JPH08229021A - 断層像撮影装置 - Google Patents

断層像撮影装置

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JPH08229021A
JPH08229021A JP7061886A JP6188695A JPH08229021A JP H08229021 A JPH08229021 A JP H08229021A JP 7061886 A JP7061886 A JP 7061886A JP 6188695 A JP6188695 A JP 6188695A JP H08229021 A JPH08229021 A JP H08229021A
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JP
Japan
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distance
top plate
gantry
tomographic
length
Prior art date
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Application number
JP7061886A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Isono
浩孝 磯野
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影領域内の全断層面について撮影可能であ
るかを撮影前に予め判断することができる断層像撮影装
置を提供する。 【構成】 エンコーダ14によって検出された天板13
の現在位置(送り距離d)はコントローラ20に出力さ
れ、コントローラ20は天板13のストロークlを予め
記憶しているストロークメモリ20aと、投光器5と磁
場中心Cとの間隔である所定距離sを予め記憶している
所定距離メモリ20bと、エンコーダ14からの送り距
離dおよびストロークlと所定距離sに基づいて現在の
天板13の位置からさらに天板13を送り込むことがで
きる距離を算出するための残り距離算出部20cとによ
り構成されている。このコントローラ20は、天板支持
枠12の上面に配設されたスイッチSWが押下されると
表示部15に残り距離を出力するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MRイメージング装
置(磁気共鳴断層撮影装置)やX線CT装置などの断層
像撮影装置に係り、特に被検体を載置した状態でガント
リの開口部に進退可能であって、前記ガントリの開口部
から引き出すことができる限度位置と前記ガントリの開
口部に送り込むことができる限度位置との間を移動する
天板と、前記ガントリの鉛直方向の撮影中心から前記天
板の長手方向に所定距離だけ隔てた位置に配設され、撮
影される断層面の位置を投光指示する投光器とを備え、
被検体の関心部位にあたる撮影領域の先頭付近の断層面
(先頭断層面)を予め前記投光器に指示させた後、天板
を開口部に所定距離だけ送り込み、その状態で前記指示
された断層面の撮影を行うとともに、所定ステップ距離
だけ天板を順次に送り込んで前記撮影領域内の断層像を
複数枚撮影する断層像撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の断層像撮影装置として、
例えば、MRイメージング装置がある。このMRイメー
ジング装置では、主マグネットによりガントリの開口部
内に均一な静磁場を発生させ、天板に載置された状態の
被検体をその静磁場内に位置させる。そして、主マグネ
ットに付設された傾斜磁場コイルのうち、スライス選択
用傾斜磁場コイルに〔断層面選択用の〕スライス選択用
傾斜磁場パルスを印加することにより被検体の関心部位
のうち特定の部位を選択して、その部位の断層像を撮影
する。そして、スライス選択用の傾斜磁場パルスを変え
ることによって関心部位内で複数枚の断層像を撮影する
ものである。
【0003】しかしながら、このように被検体を移動さ
せることなく、スライス選択用傾斜磁場パルスを変える
ことによって断層面を変えることは、次の点で不都合が
生じる。すなわち、ガントリの開口部内に発生された静
磁場は、理想的には開口部の長手方向に沿ってどの位置
においても均一であるが、実際には種々の要因によって
開口部の長手方向、特にガントリの両端部付近では静磁
場が乱されて静磁場の不均一が生じている。したがっ
