JPH082150Y2 - エアゾール容器の注出装置 - Google Patents

エアゾール容器の注出装置

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JPH082150Y2
JPH082150Y2 JP10894689U JP10894689U JPH082150Y2 JP H082150 Y2 JPH082150 Y2 JP H082150Y2 JP 10894689 U JP10894689 U JP 10894689U JP 10894689 U JP10894689 U JP 10894689U JP H082150 Y2 JPH082150 Y2 JP H082150Y2
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JP
Japan
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aerosol container
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spout
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top wall
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光夫 古沢
哲三 中村
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エアゾール容器の注出装置に関する。
〔従来の技術〕 従来より、内容物を使用した後に、内容物が注出口に
残らない手段を設けたエアゾール容器の注出装置は、実
開昭62−5847号公報に記載されている。この従来例で
は、第5図に示すように、エアゾール容器1のステム2
に注出筒24を連結している。そして、この注出筒24は、
側方に注出口25を設けると共に、上方に出入孔39を設
け、この出入孔39の上部には、袋体40が装着され、さら
に、この袋体40は常に拡大するように付勢されたもので
ある。
そして、第5図の袋体40の押圧部29を手指で押圧する
と、手指は袋体40を圧縮し、次に圧縮した袋体40を介し
て注出筒24を押し下げる。そうすると、注出筒24に連結
したステム2の下方の弁41が弁座42から離れるので、内
容物Aは上昇して注出筒24を通って注出口25より注出す
る。そして、袋体40の押圧部29を手指で押圧することを
止めて手指を離すと、ステム2の下方の弁41が弁座42に
当接して内容物Aの上昇を止め、袋体40は、拡大して内
部が負圧になるので、注出口25内に残留した内容物Aは
出入孔39を通って袋体40内に吸引されるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
第5図に示すエアゾール容器の注出装置は、エアゾー
ル容器1の弁41の閉鎖後に、注出口25内に残留する内容
物Aを袋体40によって吸引し、内容物Aが注出口25付近
に残留するのを防止できるものである。
しかしながら、従来例では、第5図に示すように袋体
40の押圧部29を注出筒24の上方に設けているので、押圧
部29が高い位置にあるためエアゾール容器1の注出装置
を片手で操作しようとすると、中指を含めた4本の指で
エアゾール容器1を把持して、残る人差し指で押圧部29
を押圧しなければならず、片手で操作することは困難で
ある。
本考案は、前記事項に鑑みなされたものであり、使用
後内容物が注出口内に残留しないように形成したエアゾ
ール容器の注出装置を、片手で操作が容易に行えるよう
にすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、前記の技術的課題を解決するために以下の
ような構成とした。
即ち、弾力性を有する合成樹脂で形成したカバー20を
設け、このカバー20の側壁30の一部に薄肉に形成した可
撓部31を設け、そして、この側壁30の下端部をエアゾー
ル容器1の環状突部3に気密に嵌着し、さらに、このカ
バー20の頂壁23を貫通する注出筒24を前記頂壁23に設
け、この注出筒24には、注出口25を設けると共に、注出
筒24の下部に設けた挿入口26に、前記エアゾール容器1
のステム2を遊嵌し、そして、この挿入口26の内端面27
と前記ステム2の先端間に、間隙を設けて遊嵌したエア
ゾール容器の注出装置とした。
〔作用〕
本考案は、エアゾール容器1の内容物を使用する際、
エアゾール容器1を把持して、キャップ35を取り出し、
カバー20の頂壁23を手指で押圧すると、側壁30の一部に
薄肉に形成した可撓部31が曲がり、注出筒24の下部に設
けた挿入口26の内端面27とエアゾール容器1のステム2
の先端間にある間隙がなくなり、さらに、カバー20の頂
壁23を押圧すると内端面27がステム2を押して、図示し
ていないエアゾール容器1内の弁を開き、ステム2より
エアゾール容器1内の内容物が吐出して注出筒24内を通
り注出口25より泡状となって注出する。
そして、カバー20の頂壁23を手指で押圧することを止
めて離すと、図示していないエアゾール容器1内の弁が
閉じ、カバー20は、元の状態に戻り、カバー20内が負圧
となるため注出口25付近に残った泡は、吸引されて注出
口25付近には残らない。
〔実施例〕
以下、本考案による一実施例について第1図乃至第4
図を参照しつつ説明する。
この実施例は、弾力性を有する合成樹脂で形成したカ
バー20を設けて、このカバー20の側壁30の一部に薄肉で
断面が弧状に形成した可撓部31を設けている。そして、
このカバー20は、可撓部31を設けた側の頂壁23を押圧す
ると第2図に示すように可撓部31が折り曲げられて、カ
バー20が圧縮されるように形成されている。また、この
カバー20は、側壁30の下端部に設けた嵌着用筒部21と凸
部22でエアゾール容器1の環状突部3に気密に嵌着して
いる。さらに、このカバー20の頂壁23を貫通する注出筒
24を前記頂壁23に設けている。そして、この注出筒24
は、上部に注出口25を設けると共に、下部に挿入口26を
設けて、この挿入口26に、前記エアゾール容器1のステ
ム2を遊嵌している。そして、この挿入口26の傾斜した
内端面27と前記ステム2の先端間に、間隙を設けて遊嵌
した構造になっている。
さらに、エアゾール容器の注出装置を使用しない際に
は、カバー20の側壁30の下端部に設けた嵌着用筒部21
に、キャップ35を着脱自在に嵌着している。
このエアゾール容器の注出装置を使用する際は前記作
用の項で述べた状態で内容物を注出する。
〔考案の効果〕
本考案は、カバー20の側壁30の下端部をエアゾール容
器1の環状突部3に気密に嵌着すると共に、カバー20を
圧縮できるように形成しているので、内容物の注出後、
カバー20の頂壁23を手指で押圧することを止めて手指を
離すと、カバー20は元の状態に戻り、カバー20内が負圧
となるため注出口25付近に残った泡は、吸引されて注出
口25付近には残らない。また、エアゾール容器の注出装
置を操作するための押圧部がカバー20の頂壁23上に設け
て低い位置に形成してあるので、エアゾール容器1を片
手で把持して容易に人差し指で注出装置を操作すること
ができて便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案による一実施例を示し、第1
図は断面図、第2図は頂壁を押圧した状態の断面図、第
3図は頂壁を押圧することを止めた状態の断面図、第4
図は分解斜視図、第5図は従来例の断面図である。 1…エアゾール容器、2…ステム、3…環状突部、20…
カバー、23…頂壁、24…注出筒、25…注出口、26…挿入
口、27…内端面、30…側壁、31…可撓部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾力性を有する合成樹脂で形成したカバー
    20を設け、このカバー20の側壁30の一部に薄肉に形成し
    た可撓部31を設け、そして、この側壁30の下端部をエア
    ゾール容器1の環状突部3に気密に嵌着し、さらに、こ
    のカバー20の頂壁23を貫通する注出筒24を前記頂壁23に
    設け、この注出筒24には、注出口25を設けると共に、注
    出筒24の下部に設けた挿入口26に、前記エアゾール容器
    1のステム2を遊嵌し、そして、この挿入口26の内端面
    27と前記ステム2の先端間に、間隙を設けて遊嵌したエ
    アゾール容器の注出装置。
JP10894689U 1989-09-18 1989-09-18 エアゾール容器の注出装置 Expired - Fee Related JPH082150Y2 (ja)

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JPH0347054U JPH0347054U (ja) 1991-04-30
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