JPH0820149B2 - 空気調和機における暖房時の除霜制御方法 - Google Patents

空気調和機における暖房時の除霜制御方法

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JPH0820149B2
JPH0820149B2 JP3298433A JP29843391A JPH0820149B2 JP H0820149 B2 JPH0820149 B2 JP H0820149B2 JP 3298433 A JP3298433 A JP 3298433A JP 29843391 A JP29843391 A JP 29843391A JP H0820149 B2 JPH0820149 B2 JP H0820149B2
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利文 中西
義久 細江
善次 川口
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日立冷熱株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機における暖
房時の除霜制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機における暖房時の除霜
制御においては、除霜指令が出た場合、直ちに除霜に入
るようになっている。また、除霜開始に際して、室温は
配慮されていないため、除霜指令が出た場合、室温に関
係なく除霜に入るようになっている。また、除霜方式は
逆サイクル方式が多く、除霜中、室内側熱交換器に低温
の冷媒が流れる構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、上記従来の
空気調和機における暖房時の除霜制御においては、除霜
開始の時期について配慮がされていないため、除霜の開
始、終了が頻繁となり空気調和機の稼働が不安定になっ
たり、除霜中著しく室温が低下するという問題があっ
た。また、空気清浄機能を有する空気調和機では除霜中
も室内側送風機が連続運転されるため、室内側熱交換器
に低温の冷媒が流れると、冷風が吹き出し、著しく室温
が低下するという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の空気調和機における
暖房時の除霜制御の有する問題点を解決し、空気調和機
の稼働を安定させるとともに、除霜中著しく室温が低下
することを防止することができる空気調和機における暖
房時の除霜制御方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明の空気調和機における暖房時の除霜制御
方法は、着霜を検知する除霜用温度調節器が除霜指令を
出力してから除霜間隔タイマーの設定時間だけ経過した
ときに除霜を開始し、除霜用温度調節器からの除霜指令
が解除されるか、又は除霜を開始してから除霜タイマー
の設定時間だけ経過したときに除霜を終了することを特
徴とする。また、本第2発明の空気調和機における暖房
時の除霜制御方法は、着霜を検知する除霜用温度調節器
が除霜指令を出力してから除霜間隔タイマーの設定時間
だけ経過するか、又は室温が室内温度調節器の上限設定
温度に達したときに除霜を開始し、除霜用温度調節器か
らの除霜指令が解除されるか、又は除霜を開始してから
除霜タイマーの設定時間だけ経過したときに除霜を終了
することを特徴とする。また、本第3発明の空気調和機
における暖房時の除霜制御方法は、上記第1発明又は第
2発明の空気調和機における暖房時の除霜制御方法にお
いて、圧縮機の吐出管と室外側熱交換器の出口との間に
バイパス回路を接続し、バイパス回路を開閉する電磁弁
を設け、除霜を開始する場合、前記電磁弁を開にし、吐
出ガスを圧縮機の吐出側から室外側熱交換器へ直接バイ
パスさせ、ホットガス除霜を行うことを特徴とする。
【0006】
【作用】本第1発明の場合、暖房時に外気温度及び室温
の低下により室外側熱交換器の入口パイプ温度が低下
し、設定温度以下になると除霜用温度調節器の接点が閉
となり、除霜指令を出力する。除霜用温度調節器が除霜
指令を出力しても直ちに除霜を開始しないで、除霜用温
度調節器が除霜指令を出力してから除霜間隔タイマーの
設定時間だけ経過したときに除霜を開始することによ
り、除霜の開始、終了が頻繁とならず、空気調和機の稼
働が安定し、除霜による室温の低下を抑制することがで
きる。除霜を開始し、除霜用温度調節器からの除霜指令
が解除されるか、又は除霜を開始してから除霜タイマー
の設定時間だけ経過したときに除霜を終了することによ
り、除霜による室温の低下を抑制することができる。本
第2発明の場合、さらに、着霜を検知する除霜用温度調
節器が除霜指令を出力してから除霜間隔タイマーの設定
時間だけ経過するか、又は室温が室内温度調節器の上限
設定温度に達したときに除霜を開始することにより、除
霜による室温の低下を抑制しながら、除霜を効率よく行
うことができる。本第3発明の場合、さらに、吐出ガス
を圧縮機の吐出側から室外側熱交換器へ直接バイパスさ
せ、ホットガス除霜を行うことにより、除霜中に室内側
送風機を連続運転しても、冷風の吹き出しを防止するこ
とができ、除霜による室温の低下を抑制することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の空気調和機における暖房時の
除霜制御方法を図示の実施例に基づいて説明する。所要
の大きさを有する空調室1の天井に室内側熱交換器2
1、室内側送風機22及び絞り装置23を組み込んだ室
内ユニット2並びに室内清浄用フィルタ31を有するフ
ィルタユニット3が設けられている。屋外には圧縮機4
1、四方切換弁42、室外側熱交換器43、絞り装置4
4及びアキュームレータ45を組み込んだ室外ユニット
4が設けられている。室内ユニット2と室外ユニット4
とは、冷媒配管11及び電気配線12で接続されてい
る。
【0008】空調室1の空調は、操作盤5のスイッチを
ONにし、室温温度調節器6を要求室温に設定すること
により行う。空調室1の空調は、室内ユニット2の送風