て、このようにして撮影された断層像は、静磁場の不均
一による影響により、複数箇所の断層面の全てについて
鮮明な断層像を得ることは困難である。
【0004】そこで、静磁場中で磁場均一性が最も良好
な位置、すなわち、ガントリの長手方向で中央部付近に
あたり、その鉛直方向の磁場中心に関心部位のうち所望
する断層面を位置させて断層像を撮影し、被検体を載置
した天板を順次に送り込むことにより関心部位内で複数
枚の断層像を撮影することが行なわれる。
【0005】このような方法で撮影が行なわれるMRイ
メージング装置は、被検体を載置した状態でガントリの
開口部に進退可能であって、ガントリの開口部から引き
出すことができる限度位置(基準位置)とガントリの開
口部に送り込むことができる限度位置(最大送り位置)
との間を移動する天板と、ガントリの磁場中心から天板
の長手方向に所定距離だけ隔てた位置に配設され、予め
撮影される断層面の位置を投光指示する投光器とを備え
ている。
【0006】このように構成されたMRイメージング装
置では、天板をガントリ側に移動させて、被検体の関心
部位にあたる撮影領域の先頭付近の断層面(先頭断層
面)を予め投光器に投光指示させた後、天板を開口部に
所定距離だけ送り込んで磁場中心に先頭断層面を位置さ
せる。そして、この状態で先頭断層面の撮影を行うとと
もに、所定ステップ距離だけ天板を順次に送り込み、被
検体の関心部位である撮影領域内の断層像を複数枚撮影
するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、被検体を載置した状態でガントリ内に
送り込まれる天板は、ガントリから最も引き出された位
置(基準位置)からガントリ内に最も送り込まれた位置
(最大送り位置)との間を移動可能なように構成されて
いるので、被検体の長手方向に沿う関心部位(撮影領
域)の長さ(特に腹部や腰部など)によっては、順次に
天板を送り込むうちに最大送り位置に到達し、撮影領域
内の全ての断層面について撮影を行なうことができない
場合が生じる。このような場合には、天板を一度引出し
て被検体の位置を調整してから再度撮影を行なう必要が
あるという問題点がある。
【0008】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、撮影領域内の全断層面について撮影
可能であるかを撮影前に予め判断することができる断層
像撮影装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
目的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、この発明に係る断層像撮影装置は、被検体を載置し
た状態でガントリの開口部に進退可能であって、前記ガ
ントリの開口部から引き出すことができる限度位置(基
準位置)と前記ガントリの開口部に送り込むことができ
る限度位置(最大送り位置)との間を移動する天板と、
前記ガントリの鉛直方向の撮影中心から前記天板の長手
方向に所定距離だけ隔てた位置に配設され、撮影される
断層面の位置を投光指示する投光器とを備え、被検体の
関心部位にあたる撮影領域の先頭付近の断層面(先頭断
層面)を予め前記投光器に指示させた後、前記天板を開
口部に前記所定距離だけ送り込み、その状態で前記指示
された断層面の撮影を行うとともに、所定ステップ距離
だけ前記天板を順次に送り込んで前記撮影領域内の断層
像を複数枚撮影する断層像撮影装置において、前記撮影
領域の長さを測定する長さ測定手段と、前記基準位置か
ら前記最大送り位置の距離(最大送り距離)を予め記憶
する最大送り距離記憶手段と、前記所定距離を予め記憶
する所定距離記憶手段と、前記基準位置からの、前記天
板の現在位置(送り距離)を検出するための位置検出手
段と、前記送り距離と前記最大送り距離および前記所定
距離に基づいて、天板の現在位置から天板をさらに送り
込むことができる距離(残り距離)を算出する残り距離
算出手段と、前記残り距離算出手段により算出された残
り距離を表示する表示手段と、を備えたことを特徴とす
るものである。
【0010】
【作用】この発明の作用は次のとおりである。被検体を
載置した天板は、撮影領域の先頭断層面が投光器に指示
される位置に予め移動される。この状態における天板の
現在位置、すなわち、天板をガントリの開口部から引き
出すことができる限度位置(基準位置)から天板が送り
込まれた距離(送り距離)は、位置検出手段により検出
される。投光器に投光指示された断層面は、投光器と撮
影中心との距離(所定距離)だけ天板を送り込むことに
