JPH08221989A - センスアンプ回路 - Google Patents

センスアンプ回路

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JPH08221989A
JPH08221989A JP7027921A JP2792195A JPH08221989A JP H08221989 A JPH08221989 A JP H08221989A JP 7027921 A JP7027921 A JP 7027921A JP 2792195 A JP2792195 A JP 2792195A JP H08221989 A JPH08221989 A JP H08221989A
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JP
Japan
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sense amplifier
amplifier circuit
selection signal
signal
circuit
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JP7027921A
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English (en)
Inventor
Naoshi Higaki
直志 檜垣
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】センスアンプ回路に関し,高速に動作するセン
スアンプ回路を提供することを目的とする。 【構成】 記憶保持部から出力される小入力信号を入力
して増幅する複数のセンスアンプ回路と,各センスアン
プ回路は増幅作用を活性化する活性化回路とを備え,複
数のセンスアンプ回路の出力線を互いに結線して共通出
力線とし,該センスアンプ回路の選択信号を活性化回路
の活性化信号としてセンスアンプ回路を選択して活性化
し,選択されたセンスアンプ回路は小入力信号を増幅し
て共通出力線に出力し,選択されないセンスアンプの活
性化回路は不活性としてその出力が出力線に影響しない
構成を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,メモリのセンスアンプ
回路に関する。特に,記憶保持部から出力される小信号
入力を選択信号により選択するセレクタ回路を備えたメ
モリのセンスアンプ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来の技術(1) のブロック図で
ある。図11において,210はセレクタであって,選
択信号1,選択信号2,選択信号3,選択信号4によ
り,小信号入力1,小信号入力2,小信号入力3,小信
号入力4のうちの一つを選択するものである。
【0003】211はセンスアンプ回路であって,選択
された小信号を入力して増幅するものである。センスア
ンプ活性化信号はセンスアンプ回路211の小信号増幅
作用を活性化するものである。
【0004】図12は従来技術(1) のセレクタとセンス
アンプ回路の例である。図12において,210はセレ
クタである。
【0005】211はセンスアンプ回路である。セレク
タ210において,220,221,222,223,
224,225,226,227はそれぞれN型MOS
トランジスタとP型MOSトランジスタの並列接続回路
である。
【0006】並列接続回路220と221により小信号
入力1を選択する。並列接続回路222と223により
小信号入力2を選択する。並列接続回路224と225
により小信号入力3を選択する。
【0007】並列接続回路226と227により小信号
入力4を選択する。選択信号線1の信号をA1,AX1
(A1の否定論理(以下同様に論理Aの否定をAXで表
す)),選択信号線2の信号をA2,AX2,選択信号
線3の信号をA3,AX3,選択信号線4の信号をA
4,AX4とする。
【0008】センスアンプ回路211において,me
1,mp1,mp1’,mp2,mp2’はP型MOS
トランジスタである。
【0009】mn1,mn1’,mn2,mn2’,m
cs1はN型MOSトランジスタである。CLKはクロ
ック信号である。
【0010】図12の構成の動作を説明する。例えば,
