JPH08215703A - カットt形鋼の製造装置 - Google Patents

カットt形鋼の製造装置

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JPH08215703A
JPH08215703A JP2702395A JP2702395A JPH08215703A JP H08215703 A JPH08215703 A JP H08215703A JP 2702395 A JP2702395 A JP 2702395A JP 2702395 A JP2702395 A JP 2702395A JP H08215703 A JPH08215703 A JP H08215703A
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寿夫 宮里
Yoneaki Fujita
米章 藤田
Makoto Watanabe
渡辺  誠
Toru Morisane
亨 森実
Atsushi Watanabe
厚 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カットT形鋼の真直性を確保し、製造の際の
工数・工期を短縮し、H形鋼のウェブを高能率に剪断し
てカットT形鋼を製造することを可能にしたカットT形
鋼の製造装置を提供する。 【構成】 H形鋼1のウエブ3を圧下し、且つフランジ
2の内側面に当接する水平ロール11〜14、及びフラ
ンジ3の両外側面をそれぞれ圧下する竪ロール15を備
え、H形鋼の残留応力を低減しつつ、ウェブ切断又は予
加工をする軽圧下ユニバーサル圧延機10と、ウエブ3
を圧下し、且つフランジ2の内側面に当接する水平ロー
ル21、及びフランジの両外側面をそれぞれ圧下する竪
ロール22を備え、軽圧下ユニバーサル圧延機10によ
って剪断又は予加工されたH形鋼1を形状矯正し、又は
剪断・形状矯正するローラ矯正機20とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はH形鋼のウェブを剪断し
てなるカットT形鋼・Tロンジ形鋼(本明細書において
は単にカットT形鋼と称するものとする)の製造装置、
特にその真直性及びその生産性に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からT形鋼は建築用鋼材として使用
されているが、近年、船体補強部材として造船用形鋼と
しても、その用途が拡大されてきている。このT形鋼
は、製造が容易なことから、H形鋼のウェブを剪断して
図4に示す形状として製造することが一般的である。従
って、H形鋼のウェブを、例えばガス剪断した場合に
は、図6に示されるように、フランジ側への曲がりが生
じる。これは、図7に示されるように、圧延されたH形
鋼のウェブに圧縮の残留応力が存在し、また、フランジ
に引張りの残留応力が存在し、ウェブの剪断によりこれ
らの残留応力が解放されるために発生する現象である。
この現象は、鋼材使用原単位の低減を目的とした近年の
薄ウェブH形鋼化により、更に顕著になってきている。
この図6に示す曲がりをそのまま矯正して真直にすると
ウェブが圧縮されて図8に示される座屈を生じ、商品価
値が著しく低下する。なお、T形鋼の曲がり方向は図1
0に示されるとおりであり、その方向に応じて正又は負
の値をとる。
【0003】このような現象を防止するため、一般的に
はウェブを予加熱して剪断したり、或いは、特開平4−
81225号公報に開示されているように、ウェブの一
部を切り残してその後剪断する方法が採用されている。
このようにして剪断されたT形鋼は、図9に示されるよ
うに、ウェブ側へ曲がったものとなる。そして、このカ
ットT形鋼に対しては、一般的には、ローラ矯正機、プ
レス矯正機或いは特開平4−81225号公報に開示さ
れているような矯正装置を使用することによって曲がり
矯正を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のカ
