JPH08227751A - 端子ロック手段を有する電気コネクタ - Google Patents
端子ロック手段を有する電気コネクタInfo
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- JPH08227751A JPH08227751A JP7292180A JP29218095A JPH08227751A JP H08227751 A JPH08227751 A JP H08227751A JP 7292180 A JP7292180 A JP 7292180A JP 29218095 A JP29218095 A JP 29218095A JP H08227751 A JPH08227751 A JP H08227751A
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- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/428—Securing in a demountable manner by resilient locking means on the contact members; by locking means on resilient contact members
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 係合時には過大な挿入力を必要とせず、コネ
クタ間の接合を確実に保持しながら、コネクタハウジン
グの小型化を可能とする。 【解決手段】 端子がキャビティ50内に挿入される
と、ロックアーム28は圧縮されて端子は開口部を貫通
可能となり、前側部に到達するとロックアームは弾性的
に復元し、端子が挿入位置にある時には、アームの自由
端が後ろ向きの端子引き抜き力に抵抗するためにショル
ダ58と係合し、それぞれのロックアームは、本体に回
動可能に内向きに延びた第一の部分と、回動可能に外向
きに延びた第二の部分と、離間する連結部を有してお
り、後ろ向きの引き抜き力が挿入された位置で端子に付
加されると、接触するまで連結部は内向きに移動する
が、自由端は本体から外向きに移動して、自由端を係止
ショルダの角部に付勢させて、アームを歪ませることな
くより大きな力が付加される。
クタ間の接合を確実に保持しながら、コネクタハウジン
グの小型化を可能とする。 【解決手段】 端子がキャビティ50内に挿入される
と、ロックアーム28は圧縮されて端子は開口部を貫通
可能となり、前側部に到達するとロックアームは弾性的
に復元し、端子が挿入位置にある時には、アームの自由
端が後ろ向きの端子引き抜き力に抵抗するためにショル
ダ58と係合し、それぞれのロックアームは、本体に回
動可能に内向きに延びた第一の部分と、回動可能に外向
きに延びた第二の部分と、離間する連結部を有してお
り、後ろ向きの引き抜き力が挿入された位置で端子に付
加されると、接触するまで連結部は内向きに移動する
が、自由端は本体から外向きに移動して、自由端を係止
ショルダの角部に付勢させて、アームを歪ませることな
くより大きな力が付加される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気コネクタの
技術に関するものであり、特に端子をコネクタハウジン
グ内にロックするための装置に関するものである。
技術に関するものであり、特に端子をコネクタハウジン
グ内にロックするための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気コネクタは、一つ以上の導
電性端子が取り付けられる誘電性または絶縁性ハウジン
グを有している。例えば、端子は、端子の終端で電気ワ
イヤに確実に固定され、例えば、相補型電気コネクタの
端子と接合するために、端子の反対側の接合端がハウジ
ング内に配置されている。頻繁に、様々なロック装置
が、端子をコネクタハウジング内にロックするために設
けられている。
電性端子が取り付けられる誘電性または絶縁性ハウジン
グを有している。例えば、端子は、端子の終端で電気ワ
イヤに確実に固定され、例えば、相補型電気コネクタの
端子と接合するために、端子の反対側の接合端がハウジ
ング内に配置されている。頻繁に、様々なロック装置
が、端子をコネクタハウジング内にロックするために設
けられている。
【0003】例えば、ロッキング装置の一つの型は、端