それぞれの選択信号線において,A1=H,AX1=
L,A2=L,AX2=H,A3=L,AX3=H,A
4=L,AX4=Hのとき,小信号入力1が選択され
て,センスアンプ回路211に入力される。
【0011】センスアンプ回路211において,活性化
されていない状態では,センスアンプ活性化信号はLで
あって,mcs1はオフである。また,CLK=Lとし
てイコライジングトランジスタme1をオンとしてお
く。このとき,センスアンプ回路の出力は両側ともH
(Vcc)である(これはmcs1がオフ,me1,m
p1’,mp2’がオンになって非活性になった時,m
p1’,mp2’によってチャージアップされるためで
ある)。
【0012】この状態で,センスアンプ活性化信号が
H,CLK=Hとなると,mcs1はオン,me1はオ
フとなる。そのため,mp1とmp2において,例えば
mp1がオン,mp2がオフとなり,センスアンプ回路
211は小信号入力を差動増幅して出力する。
【0013】小信号入力2,小信号入力3,小信号入力
4が選択された場合も同様である。このような動作で,
セレクタ210で選択された小信号入力がセンスアンプ
回路211で増幅されて出力される。
【0014】図13は従来の技術(2) である。図13に
おいて,310,311,312,313はそれぞれセ
ンスアンプ回路である。
【0015】314はセレクタである。図13のブロッ
ク構成は,センスアンプ活性化信号で各センスアンプ回
路310,311,312,313を活性化し小信号入
力1,小信号入力2,小信号入力3,小信号入力4を増
幅し,増幅された小信号入力をセレクタ314で選択す
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図11,図12の従来
の技術(1) の回路構成において,セレクタ回路に入力さ
れる選択信号の到達時間が小信号入力の到達時間に比べ
遅いメモリの場合には,選択信号が到達してから小信号
入力のH,Lの時間差がある程度大きくなるまでの時間
マージンを見込んでセンスアンプ回路の活性化信号を入
力させる必要があったので,遅延時間が大きかった。
【0017】図13の従来の技術(2) のように,センス
アンプ回路で信号を増幅した後にセレクタ回路により信
号選択する場合には,セレクタのトランジスタゲート幅
を大きくして駆動能力を高くする必要がある。そのた
め,選択信号を生成する回路の駆動能力も大きくする必
要があり,やはり遅延時間が増加した。
【0018】本発明は,高速に動作するセンスアンプ回
路を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は,記憶保持部か
ら出力される小入力信号を入力して増幅する複数のセン
スアンプ回路と,各センスアンプ回路は増幅作用を活性
化する活性化回路とを備え,複数のセンスアンプ回路の
出力線を互いに結線して共通出力線とし,該センスアン
プ回路の選択信号を活性化回路の活性化信号としてセン
スアンプ回路を選択して活性化し,選択されたセンスア
ンプ回路は小入力信号を増幅して共通出力線に出力し,
選択されないセンスアンプの活性化回路は不活性として
その出力が出力線に影響しないようにした。
【0020】図1は本発明の基本構成を示す。図1にお
いて,1はセンスアンプ回路1である。
【0021】2はセンスアンプ回路2である。3は活性
化回路1であって,センスアンプ回路1(1) を活性化す
る回路である。
【0022】4は活性化回路2であって,センスアンプ
回路2(2) を活性化する回路である。小信号入力(小入
力信号)1はセンスアンプ回路1(1) の入力信号であ
る。
【0023】小信号入力(小入力信号)2はセンスアン
プ回路2(2) の入力信号である。選択信号s1はセンス
アンプ回路1(1) を選択するとともに活性化回路1(3)
を活性化する信号である。
【0024】選択信号s2はセンスアンプ回路2(2) を
選択するとともに活性化回路2(4)を活性化する信号で
ある。出力信号線k3,k3’はセンスアンプ回路1
(1) もしくはセンスアンプ回路2(2) の選択されて増幅
された信号を出力するものである。
【0025】図1の構成において,センスアンプ回路1
(1) が活性化されたときは,小信号入力線(i1,i
1’)の論理値(HレベルもしくはLレベル)に応じ
て,出力信号線(k1,k1’)の一方がHレベル,他