ットT形鋼の製造においては、ウェブ剪断前のH形鋼の
フランジの残留応力の低減がなされていないために、例
えばレーザー剪断機やプラズマアーク剪断機のような高
速剪断が可能な剪断機を使用しても、ウェブの予加熱、
或いはウェブの一部を切り残して剪断する方法を採用せ
ざるを得ず、高能率な剪断ができなかった。
【0005】また、ローラ矯正機或いはプレス矯正機
を、カットT形鋼の剪断後の曲がり矯正にも流用する方
法が一般的であり、その場合には、カットT形鋼の剪断
場所と矯正機が設備レイアウト上かけ離れた位置にある
場合が多い。従って、剪断後のカットT形鋼のハンドリ
ング等の工数が増加し、且つ、矯正タイミングの確保等
の問題で、工程も長期となることが多く、生産性のよい
作業とは言えない状況であった。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、カットT形鋼の真直性を確
保し、製造の際の工数・工期を短縮し、H形鋼のウェブ
を高能率に剪断してカットT形鋼を製造することを可能
にしたカットT形鋼の製造装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの態様に係
るカットT形鋼の製造装置は、H形鋼のウェブを圧下
し、且つフランジの内側面に当接する第1の水平ロー
ル、及びフランジの両外側面をそれぞれ圧下する第1の
竪ロールを備え、H形鋼の残留応力を低減しつつ、ウェ
ブ剪断又は予加工をする軽圧下ユニバーサル圧延機と、
ウェブを圧下し、且つフランジの内側面に当接する第2
の水平ロール、及びフランジの両外側面をそれぞれ圧下
する第2の竪ロールを備え、軽圧下ユニバーサル圧延機
によって剪断又は予加工されたH形鋼を形状矯正し、又
は剪断・形状矯正するローラ矯正機とを有する。本発明
の他の態様に係るカットT形鋼の製造装置は、上記のカ
ットT形鋼の製造装置において、軽圧下ユニバーサル圧
延機の第1の水平ロールは、H形鋼のフランジの内側面
に当接する水平ロールと、上下点対称の径差を有し、H
形鋼のウェブを剪断加工する水平ロールとを有する。本
発明の他の態様に係るカットT形鋼の製造装置は、H形
鋼のウェブを圧下し、且つフランジの内側面に当接する
第1の水平ロール、及びフランジの両外側面をそれぞれ
圧下する第1の竪ロールを備え、熱間圧延においてウェ
ブの剪断予加工がなされたH形鋼の残留応力を低減しつ
つ、ウェブを剪断する軽圧下ユニバーサル圧延機と、ウ
ェブを圧下し、且つフランジの内側面に当接する第2の
水平ロール、及びフランジの両外側面をそれぞれ圧下す
る第2の竪ロールを備え、軽圧下ユニバーサル圧延機に
よって剪断されたT形鋼を形状矯正するローラ矯正機と
を有する。本発明の他の態様に係るカットT形鋼の製造
装置は、上記のカットT形鋼の製造装置において、軽圧
下ユニバーサル圧延機の第1の水平ロールは、熱間圧延
においてウェブに剪断予加工が施されたH形鋼のフラン
ジの内側面に当接する水平ロールと、ウェブを剪断する
水平ロールとを有する。本発明の他の態様に係るカット
T形鋼の製造装置は、H形鋼のウェブを圧下し、且つフ
ランジの内側面に当接する第1の水平ロール、及びフラ
ンジの両外側面をそれぞれ圧下する第1の竪ロールを備
え、熱間圧延においてウェブの剪断予加工がなされたH
形鋼の残留応力を低減する軽圧下ユニバーサル圧延機
と、ウェブを圧下し、且つフランジの内側面に当接する
第2の水平ロール、及びフランジの両外側面をそれぞれ
圧下する第2の竪ロールを備え、軽圧下ユニバーサル圧
延機によって残留応力が低減されたH形鋼を剪断し形状
矯正するローラ矯正機とを有する。本発明の他の態様に
係るカットT形鋼の製造装置は、上記の各カットT形鋼
の製造装置において、第2の水平ロールと第2の竪ロー
ルとが、第2の水平ロールの軸方向に相対的に移動可能
に支持され、H形鋼のフランジを加圧制御する。更に、
本発明の他の態様に係るカットT形鋼の製造装置は、上
記の各カットT形鋼の製造装置において、ローラ矯正機
の下流に設けられ、剪断されたカットT形鋼のウェブ端
面を仕上げる装置を備えている。