子をコネクタハウジングにロックするために、端子から
外向きに突出する片持ち支持されたロックアームを有し
ている。これらのロックアームは、ハウジングの端子挿
入キャビティ内で、係止ショルダと協働し、端子を確実
にその適当な挿入位置に位置決めして、端子が不用意に
引き抜かれるのを防止している。一般に、ロックアーム
は、端子の側壁から端子の挿入方向に対して斜め反対方
向に外向きに突出しており、ロックアームは、ハウジン
グの挿入キャビティ内で係止ショルダとスナップ係合す
るようになっている。
子をコネクタハウジングにロックするために、端子から
外向きに突出する片持ち支持されたロックアームを有し
ている。これらのロックアームは、ハウジングの端子挿
入キャビティ内で、係止ショルダと協働し、端子を確実
にその適当な挿入位置に位置決めして、端子が不用意に
引き抜かれるのを防止している。一般に、ロックアーム
は、端子の側壁から端子の挿入方向に対して斜め反対方
向に外向きに突出しており、ロックアームは、ハウジン
グの挿入キャビティ内で係止ショルダとスナップ係合す
るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】片持ち支持されたロッ
クアームを有する上述した特徴のロッキング装置は、様
々な不利な点または問題を有している。一つの問題は、
ハウジングの挿入キャビティが、端子自体よりもほんの
僅かだけ大きくなっている程度まで先細にされる場合に
生じる。その結果、端子をキャビティに挿入するために
必要とされるより大きな力が得られなければならない。
それは、ロックアームが端子の側壁に連結される位置
で、ロックアームがキャビティの先細の部分に実質的に
係合するからである。この位置でロックアームは、実質
的に固定されて、非常に剛性を有し、ロックアームを内
向きに弾性的に付勢させるために過大な力を必要とす
る。片持ち支持されたロックアームのもう一つの不利な
点は、幾つかの場合において、アームの自由端が離間し
て広がって、ショルダがハウジングに連結する角部にロ
ックするよりもむしろ、ハウジングの係止ショルダを壊
す傾向があることである。
クアームを有する上述した特徴のロッキング装置は、様
々な不利な点または問題を有している。一つの問題は、
ハウジングの挿入キャビティが、端子自体よりもほんの
僅かだけ大きくなっている程度まで先細にされる場合に
生じる。その結果、端子をキャビティに挿入するために
必要とされるより大きな力が得られなければならない。
それは、ロックアームが端子の側壁に連結される位置
で、ロックアームがキャビティの先細の部分に実質的に
係合するからである。この位置でロックアームは、実質
的に固定されて、非常に剛性を有し、ロックアームを内
向きに弾性的に付勢させるために過大な力を必要とす
る。片持ち支持されたロックアームのもう一つの不利な
点は、幾つかの場合において、アームの自由端が離間し
て広がって、ショルダがハウジングに連結する角部にロ
ックするよりもむしろ、ハウジングの係止ショルダを壊
す傾向があることである。
【0005】本発明は、上述の問題を解決し、電気端子
とそれぞれの誘電性ハウジング間の改良されたロッキン
グ装置に対する要求に応えるものである。従って、本発
明の目的は、電気端子と端子が取り付けられるコネクタ
ハウジング間に、新規であり改良されたロック手段を提
供することにある。
とそれぞれの誘電性ハウジング間の改良されたロッキン
グ装置に対する要求に応えるものである。従って、本発
明の目的は、電気端子と端子が取り付けられるコネクタ
ハウジング間に、新規であり改良されたロック手段を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の実施例におい
て、電気コネクタは、端子を所定の挿入方向に挿入する
ために、打ち抜き成形された端子収容キャビティを有し
ているハウジングで構成されている。キャビティは、挿
入方向に向かって係止ショルダに案内する先細の開口部
を有している。細長い端子は、キャビティ内に挿入可能
となっており、本体部と、その本体部の側壁の外側に形
成された片持ち支持されたロックアームを有している。
ロックアームは、側壁に連結された固定端部と、側壁か
ら挿入方向に対して斜め反対方向に外向きに突出してい
る自由端を有しており、自由端は、係止ショルダに係合
可能となっている。ハウジングおよび端子は、端子のキ
