JPH082100Y2 - 運搬用具 - Google Patents

運搬用具

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JPH082100Y2
JPH082100Y2 JP10239989U JP10239989U JPH082100Y2 JP H082100 Y2 JPH082100 Y2 JP H082100Y2 JP 10239989 U JP10239989 U JP 10239989U JP 10239989 U JP10239989 U JP 10239989U JP H082100 Y2 JPH082100 Y2 JP H082100Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は枠組構造体からなる箱形の運搬用具の、特に
補助支柱(サブポスト)の取付け構造に関する。
従来の技術 従来の運搬用具は、たとえば第7図に示すように、格
子状の底枠31の四隅外側に前部縦支柱32A,32Bと後部縦
支柱33A,33Bが立設される。そして、後部縦支柱33A,33B
の上端部間に奥横材34が連結され、前後に対向する前部
および後部縦支柱32A,33Aと32B,33Bの下端部間にそれぞ
れ被支持部材35A,35Bが連結されるとともに、上端部間
にそれぞれ支持部材36A,36Bが連結される。これによ
り、下段の運搬用具の支持部材36A,36B上に上段の運搬
用具の被支持部材35A,35Bを嵌合して段積み可能で、か
つ非使用時に下段の運搬用具の前方から底枠31上に上段
の運搬用具を挿入してネスティング(入れ子式積み重
ね)可能に構成される。
このような枠組構造体からなる運搬用具の場合、両側
面および背面の空間が大きいため、底枠31上に積載した
搬送物が運搬時の振動等で荷くずれして落下することが
あった。その対策として、支持部材36A,36Bと底枠31の
間および奥横部材34と底枠31の間にサブポスト37A,37B,
37Cが着脱自在に取付けられる。このサブポスト37A,37
B,37Cのうち支持部材36A,36Bと底枠31の間のサブポスト
37A,37Bの取付部は、第8図に示すように、支持部材36
A,36Bの下面にサブポスト37A,37B上端が嵌入可能な保持
筒38を垂下し、サブポスト37A,37Bの下端部に底枠31の
側部桁材31aに上方から嵌合可能なチャンネル状の係合
部材39を固着し、サブポスト37A,38Bの上端を保持筒38
の上限まで嵌入後、引き下げて係合部材39を底枠31の側
部桁材31aに上方から係合させ装着するように構成され
る。
考案が解決しようとする課題 上記従来構成によれば、サブポスト37A,37Bの周囲に
は搬送物Aが接触状態で積載されるため、サブポスト37
A,37Bを昇降させると係合部材39が搬送物Aに当たり、
装着および取外しが困難であった。また、第9図に示す
ように、前部縦支柱32A,32B間の間口幅Lがサブポスト3
7A,37Bで狭められるため、サブポスト37A,37B後方のハ
ッチングで示す床面aが使用できず、有効床面bが小さ
くなり積載能力が低下するという問題点があった。
本考案は上記問題点を解決して、荷の積載時にもサブ
ポストが着脱自在で、有効床面も制限されることがない
運搬用具を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、底枠の四隅外
側部に前部縦支柱および後部縦支柱を立設し、後部縦支
柱間に奥横材を連結し、前後で相対向する前部縦支柱と
後部縦支柱の下端部間に被支持部材を連結するととも
に、上端部間に、段積み時に上段の運搬用具の被支持部
材が嵌合可能な支持部材を連結して構成した段積みおよ
び入れ子積み重ね可能な運搬用具において、前記支持部
材の下面にサブポストの上端が嵌入自在な保持筒を設
け、底枠の前記保持筒対向位置に、サブポスト下端に取
付けた係止具が外側方から係脱自在な被係止部材を設け
たものである。
作用 上記構成によれば、サブポストが底枠の外側に装着さ
れるので、サブポストによって前部縦支柱間の間口幅が
狭められることがなく、底枠の有効床面が制限されるこ
とがない。また、底枠上に積載した搬送物とサブポスト
とは非接触あるいは内面が部分接触状態となり、係止具
も搬送物と接触しないので、搬送物が積載状態であって
もサブポストを容易に着脱することができる。
実施例 以下本考案の一実施例を第1図〜第6図に基づいて説
明する。
第1図〜第3図において、1A,1Bは左右一対の前部縦
支柱、2A,2Bは左右一対の後部縦支柱で、第3図に示す
ように、これらは前部縦支柱1A,1Bの内面間隔(間口
幅)Lよりも後部縦支柱2A,2Bの外面間隔l1が小さくな
るようにほぼ四角形の四隅に配設される。前記各支柱1
A,1B,2A,2Bの底部間は、その幅l3が前記内面間隔L内に
納まる格子状の底枠(荷受台)3で連結している。
そして前後で相対向する縦支柱1A,2A、ならびに2A,2B
