JPH08216295A - ウエザストリップの製造方法 - Google Patents

ウエザストリップの製造方法

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JPH08216295A
JPH08216295A JP7029834A JP2983495A JPH08216295A JP H08216295 A JPH08216295 A JP H08216295A JP 7029834 A JP7029834 A JP 7029834A JP 2983495 A JP2983495 A JP 2983495A JP H08216295 A JPH08216295 A JP H08216295A
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JP
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mold
core
molding
molded
extrusion
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JP7029834A
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Kunitaka Oishi
邦隆 大石
Hiroya Watanabe
浩也 渡辺
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】押出成形部と型成形部と有するウエザストリッ
プの成形に際し、形状設計を容易に行い、期待どおりの
シール性の確保を可能とする。 【構成】型成形部成形用の金型装置9は固定型21、可
動型22、中型23及びコア24を備える。コア24に
先端の尖った突起26を一体形成し該突起26をキャビ
ティ25のうち、基底部を形成する空間部分に突出せし
める。押出成形部端部を金型装置9に対し固定し、キャ
ビティ25内に可塑化状態にあるゴムを注入充填させ
る。加硫固化後、型成形部前駆体6Aをコア24ととも
に取り外し、取り外し部27を把持して引っ張る。この
とき、型成形部前駆体6Aのうちの基底部に相応する部
分のうち突起26に対応する部分は薄肉となっているた
め、引き裂かれて開口部分からコア24が容易に取り出
され、その後開口部分の相互対向面を接合する。開口部
分は極めて幅狭なので接合に際し基底部の幅が成形時の
幅に対し短縮されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は 押出成形部と、その押
出成形部に対し金型により連続的に接続成形された型成
形部とを備えたウエザストリップの製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のウエザストリップを製造
するに際しては、公知の押出成形法により、押出成形部
が予めほぼ直線状に形成される。そして、当該押出成形
部の先端部が型成形部用の金型に取付固定された状態
で、型成形部が押出成形部の端面に対し連続的に接続成
形される。
【0003】上記型成形部の接続成形に使用される金型
装置としては、例えば図7に示すようなものが知られて
いる。すなわち、金型装置51は、固定型52、可動型
53、それらの間に位置する中型54及びウエザストリ
ップの中空部を形成するべく、その長手方向に延びるよ
う配設されるコア55を備えている。可動型53は、図
示しないエアシリンダにより図の左右方向へ、中型54
は図の上下方向へそれぞれスライド可能に配設されてい
る。また、コア55には、成形後において自身を取り外
すための所定の幅を有する取出し片56がコア55の長
手方向に沿って一体形成されている。
【0004】型成形部の成形に際しては、まず、各型5
3,54,55を型開きした状態で、予め公知の押出成
形法により成形されてなる押出成形部の端部をセット
し、押出成形部を金型装置51に対し取付固定する。次
に、エアシリンダを駆動させ、可動型53、中型54等
をスライドさせ、型締めを行う。すると、コア55の周
りの固定型52、可動型53及び中型54で囲まれた空
間によって、型成形部成形用のキャビティ57が形成さ
れる。そして、そのキャビティ57内に、図示しないゲ
ート等を介して未加硫ゴムを注入し、充填させる。その
後、未加硫ゴムを加硫させ、各型53,54を開き、コ
ア55及び加硫ゴム(型成形部前駆体)58Aの一体と
なったものを取り出す。このとき、型成形部前駆体58
Aには、上記取出し片56の存在により開口部59が形
成される。
【0005】さらに、図8に示すように、前記開口部5
9から取出し片56を取り出すことにより、図中2点鎖
線で示すような型成形部前駆体58Aが得られる。その
後、開口部59の相対向する開口面同士を接着剤で接合
することにより、基底部61、シール部62、リップ部
63及び中空部64を備えた型成形部58が得られる。
つまり、この型成形部58及び押出成形部の一体となっ
たウエザストリップが得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、型成形部58を得るためには、予めコア5
5を取り出すための取出し片56を一体形成しておき、
成形完了後において所定の幅を有していた開口部59を
閉じる必要があった。このため、最終的に得られる型成
形部58の基底部61の幅が、当初成形時における型成
形部前駆体58Aのそれに対応する幅に対して、閉じら
れる開口部59の幅の分だけ短くなってしまっていた。
従って、成形時には、つまり金型設計段階においては、
予めその短縮長さ分をみこして確保しておく必要があっ
た。このため、金型の形状設計が非常に困難なものとな
ってしまうおそれがあった。
【0007】また、基底部61の幅短縮により、シール
部62の形状が当初の型成形部前駆体58Aの形状に比
べて変形して潰れてしまったものとなってしまうおそれ
があった。その結果、当初予想していたシール部62形
状が得られずに、期待していたシール性を充分に確保で
きないおそれがあった。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、押出成形部と、その押
出成形部に対し金型装置により連続的に接続成形された
型成形部とを備えてなるウエザストリップを成形するに
際し、形状設計を容易に行うことができ、しかも、期待
どおりのシール性を確保することのできるウエザストリ
ップの製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、ほぼ直線状に形
成された押出成形部と、当該押出成形部に対し連続的に
接続成形されるとともに、少なくとも基底部、シール部
及びこれらによって囲まれた中空部を有してなる型成形
部とを備えたウエザストリップの製造方法であって、押
出成形法により前記押出成形部を成形する工程と、少な
くとも固定型、可動型及び前記中空部を形成するための
コアを備えた金型装置により前記型成形部を成形するた
めのキャビティを形成するとともに、前記コアの一部に
一体形成してなる突起を、前記キャビティのうち前記基
底部に対応する部分に突出せしめる工程と、前記押出成
形部の端面が前記キャビティに露呈するよう前記押出成
形部を前記金型装置に固定する工程と、前記キャビティ
内に可塑化状態にあるゴム材料を注入、充填する工程
と、前記ゴム材料が固化した後、前記固定型に対し、前
記可動型を離間させるとともに、前記固化により成形さ
れた型成形部を前記コアとともに前記金型装置から取り
外す工程と、前記突起に対応した薄肉部分を開口せしめ
るとともに、該開口部分から前記コアを取り出す工程
と、前記開口部分の相互に対向する面を相互に接合する
ことにより、最終的に基底部を形成して型成形部を得る
工程とを備えたことをその要旨としている。
【0010】また、請求項2に記載の発明においては、
請求項1に記載のウエザストリップの製造方法におい
て、前記コアの一部には、前記基底部を貫通して前記コ
アの取り外しを容易ならしめるための棒状の被把持部を
設けたことをその要旨としている。
【0011】
【作用】上記請求項1に記載の発明によれば、押出成形
法により押出成形部がほぼ直線状に成形される。また、
少なくとも固定型、可動型及び中空部を形成するための
コアを備えた金型装置により型成形部を成形するための
キャビティが形成される。このとき、コアの一部に一体
形成された突起が、キャビティのうち前記基底部に対応
する部分に突出した状態とされる。さらに、押出成形部
の端面がキャビティに露呈するよう押出成形部が金型装
置に固定される。そして、キャビティ内に可塑化状態に
あるゴム材料が注入、充填される。ゴム材料が固化した
後、固定型に対し、可動型が離間され、固化により成形
された型成形部先駆体がコアとともに金型装置から取り
外される。このとき、押出成形部の前記キャビティに露
呈していた端面は型成形部先駆体に対し連続的に接続成
形されている。次に、型成形部先駆体のうち、突起に対
応した部分は薄肉となっており、該薄肉部分が容易に開
口されて、該開口部分からコアが取り出される。そし
て、開口部分の相互に対向する面が相互に接合されるこ
とにより、最終的に基底部が形成されて、少なくとも基
底部、シール部及びこれらによって囲まれた中空部を有
してなる型成形部が得られる。
【0012】さて、本発明によれば、上記接合により基
底部が形成されるのに際し、開口部分の閉じによって基
底部の幅が成形時の幅に対して短縮されることを考慮す
る必要性がさほどない。また、かかる短縮によるシール
部の変形が回避されうる。
【0013】また、請求項2に記載の発明によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、コアの一部には、
基底部を貫通する棒状の被把持部が設けられる。このた
め、コアの取り外しに際しては、外部に突出したこの被
把持部が把持される。従って、コアの取り外しが容易に
行われうる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図6に基づいて説明する。図2に示すように、例えばド
アを有する車両本体において、当該ドアに沿った車両本
体の開口部には、ドアの外周形状に沿うようにしてEP
DM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム)より
なるウエザストリップ3が取付けられている。
【0015】上記ウエザストリップ3は、押出成形部
4,5と型成形部6とを備えている。すなわち、押出成
形部4,5は、図示しない押出成形機によりほぼ直線状
に(長尺状に)形成される。また、型成形部6は、隣接
する押出成形部4,5を連結するように後述する金型装
置9(図4参照)により形成されている。
【0016】本実施例において、前記押出成形部4,5
は、車両本体の図示しないサッシュに取付けられる基底
部11、当該基底部11から延び、内部に中空部12を
有してなるシール部13及びシール部13から延びるリ
ップ部14を備えている。また、図3に示すように、型
成形部6についても、形状こそ違うものの、押出成形部
4,5の場合と同様、基底部15、シール部16、リッ
プ部17及び中空部18を有している。
【0017】次に、上記ウエザストリップ3の型成形部
6を成形するための金型装置9について説明する。図4
は、型成形部6を成形するために使用される金型装置9
を示す断面図である。金型装置9は、例えば図の右側に
位置する固定型21、図の左側に位置する可動型22、
これら両型21,22の間に位置する中型23及びこれ
ら各型21,22,23で囲まれた空間の中央に設置さ
れるコア24を備えている。前記可動型22は、図示し
ないシリンダにより図の左右方向へ移動可能に配設さ
れ、固定型21に対し接離可能となっている。さらに、
中型23はシリンダにより図の上下方向にスライド可能
に配設されている。
【0018】固定型21、可動型22及び中型23に
は、前記型成形部6の外形形状に対応した成形面21
a,22a,23aがそれぞれ形成されている。また、
コア24は前記型成形部6の中空部18を形成するよう
になっている。そして、これら成形面21a,22a,
23a及びコア24の外面によって型成形部6を成形す
るためのキャビティ25が形成されている。さらに、コ
ア24には、先端の尖った突起26がコア24の長手方
向(紙面奥行方向)に延びるようにして一体的に形成さ
れており、該突起26は前記キャビティ25のうち、基
底部15を形成する空間部分に突出した状態となってい
る。併せて、コア24の一部には、前記固定型21内ま
で延びる被把持部としての棒状の取出し部27が一体的
に形成されている。
【0019】次に、上記の構成を有してなるウエザスト
リップ3の製造方法及び製造時の作用効果について説明
する。まず、図示しない押出成形機を用い、公知の押出
成形法により上記押出成形部4,5を成形する。このと
きには、押出成形部4,5の前記基底部11、シール部
13、中空部12及びリップ部14が形成される。
【0020】次に、以下のようにして型成形部6を成形
する。すなわち、まず、各型21,22,23等を相互
に型開きした状態で、上記押出成形部4,5の端部をコ
ア24の両端部に嵌め込みセットし、可動型22及び中
型23を固定型21に対し型締めする。これにより、押
出成形部4,5が金型装置9に対し取付固定されるとと
もに、図4に示すように、キャビティ25が形成され
る。
【0021】そして、この状態から図1に示すように、
キャビティ25内に、可塑化状態にあるEPDMを図示
しないゲートより注入し、充填させる。その後、EPD
Mを加硫固化させるとともに、固化完了後、図5に示す
ように、可動型22及び中型23を型開きして、成形さ
れた型成形部前駆体6Aをコア24とともに金型装置9
から取り外す。
【0022】次に、型成形部前駆体6Aを別途支持した
状態で、取り外し部27を把持し、同図矢印方向に引っ
張る。このとき、型成形部前駆体6Aのうちの前記基底
部15に相応する部分のうち、前記突起26に対応する
部分は、当該突起26の存在により他の部分に比べて薄
肉となっている。このため、上記の引っ張り動作によ
り、該薄肉部分が容易に引き裂かれて破れ、図6に示す
ように、開口部分28が形成されるとともに、該開口部
分28からコア24が容易に取り出される。この取り外
しにより、型成形部前駆体6Aの内部は中空状態とな
る。
【0023】次に、図3に示すように、極めて幅狭な開
口部分28の相互に対向しあう面を接合することによ
り、最終的に基底部15が形成される。また、これとと
もに、シール部16及び中空部18も最終的に形成され
る。このようにして、押出成形部4,5と、同押出成形
部4,5に対し連続的に接続成形された型成形部6とを
備えたウエザストリップ3が得られるのである。なお、
コア24の取り外しに伴い、取り外し部27の痕跡たる
開口が形成されるが、その開口面積は微小であることか
ら、上記接合に際しては無視されうる。
【0024】以上説明したように、本実施例によれば、
コア24には先端の尖った突起26を一体形成するとと
もに、突起26を前記キャビティ25のうち、前記基底
部15形成用の空間部分に突出せしめるようにした。こ
のため、薄肉部分が引き裂かれ、極めて幅狭な開口部分
28が形成されることにより、コア24は容易に取り出
される。従って、接合により最終的に基底部15が形成
されるのに際し、開口部分28の閉じによって基底部1
5の幅が成形時の幅に対して短縮されることがない。従
って、金型装置9の設計段階において、基底部15の短
縮を考慮する必要がなく、かかる短縮分をみこして設計
が複雑困難なものとなってしまうのを防止することがで
きる。すなわち、金型装置9の設計を容易に行うことが
できる。
【0025】また、上記接合に際しての基底部15の幅
短縮がないことから、接合に伴って、成形直後の型成形
部前駆体6Aの形状に比べて型成形部6の形状が大きく
変形してしまうこともない。そのため、シール部16等
の変形に起因するシール性の低下等の不具合の発生を確
実に防止することができる。
【0026】さらに、本実施例では、コア24の一部に
は、基底部15を貫通せしめるべく棒状の取出し部27
を設けるようにした。このため、コア24の取り外しに
際しては、外部に突出したこの取出し部27が把持さ
れ、引き抜かれることにより、コア24を容易に取り外
すことができる。その結果、作業性の著しい向上を図る
ことができる。
【0027】併せて、本実施例では、突起26の形状を
先端が尖った形状としたので、薄肉部分を容易に引き裂
くことができる。このため、コア26の取り外しを、必
要以上の力をかけずとも容易に行うことができ、ひいて
は作業性の向上を図ることができる。
【0028】尚、本発明は上記実施例に限定されず、例
えば次の如く構成してもよい。 (1)前記実施例では、1つの中型23を使用する構成
としたが、ウエザストリップ自体の形状がより複雑な場
合には複数の中型を用いる場合に具体化してもよい。
【0029】(2)型成形部6におけるリップ部17の
本数は特に限定されるものではない。また、特にリップ
部を有しない場合に具体化してもよい。 (3)前記実施例では、ウエザストリップ3のコーナー
部分に相当する型成形部6を成形する場合に具体化した
が、例えばウエザストリップ3の端部等その他の型成形
部を得る場合にも具体化できる。
【0030】(4)前記実施例では、ウエザストリップ
3の素材としてEPDMを用いたが、その外にもスチレ
ンブタジエンム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、
ブチルゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレン共重合
ゴム、アクリルゴム等の各種ゴム、或いはゴム状弾性を
有する合成樹脂素材によりウエザストリップを形成して
もよい。
【0031】(5)前記実施例では、車両本体のドア開
口部に取付けられるウエザストリップ3に関して具体化
したが、ルーフサイド等その他の部位に取付けられるウ
エザストリップに具体化してもよい。
【0032】(6)前記実施例では、突起26として、
先端が尖った、断面ほぼ三角形状を有するものに具体化
したが、接合により基底部15の幅が短縮されにくいも
のであれば、いかなる形状のものをも採用することがで
きる。
【0033】特許請求の範囲の各請求項に記載されない
ものであって、上記実施例から把握できる技術的思想に
ついて以下にその効果とともに記載する。 (a)請求項1又は2に記載のウエザストリップの製造
方法において、前記突起の形状を先端が尖ったものとし
たことを特徴とする。かかる構成とすることにより、コ
アの取り外し作業をさらに容易に行うことができ、作業
性の向上を図ることができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のウエザス
トリップの製造方法によれば、押出成形部と、その押出
成形部に対し金型装置により連続的に接続成形された型
成形部とを備えてなるウエザストリップを成形するに際
し、形状設計を容易に行うことができ、しかも、期待ど
おりのシール性を確保することができるという優れた効
果を奏する。
【0035】特に、請求項2に記載の発明によれば、コ
アの取り外し作業を容易に行うことができ、作業性の向
上を図ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例においてキャビティにEPDMを充填
した状態を示す金型装置の断面図である。
【図2】ウエザストリップを示す部分斜視図である。
【図3】型成形部を示す図2のX−X線断面図である。
【図4】型成形部を成形するための金型装置を示す断面
図である。
【図5】コア及び型成形部前駆体を示す断面図である。
【図6】一実施例における接合前の型成形部を示す断面
図である。
【図7】従来技術の型成形部成形用金型装置を示す断面
図である。
【図8】従来技術の型成形部を示す断面図である。
【符号の説明】
3…ウエザストリップ、4,5…押出成形部、6…型成
形部、6A…型成形部前駆体、9…金型装置、15…基
底部、16…シール部、18…中空部、21…固定型、
22…可動型、23…中型、24…コア、25…キャビ
ティ、26…突起、27…被把持部としての取出し部、
28…開口部分。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ほぼ直線状に形成された押出成形部
    (4,5)と、当該押出成形部(4,5)に対し連続的
    に接続成形されるとともに、少なくとも基底部(1
    5)、シール部(16)及びこれらによって囲まれた中
    空部(18)を有してなる型成形部(6)とを備えたウ
    エザストリップの製造方法であって、 押出成形法により前記押出成形部(4,5)を成形する
    工程と、 少なくとも固定型(21)、可動型(22)及び前記中
    空部(18)を形成するためのコア(24)を備えた金
    型装置(9)により前記型成形部(6)を成形するため
    のキャビティ(25)を形成するとともに、前記コア
    (24)の一部に一体形成してなる突起(26)を、前
    記キャビティ(25)のうち前記基底部(15)に対応
    する部分に突出せしめる工程と、 前記押出成形部(4,5)の端面が前記キャビティ(2
    5)に露呈するよう前記押出成形部(4,5)を前記金
    型装置(9)に固定する工程と、 前記キャビティ(25)内に可塑化状態にあるゴム材料
    を注入、充填する工程と、 前記材料ゴムが固化した後、前記固定型(21)に対
    し、前記可動型(22)を離間させるとともに、前記固
    化により成形された型成形部前駆体(6A)を前記コア
    (24)とともに前記金型装置(9)から取り外す工程
    と、 前記型成形部前駆体(6A)のうち、前記突起(26)
    に対応した薄肉部分を開口せしめるとともに、該開口部
    分(28)から前記コア(24)を取り出す工程と、 前記開口部分(28)の相互に対向する面を接合するこ
    とにより、最終的に基底部(15)を形成して型成形部
    (6)を得る工程とを備えたことを特徴とするウエザス
    トリップの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のウエザストリップの製
    造方法において、 前記コア(24)の一部には、前記基底部(15)を貫
    通して前記コア(24)の取り外しを容易ならしめるた
    めの棒状の被把持部(27)を設けたことを特徴とする
    ウエザストリップの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006240371A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Nishikawa Rubber Co Ltd 自動車用ウエザーストリップ

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