JPH08216380A - 印刷品質検査装置 - Google Patents
印刷品質検査装置Info
- Publication number
- JPH08216380A JPH08216380A JP7021534A JP2153495A JPH08216380A JP H08216380 A JPH08216380 A JP H08216380A JP 7021534 A JP7021534 A JP 7021534A JP 2153495 A JP2153495 A JP 2153495A JP H08216380 A JPH08216380 A JP H08216380A
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- Japan
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- printing paper
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 白紙部分のない印刷紙面に対しても光量補
正を行うことができ、補正後の検出部における光量を
安定化でき、単価の高い印刷紙の場合、印刷紙代を低
減できる。 【構成】 照明用光源体により印刷紙面を照明し、検出
部１のカメラにより印刷紙面の画像データを取り込ん
で、この画像データにより印刷品質の良否を判定する
際、最大光量画素検出回路２により、上記取り込んだ画
像データの中から複数の最大光量画素を選定して、これ
らの画素位置を決定保持し、光量値平均値回路３によ
り、各最大光量画素の平均値を求め、差分回路４によ
り、上記平均値と予め設定している光量の基準値とを比
較して、その差分を求め、この差分をパラメータとして
電圧値変化量を求め、この電圧値変化量により照明用光
源体の光量を補正して、検出部で最適な照明条件を得
る。
正を行うことができ、補正後の検出部における光量を
安定化でき、単価の高い印刷紙の場合、印刷紙代を低
減できる。 【構成】 照明用光源体により印刷紙面を照明し、検出
部１のカメラにより印刷紙面の画像データを取り込ん
で、この画像データにより印刷品質の良否を判定する
際、最大光量画素検出回路２により、上記取り込んだ画
像データの中から複数の最大光量画素を選定して、これ
らの画素位置を決定保持し、光量値平均値回路３によ
り、各最大光量画素の平均値を求め、差分回路４によ
り、上記平均値と予め設定している光量の基準値とを比
較して、その差分を求め、この差分をパラメータとして
電圧値変化量を求め、この電圧値変化量により照明用光
源体の光量を補正して、検出部で最適な照明条件を得
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷品質検査装置に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の印刷品質検査装置は、図３に示す
ように印刷紙面の白紙部１１を検出部のカメラにより画
像データとして取込み、その部分の明るさを予め設定し
ている基準照度値と比較して、その結果に基づき照明用
光源体の光量を補正することにより、検出部で必要とし
ている照度を得るようにしている。
ように印刷紙面の白紙部１１を検出部のカメラにより画
像データとして取込み、その部分の明るさを予め設定し
ている基準照度値と比較して、その結果に基づき照明用
光源体の光量を補正することにより、検出部で必要とし
ている照度を得るようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記図３に示す従来の
印刷品質検査装置では、光量補正のための白紙部１１が
印刷紙面に存在することを前提条件にしている。しかし
ながら印刷紙面によっては、白紙部分のないものもあ
り、その場合、光量補正を行うことができない。また光
量補正に必要な白紙部分が絵柄の近くに存在する場合、
機械の振動などにより、位置がずれた場合、白紙部分以
外の印刷部分の光量を読み込むことがあり、このような
状態で光量補正を行うと、補正後の検出部における光量
が不安定になるという問題があった。
印刷品質検査装置では、光量補正のための白紙部１１が
印刷紙面に存在することを前提条件にしている。しかし
ながら印刷紙面によっては、白紙部分のないものもあ
り、その場合、光量補正を行うことができない。また光
量補正に必要な白紙部分が絵柄の近くに存在する場合、
機械の振動などにより、位置がずれた場合、白紙部分以
外の印刷部分の光量を読み込むことがあり、このような
状態で光量補正を行うと、補正後の検出部における光量
が不安定になるという問題があった。
【０００４】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、白紙部分のない印刷紙
面に対しても光量補正を行うことができ、補正後の検
出部における光量を安定化でき、単価の高い印刷紙の
場合、印刷紙代を低減できる印刷品質検査装置を提供し
ようとする点にある。
であり、その目的とする処は、白紙部分のない印刷紙
面に対しても光量補正を行うことができ、補正後の検
出部における光量を安定化でき、単価の高い印刷紙の
場合、印刷紙代を低減できる印刷品質検査装置を提供し
ようとする点にある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、照明用光源体により印刷紙面を照明
し、検出部のカメラにより印刷紙面の画像データを取り
込んで、この画像データにより印刷品質の良否を判定す