機22により、吸込グリル7からダクト8で天井に導か
れ、室内ユニット2の室内側熱交換器21を通過するこ
とにより熱交換を行い、フィルタユニット3のフィルタ
31を通過し、吹出口32より空調室1内に冷風又は温
風を吹き出すことにより、冷暖房するようにしている。
また、空気清浄を行う場合は、外気取入口9より外気が
取り入れられ、室内は陽圧ダンパ10により陽圧に保た
れる。
【0009】空調室1の温度調節は、室内温度調節器6
により自動的に室外ユニット4の圧縮機41を発停させ
るとともに、四方切換弁42を動作させ冷暖房を行うよ
うにしている。この室内温度調節器6は三位置動作形
で、設定値に対し室内温度の上昇度、降下度により冷房
又は暖房回路に切り換わり、かつ各々温度調節を行う。
【0010】いま運転において、室内温度が室内温度調
節器6の設定値より大幅に低いときは暖房側にONとな
り、四方切換弁42を暖房側に開にするとともに、圧縮
機41が運転され、暖房運転を行う。外気温、室温が低
い値で運転していると、室外側熱交換器43の入口のパ
イプ48の表面温度が下がり、着霜を除霜用温度調節器
47が検知すると除霜指令を出力する。除霜用温度調節
器47が除霜指令を出力しても直ちに除霜を開始しない
で、着霜を検知する除霜用温度調節器47が除霜指令を
出力してから除霜間隔タイマー51の設定時間だけ経過
するか、又は室温が室内温度調節器6の上限設定温度に
達するまでは、そのまま運転を続ける。
【0011】除霜用温度調節器47が除霜指令を出力し
てから除霜間隔タイマー51の設定時間だけ経過する
か、又は室温が室内温度調節器6の上限設定温度に達し
て制御回路中のリレー13が動作することにより、四方
切換弁42はそのままで、除霜を開始する。このように
着霜を検知する除霜用温度調節器47が除霜指令を出力
してから除霜間隔タイマー51の設定時間だけ経過する
か、又は室温が室内温度調節器6の上限設定温度に達し
たときに除霜を開始することにより、除霜による室温の
低下を抑制しながら、除霜を効率よく行うことができ
る。除霜を開始すると同時に除霜タイマー52が動作す
る。除霜中は室外ユニット4のバイパス回路の電磁弁4
9を開にし、圧縮機41の吐出ガスを直接室外ユニット
4の室外側熱交換器43の出口にバイパスさせ、ホット
ガスにより室外側熱熱交換器43に付着した霜を取り除
く。この際、室内ユニット2の熱交換器21には、低温
の冷媒が流入しないため、除霜中に室内側送風機22を
連続運転しても、冷風の吹き出しを防止することがで
き、除霜による室温の低下を抑制することができる。
【0012】その後、霜が取り除かれ熱交換器43の入
口のパイプ48の表面温度が上がり、除霜用温度調節器
47からの除霜指令が解除されるか、又は除霜を開始し
てから除霜タイマー42の設定時間だけ経過したときに
除霜を終了する。
【0013】
【発明の効果】本第1発明によれば、除霜の開始、終了
が頻繁とならず、空気調和機の稼働が安定し、除霜によ
る室温の低下を抑制することができる。
【0014】また、本第2発明によれば、除霜の開始、
終了が頻繁とならず、空気調和機の稼働が安定し、除霜
による室温の低下を抑制しながら、除霜を効率よく行う
ことができる。
【0015】また、本第3発明によれば、除霜中に室内
側送風機を連続運転しても、冷風の吹き出しを防止する
ことができ、除霜による室温の低下を抑制することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法に使用する空気調和機の一例を示す
縦断面図である。
【図2】同冷媒回路図である。
【符号の説明】
1 空調室 2 室内ユニット 3 フィルタユニット 4 室外ユニット 5 操作盤 6 室内温度調節器 7 吸込グリル 8 ダクト 9 OA取入口 10 陽圧ダンパ 11 冷媒配管 12 電気配線 13 補助リレー 21 室内側熱交換器 22 送風機 23 絞り装置 24 ストレーナ 31 フィルタ 32 吹出口 41 圧縮機 42 四方切換弁 43 室外側熱交換器 44 絞り装置 45 アキュームレータ 46 ストレーナ 47 除霜用温度調節器 48 室外側熱交換器入口パイプ 49 バイパス用電磁弁 51 除霜間隔タイマー 52 除霜タイマー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着霜を検知する除霜用温度調節器(4
    7)が除霜指令を出力してから除霜間隔タイマー(5
    1)の設定時間だけ経過したときに除霜を開始し、除霜
    用温度調節器(47)からの除霜指令が解除されるか、
    又は除霜を開始してから除霜タイマー(42)の設定時
    間だけ経過したときに除霜を終了することを特徴とする
    空気調和機における暖房時の除霜制御方法。
  2. 【請求項2】 着霜を検知する除霜用温度調節器(4
    7)が除霜指令を出力してから除霜間隔タイマー(5
    1)の設定時間だけ経過するか、又は室温が室内温度調
    節器(6)の上限設定温度に達したときに除霜を開始
    し、除霜用温度調節器(47)からの除霜指令が解除さ
    れるか、又は除霜を開始してから除霜タイマー(42)
    の設定時間だけ経過したときに除霜を終了することを特
    徴とする空気調和機における暖房時の除霜制御方法。
  3. 【請求項3】 圧縮機(41)の吐出管と室外側熱交換
    器(43)の出口との間にバイパス回路を接続し、バイ
    パス回路を開閉する電磁弁(49)を設け、除霜を開始
    する場合、前記電磁弁(49)を開にし、吐出ガスを圧
    縮機(41)の吐出側から室外側熱交換器(43)へ直
    接バイパスさせ、ホットガス除霜を行うことを特徴とす
    る請求項1又は2記載の空気調和機における暖房時の除
    霜制御方法。
JP3298433A 1991-10-17 1991-10-17 空気調和機における暖房時の除霜制御方法 Expired - Lifetime JPH0820149B2 (ja)

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