JPH082176A

JPH082176A - 書き込み用ボード

Info

Publication number: JPH082176A
Application number: JP9222095A
Authority: JP
Inventors: Masatsune Kitamura; 昌常北村; Kuniaki Hosohara; 邦明細原; Takayoshi Nishikawa; 隆祥西川; Takeya Uemura; 剛也植村
Original assignee: MIDORI UNION SERVICE KK; Nikko KK
Current assignee: MIDORI UNION SERVICE KK; Nikko KK
Priority date: 1994-04-19
Filing date: 1995-04-18
Publication date: 1996-01-09

Abstract

(57)【要約】【目的】印刷を施すことが容易であり、且つ該印刷が
剥離しにくい書き込み用ボードを提供すること。【構成】本発明の書き込み用ボードＷは、透明性の書
き込み用シート１の書き込み側とは反対側に不透明性の
背面シート２を有し、且つ書き込み用シート１の背面シ
ート２側面または背面シート２の書き込み用シート１側
面に印刷Ｐが施されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、スケジュール板、伝言
板等として用いられるホワイトボード等の書き込み用ボ
ードに関し、詳しくは印刷を施すことが容易であり、且
つ該印刷が剥離しにくい書き込み用ボードに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、スケジュール板、伝言板、メモ板
等として使用されているホワイトボード等の書き込み用
ボードとして、例えば図３に示すように、書き込み用シ
ート１上に印刷Ｐを施したものが広く用いられている。
この書き込み用ボードＷには、書き込んだ文字等をフェ
ルト等によって消去できるようにするため、通常は例え
ば水性インク等を用いて書き込みがなされる。

【０００３】上記書き込み用シート１においては、水性
インクを使用した場合においても、その種類によっては
消去しにくくなることがあるため、その表層部に、ペイ
ントを塗布し熱処理を施したり、シリコーン等の剥離剤
を塗工したりすることによってコーティング層１１が形
成されている。これにより、書き込みの消去性の改善が
なされている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような書き込み用ボードＷでは、印刷Ｐが、コーティン
グ層１１上に施されるため安定して保持されることが困
難であり、このため文字等の書き込み・消去の繰り返し
にともなって、あるいは特に書き込み用ボードＷが可撓
性を有する場合にはその屈曲にともなって印刷Ｐが剥離
することがある。特に、剥離剤でコーティング層１１が
形成されている場合には、書き込み用シート１に印刷Ｐ
を施すことは困難である。

【０００５】本発明の目的は、上記のような問題を解消
し、印刷を施すことが容易であり、且つ該印刷が剥離し
にくい書き込み用ボードを提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明者は、以下の本発
明により上記目的が達成されることを見出した。即ち、
本発明の書き込み用ボードは、透明性の書き込み用シー
トの書き込み側とは反対側に不透明性の背面シートを有
し、且つ書き込み用シートの背面シート側面または背面
シートの書き込み用シート側面に印刷が施されているも
のである。

【０００７】

【作用】本発明は、書き込み用シートを透明性の材料で
構成し、この書き込み用シートの背面シート側面または
背面シートの書き込み用シート側面に印刷を施してこれ
が該書き込み用シートの書き込み側から見えるようにし
たものである。これにより、書き込み側面における文字
等の書き込み・消去の繰り返しによって印刷が剥離する
ことが全くなく、また書き込み用ボードが屈曲した場合
でも該印刷は剥離しない。さらに、背面シートとして合
成紙等の印刷加工に適した材料を用い、これに印刷を施
すことが出来るため、印刷を容易に施すことができると
ともに、印刷が安定して保持されるようにすることがで
きる。

【０００８】以下、本発明を図面に基づきさらに詳細に
説明する。図１は、本発明の一実施態様を示す書き込み
用ボードの模式斜視断面図である。同図において、Ｗは
書き込み用ボードであり、書き込み用シート１の書き込
み側とは反対側に背面シート２を有し、且つ背面シート
２の書き込み用シート１側面に印刷Ｐが施された構成と
なっている。