る印刷品質検査装置において、前記カメラにより取り込
んだ画像データの中から複数の最大光量画素を選定して
これらの画素位置を決定保持する最大光量画素検出回路
と、同各最大光量画素の平均値を求める光量値平均回路
と、上記平均値と予め設定している光量の基準値とを比
較してその差分を求める差分回路とを具えている。
めに、本発明は、照明用光源体により印刷紙面を照明
し、検出部のカメラにより印刷紙面の画像データを取り
込んで、この画像データにより印刷品質の良否を判定す
る印刷品質検査装置において、前記カメラにより取り込
んだ画像データの中から複数の最大光量画素を選定して
これらの画素位置を決定保持する最大光量画素検出回路
と、同各最大光量画素の平均値を求める光量値平均回路
と、上記平均値と予め設定している光量の基準値とを比
較してその差分を求める差分回路とを具えている。
【０００６】
【作用】本発明の印刷品質検査装置は前記のように構成
されており、照明用光源体により印刷紙面を照明し、検
出部のカメラにより印刷紙面の画像データを取り込ん
で、この画像データにより印刷品質の良否を判定する
際、最大光量画素検出回路により、上記取り込んだ画像
データの中から複数の最大光量画素を選定して、これら
の画素位置を決定保持し、光量値平均値回路により、各
最大光量画素の平均値を求め、差分回路により、上記平
均値と予め設定している光量の基準値とを比較して、そ
の差分を求め、この差分をパラメータとして電圧値変化
量を求め、この電圧値変化量により照明用光源体の光量
を補正して、検出部で最適な照明条件を得る。
されており、照明用光源体により印刷紙面を照明し、検
出部のカメラにより印刷紙面の画像データを取り込ん
で、この画像データにより印刷品質の良否を判定する
際、最大光量画素検出回路により、上記取り込んだ画像
データの中から複数の最大光量画素を選定して、これら
の画素位置を決定保持し、光量値平均値回路により、各
最大光量画素の平均値を求め、差分回路により、上記平
均値と予め設定している光量の基準値とを比較して、そ
の差分を求め、この差分をパラメータとして電圧値変化
量を求め、この電圧値変化量により照明用光源体の光量
を補正して、検出部で最適な照明条件を得る。
【０００７】
【実施例】次に本発明の印刷品質検査装置を図１に示す
一実施例により説明すると、１がカメラ等を有する検出
部、２が同検出部１のカメラにより取り込んだ画像デー
タの中から複数の最大光量画素を選定してこれらの画素
位置を決定保持する最大光量画素検出回路、３が同各最
大光量画素の平均値（現在値）Ｌｗを求める光量値平均
回路、４が上記平均値（現在値）Ｌｗと予め設定してい
る光量の基準値Ｌｔとを比較してその差分ΔＬを求める
差分回路である。
一実施例により説明すると、１がカメラ等を有する検出
部、２が同検出部１のカメラにより取り込んだ画像デー
タの中から複数の最大光量画素を選定してこれらの画素
位置を決定保持する最大光量画素検出回路、３が同各最
大光量画素の平均値（現在値）Ｌｗを求める光量値平均
回路、４が上記平均値（現在値）Ｌｗと予め設定してい
る光量の基準値Ｌｔとを比較してその差分ΔＬを求める
差分回路である。
【０００８】次に前記図１に示す印刷品質検査装置の作
用を具体的に説明する。印刷状態が安定した時点で、検
出部１のカメラにより基準画となる画像データを取り込
む。この画像データの全ての画素のうち、最大輝度値を
もつ複数の画素を最大光量画素検出回路２により選定す
る。さらにこれらの画素の中から予め設定した個数の画
素だけを選定して、これらの画素を注目画素９（図２参
照）とする。
用を具体的に説明する。印刷状態が安定した時点で、検
出部１のカメラにより基準画となる画像データを取り込
む。この画像データの全ての画素のうち、最大輝度値を
もつ複数の画素を最大光量画素検出回路２により選定す
る。さらにこれらの画素の中から予め設定した個数の画
素だけを選定して、これらの画素を注目画素９（図２参
照）とする。
【０００９】この注目画素９の輝度値とその近くの複数
の画素（以下、周辺画素と称する）の輝度値とを比較
し、これら輝度値の差分が予め設定している閾値内に納
まるとき、その注目画素９を最大光量画素とする。しか
し、これらの輝度値の差分がその閾値内に納まらないと
き、その注目画素９は、雑音などの影響を包括するデー
タとみなして、最大光量画素とはしない。このようにし
て決定された最大光量画素の位置は保持される。
の画素（以下、周辺画素と称する）の輝度値とを比較
し、これら輝度値の差分が予め設定している閾値内に納
まるとき、その注目画素９を最大光量画素とする。しか
し、これらの輝度値の差分がその閾値内に納まらないと
き、その注目画素９は、雑音などの影響を包括するデー
タとみなして、最大光量画素とはしない。このようにし
て決定された最大光量画素の位置は保持される。
【００１０】印刷紙面の検査時には、検出部１のカメラ
により画素データを逐次取り込み、この画素データの中
から前述の最大光量画素の位置に該当する画素を選び出
し、光量値平均回路３によりこれら最大光量画素から輝
度の平均値Ｌｗを求め、この輝度の平均値Ｌｗを現在光
量値として、差分回路４へ導き、ここで輝度の平均値Ｌ
ｗと予め設定している光量の基準値（光量の目標値）Ｌ
ｔとを比較して、差分ΔＬ（Ｌｔ−Ｌｗ）を求め、この
差分ΔＬをパラメータとして電圧値変化量ΔＶを求め、
この電圧値変化量ΔＶにより照明用光源体の光量を補正
して、検出部１で最適な照明条件を得るようにする。
により画素データを逐次取り込み、この画素データの中
から前述の最大光量画素の位置に該当する画素を選び出
し、光量値平均回路３によりこれら最大光量画素から輝
度の平均値Ｌｗを求め、この輝度の平均値Ｌｗを現在光
量値として、差分回路４へ導き、ここで輝度の平均値Ｌ
ｗと予め設定している光量の基準値（光量の目標値）Ｌ
ｔとを比較して、差分ΔＬ（Ｌｔ−Ｌｗ）を求め、この
差分ΔＬをパラメータとして電圧値変化量ΔＶを求め、
この電圧値変化量ΔＶにより照明用光源体の光量を補正
して、検出部１で最適な照明条件を得るようにする。
【００１１】
【発明の効果】本発明の印刷品質検査装置は前記のよう
に照明用光源体により印刷紙面を照明し、検出部のカメ
ラにより印刷紙面の画像データを取り込んで、この画像
データにより印刷品質の良否を判定する際、最大光量画
素検出回路により、上記取り込んだ画像データの中から
複数の最大光量画素を選定して、これらの画素位置を決
定保持し、光量値平均値回路により、各最大光量画素の
平均値を求め、差分回路により、上記平均値と予め設定
している光量の基準値とを比較して、その差分を求め、
この差分をパラメータとして電圧値変化量を求め、この
電圧値変化量により照明用光源体の光量を補正して、検
出部で最適な照明条件を得るので、白紙部分のない印刷
紙面に対しても光量補正を行うことができる。
に照明用光源体により印刷紙面を照明し、検出部のカメ
ラにより印刷紙面の画像データを取り込んで、この画像
データにより印刷品質の良否を判定する際、最大光量画
素検出回路により、上記取り込んだ画像データの中から
複数の最大光量画素を選定して、これらの画素位置を決
定保持し、光量値平均値回路により、各最大光量画素の
平均値を求め、差分回路により、上記平均値と予め設定
している光量の基準値とを比較して、その差分を求め、
この差分をパラメータとして電圧値変化量を求め、この
電圧値変化量により照明用光源体の光量を補正して、検
出部で最適な照明条件を得るので、白紙部分のない印刷
紙面に対しても光量補正を行うことができる。
【００１２】また白紙部分以外の印刷部分の光量を読み
込むことがなくて、補正後の検出部における光量を安定
化できる。また印刷品質検査の際、印刷紙の白紙部分を
不要にできるので、単価の高い印刷紙の場合、印刷紙代
を低減できる。
込むことがなくて、補正後の検出部における光量を安定
化できる。また印刷品質検査の際、印刷紙の白紙部分を
不要にできるので、単価の高い印刷紙の場合、印刷紙代
を低減できる。
【図１】本発明の印刷品質検査装置の一実施例を示す系
統図である。
統図である。
【図２】同印刷品質検査装置での画像データの構成を示
す説明図である。
す説明図である。
【図３】従来の印刷品質検査時の印刷紙面を示す平面図
である。
である。
１ カメラ等を有する検出部 ２ 最大光量画素検出回路 ３ 光量値平均回路 ４ 差分回路
Claims (1)
- 【請求項１】 照明用光源体により印刷紙面を照明し、
検出部のカメラにより印刷紙面の画像データを取り込ん
で、この画像データにより印刷品質の良否を判定する印
刷品質検査装置において、前記カメラにより取り込んだ
画像データの中から複数の最大光量画素を選定してこれ
らの画素位置を決定保持する最大光量画素検出回路と、
同各最大光量画素の平均値を求める光量値平均回路と、
上記平均値と予め設定している光量の基準値とを比較し
てその差分を求める差分回路とを具えていることを特徴
とした印刷品質検査装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7021534A JPH08216380A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 印刷品質検査装置 |
| DE19604241A DE19604241C2 (de) | 1995-02-09 | 1996-02-06 | Vorrichtung zum Prüfen der Druckgüte |
| US09/045,099 US6081608A (en) | 1995-02-09 | 1998-03-20 | Printing quality examining method |
| US09/496,846 US6373966B1 (en) | 1995-02-09 | 2000-02-02 | Print quality examining apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7021534A JPH08216380A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 印刷品質検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08216380A true JPH08216380A (ja) | 1996-08-27 |
Family
ID=12057636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7021534A Withdrawn JPH08216380A (ja) | 1995-02-09 | 1995-02-09 | 印刷品質検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08216380A (ja) |
-
1995
- 1995-02-09 JP JP7021534A patent/JPH08216380A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |