JP2972222B2 - 移動通信に於ける情報サービス方式 - Google Patents
移動通信に於ける情報サービス方式Info
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- JP2972222B2 JP2972222B2 JP1081559A JP8155989A JP2972222B2 JP 2972222 B2 JP2972222 B2 JP 2972222B2 JP 1081559 A JP1081559 A JP 1081559A JP 8155989 A JP8155989 A JP 8155989A JP 2972222 B2 JP2972222 B2 JP 2972222B2
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、移動通信に於ける情報サービス方式に関す
る。
る。
（従来の技術及び発明が解決しようとする課題） 一般に、現行の移動通信に於ける情報サービス方式と
しては、通常の一般呼接続により無線基地局を通して交
換局まで接続を行うことで公衆電話網と同様な時刻サー
ビス等が実施されている。しかし、このサービス方式の
場合、複数の無線基地局を制御するための無線回線制御
局や、上位の交換局まで通話回線を設定しなければなら
ない。これに対して、今度、多様な情報サービスの要求
が発生することが予想され、一般通話以上の需要が発生
した場合、無線回線制御局や交換局の処理能力に支障を
きたしたり、有線回線数の不足をきたすことになる。
しては、通常の一般呼接続により無線基地局を通して交
換局まで接続を行うことで公衆電話網と同様な時刻サー
ビス等が実施されている。しかし、このサービス方式の
場合、複数の無線基地局を制御するための無線回線制御
局や、上位の交換局まで通話回線を設定しなければなら
ない。これに対して、今度、多様な情報サービスの要求
が発生することが予想され、一般通話以上の需要が発生
した場合、無線回線制御局や交換局の処理能力に支障を
きたしたり、有線回線数の不足をきたすことになる。
本発明は、今後予想される移動通信に於ける多様な情
報サービスを効率よく実現する為に、移動機と無線基地
局間だけで可能な情報サービスについてその実現方式を
提供しようとするものである。
報サービスを効率よく実現する為に、移動機と無線基地
局間だけで可能な情報サービスについてその実現方式を
提供しようとするものである。
（課題を解決するための手段） 本発明は、無線回線制御局と、該無線回線制御局にて
制御される複数の無線基地局と、この無線基地局により
通信チャンネルを制御されてこの無線基地局と通信を行
う多数の移動機とを含む移動通信方式において、前記各
無線基地局は、着信用制御送受信機及び発信用制御送受
信機と、前記多数の移動機との間で通信を行うための複
数の通話用送受信機と、該複数の通話用送受信機と前記
無線回線制御局への通話回路群との間の接続を行うため
の通話路スイッチと、サービス情報群を格納し、前記通
話路スイッチとの間を複数のサービス情報ラインで接続
されているサービス情報提供部と、前記通話路スイッ
チ、前記サービス情報提供部にそれぞれ制御用バスライ
ンを介して接続され、前記複数の通話用送受信機と前記
無線回線制御局への通話回路群との間の接続及び前記複
数の通話用送受信機と前記複数のサービス情報ラインと
の間の接続を制御するための制御部とを有し、前記制御
部はまた、前記着信用制御送受信機及び前記発信用制御
送受信機に接続されて、前記移動機からの発呼信号に含
まれる情報サービス要求コード及び在圏ゾーン番号を識
別する機能を有し、前記通話路スイッチを介して前記複
数の通話用送受信機と前記複数のサービス情報ラインと
の間の接続を行うことにより、前記移動機からの情報サ
ービスの要求呼に対して前記サービス情報提供部から情
報を提供するようにしたことを特徴とする移動通信に於
ける情報サービス方式である。
制御される複数の無線基地局と、この無線基地局により
通信チャンネルを制御されてこの無線基地局と通信を行
う多数の移動機とを含む移動通信方式において、前記各
無線基地局は、着信用制御送受信機及び発信用制御送受
信機と、前記多数の移動機との間で通信を行うための複
数の通話用送受信機と、該複数の通話用送受信機と前記
無線回線制御局への通話回路群との間の接続を行うため
の通話路スイッチと、サービス情報群を格納し、前記通
話路スイッチとの間を複数のサービス情報ラインで接続