【０００９】本発明においては、上記書き込み用シート
１として、透明性の材料よりなるものが使用される。こ
の書き込み用シート１の透明性は、実質的に書き込み側
からその反対側の印刷Ｐが透視され得る程度のものであ
ればよいが、該印刷Ｐが十分に透視され得るようにする
ためには、該書き込み用シート１が、可視光の透過率が
５０％以上、好ましくは９５％以上の材料よりなるもの
であることが望ましい。

【００１０】上記書き込み用シート１の材質としては透
明性を有するものであれば特に限定されるものではない
が、該書き込み用シート１の少なくとも書き込み側面
は、良好な透明性が維持されるよう、傷がつきにくい材
料で構成されていることが望ましく、このような特性を
有するものとして、ポリエチレンテレフタレート（以
下、ＰＥＴと称す）等のポリエステル、ポリエチレン、
ポリプロピレン等のポリオレフィンのような樹脂やガラ
ス等が例示されるが、なかでも機械的強度、耐摺動性、
透明性等に優れるポリエステル等の樹脂、就中ＰＥＴが
好適である。

【００１１】上記書き込み用シート１の厚さは、通常
は、材質にもよるが１０〜２００μｍ、好ましくは５０
〜１００μｍ程度が適当である。該シート１の厚さが上
記範囲内であれば、機械的強度が十分であるとともに、
書き込み用ボードＷを軽量かつ安価なものとすることが
できる。

【００１２】上記書き込み用シート１の書き込み側に
は、例えば図２に示すように、水性インクによる書き込
みが行いやすく、かつ書き込みの消去性が良好となるよ
うに、水性インクに対する親和性、ならびに水性インク
を容易に消去し得る性質（本明細書では、「易消去性」
と称す）を有する透明層１１が形成されていることが望
ましい。この透明層１１を構成する材質としては、塩化
ビニル等の樹脂を圧延、熱処理して得られる硬質樹脂等
が、水性インク親和性および易消去性に優れるものとし
て例示される。なお、この透明層１１においても、前記
書き込み用シート１の場合と同様の透明性を有する材料
が使用される。

【００１３】上記透明層１１の厚さは、通常は、材質に
もよるが５０〜１００μｍ程度が好適である。上記透明
層１１の厚さが５０μｍ以上であれば該透明層１１の機
械的強度が十分であり、一方１００μｍ以下であれば書
き込み用ボードＷの軽量化および低コスト化の点で好ま
しい。

【００１４】本発明の書き込み用ボードＷは、上記書き
込み用シート１の書き込み側と反対側に背面シート２を
有する。この背面シート２は印刷Ｐの背景となるもので
あり、このためこの背面シート２としては不透明性の材
料よりなるものが使用される。さらに本発明において
は、この背面シート２として、印刷を容易に施し得、か
つこれを安定して保持し得る材料よりなるものを用い、
該背面シート２の書き込み用シート１側面に印刷Ｐを施
すようにすることが好ましい。このような材料として、
合成紙、天然紙（白板紙、洋紙等）、合成樹脂フィルム
等が例示される。なかでも、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、塩化ビニル、ポリエステル等の合成樹脂および炭
酸カルシウム等の無機充填材を用いた合成紙は、平滑
性、厚みの均一性、不透明性、白色度等に優れるため印
刷加工に特に適する上、耐水性に優れるため寸法変化が
少なく、したがってこれを背面シート２として用いると
書き込み用ボードＷに反りが生じたりすることが少な
い。さらに、この合成紙は機械的強度、耐油性、耐薬品
性等にも優れる等種々の利点を有するものである。この
合成紙としては、より具体的には、ユポ（商品名；王子
油化合成紙社製；主原料ポリプロピレン）が特に好適な
ものとして例示される。

【００１５】なお、上記書き込み用シート１の背面シー
ト２側に印刷Ｐを施すようにしてもよいが、これによれ
ば印刷加工の容易さ等の点でやや劣るきらいがある。

【００１６】上記印刷Ｐの材質やその形成方法は特に限
定されず、自体既知の材質および形成方法が用いられ
る。

【００１７】上記書き込み用シート１と背面シート２と
は互いに付着させるようにするが、この付着方法として
は、作業性や製造コスト等の点で、接着剤により接着す
る方法が好ましい。この接着剤としては、天然ゴム系、
合成ゴム系または合成樹脂系の通常の粘着剤が使用でき
るが、前記書き込み用シート１の場合と同様の透明性を
有するものが使用される。具体的には、ＰＬシン（商品
名）が透明性や接着性等の点で好適である。