ャビティ内への挿入時に、ロックアームを横方向の内向
きに付勢させて、自由端を係止ショルダに係合させてロ
ック位置に弾性的に復元するように作られている。本発
明によるロックアームは、その固定端部から挿入方向に
対して斜め反対方向に内向きに突出している第一の部分
を有している。第二の部分は、第一の部分との連結部か
らロックアームの自由端に向かって、端子の側壁の外側
に突出している。従って、ロックアームを最初は内向き
に突出させ、それから後方外向きに突出させて、より大
きなモーメントアームが、ロックアームが端子収容キャ
ビティの先細の開口部に係合する位置に作られ、端子の
挿入力が非常に減少される。
て、電気コネクタは、端子を所定の挿入方向に挿入する
ために、打ち抜き成形された端子収容キャビティを有し
ているハウジングで構成されている。キャビティは、挿
入方向に向かって係止ショルダに案内する先細の開口部
を有している。細長い端子は、キャビティ内に挿入可能
となっており、本体部と、その本体部の側壁の外側に形
成された片持ち支持されたロックアームを有している。
ロックアームは、側壁に連結された固定端部と、側壁か
ら挿入方向に対して斜め反対方向に外向きに突出してい
る自由端を有しており、自由端は、係止ショルダに係合
可能となっている。ハウジングおよび端子は、端子のキ
ャビティ内への挿入時に、ロックアームを横方向の内向
きに付勢させて、自由端を係止ショルダに係合させてロ
ック位置に弾性的に復元するように作られている。本発
明によるロックアームは、その固定端部から挿入方向に
対して斜め反対方向に内向きに突出している第一の部分
を有している。第二の部分は、第一の部分との連結部か
らロックアームの自由端に向かって、端子の側壁の外側
に突出している。従って、ロックアームを最初は内向き
に突出させ、それから後方外向きに突出させて、より大
きなモーメントアームが、ロックアームが端子収容キャ
ビティの先細の開口部に係合する位置に作られ、端子の
挿入力が非常に減少される。
【0007】好適実施例において後述するように、端子
は、金属板材料で打ち抜き成形されており、ロックアー
ムは、固定端部に第一の折曲部と、第一と第二の部分間
の連結部に第二の折曲部を有している。本発明の他の特
徴は、ロックアームと一体に成形されており、長手方向
に延びている補強リブが設けられていることである。ロ
ックアームの先端部は、その自由端で傾斜しており、係
止ショルダに係合して、挿入方向に対して反対の挿入さ
れた端子の引き抜き力に応じて、自由端を横方向の外向
きに付勢されることが可能となっている。
は、金属板材料で打ち抜き成形されており、ロックアー
ムは、固定端部に第一の折曲部と、第一と第二の部分間
の連結部に第二の折曲部を有している。本発明の他の特
徴は、ロックアームと一体に成形されており、長手方向
に延びている補強リブが設けられていることである。ロ
ックアームの先端部は、その自由端で傾斜しており、係
止ショルダに係合して、挿入方向に対して反対の挿入さ
れた端子の引き抜き力に応じて、自由端を横方向の外向
きに付勢されることが可能となっている。
【0008】また、本発明による端子は、底壁の一部分
が打ち抜かれて、第一と第二の部分間の一つのアームの
連結部に隣接して折り曲げられており、それにより、挿
入方向に対して反対の挿入された端子の引き抜き力に応
じて、連結部と底壁部分が互いに衝合する。最後に、本
発明は、端子の両側に一対のロックアームを有する端子
で構成されている。ロックアームの第一と第二の部分間
の連結部は、互いに向かい合わせとなっており、挿入方
向に対して反対の挿入された端子の引き抜き力に応じ
て、互いに衝合可能となっている。ここでは、端子は、
その接合端にレセプタクルを有し、ロックアームが形成
される端子の側壁により、レセプタクルの部分が規定さ
れている雌型端子として示されている。
が打ち抜かれて、第一と第二の部分間の一つのアームの
連結部に隣接して折り曲げられており、それにより、挿
入方向に対して反対の挿入された端子の引き抜き力に応
じて、連結部と底壁部分が互いに衝合する。最後に、本
発明は、端子の両側に一対のロックアームを有する端子
で構成されている。ロックアームの第一と第二の部分間
の連結部は、互いに向かい合わせとなっており、挿入方
向に対して反対の挿入された端子の引き抜き力に応じ
て、互いに衝合可能となっている。ここでは、端子は、
その接合端にレセプタクルを有し、ロックアームが形成
