JPH08193769A - 温度式膨張弁 - Google Patents

温度式膨張弁

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JPH08193769A
JPH08193769A JP7006483A JP648395A JPH08193769A JP H08193769 A JPH08193769 A JP H08193769A JP 7006483 A JP7006483 A JP 7006483A JP 648395 A JP648395 A JP 648395A JP H08193769 A JPH08193769 A JP H08193769A
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JP
Japan
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diaphragm
expansion valve
greenhouse
valve
temperature
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JP7006483A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Tomatsu
義貴 戸松
Shinji Kakehashi
伸治 梯
Hiroshi Kinoshita
宏 木下
Kenichi Fujiwara
健一 藤原
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2341/00Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/06Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/068Expansion valves combined with a sensor
    • F25B2341/0683Expansion valves combined with a sensor the sensor is disposed in the suction line and influenced by the temperature or the pressure of the suction gas

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  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付け姿勢に左右されることなく、外部温度
の影響による作動不良を防止した温度式膨張弁1の提
供。 【構成】 弁ブロック8の上端部に固定された受け座1
1には、ダイヤフラム12とハウジング13とで形成さ
れる感温室14が設けられている。この感温室14に
は、感温室14に封入された飽和蒸気ガスが凝縮して液
化した時に、その凝結した液滴を溜めて保持する液溜め
室16が設けられている。この液溜め室16は、外周部
がダイヤフラム12とハウジング13との間に挟持され
て取り付けられた区画プレート17により形成されてい
る。区画プレート17は、ダイヤフラム12と密着する
外周部に対して、中央部全体がハウジング13側へ凸形
状とされて、ダイヤフラム12との間に偏平な空間を形
成し、この空間が液溜め室16とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷媒蒸発器より流出す
る冷媒の温度に対応して冷媒蒸発器へ送られる冷媒流量
を調節する温度式膨張弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、図8に示すように、弁ブロッ
ク110の端部に感温室120を設けて、この感温室1
20に飽和蒸気ガスを封入したガスチャージ膨張弁10
0がある。この膨張弁100は、流れる冷媒より高温の
雰囲気中に配置されるため、感温室120を形成する各
壁面の中ではダイヤフラム130面が最も低温となる。
従って、ロッド140を介してダイヤフラム130に伝
達される冷媒温度が低下すると、感温室120に封入さ
れた飽和蒸気ガスは、ダイヤフラム130の内表面に凝