【００１８】上記書き込み用ボードＷのサイズは特に限
定されるものではなく、使用目的に応じて適宜決定され
る。

【００１９】また、上記書き込み用ボードＷの使用形態
も使用目的に応じて適宜決定されるが、例えば、壁にか
けたり、適当な支持部材を用いて立てかけたりといった
形態が可能である。壁にかける場合は、紐で吊り下げ
る、磁石を用いて鉄製の部位に付着させる等の通常の方
法が用いられるが、例えば図２に示すように、書き込み
用ボードＷの裏面に接着層３を設け、これにより該ボー
ドＷを壁面等に貼りつけるようにしてもよく、これによ
れば磁石を用いる場合のように被付着物の材質が限定さ
れることがない。

【００２０】この場合この接着層３は、書き込み用ボー
ドＷの重量や被接着物の材質等に応じて適当な粘着力を
有するものとすればよいが、特に、該ボードＷの取り外
しを可能とするため、この接着層３を再剥離性を有する
ものとすることが好ましい。さらには、この再剥離性の
接着層３は、被接着物に対する貼付・剥離を繰り返し行
うことができるように構成されていると、該ボードＷの
再利用が可能となるため特に好ましい。この再剥離性を
有する接着層としては、当該分野で既知のものを使用す
ればよい。

【００２１】上記接着層３を構成する粘着剤としては、
天然ゴム系、合成ゴム系または合成樹脂系の通常の粘着
剤が使用できるが、なかでもアクリルエマルジョン系粘
着剤が好適に使用される。さらに、このアクリルエマル
ジョン系粘着剤として、より具体的にはＭＦタイプ（商
品名）、ＬＳ−９０５３（商品名）等が好適なものとし
て例示されるが、なかでも接着力等の点でＭＦタイプが
特に好適である。なお上記接着層３は、使用前は通常シ
リコーン等による剥離処理を施した剥離シート４で被覆
される。

【００２２】上記のように書き込み用ボードＷを磁石、
粘着剤等により壁面等に付着させて使用するような場合
は、書き込み用シート１の厚さを、材質にもよるが４０
μｍ以下程度、好ましくは２０〜３０μｍ程度、さらに
好ましくは２５μｍ程度とすることが望ましい。上記書
き込み用シート１の厚さが４０μｍ以下程度であれば、
該書き込み用シート１が十分に可撓性を有するものとな
り、その結果、例えば曲面状の部位に対しても該ボード
Ｗが十分に追随し得るものとなる。なお、例えば上記書
き込み用シート１の表面に透明層１１を形成する工程で
は通常該書き込み用シート１が熱を受けるが、上記書き
込み用シート１の厚さが２０μｍ以上程度であれば、該
書き込み用シート１の耐熱性の点で望ましい。

【００２３】さらに、特にこの場合、上記書き込み用シ
ート１の材質としては、前記したような機械的強度、耐
摺動性、透明性等に加え、可撓性にも優れるものを用い
ることが好ましく、このような特性を有するものとし
て、ポリエステル等の樹脂、就中ＰＥＴが特に好適なも
のとして例示される。

【００２４】また、上記のような場合、背面シート２の
厚さは、材質にもよるが１００μｍ以下程度、好ましく
は６０〜９０μｍ程度、さらに好ましくは８０μｍ程度
とすることが望ましい。さらに、書き込み用シート１の
書き込み側に透明層１１が形成される場合、該透明層１
１の厚さは、材質にもよるが１０μｍ以下程度、好まし
くは１〜５μｍ程度、さらに好ましくは５μｍ程度とす
ることが望ましい。上記背面シート２の厚さが１００μ
ｍ以下程度であれば、該書き込み用シート１が十分に可
撓性を有するものとなって該ボードＷの形状追随性の点
で好ましく、一方６０μｍ以上程度であれば、該背面シ
ート２の機械的強度が十分となる。また、上記透明層１
１の厚さが１０μｍ以下程度であれば、該書き込み用シ
ート１が十分に可撓性を有するものとなって該ボードＷ
の形状追随性の点で好ましく、一方１μｍ以上程度であ
れば、該透明層１１の機械的強度が十分となる。