される端子の側壁により、レセプタクルの部分が規定さ
れている雌型端子として示されている。
【0009】本発明の他の目的、特徴、利点は、添付の
図面を参照して説明する以下の詳細な説明より明白とな
るであろう。
図面を参照して説明する以下の詳細な説明より明白とな
るであろう。
【0010】
【発明の実施の形態】図面について詳細に説明すれば、
まず図1ー3は、参照符号10で示される細長い端子を
有している本発明による電気コネクタを示している。端
子は参照符号12で示される接合端と、参照符号14で
示される終端を有しており、誘電性の金属板材料で打ち
抜き成形された一体構造となっている。
まず図1ー3は、参照符号10で示される細長い端子を
有している本発明による電気コネクタを示している。端
子は参照符号12で示される接合端と、参照符号14で
示される終端を有しており、誘電性の金属板材料で打ち
抜き成形された一体構造となっている。
【0011】端子10は、端子ピン等の相補型雄型端子
を収容するために、レセプタクル16を規定するボック
ス形状で形成された接合端12を有する雌型端子として
作られている。本質的に、接合端12は、上壁18と、
底壁20と、一対の対向壁22を有する本体を規定して
いる。
を収容するために、レセプタクル16を規定するボック
ス形状で形成された接合端12を有する雌型端子として
作られている。本質的に、接合端12は、上壁18と、
底壁20と、一対の対向壁22を有する本体を規定して
いる。
【0012】端子10の終端14は、一対の後側クリン
プアーム24と、一対の前側クリンプアーム26を有し
ている。クリンプアーム24は、絶縁された電気ケーブ
ルの外側絶縁被覆にクリンプ可能となっており、クリン
プアーム14は、ケーブルの内側導体にクリンプ可能と
なっている。これらのことは、電気コネクタの技術にお
いて良く知られている。
プアーム24と、一対の前側クリンプアーム26を有し
ている。クリンプアーム24は、絶縁された電気ケーブ
ルの外側絶縁被覆にクリンプ可能となっており、クリン
プアーム14は、ケーブルの内側導体にクリンプ可能と
なっている。これらのことは、電気コネクタの技術にお
いて良く知られている。
【0013】図1ー3についてさらに説明すれば、端子
10は、参照符号28で示される、端子の接合端12の
側壁22の外側に形成された一対の片持ち支持されたロ
ックアームを有している。図1ー3とともに図4につい
て説明すれば、それぞれのロックアームは、側壁22の
一側に連結された固定端部30と、それぞれの側壁から
端子の挿入方向Aに対して斜め反対方向に外向きに突出
している自由端32を有している。詳細に後述するよう
に、端子の自由端32は、コネクタハウジングの一対の
係止ショルダの後ろで係合可能となっている。
10は、参照符号28で示される、端子の接合端12の
側壁22の外側に形成された一対の片持ち支持されたロ
ックアームを有している。図1ー3とともに図4につい
て説明すれば、それぞれのロックアームは、側壁22の
一側に連結された固定端部30と、それぞれの側壁から
端子の挿入方向Aに対して斜め反対方向に外向きに突出
している自由端32を有している。詳細に後述するよう
に、端子の自由端32は、コネクタハウジングの一対の
係止ショルダの後ろで係合可能となっている。
【0014】図1ー3とともに、さらに図4について説
明すれば、それぞれのロックアーム28は、端子の側壁
22のそれぞれ一つの開口部34から打ち抜かれてい
る。それぞれのロックアームは、固定端部30から端子
の挿入方向Aに対して斜め反対方向に内向きに突出して
いる第一の部分36を有している。第二の部分38は、
第一の部分との連結部40からロックアームの自由端3
2に向かって側壁22の外側に突出している。上述した
ように、端子10は、金属板材料で打ち抜き成形されて
いることが望ましい。それぞれのロックアーム28は、
ロックアームの第一および第二の部分、36および38
間において、固定端部30に第一の折曲部42と、連結
部40に第二の折曲部を有している。
明すれば、それぞれのロックアーム28は、端子の側壁
22のそれぞれ一つの開口部34から打ち抜かれてい
る。それぞれのロックアームは、固定端部30から端子
の挿入方向Aに対して斜め反対方向に内向きに突出して
いる第一の部分36を有している。第二の部分38は、
第一の部分との連結部40からロックアームの自由端3