されているサービス情報提供部と、前記通話路スイッ
チ、前記サービス情報提供部にそれぞれ制御用バスライ
ンを介して接続され、前記複数の通話用送受信機と前記
無線回線制御局への通話回路群との間の接続及び前記複
数の通話用送受信機と前記複数のサービス情報ラインと
の間の接続を制御するための制御部とを有し、前記制御
部はまた、前記着信用制御送受信機及び前記発信用制御
送受信機に接続されて、前記移動機からの発呼信号に含
まれる情報サービス要求コード及び在圏ゾーン番号を識
別する機能を有し、前記通話路スイッチを介して前記複
数の通話用送受信機と前記複数のサービス情報ラインと
の間の接続を行うことにより、前記移動機からの情報サ
ービスの要求呼に対して前記サービス情報提供部から情
報を提供するようにしたことを特徴とする移動通信に於
ける情報サービス方式である。
（実施例） 以下、図面により実施例を説明する。
第１図は本発明が適用される移動通信システムの全体
構成図で、MSSは移動機、RZ1〜３は無線ゾーン毎に設置
される無線基地局、MCSは無線回線制御局、AMSは交換
局、Ｃ−CH1〜３は局制御チャンネル、Ｄ−CHはデータ
チャンネル、Ｓ−CH1〜３は各ゾーンに割当てられた通
話回線群である。
構成図で、MSSは移動機、RZ1〜３は無線ゾーン毎に設置
される無線基地局、MCSは無線回線制御局、AMSは交換
局、Ｃ−CH1〜３は局制御チャンネル、Ｄ−CHはデータ
チャンネル、Ｓ−CH1〜３は各ゾーンに割当てられた通
話回線群である。
移動機MSSが発呼信号に情報サービス要求コードINF−
Ｂと現在位置しているゾーンを表わす在圏ゾーン番号と
をのせてあらかじめ定められた共通の通信制御チャンネ
ルＡ−CHで受信した時、その発呼信号を受信した無線基
地局RZ1〜３はそれぞれ、在圏ゾーン番号の識別を行
う。例えば、発呼信号が無線基地局RZ2に対応した在圏
ゾーン番号を含む時、在圏ゾーン番号と一致した無線基
地局RZ2に於いては、その発呼信号の処理を開始する。
他の無線基地局RZ1とRZ3に於いては自局向けの発呼信号
では無いものと判断し、受信した発呼信号を廃棄する。
Ｂと現在位置しているゾーンを表わす在圏ゾーン番号と
をのせてあらかじめ定められた共通の通信制御チャンネ
ルＡ−CHで受信した時、その発呼信号を受信した無線基
地局RZ1〜３はそれぞれ、在圏ゾーン番号の識別を行
う。例えば、発呼信号が無線基地局RZ2に対応した在圏
ゾーン番号を含む時、在圏ゾーン番号と一致した無線基
地局RZ2に於いては、その発呼信号の処理を開始する。
他の無線基地局RZ1とRZ3に於いては自局向けの発呼信号
では無いものと判断し、受信した発呼信号を廃棄する。
なお、在圏ゾーン番号は、周知の方式、例えば複局同
時順次送信方式により，移動機がどのゾーンにあろうと
もそのゾーンの番号が発呼に際して自動的に発呼信号に
含まれる。また、情報サービス要求コードは、発呼に際
して移動機MSSにおいて所定の操作を行うことで発生さ
れ、発呼信号に含まれる。
時順次送信方式により，移動機がどのゾーンにあろうと
もそのゾーンの番号が発呼に際して自動的に発呼信号に
含まれる。また、情報サービス要求コードは、発呼に際
して移動機MSSにおいて所定の操作を行うことで発生さ
れ、発呼信号に含まれる。
第２図は上述した無線基地局RZ2の概略構成を示し、
本図を参照して無線基地局RZ22に於いて開始された処理
により情報サービスがどのように実施されるかを説明す
る。
本図を参照して無線基地局RZ22に於いて開始された処理
により情報サービスがどのように実施されるかを説明す
る。
無線基地局RZ2は、無線送受信装置TRX−Ｅを有し、こ
れは着信用制御送受信機PTRXと発信用制御送受信機ATRX
と通話用送受信機VTRX1〜８とからなる。無線基地局RZ2
はまた、無線回線基地局制御装置BC−Ｅを有し、これは
制御部CONTと通話路スイッチ部SWとサービス情報提供部
SINFとを含む。通話路スイッチ部SWとサービス情報提供
部SINFとの間は情報サービス回線INF−CH1〜３で結ば
れ、通話路スイッチ部SWと制御部CONT及び制御部CONTと
サービス情報提供部SINFとの間はそれぞれ、制御用バス
ラインBUS1,2で結ばれる。通話路スイッチ部SWと通話用
送受信機VTRX1〜８との間は通話回線Ｖ−CH1〜８で結ば
れる。他の無線基地局についても同様である。
れは着信用制御送受信機PTRXと発信用制御送受信機ATRX
と通話用送受信機VTRX1〜８とからなる。無線基地局RZ2