よって撮影中心に移動されることになるが、最大送り距
離記憶手段に予め記憶されている、基準位置から最大送
り位置の距離である最大送り距離と、所定距離記憶手段
に予め記憶されている所定距離とに基づいて、残り距離
算出手段が現在の天板の位置からさらに天板を送り込む
ことができる距離(残り距離)を算出する。この算出さ
れた残り距離は、表示手段に表示される。また、被検体
の関心部位にあたる撮影領域の長さ、すなわち、撮影す
るために天板を移動する必要のある長さは、長さ測定手
段により測定される。この長さの測定結果と表示手段に
表示された残り距離とに基づいて、長さが残り距離を越
える場合には、撮影領域の全域にわたって撮影ができな
いと判断でき、長さが残り距離以内の場合には、撮影領
域の全域にわたって撮影ができると判断することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。図1は、実施例に係るMRイメージング装置
(磁気共鳴断層撮影装置とも呼ばれる)の概略構成を示
すブロック図である。
【0012】図中、符号1は、静磁場を発生するための
主マグネットとこれに付設された傾斜磁場コイルとから
構成されている環状のマグネットアッセンブリ2を内蔵
したガントリである。ガントリ1は開口部3を有し、こ
の開口部3の底部には送り込まれた被検体Mに対して励
起RFパルスなどの照射および被検体Mから発生するエ
コー信号の検出を行なうためのRFコイル4が設置され
ている。このRFコイル4が設置される位置は、ガント
リ1の開口部3内に形成される静磁場の磁場強度が均一
な位置である磁場中心C(撮影中心)に一致する位置で
ある。また、ガントリ1のベッド10側の側面上部に
は、被検体Mの関心部位にあたる撮影領域の先頭付近の
断層面(先頭断層面)を投光指示するための投光器5が
配設されている。なお、この投光器5は、ガントリ1の
磁場中心Cから所定距離sだけ離れた位置に配設されて
いる。
【0013】ベッド10は、図示しない昇降機構を内蔵
した基台11と、基台11の上面に配設された天板支持
枠12と、天板支持枠12に支持され、被検体Mを載置
するための天板13とから構成されている。天板支持枠
12は、図示しない水平移動機構を内蔵しており、この
機構は天板13をガントリ1の開口部3内に送り込んだ
り引き出したりする機能を有する。天板支持枠12内で
あって、ガントリ1側の反対側にはリミットスイッチL
S1(基準位置)が取り付けられ、ガントリ1側にはリ
ミットスイッチLS2(最大送り位置)が取り付けられ
ている。これらのリミットスイッチLS1,LS2は、
共に天板13の後端部を検出するためのものであり、こ
れらのリミットスイッチLS1,LS2から検出信号が
出力されると天板13の送り込みまたは引き出しが停止
されるようになっている。
【0014】図2に示すように、これらのリミットスイ
ッチLS1,LS2の天板13の長手方向に沿う間隔
(ストローク)は、距離lに設定されている。すなわ
ち、天板13は、図示しない水平移動機構によってリミ
ットスイッチLS1(基準位置)からリミットスイッチ
LS2(最大送り位置)の間をストロークlだけ移動可
能に構成されている。また、リミットスイッチLS1
(基準位置)から天板13が送り込まれた距離、すなわ
ち、図1の2点鎖線で示すような天板13の現在位置
(送り距離d)は、図示しない水平移動機構に付設され
たエンコーダ14によって検出されるように構成されて
いる。また、〔図3に示すように〕天板13には、その
上面の長手方向に沿って長さ測定手段に相当する目盛り
30が設けられている。この目盛り30は、被検体Mの
関心部位である撮影領域Fの、天板13の長手方向に沿
う長さを撮影者が測定するのに利用されるようになって
いる。
【0015】図1を参照する。エンコーダ14によって
検出された天板13の現在位置(送り距離d)は、コン
トローラ20に出力される。コントローラ20は、天板
13の水平移動可能距離であるストロークlを予め記憶
しているストロークメモリ20aと、投光器5と磁場中
心Cとの間隔である所定距離sを予め記憶している所定
距離メモリ20bと、エンコーダ14からの送り距離d
およびストロークlと所定距離sに基づいて現在の天板
13の位置からさらに天板13を送り込むことができる
距離(残り距離)を算出するための残り距離算出部20
cとによって構成されている。このコントローラ20
は、〔図3に示すように〕天板支持枠12の上面に配設
されたスイッチSWが押下されると同様に配設された表
示部15に残り距離を出力するようになっている。
