の繰出し方向前端縁は傾
斜壁にそわされて紙葉類同士が傾斜壁にそってずらさ
れ、フィードローラとゲートローラによる1枚分離繰出
し動作の確実化が図られる。特にさばきローラの紙葉類
群後端縁のずらし作用、延いては紙葉類群前端縁のずら
し作用、すなわちさばき作用は、載置台上に集積される
紙葉類の量の大小に拘らず常に一定のさばきをなさしめ
得て2枚乃至はそれ以上の同時けり出しを防ぎ、確実な
繰出しができる。
【0051】また請求項2のようにフィードローラの回
転軸とキッカローラの軸との間に巻装されるベルトの外
周面をフィードローラおよびキッカローラの周面と略同
一面となるようにすれば、ベルトもフィード機能を分担
し、紙葉類の繰出しの安定化を図ることができる。
【0052】また請求項3のようにさばきローラをその
周速がキッカローラの周速よりやや速い回転を与えるよ
うにすれば、キッカローラによるけり出しに支障を与え
ずにさばき作用とけり出しの補助作用をなさしめること
ができ、一層良好なさばき作用を期することができる。
【0053】さらに請求項4のように、キッカローラを
支持する第1アームの揺動下降を検知する検知手段を設
け、この検知手段が第1アームの下降を検知したとき載
置台を上昇させるようにすれば、常にキッカローラやさ
ばきローラに対し紙葉類を一定の条件をもって接触させ
ることができ、紙葉類の繰出しおよびさばき作用を安定
させ、確実な繰出しに寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による紙葉類繰出し装置の一実施例を示
す作動状態時の側面図。
【図2】同、平面図。
【図3】同、繰出し作動開始前の状態を示す側面図。
【図4】同、繰出し開始時の状態を示す側面図。
【図5】同、繰出しが進み、第1アームが下降した状態
を示す側面図。
【図6】モータM1 ,M2 の駆動タイミング図。
【符号の説明】
1 載置台 2 フィードローラ 3 回転軸 7 ゲートローラ 12 立壁 13 傾斜壁 14 第1アーム 15 キッカローラ 21 第2アーム 22 さばきローラ 27 突部 28,29,31 ストッパ M0 昇降駆動手段としてのモータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キッカローラ、フィードローラ、およびゲ
    ートローラを上部に有し、昇降駆動手段による載置台の
    上昇移動により載置台上に集積された紙葉類の最上位の
    紙葉類を前記キッカローラに押し当て、キッカローラお
    よびフィードローラの回転により紙葉類を繰出すととも
    に紙葉類の減少に応じて昇降駆動手段により載置台を上
    昇移動せしめて繰出しを継続する紙葉類繰出し装置にお
    いて、紙葉類の繰出し方向前端縁が当る立壁の上端域を
    前記フィードローラに対向して設けられるゲートローラ
    に向けて傾斜する傾斜壁とし、前記フィードローラの回
    転軸を中心に上下方向に揺動可能な第1アームにキッカ
    ローラを軸支し、このキッカローラの軸を中心に上下方
    向に揺動可能な第2アームに、回転によって紙葉類の繰
    出し方向後端縁をずらせその繰出し方向前端縁を傾斜壁
    にそわせるさばきローラを軸支し、前記載置台は前記キ
    ッカローラおよびさばきローラが当接し得る繰出し方向
    長さを有してなる紙葉類繰出し装置。
  2. 【請求項2】前記フィードローラの回転軸およびキッカ
    ローラの軸にプーリーをそれぞれ設け、これらプーリー
    間にフィードベルトを巻装し、前記各プーリー部分のフ
    ィードベルトの外周面を前記フィードローラおよびキッ
    カローラの外周面と略同一面とし、前記フィードベルト
    を前記各ローラのいずれか一方の回転力の伝達と紙葉類
    の繰出しとに共用するようにした請求項1記載の紙葉類
    繰出し装置。
  3. 【請求項3】前記キッカローラの軸およびさばきローラ
    の軸にプーリーをそれぞれ設け、これらプーリー間に駆
    動伝達用のベルトを巻装して一方の軸の回転を他方の軸
    に伝達するよう形成し、前記さばきローラの周速を前記
    キッカローラよりやや速くした請求項1記載の紙葉類繰
    出し装置。
  4. 【請求項4】前記第1アームの揺動下降を検知する検知
    手段を設け、第1アームの揺動下降を前記検知手段が検
    知したとき前記載置台の昇降駆動手段を上昇作動させる
    ようにした請求項1記載の紙葉類繰出し装置。
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