はまた、無線回線基地局制御装置BC−Ｅを有し、これは
制御部CONTと通話路スイッチ部SWとサービス情報提供部
SINFとを含む。通話路スイッチ部SWとサービス情報提供
部SINFとの間は情報サービス回線INF−CH1〜３で結ば
れ、通話路スイッチ部SWと制御部CONT及び制御部CONTと
サービス情報提供部SINFとの間はそれぞれ、制御用バス
ラインBUS1,2で結ばれる。通話路スイッチ部SWと通話用
送受信機VTRX1〜８との間は通話回線Ｖ−CH1〜８で結ば
れる。他の無線基地局についても同様である。
無線回線基地局制御装置BC−Ｅにおける制御部CONTは
着信用制御送受信機PTRXを通して受信した発呼信号を在
圏ゾーン番号の識別により自ゾーン内に在る移動機MSS
−Ｄからのものと認識すると、次に、発呼信号に含まれ
る情報サービス要求コードを識別することで、一般通話
呼でなく、情報サービス提供を要求されていることを認
識する。制御部CONTは次に、通話回線Ｖ−CH1〜８の空
いている回線を選択する。
着信用制御送受信機PTRXを通して受信した発呼信号を在
圏ゾーン番号の識別により自ゾーン内に在る移動機MSS
−Ｄからのものと認識すると、次に、発呼信号に含まれ
る情報サービス要求コードを識別することで、一般通話
呼でなく、情報サービス提供を要求されていることを認
識する。制御部CONTは次に、通話回線Ｖ−CH1〜８の空
いている回線を選択する。
今、空通話回線として通話用送受信機VTRX6に対応す
る回線があったとすると、制御部CONTは呼接続制御機能
により移動機MSS−Ｄと通話用送受信機VTRX6との間の無
線回線を確立する。制御部CONTは更に、通信路選択接続
制御機能により制御用バスラインBUS1を通して通話路ス
イッチ部SWを制御し、情報サービス用の通信路として通
話回線Ｖ−CH6と情報サービス回線INF−CH2とを接続す
ると共に、サービス情報提供部SINFを制御してサービス
情報提供部SINFの持つサービス情報群の中からサービス
情報INF−Ｂを出力させる。サービス情報INF−Ｂは通話
用送受信機VTRX6を通してアンテナから移動機MSS−Ｄに
送信される。
る回線があったとすると、制御部CONTは呼接続制御機能
により移動機MSS−Ｄと通話用送受信機VTRX6との間の無
線回線を確立する。制御部CONTは更に、通信路選択接続
制御機能により制御用バスラインBUS1を通して通話路ス
イッチ部SWを制御し、情報サービス用の通信路として通
話回線Ｖ−CH6と情報サービス回線INF−CH2とを接続す
ると共に、サービス情報提供部SINFを制御してサービス
情報提供部SINFの持つサービス情報群の中からサービス
情報INF−Ｂを出力させる。サービス情報INF−Ｂは通話
用送受信機VTRX6を通してアンテナから移動機MSS−Ｄに
送信される。
以上の動作は、移動機MSS−Ｃがサービス情報を要求
する場合も同じである。また、移動機MSS−ＡあるいはM
SS−Ｂに対して通話のための接続制御を行う場合につい
ては従来と同じであるので説明は省略する。
する場合も同じである。また、移動機MSS−ＡあるいはM
SS−Ｂに対して通話のための接続制御を行う場合につい
ては従来と同じであるので説明は省略する。
（発明の効果） 以上のようにして、無線基地局内でサービスしうる情
報については、無線回線制御局MCSに向けの局制御チャ
ンネルＣ−CHや交換局AMS向けの通話回線群Ｓ−CHを利
用せずに、移動機の加入者に対して特定の情報サービス
を実行することができる。
報については、無線回線制御局MCSに向けの局制御チャ
ンネルＣ−CHや交換局AMS向けの通話回線群Ｓ−CHを利
用せずに、移動機の加入者に対して特定の情報サービス
を実行することができる。
第１図は本発明が適用される移動通信システムの無線系
全体の構成図、第２図は第１図に示された無線基地局の
１つと移動機との間で情報サービスを実行する時のサー
ビス確立を説明するための図。 図中、MSSは移動機、Ｖ−CHは通話回線、INF−CHは情報
サービス回線。
全体の構成図、第２図は第１図に示された無線基地局の
１つと移動機との間で情報サービスを実行する時のサー
ビス確立を説明するための図。 図中、MSSは移動機、Ｖ−CHは通話回線、INF−CHは情報
