JPH08188068A - インスツルメントアセンブリ - Google Patents

インスツルメントアセンブリ

Info

Publication number
JPH08188068A
JPH08188068A JP7002680A JP268095A JPH08188068A JP H08188068 A JPH08188068 A JP H08188068A JP 7002680 A JP7002680 A JP 7002680A JP 268095 A JP268095 A JP 268095A JP H08188068 A JPH08188068 A JP H08188068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instrument
harness
dashboard
connector
fixing portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7002680A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Tokunaga
昌弘 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP7002680A priority Critical patent/JPH08188068A/ja
Publication of JPH08188068A publication Critical patent/JPH08188068A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車体への組付けを簡単にした自動車用インス
ツルメントアセンブリを提供する。 【構成】 インスツルメントパネル1に組付ける計器ユ
ニット3に内部の各計器、ランプ類を対応したハーネス
電線につなぐ圧接式端子7を設ける。また、ダッシュボ
ード2の裏面にハーネス固定部6とコネクタ5を設け、
このコネクタの圧接式端子8と計器ユニットの圧接式端
子7間をインスツルメントハーネス4で接続し、さら
に、そのインスツルメントハーネス4を固定部6に配線
してダッシュボード2に一体的に組付けておく。これに
より、インスツルメントハーネス4を別途車体に組付け
る手間が省け、そのハーネスを機械で自動配線すること
も可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体への組付けを簡略
化した自動車用インスツルメントアセンブリに関する。
【0002】
【従来の技術】図1に自動車用インスツルメントの一例
を示す。このインスツルメントは、インスツルメントパ
ネル1を含むダッシュボード2、インスツルメントパネ
ル1に組付ける計器ユニット3、図2に示すインスツル
メントハーネス4を主たる要素として構成されている。
【0003】このインスツルメントの従来品は、図2に
示すように、先ず、インスツルメントハーネス4を車体
に取付け、次に、インスツルメントパネル1に組付けた
計器ユニットにハーネス4を接続し、その後、インスツ
ルメントパネル1を取付ける方法で組付けを行ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のインス
ツルメントは、組付けの手順が複雑で作業の機械化が図
り難く、組付けの効率が悪く、また、ハーネスを組付け
る際に固定具(クランプ)等で固定する必要があり、ハ
ーネス保護用テープ等の外装材も必要であった。
【0005】そこで、本発明は、組付けを簡略化して生
産性を高め得るようにしたインスツルメントアセンブリ
を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明においては、計器ユニットに、インスツルメ
ントハーネスの全部或は一部を接続する圧接式端子を設
け、ダッシュボードにハーネス固定部と、インスツルメ
ントハーネスを接続相手の外部ハーネスに接続するコネ
クタ端子を設け、このコネクタ端子は電線との接続を圧
接で行う圧接式端子とし、このコネクタ端子とインスツ
ルメントパネルに組付けた計器ユニットの圧接式端子間
をインスツルメントハーネスで接続し、さらに、インス
ツルメントハーネスを前記固定部に配線してダッシュボ
ードに一体的に組付けおく構造にした。
【0007】なお、ハーネス固定部は、ハーネスを収納
保持する溝が好ましい。また、ハーネス固定部に配線し
たインスツルメントハーネスは発泡樹脂で包囲固定して
おくのが望ましい。
【0008】
【作用】本発明のインスツルメントアセンブリは、イン
スツルメントハーネスをダッシュボードに一体化し、計
器ユニットとの結線も完了させておくので、そのモジュ
ール生産が可能である。
【0009】ダッシュボードに対するインスツルメント
ハーネスの取付けは、ハーネス固定部に沿っての機械に
よる自動配線が可能であり、効率良く行える。また、コ
ネクタと計器ユニットに対するインスツルメントハーネ
スの各線の接続を圧接式端子を用いて行うので、各電線
の端末処理が不要であり、結線もし易い。また、圧着端
子を用いないので低コスト化が可能となる。従って、モ
ジュール化されたインスツルメントアセンブリを生産性
良く作ることができる。
【0010】また、ダッシュボードの裏面に設けたコネ
クタを介してインスツルメントハーネスをフロアハーネ
ス及びセンタコンソールハーネスに接続し、アセンブリ
全体を車体に取付ければ組付けが完了するので、作業が
単純で工数も少なく、車体への組付けも能率良く行え
る。
【0011】なお、ハーネス固定部を溝にすると、溝面
による案内効果が得られ、機械による自動配線をより正
確に行える。また、配線した電線を発泡樹脂で被覆固定
すれば、従来行っていたハーネス保護のためのテープ巻
き外装を省略でき、低コスト化が図れるが、ハーネス固
定部が溝であると、その発泡樹脂による被覆固定も、溝
面を型枠として利用できるため簡単に実施できる。
【0012】
【実施例】図3に、本発明のインスツルメントアセンブ
リの一例を示す。
【0013】この図は、組立てる前のインスツルメント
を後方から見た状態にして示している。
【0014】図の1はインスツルメントパネル、2はこ
のパネルを含むダッシュボード、3はメータ、警報ラン
プ、方向指示ランプなどを組込んである計器ユニット、
4はインスツルメントハーネスである。
【0015】ダッシュボード2の裏面には、コネクタ5
とハーネス固定部6が設けてある。また、計器ユニット
3の背面には、インパネハーネスの全部又は一部をつな
ぐための圧接式端子7を設けてある。
【0016】圧接式端子7は、クリップをレバーで閉じ
て電線の被覆に喰いつかせ、被覆を切り裂いて電線導体
に接触させるものもあるが、ここでは、より簡素で安価
に作れるものとして、図4に示すように、スリット7a
部に電線4aを横向きに押込み、スリット部のエッジで
電線の被覆を切り裂いて電線導体を挟み付け、その導体
と導通させるものを用いている。
【0017】コネクタ5の端子8も、ハウジング外に引
き出してハーネス電線を接続する側は上記と同様の圧接
方式にしている。
【0018】ハーネス固定部6は、図6及び図7に示す
ように、起立壁6aを対向させてその対向壁間に溝6b
を生じさせ、その溝にハーネスを収納保持する構造にし
てある。インスツルメントハーネス4を図6に示すよう
に溝6bに収納して図5に示すようにダッシュボード2
の裏面に配線固定し、コネクタ5の端子8とインスツル
メントパネル1に取付けた計器ユニット3の圧接式端子
7に、それぞれ対応したハーネス電線を接続する。以上
で例示のインスツルメントアセンブリの組立が完了し、
コネクタ5に対する相手コネクタの差込みのみで計器ユ
ニットをフロアハーネス、センタコンソールハーネス、
ルーフハーネス等(いずれも図示せず)に接続すること
が可能になる。
【0019】このコネクタ接続後にインスツルメントア
センブリを車体に取付ける。この場合、インスツルメン
トハーネスは既に配線固定、及び計器ユニット、コネク
タへの接続が完了しており、従って、作業が極めて単純
化され、効率の良い組付けが行える。
【0020】また、図7に示すように、固定部6に配線
したインスツルメントハーネス4を、発泡ウレタン等の
発泡樹脂9で被覆固定すると、従来採用しているハーネ
ス4のテープ巻外装が不要となり、外装の手間とコスト
が省ける。
【0021】なお、ヒータコントローラ、ラジオコント
ローラ、各種スイッチ等に導くインスツルメントハーネ
ス電線も、圧接式端子を用いてコネクタ等に接続してお
くことができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインスツ
ルメントアセンブリは、ダッシュボードの裏面にインス
ツルメントハーネスを一体的に配線固定し、少なくとも
計器ユニットに対してはハーネスの接続を済ませておく
ので、ハーネスの配線作業を機械化して生産性を高める
ことができる。
【0023】また、車体への組付けはフロアハーネス、
センターコンソールハーネス、ルーフハーネス等とのコ
ネクタ接続を行って全体を車体に取付ければよいので、
作業の単純化、工数削減が図れ、自動車の更なる生産性
向上と低コスト化に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車用インスツルメントの一例を示す図
【図2】従来のインスツルメントの組付け方を示す図
【図3】本発明のインスツルメントアセンブリを分解し
て後方から見た図
【図4】(a):圧接式端子の斜視図 (b):同上の端子にハーネス導体を接続した状態の正
面図
【図5】本発明のインスツルメントアセンブリの一部を
完成状態にして示す図
【図6】ハーネス固定部の詳細を示す斜視図
【図7】同上の固定部を長手直角方向に切断して示す図
【符号の説明】
1 インスツルメントパネル 2 ダッシュボード 3 計器ユニット 4 インスツルメントハーネス 4a ハーネス電線 5 コネクタ 6 ハーネス固定部 6b 溝 7 圧接式端子 8 コネクタの圧接式端子 9 発泡樹脂

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インスツルメントパネルを含むダッシュ
    ボード、インスツルメントパネルに装着する計器ユニッ
    ト及びインスツルメントハーネスから成る自動車用イン
    スツルメントであって、計器ユニットにインスツルメン
    トハーネスの全部或は一部を接続する圧接式端子を設
    け、ダッシュボードにハーネス固定部と、インスツルメ
    ントハーネスを接続相手の外部ハーネスに接続するコネ
    クタ端子を設け、このコネクタ端子は電線との接続を圧
    接で行う圧接式端子とし、このコネクタ端子と計器ユニ
    ットの圧接式端子間をインスツルメントハーネスで接続
    し、さらに、インスツルメントハーネスを前記固定部に
    配線してダッシュボードに一体的に組付けて構成される
    インスツルメントアセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記ハーネス固定部は、ハーネスを収納
    保持する溝とした請求項1記載のインスツルメントアセ
    ンブリ。
  3. 【請求項3】 前記固定部に布線したインスツルメント
    ハーネスを発泡樹脂で被覆固定した請求項1又は2記載
    のインスツルメントアセンブリ。
JP7002680A 1995-01-11 1995-01-11 インスツルメントアセンブリ Pending JPH08188068A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7002680A JPH08188068A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 インスツルメントアセンブリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7002680A JPH08188068A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 インスツルメントアセンブリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08188068A true JPH08188068A (ja) 1996-07-23

Family

ID=11536022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7002680A Pending JPH08188068A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 インスツルメントアセンブリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08188068A (ja)

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836530U (ja) * 1971-08-28 1973-05-02
JPS5420396U (ja) * 1977-07-14 1979-02-09
JPS5558430U (ja) * 1978-10-17 1980-04-21
JPS58159824U (ja) * 1982-04-17 1983-10-25 ダイハツ工業株式会社 ハ−ネス貫通部のシ−ル構造
JPS60171768U (ja) * 1984-04-24 1985-11-14 日産自動車株式会社 インストルメントパネル
JPS62113633U (ja) * 1986-01-09 1987-07-20
JPS63188583U (ja) * 1987-05-28 1988-12-02
JPS646723U (ja) * 1987-06-29 1989-01-13
JPH01142345U (ja) * 1988-03-25 1989-09-29
JPH01172260U (ja) * 1988-05-25 1989-12-06
JPH04252739A (ja) * 1991-01-30 1992-09-08 Yazaki Corp プラスチック製メータケース及びその製造方法
JPH0577659A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Nippon G Ii Plast Kk 自動車用インパネ
JPH05282920A (ja) * 1992-04-01 1993-10-29 Yazaki Corp フラットワイヤハーネスおよびその製造方法

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4836530U (ja) * 1971-08-28 1973-05-02
JPS5420396U (ja) * 1977-07-14 1979-02-09
JPS5558430U (ja) * 1978-10-17 1980-04-21
JPS58159824U (ja) * 1982-04-17 1983-10-25 ダイハツ工業株式会社 ハ−ネス貫通部のシ−ル構造
JPS60171768U (ja) * 1984-04-24 1985-11-14 日産自動車株式会社 インストルメントパネル
JPS62113633U (ja) * 1986-01-09 1987-07-20
JPS63188583U (ja) * 1987-05-28 1988-12-02
JPS646723U (ja) * 1987-06-29 1989-01-13
JPH01142345U (ja) * 1988-03-25 1989-09-29
JPH01172260U (ja) * 1988-05-25 1989-12-06
JPH04252739A (ja) * 1991-01-30 1992-09-08 Yazaki Corp プラスチック製メータケース及びその製造方法
JPH0577659A (ja) * 1991-09-20 1993-03-30 Nippon G Ii Plast Kk 自動車用インパネ
JPH05282920A (ja) * 1992-04-01 1993-10-29 Yazaki Corp フラットワイヤハーネスおよびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6048020A (en) Electrical interconnection module for vehicle instrument panel
EP1153801B1 (en) Wiring harness and manufacturing method of the same
US7485982B2 (en) Modular wiring harnesses
EP1206374B1 (en) Instrument panel and cross-car beam therefore with integrated flat cable connector
JPS6346945A (ja) 自動車用ワイヤ−ハ−ネス装置
JPH05207628A (ja) 電装体の組付モジュールおよびその形成方法
JPS6018416A (ja) 車両用のサンバイザ
JPH08188068A (ja) インスツルメントアセンブリ
JP2001130257A (ja) 補器の車体取付用ブラケット
JP2001334888A (ja) ルーフ用ワイヤーハーネス、車両ルーフ部の配線構造および同配線方法
JP3235505B2 (ja) 内装部材の結線構造
JP3662452B2 (ja) 自動車天井の組付構造、同組付構造に用いるユニット部材、同組付構造に用いるフレーム部材および同組付方法
JP2849091B2 (ja) 成形天井アッセンブリとその製造方法
US20010039131A1 (en) Electrical connection box
JPS62116334A (ja) 車輌用ワイヤハ−ネス装置
JPH10275639A (ja) 自動車用ワイヤーハーネスの接続構造
JPH1032913A (ja) 配線組立体
JP2791381B2 (ja) 自動車用回路体
JP2002274223A (ja) インストルメントパネル
JPS63166507A (ja) 車輌用電装部品の組付方法
JP2725082B2 (ja) コネクタ取付構造
JP3454727B2 (ja) 電気接続箱
JP2001088630A (ja) 自動車用電装部品、自動車用内装ユニット及びその組立方法
JPH09109799A (ja) 自動車用大電流回路の配索構造
JP2004299431A (ja) 車載電子制御ユニットの接続構造

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040309

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040601

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041012