JPH0819029A - Mcaシステム - Google Patents

Mcaシステム

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JPH0819029A
JPH0819029A JP6143728A JP14372894A JPH0819029A JP H0819029 A JPH0819029 A JP H0819029A JP 6143728 A JP6143728 A JP 6143728A JP 14372894 A JP14372894 A JP 14372894A JP H0819029 A JPH0819029 A JP H0819029A
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JP
Japan
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communication
relay station
data
station
voice
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JP6143728A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Tsukui
泰弘 津久井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 例えば2スロットを用いて高速デ−タ通信を
行っている時に、音声通信またはファクシミリ通信等の
異種メディアからの要求が生じた場合でも、現在のデ−
タ通信を中断させることなく音声通信等を行えるように
する。 【構成】 中継局1と、複数の指令局2a,2bと、こ
の複数の指令局のそれぞれに加入し加入群を構成する移
動局3a,3bとから構成され加入者群6a,6b内の
指令局または移動局同志の間で中継局を介して通信を行
うMCAシステムにおいて、伝送デ−タを入出力する端
末装置と、音声通話要求スイッチを有するスピ−カ−マ
イクと、複数スロットを用いて通信を行っている間にス
ピ−カ−マイクから音声通話要求が行われた時にこのス
ピ−カ−マイクから入力される音声信号を端末装置から
入力される伝送デ−タに割り込ませて出力する制御部
と、この伝送デ−タをアンテナを介して前記中継局から
割り当てられた送受信チャネルに乗せ前記中継局に送受
信する無線部とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用無線等のTDM
A方式を用いたMCAシステムにおいて、指令局および
複数の移動局で構成される同一グル−プ毎にそれぞれ割
り当てられた複数のスロットを有効に利用することがで
きるMCAシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、業務用無線システムとしてM
CA(Multi Channel Access)方式を用いたMCAシス
テムが用いられている。すなわち、MCAシステムの概
要について説明すると、MCAシステムは、システム全
体の制御を行う1つの中継局と、加入者群毎に設けられ
る指令局および、それぞれの指令局とそれぞれの加入者
群を構成する複数の移動局から中継局を介して構成され
るものである。このMCAシステムにおいては、同一の
加入者群内の指令局−移動局間または、移動局−移動局
間で音声通信、デ−タ通信、ファクシミリ通信(以下、
FAX通信と称する)等を行うことができる。さらに、
各加入者群で共同利用となる中継局は、指令局または移
動局からスロット割当接続要求のあった時に空きチャネ
ルをサ−チし、移動局または指令局に対してスロットの
割り当てを行うものである。なお、移動局または指令局
のスロット割り当て接続要求は、複数のスロットの割り
当て接続要求を行うことができ、例えば音声通信+デ−
タ通信、デ−タ通信+FAX通信および、2スロットを
使用してデ−タを送信することにより伝送速度が2倍と
なる高速デ−タ通信等を行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の装置にあっては、例えば2スロットを用いて、高
速デ−タ通信を行っている最中に、音声通信要求または
FAX通信要求が生じた場合、この高速デ−タ通信が終
了するのを待つか、またはこの高速デ−タ通信を一度終
了させてから再度、中継局に対し2スロット割当接続要
求を送信し、音声通信+デ−タ通信または、FAX通信
+デ−タ通信を行わなければならない。
【0004】このため、ユ−ザ−は高速デ−タ通信が終