サービス回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 井関 守三 (56)参考文献 特開 昭56−6548（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−155847（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−25437（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−175536（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−292836（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−21638（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (1)
- 【請求項１】無線回線制御局と、該無線回線制御局にて
制御される複数の無線基地局と、この無線基地局により
通信チャンネルを制御されてこの無線基地局と通信を行
う多数の移動機とを含む移動通信方式において、 前記各無線基地局は、 着信用制御送受信機及び発信用制御送受信機と、 前記多数の移動機との間で通信を行うための複数の通話
用送受信機と、 該複数の通話用送受信機と前記無線回線制御局への通話
回路群との間の接続を行うための通話路スイッチと、 サービス情報群を格納し、前記通話路スイッチとの間を
複数のサービス情報ラインで接続されているサービス情
報提供部と、 前記通話路スイッチ、前記サービス情報提供部にそれぞ
れ制御用バスラインを介して接続され、前記複数の通話
用送受信機と前記無線回線制御局への通話回路群との間
の接続及び前記複数の通話用送受信機と前記複数のサー
ビス情報ラインとの間の接続を制御するための制御部と
を有し、 前記制御部はまた、前記着信用制御送受信機及び前記発
信用制御送受信機に接続されて、前記移動機からの発呼
信号に含まれる情報サービス要求コード及び在圏ゾーン
番号を識別する機能を有し、前記通話路スイッチを介し
て前記複数の通話用送受信機と前記複数のサービス情報
ラインとの間の接続を行うことにより、前記移動機から
の情報サービスの要求呼に対して前記サービス情報提供
部から情報を提供するようにしたことを特徴とする移動
通信に於ける情報サービス方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1081559A JP2972222B2 (ja) | 1989-04-03 | 1989-04-03 | 移動通信に於ける情報サービス方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1081559A JP2972222B2 (ja) | 1989-04-03 | 1989-04-03 | 移動通信に於ける情報サービス方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02262732A JPH02262732A (ja) | 1990-10-25 |
| JP2972222B2 true JP2972222B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=13749647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1081559A Expired - Fee Related JP2972222B2 (ja) | 1989-04-03 | 1989-04-03 | 移動通信に於ける情報サービス方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2972222B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4198638B2 (ja) * | 2004-05-25 | 2008-12-17 | 富士通株式会社 | 無線端末及び格納装置 |
| JP2006352900A (ja) * | 2006-07-14 | 2006-12-28 | Fujitsu Ltd | 無線端末及び格納装置 |
-
1989
- 1989-04-03 JP JP1081559A patent/JP2972222B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02262732A (ja) | 1990-10-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |