JPH0820366B2 - 糊付検知方法及び装置 - Google Patents

糊付検知方法及び装置

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JPH0820366B2
JPH0820366B2 JP62026105A JP2610587A JPH0820366B2 JP H0820366 B2 JPH0820366 B2 JP H0820366B2 JP 62026105 A JP62026105 A JP 62026105A JP 2610587 A JP2610587 A JP 2610587A JP H0820366 B2 JPH0820366 B2 JP H0820366B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、丁合加工機,製函機,製本機等の装置の
糊付工程において、糊付不良の有無ないしは程度を検査
する糊付検知方法及び装置に関する。
(技術的背景と解決すべき問題点) 従来、丁合加工機,製函機,製本機等の装置の糊付工
程では糊付不良ないしは程度を検知するために、光学セ
ンサを利用して塗布された糊に光を照射し、その光の反
射光あるいは透過光を受光装置で受光し、受光装置から
出力された受光信号の変化により、糊量あるいは糊の有
無を判別していた。しかし、この方法では糊の有無を反
射光あるいは透過光の受光強度で検知しているため、被
検知物と光学センサとの距離及び角度等の設定を一定に
保持しながら、被検知物に一定強度で光を照射しなけれ
ばならない。さらに、被検知物あるいは比較物の色及び
材質が一定でなければならないが、例えば丁合加工機の
ような場合、幅1mm程度で糊を塗布する場合が多く、細
かく小さな糊に一定強度の光を照射するため、非常に繊
細な設定条件を必要とする。このため、上記検知方法で
は操作性が著しく悪い欠点がある。又、糊の塗布される
用紙あるいはフイルムには既に印刷が施されており、色
変化は必然的に存在しているという問題点もある。
そこで、糊の成分中の水分に着目し、静電容量センサ
を使用して、用紙あるいはフイルムの水分差による静電
容量の違いを検知し、糊量あるいは糊の有無を判別する
方法が考えられている。ところが、静電容量センサはデ
ィテクタ部分の近くに金属があった場合には、測定不可
能であり、かつ微小な静電容量の相違を測定するために
は、検出部の微妙な位置合せを必要とし、かつ被検知物
の振動に非常に弱い短所があるため、操作性が悪く、著
しく生産を阻害してしまう欠点がある。
以上の如く、現状の検知方法では実用上ほとんど使用
に耐えるものがないため、実際には作業者が目視あるい
はサンプル検査を行なうか別工程で他の作業者が全品検
査を行ない、糊付不良を発見しているのが実状である。
ところが、作業者の目視あるいはサンプル検査では不良
を完全になくすことは物理的に不可能であり、さらに装
置の能力をいかに向上させたとしても、作業者が検査作
業から完全に開放されることはなかった。又、別工程で
他の作業者が全品検査を行なう場合でも、作業者は長時
間単純作業を行なわなくてはならず、しかもこの場合に
は生産効率が著しく低下してしまうという問題点があっ
た。
(発明の目的) この発明は上述のような事情からなされたものであ
り、この発明の目的は、連続用紙,フイルムあるいはシ
ート等のシート類に自動的に糊を塗布し、所定の加工作
業を行なう装置において、発生する糊付不良ないしは糊
量を糊に添加された蛍光剤の発光量により検知し、検査
工程の自動化と生産効率を向上するようにした糊付検知
方法及びその装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) この発明は糊付検知方法に関するもので、上記この発
明の目的は、搬送されるシート類に自動的に糊を塗布す
ると共に、所定の加工作業を行なう装置において、前記
糊に予め蛍光剤を添加しておき、前記シート類に前記蛍
光剤が添加された糊を塗布した段階で、前記糊に紫外線
を照射してその発光量を検知することにより、糊付不良
の有無ないしは程度を判別することにより達成される。
又他の発明は、搬送されるシート類に自動的に糊を塗布
すると共に、前記糊に予め蛍光剤を添加しておき、所定
の加工作業を行なう装置の糊付検知装置に関するもの
で、上記この発明の目的は、前記搬送されるシート類に