了するのを待つために多くの時間を要したり、またシス
テムが混雑している時には、高速デ−タ通信を一度終了
させてから再度、中継局に対し2スロット割当接続要求
を送信するために、チャネルに空きが生じるまでチャネ
ルの割り当てを待たされる等の問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、例えば2スロッ
トを用いて高速デ−タ通信を行っている時に、音声通信
またはFAX通信の送信要求が生じた場合でも、2スロ
ットの内の1スロットの通信モ−ドを切り替えることに
より、現在のデ−タ通信を中断させることなく音声通信
またはFAX通信が行えるMCAシステムを提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のMCAシステムは、中継局と、複数の指令局
と、前記複数の指令局のそれぞれに加入し加入群を構成
する移動局とから構成され、前記加入者群内の指令局ま
たは移動局同志の間で前記中継局を介して通信を行うM
CAシステムにおいて、伝送デ−タを入出力する端末装
置と、音声通話要求スイッチを有するスピ−カ−マイク
と、複数スロットを用いて通信を行っている間に前記ス
ピ−カ−マイクから音声通話要求が行われた時に前記ス
ピ−カ−マイクから入力される音声信号を前記端末装置
から入力される伝送デ−タに割り込ませて出力する制御
部と、前記伝送デ−タをアンテナを介して前記中継局か
ら割り当てられた送受信チャネルに乗せ前記中継局に送
受信する無線部とを具備するものであります。
【0007】また、その他の本発明は、中継局と、複数
の指令局と、前記複数の指令局のそれぞれに加入し加入
群を構成する移動局とから構成され、前記加入者群内の
指令局または移動局同志の間で前記中継局を介して通信
を行うMCAシステムにおいて、伝送デ−タを入出力す
る端末装置と、文書デ−タを送受信するファクシミリ
と、複数スロットを用いて通信を行っている間に前記フ
ァクシミリから文書デ−タ送信要求が行われた時に前記
ファクシミリから入力される文書デ−タを前記端末装置
から入力される伝送デ−タに割り込ませて出力する制御
部と、前記伝送デ−タをアンテナを介して前記中継局か
ら割り当てられた送受信チャネルに乗せ前記中継局に送
受信する無線部とを具備するものであります。
【0008】
【作用】この結果、本発明によれば、端末装置から入力
される伝送デ−タを高速で送信している時に、スピ−カ
−マイクから音声の通話要求があった場合、デ−タ送信
用に使用していた2スロットの内の1スロットを音声通
信に切り替え、残り1スロットにてデ−タ通信を継続さ
せることが可能となる。このため、本発明は、高速でデ
−タ通信を行っている時に、音声通信の要求が生じた場
合でも、現在のデ−タ通信を中断させることなく音声通
信を行うことができるものである。
【0009】一方、その他の本発明によれば、端末装置
から入力される伝送デ−タを高速で送信している時に、
FAXからの送信要求があった場合、デ−タ送信用に使
用していた2スロットの内の1スロットをFAX通信に
切り替え、残り1スロットにてデ−タ通信を継続させる
ことが可能となる。このため、本発明は、高速でデ−タ
通信を行っている時に、FAX通信の要求が生じた場合
でも、現在のデ−タ通信を中断させることなくFAX通
信を行うことができるものである。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例について、詳細に説明す
る。図1は、ディジタル方式MCAシステムの構成例を
示す図である。同図において、ディジタル方式MCAシ
ステムとは1つの中継局1と複数の指令局2a、2bと
から構成され、各指令局2a、2bは、それぞれ複数の
移動局3a、3bとにより、例えば加入者群6a、6b
のようなグル−プを構成しているものである。また、中
継局1とは指令局2a、2bと移動局3a、3b間また
は、移動局相互間の通信を中継する無線局である。さら
に、指令局2a、2bとは利用者の事業所等に設置され
る無線局である。
【0011】ここで、移動局3a、3bまたは指令局2
a、2b間で送受信される無線回線は、制御用チャネル
4及び通信用チャネル5a、5bから構成されている。
通信を開始しようとする移動局3a,3bまたは、指令
局2a,2bは、制御用チャネル4を介して中継局1に
対して接続要求信号を送出する。中継局1では、接続要
求信号を受信した後、通信用チャネルの中から空きチャ
ネルをサ−チし、チャネル指定信号を制御用チャネル4
にて発呼局および着呼局となる移動局3a、3bまたは
