JPH08191311A - 位置管理システム - Google Patents

位置管理システム

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JPH08191311A
JPH08191311A JP7002702A JP270295A JPH08191311A JP H08191311 A JPH08191311 A JP H08191311A JP 7002702 A JP7002702 A JP 7002702A JP 270295 A JP270295 A JP 270295A JP H08191311 A JPH08191311 A JP H08191311A
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JP
Japan
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interrogator
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telephone
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JP7002702A
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English (en)
Inventor
Yoichiro Kanai
陽一郎 金井
Keiichiro Yoshikawa
啓一郎 吉川
Masanori Shibayama
正典 柴山
Nobuki Mizuno
展樹 水野
Fuminobu Kawamura
文信 川村
Kakushi Baba
覚志 馬場
Hiroto Hara
浩人 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 応答器に対して追いかけ接続またはモバイル
コンピューティングが可能な位置管理システムを提供す
る。 【構成】 居室107には質問器102と応答器105
が、居室108に質問器103と応答器106がそれぞ
れ設置されている。応答器105,106は個別識別情
報を有し、質問器102,103からの指示信号に従う
か、あるいは自発的に個別識別情報を質問器102,1
03にて再生可能な形式に変換して無線通信にて送信す
る。質問器102,103は、必要に応じて無線通信に
て応答器105,106に個別識別情報の送信を指示
し、応答器105,106から送信された信号を受信し
て個別識別情報を再生し、その個別識別情報と位置情報
を位置情報記憶装置101に書込む。制御装置109は
位置情報記憶装置101に蓄積されている個別識別情報
と位置情報を読出し、これら情報に基づいて被制御装置
110を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は質問器と応答器を用いた
位置管理システムに関し、特にPBXやコンピュータあ
るいはネットワーク制御装置と連動した位置管理システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】PBXに接続される電話機は個々に内線
番号が付与されている。発信者が相手の内線番号でダイ
ヤルしても相手が不在であるときにはつながらないこと
は明らかである。このとき、発信者は相手が不在である
ことをすぐに知ることはできない。従来の技術で、不在
であることをPBXに登録することができる。その場
合、PBXに接続される装置または電話機を使用して、
手動でPBXに登録しなければならなかった。また席に
在席したときにもPBXに接続される装置または電話機
を使用して、手動でPBXに登録しなければならなかっ
た。
【0003】また、相手が構内に在圏していても、その
人の席にいなければ、内線番号しか知らない発信者は通
信相手と通話することができない。従来の技術で、他の
場所にいることをPBXに登録することができる。その
場合、不在のときと同様に、PBXに接続される装置ま
たは電話機を使用して、手動でPBXに登録しなければ
ならなかった。また、席に在席したときにもPBXに接
続される装置または電話機を使用して、手動でPBXに
登録しなければならなかった。
【0004】従来の質問器と応答器を用いたシステムに
よる入退室管理は可能であるが、PBXと連動しておら
ず、その人の構内における在圏情報を電話機の不在情報
に反映させることはできない。また構内のどこにいるか
を把握することができないため、その人がいる場所の電
話機に着信する追いかけ接続が実現できない。
【0005】LANを構築している構内においてコンピ
ュータ端末に付与するIPアドレスまたはそれと等価な
アドレスは使用者が使う端末に対して手動で登録しなけ
ればならない。同一構内で使用者が移動して他の端末を
使用する場合、今までの端末に登録したIPアドレスま
たはそれと等価なアドレスを手動により消去し、新たな
端末に対してもう一度再登録しなければならない。この
とき、端末だけでなくルータ等にも設定してある場合に
は、こちらも変更する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、内線
番号やIPアドレスまたはそれと等価なアドレスを自動
登録し、また応答器に対して追いかけ接続またはモバイ
ルコンピューティングが可能な位置管理システムを提供
することにある。ここで、モバイルコンピューティング
とは、ネットワークにつながっているそれぞれのコンピ
ュータに対して、どのコンピュータを使用してもその人
が使用するコンピュータ環境で作業できることを言う。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の位置管理シス
テムは、自己を他と識別するための個別識別情報を有す
る1つ以上の応答器と、1つ以上の質問器と、質問器か
ら送信された、応答器の個別識別情報と該質問器の位置
情報を1対1に対応させて記憶する位置情報記憶装置
と、該位置情報記憶装置が記憶している個別識別情報と
位置情報を読出し、これら情報に基づいて他の装置を制
御する制御装置を有し、前記応答器は、前記質問器から
の指示信号に従うかあるいは自発的に、前記個別識別情
報を前記質問器にて再生可能な適当な形式に変換して無
線通信にて送信する手段を含み、前記質問器は、必要に
応じて無線通信にて前記応答器に個別識別情報の送信を
指示する手段と、前記応答器から適当な形式に変換され
て送信された信号を受信して前記個別識別情報を再生
し、該個別識別情報を前記位置情報記憶装置に書き込む
手段を含む。
【0008】請求項2の位置管理システムは、請求項1
の位置管理システムにおいて、前記制御装置が構内電話
交換機であり、該構内電話交換機に接続され、移動端末
を含む電話機が被制御装置で、前記電話機は外線および
/または内線電話番号と応答器が1対1に対応してお
り、前記構内電話交換機は電話の着信があると、前記電
話番号を前記応答器の個別識別情報に変換し、前記位置
情報記憶装置を検索し、前記個別識別情報に対応する質
問器の位置情報を得、該質問器に対応する電話機を鳴動
させる。
【0009】請求項3の位置管理システムは、請求項2
の位置管理システムにおいて、前記質問器は直接、電話
機と接続され、あるいは電話機の中に組み込まれてお
り、前記質問器と前記位置情報記憶装置とを接続する通
信伝送路として、前記電話機と前記構内電話交換機とを
結ぶ通信線を用いる。
【0010】請求項4の位置管理システムは、請求項2
の位置管理システムにおいて、前記質問器が居室の出入
り口ゲートに設置され、前記質問器は、単独でまたは他
の質問器との連携により人の動く方向を検出し入室/退
室の情報を前記構内電話交換機に通知する手段を有し、
前記構内電話交換機は、前記入室/退室情報に応じて不
在メッセージの送出の実施/非実施を自動で切り替える
手段を有する。
【0011】請求項5の位置管理システムは、請求項1
の位置管理システムにおいて、前記制御装置がLAN上
のルータであり、同一のLAN上に接続される、移動端
末を含む、前記被制御装置であるデータ処理端末はMA
Cアドレスと端末が1対1に対応しており、前記応答器
は個別識別情報としてIPアドレスまたはそれと等価な
アドレスを用い、前記ルータはMACアドレスを前記応
答器の個別識別情報に変換し、前記位置情報記憶装置を
検索し、前記個別識別情報に対応する質問器の位置情報
を得、該質問機に対応するデータ処理端末にサービスを
提供する。
【0012】請求項6の位置管理システムは、請求項5
の位置管理システムにおいて、前記質問器は直接データ
処理端末と接続されあるいはデータ処理端末の中に組み
込まれており、前記質問器と前記位置情報記憶装置とを
接続する通信伝送路として、データ処理端末とルータと
を結ぶLANを用いる。
【0013】
【作用】応答器は個別識別情報を有し、この個別識別情
報は質問器を経てその位置情報とともに位置情報記憶装
置に登録されるので、応答器に対する質問器を特定で
き、応答器を携帯した人が他の質問器の範囲に移動して
も応答器を携帯した人の位置がわかる。
【0014】請求項2の位置管理システムでは、構内交
換機(PBX)は応答器の個別識別情報と外線及び内線
電話番号との変換機能を備え、位置情報記憶装置の情報
にしたがって、個々の外線あるいは内線電話番号と連動
したサービスを、個別識別情報に対応づけて応答器の位
置登録先まで拡張するので、追いかけ接続が可能であ
る。
【0015】請求項3の位置管理システムは、質問器は
直接に電話機と接続されあるいは電話機の中に組み込ま
れており、質問器と位置情報記憶装置とを接続する通信
伝送路として、電話機とPBXとを結ぶ通信線を用いる
ので、簡易な構成が可能である。
【0016】請求項4の位置管理システムは、質問器を
居室の出入り口ゲートに設置し、設置された質問器は人
の動く方向を検出する手段を備え、入室/退室の情報を
PBXに通知することにより、PBXは不在メッセージ
の送出の実施/非実施を自動で切り替えるので、不在メ
ッセージを必要な場合にのみ送出することが可能であ
る。
【0017】請求項5の位置管理システムは、位置情報
記憶装置に接続される制御装置としてLAN上のルータ
を用い、同一のLAN上に接続される移動端末を含むデ
ータ処理端末はMACアドレスと端末が1対1に対応し
ており、応答器は個別識別情報としてIPアドレスまた
はそれと等価なアドレスを用い、ルータは応答器の個別
識別情報とMACアドレスとの変換機能を備え、位置情
報記憶装置の情報にしたがって、個々のMACアドレス
と連動したサービスを、個別識別情報に対応づけて応答
器の位置登録先まで拡張するので、モバイルコンピュー
ティングが可能である。
【0018】請求項6の位置管理システムは、質問器は
直接にデータ処理端末と接続されあるいはデータ処理端
末の中に組み込まれており、質問器と位置情報記憶装置
とを接続する通信伝送路として、データ処理端末とルー
タとを結ぶLANを用いるので、簡易な構成が可能であ
る。
【0019】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0020】図1は本発明の第1の実施例(請求項1に
対応)の位置管理システムの構成図である。
【0021】居室107には質問器102が、居室10
8には質問器103がそれぞれ設置されている。また、
居室107,108にはそれぞれ応答器105,106
がある。応答器105,106はカード状でそれぞれ自
己を他と識別するための個別識別情報を有し、それぞれ
質問器102,103からの指示信号に従うか、あるい
は自発的に個別識別情報を質問器102,103にて再
生可能な形式に変換して無線通信にて送信する。応答器
105,106は人が携帯する。質問器102,103
は、必要に応じて無線通信にて応答器105,106に
個別識別情報の送信を指示し、応答器105,106か
ら送信された信号を受信して個別識別情報を再生し、そ
の個別識別情報と位置情報(どの質問器であるかという
情報)を通信伝送路104を使って位置情報記憶装置1
01に書込む。制御装置109は位置情報記憶装置10
1に蓄積されている個別識別情報と位置情報を読出し、
これら情報に基づいて被制御装置110を制御する。
【0022】図2および図3は本発明の第2の実施例の
位置管理システムの構成図、図4は質問器202,20
3の動作を示すフローチャート、図5はPBX211の
動作を示すフローチャートである。
【0023】居室207には質問器202と被制御装置
である電話機212が設置され、居室208には質問器
203と被制御装置である電話機213が設置されてい
る。また、居室207には応答器205(位置情報「A
AA」)を携帯した人217が居る(図2)。応答器2
05は個別識別情報「112233」を有し、質問器2
02,203からの指示信号に従うか、あるいは自発的
に個別識別情報「112233」を質問器202,20
3に対して再生可能な形式に変換して無線通信にて送信
する。質問器202,203は、図4に示すように、必
要に応じて無線通信にて応答器205に個別識別情報の
送信を指示し(ステップ301)、応答器205から送
信されてきた信号を受信して個別識別情報を再生し、そ
の個別識別情報と位置情報(質問器202,203を示
す情報)を通信伝送路204を使って位置情報記憶装置
201に書込む(ステップ302,303)。制御装置
であるPBX211は通信路214によって電話機21
2,213と接続され、応答器205の個別識別情報と
外部及び内線電話番号との変換機能を備え、図5に示す
ように、電話の着信があると(ステップ401)、電話
番号に対応する個別識別情報を検索し(ステップ40
2)、位置情報記憶装置201をアクセスし、個別識別
情報から質問器の位置情報を検索し(ステップ40
3)、位置情報に対応する電話機を選択し(ステップ4
04)、該電話機を鳴動させる(ステップ404)。P
BX211はさらに交換機215と接続され、交換機2
15に電話機216が接続されている。
【0024】次に、本実施例の動作を説明する。
【0025】図2に示すように、人217が居室207
に居る場合、質問器202は応答器205から送信され
た個別識別情報「112233」を受信してこれを再生
し、通信伝送路204を使って位置情報記憶装置201
に個別識別情報「112233」と質問器202の位置
情報「AAA」を表1のように1対1に対応させて書込
む。
【0026】
【表1】 PBX211は交換機215を経て電話機216から電
話番号「123−4567」に電話がかかってきた場
合、PBX211内の情報(表2)から電話番号「12
3−4567」への電話が個別識別情報「11223
3」の応答器205を持つ人217への電話であること
を知り、さらに位置情報記憶装置201内の情報(表
1)から応答器205を持つ人217が位置情報「AA
A」の質問器202がある居室207内にいることがわ
かる。
【0027】
【表2】 さらに、PBX211内の情報(表3)から位置情報
「AAA」の質問器202が電話機固有番号「ZZZZ
Z」の電話機212に対応した質問器であることを知
り、電話機212を鳴動し、電話番号「123−456
7」の電話機にかかってきた電話を電話機212に転送
する。
【0028】
【表3】 図3に示すように、応答器205を持った人217が居
室207から居室208へ移動した場合、個別識別情報
「112233」と質問器203の位置情報「BBB」
が位置情報記憶装置201に記憶され、同様に、電話番
号「123−4567」にかかってきた電話を電話機2
13に転送する。
【0029】図6は本発明の第3の実施例(請求項3に
対応)の位置管理システムの構成図である。
【0030】本実施例は、図2、図3の第2の実施例に
おいて、質問器202,203をそれぞれ電話機21
2,213と接続し、質問器202,203と位置情報
記憶装置201を接続する通信伝送路として電話機21
2,213とPBX211を結ぶ通信路214を使用し
たものである。
【0031】本実施例の動作は第2の実施例と同じであ
る。
【0032】図7、図8は本発明の第4の実施例(請求
項4に対応)の位置管理システムの構成図、図9はPB
X511の動作を示すフローチャートである。
【0033】居室507には出入り口ゲート508が設
けられ、内部に電話機512が設置されている。人51
7は応答器505を携行している。応答器505は質問
器502からの指示信号に従うか、あるいは自ら自発的
に個別識別情報を質問器502に対して再生可能な形式
に変換して無線通信にて送信する。質問器502は、必
要に応じて無線通信にて応答器505に個別識別情報の
送信を指示し、応答器505から送信されてきた個別識
別情報を再生し、その個別識別情報と人517の退室/
入室情報を伝送路504を使って位置情報記憶装置50
1に書込む。また、質問器502はアンテナを2個備
え、その信号入力の強さを比較することにより、人の動
く方向(入室方向または退出方向)を検出できるように
なっている。PBX511は位置情報記憶装置501
と、通信路514を経て電話機512と、交換機515
を経て電話機516と接続されており、電話の着信があ
ると(ステップ601)、電話番号に対応する個別識別
情報を検索し(ステップ602)、位置情報記憶装置5
01に記憶されている個別識別情報と入室/退室情報か
ら応答器505に対応した(この場合電話機512の)
外線あるいは内線番号を選択し、電話機516に自動的
に応答して不在メッセージを送話したり、該送話を停止
する(ステップ603〜606)。
【0034】次に、本実施例の動作を説明する。
【0035】図7に示すように、人517が出入り口ゲ
ート508を退室方向に移動した場合、質問器502は
応答器505から送信された信号を受信して応答器50
5、つまりひと517の移動方向と個別識別情報を再生
し、位置情報記憶装置501に個別識別情報と退室情報
を書込む。PBX511は個別識別情報から応答器50
5に対応した外線あるいは内線電話番号を選択し、退室
情報から該当する電話に自動的に応答し不在メッセージ
を送話する。
【0036】図8に示すように、人517が出入り口ゲ
ート508を入室方向に移動した場合、質問器502は
応答器505から送信された信号を受信して応答器50
5の移動方向と個別識別情報を再生し、位置情報記憶装
置501に個別識別情報と入室情報を書込む。PBX5
11は個別識別情報から応答器505に対応した外線あ
るいは内線電話番号を選択し、入室情報から該当する電
話に対する不在メッセージの実施を停止する。
【0037】なお、質問器502を2個以上備えて、人
517の移動方向を検出するようにしてもよい。
【0038】図10、図11、図12は本発明の第4の
実施例(請求項5に対応)の構成図である。
【0039】LAN705に制御装置であるルータ70
2、サーバ703、質問器組込み型データ端末704、
データ端末706、無線LAN主装置708および質問
器710が接続されている。データ端末706には質問
器707が接続されている。質問器710は移動端末7
09に接続されている。ここで、データ端末704、7
06は被制御装置である。人713は応答器712を携
行している。応答器712はデータ端末704、質問器
707,710からの指示信号に従うか、あるいは自ら
自発的に個別識別情報をデータ端末、質問器707,7
10に対して再生可能な形式に変換して無線通信にて送
信する。データ端末704、質問器707,710は、
必要に応じて無線通信にて応答器712に個別識別情報
の送信を指示し、応答器712から送信されてきた個別
識別情報(IP address)を再生し、その個別
識別情報と質問器の位置情報を位置情報記憶装置702
に書込む。
【0040】図10に示すように、質問器組込み端末7
04または質問器707が接続されている端末706に
おいて、応答器712からの無線通信による個別識別情
報が得られない状態においては、ルータ701に記憶さ
れている情報は、同一LAN705上に接続されている
端末のMACアドレスのみであり、その端末はMACア
ドレスと連動したサービスは得られない(図中、「×」
印で示す)。
【0041】図11に示すように、データ端末706に
接続されている質問器707に、応答器712からの無
線通信による個別識別情報「133、133、33、
3」が得られた場合、応答器712に設定されているI
Pアドレスまたはそれと等価なアドレスが位置情報記憶
装置702に送信される。その情報によりルータ701
では応答器712の個別識別情報を登録し、位置情報記
憶装置702の情報にしたがって、個別識別情報と個々
のMACアドレスを対応づけて応答器712の位置登録
先まで拡張しサービスを提供する。
【0042】図12に示すように、応答器712を持っ
た人713が端末706から端末709に移動した場合
は、位置情報記憶装置702の情報に従い、MACアド
レスと個別識別情報の対応付けを行い、サービスの提供
先を変更する。
【0043】図13は本発明の第5の実施例(請求項6
に対応)の位置管理システムの構成図である。
【0044】本実施例は、第4の実施例において、質問
器707とデータ処理端末706、質問器710とデー
タ処理端末709を直接接続し、また、質問器707と
位置情報記憶装置702とを接続する通信伝送路とし
て、データ処理端末704,706とルータ701とを
結ぶLAN705を使用している。
【0045】以上の実施例では、応答器として無線発信
カードを想定しているが、例えば磁気カードでもよく、
この場合、質問器は磁気カードから個別識別情報を磁気
的に読み込む装置になる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、下記の
ような効果がある。 (1)請求項1と2の発明は、応答器を持った人の移動
先の電話機への追いかけ接続が可能である。 (2)請求項3と6の発明は、簡易な構成が可能とな
る。 (3)請求項4の発明は、必要な場合にのみ不在メッセ
ージが送出される。 (4)請求項5の発明は、モバイルコンピューティング
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の位置管理システムの構
成図である。
【図2】本発明の第2の実施例の位置管理システムの構
成図である。
【図3】本発明の第2の実施例の位置管理システムの構
成図である。
【図4】質問器202,203の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】PBX211の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の第3の実施例の位置管理システムの構
成図である。
【図7】本発明の第4の実施例の位置管理システムの構
成図である。
【図8】本発明の第4の実施例の位置管理システムの構
成図である。
【図9】PBX511の動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】本発明の第5の実施例の位置管理システムの
構成図である。
【図11】本発明の第5の実施例の位置管理システムの
構成図である。
【図12】本発明の第5の実施例の位置管理システムの
構成図である。
【図13】本発明の第6の実施例の位置管理システムの
構成図である。
【符号の説明】
101,201,501 位置情報記憶装置 102,103,202,203,502 質問器 104,204,214,504 通信伝送路 105,106,205,505 応答器 107,108,207,208,507 居室 109 制御装置 110 被制御装置 211,511 PBX 212,213,216,512,516 電話機 217,517 人 301〜303,401〜405,601〜606
ステップ 508 出入り口ゲート 215,515 交換機 701 ルータ 702 位置情報記憶装置 703 サーバ 704 質問器 705 LAN 706 データ端末 707,710 質問器 711 ルータ701の登録情報 712 応答器 713 人
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/58 101 7/34 (72)発明者 水野 展樹 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 川村 文信 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 馬場 覚志 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 原 浩人 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己を他と識別するための個別識別情報
    を有する1つ以上の応答器と、1つ以上の質問器と、質
    問器から送信された、応答器の個別識別情報と該質問器
    の位置情報を1対1に対応させて記憶する位置情報記憶
    装置と、該位置情報記憶装置が記憶している個別識別情
    報と位置情報を読出し、これら情報に基づいて他の装置
    を制御する制御装置を有し、 前記応答器は、前記質問器からの指示信号に従うかある
    いは自発的に、前記個別識別情報を前記質問器にて再生
    可能な適当な形式に変換して送信する手段を含み、 前記質問器は、必要に応じて前記応答器に個別識別情報
    の送信を指示する手段と、前記応答器から適当な形式に
    変換されて送信された信号を受信して前記個別識別情報
    を再生し、該個別識別情報を前記位置情報記憶装置に書
    き込む手段を含む位置管理システム。
  2. 【請求項2】 前記制御装置が構内電話交換機であり、
    該構内電話交換機に接続され、移動端末を含む電話機が
    被制御装置で、該移動端末が応答器であり、前記電話機
    は外線および/または内線電話番号と前記応答器が1対
    1に対応しており、前記構内電話交換機は、電話の着信
    があると、前記電話番号を前記応答器の個別識別情報に
    変換し、前記位置情報記憶装置を検索し、前記個別識別
    情報に対応する質問器の位置情報を得、該質問器に対応
    する電話機を鳴動させる請求項1記載の位置管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記質問器は直接、電話機と接続され、
    あるいは電話機の中に組み込まれており、前記質問器と
    前記位置情報記憶装置とを接続する通信伝送路として、
    前記電話機と前記構内電話交換機とを結ぶ通信線を用い
    る請求項2記載の位置管理システム。
  4. 【請求項4】 前記質問器が居室の出入り口ゲートに設
    置され、前記質問器は、単独でまたは他の質問器との連
    携により人の動く方向を検出し入室/退室の情報を前記
    構内電話交換機に通知する手段を有し、前記構内電話交
    換機は、前記入室/退室情報に応じて不在メッセージの
    送出実施/非実施を自動で切り替える手段を有する請求
    項2記載の位置管理システム。
  5. 【請求項5】 前記制御装置がLAN上のルータであ
    り、同一のLAN上に接続される、移動端末を含む、前
    記被制御装置であるデータ処理端末はMACアドレスと
    端末が1対1に対応しており、前記応答器は個別識別情
    報としてIPアドレスまたはそれと等価なアドレスを用
    い、前記ルータはMACアドレスを前記応答器の個別識
    別情報に変換し、前記位置情報記憶装置を検索し、前記
    個別識別情報に対応する質問器の位置情報を得、該質問
    機に対応するデータ処理端末にサービスを提供する請求
    項1記載の位置管理システム。
  6. 【請求項6】 前記質問器は直接データ処理端末と接続
    されあるいはデータ処理端末の中に組み込まれており、
    前記質問器と前記位置情報記憶装置とを接続する通信伝
    送路として、データ処理端末とルータとを結ぶLANを
    用いる請求項5記載の位置管理システム。
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