前記糊が塗布された段階で、前記糊に紫外線を照射する
光源手段と、この光源手段により発光した前記糊の発光
量を検知する検知手段と、この検知手段からの検知信号
で糊付不良の有無ないしは程度を判別すると共に、所定
の場合に不良の発生を警告する判定手段とを設けること
によって達成される。
(発明の作用) この発明は、丁合加工機,製函機,製本機等の装置の
糊付工程において、作業に使用される糊に予め蛍光剤を
添加しておき、搬送される連続用紙,フイルムあるいは
シート等のシート類に、蛍光剤の添加された糊を塗布し
た段階で、この糊にブラックライト等の紫外線源で紫外
線を照射し、その発光量を糊量として検知することによ
り、糊付不良の有無及び糊の量を自動的に判別するよう
にしている。
(発明の実施例) 第1図は、この発明の方法を実現する糊付検知装置を
丁合加工機に使用した様子を示している。糊付不良検知
装置は、丁合加工機の支持部材25に取付けられた紫外線
源1と検知部2とアナログ信号増幅器3と、装置本体10
とから構成され、各部が信号コード4,5及び電源コード
6により接続されており、搬送される連続用紙21A,21B
の糊付不良及び糊の量を検知するようになっている。装
置本体10には、その正面パネルに電源スイッチ16,リセ
ットスイッチ17,糊付状況良好時に点灯するランプ18,糊
付状況不良時に点灯するランプ19、糊の量を表示するデ
ィスプレイ100が設けられており、装置本体10の側面パ
ネルには糊付状況不良時に警報を発する警報ブザー15が
設けられている。
第2図は丁合加工機と、紫外線源1,検知部2との位置
関係を示しており、丁合加工機の下方部には連続用紙21
A,21Bの巻取られたロール20A,20Bが設けられ、このロー
ル20A,20Bより矢印方向に送出された連続用紙21A,21B
が、上方に設けれたピン車24A,24Bを介して矢印E方向
に搬送されるようになっている。ピン車24A近傍には、
搬送される連続用紙21Aに糊を塗布するための糊塗布装
置22が設けられ、ピン車24Aの上部には搬送される連続
用紙21A,21Bを押圧して接合させるためのハネ車23が設
けられている。ここにおいて、検知部2は糊塗布装置22
の上方に位置し、さらにこの上方にあってピン車24Aを
介して、矢印E方向に送出される連続用紙21Aに糊30が
塗布された段階で、紫外線源1は糊30に紫外線BLを照射
すると共に、検知部2は糊30からの発光KLを効率良く検
知するようになっている。
第3図は糊付検知装置の回路系をブロック構成で示し
ており、以下にその詳細を説明する。
1) 紫外線源1; 紫外線源1には蛍光灯型ブラックライト等が使用さ
れ、搬送される連続用紙21Aに塗布された糊30(予め蛍
光剤が添加されている)に紫外線BLを照射するようにな
っている。そして、照射する紫外線強度を時間的に一定
に保つと共に、糊30の発光を安定化するために高周波電
力(20KHz程度)を使用して蛍光灯型ブラックライトを
高周波点灯させており、さらに検知部2の受光面と紫外
線源1とが45°になる様に配置することにより、紫外線
源1の発する紫外線BLが直接検知部の受光面に入射する
入射効率を削減し、S/N比を向上させている。
2) 検知部2; 検知部2には可視光に測定波長を有するフォトダイオ
ードが使用され、紫外線源1により発光した糊の発光KL
を受光して光電変換を行なうようになっており、フォト
ダイオードの特性としては測定視界の広いものが使用さ
れ、受光部の形状あるいはレンズ系で測定視界を簡単に
設定出来るようになっている。さらに、糊30の発光KLだ
けを選択して受光し、外来光の信号への影響を無くすた
め受光素子の前面にフィルタFLが取付けられている。
又、紙と糊の区別を明確にするために検知部2を2つ利
用することもできる。
3) アナログ信号増幅器3; アナログ信号増幅器3はMOS型入力オペアンプ等の2
つの演算増幅器で構成されており、検知部2で受光され
光電変換された検知信号KS1をより判別しやすく、かつS
/N比を向上させて後段回路へ出力するようになってい
る。
4) 装置本体10; a) 判定部 A/D変換部11 A/D変換部11はタイミングパルス制御回路、クロック
発生回路、サンプルホールド回路、A/D変換回路等で構
成されており、アナログ信号増幅器3からの検知信号KS
2をサンプリングしてデジタル信号に変換し、制御用ワ