指令局2a、2bに対し送出する。移動局3a、3bま
たは指令局2a、2bは現チャネルを上記チャネル指定
信号で指定された通信用チャネル5a、5bに切り替
え、この新しい通信用チャネルを一定時間占有すること
により通信を行うことができる。
【0012】ここで、前記制御用チャネルは、複数のス
ロットから構成されている。図2は、制御信号送信スロ
ットの1スロット内のチャネルの構成例を示す図であ
り、例えば無線制御チャネル(以下、RCCHと称す
る)またはトラヒックチャネル(以下、TCHと称す
る)等のようなスロットの種別を伝送する低速付随制御
チャネル(以下、SACCHと称する)14と、ダミ−
ビット(以下、FILLと称する)15と、例えば音声
通信からデ−タ通信へのモ−ド切り替え等のような通信
モ−ドの切替えの情報を伝送するRCCH16にて構成
されている。
【0013】図3は、通信用チャネル5a、5bのスロ
ットの配置例を示す図である。同図において、各通信用
チャネルには第1〜第6のスロットが設けられており、
移動局3a、3bはこの各通信用チャネル上の指定され
たスロットを使用して通信を行う。この時、使用するス
ロットの指定は1スロットでも2スロットでもよく、例
えば移動局3a、3bが中継局1に対し、2スロット割
当接続要求信号を送信した場合は、(a)のように2つ
のスロットともデ−タ通信用に使用することができ、ま
た(b)のように1つのスロットを音声通信用に、もう
1つのスロットをデ−タ通信用に使用することができ、
さらに、(c)のように1つのスロットをFAX通信用
に、もう1つのスロットをデ−タ通信用に使用すること
ができる。また、移動局3a、3bが中継局1に対し、
1スロット割当接続要求信号を送信した場合は、(d)
のように1つのスロットを音声通信用に使用することが
できる。
【0014】図4は、音声等のデ−タ送信スロットの1
スロット内のチャネルの構成例を示す図であり、スロッ
トの種別が伝送される低速付随制御チャネル(以下、S
ACCHと称する)14と音声信号やデ−タが伝送され
るTCH17にて構成されている。
【0015】図5は、移動局/指令局用無線機の構成例
を示す図である。同図において、移動局/指令局用無線
機20には、スピ−カ−マイク22とFAX50とデ−
タ端末40が接続されており、スピ−カ−マイク22は
マイクコネクタ23を介して移動局/指令局用無線機2
0に接続されている。また、スピ−カ−マイク22に
は、音声通信要求を行うためのプレスト−クスイッチ
(以下、PT−SWと称する)30が設けられている。
移動局/指令局用無線機20は、スピ−カ−マイク22
からマイクコネクタ23を介して入力される音声を増幅
するオ−ディオ部24と、この増幅された音声をデジタ
ルデ−タに変換する音声CODEC25と、デジタルデ
−タに変換されたデ−タをスロット上にマッピングする
CH−CODEC26と、中継局1との間の無線回線を
形成し信号のやりとりを行う無線部27と、この中継局
1に対し信号を送信するアンテナ31とから構成されて
いる。さらに、移動局/指令局用無線機20は、デ−タ
端末40およびFAX50とを接続するためのデ−タ端
末I/F部28と、スピ−カ−マイク22から入力され
る音声信号を送るPT−SW信号線32と、移動局/指
令局用無線機20における通話モ−ドの表示および文字
表示等を表示する表示部21とから構成される。また、
制御部29はスピ−カ−マイク22、FAX50および
デ−タ端末40から入力される信号をもとに無線部27
の制御を行うと共に、無線回線のプロトコル制御、CH
−CODEC26の制御および表示部21の制御等を行
うものである。
【0016】次に、本実施例に関する動作について説明
する。図6、図7および図8は、本発明の一実施例の動
作を示すフロ−チャ−トである。ここでは、2スロット
を利用する高速デ−タ通信を行うものについて、以下に
説明する。
【0017】図6は、移動局/指令局用無線機20の動
作を示すフロ−チャ−トである。まず図6において、デ
−タ端末40から、移動局/指令局用無線機20内のデ
−タ端末I/F部28を介して制御部29に対してデ−
タ通信要求を行う(ステップ100)。制御部29は、
デ−タ端末40からデ−タ通信要求が入力されることに
より、CH−CODEC26にて制御信号の送信スロッ
トに割当てが必要なスロット数の情報(ここでは2スロ
ット)を含む割当接続要求信号をマッピングする。この
後、制御部29は中継局1に対し無線部27、アンテナ
31を介し、制御用チャネル4によりスロットの割当接
続要求信号を送信する(ステップ110)。
