JPH07235139A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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Publication number
JPH07235139A
JPH07235139A JP2692194A JP2692194A JPH07235139A JP H07235139 A JPH07235139 A JP H07235139A JP 2692194 A JP2692194 A JP 2692194A JP 2692194 A JP2692194 A JP 2692194A JP H07235139 A JPH07235139 A JP H07235139A
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JP
Japan
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area
memory capacity
sector
track
sectors
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Application number
JP2692194A
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English (en)
Inventor
Takeshi Funabashi
武 船橋
Norichika Mitsune
範親 三根
Yoshikatsu Niwa
義勝 丹羽
Shuji Hirai
修二 平井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デフェクトセクタの数が予め用意されている
交替セクタの数よりも多い場合にも光ディスクを使用不
可のディスクとみなさないで使用できるようにする。 【構成】 光ディスク1に対するディスクサーティファ
イ動作を行って初期デフェクトセクタの数を検出したと
き、検出した初期デフェクトセクタの数が、予め確保さ
れている基本交替エリアAEAのメモリ容量を超える数
であった場合には、ユーザエリアUEのメモリ容量をブ
ロックユーザエリアB分小さくしその分交替エリアAE
のメモリ容量を大きくするようにしている。このように
すれば、従来の技術では不良光ディスクとして取り扱わ
れる光ディスクを良品ディスクとして使用することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスクの記録面
の欠陥によって使用することのできないデフェクトセク
タ(欠陥セクタ)が存在した場合、そのデフェクトセク
タへの書き込みコマンドが発行された際に、その書き込
み内容が他のセクタ(交替セクタ)に書き込まれるよう
にする交替処理が行われる光ディスクドライブに適用し
て好適な光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】記録可能な光ディスクとして書換型のM
O(光磁気)ディスクと追記型のWORM(ライトワン
スリードマルチプル)ディスクとが知られている。これ
らMOディスク又はWORMディスク(単に、WOディ
スクともいう。)は、使用に際して、いわゆる生ディス
ク(プリピットによりトラックアドレス等のみが形成さ
れているディスク)に対するディスクフォーマットが行
われる。
【0003】まず、MOディスクに対するディスクフォ
ーマットは、ディスク上に存在するデフェクトセクタ
(欠陥セクタ/不良セクタ/エラーセクタともいう)を
見かけ上排除し、ユーザからはデフェクトセクタが全く
無いディスクとして取り扱えるようにするための処理操
作である。
【0004】MOディスクドライブがホストコンピュー
タからディスクフォーマットコマンドを受け付けると、
そのMOディスクドライブは、自身に装着されているM
Oディスクのデフェクトセクタを見つけるためのリード
及びライトを行う。この動作をディスクサーティファイ
という。
【0005】このディスクサーティファイでデフェクト
セクタが特定できると、その情報をディスクディフィニ
ションストラクチュア(DDS)セクタと呼ばれるエリ
アに書き込むとともに、このデフェクトセクタに記録し
ようとしたデータをその次のセクタ番号のセクタに記録
する(書き込む又はライトするともいう)。
【0006】これによって、以後、その光ディスクドラ
イブの電源がオン状態にされた際に、まず、光ディスク
ドライブ内のCPU(システムコントローラともい
う。)が上記DDSセクタの内容を読み取り、次に、ホ
ストコンピュータからのアクセス(リード及び(又は)
ライト)対象セクタがデフェクトセクタであった場合、
その次のセクタ番号のセクタをアクセスすることによっ
てデフェクトセクタを回避し、正しいセクタのみのリー
ド/ライトを行うことが可能になる。このように、デフ
ェクトセクタの次の物理セクタを交替セクタとして取り
扱って光ピックアップによる高速アクセスに対応するよ
うにしたデフェクトセクタの処理アルゴリズムをセクタ
スリッピングアルゴリズム(SSA:sector s
lipping algorithm)という。
【0007】しかし、以降、永遠にデフェクトセクタが
そのMOディスクに新たに発生しないという保証がある
わけでなく、初期化時におけるディスクサーティファイ
処理だけではそのような新たに発生するデフェクトセク
タの処理までカバーすることはできない。
【0008】そこで、もし、データブロックの書き込み
時に、新たにデフェクトセクタを検出した場合には、そ
のデフェクトセクタの位置とは、全く物理的に別の位置
にあるセクタ(物理セクタ)にそのデータを書き込み、
これを交替セクタとして使用することで対応している。
このデフェクトセクタに対する処理をリニアリプレース
メントアルゴリズム(LRA:linear repl
acement algorithm)という。
【0009】次に、WORMディスクに対するディスク
フォーマットも、ディスク上に存在するデフェクトセク
タを見かけ上排除し、ユーザからはデフェクトセクタが
全く無いディスクとして取り扱えるようにするための処
理操作である点はMOディスクに対するディスクフォー
マットと同じである。
【0010】WORMディスクドライブがホストコンピ
ュータからディスクフォーマットコマンドを受け付ける
と、そのWORMディスクドライブは、自身に装着され
ているWORMディスクのデフェクトセクタを見つける
ために、追記型であるのでデータのライトは行わないが
リードして(読み出してともいう)プリピット中のアド
レス(トラックアドレス、セクタアドレス等)とデータ
エリアの反射率を検出し、その反射率が所定範囲の反射
率を超える範囲の値であった場合には、それをデフェク
トセクタとして特定するディスクサーティファイ処理を
行う。
【0011】このディスクサーティファイ処理でデフェ
クトセクタが特定できると、その情報をDDSセクタと
呼ばれるエリアに書き込む。これによって、以後、ホス
トコンピュータからのアクセス対象セクタがデフェクト
セクタであった場合、上記LRA処理によるデフェクト
セクタの交替処理を行う。なお、一般に、WORMドラ
イブにおいては、上記SSA処理によるデフェクトセク
タの交替処理を行っていない。このSSA処理を採用す
ると、物理セクタと論理セクタとが全く一致しなくなる
ためにシステムコントロールが相当に複雑になるからで
ある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】一般に、光ディスクで
は、上記LRA処理を行うための交替エリアが確保され
ている。光ディスクは、ハードディスクに比較してエラ
ーレートが大きいため、交替エリアのメモリ容量が大き
な値になっている。例えば、メモリ容量128MBの光
ディスクを取り扱うISO準拠のディスクドライブで
は、交替エリアのセクタ数が1000セクタとされてい
る。1セクタを2048B(バイト)とした場合には、
交替エリアのメモリ容量は約2MB確保しておく必要が
ある。
【0013】本出願人は、現在、メモリ容量650MB
(2048B/セクタ)の光ディスクを開発中であり、
上記ISOに準拠すれば、1000×2048×(65
0/128)Bのメモリ容量、すなわち、約10MBの
メモリ容量を交替エリアとして確保する必要があること
になる。今後、ますますメモリ容量の大容量化が図られ
ているなかで、例えば、このように、1.5%程度交替
エリアとしてメモリ容量を専有して確保しておくことは
きわめてむだになる場合があると考えられる。
【0014】言い換えれば、実際上、交替エリアは全て
利用されるというわけでなく、製造工程上の僅かな差異
(例えば、原盤作成時の露光時間やエッチング時間、射
出成形時における樹脂の温度等)及び光ディスクドライ
ブの仕様上の許容範囲(レーザパワー、光ピックアップ
と光ディスクとの間の距離等)等を原因とする、いわゆ
るディスクの素性に応じて使用率が決まってくるもので
あり、上記した交替エリアのメモリ容量の約10MB
は、それらの条件の最悪値に近い値を想定したものであ
り、結果として、ユーザエリアを使い終わったときに、
交替エリアのメモリ容量が相当に残っている場合が多い
と推定される。
【0015】本発明は、このような課題を考慮してなさ
れたものであり、交替エリアを効率的に確保することを
可能とする光ディスク装置を提供することを目的とす
る。
【0016】また、本発明は、ユーザエリアと交替エリ
アを効率的に使用することを可能とする光ディスク装置
を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明は、ユーザが記
録可能なユーザエリアを有する光ディスクに対してディ
スクサーティファイ動作を行って初期デフェクトセクタ
の数を検出し、検出した初期デフェクトセクタの数に応
じて上記光ディスク中の交替エリアのメモリ容量を可変
するようにしたものである。
【0018】またこの発明は、上記検出した初期デフェ
クトセクタの数が、予め確保されている交替エリアのメ
モリ容量を超える数であった場合には、ユーザエリアの
メモリ容量を小さくして交替エリアのメモリ容量を大き
くするようにしたものである。
【0019】さらにこの発明は、上記ユーザエリアの使
用順序と上記交替エリアの使用順序とが、それぞれ、一
方が内周側のトラックから順次使用されるとき、他方が
外周側のトラックから順次使用されるようにしたもので
ある。
【0020】さらにまたこの発明は、上記交替エリアの
メモリ容量を可変する時を、残りのユーザエリアのメモ
リ容量の確認コマンドをホストから受け付けた時とする
ようにしたものである。
【0021】さらにまたこの発明は、上記交替エリアの
メモリ容量を可変する時を、パワーオン時又はリセット
時に行うようにしたものである。
【0022】
【作用】この発明によれば、光ディスクに対するディス
クサーティファイ動作を行って初期デフェクトセクタの
数を検出したとき、その数に応じて上記光ディスク中の
交替エリアのメモリ容量を可変するようにしている。こ
のため、光ディスクの素性に見合った交替エリアのメモ
リ容量を決定することができる。
【0023】またこの発明によれば、上記検出した初期
デフェクトセクタの数が、予め確保されている交替エリ
アのメモリ容量を超える数であった場合には、ユーザエ
リアのメモリ容量を小さくして交替エリアのメモリ容量
を大きくするようにしている。このようにしたとき、従
来の技術では不良光ディスクとして取り扱われる光ディ
スクを良品ディスクとして使用することができる。
【0024】さらにこの発明によれば、上記ユーザエリ
アの使用順序と上記交替エリアの使用順序とが、それぞ
れ、一方が内周側のトラックから順次使用されるとき、
他方が外周側のトラックから順次使用されるようにして
いる。このため、メモリエリアを使用するに従い、既使
用ユーザエリアの境界と既使用交替エリアの境界が離れ
た位置から徐々に相互に近づくように制御されるので、
光ディスクを効率的に使用することができる。
【0025】さらにまたこの発明によれば、上記交替エ
リアのメモリ容量を可変する時を、残りのユーザエリア
のメモリ容量の確認コマンドをホストから受け付けた時
とするようにしている。このため、ホストは、その時
に、残りのユーザエリアのメモリ容量を正確に把握する
ことができる。
【0026】さらにまたこの発明によれば、上記交替エ
リアのメモリ容量を可変する時を、パワーオン時又はリ
セット時に行うようにしている。このため、ホストは、
パワーオン時又はリセット時に、自動的に、残りのユー
ザエリアのメモリ容量を正確に把握することができる。
【0027】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この一実施例が適用された光
ディスクドライブ11の構成を示している。
【0028】この光ディスクドライブ11は、システム
コントローラであるCPU(中央処理装置)21を有し
ている。ROM(読み出し専用メモリ)23には、この
システムコントロール用のソフトウェアプログラムが記
録保持されている。RAM(ランダムアクセスメモリ)
22はCPU21のワーク用RAMである。
【0029】ホストコンピュータ10から発行されたデ
ィスクフォーマットコマンドは、ホストインタフェース
20、バッファコントローラ24及びCPUバス18を
通じてCPU21に送られる。
【0030】CPU21は、例えば、データエリアのメ
モリ容量650MBのMOディスクである光ディスク1
のディスクサーティファイ処理を行うためのデータをR
OM23から読み出し、バッファコントローラ24を通
じてデータバッファ25に書き込む。
【0031】図2は、光ディスク1のディスクフォーマ
ットを示している。半径方向外側(最外周側)から内側
(最内周側)に向かってトラック番号(トラックアドレ
ス)「0」〜「9999」の1万個のトラックが存在し
ている(実際上、トラック数は、1万3千個程度存在す
るが簡単のために1万トラックとしている)。なお、以
下の説明において、必要に応じて、トラック番号「○」
のトラックをトラック「○」という。
【0032】トラック0〜2及びトラック9948〜9
999は、光ディスクドライブ11のCPU21によっ
てのみ管理されるトラックである。その中、トラック9
948〜9996は後に説明するようにLRA処理のた
めの基本交替エリアAEAである。残りのトラック3〜
トラック9947はユーザエリアUEである。基本交替
エリアAEAは、光ディスク1に予め確保されているメ
モリ容量であって、この実施例の光ディスク1では、4
9トラック分である。
【0033】また、各トラックは、物理セクタ番号
「0」〜「24」のセクタ(必要に応じて物理セクタ0
〜24又は前後の関係から意味が明白な場合には単にセ
クタ0〜24ともいう。)を有している。1つのセクタ
のメモリ容量は2048B(バイト)である。なお、1
つのセクタのメモリ容量は、512B、1024Bのよ
うに決められているものもある。
【0034】トラック0の物理セクタ0、トラック1の
物理セクタ12、トラック9997の物理セクタ0及び
トラック9998の物理セクタ12は、DDS(ディス
クディフィニションストラクチュア)セクタ#0〜#3
である。トラック0の物理セクタ1、トラック1の物理
セクタ13、トラック9997の物理セクタ1及びトラ
ック9998の物理セクタ13は、PDL(プライマリ
ーデフェクトリスト)セクタ#0〜#3である。トラッ
ク0の物理セクタ2、トラック1の物理セクタ14、ト
ラック9997の物理セクタ2及びトラック9998の
物理セクタ14は、SDL(セカンダリーデフェクトリ
スト)セクタ#0〜#3である。
【0035】そこで、ディスクフォーマットコマンドを
受け取ったCPU21は、サーボコントローラ27に対
して、ユーザエリアUEのトラック3の物理セクタ0か
ら一定セクタ分への書き込み指示を行うと同時に、ディ
スクサーティファイを行うためのデータをデータバッフ
ァ25からバッファコントローラ24、データバス19
を通じてドライブインタフェース26に送り出す指示を
行う。そして、同時にドライブインタフェース26にも
光ピックアップ29を通じての光ディスク1への書き込
み指示を行う。
【0036】そして、図示しないスピンドルモータによ
り回転される上記光ディスク1の上記対象トラック(ト
ラック3の物理セクタ0から一定セクタ分)にリニアモ
ータ17を通じて光ピックアップ29と図示しない磁気
ヘッドを移動させることで、レーザ光Lと磁気ヘッドか
らの磁界の相互作用(周知技術)により、上記一定セク
タ分に対する書き込みが終了する。
【0037】その書き込みが終了した時点で、CPU2
1はデータの流れとしては逆方向になる(光ディスク1
からデータバッファ25への流れ)リードコマンドをト
ラック3の物理セクタ0から上記一定セクタ分につい
て、バッファコントローラ24、ドライブインタフェー
ス26及びサーボコントローラ27に指示する。
【0038】このリードコマンドに基づくリードの結
果、それら一定セクタ分がすべて正常セクタであれば、
それら一定セクタ分の次の物理セクタからまた一定セク
タ分のライトとリードを行う。このようにしてライトと
リードを繰り返し、最終セクタ(基本交替エリアAEA
のトラック9996のセクタ24)まで行う。もし、ラ
イト/リード中、途中でリードエラーが発見された場合
には、そのエラーセクタに対して交替セクタをそのエラ
ーセクタの次のセクタに指示するSSA処理を行うとと
もに、その情報をPDLセクタ#1に書き込み、登録を
行う。
【0039】CPU21は、光ディスク1のユーザエリ
アUEと基本交替エリアAEA中の全てのセクタをチェ
ックした時点で、図2に示すように、最外周のトラック
0、1及び最内周側のトラック9997、9998のD
DSセクタ#0〜#3、PDLセクタ#0〜#3及びS
DLセクタ#0〜#3にそれぞれ同一の情報を書き込む
(DDSセクタ#0〜#3の内容が同一、PDLセクタ
#0〜#3の内容が同一及びSDLセクタ#0〜#3の
内容が同一の意)。なお、この時点、すなわち、ディス
クサーティファイ処理では、SDLセクタ#0〜#3に
はデフェクトセクタの情報は書き込まれない。
【0040】このように同一のデータを4箇所に書き込
むようにしているのは、これらDDSセクタ#0〜#
3、PDLセクタ#0〜#3及びSDLセクタ#0〜#
3に記録されるデータのバックアップ(バックアップコ
ピー:データを不慮の事故で損失しないように、同一の
ものを不揮発性メモリ(この場合、MOディスクである
光ディスク1)にコピーしておくこと)のためである。
【0041】以上でディスクサーティファイ動作が終了
する。
【0042】図3は、DDSセクタ内の割当を示してい
る。先頭の2バイトは、その内容がDDSセクタのID
(識別部)を表すものであり、その2バイトには「0
A:BCDの16進表現」が記録されている。バイト番
号2は予備であり、「00」が記録されている。バイト
番号3には、ディスクサーティファイが行われたがどう
かが記録され、既に済んでいる場合には「01」が記録
され、未だ行われていない場合には「02」が記録され
る。したがって、ディスクサーティファイ動作の終了時
点で、DDSセクタのバイト番号3は「02」から「0
1」に書き換えられることになる。
【0043】バイト番号2047には、後に詳しく説明
するように、交替エリアの変更に関連する現在の状況を
ユーザアクセスマークUAMとして1バイト8ビットの
データ「○○h(hは16進を表す)」を記録するよう
になっている。
【0044】ここで、注目すべき点は、ディスクサーテ
ィファイ処理が終了した時点において、CPU21は検
出したデフェクトセクタの数を把握することができると
いう点である。したがって、このデフェクトセクタの数
によって、CPU21は、光ディスク1の素性、言い換
えれば、善し悪しをおおよそ確定することができる。こ
の考えに基づけば、ディスクサーティファイ処理終了時
のデフェクトセクタの数に応じてLRA処理用の交替エ
リアのメモリ容量を決定することができる。光ディスク
がデフェクトセクタの数の大きい粗悪なディスクである
場合には、従来の技術で述べたように10MB程度、す
なわち、203(10MB/24セクタ/2048B)
トラック分確保する。しかし、通常のデフェクトセクタ
の数を有する光ディスクであれば、交替エリアのメモリ
容量をもっと小さくしておくことができる。このように
制御すれば、ホストコンピュータ10が使用できるユー
ザエリアUEのメモリ容量を増加させることができる。
【0045】このような制御の考え方に基づき、本発明
の要部に係る事項について以下説明する。図4は、ディ
スクサーティファイ処理直後の光ディスク1の全メモリ
エリアの状態を示している。
【0046】この図4例においては、トラック9948
〜9996までの49トラック分を基本交替エリアAE
Aとして確保している。また、ディスクサーティファイ
処理によりデフェクトセクタの数が、図中、ハッチング
で示すように、トラック9948〜9959までの12
トラック分がPDLセクタ#1〜#3に登録されている
ものとする。実際上、ディスクサーティファイ処理時に
おいては、SSA処理が行われるので、トラック994
8〜9959までの12トラック分は基本交替セクタA
EA内でそのSSA処理により発生する全デフェクトセ
クタの数であり、通常は、ランダムに発生するが、便宜
上、トラック9948〜9959までがデフェクトセク
タの数に係るトラックであるとしている。なお、通常、
49トラックのうち、デフェクトセクタの数のトラック
が12トラック分も発生するわけではなく、図面を見や
すくするために多めにしている。。
【0047】この図4例では、ディスクサーティファイ
処理によりデフェクトセクタの数が12トラック分あっ
たためにトラック9959まで侵食されている(使用さ
れている)と考えると、ディスクサーティファイ処理終
了後のデータのリード/ライト動作について発生したP
DLセクタ#0〜#3にLRA処理の交替セクタアドレ
スとして登録される交替セクタのメモリ容量は9997
−9960=37トラック分が用意されていることにな
る。
【0048】また、仮にディスクサーティファイ処理に
よりデフェクトセクタの数が49トラック分あった場合
には、基本交替エリアAEAのトラック9948〜99
96では不足する。この場合、基本交替エリアAEAの
内周側のユーザエリアUEを、例えば、図4に示すよう
に、64トラック毎にブロックユーザエリアB6〜B0
として管理し、ブロックユーザエリアB6をも交替エリ
アとして取り扱うことにする。
【0049】すなわち、上記実施例では、光ディスク1
に対するディスクサーティファイ動作を行って初期デフ
ェクトセクタの数を検出したとき、その数に応じて光デ
ィスク1中の交替エリアのメモリ容量を可変するように
している。このため、光ディスク1の素性に見合った交
替エリアのメモリ容量を決定することができる。このよ
うにすれば、ホストコンピュータ10が使用できるユー
ザエリアUEのメモリ容量が小さくなるだけで、光ディ
スク1は使用することができることになる。
【0050】すなわち、従来の技術では、ディスクサー
ティファイ処理時に、予め確保しておいた交替エリアの
メモリ容量を超える数のデフェクトセクタが検出された
ときには、不良の光ディスクと取り扱っていたディスク
を良品の光ディスクとして使用することができる。
【0051】次に、ディスクサーティファイ処理後の通
常のリード/ライト処理の際のLRA処理用として用意
されている交替エリアのメモリ容量(トラック)が不足
した場合の処理について説明する。
【0052】通常、ホストコンピュータ10からの光デ
ィスク11に対する書き込みのアクセスは、トラックア
ドレスの低い番号(若い番号)の方から高い番号に向か
って順次行われる。すなわち、ユーザエリアUEはトラ
ックアドレスの低い番号(第4例ではトラック3)から
高い番号に向かって順次使用される。一方、交替エリア
AEについてもトラックアドレスの低い番号(図4例で
は、トラック9960)から高い番号に向かって順次使
用される。このように使用した場合には、ユーザエリア
UEのメモリ容量を一定に保つことができるが、交替エ
リアAEがすべて使用された時点(図4例では、トラッ
ク9996まで使用された時点)において、たとえ、ユ
ーザエリアUEが十分に残っていたとしてもこの光ディ
スク1は使用できないことになる。
【0053】そこで、これらの点に注目して、現在はユ
ーザエリアUEであるが、デフェクトセクタ(デフェク
トトラック)の数が予め定めた一定数以上になった場合
には、交替エリアとしても使用できるようにすることが
考えられる。
【0054】そこで、この実施例では、ディスクサーテ
ィファイ処理後にデフェクト情報をDDSセクタ、PD
Lセクタに書き込む際に、従来と同様の情報以外に、D
DSセクタには図3に示すバイト番号2047の所にユ
ーザエリアUEの既使用状態を示すユーザアクセスマー
クUAMを記録するようにする。
【0055】図5はユーザアクセスマークUAMの構成
例を示している。ユーザアクセスマークUAMは1バイ
ト8ビットのデータであり、LSBビット「b0」〜M
SBビット「b7」の構成になっている。各ビットb7
〜b0は、次の対応関係に示すようにブロックユーザエ
リアB0〜B6と基本交替エリアAEAの既使用(使用
中も含む)状態を「1」、未使用状態を「0」で表すよ
うになっている。
【0056】b0:ブロックユーザエリアB0(トラッ
ク9500〜9563)の使用状態 b1:ブロックユーザエリアB1(トラック9564〜
9627)の使用状態 b2:ブロックユーザエリアB2(トラック9628〜
9691)の使用状態 b3:ブロックユーザエリアB3(トラック9692〜
9755)の使用状態 b4:ブロックユーザエリアB4(トラック9756〜
9819)の使用状態 b5:ブロックユーザエリアB5(トラック9820〜
9883)の使用状態 b6:ブロックユーザエリアB6(トラック9884〜
9947)の使用状態 b7:基本交替エリアAEA(トラック9948〜99
96)の使用状態
【0057】したがって、ディスクサーティファイ終了
後の図4例の状態においては、ユーザアクセスマークU
AMの内容(記録データ)として「10000000=
80h」が記録される。
【0058】そして、このように光ディスク1上の特定
のトラックアドレス範囲をビットアサインして8箇所予
め決めておくことで、そのトラックアドレス範囲内のセ
クタに対してホストコンピュータ10からライトコマン
ドが発行された場合には、それに対応するユーザアクセ
スマークUAMのビットに「1」を書き込んでいく。例
えば、トラック9500〜9563の範囲にホストコン
ピュータ10がライトコマンドを発行したとき、直接的
にいえば、ホストコンピュータ10がトラック9500
〜9563の範囲に書き込みにきた時にビットb0に
「1」を書き込み、また、次にトラック9564〜96
27の範囲にホストコンピュータ10が書き込みにきた
時にビットb1に「1」を書き込むようにして、同様
に、ビットb6までこの動作を繰り返すようにする。
【0059】一方、ディスクサーティファイ処理後の図
4例では、未使用の交替エリアAEとしてトラック99
60〜9996までの37トラック分が用意されてい
る。これが、ディスクサーティファイ処理後のライト&
(アンド)ベリファイ処理時等により足りなくなったと
き、CPU21は、ユーザサクセスマークUAMの記録
データの内容に基づき、トラック9884〜9948の
ブロックユーザエリアB6に対してホストコンピュータ
10が書き込みにきたかどうかを判断し、まだ未使用状
態であった場合には、そのブロックユーザエリアB6全
部をユーザエリアUEから交替エリアAEに変更する。
このようにホストコンピュータ10からのユーザエリア
UEに対する書き込みのアクセスをユーザアクセスマー
クUAMによって常にモニタすることで、交替エリアA
Eを交替エリアAEの使用状況によって増加することが
できるようにしている。この処理をユーザエリアUEと
交替エリアAEの境界の変更処理という。
【0060】なお、ユーザエリアUEを交替エリアAE
に変更する時期としては、例えば、光ディスクドライブ
11(CPU21)がホストコンピュータ10に対して
残っているユーザエリアUEのディスク容量(メモリ容
量)を返答するときに行うようにしてもよい。光ディス
クドライブ11がホストコンピュータ10に対してSC
SI(スカジ)インタフェースをインタフェースとして
動作している場合には、ホストコンピュータ10からリ
ードキャパシティ(READ CAPACITY)コマ
ンドが発行され、それを受け付けた時点で、交替エリア
AEの残りの未使用のメモリ容量もみて、その未使用の
メモリ容量がある一定のメモリ容量以下の値になってい
る場合には、上記したユーザエリアUEと交替エリアA
Eの境界の変更処理を行えばよい。
【0061】上記したユーザアクセスマークUAMに係
る処理についてのROM23中に予め格納されているソ
フトウェアプログラムの例のフローチャートを図6に示
す。以下、このフローチャートに沿って上述した動作に
ついて簡単に再説明する。
【0062】まず、電源がオン状態にされたかリセット
ボタンが押されたどうかが確認される(ステップS
1)。
【0063】次に、DDSセクタ、PDLセクタ及びS
DLセクタの内容が読み込まれる(ステップS2)。
【0064】この場合、DDSセクタ中のバイト番号3
の記録データ(図3参照)からディスクサーティファイ
処理が済んでいるかどうかが確認される(ステップS
3)。
【0065】ディスクサーティファイ処理が済んでいな
かった場合にはホストコンピュータ10からのディスク
フォーマットのコマンドの発行を待ち、ディスクサーテ
ィファイ処理を行う(ステップS4)。
【0066】ディスクサーティファイ処理後にデフェク
トセクタの数NDSを検出する(ステップS5)。
【0067】このデフェクトセクタの数NDSに交替セ
クタの余裕分αを足したセクタ数が基本交替エリアAE
Aのセクタの数より少ないかどうかが確認される(ステ
ップS6)
【0068】少なかった場合には、DDSセクタのバイ
ト番号2047のユーザアクセスマークUAMの記録デ
ータ中のビットb7を「1」にして(ステップS7)、
通常のコマンド待ちの状態に入る(ステップS8)。
【0069】多かった場合には、そのデフェクトセクタ
の数NDSに応じて、上述した交替エリアの容量の増加
処理のために、ユーザアドレスマークUAMの書き込む
を行って(ステップS9)、通常のコマンド待ちの状態
に入る(ステップS8)。
【0070】通常のコマンド待ち状態において、何らか
のコマンドがホストコンピュータ10から送られてきた
場合、そのコマンドに応じた処理を行う(ステップS1
0)。このコマンド中に、ライトコマンドが含まれてい
た場合には(ステップS11)、そのライトコマンドが
実行されるアドレス中に、ブロックユーザエリアB内の
アドレスが含まれていた場合には、ユーザアドレスマー
クUAMの記録データを上述のように更新する(ステッ
プS13)。
【0071】また、送られてきたコマンドが、リードキ
ャパシティコマンドであった場合(ステップS21)、
交替エリアAEの残容量が予め定めた上記余裕分αより
少なかった場合、上述のようにユーザアドレスマークU
AMの記録データを更新して交替エリアAEを増加させ
た後のユーザエリアUEの空き領域のメモリ容量をホス
トコンピュータ10に知らせる(ステップS24)。
【0072】このように上記した実施例によれば、光デ
ィスク1に対するディスクサーティファイ動作を行って
初期デフェクトセクタの数NDSを検出したとき、その
数に応じて光ディスク1中の交替エリアAEのメモリ容
量を可変するようにしている。このため、光ディスク1
の素性、言い換えれば、初期デフェクトセクタの検出率
(サーティファイ処理した全セクタの数中のデフェクト
セクタの数の割合)に見合った交替エリアAEのメモリ
容量を決定することができる。
【0073】またこの実施例によれば、上記検出した初
期デフェクトセクタの数NDSが、予め確保されている
交替エリアAEAのメモリ容量を超える数であった場合
には、ユーザエリアUEのメモリ容量をブロックユーザ
エリアB分ずつ小さくして交替エリアAEのメモリ容量
を大きくするようにしている。このようにすれば、従来
の技術では不良光ディスクとして取り扱われる光ディス
クを良品ディスクとして使用することができる。
【0074】さらにこの実施例によれば、ユーザエリア
UEの使用方向を内周側のトラック3から外周側のトラ
ックに向かって順次使用するようにし、一方、交替エリ
アAEの使用方向を外周側のトラック9996から内周
側のトラックに向かって順次使用するようにしている。
このため、ユーザエリアUE及び交替エリアAEを使用
するにしたがい、既使用ユーザエリアUEの境界と既使
用交替エリアAEの境界が離れた位置から徐々に相互に
近づくように制御されるので、光ディスク1を効率的に
使用することができる。
【0075】なお、ユーザエリアUEの使用方向を外周
側のトラック9996から内周側のトラックに向かって
使用開始し、一方、交替エリアAEの使用方向を内周側
のトラック3から外周側のトラックに向かって使用開始
するようにしてもよいことはもちろんである。
【0076】ただし、交替エリアAEを設定するユーザ
エリアUEとして、図4例において、ホストコンピュー
タ10がブロックユーザエリアB6(トラック9884
〜9947)へのユーザデータの書き込みをすでに行っ
ているが、それよりもトラックアドレス番号の低いブロ
ックユーザエリアB、例えば、ブロックユーザエリアB
5(トラック9820〜9883)が空いている場合に
は、そのエリアを交替エリアAEに設定するようにする
こともできる。
【0077】さらにまたこの実施例によれば、交替エリ
アAEとユーザエリアUEの境界を可変するとき、言い
換えれば、交替エリアAEのメモリ容量を可変する時
を、残りのユーザエリアUEのメモリ容量の確認コマン
ド(リードキャパシティコマンド)をCPU21がホス
トコンピュータ10から受け付けた時にするようにして
いる。このため、ホストコンピュータ10は、常に、残
りのユーザエリアUEのメモリ容量を正確に把握するこ
とができる。
【0078】なお、交替エリアAEのメモリ容量を可変
する時を、パワーオン時又はリセット時に行うようにし
てもよい。このようにすれば、ホストコンピュータ10
は、パワーオン時又はリセット時に、自動的に、残りの
ユーザエリアUEのメモリ容量を正確に把握することが
できる。
【0079】また、この発明は上記の実施例に限らずこ
の発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得る
ことはもちろんである。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、光ディスクに対するディスクサーティファイ動作を
行って初期デフェクトセクタの数を検出したとき、その
数に応じて上記光ディスク中の交替エリアのメモリ容量
を可変するようにしている。このため、光ディスクの素
性に見合った交替エリアのメモリ容量を決定することが
できるという効果が達成される。
【0081】この発明の効果を具体的に説明する。現在
本出願人が開発中のリムーバブルディスクである650
MBの光ディスクにおいて、実際に必要な交替エリアの
メモリ容量は数10KB分と推定されており、10MB
分確保する必要がある従来の技術に比較して、交替エリ
アのメモリ容量を1%以下のメモリ容量にすることがで
きる。言い換えれば、この発明により、ほとんどすべて
の光ディスクにおいて、ユーザエリアのメモリ容量を増
加させることができるといえる。さらに言えば、今後急
速に大容量化が図られていくと思われる光ディスクにお
いて、デフェクトセクタに対する交替セクタエリアの容
量を従来通りに一定比率の容量を確保すると交替セクタ
エリアの容量が膨大になる。そこで、本発明のように交
替エリアを可変にすることでユーザエリアの容量を高め
ることがより重要になる。
【0082】またこの発明によれば、上記検出した初期
デフェクトセクタの数が、予め確保されている交替エリ
アのメモリ容量を超える数であった場合には、ユーザエ
リアのメモリ容量を小さくして交替エリアのメモリ容量
を大きくするようにしている。このようにしたとき、従
来の技術では不良光ディスクとして取り扱われる光ディ
スクを良品ディスクとして使用することができるという
効果が達成される。
【0083】さらにこの発明によれば、上記ユーザエリ
アの使用順序と上記交替エリアの使用順序とが、それぞ
れ、一方が内周側のトラックから順次使用されるとき、
他方が外周側のトラックから順次使用されるようにして
いる。このため、メモリエリアを使用するに従い、既使
用ユーザエリアの境界と既使用交替エリアの境界が離れ
た位置から徐々に相互に近づくように制御されるので、
光ディスクを効率的に使用することができるという効果
が達成される。
【0084】さらにまたこの発明によれば、上記交替エ
リアのメモリ容量を可変する時を、残りのユーザエリア
のメモリ容量の確認コマンドをホストから受け付けた時
又はパワーオン時もしくはリセット時にするようにして
いる。このため、ホストは、そのような時、常に、残り
のユーザエリアのメモリ容量を正確に把握することがで
きるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による光ディスク装置の一実施例が適
用された光ディスクドライブの構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図1例のうち、光ディスクのトラックの割当説
明に供される線図である。
【図3】図2例のうち、DDSセクタの内容の説明に供
される線図である。
【図4】図2例の光ディスクに対するディスクサーティ
ファイ処理終了後の状態の説明に供される線図である。
【図5】図3例のDDSセクタに記録されるユーザアク
セスマークの内容の説明に供される線図である。
【図6】図1例の光ディスクドライブ中のROMに記憶
されているプログラムの中、ユーザアクセスマークの取
り扱いに係るプログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 光ディスク 10 ホストコンピュータ 11 光ディスクドライブ 21 CPU AE 交替エリア AEA 基本交替エリア B0〜B6 ブロックユーザエリア UAM ユーザアクセスマーク
フロントページの続き (72)発明者 平井 修二 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが記録可能なユーザエリアを有す
    る光ディスクに対してディスクサーティファイ動作を行
    って初期デフェクトセクタの数を検出し、検出した初期
    デフェクトセクタの数に応じて上記光ディスク中の交替
    エリアのメモリ容量を可変するようにしたことを特徴と
    する光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 上記検出した初期デフェクトセクタの数
    が、予め確保されている交替エリアのメモリ容量を超え
    る数であった場合には、ユーザエリアのメモリ容量を小
    さくして交替エリアのメモリ容量を大きくするようにし
    た請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 上記ユーザエリアの使用順序と上記交替
    エリアの使用順序とが、それぞれ、一方が内周側のトラ
    ックから順次使用されるとき、他方が外周側のトラック
    から順次使用されるようにしたことを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 上記交替エリアのメモリ容量を可変する
    時を、残りのユーザエリアのメモリ容量の確認コマンド
    をホストから受け付けた時とするようにしたことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光ディスク
    装置。
  5. 【請求項5】 上記交替エリアのメモリ容量を可変する
    時を、パワーオン時又はリセット時に行うようにしたこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光
    ディスク装置。
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