縮して液化する。
【0003】従って、ダイヤフラム130が感温室12
0の下面となるように膨張弁100が配置されていれば
何ら問題はないが、それ以外の場合、例えばダイヤフラ
ム130が感温室120の上面となるように膨張弁10
0が配置されていると、ダイヤフラム130で凝結した
液滴が感温室120を形成する外壁部材150の内表面
に落下する。この外壁部材150は、高温の雰囲気中に
晒されされていることから、落下した液滴が再び蒸発気
化することで、感温室120内の圧力が急上昇する。し
かし、その圧力に比べてダイヤフラム130面の温度に
よる飽和蒸気圧の方が低いため、ダイヤフラム130の
内表面で再び凝結する。
【0004】その結果、感温室120内の圧力が周期的
に変動して弁機構160が動作し、それに伴って冷凍サ
イクルを流れる冷媒流量が絶えず変動するため、冷凍サ
イクルが不安定な状態になってしまう。このため、この
種の膨張弁100では、ダイヤフラム130が常に感温
室120の下面となるように膨張弁100を配置する必
要があり、膨張弁100の取付け姿勢が限定されてしま
う。
【0005】そこで、特開平5−26541号公報で
は、ダイヤフラムの内表面に液滴を吸着する吸着手段を
付加した膨張弁が提案されている。これによれば、凝結
した液滴が吸着手段に吸着されて常にダイヤフラムの表
面部分に保持されるため、たとえダイヤフラムが感温室
の上面となるように膨張弁が配置されても、凝結した液
滴が落下して再蒸発することはない。従って、膨張弁の
取付け姿勢が限定されることはない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にダイヤフラムの内表面に吸着手段を付加した構造で
は、吸着手段として使用する吸着材がダイヤフラムから
剥がれる虞があり、その場合、所望の効果が得られなく
なる。また、剥がれた吸着材が落下してダイヤフラムと
外壁部材との間に入り込むと、ダイヤフラムの作動に影
響を及ぼす。延いては、ダイヤフラムの破損に繋がる可
能性もある。本発明は、上記事情に基づいて成されたも
ので、その目的は、取付け姿勢に左右されることなく、
外部温度の影響による作動不良を防止した温度式膨張弁
の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の構成を採用した。請求項1では、
飽和蒸気ガスが封入された感温室と、この感温室の一壁
面を形成して、前記感温室内の圧力変動に応じて変位す
るダイヤフラムと、冷媒蒸発器より流出する冷媒の温度
を前記ダイヤフラムに伝える伝熱手段と、前記ダイヤフ
ラムの変位に応じて弁開度を可変する弁機構とを備えた
温度式膨張において、前記感温室内に、前記飽和蒸気ガ
スが凝結した液滴を溜める液溜め室を形成し、この液溜
め室が前記感温室の外壁と断熱されていることを特徴と
する。
【0008】請求項2では、請求項1に記載した温度式
膨張弁において、前記液溜め室は、前記ダイヤフラムと
前記外壁との間に挟持された板状部材により前記ダイヤ
フラムとの間に形成されていることを特徴とする。
【0009】請求項3では、請求項1に記載した温度式
膨張弁において、前記液溜め室は、前記ダイヤフラムと
熱的に接触して設けられた板状部材により形成されてい
ることを特徴とする。
【0010】
【作用および発明の効果】上記構成より成る本発明の温
度式膨張弁は、感温室内に形成された液溜め室が感温室
の外壁と断熱されている。従って、感温室内の飽和蒸気
ガスが凝結した液滴は、感温室の外壁(内表面)に触れ
ることなく、液溜め室に溜まって保持される。これによ
り、一旦凝結した液滴が、ダイヤフラム以外の外壁に触
れることで再蒸発することはなく、外部温度の影響によ
る作動不良を防止することができる。また、液滴が液溜
め室に保持されることで、温度式膨張弁の取付け姿勢が
限定されることもない。
【0011】
【実施例】次に、本発明の温度式膨張弁の実施例を図面
に基づいて説明する。 (第1実施例)図1は温度式膨張弁の全体断面図であ
る。本実施例の温度式膨張弁1(以下膨張弁1と言う)
は、図1に示すように、冷媒圧縮機2、冷媒凝縮器3、
レシーバ4、および冷媒蒸発器5とともに冷凍サイクル
を構成する。
【0012】膨張弁1は、第1流路6および第2流路7
が形成された略直方体形状の弁ブロック8を備える。第
