JPH08203211A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

Info

Publication number
JPH08203211A
JPH08203211A JP1195095A JP1195095A JPH08203211A JP H08203211 A JPH08203211 A JP H08203211A JP 1195095 A JP1195095 A JP 1195095A JP 1195095 A JP1195095 A JP 1195095A JP H08203211 A JPH08203211 A JP H08203211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical disk
format
certification
area
volatile memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1195095A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Sato
晋一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP1195095A priority Critical patent/JPH08203211A/ja
Publication of JPH08203211A publication Critical patent/JPH08203211A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 サーティファイフォーマットが途中で終了し
た光ディスクでも初期化処理を完了できるようにする。 【構成】 CPU10は光ディスク6のサーティファイ
フォーマットが途中終了してしまった場合には、不揮発
性メモリ15にサーティファイフォーマットが中断して
いることを示す情報を記憶させ、動作復帰時の初期化処
理で不揮発性メモリ15の記憶情報を読み出し、サーテ
ィファイフォーマットが中断していることを示す情報を
認識したときは、光ディスク制御部5によって光ディス
ク6のディスク管理領域に所定のディスク管理情報を記
録して初期化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光ディスクに対するデ
ータの記録及び再生を行なう光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置によってデータを記録及
び再生する情報記録媒体である光ディスクは、図17に
示すように、光ディスクの管理情報を格納する複数のデ
ィスク管理領域(Defect Management Area:「DMA領
域」と略称される)が設けられている。同図ではDMA
1〜4の4領域が設けられている。
【0003】そして、図18に示すように、各DMA領
域には、光ディスクの構造を定義するディスク定義構造
(Disk Definition Structure :「DDS」と略称され
る)の情報と、第1欠陥管理リスト(Primary Defect L
ist :「PDL」と略称される)の情報と、第2欠陥管
理リスト(Secondary Defect List :「SDL」と略称
される)の情報を格納する。同図ではDDS1〜4の4
DDSが格納され、それぞれにPDLとSDLを格納し
ている。
【0004】従来の光ディスク装置は、光ディスクに対
してDDSとディスク全面の欠陥検査であるサーティフ
ァイ時に検出された欠陥セクタが登録されたPDLと、
欠陥セクタが登録されていないSDLを各DMA領域に
記録するサーティファイフォーマットを行なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ディスク装置では、光ディスクのサーティファイフォ
ーマット中に停電などの原因によって電源がOFFにな
ったり、ホストコンピュータから発行されたSCSIリ
セットなどによってフォーマットが途中終了してしまっ
た場合、光ディスクのDMA領域中のデータが消去され
たままになるので、動作復帰時に行なう光ディスクの初
期化処理でDMA領域からDDS,PDL,SDLを読
み出すとき、データが消去されているために再生できず
に光ディスクの初期化を完了できなくなり、データの記
録及び再生動作を開始できなくなるという問題があっ
た。
【0006】また、ユーザは光ディスクのサーティファ
イフォーマットが完了していないことを容易に知ること
ができなかった。さらに、光ディスクのサーティファイ
フォーマットが中断して終了すると、そのサーティファ
イフォーマット前に光ディスクのDMA領域内に記録さ
れていた欠陥管理リストの情報が消去されてしまって利
用することができなかった。
【0007】また、光ディスクのDMA領域中にDD
S,PDL,及びSDLを格納するときのフォーマット
は図19乃至図21に示すようになり、図20に示すよ
うに、DMA領域中のPDLの欠陥リストは1エントリ
が4バイトで構成される欠陥セクタのアドレスの情報を
もつ。また、図21に示すように、DMA領域中のSD
Lの欠陥リストは1エントリが8バイトで構成され、欠
陥セクタと欠陥セクタを代替する代替セクタのアドレス
の情報を持っている。
【0008】通常、ディスクフォーマット処理時、SD
Lの欠陥リストには欠陥セクタが登録されていないが、
その後ユーザがデータを記録又は再生するときに欠陥セ
クタが検出された場合、欠陥セクタとその代替セクタを
登録して更新記録する。そのため、光ディスクは一度サ
ーティファイフォーマットを実施した後はそれ以前にS
DLの欠陥リストに登録されていた代替セクタのアドレ
スは何の意味も持たなくなる。したがって、そのような
代替セクタのアドレスの情報をサーティファイフォーマ
ット後も残す必要はない。
【0009】さらに、ホストコンピュータからサーティ
ファイフォーマット命令を受信する度に、光ディスクに
対して最初からサーティファイを実施するので、サーテ
ィファイが行なわれた部分についても再度サーティファ
イを行なうことになり、通常はサーティファイに20〜
40分かかるので、サーティファイ完了までに時間がか
かってしまう。
【0010】さらにまた、動作復帰時の光ディスクの初
期化処理において、DMA領域に所定の管理情報や欠陥
情報を記録する前に光ディスクがイジェクトされると、
その後でDMA領域が消去されている他の光ディスクが
挿入された場合、その前の光ディスクに対するディスク
管理情報を誤って後に挿入された他の光ディスクのDM
A領域に記録してしまう恐れが有る。
【0011】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、サーティファイフォーマットが途中で終了した
光ディスクでも初期化処理を完了できるようにすること
を目的とする。また、光ディスクのサーティファイフォ
ーマットが完了していないことをユーザに知らせること
ができるようにすることも目的とする。
【0012】さらに、光ディスクのDMA領域に記録さ
れている欠陥管理リストの情報をサーティファイフォー
マットの中断によって失われないようにすることを目的
とする。また、光ディスクのDMA領域に記録されてい
る欠陥管理リストの情報をサーティファイフォーマット
の中断によって失われないようにする際、SDLに登録
されている代替セクタのアドレスの情報は排除できるよ
うにすることも目的とする。
【0013】さらに、光ディスクのサーティファイフォ
ーマットをサーティファイ未終了の領域から行なえるよ
うにすることを目的とする。さらにまた、光ディスクに
対する動作復帰時の初期化でDMA領域に所定の記録を
完全に行なわせることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、光ディスクに対するデータの記録及び再
生を行なう手段を備えた光ディスク装置において、電気
的にデータを書換可能な不揮発性メモリと、光ディスク
のサーティファイフォーマットが途中終了してしまった
場合には、上記不揮発性メモリにサーティファイフォー
マットが中断していることを示す情報を記憶させる手段
と、動作復帰時の初期化処理で上記不揮発性メモリの記
憶情報を読み出し、上記サーティファイフォーマットが