方はLレベルとなる。さらに,活性化回路が非活性にな
っている場合にはそのセンスアンプ回路の出力が出力信
号線k3,k3’の出力値に影響しないものである。
【0026】
【作用】図1の本発明の基本構成の動作を説明する。選
択信号s1もしくは選択信号s2がそれぞれ活性化回路
1(3) ,活性化回路2(4) に入力され,活性化回路1
(3) もしくは活性化回路2(4) のいずれかを活性化す
る。
【0027】選択されて活性化されたセンスアンプ回路
はそこに入力されている小信号入力を増幅し,出力信号
線に増幅された信号を出力する。このとき選択されてい
ない方のセンスアンプ回路の出力は活性化回路が非活性
であるので出力信号線(k3,k3’)の出力に影響し
ない。
【0028】本発明によれば,センスアンプ回路が選択
機能を持つので動作が高速であり,回路構成も簡単にす
ることができる。
【0029】
【実施例】図2は本発明の実施例1のブロック図であ
る。図2は4つのセンスアンプ回路に対して選択信号で
そのうちの一つを選択し,小信号入力を増幅して出力す
るものである。
【0030】図2において,21,22,23,24は
それぞれセンスアンプ回路1,センスアンプ回路2,セ
ンスアンプ回路3,センスアンプ回路4である。
【0031】選択信号1,選択信号2,選択信号3,選
択信号4はそれぞれセンスアンプ回路1,センスアンプ
回路2,センスアンプ回路3,センスアンプ回路4を選
択するとともに,それぞれの選択信号をセンスアンプ回
路の活性化回路(図示せず)に入力し,センスアンプ回
路を活性化するものである。
【0032】例えば,センスアンプ回路1(21)を選択
し,小信号入力1を増幅して出力する場合,選択信号1
はセンスアンプ回路1(21)の活性化回路を活性化し,小
信号入力1を差動増幅して出力する。このとき,選択信
号線2,選択信号線3,選択信号線4はそれぞれのセン
スアンプの活性化回路を活性化しない信号である。この
時,選択されていないセンスアンプ回路(22,23,
24)は非活性であって,その出力は出力信号線(k
5,k5’)の出力に影響しない。
【0033】図3は本発明の実施例1のセンスアンプ回
路である。図3はセンスアンプ回路1とセンスアンプ回
路2の2つのセンスアンプ回路のうちの1つを選択する
場合を示す。
【0034】図3において,21はセンスアンプ回路1
である。22はセンスアンプ回路2である。センスアン
プ回路1(21)とセンスアンプ回路2(22)は同じ構成であ
る。
【0035】センスアンプ回路1(21),センスアンプ回
路2(22)において,me1,mp1,mp2はP型MO
Sトランジスタである。mn1,mn2,mcs1,m
cs2はN型MOSトランジスタである。
【0036】選択信号s1によりセンスアンプ回路1(2
1)を選択し,小信号入力1を増幅して出力する場合につ
いて説明する。図4は実施例1のセンスアンプ回路の動
作説明図である。
【0037】図4を参照して図3のセンスアンプ回路の
動作を説明する。図4 (a)はクロック(CLK)信号と
小信号入力の関係を示す。図4 (b)は選択信号(s1,
s2)と出力信号の関係を示す。図4 (a), (b)におい
て時間軸(横軸)は共通である。縦軸は電圧である。
【0038】時刻t0 で,センスアンプ回路1(21),セ
ンスアンプ回路2(22)は活性化されていない。このとき
選択信号s1,選択信号s2はLであり,mcs1,m
cs2はともにオフである。また,このとき,クロック
CLKはLであって,イコライジングトランジスタme
1はオンである。このときmp1,mp2の出力側はと
もにH(Vcc−Vthp(Vthpはpチャネルトラ
ンジスタのスレッシュホールド電圧))である。この
時,入力信号k1,入力信号k1’はともにHであると
する。
【0039】この状態から,時刻t1 でCLKがHにな
り,me1はオフになる。時刻t2でs1がHになり,
mcs1がオンになる。このときmcs2はオフのまま
である。
【0040】時刻t2 で小信号入力1のk1はHを維持
し,k1’はΔVだけ低くなる。mn1がオンになり,
mp2がオンになる。そのため,mp1はオフとなり、
k2はLとなる。一方,mn2がオフとなり,mp2が
オンになり,k2’はHになる。一方,このとき,セン
スアンプ回路2(22)はmcs2がオフなので不活性であ
る。そのため,センスアンプ回路1(21)の出力に影響し
ないあるいは動作しても同じように動作するのでセンス
アンプ回路1(21)の出力には影響しない。例えば,k2
がLでTr2’がオンになってもk2’の出力はHなの
で,Tr2’の出力がk2’に影響することはない。ま
た,k2’がHなのでTr2はオフでありTr2の出力
がk2に影響することはない。
【0041】従って,k3,k3’から小信号入力1を
差動増幅した信号が出力される。時刻t4 でCLK=
L,s1が共にLになり,センスアンプ1(21)は非活性
となり,出力信号線k3,k3’は共にH(Vcc−V
thp)を出力する。
【0042】図2,図3の構成において,選択信号が到
達する時間には小信号入力は十分な電位差を持っている
ので,一定の電位差になるまでの時間マージンを見込ん
でおく必要がなくなり,動作が高速化する。
【0043】センスアンプ回路を図3の2個から4個,
8個と増加させることにより,セレクタ機能を1/4,
1/8に増大することが可能である。図5は本発明の実
施例2のブロック図である。また,同様の動作を他のラ
ッチ型差動センスアンプ回路でも実現することができ
る。
【0044】図5において,21,22,23,24は
それぞれセンスアンプ回路1,センスアンプ回路2,セ
ンスアンプ回路3,センスアンプ回路4であり,選択信
号により選択されて活性化されるものである。
【0045】31はプリセンスアンプ回路1であって,
小信号入力1を差動増幅してセンスアンプ回路1(21)に
出力するものである。32はプリセンスアンプ回路2で
あって,小信号入力2を差動増幅してセンスアンプ回路
2(22)に出力するものである。
【0046】33はプリセンスアンプ回路3であって,
小信号入力3を差動増幅してセンスアンプ回路3(23)に
出力するものである。34はプリセンスアンプ回路4で
あって,小信号入力4を差動増幅してセンスアンプ回路
4(24)に出力するものである。
【0047】それぞれ各プリセンスアンプ回路31,3
2,33,34はプリセンスアンプ活性化信号により活
性化し,小信号入力を差動増幅するものである。図5の
構成は,センスアンプ活性化信号で各プリセンスアンプ
回路31,32,33,34を活性化し,小信号入力
1,小信号入力2,小信号入力3,小信号入力4を増幅
する。各プリセンスアンプ回路31,32,33,34
の増幅された小信号入力はそれぞれに接続されたセンス
アンプ回路21,22,23,24に入力される。
【0048】各センスアンプ回路21,22,23,2
4は選択信号1,選択信号2,選択信号3,選択信号4
により選択され,選択されたセンスアンプ回路はプリセ
ンスアンプ回路から入力される小信号入力を差動増幅し
て出力する。
【0049】図6は本発明の実施例2のセンスアンプ回
路である。図6はセンスアンプ回路1(21)とセンスアン
プ回路2(22)の2つのうちの1つを選択する場合を示
す。図6において,21,22は,それぞれセンスアン
プ回路1,センスアンプ回路2である。
【0050】31,32は,それぞれプリセンスアンプ
回路1,プリセンスアンプ回路2である。プリアンプ活
性化信号がH,CLK=Lで,プリセンスアンプ回路1
(31),プリセンスアンプ回路2(32)か活性化されて,そ
れぞれ小信号入力1,小信号入力2を差動増幅し,それ
ぞれセンスアンプ回路1(21),センスアンプ回路2(22)
に入力する。
【0051】センスアンプ回路1(21)を選択する場合,
選択信号s1=H,選択信号s2=Lである。このと
き,センスアンプ回路1(21)のmcs1がオンとなり,
CLK=Hでme1がオフとなり,センスアンプ回路1
(21)が活性化され,プリセンスアンプ回路1(31)で増幅
された小信号入力1を差動増幅する。このとき,mcs
2はオフであるのでプリセンスアンプ回路2(32)の出力
はセンスアンプ回路1(21)の出力に影響しない。
【0052】図5,図6の実施例2の回路は,セレクト
信号の遅延時間が,センスアンプ回路の入力信号の遅延
時間に比べて,さらに大きい場合に有効である。すなわ
ち,セレクト信号の到達する前に,入力信号をある程度
増幅させておくことで,次段のセンスアンプ回路の遅延
時間を短くするとともにノイズに強い回路となる。
【0053】図7は本発明の実施例3のブロック構成で
ある。図7において,21はセンスアンプ回路1であっ
て,2つの活性化信号入力端子A,Bを備え,2系統の