【0016】残り距離算出部20cは、送り距離dおよ
びストロークlと所定距離sから、残り距離を次式によ
って算出する。 残り距離=ストロークl−(送り距離d+所定距離s)………(1)
【0017】なお、上述したエンコーダ14は、この発
明における位置検出手段に相当するものであり、ストロ
ークメモリ20a、所定距離メモリ20bと残り距離算
出部20cは、それぞれ最大送り距離記憶手段、所定距
離記憶手段と残り距離算出手段に相当するものである。
【0018】次に、図4を参照して、このように構成さ
れたMRイメージング装置を用いた断層像の撮影につい
て説明する。
【0019】まず、被検体Mを天板13上に載置し、撮
影領域Fの先頭断層面が投光器5によって照射される位
置にまで〔図示しない水平移動機構を駆動して〕天板1
3をガントリ1の開口部3内に送り込む。この状態で、
撮影者が天板支持枠12に配設されたスイッチSWを押
下すると、コントローラ20の残り距離算出部20c
は、リミットスイッチLS1(基準位置)から天板13
が送り込まれた距離(送り距離)dをエンコーダ14か
ら得るとともに、ストロークメモリ20aと所定距離メ
モリ20bに予め記憶されているストロークlと所定距
離sと、上記の(1)式に基づいて残り距離を算出す
る。この算出された残り距離は、天板支持枠12の表示
部15に表示される。
【0020】次に撮影者は、天板13の上面に設けられ
ている目盛り30により被検体Mの撮影領域Fの長さL
を測定する。そして、この撮影領域Fの長さLと、表示
部15に表示されている残り距離とを比較し、撮影領域
Fの長さLが残り距離以内である場合(撮影領域Fの長
さL≦残り距離)には、撮影領域F内の全ての断層面に
ついて撮影が可能であると判断することができる。ま
た、撮影領域Fの長さLが残り距離を越える場合(撮影
領域Fの長さL>残り距離)には、撮影領域F内の全て
の断層面について撮影を行なうことができないと判断す
ることができる。すなわち、図4に示すように、現在は
距離dだけ天板13が開口部3に送り込まれているが、
撮影領域Fの先頭断層面を撮影するためにはこの状態か
ら天板13を〔撮影領域Fの先頭断層面が磁場中心Cに
一致するように〕距離sだけ送り込む必要がある。した
がって天板13をトータルで(送り距離d+所定距離
s)送り込む必要がある。さらに撮影領域F内で複数枚
の断層像を撮影するためには、その枚数に応じた所定ス
テップ距離で天板13を順次に送り込み、その都度撮影
を行なう必要がある。したがって、天板13をさらに距
離L(撮影領域Fの長さL)だけ移動することになる。
【0021】図4に示すように、送り距離dと所定距離
sとの合計長さをストロークlから差し引くと、残り距
離(R)、すなわち、残りのストロークを求めることが
できる。この残りのストローク(残り距離(R))と関
心部位にあたる撮影領域Fの長さLとを比較することに
よって、撮影領域Fの長さLにわる複数枚の断層面につ
いて断層像の撮影が可能であるか否かを判断することが
できる。したがって、撮影前に予め全断層面について撮
影が可能であるか判断することができる。
【0022】なお、この実施例では、撮影領域の長さの
測定手段として天板13に設けた目盛りを採用している
が、図5に示すように変形実施することも可能である。
【0023】すなわち、天板支持枠12の上面に、天板
13の長手方向に沿う方向にそれぞれ移動可能なマーカ
ーM1,M2を配設する。これらのマーカーM1,M2
の、リミットスイッチLS1からのそれぞれの距離は、
〔天板支持枠12内に配設された〕マーカー位置検出部
40により検出されるとともに、各々のマーカーM1,
M2の距離の差分を撮影領域Fの長さLとして算出す
る。この算出された長さLは、コントローラ20からの
残り距離とともにMRイメージング装置の〔図示しな
い〕制御コンソールに出力され、ここで撮影可能か否か
を判断して『OK』あるいは『NG』などの表示を行な
って撮影者に知らせるようにしてもよい。
【0024】また、制御コンソール等により装置の遠隔
操作を行ない、CRTなどの画面上で複数枚の断層面の
撮影位置を撮影者が変更可能なMRイメージング装置に
おいては、上述した操作を行なって撮影者が撮影可能で
あると判断した場合でも制御コンソール上で撮影位置が
変更可能となっているので、残り距離を越える範囲を撮
影領域にすることができる。これは撮影者の設定ミスで
あり、この場合は、当然のことながら残り距離を越える
位置にある断層面の撮影を行なうことはできない。そこ
で、コントローラ20の残り距離算出部20cによって