【0008】即ち、本発明は、軽圧下ユニバーサル圧延
機の第1の竪ロールの圧下によってウェブの付け根部分
(フィレット部)を圧下しながら残留応力を除去し、併
せて第1の水平ロールによってH形鋼のウェブを剪断す
るための予加工等を施し、引き続いて、ローラ矯正機に
よってウェブ及びフランジを第2の水平ロールと第2竪
ロールとによってピンチしながら上下ロールによる繰り
返し曲げと左右曲げを行いながらウェブの剪断とカット
されたT形鋼の矯正を行い、上記の目的を達成するもの
である。
【0009】
【作用】まず、図1に基いて本発明の作用を説明する。
図1(a)は本発明の構成及びその原理を示した図であ
る。軽圧下ユニバーサル圧延機10によってH形鋼1の
残留応力除去及びウェブ3の剪断予加工を行う。その後
引き続き、ロール矯正機20によってその水平ロール2
1と竪ロール22とによる上下左右繰り返し曲げによっ
てウェブ3の剪断・形状矯正を行う。竪ロール22を設
置するスタンドはその左右曲げ効果を有効に発揮させる
ためには全スタンドが望ましいが、軽圧下ユニバーサル
圧延機10の竪ロール15との相互作用によっても左右
曲げを与えることができるので、ウェブ圧下によって曲
げが与えられているスタンドの少なくとも一基以上に設
置されていればその効果を発揮する。
【0010】図1(b)は軽圧下ユニバーサル圧延機1
0の機構及びその作用を説明した図である。この軽圧下
ユニバーサル圧延機10は、その竪ロール15とH形鋼
1のフランジ2の内面に近接配置された水平ロール1
1,12とによって圧下し、フランジ2とウェブ3の付
け根(フィレット部)にある残留応力を低減させるもの
である。また、この圧下によって上下曲がりもある程度
矯正される。また、ウェブ3の中央にある水平ロール1
3,14は、それぞれ径差を持ったものが上下に配置さ
れているが、このロール13,14によってウェブ3に
剪断力を作用させてウェブ3の中央を剪断あるいは予加
工するものである。竪ロール15の設定としては、H形
鋼1の両フランジ2の付け根部にある残留応力が異なっ
ている場合は、竪ロール15の荷重配分を左右のフラン
ジ2で変えることによって制御可能であるが、この場合
には、カットT剪断後でないと残留応力の非対称性がわ
からないので、多くの場合、両フランジ2に大きめの圧
下を加えておいて、剪断後に図9のような曲がりになる
ようにしておき、引き続きの竪ロール22と水平ロール
21とによって上下左右を矯正するローラ矯正機20を
通過させる方法が効率的である。
【0011】図1(c)はローラ矯正機20の機構及び
その作用を説明した図である。ローラ矯正機20は、上
記の軽圧下ユニバーサル圧延機10によって、ウェブ3
とフランジ2の残留応力を低減させ、ウェブ3をカット
するために予加工され或いはウェブ3が剪断されたH形
鋼を通過させる。軽圧下ユニバーサル圧延機10を通過
したウェブ2とフランジ3の残留応力は基本的に図9の
ようになっているので、左右曲げ矯正によってこれを形
状矯正するためには、竪ロール22が必須である。竪ロ
ール22と水平ロール21の内側面とによって左右曲げ
が与えられる。また、上下曲がり矯正も水平ロール21
の繰り返し曲げによって除去される。なお、竪ロール2
2と水平ロール21とは水平ロール21の軸方向に相対
的に移動可能に支持されており、異なった寸法のH形鋼
に対応することができる。
【0012】図2は軽圧下ユニバーサル圧延機10の他
の実施例の機構及びその作用を説明した図である。この
実施例においては、軽圧下ユニバーサル圧延機10のウ
ェブ圧下ロール14に従来タイプのロール11,12を
持ってきているが、これは、熱間仕上げ圧延機において
図3に示されるようなウェブの予加工を施した圧延をし
た場合に適用され、剪断ロール16によって剪断する。
また、熱間圧延において上記の予加工がH形鋼に施され
ている場合には、軽圧下ユニバーサル圧延機10におい
て、剪断・予加工用ロールを不用とし、残留応力除去の
みを行ってやり、後続のロール矯正機20によって繰り