の各下端間には、下面が開口する断面コの字形の被支持
部材4A,4Bが底枠3の側辺の下方に沿って連結されてお
り、この被支持部材4A,4Bは、前後端部が縦支柱1A,1B,2
A,2Bと底枠3にわたって固着された前後補強板5A,5B,6
A,6Bに取付けられるとともに、中間部および後部を底枠
3から垂下されたアングル状ステー材7に支持されて、
下端面が縦支柱1A,1B,2A,2Bの下面と同一平面状になる
ように設定される。なお、このステー材7は下端面を平
坦状に切断した後被支持部材4A,4Bの上面に接合され
る。また、前後で相対向する縦支柱1A,2Aならびに1B,2B
の各上端部間には、搬送物を積載した運搬用具を上下に
積み上げる時に上段の被支持部材4A,4Bが嵌合可能な断
面山形状の支持部材8A,8Bが角部が頂辺となるように連
結され、また後部縦支柱2A,2Bの上端部間には奥横材9
が連結される。すなわち、前記支持部材8A,8Bは、前端
部が前部縦支柱1A,1Bの上端部内側に取付けられた補助
部材10A,10Bに支持されるとともに、後端部が奥横材9
の両端部に支持される。そして、第5図に示すように、
前記支持部材8A,8Bの幅aは、被支持部材4A,4Bの開口幅
bより大きく設定され、搬送物を積載した運搬用具を積
み上げた時には、支持部材8A,8Bの傾斜面8aに被支持部
材4A,4Bの両側脚部4aが当接して支持され、上の搬送用
具が左右にずれて載せられた場合にも、前記傾斜面8aの
作用により上の搬送用具がセンタリングされる。
さらに、この支持部材8A,8Bの後端面には、格納時に
上段の運搬用具の後方への移動を規制する規制板11A,11
Bが取付けられる。第2図に示すように、ここで支持部
材8A,8Bの内面間隔l2は前記後部縦支柱2A,2Bの外面間隔
l1よりも大きく設定してある。したがって、この運搬用
具は前面ならびに上面が開放された箱状枠組体となり、
ネスティング時に上段運搬用具を少し持ち上げた状態で
第3図に仮想線で示すように、下段運搬用具の前面から
挿入可能となる。
12A,12Bは支持部材8A,8Bと底枠3の側部桁材3a,3b間
に着脱自在に立設された側部サブポスト、13は奥横材9
と底枠3の後部桁材3c間に着脱自在に立設された後部サ
ブポストで、これら3本のサブポスト12A,12B,13は、底
枠3上に積載された搬送物の荷くずれを防止するために
取付けられ、また枠組構造体の補強も兼ねている。
側部サブポスト12A,12Bの取付部は、第4図,第5図
に示すように、支持部材8A,8Bの中間部下面に外側に突
出する取付板14が固着され、この取付板14の突出部下面
に側部サブポスト12A,12Bが嵌入可能な側部保持筒15が
垂下される。これは支持部材8A,8Bが底枠3の上方に位
置するためである。また、側部サブポスト12A,12Bの下
端部には、突出板16aの先端を下方に折り曲げて形成し
た係止爪16bを有する係止具16が内面に固着される。一
方、側部保持筒15の取付位置に対向する底枠3の側部桁
材3a,3bの下面には、係止具16が係脱自在な被係止部材1
7が固着される。この被係止部材17は、底板17aと底板17
aの前後を上向きに折り曲げた前後板17b,17cとでチャン
ネル状に形成され、前後板17b,17c上端がそれぞれ側部
桁材3a,3bの下面の前後位置に固着される。したがっ
て、側部サブポスト12A,12Bの長さを適正に設定するこ
とにより、側部サブポスト12A,12Bの上端部を側部保持
筒15内に上限近くまで挿入後、係止具16の突出板16aを
被係止部材17の前後板17b,17c間に挿入し、側部サブポ
スト12A,12Bを下方に引き下げることにより、係止部材1
7の底板17a上に係止具16の突出板16aを支持させるとと
もに、底板17aの内側端縁に係止爪16bを係止し、側部サ
ブポスト12A,12Bを装着することができる。
後部サブポスト13の取付部は、第6図に示すように、
奥横材9の中間部下面に後部サブポスト13の上端が嵌入
可能な後部保持筒18が垂下され、底枠3の後部桁材3c外
側面の後部保持筒18の対向位置に後部サブポスト13の下
端が嵌入可能な受板19b付支持筒19aが固着される。した
がって、後部サブポスト13を適正な長さに設定すること
により、後部サブポスト13の上端部を後部保持筒19の上
限近くまで挿入後、下端を支持筒19aに対向させて後部
サブポスト13を下方に引き下げることにより、後部サブ
ポスト13の下端部を支持筒19aに支持させるとともに、
上端部を保持筒18に係合させて装着することができる。
なお、上記実施例の枠組構成部材は四角パイプ体が使
用される。
次に上記運搬用具の使用方法について説明する。
サブポスト12A,12B,13が不要な場合には、サブポスト
12A,12B,13を取外した状態で使用し、段積みや非使用時
にネスティングを行う。すなわち、この運搬用具は搬送
物を底枠3上に積載してフォークリフトやトラック等で
