JPH0822886A - 均熱ヒーター - Google Patents

均熱ヒーター

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JPH0822886A
JPH0822886A JP17964294A JP17964294A JPH0822886A JP H0822886 A JPH0822886 A JP H0822886A JP 17964294 A JP17964294 A JP 17964294A JP 17964294 A JP17964294 A JP 17964294A JP H0822886 A JPH0822886 A JP H0822886A
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JP
Japan
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metallic plates
heater
heating
metal
heat
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JP17964294A
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English (en)
Inventor
Noboru Naruo
昇 成尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、加熱面の温度分布が均一なヒータ
ーを提供することを目的とするものである。 【構成】 熱伝導のよい金属板Aとこれよりは熱伝導の
よくない金属板Bを複数交互に積層して形成した金属積
層板の片面に、シーズヒーター2を取り付けたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は被加工材料を均一に加熱
することが出来るなど、加熱面の温度分布が均一な均熱
ヒーターに関するものである。
【従来の技術】従来、種々のヒーターが開発されている
が、被加工材料を均一に加熱することが出来るなど、加
熱面の温度分布が均一なヒーターはなかつた。
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の課題を
解決し、被加工材料を均一に加熱することが出来るなど
加熱面の温度分布が均一なヒーターを開発するものであ
る。
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の本発明における技術的手段は次の通りである。材料を
加熱する加熱面の温度分布が均一になるように、熱伝導
のよい金属板とこれよりも熱伝導のよくない金属板を複
数交互に積層して形成した金属積層板の片面にシーズヒ
ーターを取り付けたことを特徴とする均熱ヒーターとす
るものである。更に、より一層の温度分布の均一化を計
るために、複数のシーズヒーターを金属積層板の片面に
並列等間隔に取り付け、金属積層板の要所に複数の温度
センサーを設け、複数の温度センサーの温度測定値に合
わせて、複数のシーズヒーターを個別に制御することを
特徴とする均熱ヒーターとするものである。
【作用】本発明は前記のように、熱伝導のよい金属板と
熱伝導の比較的よくない金属板を複数交互に積層して形
成した金属積層板の片面にシーズヒーターを取り付けた
ことを特徴とした構成により、シーズヒーターの熱は金
属積層板を伝わる間に分散するので、材料を加熱する加
熱面の温度分布が均一になる。又、複数のシーズヒータ
ーを金属積層板の片面に並列等間隔に取り付け、金属積
層板の要所に複数の温度センサーを設け、この温度セン
サーの温度測定値に合わせて、複数のシーズヒーターを
個別に制御することを特徴とした構成により、更に一層
精度のよく温度分布の均一化を計ることができる。
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1をもと
に説明する。図において、被加工材料を均一に加熱する
円盤状の加熱プレート1は、熱伝導のよい金属板A(例
えば銅合金)と、これよりは熱伝導のよくない金属板B
(例えばステンレス鋼)を複数交互に積層して形成した
金属積層板の片面に渦巻状のシーズヒーター2を図のよ
うに金属蝋付け、又は圧着などして取り付けたものであ
る。従って、シーズヒーター2の熱はこの金属積層板を
伝わる間に分散して、シーズヒーター2の反対面の材料
を加熱する加熱面3の表面温度は均一化される。この加
熱面3に被加工材料を乗せて、加熱すると被加工材料は
全て均一に加熱加工されて、加工製品のバラツキがなく
なり、品質が向上するものである。この実施例における
金属積層板の具体例としては、金属板Aとして3mmの
厚さの銅合金板を2枚、金属板Bとして両側を1mm、
中央を0.5mmの厚さのステンレス鋼板を3枚用いて
5層構成とした。また金属積層板の径は100mm程度
である。さらにシーズヒーター2は1KW(100V)
である。なお、これらは具体例の一つであり、金属層の
構成、厚み、径およびシーズヒーターのワットなどは必
要に応じて適宜設定することができる。次に、図2は他
の実施例を示したものであり、複数の棒状のシーズヒー
ター2a〜2cを長方形の金属積層板の片面に並列等間
隔に金属蝋付けなどし、金属積層板の要所に複数の温度
センサー4a〜4cを埋め込み等により設け、複数の温
度センサー4a〜4cの温度変化に合わせて、複数のシ
ーズヒーター2a〜2cを個別に図3に示す回路構成の
コントローラー5により制御するようになっている。金
属積層板は図1と同様、熱伝導のよい金属板Aとこれよ
りは熱伝導のよくない金属板Bを複数交互に積層して形
成している。この実施例においては、要所(金属積層板
の全面に均等に配置)に設けた複数の温度センサー4a
〜4cの温度測定値に合わせて、各々の温度センサーの
近くの各々のシーズヒーターをコントローラー5により
制御することにより、より一層精度のよい均一加熱が可
能になる。例えば、温度センサー4aの温度が他の温度
センサー4b、4cより低い温度であれば、温度センサ
ー4aの近傍のシーズヒーター2aの電流値をコントロ
ーラー5の自動制御により増加させて温度を上げるよう
に、きめ細かい温度制御をして、加熱面3の表面温度分
布をより一層均一化するものである。
【発明の効果】本発明は以上のように、シーズヒーター
の熱は熱伝導のよい金属板とこれよりは熱伝導のよくな
い金属板を複数交互に積層して形成した金属積層板を伝
わる間に分散するので、材料を加熱する加熱面の温度分
布が均一になる。従って、被加工材料を同時に均一に加
熱出来るので、加工製品のバラツキがなくなり、品質が
向上する。又、複数のシーズヒーターを金属積層板の片
面に並列等間隔に取り付け、金属積層板の要所に複数の
温度センサーを設け、複数の温度センサーの温度測定値
に合わせて、複数のシーズヒーターを個別に制御するこ
とを特徴とした構成により、更に一層精度のよく加熱面
の温度分布の均一化を計ることができる。従って、精度
のよい均一加熱を必要とする半導体材料の加熱加工や、
測定用温度センサーの検査工程など産業用に広く活用で
きる均熱ヒーターが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施例の均熱ヒーターの一部
断面斜視図である。
【図2】本発明における他の実施例の均熱ヒーターの一
部断面斜視図である。
【図3】図2の実施例における電気回路図である。
【符号の説明】
1 加熱プレート 2、2a〜2c シーズヒーター 3 加熱面 4、4a〜4c 温度センサー 5 コントローラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱伝導のよい金属板とこれよりも熱伝導
    のよくない金属板を複数交互に積層して形成した金属積
    層板の片面にシーズヒーターを取り付けたことを特徴と
    する均熱ヒーター。
  2. 【請求項2】 シーズヒーターは金属積層板の片面に並
    列等間隔に複数個取り付け、金属積層板の要所には複数
    の温度センサーを設け、複数の温度センサーの温度測定
    値に合わせて、複数のシーズヒーターを個別に制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の均熱ヒーター。
JP17964294A 1994-07-06 1994-07-06 均熱ヒーター Pending JPH0822886A (ja)

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JP17964294A JPH0822886A (ja) 1994-07-06 1994-07-06 均熱ヒーター

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US10287685B2 (en) 2013-08-29 2019-05-14 Maruwa Co., Ltd. Susceptor

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