JPH08187397A - サニタリ換気乾燥システム - Google Patents

サニタリ換気乾燥システム

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JPH08187397A
JPH08187397A JP7002428A JP242895A JPH08187397A JP H08187397 A JPH08187397 A JP H08187397A JP 7002428 A JP7002428 A JP 7002428A JP 242895 A JP242895 A JP 242895A JP H08187397 A JPH08187397 A JP H08187397A
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陽治 御江
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Abstract

(57)【要約】 【目的】効率よく除湿を行うことが出来るサニタリ換気
乾燥システムを提供する。 【構成】 浴室1bの天井部分1aに配設されて、浴室
1b内の空気の循環又は排気を行なう浴室乾燥ユニット
2と、トイレ室1c,洗面室1d内から屋外へ空気の排
気を行なう排気用送風機を設けた集合換気ユニット10
と、これらを連結する接続ダクト7と、循環用送風機の
駆動と連動して排気用送風機を駆動させるコントローラ
17とを有している。また、洗面室1d内の湿度雰囲気
を検知して、検知状況に応じて前記排気用送風機を駆動
させる湿度センサ18を設けると共に、接続ダクト7内
の空気の流通を阻止する開閉ダンパユニット13を設
け、しかも、コントローラ17では、湿度センサ18の
検知状況に応じて開閉ダンパユニット13を閉塞する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴室、トイレ、洗面
室等、サニタリ内の空気の循環又は排気を行なうサニタ
リ換気乾燥システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のサニタリ換気乾燥システ
ムとしては、例えば、図8に示す実公平3−6312号
公報に記載されている様なものが知られている。
【0003】このようなサニタリ換気乾燥システムで
は、浴室ユニット1の天井部分1aに浴室乾燥ユニット
2が配設されている。この浴室乾燥ユニット2には、浴
室1b内の空気の循環又は排気を行なう循環用送風機3
及び熱源4が設けられている。
【0004】また、トイレ室1cには、トイレ側吸込口
5が設けられている。また、このトイレ室1c上部に
は、スペース,重量の低減及び取付工程の簡略化を図る
ため、前記浴室乾燥ユニット2から分離されて換気ユニ
ット6が設けられていて、前記浴室乾燥ユニット2の排
気側開口部2aと接続ダクト7によって接続されてい
る。
【0005】そして、この換気ユニット6のファン6a
を回転駆動させることにより、前記浴室1b内の湿度の
高い空気をメインダクト8を介して屋外に排気すると共
に、前記トイレ室1c内の空気の換気も同時に行なうよ
うに構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のサニタリ換気乾燥システムでは、浴室乾燥ユ
ニット2と、換気ユニット6とを分離して配設している
ので、循環用送風機3のスイッチを入れて駆動する際
に、同時に前記換気ユニット6のファン6aも駆動しな
ければならない。
【0007】このため、循環用送風機3とファン6aと
の二重駆動となり、トイレ室1c内の換気のみを行いた
い場合には、効率が良好では無かった。
【0008】また、一般に、ユニット住宅のサニタリで
は、前記浴室1b及びトイレ室1cに隣接して、図示省
略の洗面室が設けられている。近年、この洗面室内に
は、衣類乾燥機や洗髪洗面台等の高湿度発生器具が置か
れることが多くなってきた。また、接続ダクト7を介し
て、湿度の高い空気が、浴室1bから流入し、トイレ室
1cやこれらの洗面室内で結露やカビが発生する原因と
なっていた。
【0009】このため、前記換気ユニット6によって、
洗面室内の空気も集めて、集中的に換気を行なうことが
望まれている。
【0010】しかしながら、前記換気ユニット6を用い
て集中的にトイレ室1c及び洗面室の換気を行なおうと
すると、換気流量が、浴室1b内から吸い込む空気流量
分、減少しているので、換気効率が良好ではない。した