返し曲げで剪断してやることもできる。
【0013】これらのカットT形鋼に左右曲げを付加す
る竪ロール22の設置間隔や個数は、従来のウェブ圧下
ローラ各段に設置することが望ましく、駆動・無駆動ど
ちらでもその効果を発揮するものである。もちろん、片
持ち式、両持ち式矯正機両方に適用可能である。そし
て、本発明の矯正機に正しく挿入するためのガイド、竪
ローラ組の間隔調整装置、垂直位置調整装置、及び駆動
装置を適宜敷設することによって、各種断面寸法のカッ
トH形鋼の連続的・効果的な矯正が可能となる。
【0014】図6は本発明に係る装置10,20とその
下流に配置された設備との関係を示した図である。軽圧
下ユニバーサル圧延機10及びロール矯正機20の下流
にはカットT形鋼搬送テーブル30が設けられ、それに
よって搬送されたカットT形鋼は端面仕上げ機40によ
って所定の処理が施される。即ち、端面仕上げ機40は
剪断されて2本となったカットT形鋼のウェブ部の剪断
断面を仕上げて、カットT形鋼搬送テーブル50を介し
てカットT形搬出台60に送出する。
【0015】
【実施例】
実施例1.本実施例によるカットT形鋼製造装置(図
1)の効果を従来方法と比較して示す。表1は本製造装
置の仕様を示した表である。また、表2は本製造装置の
運転条件を示した表である。表3は従来法と比較した本
発明法の効果を示した表である。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】ここでの「オフセット位置設定」とは#2
ロール位置を基準として水平ロール軸方向にフリー側に
正、ドライブ側に負の値を取ったものである。
【0019】
【表3】
【0020】本実施例による矯正によって、カットT後
の真直性が保持され、高能率製造が実現されていること
がわかる。また要員の大幅な合理化も達成されている。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、軽圧下ユ
ニバーサル圧延機において、H形鋼のウェブを第1の水
平ロールにより圧下し、また、第1の水平ロールと第1
の竪ロールとによってフランジを圧下することにより、
H形鋼の残留応力を低減し、ウェブ剪断、予加工等の処
理を施し、更に、ローラ矯正機において、第2の水平ロ
ールによってウェブを圧下し、また、第2の水平ロール
と第2の竪ロールとによってフランジを圧下することに
より、軽圧下ユニバーサル圧延機によって加工されたH
形鋼の形状矯正、剪断等の処理をするようにしたので、
カットT形鋼の真直性が確保され、製造の際の工数・工
期が短縮されて、高能率にH形鋼のウェブを剪断するこ
とができるようになっている。即ち、従来の矯正方法で
は、フランジのとウェブとの付け根の残留応力が低減さ
れていなかったために、ウェブ剪断後の曲がり形状を剪
断方法で制御し、工数・工期のかかる方法で製造してい
たものを、本発明によれば、飛躍的に高効率にカットT
鋼を製造することが可能になっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的構成を示した図であり、(a)
は本発明の構成及びその原理を示した図、(b)は軽圧
下ユニバーサル圧延機の構成及び動作原理を示した図、
(c)はローラ矯正機の構成及び動作原理を示した図で
ある。
【図2】本発明の軽圧下ユニバーサル圧延機の他の構成
例及びその動作原理を示した図である。
【図3】熱間圧延機によってウェブ予加工されたH形鋼
を示した図である。
【図4】カットT形鋼を示した斜視図である。
【図5】ロール矯正機以降のカットT形鋼の製造プロセ
スを示した図である。
【図6】残留応力を低減させないでウェブが剪断された
H形鋼の斜視図である。
【図7】通常プロセスで製造されるH形鋼の残留応力状
況を示した図である。
【図8】図7の曲がりのカットT形鋼を矯正した時に発
生する座屈状況を示した図である。
【図9】ウェブを予加熱して剪断したり、或いは、ウェ
ブの一部を切り残し、その後剪断する方法にて、ウェブ
側へ曲がるようにして制御しながら剪断した状況を示し