【0018】中継局1では、移動局3a、3bからのス
ロット割当接続要求信号を受信すると、通信用チャネル
のサ−チを行う。中継局1は、チャネルに空きがある場
合は、サ−チした空きチャネルの中からチャネル指定を
行い、折り返し移動局3a、3bに対しチャネル指定信
号を応答信号として送信する。しかし、空きチャネルが
ない場合は通話予約が行えるか否かを判断し、予約が所
定数以下である場合は、予約として受付け、折り返し移
動局3a、3bに対して予約を与える予約信号を送信す
る。さらに、この予約が所定数を越えていた時には予約
ができない旨を知らせるふくそう信号を送信する。
【0019】移動局/指令局用無線機20は、中継局1
からの応答信号を受信し、チャネルの指定が行われてい
るか否かを判定する(ステップ111)。ここで、チャ
ネル指定が行われていなければ、中継局1にてチャネル
の空きを待つための予約が受付けられたか否かを判定す
る(ステップ112)。ステップ112において、予約
が受付けられていないと判断した時は、待ち受け状態
(ステップ121)へと戻り、中継局1にて予約が受付
けられている時は、この予約受付けされた時間から、予
め決められている所定の時間(ステップ113)の間チ
ャネルが指定されるのを待つ(ステップ111)。さら
に、この予約が受付けられていても制限時間を超えた場
合は(ステップ113)、中継局1は予約の受付をキャ
ンセルし、移動局/指令局用無線機20は待ち受け状態
(ステップ121)へと戻る。
【0020】次に、ステップ111において、移動局3
a、3bは、中継局1からのチャネル指定信号を受信さ
れた場合は、その指定された通信用チャネルへと切り替
え(ステップ114)、一定時間そのチャネルを占有し
2スロットでの高速デ−タ通信を開始する(ステップ1
15)。ここで、移動局/指令局用無線機20は、音声
通信を行うためのPT−SW30を押下することなく
(ステップ116)、FAX通信要求も行わない場合は
(ステップ117)、通信制限時間内(ステップ11
8)までデ−タの送信を続ける(ステップ119)。デ
−タの送信が終了した後は、終話処理を実行し(ステッ
プ120)待ち受け状態へと戻る(ステップ121)。
また、デ−タ通信が制限時間内に終了しない場合(ステ
ップ118)は強制的に終話処理を実行することで(ス
テップ120)、待ち受け状態へと戻る(ステップ12
1)。
【0021】次にステップ116において、音声通信要
求、すなわちPT−SW30が押下された場合の動作に
ついて、図7を用いて説明する。なお、図7は、2スロ
ットでのデ−タの送信中に音声通信要求が行なわれた場
合の動作を示すフロ−チャ−トである。
【0022】まず、移動局/指令局用無線機20が高速
デ−タ通信を実行中に、PT−SW30が押下されると
(ステップ116)、PT−SW信号がマイクコネクタ
23及びPT−SW信号線32を介して移動局/指令局
用無線機20の制御部29へと入力される。制御部29
は、PT−SW30が押下されたことを認識すると、図
7に示すフロ−チャ−トによりデ−タ通信に使用してい
た2スロットの内、1スロットを音声通信用へと切り替
えるよう制御する。まず、切替える方のスロットにおけ
るデ−タ通信を停止する(ステップ130)。
【0023】次に、図2の制御信号の送信スロットにお
けるRCCH16を使用して、中継局1に対しデ−タ通
信から音声通信へと通話モ−ドが切り替わったことを通
知する(ステップ131)。この操作により、移動局/
指令局用無線機20の通話が可能な状態となると、オペ
レ−タはその旨を報知音により確認した後、音声通信を
開始する。なお、この期間中は1スロットで音声通信、
残りの1スロットにてデ−タ通信が行われる(ステップ
132)。ここで、音声通信が終了したか否かを判定し
(ステップ133)、音声通信が終了していない時には
制限時間内(ステップ134)であるか否かを判定す
る。制限時間を越えている時には(ステップ134)、
図6のフロ−チャ−トに戻り終話処理を行う(ステップ
120)。
【0024】また、音声通信が制限時間内の場合は(ス
テップ134)、デ−タ通信が終了しているか否かを判
定する(ステップ135)。ここで、デ−タ通信が終了
している時には(ステップ135)、1スロットのみで
音声通信を継続する(ステップ139)。また、ステッ
プ135において制限時間内でデ−タ通信が終了してい
ない場合は引き続き、音声通信+デ−タ通信にて通信を
続ける(ステップ132)。次に、ステップ133にお
いて、音声通信が終了している場合は、デ−タの通信が
終了しているか否かを判定する(ステップ136)。こ
こで、デ−タ通信が終了していない場合は、音声通信に
使用していたスロットをデ−タ伝送モ−ドへと切り替え
ることにより(ステップ137)、2スロットでのデ−
タ通信を再開し(ステップ138)、図6のフロ−チャ
−トに戻り、ステップ118以下の動作を行う。また、
音声通信が終了し(ステップ133)、デ−タ通信も終
了した場合は(ステップ136)、図6のフロ−チャ−
トに戻り終話処理を行う(ステップ120)。
【0025】次に、図6のステップ117でFAX通信
要求が行なわれた場合について説明する。図8は、2ス
ロットでのデ−タ送信中にFAX通信要求が行なわれた
場合の動作を示すフロ−チャ−トである。
【0026】まず、デ−タ通信を実行中に、FAX通信
要求が行われると(ステップ117)、FAX送信要求
信号は移動局/指令局用無線機20の制御部29へと入
力される。制御部29は、FAX送信要求信号が入力さ
れたことを認識すると、図8に示すフロ−チャ−トによ
りデ−タ通信に使用していた2スロットの内、1スロッ
トをFAX通信用へと切り替えるよう制御する。まず、
切替える方のスロットにおけるデ−タ通信は停止する
(ステップ150)。
【0027】次に、図2の制御信号の送信スロットにお
けるRCCH16を使用して、中継局1に対しデ−タ通
信からFAX通信へと通話モ−ドが切り替わったことを
通知する(ステップ151)。この操作により、移動局
/指令局用無線機20の通話が可能な状態となると、オ
ペレ−タはその旨を報知音により確認した後、FAX通
信を開始する。なお、この期間中は1スロットでFAX
通信、残りの1スロットにてデ−タ通信が行われる(ス
テップ152)。ここで、FAX通信が終了したか否か
を判定し(ステップ153)、FAX通信が終了してい
ない時には制限時間内(ステップ154)であるか否か
を判定する。制限時間を越えている時には(ステップ1
54)、図6のフロ−チャ−トに戻り終話処理を行う
(ステップ120)。また、FAX通信が制限時間内の
場合は(ステップ154)、デ−タ通信が終了している
か否かを判定する(ステップ155)。ここで、デ−タ
通信が終了している時には(ステップ155)、1スロ
ットのみでFAX通信を継続する(ステップ159)。
また、ステップ155において制限時間内でデ−タ通信
が終了していない場合は引き続き、FAX通信+デ−タ
通信にて通信を続ける(ステップ152)。次に、ステ
ップ153において、FAX通信が終了している場合
は、デ−タの通信が終了しているか否かを判定する(ス
テップ156)。ここで、デ−タ通信が終了していない
場合は、FAX通信に使用していたスロットをデ−タ伝
送モ−ドへと切り替えることにより(ステップ15
7)、2スロットでのデ−タ通信を再開し(ステップ1
58)、図6のフロ−チャ−トに戻り、ステップ118
以下の動作を行なう。また、FAX通信が終了し(ステ
ップ153)、デ−タ通信も終了した場合は(ステップ
156)、図6のフロ−チャ−に戻り終話処理を行う
(ステップ120)。
【0028】図9は、移動局/指令局用無線機のその他
の構成例を示す図であり、図5におけるデ−タ端末40
とFAX50が、移動局/指令局用無線機20の外部に
接続されるデ−タ端末接続装置60を介して接続される
ものである。この場合、デ−タ端末40にて送受信され
る通信要求信号やデ−タ信号、及びFAX50にて送受
信されるFAX通信のデ−タ信号は、それぞれデ−タ端
末接続装置60を介して移動局/指令局20のI/F部
28により送受信される。その他のものについては、図
5と同様のため説明を省略する。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、例
えば2スロットを使用する高速デ−タ通信を行っている
時に、音声通話の要求が生じた場合でも、使用中の2ス
ロットのうち、1スロットを音声通信に切り替えること
により、現在のデ−タ通信を中断させることなく音声通
信が行える。
【0030】また、他の本発明によれば、高速デ−タ通
信を行っている時に、FAX通信の要求が生じた場合で
も、使用中の2スロットのうち、1スロットをFAX通
信に切り替えることにより、現在のデ−タ通信を中断さ
せることなくFAX通信を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ディジタル方式MCAシステムの構成例を示
す図である。
【図2】 制御信号送信スロットの1スロット内のチャ
ネルの構成例を示す図である。
【図3】 通信用チャネルのスロットの配置例を示す図
である。