【００２５】なお、本発明の書き込み用ボードＷにおい
ては、前記したように印刷Ｐが書き込み用シート１の背
面シート２側面または背面シート２の書き込み用シート
１側面に施されているため、例えば該ボードＷを曲面状
の部位に沿って屈曲させても該印刷Ｐが剥離しない。し
たがって、上記のような可撓性を有する書き込み用ボー
ドＷは、形状追随性に優れる上に印刷が剥離しにくいた
め特に有用なものである。

【００２６】また、上記書き込み用ボードＷの適当な位
置に備品収納部を設け、これにペン、インク消し等を収
納するようにしてもよい。この備品収納部としては、ポ
ケット状の態様や、ペン等を掛けるフック状の態様等も
可能であるが、鉄、コバルト、ニッケルやこれらの化合
物等よりなるマグネット部５を図２に示すように書き込
み用ボードＷの適当な位置に固定し、これにより、磁石
を用いてペン等を該ボードＷに付着させるようにした態
様等も可能である。なお、このマグネット部５は、書き
込み用シート１の書き込み側表面以外の部位、例えば書
き込み用シート１の背面シート側面または背面シート２
の書き込み用シート側面等に設けてもよく、これによれ
ば書き込み側表面において書き込み可能な面積がマグネ
ット部５により少なくなることがない。さらには、前記
接着層３に上記と同様の金属または化合物の粉末を含有
させた態様とすることもできる。

【００２７】

【実施例】以下、実施例を示し本発明をより具体的に説
明する。なお、本発明がこれら実施例に限定されるもの
でないことは言うまでもない。実施例１縦２６０mm、横３６５mm、厚さ２００μｍの合成紙（商
品名ユポ２００；王子油化合成紙社製）の表面に、油性
インクを用い、枚葉オフセット印刷によって、図１に示
すものと同様の印刷を施した。次いで、この合成紙を、
印刷を施した面が内側になるようにして、縦２６０mm、
横３６５mm、厚さ１００μｍの透明なＰＥＴシートに、
透明な接着剤（商品名ＰＬシン）を用いて貼り合わ
せ、図１に示すものと同様の書き込み用ボードを作製し
た。

【００２８】実施例２上記実施例１と同様にして、印刷を施した合成紙とＰＥ
Ｔシートとを貼り合わせた。ついで、該ＰＥＴシートの
合成紙とは反対側の面に、硬質塩化ビニルよりなる厚さ
５μｍの透明層を設けた。一方、該合成紙のＰＥＴシー
トとは反対側の面に、接着剤（商品名ＭＦタイプ）を
塗布して接着層を形成し、これを剥離紙で被覆した。さ
らに、上記透明層上に、縦３０mm、横２０mm、厚さ０．
３mmの鉄板を接着して、図２に示すものと同様の書き込
み用ボードを作製した。

【００２９】実施例３上記実施例２において、合成紙の厚さを８０μｍ、ＰＥ
Ｔシートの厚さを２５μｍとする以外は全て同様にして
書き込み用ボードを作製した。

【００３０】上記実施例で得られた書き込み用ボード
は、製造時に印刷を施すことが容易であり、また使用時
に書き込み側面における文字等の書き込み・消去の繰り
返しによって該印刷が剥離することがなく、さらに、書
き込み用ボードが屈曲した場合でも該印刷は剥離しな
い。加えて、実施例２で得られた書き込み用ボードは、
書き込みの消去性に優れ、また該ボードの壁面等への付
着および剥離を繰り返し行うことができる。さらに、実
施例３で得られた書き込み用ボードは、十分に可撓性を
有し、曲面状の部位等に対しても十分に追随し得るもの
となっている。

【００３１】

【発明の効果】以上詳述したように、本発明の書き込み
用ボードは、透明性の書き込み用シートの書き込み側と
は反対側に不透明性の背面シートを有し、且つ書き込み
用シートの背面シート側面または背面シートの書き込み
用シート側面に印刷が施されているものであるので、書
き込み側面における文字等の書き込み・消去の繰り返し
によって印刷が剥離することが全くなく、また書き込み
用ボードが屈曲した場合でも該印刷は剥離しない。