ンボードコンピュータ12に入力するようになっている。
タイミングパルス制御回路は、制御用ワンボードコンピ
ュータ12から送られて来る制御パルスに従ってサンプル
ホールド回路及びA/D変換回路の動作タイミングを制御
するクロック発生回路から発生した一定周期のクロック
パルスを、A/D変換回路にクロック入力することでA/D変
換に必要な時間を決定している。サンプルホールド回路
は、A/D変換している間の変換誤差をなくすためA/D変換
時にアナログ電圧をサンプリングし、その時のデータ値
に固定しておくようになっており、ここでは1〜10KHz
程度でサンプリング行なっている。A/D変換回路は市販
の8bit逐次変換型A/D変換ICを使用しており、入力側は
バイポーラ入力とし、入力信号の範囲を広く取って回路
全体を単純化し、かつ出力側には各ビットに対しバッフ
ァを組込んで雑音等の対策をしている。
制御用コンピュータ12; 制御用コンピュータ12はワンボードコンピュータで成
り、中央処理装置(CPU)、記憶装置(RAM,EPROM)、入
出力インタフェース(PPI),デコーダ,タイマ等(PP
I)から構成されており、入出力インタフェースを介し
て前段回路より入力される糊が完全に付いている時の信
号強度と、糊が全く付いていない時の信号強度との2つ
の値から不良品になる信号強度を割出し、その値を判定
値として記憶装置に記憶しておく。その後、逐次入出力
インタフェースから読み込んだ入力信号値と、記憶装置
に記憶している判定値を中央処理装置で比較して糊付不
良の有無ないしは程度を判別し、糊付不良と判断される
と中央処理装置は入出力インタフェースを介し、判定信
号HSを算出して警報装置13に入力する。又、予め糊の量
に対応した値を(デジタル値)を記憶装置に記憶してお
き、上記のようにして読み込んだ入力信号を判断して、
ディスプレイ100に表示するようにしている。
警報装置13; 警報装置13はリレーシーケンス等で構成され、制御用
コンピュータ12からの判定信号HSで警報ブザー15等を動
作させる制御信号PS1を出力したり、ランプ19を発光さ
せるための制御信号PS2を操作部14へ入力する。
b) 操作部14; 操作部14は電源スイッチ16,リセットスイッチ17,ラン
プ18,19から構成されており、作業者が糊付検知装置を
作動させ、かつ糊付け状況を確認し、糊付不良発生時に
装置本体10をリセットして再度検知可能な状態に復帰さ
せるようになっている。作業者は検知装置を使用する
際、電源スイッチ16を押し、糊付不良が発生してその対
策が終了した後にリセットスイッチ17を押すようにして
いる。
このような構成において、丁合加工機に使用される糊
付検知装置の動作について説明する。
まず、糊付不良検知装置を第1図の如く丁合加工機に
セットして、糊塗布装置22には予め蛍光剤を添加した糊
30を入れておく。そして、作業者が丁合加工機の動作時
に装置本体10に設けられた電源スイッチ16をオンして、
糊付検知装置を稼動させる。ロール20Aより送出される
連続用紙21Aに糊塗布装置22で糊30が塗布され、紫外線
源1により励起された糊30の発光KLが検知部2で検知さ
れ、アナログ信号増幅器3を介して、装置本体10に入力
され、A/D変換部11,制御用コンピュータ12,警報装置13
で処理され、操作部14のランプ18が点灯されて糊付状況
が良好であることが表示される。ここで、連続用紙21A
の糊付けに不良が発生すると、検知部2により検知され
て、装置本体10に設けられている警報ブザー15より音が
発せられると共に、操作部14のランプ19が点灯されて、
作業者に警告を発生する。作業者は丁合加工機を停止さ
せたりして連続用紙21A,21Bの糊付不良等をチェックし
た後、操作部のリセットスイッチ17を押して、装置本体
10をリセットし再び丁合加工機を動作させる。又、この
糊付検知装置では糊の量をディスプレイ100で表示して
いるので、作業者が糊の量をチェックすることにより糊
付けの品質を管理することもできる。
次に、上記糊付検知装置を製函機の糊付装置に使用し
た例について説明する。
第4図は、糊付検知装置を製函機の糊付装置に使用し
た様子を示しており、第1図と同一部材については同符
号を記す。糊付不良検知装置は糊付装置の支持部材45に
紫外線源1,検知部2,アナログ増幅器3を取付け、各部を