がって、同じ換気ユニット6を使用してトイレ室1c及
び洗面室の換気を同時に行なうことは困難であるといっ
た問題があった。
【0011】そこで、この発明は、効率よく除湿を行う
ことが出来るサニタリ換気乾燥システムを提供すること
を課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本願発明の請求項1に記載されたものでは、浴室の天井
部分に配設されて、浴室内の空気の循環又は排気を行な
う循環用送風機及び熱源を設けた浴室乾燥ユニットと、
トイレ室に設けられたトイレ側吸込口及び洗面室に設け
られた洗面側吸込口から各室内の空気を吸気して屋外へ
該空気の排気を行なう排気用送風機を設けた集合換気ユ
ニットと、前記浴室乾燥ユニット及び該集合換気ユニッ
トとを連結して、前記循環用送風機から送られて来る排
気を該排気用送風機に送り込む接続ダクトと、前記循環
用送風機の駆動と連動して前記排気用送風機を駆動させ
る制御部とを有するサニタリ換気乾燥システムであっ
て、前記接続ダクト内の空気の流通を阻止する開閉弁を
設け、しかも、前記制御部では、前記排気用送風機の単
独駆動に連動させて前記開閉弁を閉塞するように設定さ
れているサニタリ換気乾燥システムを特徴としている。
【0013】また、請求項2に記載されたものでは、前
記洗面室内の湿度雰囲気を検知して、該検知状況に応じ
て前記排気用送風機を単独駆動させる湿度センサを設け
た請求項1記載のサニタリ換気乾燥システムを特徴とし
ている。
【0014】
【作 用】かかる構成の請求項1記載のものによれば、
制御部が、前記循環用送風機の駆動と連動して前記排気
用送風機を駆動させるので、循環用送風機を駆動させる
と、浴室内の空気は、接続ダクトを通じて排気用送風機
により、外部へ排気される。
【0015】このため、操作者は、循環用送風機を駆動
させる操作のみを行なえばよいので操作性が良好であ
る。
【0016】また、トイレ室内等の他の室へは高湿度の
空気が流入しないので結露やカビの発生を防止できる。
しかも、循環用送風機は、スペース,重量の増加を抑制
して、比較的小型のものを用いても、排気用送風機によ
って更に加圧されて排気が行なわれるので送風量が足
り、浴室乾燥ユニットの乾燥機能を充分に引き出すこと
が出来る。
【0017】しかも、前記排気用送風機を駆動させる
と、開閉弁が閉塞され、接続ダクトから集合換気ユニッ
トへ流入する空気の流れが阻止される。このため、例え
ば、洗面室内が高湿度状態となり、換気が行なわれる際
に、浴室内から空気が吸い込まれる虞がなくなり、換気
効率を向上させて、同じ換気ユニットを使用してもトイ
レ室及び洗面室の換気を同時に行なうことが出来る。
【0018】また、請求項2に記載されたものでは、湿
度センサが前記洗面室内の湿度雰囲気を検知して、前記
排気用送風機を駆動させると、開閉弁が閉塞され、接続
ダクトから集合換気ユニットへ流入する空気の流れが阻
止される。このため、例えば、洗面室内が高湿度状態と
なる際に、換気が行なわれるように設定すれば、効率良
く換気を行なうことが出来る。
【0019】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について、図
面を参照しつつ説明する。
【0020】図1乃至図6は、この発明の第1実施例を
示すものである。なお、従来と同一乃至均等な部分につ
いては、同一符号を付して説明する。
【0021】まず構成を説明すると、この実施例のサニ
タリ換気乾燥システムでは、図1に示す様に、浴室ユニ
ット1の天井部分1aに浴室乾燥ユニット2が配設され
ている。この浴室乾燥ユニット2には、図4に示すよう
に浴室1b内の空気の循環又は排気を行なう循環用送風
機3及び熱源4が設けられている。この浴室乾燥ユニッ
ト2の浴室1側には、化粧パネル2eが設けられてい
る。この化粧パネル2eには、浴室1内の空気を吸引す
る吸込口2b及び浴室1内への空気を吹き出す吹き出し
口2cが形成されている。各吸込口2b及び吹き出し口
2cには、塵芥を捉えるフィルタ2d,2dが各々配設
されている。
【0022】また、この浴室乾燥ユニット2の側面に
は、前記循環用送風機3から送られて来る高湿度の空気
を排出する排気側開口部2aが形成されている。
【0023】浴室1bと隣接するトイレ室1cには、ト
イレ側吸込口5が設けられている。そして、これらの浴
室1b及びトイレ室1cに隣接する洗面室1dには、洗
面側吸込口9が設けられている。この洗面室1dの上部
には、スペース,重量の低減及び取付工程の簡略化を図
るため、前記浴室乾燥ユニット2から分離されて集合換
気ユニット10が設けられている。
【0024】この集合換気ユニット10は、前記循環用
送風機3から送られて来る排気をこの集合換気ユニット
10内に送り込む接続ダクト7によって、浴室乾燥ユニ
ット2の排気側開口部2aと接続されている。
【0025】また、この集合換気ユニット10は、トイ
レ側吸込口5及び洗面側吸込口9と、トイレ接続ダクト
11及び洗面接続ダクト12によって接続されている。
【0026】そして、この集合換気ユニット10には、
前記トイレ側吸込口5及び洗面側吸込口9から吸い込ま
れて、前記各ダクト11,12を介して送られて来る各
室内1c,1dの空気を吸気すると共に、屋外へこれら
の空気の排気をメインダクト8を介して行なう排気用送
風機6aが設けられている。
【0027】また、前記浴室乾燥ユニット2の排気側開
口部2aには、図4及び図5に示すような開閉ダンパユ
ニット13が配設されている。この開閉ダンパユニット
13には、前記接続ダクト7内の空気の流通を阻止する
開閉弁としての開閉ダンパ14が設けられている。この
開閉ダンパ14は、回動軸14aによって回動自在に軸
支されると共に、側部に形成された溝14bに、モータ
15の回転軸15aに対して偏心位置に設けられること
によって偏心揺動される偏心軸16を、挿入することに
より、図5中矢印に示す方向へ回動し、開閉駆動される
ように構成されている。
【0028】前記浴室乾燥ユニット2,集合換気ユニッ
ト10及びモータ15には、制御部としてのコントロー
ラ17が電気的に接続されている。このコントローラ1
7では、図6に示す様に浴室乾燥モード及び衣類乾燥モ
ードの選択により前記循環用送風機3の駆動と連動させ
て、前記排気用送風機6aを駆動させるように構成され
ている。
【0029】また、このコントローラ17には、湿度セ
ンサ18が接続されている。この湿度センサ18は、前
記洗面室1d内の湿度雰囲気を検知して、該検知状況に
応じて前記排気用送風機6aを駆動させるように構成さ
れている。
【0030】そして、このコントローラ17には、洗面
室1dの壁部に配設されて各換気モードの切替を行なう
モード選択スイッチ19が接続されていると共に、トイ
レ室1cの壁部に配設されてトイレ換気モードの選択を
行なうトイレ換気スイッチ20が各々接続されている。
【0031】そして、このコントローラ17では、トイ
レ換気スイッチ20でトイレ換気モードの選択が行なわ
れた場合と、前記モード切替えスイッチ19で、洗面室
換気モードが手動で選択された場合とであって、前記循
環用送風機3が非駆動状態である場合、前記開閉ダンパ
14を閉塞するように設定されている。
【0032】また、このコントローラ17では、前記モ
ード切替えスイッチ19で、涼風モード及び浴室暖房モ
ードが選択された場合には、前記開閉ダンパ14を閉塞
するように設定されている。
【0033】更に、このコントローラ17では、前記湿
度センサ18の検知状況に応じて、高湿度時、前記開閉
ダンパ14を閉塞するように設定されている。
【0034】また、この第1実施例では、各換気スイッ
チ20等に、各室の照明のスイッチが連動するように構
成されている。
【0035】次に、この第1実施例の作用について説明
する。
【0036】前記コントローラ17では、前記モード選
択スイッチ19で浴室乾燥モード及び衣類乾燥モードが
選択されると、前記循環用送風機3の駆動と連動して前
記排気用送風機6aを駆動させる。このため、循環用送
風機3の駆動により、浴室1b内から排出された高湿度
の空気は、接続ダクト7を通じて排気用送風機6aによ
り、外部へ排気される。
【0037】したがって、操作者は、循環用送風機3を
駆動させるための浴室乾燥モード及び衣類乾燥モードの
モード選択スイッチによる選択操作のみを行なえばよい
ので操作性が良好である。
【0038】また、循環用送風機3は、スペース,重量
の増加を抑制して、比較的小型のものを用いても、排気
用送風機6aによって更に加圧されて排気が行なわれる
ので送風量が足り、浴室乾燥ユニット2の乾燥機能を充
分に引き出すことが出来る。
【0039】そして、湿度センサ18が前記洗面室1d
内の湿度雰囲気が高湿度であることを検知して、前記排
気用送風機6aを単独駆動させると、開閉ダンパ14
が、前記軸14aを中心として回動して閉塞される。こ
のため、接続ダクト7から集合換気ユニット10へ流入
する空気の流れが阻止される。
【0040】また、操作者が、手動で、トイレ換気スイ
ッチ20でトイレ換気モードの選択が選択、又は、前記
モード切替えスイッチ19で、洗面室換気モードが選択
されることにより、排気用送風機6aのスイッチが入る
と、トイレ室1c又は洗面室1d内の換気を行なうた
め、排気用送風機6aが単独駆動する。
【0041】このとき、前記開閉ダンパ14が閉塞さ
れ、接続ダクト7から集合換気ユニット10へ流入する
空気の流れが阻止される。
【0042】このため、集合換気ユニット14を用いて
集中的にトイレ室1c及び洗面室1dの換気を行なう場
合でも、換気流量を充分確保することが出来、換気効率
が良好である。
【0043】したがって、この洗面室1d内に衣類乾燥
機や洗髪洗面台等の高湿度発生器具が置かれても、低湿
度雰囲気を保つことが出来る。また、前記接続ダクト7
から前記開閉ダンパ14の閉塞以前に侵入して来た高湿
度の空気や浴室1bドアの開閉により侵入して来た高湿
度の空気も排気出来、低湿度雰囲気を常に保つことが出
来るので、カビや結露が発生する虞が減少する。
【0044】また、高湿度を有する洗面室1dの換気
も、同じ該集合換気ユニット14を用いてトイレ室1c
と共に行えるので、別途換気扇等を洗面室1dに配設す
る等の必要がなく、スペース効率も良好なものとするこ
とが出来る。
【0045】しかも、トイレ室1c及び洗面室1dで発
生する悪臭等を含む空気が、接続ダクト7を伝わって、
浴室1bへ逆流することが無いので、入浴者に不快感を
与える虞が無い。
【0046】また、排気用送風機6aは、トイレ換気モ
ード、又は洗面室換気モードを手動で選択することによ
り、単独で駆動させることが出来るので、前記循環用送
風機3を排気用送風機6aと共に二重駆動させてしまう
ものに比して、消費電気量を抑制する事が出来る。
【0047】また、この実施例では、涼風及び浴室暖房
モードが選択された際にも、前記開閉ダンパ14を閉塞
するので、浴室1bから高湿度の空気が他室1c,1d
に漏出することなく、しかも、浴室1bを略密閉できる
ので、浴室暖房の効率が良好である。
【0048】図7は、この発明の第2実施例のサニタリ
換気乾燥システムを示すものである。なお、前記第1実
施例と同一乃至均等な部分については、同一符号を付し
て説明する。
【0049】この第2実施例のサニタリ換気乾燥システ
ムの開閉弁としての開閉バタフライダンパ21では、こ
の開閉バタフライダンパ21の略中央部に、回動自在に
軸支する回動軸14aを形成すると共に、前記モータ1
5の回転軸15aをこの回転軸21aに連結するように
している。
【0050】このように構成された第2実施例の開閉バ
タフライダンパ21では、モータ15の駆動により、図
7中矢印に示す方向に、この開閉バタフライダンパ21
回動させ、前記接続ダクト7内の空気の流通を阻止する
ようにしている。
【0051】他の構成及び作用については、前記第1実
施例と略同様であるので、記載を省略する。
【0052】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限らず、この
発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても
この発明に含まれる。
【0053】例えば、前記各実施例では、開閉弁14,
21を浴室乾燥ユニット2の排気側開口2aに設けてい
るが、特にこれに限らず、例えば、接続ダクト7の途中
や、或は、集合換気ユニット10の入口開口部付近等、
接続ダクト7内の空気の流通を阻止出来る箇所であるな
らば、どのような箇所に設けてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1記載のものによれば、制御部が、前記循環用送風
機の駆動と連動して前記排気用送風機を駆動させるの
で、循環用送風機を駆動させると、浴室内の空気は、接
続ダクトを通じて排気用送風機により、外部へ排気され
る。
【0055】このため、操作者は、循環用送風機を駆動
させる操作のみを行なえばよいので操作性が良好であ
る。
【0056】また、トイレ室内等の他の室へは高湿度の
空気が流入しないので結露やカビの発生を防止できる。
しかも、循環用送風機は、スペース,重量の増加を抑制
して、比較的小型のものを用いても、排気用送風機によ
って更に加圧されて排気が行なわれるので送風量が足
り、浴室乾燥ユニットの乾燥機能を充分に引き出すこと
が出来る。
【0057】しかも、前記排気用送風機を駆動させる
と、開閉弁が閉塞され、接続ダクトから集合換気ユニッ
トへ流入する空気の流れが阻止される。このため、例え
ば、洗面室内が高湿度状態となり、換気が行なわれる際
に、浴室内から空気が吸い込まれる虞がなくなり、換気
効率を向上させて、同じ換気ユニットを使用してもトイ
レ室及び洗面室の換気を同時に行なうことが出来る。
【0058】また、請求項2に記載されたものでは、湿
度センサが前記洗面室内の湿度雰囲気を検知して、前記
排気用送風機を駆動させると、開閉弁が閉塞され、接続
ダクトから集合換気ユニットへ流入する空気の流れが阻
止される。このため、例えば、洗面室内が高湿度状態と
なる際に、換気が行なわれるように設定すれば、効率良
く換気を行なうことが出来る。
【0059】したがって、低湿度雰囲気を常に保つこと
が出来るので、カビや結露が発生する虞が減少する、と
いう実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のサニタリ換気乾燥システ
ムを示し、全体の構成を説明する斜視透過図である。
【図2】同一実施例のサニタリ換気乾燥システムを示す
もので、要部の空気の流れを説明する概念図である。
【図3】同一実施例のサニタリ換気乾燥システムを示す
もので、浴室乾燥ユニットの分解斜視図である。
【図4】同一実施例のサニタリ換気乾燥システムを示す
もので、開閉ダンパユニットの斜視図である。
【図5】同一実施例のサニタリ換気乾燥システムを示す
もので、開閉ダンパユニット内部の開閉弁の動作を説明
する斜視図である。
【図6】同一実施例のサニタリ換気乾燥システムを示す
もので、制御部における各モード毎の動作を説明する表
図である。
【図7】第2実施例のサニタリ換気乾燥システムに用い
られる開閉弁の斜視図である。
【図8】従来例のサニタリ換気乾燥システムを示し、全
体の構成を説明する配置図である。
【符号の説明】
1 浴室ユニット 1b 浴室 1c トイレ室 1d 洗面室 2 浴室乾燥ユニット 3 循環用送風機 4 熱源 5 トイレ側吸込口 6a 排気用送風機 7 接続ダクト 9 洗面側吸込口 10 集合換気ユニット開閉弁 14 開閉ダンパ 21 開閉バタフライダンパ 17 コントローラ(制御部) 18 湿度センサ 19 モード選択スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室の天井部分に配設されて、浴室内の
    空気の循環又は排気を行なう循環用送風機及び熱源を設
    けた浴室乾燥ユニットと、トイレ室に設けられたトイレ
    側吸込口及び洗面室に設けられた洗面側吸込口から各室
    内の空気を吸気して屋外へ該空気の排気を行なう排気用
    送風機を設けた集合換気ユニットと、前記浴室乾燥ユニ
    ット及び該集合換気ユニットとを連結して、前記循環用
    送風機から送られて来る排気を該排気用送風機に送り込
    む接続ダクトと、前記循環用送風機の駆動と連動して前
    記排気用送風機を駆動させる制御部とを有するサニタリ
    換気乾燥システムであって、 前記接続ダクト内の空気の流通を阻止する開閉弁を設
    け、しかも、前記制御部では、前記排気用送風機の単独
    駆動に連動させて前記開閉弁を閉塞するように設定され
    ていることを特徴とするサニタリ換気乾燥システム。
  2. 【請求項2】 前記洗面室内の湿度雰囲気を検知して、
    該検知状況に応じて前記排気用送風機を単独駆動させる
    湿度センサを設けたことを特徴とする請求項1記載のサ
    ニタリ換気乾燥システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001263780A (ja) * 2000-03-21 2001-09-26 Harman Co Ltd 換気装置
JP2006046685A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Max Co Ltd 浴室空調装置
CN106642423A (zh) * 2016-12-26 2017-05-10 重庆泰博塑胶制品有限公司 一种浴室吸雾装置
KR102055298B1 (ko) * 2019-08-22 2020-01-22 서진공조(주) 화장실 및 욕실 배기를 이용한 공기 순환 시스템

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