選択信号を入力するものである。選択信号系統1の選択
信号1もしくは選択信号系統2の選択信号1で選択され
るとともに活性化されるものである。
【0054】22はセンスアンプ回路2であって,2つ
の活性化信号入力端子A,Bを備え,2系統の選択信号
を入力するものである。選択信号系統1の選択信号2も
しくは選択信号系統2の選択信号2で選択されるととも
に活性化されるものである。
【0055】23はセンスアンプ回路3であって,2つ
の活性化信号入力端子A,Bを備え,2系統の選択信号
を入力するものである。選択信号系統1の選択信号3も
しくは選択信号系統2の選択信号3で選択されるととも
に活性化されるものである。
【0056】24はセンスアンプ回路4であって,2つ
の活性化信号入力端子A,Bを備え,2系統の選択信号
を入力するものである。選択信号系統1の選択信号4も
しくは選択信号系統2の選択信号4で選択されるととも
に活性化されるものである。
【0057】31はプリセンスアンプ回路1であって,
小信号入力1を差動増幅するものである。32はプリセ
ンスアンプ回路2であって,小信号入力2を差動増幅す
るものである。
【0058】33はプリセンスアンプ回路3であって,
小信号入力3を差動増幅するものである。34はプリセ
ンスアンプ回路4であって,小信号入力4を差動増幅す
るものである。
【0059】図7の構成において,プリセンスアンプ活
性化信号により各プリセンスアンプ回路1(31),プリセ
ンスアンプ回路2(32),プリセンスアンプ回路3(33),
プリセンスアンプ回路4(34)が活性化され,小信号入力
1,小信号入力2,小信号入力3,小信号入力4を差動
増幅する。プリセンスアンプ回路1(31),プリセンスア
ンプ回路2(32),プリセンスアンプ回路3(33),プリセ
ンスアンプ回路4(34)の増幅された小信号入力1,2,
3,4はそれぞれセンスアンプ回路1(21),センスアン
プ回路2(22),センスアンプ回路3(23),センスアンプ
回路4(24)に入力される。
【0060】例えば,選択信号系統1の選択信号は通常
の使用状態における選択信号であり,選択信号系統はテ
スト用の選択信号として使用するものである。通常の使
用状態において,センスアンプ回路1(21)を選択する場
合には,選択信号系統2の選択信号を全てLとしてお
き,選択信号系統1の選択信号1をHとし,他の選択信
号2,3,4をLとする。その結果,選択信号系統1の
選択信号1によりセンスアンプ回路1(21)だけが活性化
され,増幅された小信号入力1が差動増幅されて出力さ
れる。
【0061】あるいは,メモリをテストする場合におい
て,センスアンプ回路1(21)を選択する場合には,選択
信号系統1の選択信号1,2,3,4を全てLとする。
そして,選択信号系統2の選択信号1をHとし,他の選
択信号2,3,4をLとする。その結果,選択信号系統
2の選択信号1によりセンスアンプ回路1(21)だけが活
性化され,増幅された小信号入力1が差動増幅されて出
力される。
【0062】図8は本発明の実施例3のセンスアンプ回
路である。図8は2つのセンスアンプ回路から1つを選
択する場合を示す。図8において,21,22は,それ
ぞれセンスアンプ回路1(21),センスアンプ回路2(22)
である。
【0063】選択信号s1a,選択信号s2aは選択信
号系統1の選択信号である。選択信号s1b,選択信号
s2bは選択信号系統2の選択信号である。CLKはク
ロックである。
【0064】図8の回路において,選択信号s1a=H
でmcs1aがオンとなり,CLK=Hでme1がオフ
となって,センスアンプ回路1(21)が活性化される。そ
して,プリセンスアンプ回路1(31)で増幅された小信号
入力1が差動増幅されて出力される。あるいは,選択信
号s2a=Hでmcs2aがオンとなり,CLK=Hで
センスアンプ回路2(22)が活性化され,プリセンスアン
プ回路2(32)で増幅された小信号入力2が差動増幅され
て出力される。
【0065】また,選択信号s1b=Hでmcs1bが
オンとなり,CLK=Hでセンスアンプ回路1(21)が活
性化される。そして,プリセンスアンプ回路1(31)で増
幅された小信号入力1が差動増幅されて出力される。同
様に,選択信号s2b=Hでmcs2bがオンとなり,
CLK=Hでセンスアンプ回路2(22)が活性化され,プ
リセンスアンプ回路2(32)で増幅された小信号入力2が
差動増幅されて出力される。
【0066】本実施例3によれば,通常使用モード,テ
ストモード等の2系統の選択信号を使い分けることがで
きる。図9は本発明の実施例4である。
【0067】図9は選択信号系統1と選択信号系統2を
トライステートバッファにより切り替えるようにしたも
のである。図9において,21,22,23,24はそ
れぞれセンスアンプ回路1,センスアンプ回路2,セン
スアンプ回路3,センスアンプ回路4である。
【0068】31はプリセンスアンプ回路1であって,
小信号入力1を差動増幅するものである。32はプリセ
ンスアンプ回路2であって,小信号入力2を差動増幅す
るものである。
【0069】33はプリセンスアンプ回路3であって,
小信号入力3を差動増幅するものである。34はプリセ
ンスアンプ回路4であって,小信号入力4を差動増幅す
るものである。
【0070】41はトライステートバッファ1であっ
て,モード選択信号を入力し,モードに応じて選択信号
系統1の選択信号1,2,3,4が各センスアンプ回路
1,2,3,4に入力され,それぞれを選択するように
するものである。
【0071】42はトライステートバッファ2であっ
て,モード選択信号を入力し,モードに応じて選択信号
系統2の選択信号1,2,3,4を各センスアンプ回路
1,2,3,4に入力し,それぞれを選択するようにす
るものである。
【0072】図9の構成において,選択信号系統1の選
択信号により各センスアンプ回路21,22,23,2
4を選択する場合には,トライステートバッファ1(41)
が入力信号(選択信号系統1の各選択信号)が通過する
ようなモード選択信号1を与え,そのとき,トライステ
ートバッファ2(42)がハイインピーダンスとなるような
モード選択信号2をトライステートバッファ2(42)に与
える。
【0073】反対に,選択信号系統2の選択信号により
各センスアンプ回路21,22,23,24を選択する
場合には,トライステートバッファ2(42)が選択信号系
統2の各選択信号が通過するようなモード選択信号2を
トライステートバッファ2(42)に与える。そのとき,ト
ライステートバッファ1(41)がハイインピーダスとなる
ようなモード選択信号1をトライステートバッファ1(4
1)に与える。
【0074】各プリセンスアンプ回路1,2,3,4お
よびセンスアンプ回路1,2,3,4の動作は図9と同
様であるので説明は省略する。図10は本発明のトライ
ステートバッファの例を示す。図10の選択信号1〜選
択信号4のうちの1つのみを図示する。
【0075】図10において,41はトライステートバ
ッファ1である。42はトライステートバッファ2であ
る。
【0076】21,22,23,24はそれぞれセンス
アンプ回路1,2,3,4である。トライステートバッ
ファ1(41)において,Tr10,Tr11はP型MOS
トランジスタである。
【0077】Tr12,Tr13はN型MOSトランジ
スタである。Tr13のゲートに入力するモード切り替
え信号の反転信号(反転モード切り替え信号)をTr1
0のゲートに印加する。
【0078】トライステートバッファ2(42)において,
Tr20,Tr21はP型MOSトランジスタである。
Tr22,Tr23はN型MOSトランジスタである。
【0079】Tr21のゲートに入力するモード切り替
え信号の反転信号(反転モード切り替え信号)をTr2
4のゲートに印加する。トライステートバッファ1(41)
のモード切り替え信号とトライステートバッファ2(42)
のトライステートバッファのモード切り替え信号の論理
は互いに反転した論理である。
【0080】選択信号系統1の選択信号によりセンスア
ンプ回路を選択する場合について説明する。トライステ
ートバッファ1(41)のモード切り替え信号はHとする。
そして,トライステートバッファ2(42)のモード切り替
え信号はLとする。そのため,トライステートバッファ
1(41)において,Tr10およびTr13はともにオン
となり,選択信号系統1の選択信号がセンスアンプ回路
1に入力される。この時,トライステートバッファ2(4
2)において,Tr21およびTr24は共にオフであ
る。従って,選択信号系統2の選択信号はセンスアンプ
回路には入力されない。従って,選択信号系統1の選択
信号のうちの1つがLであれば,その選択信号を入力す
るセンスアンプ回路が活性化される。