【００３２】さらに、背面シートとして合成紙等の印刷
加工に適した材料を用い、これに印刷を施すことが出来
るので、印刷を容易に施すことができるとともに、印刷
が安定して保持されるようにすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施態様を示す書き込み用ボードの
模式斜視断面図である。

【図２】本発明の他の実施態様を示す書き込み用ボード
の模式斜視断面図である。

【図３】従来の書き込み用ボードの一例を示す模式斜視
断面図である。

【符号の説明】

１書き込み用シート２背面シートＰ印刷Ｗ書き込み用ボード

フロントページの続き (72)発明者西川隆祥大阪市天王寺区清水谷町18番４号日幸株式会社内 (72)発明者植村剛也大阪市天王寺区清水谷町18番４号日幸株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】透明性の書き込み用シートの書き込み側
とは反対側に不透明性の背面シートを有し、且つ書き込
み用シートの背面シート側面または背面シートの書き込
み用シート側面に印刷が施されている書き込み用ボー
ド。
【請求項２】透明性のポリエステルよりなる書き込み
用シートの書き込み側とは反対側に不透明性の背面シー
トを有し、且つ書き込み用シートの背面シート側面また
は背面シートの書き込み用シート側面に印刷が施されて
いる書き込み用ボード。
【請求項３】書き込み側に水性インク親和性でかつ易
消去性の透明層を有する透明性の書き込み用シートの書
き込み側とは反対側に不透明性の背面シートを有し、且
つ書き込み用シートの背面シート側面または背面シート
の書き込み用シート側面に印刷が施されている書き込み
用ボード。
【請求項４】透明性の書き込み用シートの書き込み側
とは反対側に、ポリオレフィンおよび無機充填材を有し
てなる不透明性の合成紙で構成される背面シートを有
し、且つ書き込み用シートの背面シート側面または背面
シートの書き込み用シート側面に印刷が施されている書
き込み用ボード。
【請求項５】透明性の書き込み用シートの書き込み側
とは反対側に不透明性の背面シートが透明性の接着剤に
て接着され、且つ書き込み用シートの背面シート側面ま
たは背面シートの書き込み用シート側面に印刷が施され
ている書き込み用ボード。
【請求項６】透明性の書き込み用シートの書き込み側
とは反対側に不透明性の背面シートを有し、且つ書き込
み用シートの背面シート側面または背面シートの書き込
み用シート側面に印刷が施されている書き込み用ボード
の裏面に接着層が設けられてなる書き込み用ボード。
【請求項７】厚さ４０μｍ以下の透明性の書き込み用
シートの書き込み側とは反対側に不透明性の背面シート
を有し、且つ書き込み用シートの背面シート側面または
背面シートの書き込み用シート側面に印刷が施されてい
る書き込み用ボード。
【請求項８】透明性のポリエチレンテレフタレートシ
ートの一方の側に、ポリプロピレンおよび炭酸カルシウ
ムを有してなる不透明性の合成紙を透明性の接着剤で接
着させてなる積層体を有し、該ポリエチレンテレフタレ
ートシートの合成紙側面または合成紙のポリエチレンテ
レフタレートシート側面に印刷が施され、上記ポリエチ
レンテレフタレートシートの合成紙側とは反対側に透明
性の硬質塩化ビニルよりなる層が設けられ、一方、上記
合成紙のポリエチレンテレフタレートシート側とは反対
側に再剥離性を有する接着層が設けられている書き込み
用ボード。
【請求項９】厚さ４０μｍ以下の透明性のポリエチレ
ンテレフタレートシートの一方の側に、ポリプロピレン
および炭酸カルシウムを有してなる厚さ１００μｍ以下
の不透明性の合成紙を透明性の接着剤で接着させてなる
積層体を有し、該ポリエチレンテレフタレートシートの
合成紙側面または合成紙のポリエチレンテレフタレート
シート側面に印刷が施され、上記ポリエチレンテレフタ
レートシートの合成紙側とは反対側に厚さ１０μｍ以下
の透明性の硬質塩化ビニルよりなる層が設けられ、一
方、上記合成紙のポリエチレンテレフタレートシート側
とは反対側に再剥離性を有する接着層が設けられている
書き込み用ボード。