2に向かって側壁22の外側に突出している。上述した
ように、端子10は、金属板材料で打ち抜き成形されて
いることが望ましい。それぞれのロックアーム28は、
ロックアームの第一および第二の部分、36および38
間において、固定端部30に第一の折曲部42と、連結
部40に第二の折曲部を有している。
【0015】最後に、それぞれのロックアームは、一体
に成形され、アームの外側に長手方向に延びている段付
き補強リブ44等の他の特徴を有している。さらに、後
述する目的のために、それぞれのロックアーム28の傾
斜した先端部46が、その自由端32に形成されてい
る。
に成形され、アームの外側に長手方向に延びている段付
き補強リブ44等の他の特徴を有している。さらに、後
述する目的のために、それぞれのロックアーム28の傾
斜した先端部46が、その自由端32に形成されてい
る。
【0016】図5には、側壁22から打ち抜かれた一つ
のロックアーム28を有している端子10の断面が示さ
れている。また、側壁22に隣接した底壁41から打ち
抜かれた垂直衝合壁39が示されている。引き抜き力が
端子に付加されると、ロックアーム28は、係止ショル
ダ58の角部60(図6)にさらに衝合する傾向があ
る。ロックアームは、連結部または折曲部40が衝合壁
39に衝合するまで内向きに変形または折り曲げられ
る。
のロックアーム28を有している端子10の断面が示さ
れている。また、側壁22に隣接した底壁41から打ち
抜かれた垂直衝合壁39が示されている。引き抜き力が
端子に付加されると、ロックアーム28は、係止ショル
ダ58の角部60(図6)にさらに衝合する傾向があ
る。ロックアームは、連結部または折曲部40が衝合壁
39に衝合するまで内向きに変形または折り曲げられ
る。
【0017】図6について説明すれば、参照符号48で
示される電気コネクタは、コネクタハウジング52の一
つ以上の細長い端子収容キャビティ50に挿入可能な、
一つ以上の端子10を有している。それぞれの端子収容
キャビティは、前側部56に連結している先細の開口部
54を有している。一対の係止ショルダ58が、キャビ
ティの両側に、先細の開口部54の前方に規定されてい
る。ショルダは、角部60を規定している。最後に、キ
ャビティ50にはテーパが付されており、62で端子1
0の挿入方向Aに、先細の開口部54に案内するように
なっている。図5とともに、図7ー9について説明すれ
ば、端子10は、図5の矢印Aで示す挿入方向に、キャ
ビティ50内に挿入される。まず、端子の前側接合端1
8が、端子の挿入方向Aと一致する図7に示す矢印Bの
方向に、先細の開口部54に貫通される。
示される電気コネクタは、コネクタハウジング52の一
つ以上の細長い端子収容キャビティ50に挿入可能な、
一つ以上の端子10を有している。それぞれの端子収容
キャビティは、前側部56に連結している先細の開口部
54を有している。一対の係止ショルダ58が、キャビ
ティの両側に、先細の開口部54の前方に規定されてい
る。ショルダは、角部60を規定している。最後に、キ
ャビティ50にはテーパが付されており、62で端子1
0の挿入方向Aに、先細の開口部54に案内するように
なっている。図5とともに、図7ー9について説明すれ
ば、端子10は、図5の矢印Aで示す挿入方向に、キャ
ビティ50内に挿入される。まず、端子の前側接合端1
8が、端子の挿入方向Aと一致する図7に示す矢印Bの
方向に、先細の開口部54に貫通される。
【0018】端子がキャビティにさらに挿入されると、
ロックアーム28はキャビティ50のテーパ部62に係
合し始め、図8に示すように、ロックアームが先細の開
口部54を貫通すると、ロックアームを横方向の内向き
に互いの方向に付勢または圧縮される。
ロックアーム28はキャビティ50のテーパ部62に係
合し始め、図8に示すように、ロックアームが先細の開
口部54を貫通すると、ロックアームを横方向の内向き
に互いの方向に付勢または圧縮される。
【0019】さらに、端子10が、矢印Cの方向(図
8)にコネクタハウジング52のキャビティ50に挿入
されることにより、端子は図9に示すように完全に挿入
された位置に到達する。端子が完全に挿入された位置に
到達すると、ロックアーム28は、係止ショルダ58の
後ろでロック係合位置に、横方向の外向きに弾性復元ま
たはスナップ係合する。端子の挿入方向に対して反対の
引き抜き運動は、ロックアームの自由端の係止ショルダ
との相互係合により防止される。
8)にコネクタハウジング52のキャビティ50に挿入
されることにより、端子は図9に示すように完全に挿入
された位置に到達する。端子が完全に挿入された位置に
到達すると、ロックアーム28は、係止ショルダ58の
後ろでロック係合位置に、横方向の外向きに弾性復元ま
たはスナップ係合する。端子の挿入方向に対して反対の
引き抜き運動は、ロックアームの自由端の係止ショルダ
との相互係合により防止される。
【0020】図10には、端子に接続される電気ケーブ
ルに働く力のような引き抜き力が、矢印Dの方向に端子
に付加される時の端子10の状態が示されている。この
ような引き抜き力が端子に付加されると、ロックアーム
28は、係止ショルダ58の角部60(図60)にさら
に衝合する傾向がある。これは、ロックアームの傾斜し
た先端部46(図4)により容易となっている。さら
に、ロックアームが、連結部または折曲部40(図4)
が互いに図9の70で衝合するまで内向きに変形または
折り曲げられることは、図9において明らかである。こ
の衝合により、ロックアームの有効モーメントアームが
大幅に短縮され、端子を完全に挿入された位置から引き
抜くために必要とされる力が大幅に増大される。
ルに働く力のような引き抜き力が、矢印Dの方向に端子
に付加される時の端子10の状態が示されている。この
ような引き抜き力が端子に付加されると、ロックアーム
28は、係止ショルダ58の角部60(図60)にさら
に衝合する傾向がある。これは、ロックアームの傾斜し
た先端部46(図4)により容易となっている。さら
に、ロックアームが、連結部または折曲部40(図4)
が互いに図9の70で衝合するまで内向きに変形または
折り曲げられることは、図9において明らかである。こ
の衝合により、ロックアームの有効モーメントアームが
大幅に短縮され、端子を完全に挿入された位置から引き
抜くために必要とされる力が大幅に増大される。
【0021】結論として、先行技術に対する二重折り曲
げの利点が、図4に戻って説明することにより理解でき
る。折り曲げロックアーム28が固定端部30で外向き
に折り曲げられているように、ロックアームが端子の側
壁に固定されたその端縁部で外向きに折り曲げられてい
る公知のロック装置において、非常に小さなモーメント
アームが、ロックアームの固定端部と、ロックアームが
コネクタハウジング52の先細の開口部54に係合する
位置との間に作られることは明らかである。図4に最も
良く示して上述したように、二重折り曲げ形状のロック
アーム28を設けることにより、ロックアーム28は、
ロックアームの固定端部30から十分に離間しているよ
うに見える位置72で、先細の開口部に係合する。実際
に、図4に示すように、モーメントアーム(すなわち、
固定端部30と位置72との間の距離)は、ロックアー
ムの長さのほぼ1/3である。従って、ロックアームに
は、従来技術のロックアームに比べて十分に増大された
弾性が与えられており、好ましいことに端子の挿入力を
相当な程度まで減少可能となっている。
げの利点が、図4に戻って説明することにより理解でき
る。折り曲げロックアーム28が固定端部30で外向き
に折り曲げられているように、ロックアームが端子の側
壁に固定されたその端縁部で外向きに折り曲げられてい
る公知のロック装置において、非常に小さなモーメント
アームが、ロックアームの固定端部と、ロックアームが
コネクタハウジング52の先細の開口部54に係合する
位置との間に作られることは明らかである。図4に最も
良く示して上述したように、二重折り曲げ形状のロック
アーム28を設けることにより、ロックアーム28は、
ロックアームの固定端部30から十分に離間しているよ
うに見える位置72で、先細の開口部に係合する。実際
に、図4に示すように、モーメントアーム(すなわち、
固定端部30と位置72との間の距離)は、ロックアー
ムの長さのほぼ1/3である。従って、ロックアームに
は、従来技術のロックアームに比べて十分に増大された
弾性が与えられており、好ましいことに端子の挿入力を
相当な程度まで減少可能となっている。
【0022】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、後側先
細開口部が、前方向き係止ショルダと開口部に隣接した
角部を有する前側部に連結する、細長い端子収容キャビ
ティを有しているハウジングと、前記キャビティにスラ