算出された残り距離を制御コンソールに出力し、残り距
離を越える範囲に撮影領域を変更した場合には、画面上
に警告などを発するようにするのが好ましい。
【0025】なお、上記の実施例では、磁気共鳴断層装
置であるMRイメージング装置を例に採って説明した
が、この発明は、ガントリ内の被検体を所定ステップ距
離移動させ、その都度撮影領域内の断層像を複数枚撮影
する断層像撮影装置であればX線CT装置にも適用する
ことができる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、基準位置から最大送り位置の距離である最
大送り距離と所定距離とに基づいて、残り距離算出手段
が現在の天板の位置からさらに天板を送り込むことがで
きる距離(残り距離)を算出する。この算出された残り
距離と、長さ測定手段によって測定された被検体の関心
部位にあたる撮影領域の長さ、すなわち、撮影するため
に天板をさらに移動する必要のある長さとに基づき、長
さが残り距離を越える場合には撮影領域の全域にわたっ
て撮影ができないと判断でき、長さが残り距離以内の場
合には撮影領域の全域にわたって撮影ができると判断で
きる。したがって、撮影のために被検体をガントリ内に
送り込む前に、撮影領域内の全断層面について撮影が可
能であるか否かを予め判断することができる。その結
果、撮影を速やかに行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るMRイメージング装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】動作説明に供する図である。
【図3】天板および天板支持枠を示す平面図である。
【図4】動作説明に供する図である。
【図5】天板および天板支持枠の変形例を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 … ガントリ 3 … 開口部 5 … 投光器 10 … ベッド 12 … 天板支持枠 13 … 天板 14 … エンコーダ 15 … 表示部 20 … コントローラ 20a … ストロークメモリ 20b … 所定距離メモリ 20c … 残り距離算出部 M … 被検体 LS1,LS2 … リミットスイッチ SW … スイッチ F … 撮影領域 L … 撮影領域の長さ l … ストローク s … 所定距離 d … 送り距離

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体を載置した状態でガントリの開口
    部に進退可能であって、前記ガントリの開口部から引き
    出すことができる限度位置(基準位置)と前記ガントリ
    の開口部に送り込むことができる限度位置(最大送り位
    置)との間を移動する天板と、前記ガントリの鉛直方向
    の撮影中心から前記天板の長手方向に所定距離だけ隔て
    た位置に配設され、撮影される断層面の位置を投光指示
    する投光器とを備え、被検体の関心部位にあたる撮影領
    域の先頭付近の断層面(先頭断層面)を予め前記投光器
    に指示させた後、前記天板を開口部に前記所定距離だけ
    送り込み、その状態で前記指示された断層面の撮影を行
    うとともに、所定ステップ距離だけ前記天板を順次に送
    り込んで前記撮影領域内の断層像を複数枚撮影する断層
    像撮影装置において、前記撮影領域の長さを測定する長
    さ測定手段と、前記基準位置から前記最大送り位置の距
    離(最大送り距離)を予め記憶する最大送り距離記憶手
    段と、前記所定距離を予め記憶する所定距離記憶手段
    と、前記基準位置からの、前記天板の現在位置(送り距
    離)を検出するための位置検出手段と、前記送り距離と
    前記最大送り距離および前記所定距離に基づいて、天板
    の現在位置から天板をさらに送り込むことができる距離
    (残り距離)を算出する残り距離算出手段と、前記残り
    距離算出手段により算出された残り距離を表示する表示
    手段と、を備えたことを特徴とする断層像撮影装置。
JP7061886A 1995-02-23 1995-02-23 断層像撮影装置 Pending JPH08229021A (ja)

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Cited By (4)

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