信号コード4,5及び電源コード6により装置本体10と接
続しており、製函機から搬送される展開シート50の糊付
不良ないしは程度を検知するようになっている。
第5図は糊付装置と、紫外線源1,検知部2との位置関
係を示しており、上記第4図を参照して説明する。糊付
装置には展開シート50を搬送する搬送用ベルト43A,43B
が設けられ、ローラ46上の展開シート50を矢印F方向に
搬送するようになっている。ローラ46上部には糊車42が
設けられ、糊車駆動用ギャ43により矢印G方向に回転さ
れるようになっており、糊車42は回転しながらローラ46
上の展開シート50に糊を塗布するようになっている。糊
車42右方には糊車42に糊を塗布する糊舟41と、この糊舟
41に糊を供給する糊タンク40とが設けられている。ここ
において、紫外線源1及び検知部2は糊車左方に図示の
位置に取付けられ、紫外線源1で糊が塗布された展開シ
ート50に紫外線BLが照射され、検知部2で糊の発光KLが
検知されるようになっている。ここでは、上記丁合加工
機の場合と異なり、検査対象が連続用紙ではなく、展開
シート50であるため、被検査対象となる展開シート50の
ワークが検知部2の視界内にあるかどうかを判別しなく
てはならない。このため、検知部2の前の一定位置に
光電スイッチを設け、搬送用ベルト43A,43Bの駆動部
にロータリエンコーダを設けて速度をリアルタイムで検
知し、,のデータから光電スイッチがオンした後、
遅延時間を持って検知部2がオン・オフを繰返すように
なっている。
このような構成において、糊付検知装置の動作を説明
する。
まず、糊付検知装置を第4図の如く製函機の糊付装置
にセットし、糊タンク40には予め蛍光剤を添加した糊を
入れておく。そして、作業者は製函機の動作前に装置本
体10の電源スイッチ16をオンにしておき、製函機を動作
させ印刷された展開シート50が搬送ベルト43A,43Bによ
りローラ46上を搬送されて来ると、上述のようにして検
知部2がオン・オフされると共に、糊の中に含入されて
いる蛍光剤が励起されて上記のようにして発光KLが検知
され、操作部14のランプ18が点灯されて糊付状況が良好
であることが表示される。ここで、展開シート50の糊付
に不良が発生すると、警報ブザー15及びランプ19の点灯
により作業者に糊付不良の警告がされるので、製函機を
停止させたりして展開シート等をチェックする。その後
リセットスイッチ17を押して、装置本体10をリセットし
て再び作業を続ける。さらに、上記の場合と同様にディ
スプレイ100により糊付けの品質管理をすることもでき
る。
次に、上記の糊付検知装置を製本機の糊付装置に使用
した例につい説明する。
第6図は糊付検知装置を製本機の糊付装置に使用した
様子を示しており、第1図と同一部材については同符号
を記す。糊付検知装置は糊付装置61の支持部材64に紫外
線源1,検知部2,アナログ増幅器3を取付け、各部を信号
コード4,5及び電源コード6により、装置本体10と接続
されており、製本機から搬送される製作中の本70の糊付
不良ないしは程度を検知するようになっている。
第7図は製本機と紫外線源1,検知部2との位置関係を
示しており、上記第6図を参照して説明する。製本機に
は糊付装置61が設けられており、下部に設けられた糊供
給パイプ63より糊タンク65からの糊が供給され、糊付け
装置61内に受溜されるようになっており、搬送用レール
60により矢印k方向に製作中の本70が搬送されて来る
と、糊付け装置61内に設けれた糊付ロール62A,62Bの回
転により本70の端面に糊が塗布されるようになってい
る。ここにおいて、紫外線源1及び検知部2は糊付装置
61の左方部に図示の位置に取付けられ、糊が塗布された
本70の端面に紫外線源1により紫外線BLが照射され、検
知部2で糊の発光KLが検知されるようになっている。
又、ここでは上述の製函機の場合と同様に光電スイッ
チ,ロータリエンコーダで検知部2がオン・オフされる
ようになっている。
このような構成において、糊付検知装置の動作を説明
する。まず、糊付検知装置を第6図の如く製本機の糊付
装置61にセットし、糊付装置61内には上記の如く糊タン
ク65より予め蛍光剤を添加した糊を供給しておく。そし
て、作業者は製本機の動作時に装置本体10の電源スイッ
チ16をオンにしておく。本70が搬送用レール60により搬
送され、糊付ロール62A,62Bにより、本70の端面に糊が
塗布され、紫外線源1により糊の中に含入されている蛍
光剤が励起されて、発光KLが上述のようにして検知部2
で検知され、操作部14のランプ18が点灯されて糊付状況
が良好であることが表示される。ここで、本70の糊付に
不良が発生すると、警報ブザー15及びランプ19の点灯に
より、作業者に不良の警告がされるので、製本機を停止
させたりして本70等をチェックする。さらに、上記の場
合と同様にディスプレイ100により糊付けの品質管理を
することもできる。その後、リセットスイッチ17を押し
装置本体10をリセットし、再び作業を続ける。
なお、糊の中に含有させる蛍光剤量としては、1%〜
5%の水溶液を0.3%〜10%の比率で含有させると良
く、実施例では4%水溶液を1%の比率で含有させた。
また、上述の実施例では装置本体10内の制御用コンピュ
ータ12にワンボードコンピュータを使用したが、パーソ
ナルコンピュータを使用してもよい。又警報ブザー15,
ランプ18,19を使用して作業者に警報を発したが、警報
装置13よりの出力信号で直接機械を停止させるようにし
てもよい。又、複数の検知部2を1つの判定部で判定す
るような場合は、判定部にマルチプレクサ回路を組込み
検知信号を逐次比較するようにしてもよい。
(発明の効果) この発明によれば、糊付不良ないしは糊量を加工作業
と同時に全品自動検査することができるので、製品を高
品質に保ちながら不良を無くし、かつ生産性を向上させ
ることができる。又従来は人間が行なっていた検査を装
置が代わりに正確に行なうので、検査作業から作業者が
開放され、別工程での全品検査も不要となり、省力化,
省人化が著しく促進されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法を実現する糊付不良検知装置を
丁合加工機に使用した様子を示す図、第2図はその紫外
線源,検知部の位置関係を示す図、第3図は糊付不良検
知装置の回路系のブロック構成を示す図、第4図は糊付
不良検知装置を製函機の糊付装置に使用した様子を示す
図、第5図はその紫外線源,検知部の位置関係を示す
図、第6図は糊付不良検知装置を製本機の糊付装置に使
用した様子を示す図、第7図はその紫外線源,検知部の
位置関係を示す図である。 1……紫外線源、2……検知部、3……アナログ信号増
幅器、10……装置本体、11……A/D変換部、12……制御
用コンピュータ、13……警報装置、14……操作部、15…
…警報ブザー、16……電源スイッチ、17……リセットス
イッチ、18,19……ランプ、20A,20B……ロール、21A,22
B……連続用紙、23……ピン車、24A,24B……ハネ車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−6638(JP,A) 特開 昭60−127137(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送されるシート類に自動的に糊を塗布す
    ると共に、所定の加工作業を行なう装置において、前記
    糊に予め蛍光剤を添加しておき、前記シート類に前記蛍
    光剤が添加された糊を塗布した段階で、前記糊に紫外線
    を照射してその発光量を検知することにより、糊付不良
    の有無ないしは程度を判別するようにしたことを特徴と
    する糊付検知方法。
  2. 【請求項2】搬送されるシート類に自動的に糊を塗布す
    ると共に、前記糊に予め蛍光剤を添加しておき、所定の
    加工作業を行なう装置において、前記搬送されるシート
    類に前記糊が塗布された段階で、前記糊に紫外線を照射
    する光源手段と、この光源手段により発光した前記糊の
    発光量を検知する検知手段と、この検知手段からの検知
    信号で糊付不良の有無ないしは程度を判別すると共に、
    所定の場合に不良の発生を警告する判定手段とを設けた
    ことを特徴とする糊付検知装置。
JP62026105A 1987-02-06 1987-02-06 糊付検知方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0820366B2 (ja)

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