イド可能に挿入可能であり、本体と、開口部の所定幅よ
りも大きい距離で離間される自由端を有する、対向して
後ろ向きに延びた片持ち支持された一対の弾性ロックア
ームを有している打ち抜き成形された細長い端子で構成
される電気コネクタを、前記端子が、前記キャビティ内
に挿入されると、前記ロックアームは互いに向かって圧
縮されて端子は開口部を貫通可能となり、挿入された位
置を規定するために前側部に到達するとロックアームは
弾性的に復元し、前記端子が挿入位置にある時には、ア
ームの前記自由端が後ろ向きの端子引き抜き力に抵抗す
るために前記ショルダと係合し、それぞれのロックアー
ムは、本体に回動可能に内向きに延びた第一の部分と、
前記第一の部分との連結部から、回動可能に前記本体か
ら外向きに延びた第二の部分と、離間する両アームの連
結部を有しており、後ろ向きの引き抜き力が挿入された
位置で端子に付加されると、接触するまで前記連結部は
互いに向かって内向きに移動するが、自由端は本体から
外向きに移動して、自由端を前記係止ショルダの角部に
付勢させて、アームを歪ませることなくより大きな力が
付加される構成としたので、コネクタの係合時には過大
な挿入力を必要とせず、しかもコネクタ間の接合を確実
に保持することが可能としながら、コネクタハウジング
の小型化を可能とすることができる。
細開口部が、前方向き係止ショルダと開口部に隣接した
角部を有する前側部に連結する、細長い端子収容キャビ
ティを有しているハウジングと、前記キャビティにスラ
イド可能に挿入可能であり、本体と、開口部の所定幅よ
りも大きい距離で離間される自由端を有する、対向して
後ろ向きに延びた片持ち支持された一対の弾性ロックア
ームを有している打ち抜き成形された細長い端子で構成
される電気コネクタを、前記端子が、前記キャビティ内
に挿入されると、前記ロックアームは互いに向かって圧
縮されて端子は開口部を貫通可能となり、挿入された位
置を規定するために前側部に到達するとロックアームは
弾性的に復元し、前記端子が挿入位置にある時には、ア
ームの前記自由端が後ろ向きの端子引き抜き力に抵抗す
るために前記ショルダと係合し、それぞれのロックアー
ムは、本体に回動可能に内向きに延びた第一の部分と、
前記第一の部分との連結部から、回動可能に前記本体か
ら外向きに延びた第二の部分と、離間する両アームの連
結部を有しており、後ろ向きの引き抜き力が挿入された
位置で端子に付加されると、接触するまで前記連結部は
互いに向かって内向きに移動するが、自由端は本体から
外向きに移動して、自由端を前記係止ショルダの角部に
付勢させて、アームを歪ませることなくより大きな力が
付加される構成としたので、コネクタの係合時には過大
な挿入力を必要とせず、しかもコネクタ間の接合を確実
に保持することが可能としながら、コネクタハウジング
の小型化を可能とすることができる。
【図1】本発明による細長い端子の斜視図である。
【図2】図1の端子の縮小平面図である。
【図3】端子の側面図である。
【図4】図3の4ー4線拡大断面図である。
【図5】変形例を示す図3の4ー4線拡大断面図であ
る。
る。
【図6ー9】端子のコネクタハウジングへの各挿入位置
を示す連続図である。
を示す連続図である。
【図10】図6ー9と同様の図であるが、引き抜き力が
端子に付加された時のロックアームの形状を示す図であ
る。
端子に付加された時のロックアームの形状を示す図であ
る。
10 端子 16 レセプタクル 18 本体 22 側壁 28 ロックアーム 30 固定端部 32 自由端 36 第一の部分 38 第二の部分 40 連結部 42 第一の折曲部 44 補強リブ 46 傾斜部 48 電気コネクタ 50 端子収容キャビティ 52 ハウジング 54 先細の開口部 58 係止ショルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブルース エイ ピーターソン アメリカ合衆国 イリノイ州 スカムバー グ ウイリントン ドライブ 1 447 (72)発明者 ポール エイ ラッティン アメリカ合衆国 イリノイ州 ウエスタン スプリングス ホワード アベニュー 5408
Claims (9)
- 【請求項1】 後側先細開口部が、前方向き係止ショル
ダと開口部に隣接した角部を有する前側部に連結する、
細長い端子収容キャビティを有しているハウジングと、
前記キャビティにスライド可能に挿入可能であり、本体
と、開口部の所定幅よりも大きい距離で離間される自由
端を有する、対向して後ろ向きに延びた片持ち支持され
た一対の弾性ロックアームを有している打ち抜き成形さ
れた細長い端子で構成される電気コネクタであって、前
記端子が、前記キャビティ内に挿入されると、前記ロッ
クアームは互いに向かって圧縮されて端子は開口部を貫
通可能となり、挿入された位置を規定するために前側部
に到達するとロックアームは弾性的に復元し、前記端子
が挿入位置にある時には、アームの前記自由端が後ろ向
きの端子引き抜き力に抵抗するために前記ショルダと係
合し、それぞれのロックアームは、本体に回動可能に内
向きに延びた第一の部分と、前記第一の部分との連結部
から、回動可能に前記本体から外向きに延びた第二の部
分と、離間する両アームの連結部を有しており、後ろ向
きの引き抜き力が挿入された位置で端子に付加される
と、接触するまで前記連結部は互いに向かって内向きに
移動するが、自由端は本体から外向きに移動して、自由
端を前記係止ショルダの角部に付勢させて、アームを歪
ませることなくより大きな力が付加されることを特徴と
する電気コネクタ。 - 【請求項2】 前記ロックアームは、一体に成形されて
長手方向に延びる補強リブを有することを特徴とする請
求項1に記載の電気コネクタ。 - 【請求項3】 ロックアームの先端部は、自由端で傾斜
しており、前記係止ショルダに係合して、挿入された端
子の引き抜き力に応じて横方向の外向きに自由端を付勢
させることが可能となっていることを特徴とする請求項
1に記載の電気コネクタ。 - 【請求項4】 前記端子は、接合端にレセプタクルを有
する雌型端子であり、前記本体が前記レセプタクルを形
成することを特徴とする請求項1に記載の電気コネク
タ。 - 【請求項5】 端子を所定の挿入方向Aに挿入するため
に、前記方向に向かって係止ショルダに案内する先細の
開口部を有する細長い端子収容キャビティを有している
ハウジングと、前記キャビティ内に挿入可能であり、本
体部と、本体部の両側の側壁の外側に形成された片持ち
支持されたロックアームであって、それぞれの前記ロッ
クアームは、それぞれの側壁に連結された固定端部と、
側壁から前記挿入方向Aに対して斜め反対方向に外向き
に突出する自由端を有しており、それぞれの係止ショル
ダと係合可能となっているロックアームを有している、
打ち抜かれた細長い端子で構成される電気コネクタであ
って、ハウジングおよび端子は、端子のキャビティへの
挿入時に、ロックアームが横方向の内向きに付勢されて
前記自由端を係止ショルダに係合させて、ロッキング位
置に弾性的に復元するように作られており、それぞれの
前記ロックアームは、それぞれの固定端部から前記挿入
方向に対して斜め反対方向に内向きに突出する第一の部
分と、第一の部分との連結部からロックアームの前記自
由端に向かって外側に突出する第二の部分を有してお
り、ロックアームの第一と第二の部分間の連結部は互い
に対向しており、前記挿入方向Cに対して反対の挿入方
向の引き抜き力に応じて、互いに衝合可能であることを
特徴とする電気コネクタ。 - 【請求項6】 それぞれの前記ロックアームは、固定端
部に第一の折曲部と、前記第一および第二の部分間の連
結部分に、第二の折曲部分を有することを特徴とする請
求項5に記載の電気コネクタ。 - 【請求項7】 それぞれの前記ロックアームは、一体に
成形されて長手方向に延びる補強リブを有することを特
徴とする請求項5に記載の電気コネクタ。 - 【請求項8】 それぞれのロックアームの先端部は、前
記自由端で傾斜しており、それぞれの係止ショルダに係
合して、前記挿入方向Aに対して反対の挿入された端子
の引き抜き力に応じて横方向に外向きに自由端を付勢さ
せることが可能となっていることを特徴とする請求項5
に記載の電気コネクタ。 - 【請求項9】 前記端子は、接合端にレセプタクルを有
する雌型端子であり、前記側壁がレセプタクルの一部分
を形成することを特徴とする請求項5に記載の電気コネ
クタ。
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Country Status (6)
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TW (1) | TW387616U (ja) |
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