中断していることを示す情報を認識したときは、上記光
ディスクのディスク管理領域に所定のディスク管理情報
を記録して初期化する手段を設けたものである。
【0015】また、サーティファイフォーマットが中断
した光ディスクが挿入されていることをホストコンピュ
ータに通知する手段を設けるとよい。
【0016】さらに、光ディスクに対するデータの記録
及び再生を行なう手段を備えた光ディスク装置におい
て、電気的にデータを書換可能な不揮発性メモリと、ホ
ストコンピュータからサーティファイフォーマットコマ
ンドを受信したとき、サーティファイフォーマット処理
前に、上記光ディスクのディスク管理領域に記録されて
いる欠陥管理リストの情報を上記不揮発性メモリに記憶
させる手段と、光ディスクのサーティファイフォーマッ
トが途中で終了してしまった場合には、上記不揮発性メ
モリにサーティファイフォーマットが中断していること
を示す情報を記憶させる手段と、動作復帰時の初期化処
理で上記不揮発性メモリの記憶情報を読み出し、上記サ
ーティファイフォーマットが中断していることを示す情
報が記憶されていることを認識したときは、上記不揮発
性メモリに記憶されている欠陥管理リストの情報を読み
出して上記光ディスクのディスク管理領域に記録する手
段を設けるとよい。
【0017】また、上記欠陥管理リストの情報を、上記
ディスク管理領域の第1欠陥リスト領域と第2欠陥リス
ト領域にそれぞれ記録されている欠陥セクタアドレスに
するとよい。
【0018】さらに、光ディスクに対するデータの記録
及び再生を行なう手段を備えた光ディスク装置におい
て、電気的にデータを書換可能な不揮発性メモリと、そ
の不揮発性メモリにサーティファイ中に検出した欠陥セ
クタアドレスを記憶させる手段と、光ディスクのサーテ
ィファイフォーマットが途中で終了してしまった場合に
は、上記不揮発性メモリにサーティファイフォーマット
が中断していることを示す情報を記憶させる手段と、動
作復帰時の初期化処理で上記不揮発性メモリの記憶情報
を読み出し、上記サーティファイフォーマットが中断し
ていることを示す情報が記憶されていることを認識した
ときは、上記不揮発性メモリに記憶されている欠陥セク
タアドレスを読み出して上記光ディスクのディスク管理
領域に記録する手段と、ホストコンピュータからサーテ
ィファイフォーマットコマンドを受信したとき、上記光
ディスクのディスク管理領域に記録された欠陥セクタア
ドレスに基づいてサーティファイ未終了の領域からサー
ティファイを行なう手段を設けるとよい。
【0019】さらにまた、上記光ディスク装置におい
て、上記動作復帰時の初期化処理で上記光ディスクのデ
ィスク管理領域に対する記録が終了するまではその光デ
ィスクのイジェクトを禁止する手段を設けるとよい。
【0020】
【作用】この発明による光ディスク装置は、光ディスク
のサーティファイフォーマットが途中終了してしまった
場合には、電気的にデータを書換可能な不揮発性メモリ
にサーティファイフォーマットが中断していることを示
す情報を記憶させて、動作復帰時の初期化処理で不揮発
性メモリの記憶情報を読み出し、サーティファイフォー
マットが中断していることを示す情報を認識したとき
は、光ディスクのディスク管理領域に所定のディスク管
理情報を記録して初期化するので、動作復帰時の初期化
処理で光ディスクの初期化を完了させることができ、デ
ータの記録及び再生動作を開始することができる。
【0021】また、サーティファイフォーマットが中断
した光ディスクが挿入されていることをホストコンピュ
ータに通知するようにすれば、ホストコンピュータによ
ってサーティファイフォーマットが完了していないサー
ティファイ未完了の光ディスクであることをユーザに警
告することができ、ユーザは再度サーティファイフォー
マットを発行することができ、光ディスク上の新たな欠
陥セクタを正確に認識することができる。
【0022】さらに、ホストコンピュータからサーティ
ファイフォーマットコマンドを受信したとき、サーティ
ファイフォーマット処理前に、光ディスクのディスク管
理領域に記録されている欠陥管理リストの情報を電気的
にデータを書換可能な不揮発性メモリに記憶させて、光
ディスクのサーティファイフォーマットが途中で終了し
てしまった場合には、不揮発性メモリにサーティファイ
フォーマットが中断していることを示す情報を記憶させ
る。
【0023】そして、動作復帰時の初期化処理で不揮発
性メモリの記憶情報を読み出し、サーティファイフォー
マットが中断していることを示す情報が記憶されている
ことを認識したときは、不揮発性メモリに記憶されてい
る欠陥管理リストの情報を読み出して光ディスクのディ
スク管理領域に記録するようにすれば、光ディスクのD
MA領域に記録されている欠陥管理リストの情報をサー
ティファイフォーマットの中断によって失われずに済
む。
【0024】また、上記欠陥管理リストの情報を、ディ
スク管理領域の第1欠陥リスト領域と第2欠陥リスト領
域にそれぞれ記録されている欠陥セクタアドレスにすれ
ば、光ディスクのDMA領域に記録されている欠陥管理
リストの情報をサーティファイフォーマットの中断によ
って失われないようにすることができ、SDLに登録さ
れている代替セクタのアドレスの情報は排除することが
でき、上記不揮発性メモリのメモリ領域を無駄に使用す
ること無く有効に活用することができる。
【0025】さらに、電気的にデータを書換可能な不揮
発性メモリにサーティファイ中に検出した欠陥セクタア
ドレスを記憶させて、光ディスクのサーティファイフォ
ーマットが途中で終了してしまった場合には、不揮発性
メモリにサーティファイフォーマットが中断しているこ
とを示す情報を記憶させる。
【0026】そして、動作復帰時の初期化処理で不揮発
性メモリの記憶情報を読み出し、サーティファイフォー
マットが中断していることを示す情報が記憶されている
ことを認識したときは、不揮発性メモリに記憶されてい
る欠陥セクタアドレスを読み出して光ディスクのディス
ク管理領域に記録し、ホストコンピュータからサーティ
ファイフォーマットコマンドを受信したとき、光ディス
クのディスク管理領域に記録された欠陥セクタアドレス
に基づいてサーティファイ未終了の領域からサーティフ
ァイを行なう。
【0027】このようにすれば、サーティファイフォー
マットが中断して終了した光ディスクについては、再度
サーティファイを行なったときにそのサーティファイを
完了するまでの時間を短縮することができる。
【0028】さらにまた、上記動作復帰時の初期化処理
で光ディスクのディスク管理領域に対する記録が終了す
るまではその光ディスクのイジェクトを禁止するように
すれば、サーティファイ途中の光ディスクのDMA領域
に所定の記録を行なわせることができる。
【0029】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。図1は、この発明の一実施例の光ディ
スク装置を採用した光ディスクシステム構成を示す図で
ある。この光ディスクシステムは、光ディスク装置1
と、CPU,ROM,及びRAM等を備えたホストコン
ピュータ2とがSCSIバス3を介して接続されてお
り、そのホストコンピュータ2は光ディスク装置1に対
してデータ記録命令やサーティファイフォーマット命令
等のコマンドによって各種の指示を行なう。
【0030】光ディスク装置1はSCSIコントロール
部4及び光ディスク制御部5を備えており、SCSIコ
ントロール部4はSCSIバス3を介してホストコンピ
ュータ2から受け取る指示に基づいて光ディスク制御部
5を駆動させる。その光ディスク制御部5は光ディスク
6に対して半導体レーザによって発生させたレーザ光を
用いて各種のデータを記録し、その記録したデータを再
生する制御を司る。光ディスク6は、光磁気ディスクを
含むディスク状の情報記録媒体である。
【0031】SCSIコントロール部4は、CPU1
0,ROM11,RAM12,バッファ13,SCSI
コントローラ14,及び不揮発性メモリ15からなる。
CPU10は、SCSIコントローラ14の全体の制御
処理を司り、光ディスク6に対するデータの記録,再
生,消去,交替処理,この発明に係るサーティファイフ
ォーマット及び動作復帰時の初期化処理等の各種の制御
処理を司る。
【0032】ROM11は、CPU10が使用する各種
の制御プログラム等のデータを格納する読み出し専用メ
モリである。RAM12は、CPU10が各種の処理を
行なう際に作業用に使用する読み出し書き込み可能なメ
モリである。バッファ13は、ホストコンピュータ2と
の間で遣り取りする各種のデータを一時的に格納するメ
モリである。
【0033】不揮発性メモリ15は、電気的にデータを
書き換え可能なメモリであり、光ディスク6に対するサ
ーティファイフォーマット時の欠陥管理リストの情報,
サーティファイ中に検出した欠陥セクタの情報,光ディ
スク6上のDMA領域内にサーティファイフォーマット
によって所定のデータが記録されているか否かを示すフ
ラグ,光ディスク6のイジェクトを禁止するためのフラ
グ等の各種情報を記憶する。
【0034】次に、光ディスク6上の記録面のデータフ
ォーマットについて説明する。図17は光ディスク6の
記録面のフォーマットを示す説明図、図18は図17に
示した光磁気ディスクの記録面のDMA領域及び書換領
域のフォーマットの一例を示す説明図である。
【0035】図17は90mmMOメディア(光磁気デ
ィスク)の光ディスク6上の記録面のフォーマットを示
しており、光ディスク6は、内周側から外周側へそれぞ
れ内周制御ゾーン,バッファトラック,第1DMA領
域,第2DMA領域,書換ゾーン,第3DMA領域,第
4DMA領域,及び外周制御ゾーンが形成されている。
各DMA領域にはディスク定義構造(DDS),第1欠
陥リスト(PDL),第2欠陥リスト(SDL)を記録
するセクタが割り当てられている。
【0036】そのDDSは、光ディスク6の書換領域の
ユーザ領域と交替領域とのグループ分け情報と、PDL
及びSDLの開始位置の情報である。PDLは、光ディ
スク6に対するサーティファイ時に検出された欠陥セク
タアドレス情報である。SDLは、光ディスク6に対す
るデータの記録時に検出された欠陥セクタアドレス情報
である。DDS,PDL,及びSDLの詳細な内容は図
19乃至図21にそれぞれ示す。
【0037】次に、この実施例の光ディスクシステムに
よって請求項1の発明について説明する。この場合の光
ディスクシステムは、上記CPU10が、光ディスク6
のサーティファイフォーマットが途中終了してしまった
場合、不揮発性メモリ15にサーティファイフォーマッ
トが中断していることを示す情報を記憶させる手段と、
動作復帰時の初期化処理で不揮発性メモリ15の記憶情
報を読み出し、サーティファイフォーマットが中断して
いることを示す情報を認識する手段の各機能を果たす。
【0038】また、光ディスク制御部5とCPU10が
光ディスク6に対するデータの記録及び再生を行なう手
段と、サーティファイフォーマットが中断していること
を示す情報を認識したときは、光ディスク6のディスク
管理領域に所定のディスク管理情報を記録して初期化す
る手段の機能を果たす。
【0039】次に、光ディスク装置1の請求項1の発明
によるサーティファイフォーマット受信時の処理につい
て説明する。図2はそのサーティファイフォーマット受
信時の処理を示すフローチャートである。この処理は、
ステップ(図中「S」で示す)1で光ディスクのDMA
領域内のデータを消去し、ステップ2へ進んでDMA領
域消去済みフラグを不揮発性メモリに記憶し、ステップ
3へ進んで書換領域をサーティファイし、ステップ4へ
進んでDMA領域内にデータを記録し、ステップ5へ進
んでDMA領域消去済みフラグをクリアして、この処理
を終了する。
【0040】さらに、この処理について説明する。光デ
ィスク装置1のCPU10は、ホストコンピュータ2か
らサーティファイフォーマットコマンドを受信すると、
光ディスク制御部5によって光ディスク6のDMA領域
内に記録されているデータを消去し、そのデータを消去
したことを示す識別子であるDMA領域消去済みフラグ
を不揮発性メモリ15に記憶する。
【0041】そして、光ディスク6の記録面の書換領域
のサーティファイを行なって、その結果をDMA領域内
に所定のデータを記録し、不揮発性メモリ15に記録さ
れているDMA領域消去済みフラグをクリアして、サー
ティファイフォーマットを終了する。
【0042】次に、光ディスク装置1の請求項1の発明
によるサーティファイフォーマット中断終了後の動作復
帰時の初期化処理について説明する。図3はその動作復
帰時の初期化処理を示すフローチャートであり、サーテ
ィファイ中に停電などによってパワーオフになり、その
後でパワーオンされた時の初期化処理の場合について説
明する。
【0043】この処理は、ステップ(図中「S」で示
す)11で光ディスクを回転させるスピンドルモータを
スタートし、ステップ12へ進んで光ディスクの記録面
に対するフォーカス処理をし、ステップ13へ進んでト
ラッキング処理をし、ステップ14で不揮発性メモリの
DMA領域消去済みフラグが設定されているか否かを判
断して、設定されていなければステップ19へ進んでD
MA領域をリードして、この処理を終了する。
【0044】また、ステップ14の判断で不揮発性メモ
リのDMA領域消去済みフラグが設定されていれば、ス
テップ15へ進んで光ディスクのDMA領域に所定のデ
ィスク管理情報のデータをライトし、ステップ16へ進
んで不揮発性メモリのDMA領域消去済みフラグをクリ
アし、ステップ17へ進んでDMA領域をリードして、
ステップ18へ進んでサーティファイ警告フラグを不揮
発性メモリに記憶して、この処理を終了する。
【0045】さらに、この処理について説明する。光デ
ィスク装置1の動作復帰時のパワーオン後、光ディスク
6を回転させるスピンドルモータを定常回転させるスピ
ンアップ処理をし、光ディスク6に光スポットを照射す
るフォーカス処理とトラック溝に対してアクチュエータ
を追従させるトラッキング処理を行ない、不揮発性メモ
リ15を参照してDMA領域消去済みフラグが設定され
ている場合、DMA領域にディスク管理情報としてPD
L,SDLとも欠陥セクタのエントリ数がゼロのデータ
を記録する。
【0046】その後、不揮発性メモリ15に記録されて
いるDMA領域消去済みフラグをクリアし、DMA領域
をリードした後、光ディスク6のサーティファイ未終了
(中断終了)であることを示すサーティファイ警告フラ
グを不揮発性メモリ15に記憶して、この初期化処理を
終了する。また、不揮発性メモリ15を参照してDMA
領域消去済みフラグが設定されていない場合、DMA領
域をリードしてこの初期化処理を終了する。
【0047】このようにして、この光ディスク装置1
は、動作復帰時の初期化処理で光ディスク6の初期化を
完了させることができ、データの記録及び再生動作を開
始することができる。
【0048】次に、この実施例の光ディスクシステムに
よって請求項2の発明について説明する。この場合の光
ディスクシステムは、上記CPU10が、サーティファ
イフォーマットが中断した光ディスク6が挿入されてい
ることをホストコンピュータ2へ通知する手段の機能も
果たす。
【0049】次に、光ディスク装置1がホストコンピュ
ータ2からSCSIコマンドを受信した時の請求項2の
発明による処理について説明する。図4はそのSCSI
コマンドを受信した時の処理を示すフローチャートであ
る。
【0050】この処理は、ステップ(図中「S」で示
す)21でホストコンピュータからSCSIコマンドを
受信すると、ステップ22へ進んで不揮発性メモリにサ
ーティファイ警告フラグが設定されているか否かを判断
して、設定されていればステップ23へ進んでサーティ
ファイ警告コードをセットし、ステップ24へ進んでチ
ェック コンディション ステータス(Check Condition
Status)をセットして、この処理を終了する。
【0051】また、ステップ22の判断で不揮発性メモ
リにサーティファイ警告フラグが設定されていなけれ
ば、ステップ25へ進んでドライブがエラー状態か否か
を判断して、エラー状態でなければステップ26へ進ん
でそのSCSIコマンドを実行してこの処理を終了し、
エラー状態であればステップ27へ進んでエラーコード
をセットして、ステップ28へ進んでチェック コンデ
ィション ステータスをセットして、この処理を終了す
る。
【0052】さらに、この処理について説明する。光デ
ィスク装置1は、サーティファイ未終了(中断終了)の
光ディスク6に対してホストコンピュータ2からサーテ
ィファイフォーマットコマンドを除くSCSIコマンド
を受信したとき、不揮発性メモリ15を参照してサーテ
ィファイ警告フラグが設定されている場合、サーティフ
ァイ警告コードをセットしてチェック コンディション
ステータスをセットして、ユーザにエラーを警告して終
了する。この場合のエラーコードとして、ディスクサー
ティファイ未終了コード(Disk certify is not comple
ted Code)を設定する。
【0053】また、不揮発性メモリ15を参照してサー
ティファイ警告フラグが設定されていない場合は、さら
にドライブがエラー状態か否かを判断して、エラー状態
ならエラーコードをセットし、チェック コンディショ
ン ステータスをセットして、この処理を終了し、ドラ
イブがエラー状態でない場合は受信したSCSIコマン
ドを実行して終了する。
【0054】このようにして、この光ディスク装置1
は、ホストコンピュータ2によってサーティファイフォ
ーマットが完了していないサーティファイ未完了の光デ
ィスク6であることをユーザに警告することができ、ユ
ーザは再度サーティファイフォーマットを発行すること
ができ、光ディスク6上の新たな欠陥セクタを正確に認
識することができる。
【0055】次に、この実施例の光ディスクシステムに
よって請求項3の発明について説明する。この場合の光
ディスクシステムは、上記光ディスク制御部5とCPU
10が、光ディスク6に対するデータの記録及び再生を
行なう手段と、ホストコンピュータ2からサーティファ
イフォーマットコマンドを受信したとき、サーティファ
イフォーマット処理前に、光ディスク6のディスク管理
領域に記録されている欠陥管理リストの情報を不揮発性
メモリ15に記憶させる手段の機能を果たす。
【0056】さらに、光ディスク6のサーティファイフ
ォーマットが途中で終了してしまった場合には、不揮発
性メモリ15にサーティファイフォーマットが中断して
いることを示す情報を記憶させる手段と、動作復帰時の
初期化処理で不揮発性メモリ15の記憶情報を読み出
し、サーティファイフォーマットが中断していることを
示す情報が記憶されていることを認識したときは、不揮
発性メモリ15に記憶されている欠陥管理リストの情報
を読み出して光ディスク6のディスク管理領域に記録す
る手段の機能も果たす。
【0057】次に、光ディスク装置1の請求項3の発明
によるサーティファイフォーマット受信時の処理につい
て説明する。図5はそのサーティファイフォーマット受
信時の処理を示すフローチャートである。この処理は、
ステップ(図中「S」で示す)31で挿入されている光
ディスクのDMA領域をリードし、ステップ32へ進ん
でそのPDL,SDLに登録されている欠陥セクタアド
レスを不揮発性メモリに記憶する。
【0058】その後、ステップ33〜37でそれぞれ、
光ディスクのDMA領域内のデータを消去し、DMA領
域消去済みフラグを不揮発性メモリに記憶し、光ディス
クの書換領域をサーティファイし、DMA領域内にデー
タを記録し、不揮発性メモリのDMA領域消去済みフラ
グをクリアして、この処理を終了する。
【0059】さらに、この処理について説明する。光デ
ィスク装置1は、ホストコンピュータ2からサーティフ
ァイフォーマットコマンドを受信すると、現在挿入され
ている光ディスク6のDMA領域をリードし、そのPD
L,SDLの欠陥管理リストに登録されている欠陥セク
タアドレスを不揮発性メモリ15に記憶する。その後、
光ディスク6の書換領域のサーティファイを行なって、
その結果をDMA領域内に所定のデータを記録し、不揮
発性メモリ15に記録したDMA領域消去済みフラグを
クリアして、サーティファイフォーマットを終了する。
【0060】次に、光ディスク装置1の請求項3の発明
によるサーティファイフォーマット中断終了後の動作復
帰時の初期化処理について説明する。図6はその動作復
帰時の初期化処理を示すフローチャートであり、サーテ
ィファイ中に停電などによってパワーオフになり、その
後でパワーオンされた時の初期化処理の場合について説
明する。
【0061】この処理は、ステップ(図中に「S」で示
す)41〜43でそれぞれ、スピンドルモータをスター
トし、フォーカス処理とトラッキング処理をして、ステ
ップ44へ進んでDMA領域消去済みフラグが設定され
ているか否かを判断して、設定されていなければステッ
プ49へ進んでDMA領域をリードして、この処理を終
了する。
【0062】また、ステップ44の判断でDMA領域消
去済みフラグが設定されていれば、ステップ45へ進ん
で不揮発性メモリに記憶されている欠陥セクタアドレス
をPDL,SDLに記録するフォーマットを実行して、
ステップ46〜48でそれぞれ、DMA領域消去済みフ
ラグをクリアし、DMA領域をリードし、サーティファ
イ警告フラグを不揮発性メモリに記憶して、この処理を
終了する。
【0063】さらに、この処理について説明する。光デ
ィスク装置1は、動作復帰時のパワーオン後、スピンド
ルモータのスピンアップ処理とフォーカス処理とトラッ
キング処理を行ない、不揮発性メモリ15を参照してD
MA領域消去済みフラグが設定されている場合、不揮発
性メモリ15に記憶されているPDL,SDLの欠陥セ
クタアドレスを光ディスク6のDMA領域のPDLとS
DLにそれぞれ記録する。
【0064】その後は、不揮発性メモリ15に記録され
ているDMA領域消去済みフラグをクリアしてDMA領
域をリードし、最後にサーティファイ未終了であること
を示すサーティファイ警告フラグを不揮発性メモリ15
に記憶して、この初期化処理を終了する。また、不揮発
性メモリ15にDMA領域消去済みフラグが設定されて
いない場合は、DMA領域をリードしてこの初期化処理
を終了する。
【0065】このようにして、この光ディスク装置1
は、光ディスク6のDMA領域に記録されている欠陥管
理リストの情報をサーティファイフォーマットの中断に
よって失わないようにすることができる。
【0066】次に、この実施例の光ディスクシステムに
よって請求項4の発明について説明する。この場合の光
ディスクシステムでは、光ディスク装置1が上記欠陥管
理リストの情報として、ディスク管理領域の第1欠陥リ
スト領域と第2欠陥リスト領域にそれぞれ記録されてい
る欠陥セクタアドレスを記憶する。
【0067】図7は光ディスクのDMA領域のPDLに
登録されている欠陥セクタの一例を示す図、図8は光デ
ィスクのDMA領域のSDLに登録されている欠陥セク
タの一例を示す図、図9は図7及び図8に示すPDLと
SDLを不揮発性メモリに格納するときのフォーマット
の一例を示す図である。
【0068】光ディスク6のDMA領域のPDLに登録
されている欠陥セクタアドレス「3トラック3セクタ」
「5トラック3セクタ」「6トラック3セクタ」「6ト
ラック4セクタ」「8トラック0セクタ」「10トラッ
ク4セクタ」と、SDLに登録されている欠陥セクタア
ドレス「4トラック3セクタ」「5トラック0セクタ」
「9トラック3セクタ」「10トラック3セクタ」とを
読み出す。
【0069】そして、その各欠陥セクタアドレスを、
「3トラック3セクタ」「4トラック3セクタ」「5ト
ラック0セクタ」「5トラック3セクタ」「6トラック
3セクタ」「6トラック4セクタ」「8トラック0セク
タ」「9トラック3セクタ」「10トラック3セクタ」
「10トラック4セクタ」の昇順に並び換えて、図9に
示すように不揮発性メモリ15に記憶する。その際、記
憶するメモリアドレスとしてはPDL,SDLの記憶に
割り当てているアドレスを使用すれば良い。
【0070】また、SDLの代替セクタは再度サーティ
ファイフォーマットが実施されたときには無用になるの
で、このような代替セクタアドレスを不揮発性メモリ1
5を介して再び光ディスク6に記録しなくて済む。
【0071】このようにして、この光ディスク装置1
は、光ディスク6のDMA領域に記録されているPDL
とSDLの欠陥管理リストの情報をサーティファイフォ
ーマットの中断によって失わないようにすることがで
き、DMA領域のSDLに登録されている代替セクタの
アドレスの情報は排除することができ、不揮発性メモリ
15のメモリ領域を無駄に使用すること無く有効に活用
することができる。
【0072】次に、この実施例の光ディスクシステムに
よって請求項5の発明について説明する。この場合の光
ディスクシステムは、上記光ディスク制御部5とCPU
10が、光ディスク6に対するデータの記録及び再生を
行なう手段と、不揮発性メモリ15にサーティファイ中
に検出した欠陥セクタアドレスを記憶させる手段と、光
ディスク6のサーティファイフォーマットが途中で終了
してしまった場合には、不揮発性メモリ15にサーティ
ファイフォーマットが中断していることを示す情報を記
憶させる手段の機能を果たす。
【0073】さらに、動作復帰時の初期化処理で不揮発
性メモリ15の記憶情報を読み出し、サーティファイフ
ォーマットが中断していることを示す情報が記憶されて
いることを認識したときは、不揮発性メモリ15に記憶
されている欠陥セクタアドレスを読み出して光ディスク
6のディスク管理領域に記録する手段と、ホストコンピ
ュータ2からサーティファイフォーマットコマンドを受
信したとき、光ディスク6のディスク管理領域に記録さ
れた欠陥セクタアドレスに基づいてサーティファイ未終
了の領域からサーティファイを行なう手段の機能も果た
す。
【0074】次に、光ディスク装置1の請求項5の発明
によるサーティファイフォーマット受信時の処理につい
て説明する。図10はそのサーティファイフォーマット
受信時の処理を示すフローチャートである。この処理
は、ステップ(図中「S」で示す)51と52でそれぞ
れ、DMA領域内のデータを消去してDMA領域消去済
みフラグを不揮発性メモリに記憶し、ステップ53へ進
んでユーザ領域をN分割し、ステップ54へ進んでN=
1をセットする。
【0075】その後、ステップ55へ進んでN番目の領
域をサーティファイし、ステップ56へ進んで欠陥セク
タ発生か否かを判断して、欠陥セクタ発生でなければス
テップ58へ進み、欠陥セクタ発生ならステップ57へ
進んで欠陥セクタアドレスを不揮発性メモリに記憶し、
ステップ58へ進んでN番目の領域の最終セクタアドレ
スを不揮発性メモリに記憶する。
【0076】そして、ステップ59へ進んでN番目の領
域は最後の領域か否かを判断して、最後の領域でなけれ
ばステップ60へ進んでN=N+1とし、ステップ55
へ戻って処理を繰り返し、最後の領域ならステップ61
へ進んでDMA領域にデータを記録し、ステップ62へ
進んで不揮発性メモリのDMA領域消去済みフラグをク
リアして、この処理を終了する。
【0077】さらに、この処理について説明する。この
光ディスク装置1は、ホストコンピュータ2からサーテ
ィファイフォーマットコマンドを受信すると、そのコマ
ンドによって光ディスク6のDMA領域内に記録されて
いるデータを消去し、DMA領域消去済みフラグを不揮
発性メモリ15に記憶する。
【0078】その後、光ディスク6の書換領域をN分割
してN=1をセットし、N=1の分割領域からサーティ
ファイを行なう。N=1の分割領域におけるサーティフ
ァイによる検証の結果欠陥セクタが発生した場合、その
欠陥セクタアドレスを不揮発性メモリ15に記憶し、N
=1番目の分割領域のサーティファイを終了すると、N
=1番目の分割領域の最終セクタアドレスを不揮発性メ
モリ15に記憶する。
【0079】また、N=1番目の分割領域のサーティフ
ァイの結果欠陥セクタが発生しなかった場合、N=1番
目の分割領域の最終セクタアドレスを不揮発性メモリ1
5に記憶する。さらに、N=1番目の分割領域がN分割
された領域の最終領域であるか否かを確認し、最終領域
でなければN=2をセットして、N=2番目の分割領域
に対して上記N=1番目の分割領域と同様のサーティフ
ァイを実施する。
【0080】このようにして、N個の分割領域について
それぞれサーティファイの実施を終了し、N=N番目の
分割領域が分割された最終領域であるか否かの確認を行
なって最終領域であった場合、全面サーティファイによ
る検証の結果をDMA領域内のPDLに記録して、不揮
発性メモリ15に記録されていたDMA領域消去済みフ
ラグをクリアし、サーティファイフォーマットを終了す
る。
【0081】次に、光ディスク装置1の請求項5の発明
によるサーティファイフォーマット中断終了後の動作復
帰時の初期化処理について説明する。図11はその動作
復帰時の初期化処理を示すフローチャートであり、サー
ティファイ中に停電などによってパワーオフになり、そ
の後でパワーオンされた時の初期化処理の場合について
説明する。
【0082】この処理は、ステップ(図中「S」で示
す)71〜73でそれぞれ、スピンドルモータをスター
トし、フォーカス処理とトラッキング処理をして、ステ
ップ74へ進んでDMA領域消去済みフラグは設定され
ているか否かを判断して、設定されていなければステッ
プ79へ進んでDMA領域をリードして、この処理を終
了する。
【0083】ステップ74の判断でDMA領域消去済み
フラグが設定されていれば、ステップ75へ進んで不揮
発性メモリに記憶されている欠陥セクタアドレスをPD
Lに登録するフォーマットを実行して、ステップ76〜
78でそれぞれ、DMA領域消去済みフラグをクリア
し、DMA領域をリードしてサーティファイ警告フラグ
を不揮発性メモリに記憶して、この処理を終了する。
【0084】すなわち、この処理では、不揮発性メモリ
15にDMA領域消去済みフラグが設定されている場
合、不揮発性メモリ15に記憶されているパワーオフ前
のサーティファイによって検出された欠陥セクタアドレ
スを光ディスク6のDMA領域に記録する。
【0085】次に、光ディスク装置1が光ディスク6に
対して再度サーティファイフォーマットコマンドを受信
したときの請求項5の発明による処理について説明す
る。図12はその再度のサーティファイフォーマット受
信時の処理を示すフローチャートである。
【0086】この処理は、ステップ(図中「S」で示
す)81と82でそれぞれ、光ディスクのDMA領域内
のデータを消去し、DMA領域消去済みフラグを不揮発
性メモリに記憶すると、ステップ83へ進んで不揮発性
メモリからサーティファイ終了の最終アドレスを読み出
し、ステップ84へ進んでサーティファイの最終領域か
否かを判断して、最終領域ならステップ87へ進み、最
終領域でなければステップ85へ進んでサーティファイ
未終了の領域をサーティファイし、ステップ86へ進ん
で欠陥セクタアドレスを不揮発性メモリに記憶する。
【0087】さらに、ステップ87へ進んで不揮発性メ
モリのサーティファイ警告フラグをクリアし、ステップ
88で不揮発性メモリに記憶されている欠陥セクタアド
レスを光ディスクのPDLに登録するフォーマットを行
ない、ステップ89で不揮発性メモリのDMA領域消去
済みフラグをクリアして、この処理を終了する。
【0088】さらに、この処理について説明する。この
光ディスク装置1は、ホストコンピュータ2から再度サ
ーティファイフォーマットコマンドを受信すると、光デ
ィスク6のDMA領域内に記録されているデータを消去
して、不揮発性メモリ15にDMA領域消去済みフラグ
を記録する。
【0089】その後、不揮発性メモリ15に記憶された
サーティファイが終了した領域の最終セクタアドレスを
読み出して、サーティファイを行なう領域の最終領域で
あるか否かの確認を行ない、最終領域でなければサーテ
ィファイ未終了の領域をサーティファイして、欠陥セク
タ検出時に欠陥セクタアドレスを不揮発性メモリ15に
記憶し、サーティファイが終了したら直ちに不揮発性メ
モリ15に記憶されているサーティファイ警告フラグを
クリアする。
【0090】また、サーティファイを行なう領域の最終
領域の場合は、直ちに不揮発性メモリ15に記憶されて
いるサーティファイ警告フラグをクリアし、不揮発性メ
モリ15に記憶されている欠陥セクタアドレスを光ディ
スク6のDMA領域内のPDLに記録して、不揮発性メ
モリ15に記録されているDMA領域消去済みフラグを
クリアし、この再度のサーティファイフォーマットを終
了する。
【0091】このようにして、この光ディスク装置1
は、サーティファイフォーマットが中断して終了した光
ディスク6については、そのサーティファイが終了して
いない領域のみにサーティファイを行なうので、再度サ
ーティファイフォーマットを行なうときのサーティファ
イを完了するまでの時間を短縮することができる。
【0092】次に、この実施例の光ディスクシステムに
よって請求項6の発明について説明する。この場合の光
ディスクシステムは、上記光ディスク制御部5とCPU
10が、動作復帰時の初期化処理で光ディスク6のディ
スク管理領域に対する記録が終了するまではその光ディ
スク6のイジェクトを禁止する手段の機能を果たす。
【0093】次に、光ディスク装置1の請求項6の発明
によるサーティファイフォーマット受信時の処理につい
て説明する。図13はそのサーティファイフォーマット
受信時の処理を示すフローチャートである。この処理
は、ホストコンピュータからサーティファイコマンドを
受信すると、ステップ(図中「S」で示す)91でイジ
ェクト禁止フラグを不揮発性メモリに記憶し、ステップ
92へ進んで光ディスクのDMA領域内のデータを消去
し、ステップ93へ進んでDMA領域消去済みフラグを
不揮発性メモリに記憶する。
【0094】そして、ステップ94へ進んで光ディスク
の書換領域をサーティファイを行ない、ステップ95へ
進んでDMA領域にデータを記録し、ステップ96へ進
んでDMA領域消去済みフラグをクリアし、ステップ9
7へ進んで不揮発性メモリのイジェクト禁止フラグをク
リアして、この処理を終了する。
【0095】次に、光ディスク装置1の請求項6の発明
によるサーティファイフォーマット中断終了後の動作復
帰時の初期化処理について説明する。図14はその動作
復帰時の初期化処理を示すフローチャートであり、サー
ティファイ中に停電などによってパワーオフになり、そ
の後でパワーオンされた時の初期化処理の場合について
説明する。
【0096】この処理は、ステップ(図中に「S」で示
す)101〜103でそれぞれ、スピンドルモータをス
タートし、フォーカス処理とトラッキング処理をし、ス
テップ104へ進んで不揮発性メモリにDMA領域消去
済みフラグが設定されているか否かを判断する。
【0097】その判断でDMA領域消去済みフラグが設
定されているときは、ステップ105〜109でそれぞ
れ光ディスクのDMA領域にデータをライトし、不揮発
性メモリのDMA領域消去済みフラグをクリアし、不揮
発性メモリのイジェクト禁止フラグをクリアし、光ディ
スクのDMA領域をリードし、サーティファイ警告フラ
グを不揮発性メモリに記憶して、この処理を終了する。
【0098】図15は、図14に示した動作復帰時の初
期化処理の際にイジェクトの割り込み命令が発生したと
きのイジェクト禁止処理を示すフローチャートである。
この処理は、光ディスク装置1のCPU10がサーティ
ファイフォーマット中断終了後の動作復帰時の初期化処
理のときに、イジェクトの割り込み命令が発生したとき
起動する。
【0099】そのイジェクト割り込み命令を受けると、
ステップ(図中に「S」で示す)111でイジェクト禁
止フラグが設定されているか否かを判断して、設定され
ていなければステップ112へ進んでイジェクト可能に
して、設定されていればその間は光ディスクのイジェク
トを禁止して、この処理を終了する。
【0100】このようにして、この光ディスク装置1
は、サーティファイ途中の光ディスク6に対する動作復
帰時の初期化処理のときには、その初期化処理で光ディ
スク6のDMA領域に所定のディスク管理情報,欠陥管
理リスト,又は第1欠陥リスト領域と第2欠陥リスト領
域の欠陥セクタアドレスの記録を終了するまでは光ディ
スク6のイジェクトを禁止するので、動作復帰時の初期
化処理の際の光ディスク6に対する所定の記録を行なわ
せることができる。
【0101】したがって、動作復帰時の光ディスクの初
期化処理で、DMA領域に所定の管理情報や欠陥情報を
記録する前に光ディスクのイジェクトを禁止し、他の光
ディスクが挿入されて先の光ディスクに対するディスク
管理情報が誤って記録されるようなことを防止すること
ができる。
【0102】図16は図1の不揮発性メモリのフォーマ
ットの一例を示す説明図である。上記不揮発性メモリ1
5には、DMA領域消去済みフラグと、サーティファイ
警告フラグと、イジェクト禁止フラグと、光ディスク6
のPDL,SDLの欠陥管理リストに登録されていた欠
陥セクタアドレスと、光ディスク6のサーティファイを
実施した領域の最終アドレスと、光ディスク6のサーテ
ィファイフォーマットを中断処理した後の動作復帰時の
初期化処理で再度サーティファイを行なって検出された
欠陥セクタアドレスとをそれぞれ格納する。
【0103】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る光ディスク装置によれば、サーティファイフォーマッ
トが途中で終了した光ディスクでも初期化処理を完了で
きるようにすることができる。また、光ディスクのサー
ティファイフォーマットが完了していないことをユーザ
に知らせることができる。
【0104】さらに、光ディスクのDMA領域に記録さ
れている欠陥管理リストの情報をサーティファイフォー
マットの中断によって失われないようにすることができ
る。また、光ディスクのDMA領域に記録されている欠
陥管理リストの情報をサーティファイフォーマットの中
断によって失われないようにする際、SDLに登録され
ている代替セクタのアドレスの情報は排除できるように
することができる。
【0105】さらに、光ディスクのサーティファイフォ
ーマットをサーティファイ未終了の領域から行なえるよ
うにすることができる。さらにまた、光ディスクに対す
る動作復帰時の初期化でDMA領域に所定の記録を完全
に行なわせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の光ディスク装置を採用し
た光ディスクシステム構成を示す図である。
【図2】光ディスク装置1の請求項1の発明によるサー
ティファイフォーマット受信時の処理を示すフローチャ
ートである。
【図3】光ディスク装置1の請求項1の発明によるサー
ティファイフォーマット中断終了後の動作復帰時の初期
化処理を示すフローチャートである。
【図4】光ディスク装置1がホストコンピュータ2から
SCSIコマンドを受信した時の請求項2の発明による
処理を示すフローチャートである。
【図5】光ディスク装置1の請求項3の発明によるサー
ティファイフォーマット受信時の処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】光ディスク装置1の請求項3の発明によるサー
ティファイフォーマット中断終了後の動作復帰時の初期
化処理を示すフローチャートである。
【図7】光ディスク6のDMA領域のPDLに登録され
ている欠陥セクタの一例を示す説明図である。
【図8】光ディスク6のDMA領域のSDLに登録され
ている欠陥セクタの一例を示す説明図である。
【図9】図7及び図8に示すPDLとSDLを不揮発性
メモリに格納するときのフォーマットの一例を示す図で
ある。
【図10】光ディスク装置1の請求項5の発明によるサ
ーティファイフォーマット受信時の処理を示すフローチ
ャートである。
【図11】光ディスク装置1の請求項5の発明によるサ
ーティファイフォーマット中断終了後の動作復帰時の初
期化処理を示すフローチャートである。
【図12】光ディスク装置1が光ディスク6に対して請
求項5の発明による再度サーティファイフォーマットコ
マンドを受信したときの処理のフローチャートである。
【図13】光ディスク装置1の請求項6の発明によるサ
ーティファイフォーマット受信時の処理を示すフローチ
ャートである。
【図14】光ディスク装置1の請求項6の発明によるサ
ーティファイフォーマット中断終了後の動作復帰時の初
期化処理を示すフローチャートである。
【図15】図14に示した動作復帰時の初期化処理の際
にイジェクトの割り込み命令が発生したときのイジェク
ト禁止処理を示すフローチャートである。
【図16】図1の不揮発性メモリのフォーマットの一例
を示す説明図である。
【図17】光ディスク6の記録面のフォーマットを示す
説明図である。
【図18】図17に示した光磁気ディスクの記録面のD
MA領域及び書換領域のフォーマットの一例を示す説明
図である。
【図19】図18に示したDMA領域のディスク管理構
造(DDS)のフォーマットを示す説明図である。
【図20】図18に示したDMA領域の第1欠陥リスト
(PDL)のフォーマットを示す説明図である。
【図21】図18に示したDMA領域の第2欠陥リスト
(SDL)のフォーマットを示す説明図である。
【符号の説明】
1:光ディスク装置 2:ホストコンピュータ 3:SCSIバス 4:SCSIコントロール部 5:光ディスク制御部 6:光ディスク 10:CPU 11:ROM 12:RAM 13:バッファ 14:SCSIコントローラ 15:不揮発性メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/18 570 Z 9558−5D 572 C 9558−5D 27/00 D

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクに対するデータの記録及び再
    生を行なう手段を備えた光ディスク装置において、 電気的にデータを書換可能な不揮発性メモリと、光ディ
    スクのサーティファイフォーマットが途中終了してしま
    った場合には、前記不揮発性メモリにサーティファイフ
    ォーマットが中断していることを示す情報を記憶させる
    手段と、動作復帰時の初期化処理で前記不揮発性メモリ
    の記憶情報を読み出し、前記サーティファイフォーマッ
    トが中断していることを示す情報を認識したときは、前
    記光ディスクのディスク管理領域に所定のディスク管理
    情報を記録して初期化する手段とを設けたことを特徴と
    する光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光ディスク装置におい
    て、 サーティファイフォーマットが中断した光ディスクが挿
    入されていることをホストコンピュータに通知する手段
    を設けたことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 光ディスクに対するデータの記録及び再
    生を行なう手段を備えた光ディスク装置において、 電気的にデータを書換可能な不揮発性メモリと、ホスト
    コンピュータからサーティファイフォーマットコマンド
    を受信したとき、サーティファイフォーマット処理前
    に、前記光ディスクのディスク管理領域に記録されてい
    る欠陥管理リストの情報を前記不揮発性メモリに記憶さ
    せる手段と、光ディスクのサーティファイフォーマット
    が途中で終了してしまった場合には、前記不揮発性メモ
    リにサーティファイフォーマットが中断していることを
    示す情報を記憶させる手段と、動作復帰時の初期化処理
    で前記不揮発性メモリの記憶情報を読み出し、前記サー
    ティファイフォーマットが中断していることを示す情報
    が記憶されていることを認識したときは、前記不揮発性
    メモリに記憶されている欠陥管理リストの情報を読み出
    して前記光ディスクのディスク管理領域に記録する手段
    とを設けたことを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の光ディスク装置におい
    て、 前記欠陥管理リストの情報が、前記ディスク管理領域の
    第1欠陥リスト領域と第2欠陥リスト領域にそれぞれ記
    録されている欠陥セクタアドレスであることを特徴とす
    る光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 光ディスクに対するデータの記録及び再
    生を行なう手段を備えた光ディスク装置において、 電気的にデータを書換可能な不揮発性メモリと、該不揮
    発性メモリにサーティファイ中に検出した欠陥セクタア
    ドレスを記憶させる手段と、光ディスクのサーティファ
    イフォーマットが途中で終了してしまった場合には、前
    記不揮発性メモリにサーティファイフォーマットが中断
    していることを示す情報を記憶させる手段と、動作復帰
    時の初期化処理で前記不揮発性メモリの記憶情報を読み
    出し、前記サーティファイフォーマットが中断している
    ことを示す情報が記憶されていることを認識したとき
    は、前記不揮発性メモリに記憶されている欠陥セクタア
    ドレスを読み出して前記光ディスクのディスク管理領域
    に記録する手段と、ホストコンピュータからサーティフ
    ァイフォーマットコマンドを受信したとき、前記光ディ
    スクのディスク管理領域に記録された欠陥セクタアドレ
    スに基づいてサーティファイ未終了の領域からサーティ
    ファイを行なう手段とを設けたことを特徴とする光ディ
    スク装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の
    光ディスク装置において、前記動作復帰時の初期化処理
    で前記光ディスクのディスク管理領域に対する記録が終
    了するまでは該光ディスクのイジェクトを禁止する手段
    を設けたことを特徴とする光ディスク装置。
JP1195095A 1995-01-27 1995-01-27 光ディスク装置 Pending JPH08203211A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1195095A JPH08203211A (ja) 1995-01-27 1995-01-27 光ディスク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1195095A JPH08203211A (ja) 1995-01-27 1995-01-27 光ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08203211A true JPH08203211A (ja) 1996-08-09

Family

ID=11791920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1195095A Pending JPH08203211A (ja) 1995-01-27 1995-01-27 光ディスク装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08203211A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0899735A2 (en) * 1997-08-25 1999-03-03 Ricoh Company, Ltd. An optical disc recording and reproducing apparatus for performing a formatting process as a background process and a method for formatting an optical disc by a background process
EP1282128A1 (en) * 2001-07-30 2003-02-05 Ricoh Company, Ltd A data storage apparatus that appropriately revises FDCB information during background formatting
WO2004100159A1 (en) * 2003-05-09 2004-11-18 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method for formatting an optical disc
EP1253590A3 (en) * 2001-04-25 2005-02-23 Ricoh Company, Ltd. A data storage apparatus that either certifies a recording medium in the background or verifies data written in the recording medium

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0899735A2 (en) * 1997-08-25 1999-03-03 Ricoh Company, Ltd. An optical disc recording and reproducing apparatus for performing a formatting process as a background process and a method for formatting an optical disc by a background process
EP0899735A3 (en) * 1997-08-25 2001-09-19 Ricoh Company, Ltd. An optical disc recording and reproducing apparatus for performing a formatting process as a background process and a method for formatting an optical disc by a background process
EP1868199A1 (en) * 1997-08-25 2007-12-19 Ricoh Company, Ltd. An optical disc recording and reproducing apparatus for performing a formatting process as a background process and a method for formatting an optical disc by a background process
EP1865507A1 (en) * 1997-08-25 2007-12-12 Ricoh Company, Ltd. An optical disc recording and reproducing apparatus for performing a formatting process as a background process and a method for formatting an optical disc by a background process
EP1253590A3 (en) * 2001-04-25 2005-02-23 Ricoh Company, Ltd. A data storage apparatus that either certifies a recording medium in the background or verifies data written in the recording medium
US7133339B2 (en) 2001-04-25 2006-11-07 Ricoh Company, Ltd. Data storage apparatus that either certifies a recording medium in the background or verifies data written in the recording medium
US7586821B2 (en) 2001-04-25 2009-09-08 Ricoh Company, Ltd. Data storage apparatus that either certifies a recording medium in the background or verifies data written in the recording medium
US6996666B2 (en) 2001-07-30 2006-02-07 Ricoh Company, Ltd. Data storage apparatus that appropriately revises FDCB information during background formatting
EP1847996A2 (en) * 2001-07-30 2007-10-24 Ricoh Company, Ltd. A data storage apparatus that appropriatley revises FDCB information during background formatting
EP1282128A1 (en) * 2001-07-30 2003-02-05 Ricoh Company, Ltd A data storage apparatus that appropriately revises FDCB information during background formatting
US7441076B2 (en) 2001-07-30 2008-10-21 Ricoh Company, Ltd. Data storage apparatus that appropriately revises FDCB information during background formatting
US7797478B2 (en) 2001-07-30 2010-09-14 Ricoh Company, Ltd. Data storage apparatus that appropriately revises FDCB information during background formatting
EP1847996A3 (en) * 2001-07-30 2011-03-16 Ricoh Company, Ltd. A data storage apparatus that appropriatley revises FDCB information during background formatting
US8108600B2 (en) 2001-07-30 2012-01-31 Ricoh Company, Ltd. Data storage apparatus that appropriately revises FDCB information during background formatting
WO2004100159A1 (en) * 2003-05-09 2004-11-18 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method for formatting an optical disc
US7496017B2 (en) 2003-05-09 2009-02-24 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method for formatting an optical disc

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2776006B2 (ja) 情報記録再生装置
JP2887949B2 (ja) 情報記録再生装置、情報再生装置、dma記録方法及びdma検証方法
USRE42584E1 (en) Optical disc recording and reproducing apparatus for performing a formatting process as a background process and a method for formatting an optical disc by a background process
JP2763080B2 (ja) 光ディスク装置
JP2001351334A (ja) 光学的記録媒体及びこの光学的記録媒体に対してデータの記録/再生を行なうデータ記録/再生装置
JPH09198778A (ja) 光媒体のための固有識別子
JPH07235139A (ja) 光ディスク装置
JPH1166751A (ja) 情報記録再生装置
RU2299481C2 (ru) Оптический носитель записи, устройство и способ записи-воспроизведения, способ инициализации и способ повторной инициализации
JPH09102173A (ja) Cdーrドライブ装置
JPH08203211A (ja) 光ディスク装置
JPH0757397A (ja) 光学情報記録再生装置
KR101229493B1 (ko) 기록 방지 기능을 효과적으로 수행할 수 있는 정보 저장매체, 기록/재생 장치 및 기록/재생 방법
JPH09306097A (ja) 記録媒体、記録媒体のアプリケーション起動方法
WO1994019802A1 (en) Disk recording apparatus
JP3825511B2 (ja) 情報記録再生装置
JPH1050005A (ja) 光ディスク欠陥管理方法および装置
JPH05135502A (ja) 情報記録再生装置
JPH07254229A (ja) ディスク装置
JP3486486B2 (ja) Cd−rドライブ装置
JPH07147065A (ja) 光ディスクの記録再生方法および装置
JP2001291366A (ja) 記録方法および装置、ならびに、記録媒体
JP3782208B2 (ja) 光ディスク記録装置
JPH10269751A (ja) 情報記録再生装置
JPH11353857A (ja) 光ディスク装置および光ディスク修復方法