【0081】選択信号系統2の選択信号を選択する場合
には,トライステートバッファ2(42)のモード選択信号
をLとし,トライステートバッファ1(41)のモード選択
信号をHとする。
【0082】本実施例によれば,通常モード,テストモ
ードを使い分けるのに回路が少ない信号線で実現するこ
とができる。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば,簡単な回路構成で高速
動作するセンスアンプ回路を構成することができる。ま
た,選択信号を生成する回路の負担も小さくすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例1のブロック図を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施例1のセンスアンプ回路を示す図
である。
【図4】本発明の実施例1のセンスアンプ回路の動作説
明図である。
【図5】本発明の実施例2のブロック図である。
【図6】本発明の実施例2のセンスアンプ回路を示す図
である。
【図7】本発明の実施例3のブロック構成を示す図であ
る。
【図8】本発明の実施例3のセンスアンプ回路を示す図
である。
【図9】本発明の実施例4のブロック構成を示す図であ
る。
【図10】本発明の実施例4のトライステートバッファ
を示す図である。
【図11】従来の技術(1) のブロック図である。
【図12】従来の技術(1) の回路である。
【図13】従来の技術(2) を示す図である。
【符号の説明】 1:センスアンプ回路1 2:センスアンプ回路2 3:活性化回路1 4:活性化回路2

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶保持部から出力される小入力信号を
    入力して増幅する複数のセンスアンプ回路と,各センス
    アンプ回路は増幅作用を活性化する活性化回路とを備
    え,複数のセンスアンプ回路の出力線を互いに結線して
    共通出力線とし,該センスアンプ回路の選択信号を活性
    化回路の活性化信号としてセンスアンプ回路を選択して
    活性化し,選択されたセンスアンプ回路は小入力信号を
    増幅して共通出力線に出力し,選択されないセンスアン
    プ回路の活性化回路は不活性としてその出力が出力線に
    影響しないことを特徴とするセンスアンプ回路。
  2. 【請求項2】 該センスアンプ回路の前段にプリセンス
    アンプ回路を設け,該記憶保持部から出力される小入力
    信号をプリセンスアンプ回路で増幅し,該プリセンスア
    ンプ回路から出力される増幅された小入力信号を該セン
    スアンプ回路の入力信号とすることを特徴とする請求項
    1に記載のセンスアンプ回路。
  3. 【請求項3】 該センスアンプ回路を選択する複数選択
    信号を1系統として複数系統の選択信号線をもち,該活
    性化回路は複数系統の選択信号により選択されるもので
    あることを特徴とする請求項1もしくは2に記載のセン
    スアンプ回路。
  4. 【請求項4】 該複数系統の選択信号線の入力側にトラ
    イステートバッファを備え,該トライステートバッファ
    により系統単位に選択信号線を選択することを特徴とす
    る請求項3に記載のセンスアンプ回路。
JP7027921A 1995-02-16 1995-02-16 センスアンプ回路 Withdrawn JPH08221989A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007122863A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Sony Corp Sramのダイナミックセンス増幅器
JP2015508933A (ja) * 2012-03-27 2015-03-23 アップル インコーポレイテッド 冗長型センス増幅器搭載メモリー

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JP2007122863A (ja) * 2005-10-28 2007-05-17 Sony Corp Sramのダイナミックセンス増幅器
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