1流路6は、レシーバ4より導かれた液冷媒を減圧膨張
して冷媒蒸発器5へ送る通路で、弁ブロック8の下部側
(図1の下部側)に設けられており、レシーバ4の出口
側に通じる高圧通路6a、冷媒蒸発器5の入口側に通じ
る低圧通路6b、および高圧通路6aと低圧通路6bと
を連通する連通孔6cより成る。高圧通路6aは、弁ブ
ロック8の一側端面(図1の右端面)から弁ブロック8
の中程まで穿設され、低圧通路6bは、弁ブロック8の
他側端面から弁ブロック8の中程まで穿設されている。
但し、高圧通路6aと低圧通路6bとは、弁ブロック8
の長手方向(図1の上下方向)にずれて設けられてい
る。
【0013】連通孔6cは、第1流路6のオリフィスを
形成するもので、高圧通路6aと低圧通路6bとを弁ブ
ロック8の長手方向に連通する。この連通孔6cの高圧
通路6a側には、下述の球弁9とで弁機構を構成する円
錐状の弁座6dが形成されている。第2流路7は、冷媒
蒸発器5で蒸発した冷媒が通過する低圧冷媒通路で、一
端が冷媒蒸発器5の出口に連絡されて、他端が冷媒圧縮
機2の入口に連絡される。この第2流路7は、弁ブロッ
ク8の上部側で、弁ブロック8の一側端面から他側端面
まで貫通して設けられている。
【0014】弁ブロック8の上端部には、Oリング10
を介して受け座11が固定され、この受け座11に対し
て、ダイヤフラム12とハウジング13とで形成される
感温室14が設けられている。受け座11とハウジング
13は、共に厚い金属板製で、両者の外周部がダイヤフ
ラム12の周縁部を挟持して気密に接合されている。ダ
イヤフラム12は、可撓性のある金属製薄板(例えば板
厚0.1mm程度のステンレス鋼板)により設けられて、
感温室14内の圧力変動に応じて変位可能に支持されて
いる。なお、感温室14には、封入管15により飽和蒸
気ガス(例えば、冷凍サイクルに使用される冷媒ガスと
同じ)が封入されている。封入管15は、飽和蒸気ガス
の封入が完了した後、先端部が密封される。
【0015】また、感温室14には、飽和蒸気ガスが凝
縮して液化した時に、その凝結した液滴を溜めて保持す
る液溜め室16が設けられている。この液溜め室16
は、図2に示すように、外周部がダイヤフラム12とハ
ウジング13との間に挟持されて取り付けられた区画プ
レート17(本発明の板状部材)により形成されてい
る。区画プレート17は、ダイヤフラム12と密着する
外周部に対して、中央部全体がハウジング13側へ凸形
状とされて、ダイヤフラム12との間に偏平な空間を形
成し、この空間が液溜め室16とされる。
【0016】但し、液溜め室16は、ハウジング13を
通して外部温度の影響を受けないように、ハウジング1
3と断熱されている。つまり、区画プレート17は、ダ
イヤフラム12とハウジング13との間に挟持される外
周部以外、特にダイヤフラム12との間に液溜め室16
を形成している凸形状の部位では、ハウジング13に接
触することなく、ハウジング13との間に間隙が保たれ
ている。この区画プレート17の中央部には、液溜め室
16に飽和蒸気ガスが流通できるように通気孔17aが
開けられている。そして、その通気孔17aの開口周縁
がダイヤフラム12側へ折り曲げられている。
【0017】弁ブロック8には、第2流路7を流れる冷
媒の温度をダイヤフラム12に伝達する伝熱棒18(本
発明の伝熱手段)、ダイヤフラム12の変位に連動する
球弁9、この球弁9を付勢する調節バネ19等の部品が
組み込まれている。伝熱棒18は、熱伝導性に優れた材
料(例えば、真鍮、アルミニウム等)により設けられ
て、弁ブロック8の中央部に穿設された縦孔20にOリ
ング21を介して摺動自在に嵌挿されている。即ち、伝
熱棒18は、第2流路7を横切って配されることから、
第2流路7を流れる冷媒に晒されている。伝熱棒18の
頭部18aは、ダイヤフラム12の下面に当接されて、
そのダイヤフラム12との接触面積を得るために径方向
に拡大されている。
【0018】球弁9は、伝熱棒18に連結されたロッド
22の下端に取り付けられて、連通孔6cの上流側(高
圧通路6a側)に配されている。この球弁9は、伝熱棒
18およびロッド22と一体に変位して、連通孔6cの
開度、即ち弁開度を可変する。調節バネ19は、弁ブロ
ック8の下端部に取り付けられた調節螺子23に保持さ
れており、弁受け部材24を介して球弁9を上方へ(弁
開度が小さくなる方向へ)付勢している。調節螺子23
は、Oリング25を介して弁ブロック8の下端部に螺着
し、弁ブロック8への取付け位置(螺合位置)を調節す
ることで開弁圧(調節バネ19の取付け荷重)を可変す
る。
【0019】次に、本実施例の膨張弁1の作動を説明す
る。連通孔6cを通って高圧通路6aから低圧通路6b
へ流れる冷媒流量は、弁開度、即ち弁座6dに対する球
弁9の位置によって決まる。その球弁9は、ダイヤフラ
ム12を図示下方へ付勢する感温室14の圧力と、ダイ
ヤフラム12を図示上方へ付勢する調節バネ19の付勢
力および低圧圧力(第2流路7を流れる冷媒の圧力)と
が釣り合った位置に移動する。
【0020】そこで、いま車室内の温度が上昇して、冷
媒蒸発器5で急速に冷媒が蒸発すると、冷媒蒸発器5出
口の過熱度が高くなって、膨張弁1の第2流路7を流れ
る冷媒の温度が上昇する。その結果、冷媒温度が伝熱棒
18を介してダイヤフラム12に伝達されて、ダイヤフ
ラム12の温度が上昇することにより、ダイヤフラム1
2の表面に凝結していた液滴が蒸発して感温室14の圧
力が上昇する。これにより、ダイヤフラム12が押し下
げられて、伝熱棒18およびロッド22を介して球弁9
が図示下方へ移動し、弁開度が大きくなる(弁座6dと
の隙間が大きくなる)ことで、冷媒蒸発器5へ送られる
冷媒流量が増加する。
【0021】また、車室内の温度が低下して冷媒蒸発器
5出口の過熱度が低くなると、第2流路7を流れる冷媒
の温度が低下してダイヤフラム12の温度が低下するた
め、感温室14の飽和蒸気ガスがダイヤフラム12の表
面で凝結する。この結果、上述の作動とは逆に、感温室
14の圧力が低下してダイヤフラム12が押し上げら
れ、球弁9が図示上方へ移動して弁開度が小さくなる
(弁座6dとの隙間が小さくなる)ことで、冷媒蒸発器
5へ送られる冷媒流量が減少する。
【0022】(実施例の効果)本実施例の膨張弁1によ
れば、ダイヤフラム12の温度低下に伴ってダイヤフラ
ム12の表面で凝結した液滴が、膨張弁1の取付け姿勢
に左右されることなく、常に感温室14内の液溜め室1
6に保持される。例えば、膨張弁1が図1に示す姿勢で
取り付けられている場合、即ちダイヤフラム12が感温
室14の下面を形成する場合は、従来の膨張弁1と同様
に、ダイヤフラム12の表面で凝結した液滴がそのまま
ダイヤフラム12の表面上に保持される。
【0023】また、膨張弁1が図1の姿勢と上下逆向き
に取り付けられている場合、即ち、ダイヤフラム12が
感温室14の上面を形成する様な場合は、ダイヤフラム
12の表面で凝結した液滴が自重によって落下するが、
感温室14のハウジング13まで落下することはなく、
図3に示すように、殆どの液滴がダイヤフラム12の下
方に位置する区画プレート17に保持される。この時、
区画プレート17の中央部には通気孔17aが開けられ
ているが、その通気孔17aの開口周縁がダイヤフラム
12側へ折り曲げられていることから、区画プレート1
7に保持された液滴が通気孔17aから落下することは
ない。
【0024】また、膨張弁1が横倒しの姿勢で取り付け
られている場合、即ち、ダイヤフラム12が直立した状
態の場合は、ダイヤフラム12の表面で凝結した液滴が
ダイヤフラム12の表面を伝って下方へ落下するが、ハ
ウジング13まで達することはなく、図4に示すよう
に、区画プレート17で形成された液溜め室16に溜ま
って保持される。この様に、膨張弁1がどの様な取付け
姿勢であっても、ダイヤフラム12の表面で凝結した液
滴がハウジング13に直接触れることはなく、区画プレ
ート17で形成した液溜め室16に溜まって保持され
る。従って、一旦凝結した液滴がハウジング13に触れ
て再蒸発する様なことがないため、外部温度の影響によ
る作動不良を防止することができる。
【0025】(第2実施例)図5は区画プレート17の
取付け状態を示す断面図である。本実施例は、図5に示
すように、ダイヤフラム12に対して区画プレート17
の中央部を大きく膨らませて、液溜め室16の内容積を
拡大したものである。これによれば、車両の振動に対し
て有効である。即ち、車両の振動が生じても液溜め室1
6から液が零れにくくなる。
【0026】(第3実施例)図6は区画プレート17の
取付け状態を示す断面図である。本実施例は、図6に示
すように、区画プレート17に封入管15の先端を接合