た図である。
【図10】曲がりの方向及び数字の符号の意味を示した
説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 誠 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 森実 亨 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 渡辺 厚 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 H形鋼のウェブを圧下し、且つフランジ
    の内側面に当接する第1の水平ロール、及びフランジの
    両外側面をそれぞれ圧下する第1の竪ロールを備え、H
    形鋼の残留応力を低減しつつ、ウェブ切断又は予加工を
    する軽圧下ユニバーサル圧延機と、 ウェブを圧下し、且つフランジの内側面に当接する第2
    の水平ロール、及びフランジの両外側面をそれぞれ圧下
    する第2の竪ロールを備え、前記軽圧下ユニバーサル圧
    延機によって剪断又は予加工されたH形鋼を形状矯正
    し、又は剪断・形状矯正するローラ矯正機とを有するこ
    とを特徴とするカットT形鋼の製造装置。
  2. 【請求項2】 前記軽圧下ユニバーサル圧延機の前記第
    1の水平ロールは、H形鋼のフランジの内側面に当接す
    る水平ロールと、上下点対称の径差を有し、H形鋼のウ
    ェブを剪断加工する水平ロールとを有することを特徴と
    する請求項1記載のカットT形鋼の製造装置。
  3. 【請求項3】 H形鋼のウェブを圧下し、且つフランジ
    の内側面に当接する第1の水平ロール、及びフランジの
    両外側面をそれぞれ圧下する第1の竪ロールを備え、熱
    間圧延においてウェブの剪断予加工がなされたH形鋼の
    残留応力を低減しつつ、ウェブを剪断する軽圧下ユニバ
    ーサル圧延機と、 ウェブを圧下し、且つフランジの内側面に当接する第2
    の水平ロール、及びフランジの両外側面をそれぞれ圧下
    する第2の竪ロールを備え、前記軽圧下ユニバーサル圧
    延機によって剪断されたT形鋼を形状矯正するローラ矯
    正機とを有することを特徴とするカットT形鋼の製造装
    置。
  4. 【請求項4】 前記軽圧下ユニバーサル圧延機の前記第
    1の水平ロールは、熱間圧延においてウェブに剪断予加
    工が施されたH形鋼のフランジの内側面に当接する水平
    ロールと、ウェブを剪断する水平ロールとを有すること
    を特徴とする請求項3記載のカットT形鋼の製造装置。
  5. 【請求項5】 H形鋼のウェブを圧下し、且つフランジ
    の内側面に当接する第1の水平ロール、及びフランジの
    両外側面をそれぞれ圧下する第1の竪ロールを備え、熱
    間圧延においてウェブの剪断予加工がなされたH形鋼の
    残留応力を低減する軽圧下ユニバーサル圧延機と、 ウェブを圧下し、且つフランジの内側面に当接する第2
    の水平ロール、及びフランジの両外側面をそれぞれ圧下
    する第2の竪ロールを備え、前記軽圧下ユニバーサル圧
    延機によって残留応力が低減されたH形鋼を剪断・形状
    矯正するローラ矯正機とを有することを特徴とするカッ
    トT形鋼の製造装置。
  6. 【請求項6】 前記ローラ矯正機の第2の水平ロールと
    前記第2の竪ロールとは、前記第2の水平ロールの軸方
    向に相対的に移動可能に支持され、H形鋼のフランジを
    加圧制御する請求項1、2、3、4又は5記載のカット
    T形鋼の製造装置。
  7. 【請求項7】 前記ローラ矯正機の下流に設けられ、剪
    断されたカットT形鋼のウェブ端面を仕上げる装置を備
    えたことを特徴とする請求項1、2、3、45又は6記
    載のカットT形鋼の製造装置。
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