【図4】 音声等のデ−タ送信スロットの1スロット内
のチャネルの構成例を示す図である。
【図5】 移動局/指令局用無線機の構成例を示す図で
ある。
【図6】本発明の移動局側の動作を示すフロ−チャ−ト
である。
【図7】本発明の2スロットでのデ−タの送信中に音声
通信要求が行なわれた場合の動作を示すフロ−チャ−ト
である。
【図8】本発明の2スロットでのデ−タの送信中にFA
X通信要求が行なわれた場合の動作を示すフロ−チャ−
トである。
【図9】 移動局/指令局用無線機のその他の構成例を
示す図である。
【符号の説明】
1…中継局 2a、2b…指令局 3a、3b…移動局 4…制御用チャネル 5a、5b…通信用チャネル 6a、6b…加入者群 20…移動局/指令局用無線機 21…表示部 22…スピ−カ−マイク 23…マイクコネクタ 24…オ−ディオ部 25…音声CODEC 26…CH−CODEC 27…無線部 28…デ−タ端末I/F部 29…制御部 30…PT−SW 31…アンテナ 32…PT−SW信号線 40…デ−タ端末 50…FAX

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中継局と、 複数の指令局と、 前記複数の指令局のそれぞれに加入し加入群を構成する
    移動局とから構成され前記加入者群内の指令局または移
    動局同志の間で前記中継局を介して通信を行うMCAシ
    ステムにおいて、 伝送デ−タを入出力する端末装置と、 音声通話要求スイッチを有するスピ−カ−マイクと、 複数スロットを用いて通信を行っている間に前記スピ−
    カ−マイクから音声通話要求が行われた時に前記スピ−
    カ−マイクから入力される音声信号を前記端末装置から
    入力される伝送デ−タに割り込ませて出力する制御部
    と、 前記伝送デ−タをアンテナを介して前記中継局から割り
    当てられた送受信チャネルに乗せ前記中継局に送受信す
    る無線部とを具備することを特徴とするMCAシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 中継局と、 複数の指令局と、 前記複数の指令局のそれぞれに加入し加入群を構成する
    移動局とから構成され前記加入者群内の指令局または移
    動局同志の間で前記中継局を介して通信を行うMCAシ
    ステムにおいて、 伝送デ−タを入出力する端末装置と、 文書デ−タを送受信するファクシミリと、 複数スロットを用いて通信を行っている間に前記ファク
    シミリから文書デ−タ送信要求が行われた時に前記ファ
    クシミリから入力される文書デ−タを前記端末装置から
    入力される伝送デ−タに割り込ませて出力する制御部
    と、 前記伝送デ−タをアンテナを介して前記中継局から割り
    当てられた送受信チャネルに乗せ前記中継局に送受信す
    る無線部とを具備することを特徴とするMCAシステ
    ム。
JP6143728A 1994-06-27 1994-06-27 Mcaシステム Pending JPH0819029A (ja)

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JP6143728A JPH0819029A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 Mcaシステム

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JP6143728A Pending JPH0819029A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 Mcaシステム

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JP (1) JPH0819029A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013135432A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信システム

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JP2013135432A (ja) * 2011-12-27 2013-07-08 Hitachi Kokusai Electric Inc 通信システム

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