搬送するが、この搬送時または搬送物の積載状態で格納
する場合には第2図に仮想線で示すように、上下に複数
段に積重ねて空間を有効利用し得る。すなわち、上下2
段に積重ねる場合には、着地した下段運搬用具の前部で
上段運搬用具をフォークリフト等により下段縦支柱1A,1
B,2A,2B上端よりわずかに高く持ち上げ、左右方向に移
動させて下段の支持部材8A,8Bの前部と上段の被支持部
材4A,4B後部が互いに嵌合可能に位置決めし、上段運搬
用具を後方に押し出して上段の被支持部材4A,4Bが規制
板11A,11Bに当接する位置で降下させ、下段運搬用具の
支持部材8A,8Bに上段運搬用具の被支持部材4A,4Bを嵌合
させて支持する。この時、第5図に示すように、下段支
持部材8A,8Bが断面山形状に形成されるとともに、上段
被支持部材4A,4Bが断面が底面が開口するコの字形に形
成され、しかも支持部材4A,4Bの幅aが被支持部材8A,8B
の開口幅bよりも小さいので、支持部材4A,4Bの両脚部4
a下端が支持部材8A,8Bの傾斜面8aに当接してセンタリン
グされる。
上記運搬用具を搬送物の運搬やストックに利用しない
場合には、かさ低くネスティングし得る。すなわち、着
地している下段運搬用具の前部で、ネスティングしよう
とする上段運搬用具を下段運搬用具の係止板12A,12Bの
上端より少し高い位置に持ち上げる。次いで下段運搬用
具の前部支柱1A,1B間から上段運搬用具の後部支柱2A,2B
および底枠3ならびに被支持部材4A,4Bを押し込み、下
段前部支柱1A,1Bの係止板12A,12B上方に上段の前部支柱
1A,1Bを対向させて下降する。そして、上段運搬用具の
後部支柱2A,2Bならびに被支持部材4A,4Bを下段運搬用具
の底枠3上に着地させて、第3図に仮想線で示すように
ネスティングし得る。
荷くずれのおそれがある場合には、側部サブポスト12
A,12Bと後部サブポストとをそれぞれ支持部材8A,8Bおよ
び底枠3間と奥横材9および底枠3間に装着し、搬送物
の運搬や保管を行う。この時、各サブポスト12A,12B,13
は底枠3の外側に装着され、とくに側部サブポスト12A,
12Bは前部縦支柱1A,1Bと前後方向にほぼ同一位置になる
ことから、運搬用具の間口幅Lが側部ポスト12A,12Bに
より制限されることない。また、搬送物が積載状態であ
っても、側部ポスト12A,12Bは間口幅Lの外側でかつ係
止具16も搬送物に接触しないため、着脱が容易に行え
る。また、後部ポスト13も同様に行える。なお、非使用
時にネスティングする場合には、最下段以外の運搬用具
の全サブポスト12A,12B,13は取り外して行う。
考案の効果 以上に述べたごとく本考案によれば、サブポストは支
持部材と底枠との間で底枠の外側に装着されるので、前
部縦支柱間の間口幅が狭められることがなく、有効床面
が制限されることがない。しかも、サブポスト下端の係
止具を外側方から係脱自在で、かつサブポストが搬送物
に非接触または内面接触でかつ係止具が搬送物に当接し
ないので、底枠上に搬送物が積載中であってもサブポス
トの取付け、取外しを容易に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の一実施例を示し、第1図は運
搬用具の斜視図、第2図,第3図は同一部切欠き正面図
および側面図、第4図は側部サブポスト取付部の分解斜
視図、第5図は側部サブポストの装着部を示す断面図、
第6図は後部サブポスト取付部の分解斜視図、第7図〜
第9図は従来例を示し、第7図は運搬用具の斜視図、第
8図は第7図に示すI−I断面図、第9図は運搬用具の
概略平面断面図である。 1A,1B…前部縦支柱、2A,2B…後部縦支柱、3…底枠、3
a,3b…側部桁材、4A,4B…被支持部材、8A,8B…支持部
材、9…奥横材、12A,12B…側部サブポスト、13…後部
サブポスト、14…取付板、15…側部保持筒、16…係止
具、16a…突出板、16b…係止爪、17…被係止部材、17a
…底板、17b,17c…前後板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底枠の四隅外側部に前部縦支柱および後部
    縦支柱を立設し、後部縦支柱間に奥横材を連結し、前後
    で相対向する前部縦支柱と後部縦支柱の下端部間に被支
    持部材を連結するとともに、上端部間に、段積み時に上
    段の運搬用具の被支持部材が嵌合可能な支持部材を連結
    して構成した段積みおよび入れ子式積み重ね可能な運搬
    用具において、前記支持部材の下面にサブポストの上端
    が嵌入自在な保持筒を設け、底枠の前記保持筒対向位置
    下面に、サブポスト下端に取付けた係止具が外側方から
    係脱自在な被係止部材を設けたことを特徴とする運搬用
    具。
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