(例えばろう付け)して液溜め室16を密閉状態とした
ものである。本実施例によれば、液溜め室16から液が
零れる虞がない。なお、液溜め室16の気密性を確保す
るために、区画プレート17の外周部は、ハウジング1
3、ダイヤフラム12、および受け座11と同時に全周
溶接されるか、飽和蒸気ガスの通気が無い様、十分にダ
イヤフラム12とハウジング13との間に押さえ付けて
取り付ける必要がある。また、封入管15とハウジング
13との間には、ハウジング13からの伝熱を抑えるた
めに、断熱材(図示しない)を介在させても良い。
【0027】(第4実施例)図7は区画プレート17の
取付け状態を示す断面図である。本実施例は、図7に示
すように、区画プレート17を椀状に形成したもので、
その底部をダイヤフラム12の中央部にスポット溶接等
により接合しても良い。この場合、ダイヤフラム12の
温度低下が区画プレート17に伝わることにより、区画
プレート17の内表面で凝結が生じて、そのまま区画プ
レート17により形成される液溜め室16に液滴が保持
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】温度式膨張弁の全体断面図である。
【図2】区画プレートの取付け状態を示す断面図である
(第1実施例)。
【図3】区画プレートの作用を説明する断面図である
(第1実施例)。
【図4】区画プレートの作用を説明する断面図である
(第1実施例)。
【図5】区画プレートの取付け状態を示す断面図である
(第2実施例)。
【図6】区画プレートの取付け状態を示す断面図である
(第3実施例)。
【図7】区画プレートの取付け状態を示す断面図である
(第4実施例)。
【図8】従来技術に係わる温度式膨張弁の全体断面図で
ある。
【符号の説明】
1 温度式膨張弁 5 冷媒蒸発器 6d 弁座(弁機構) 9 弁体(弁機構) 12 ダイヤフラム 13 ハウジング(外壁) 14 感温室 16 液溜め室 17 区画プレート(板状部材) 18 伝熱棒(伝熱手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 健一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】飽和蒸気ガスが封入された感温室と、 この感温室の一壁面を形成して、前記感温室内の圧力変
    動に応じて変位するダイヤフラムと、 冷媒蒸発器より流出する冷媒の温度を前記ダイヤフラム
    に伝える伝熱手段と、 前記ダイヤフラムの変位に応じて弁開度を可変する弁機
    構とを備えた温度式膨張弁において、 前記感温室内に、前記飽和蒸気ガスが凝結した液滴を溜
    める液溜め室を形成し、この液溜め室が前記感温室の外
    壁と断熱されていることを特徴とする温度式膨張弁。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した温度式膨張弁におい
    て、 前記液溜め室は、前記ダイヤフラムと前記外壁との間に
    挟持された板状部材により前記ダイヤフラムとの間に形
    成されていることを特徴とする温度式膨張弁。
  3. 【請求項3】請求項1に記載した温度式膨張弁におい
    て、 前記液溜め室は、前記ダイヤフラムと熱的に接触して設
    けられた板状部材により形成されていることを特徴とす
    る温度式膨張弁。
JP7006483A 1995-01-19 1995-01-19 温度式膨張弁 Withdrawn JPH08193769A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004036125A3 (en) * 2002-10-18 2004-06-10 Parker Hannifin Corp Refrigeration expansion valve with thermal mass power element
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JP2016142189A (ja) * 2015-02-03 2016-08-08 株式会社デンソー エジェクタ

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