JPH08182185A - モータ過熱防止装置 - Google Patents

モータ過熱防止装置

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JPH08182185A
JPH08182185A JP6318249A JP31824994A JPH08182185A JP H08182185 A JPH08182185 A JP H08182185A JP 6318249 A JP6318249 A JP 6318249A JP 31824994 A JP31824994 A JP 31824994A JP H08182185 A JPH08182185 A JP H08182185A
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JP
Japan
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motor
overheat
current
temperature
value
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JP6318249A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Ogata
宏彰 尾方
Mikio Saito
幹夫 斉藤
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの過熱を抑制し、モータ自体や周辺機
器の損傷を防止することができるモータ過熱防止装置を
提供する。 【構成】 電流センサ4によって検出されたモータMの
通電量を測定する電流検出部2aと、この電流検出部2
aから供給される各時点の通電量および単位時間当たり
のモータMの通電量と温度変化量との相関関係を保持す
る電流−温度変化テーブル2cに基づきモータMの温度
を推定するモータ温度計算部2bと、モータ温度計算部
2bから出力される温度推定値と判定値記憶部2eに記
憶された判定値とを比較し、温度推定値が判定値より大
きい場合、所定期間リレー3をオフにしてモータMの通
電を停止させる過熱判定部2dとを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば搬送車、電気
自動車、補助動力付き人力車両等の電動車両のモータを
駆動するモータ駆動回路に用いて好適なモータ過熱防止
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、2次電池等の電源に基づいて
モータを駆動することにより動力を得る搬送車、電気自
動車、補助動力付き人力車両等の電動車両が知られてい
る。この種の電動車両においては、その種類や大きさに
応じて必要とされる駆動力が異なるため、モータを搭載
する場合には、通常、各々の必要駆動力を考慮して適当
な容量のモータが選定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、モータは、
通電を継続して行うと、ある程度の発熱を伴うことが知
られているが、モータの容量を超える過電流の通電は、
モータを過度に発熱させ、配線、ブラシ、抵抗等のモー
タ内の各部や他の周辺機器の損傷を引き起こす原因とな
る。従来、このような事態を回避するため、機器の必要
駆動力よりある程度余裕をもって大きな容量のモータを
搭載する方法がとられているが、このことが機器の大型
化やコストアップという新たな問題を生じさせていた。
【0004】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、大容量のモータを使用することによる機器の
大型化やコストアップを伴わずに、モータの過熱による
モータ自体やその周辺機器の損傷を防止することができ
るモータ過熱防止装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明は、与えられる電流指令
値に応じてモータを通電する通電手段と、前記モータに
通電される電流を検出し、該電流量に対応した電流検出
値を出力する電流検出手段と、前記電流検出手段から供
給される各時点の電流検出値と、予め記憶した単位時間
当たりのモータの通電量と温度変化量との相関関係とに
基づき、該モータの温度変化量の累算を行い、この結果
を該モータの温度推定値として出力する温度推定手段
と、前記温度推定手段から出力される温度推定値と所定
の判定値とを比較し、該温度推定値が該判定値より大き
いか否かを判断する過熱判定手段と、前記過熱判定手段
によって前記温度推定値が前記判定値より大きいと判断
された場合、前記モータの通電を所定期間停止させる過
熱抑制手段とを具備することを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記温度推定手段は、前記電流検出
手段によって与えられる電流検出値に代えて、電流指令
値と、予め記憶した単位時間当たりのモータの通電量と
温度変化量との相関関係とに基づき、温度推定値を算出
することを特徴としている。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2記載の発明において、前記過熱判定手段
は、その判断結果を過熱情報として不揮発性メモリに記
録し、前記過熱抑制手段は、電源投入直後に前記不揮発
性メモリを参照し、該メモリに記録された過熱情報に基
づき前記モータの通電を停止させるか否かを決定するこ
とを特徴としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明によれば、通電手段が、与
えられる電流指令値に応じてモータを通電し、電流検出
手段が、モータに通電される電流を検出して該電流量に
対応した電流検出値を出力し、温度推定手段が、電流検
出手段から供給される各時点の電流検出値と、予め記憶
した単位時間当たりのモータの通電量と温度変化量との
相関関係とに基づき温度変化量の累算を行い、この結果
をモータの温度推定値として出力し、過熱判定手段が、
温度推定手段から出力される温度推定値と所定の判定値
とを比較して該温度推定値が該判定値より大きいか否か
を判断し、過熱抑制手段が、過熱判定手段によって温度
検出値が判定値より大きいと判断された場合、モータの
通電を所定期間停止させる。これにより、モータの過熱
を防止することができる。
【0009】また、請求項2記載の発明によれば、電流
検出手段を設けることなく、請求項1記載の発明と同様
の作用を奏することができる。
【0010】また、請求項3記載の発明によれば、過熱
抑制手段は、モータの通電を停止させている間に電源が
オフされ、再びオンにされても、十分に冷却していない
モータの通電を直ぐに開始するのではなく、所定期間通
電を停止した後、通電を再開させることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照し、この発明の実施例につ
いて説明する。 (1)実施例の構成 図1は、この発明の一実施例によるモータ過熱防止装置
の構成を示すブロック図である。このモータ過熱防止装
置は、例えば補助動力付き自転車(図示略)に適用され
るものである。補助動力付き自転車では、ペダルの踏力
にほぼ比例した電流を2次電池からモータへ供給し、モ
ータの動力と人力との合成駆動力によって自転車を走行
させるようになっている。
【0012】図1において、Eは2次電池であり、密閉
型鉛電池、密閉型ニッカド電池等の複数の電池セルを直
列に接続して構成されている。1は、モータMを駆動す
るモータ駆動部である。このモータ駆動部1は、2次電
池Eから供給される放電電流に基づき、コントローラ2
(後述する)から電流指令として与えられるPWM(Pul
se Width Modulation)波のデューティ比に対応した電流
をモータMへ供給する。
【0013】3はリレーであり、モータ駆動部1からモ
ータMへの通電路に介挿されている。このリレー3は、
コントローラ2によってオンオフ制御される。すなわ
ち、コントローラ2は、通常の通電時においてはリレー
3をオンにして電池Eの放電電流をモータMへ供給する
が、モータMが発熱し所定の温度を超えた場合にはリレ
ー3をオフにしてモータMの通電を停止させる。
【0014】4は、リレー3とモータMの間の通電路に
介挿された電流センサである。この電流センサ5は、モ
ータMに供給される電流を検出し、該電流の大きさに応
じた検出信号をコントローラ2へ出力する。
【0015】5は、EEPROM(Electrically Erasab
le Programmable Read Only Memory)等の読み書き可能
な不揮発性メモリである。この不揮発性メモリ5には、
モータMが過熱状態になったことを示す過熱情報の他、
後述する冷却期間のタイムカウント値が記録される。
【0016】コントローラ2は、図示しないCPUやメ
モリの他、入力インタフェース21,22等のハードウ
ェアから構成されており、そのソフトウェア構成は、電
流検出部2a、モータ温度計算部2b、電流−温度変化
特性テーブル2c、過熱判定部2d、判定値記憶部2
e、電流指令計算部2f、PWM波生成部2g、過熱情
報読み書き部2hおよびソフトウェアタイマ2iからな
っている。
【0017】電流検出部2aは、入力インタフェース2
1を介しA/D(アナログ/ディジタル)変換された電
流検出値を測定し、その測定結果をモータ温度計算部2
bへ出力する。モータ温度計算部2bは、電流検出部2
aから供給される電流の測定結果と電流−温度変化特性
テーブル2cとに基づき、モータMの温度を推定する。
【0018】すなわち、モータMを流れる電流の大きさ
(A)とモータMの温度変化率(℃/秒)との間には、
例えば図2に示すような一定の関係があり、こうしたモ
ータMに関する特性情報が電流−温度変化特性テーブル
2cとして予め記憶されている。モータ温度計算部2b
は、電流−温度変化特性テーブル2cから各時点の電流
検出値に対応した温度変化率を取得し、得られる温度変
化率を時間積分(累算)する。これにより、モータMの
温度推定が可能となる。モータ温度計算部2bは、上記
温度変化率を時間積分して得られる値をモータMの温度
推定値として過熱判定部2dへ出力する。
【0019】過熱判定部2dは、モータMの温度推定値
と判定値記憶部2eに記憶された判定値(温度異常判定
用のしきい値)とを比較し、温度推定値が判定値より大
きい場合、電流指令計算部2fに通電停止指令を出すと
ともにリレー3へオフ指示を出す。これによりリレー3
がオフとなって電池Eの放電が停止され、モータMへ電
流が供給されなくなる。一方、温度推定値が判定値より
小さい場合、過熱判定部2dはリレー3をオン状態に維
持するとともに、踏力計算部2jは電流指令計算部2f
にペダルの踏力に応じた通電指令を出す。これによって
モータMへの通電が継続される。
【0020】電流指令計算部2fは、過熱判定部2dと
踏力計算部2jから供給される通電指令(通電停止指令
を含む)に応じて電流指令値を算出する。PWM波生成
部2gは、電流指令計算部2fから供給される電流指令
値に対応したデューティ比を有するPWM波を生成し、
このPWM波によってモータ駆動部1を動かす。
【0021】過熱情報読み書き部2hは、モータMが過
熱状態になったときに過熱判定部2dから供給される過
熱情報と、モータMの冷却期間中に同じく過熱判定部2
dから随時供給されるソフトウェアタイマ2iのカウン
ト値(タイムカウント値)とを不揮発性メモリ5に書き
込む。また、過熱情報読み書き部2hは、装置の電源投
入直後に、不揮発性メモリ5から読み出した過熱情報を
過熱判定部2dへ供給する。
【0022】(2)実施例の動作 次に、この実施例の動作について説明する。図3は、補
助動力付き自転車の稼働中におけるコントローラ2の動
作を示すフローチャートである。以下では、このフロー
チャートの各ステップに沿って説明を進める。
【0023】まず装置の電源が投入されると、コントロ
ーラ2は、ステップST1(図3参照)に処理を進め
る。ステップST1では、不揮発性メモリ5から過熱情
報を読み出す。そして、ステップST2に進むと、過熱
情報の有無に基づきモータMが過熱状態であるか否かを
判断する。すなわち、メモリ5に過熱情報が書き込まれ
ていれば過熱状態であると判断し、メモリ5がクリアさ
れていれば過熱状態でないと判断する。
【0024】ここで、モータMが過熱状態でない場合、
ステップST2の判断結果が「No」となり、ステップ
ST3,ST4に進む。ステップST3,ST4では、
ペダルの踏力に応じてモータMを通電すべく、電流指令
値を算出し、該指令値に対応したデューティ比を有する
PWM波を出力する。そして、ステップST5に進む
と、電流検出部2fが、モータMへ供給されている電流
の検出値を測定する。
【0025】次に、ステップST6では、装置の電源が
オフされたか否かを判断する。ここで、電源がオフされ
ていなければ、ステップST6の判断結果が「No」と
なり、ステップST7に進む。ステップST7では、モ
ータ温度計算部2fが、電流−温度変化特性テーブル2
gを参照し、上記ステップST5で測定された電流値に
対応するモータMの温度変化率を取得する。そして、こ
の温度変化率を通電期間について時間積分し、モータM
の温度推定値を算出する。
【0026】次に、ステップST8に進むと、過熱判定
部2dが、上記ステップST8で算出したモータMの温
度推定値と判定値記憶部2cに記憶された判定値とを比
較し、温度推定値が判定値より大きいか否かを判断す
る。ここで、温度推定値が判定値より小さい場合、ステ
ップST8の判断結果が「No」となり、前述のステッ
プST3に戻る。すなわちこの場合、モータMが過熱状
態でないものとみなし、モータMへの通電を継続する。
【0027】一方、モータMの温度推定値が判定値より
大きい場合、上記ステップST8の判断結果が「Ye
s」となり、ステップST9に進む。ステップST9で
は、過熱判定部2dが、モータMが過熱状態であること
を示す過熱情報を過熱情報読み書き部2hへ出力し、該
読み書き部2hが、受け取った過熱情報を不揮発性メモ
リ5に書き込む。そして、ステップST10では、過熱
判定部2dがモータMの通電を停止させるべく通電停止
指令を電流指令計算部2dへ出力する。これにより、電
流指令値が「0」となりPWM波の出力が停止される。
さらに、ステップST11では、過熱判定部2dがリレ
ー3へオフ指示を出す。これにより、リレー3がオフと
なり、モータMの通電が確実に停止される。
【0028】その後、ステップST2に戻るが、前述の
ステップST9で過熱情報を既に書き込んでいるため、
ここでの判断結果は「Yes」となり、ステップST1
2に進む。ステップST12では、タイマ2iによる一
定の冷却期間(モータMの冷却に十分な期間)のカウン
ト動作を開始する。そして、冷却時間が経過してステッ
プST13の判断結果が「Yes」となるまでの間、上
記カウント動作を継続するとともに、モータMの通電停
止状態を維持する。また、この間、過熱情報読み書き部
2hが、過熱判定部2dから供給されるタイマ2iのカ
ウント値を随時不揮発性メモリ5に書き込む。このカウ
ント値は、後に冷却期間の残時間を知るために用いられ
る。
【0029】こうして冷却期間が経過すると、ステップ
ST14において、過熱情報読み書き部2hが不揮発性
メモリ5をクリアする。これにより、モータMが過熱状
態でないことが示される。
【0030】そして、前述のステップST6〜ST8の
処理を経た後、モータMが過熱状態でなければステップ
ST8の判断結果が「No」となり、再び前述のステッ
プST3に進む。これにより、モータMの通電が再開さ
れる。
【0031】ここで、例えばモータMが十分に冷却され
る前に装置の電源がオフにされ、再びオンとれた場合、
不揮発性メモリ5の過熱情報はクリアされないため、前
述のステップST2の判断結果が「Yes」となり、ス
テップST12以下に進む。ステップST12以下で
は、前述の冷却期間のカウント中に不揮発性メモリ5に
記録したカウント値に基づき冷却期間の残時間を求め、
該残時間が経過するまでモータMの通電を停止した後、
通電を再開する。
【0032】このように、本実施例においては、モータ
Mの温度推定値が所定の判定値以上になると一定期間モ
ータMの通電を停止することによりモータMの過熱を防
止することができる。この結果、過熱によるモータM自
体や周辺機器の損傷を回避することができる。また、モ
ータMの過熱を回避するために必要異常に大容量のモー
タを使用する必要がなくなるため、装置の小型化、低コ
スト化を図ることができる。
【0033】また、本実施例においては、モータMの温
度を直接測定するのではなく、モータMを流れる電流の
大きさとモータMの温度変化率との間に相関関係がある
ことに着目し、モータ電流の測定結果に基づきモータM
の温度を推定している。これにより、モータMに直接サ
ーミスタ等の温度センサを設置する必要がなく、モータ
Mの機能や信頼性を低下させることがない。
【0034】また、本実施例においては、モータMが過
熱状態になると、過熱情報を不揮発性メモリ5に書き込
むとともに、一定の冷却期間が経過するまでの間、モー
タMの通電を停止させる。ここで、仮に上記冷却期間が
経過する前に装置の電源がオフされた後、再びオンされ
たとしても、過熱情報が不揮発性メモリ5に記録されて
いるため、モータMの通電を直ぐに開始することなく、
冷却期間の残時間が経過するのを待って通電を再開させ
ることができる。
【0035】(3)変更例 なお、既述した実施例は本発明を補助動力付き自転車に
適用したものであるが、本発明はこのような電動車両に
限らず、モータによって駆動されるものであればその他
の機器にも適用可能である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、モータの温度を通電量から推定し、モータが過熱状
態になるのを防止できるので、大容量のモータを使用す
ることによる機器の大型化やコストアップを伴わずに、
モータの過熱によるモータ自体や周辺機器の損傷を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】 モータを流れる電流の大きさとモータの温度
変化率との関係を示すグラフである。
【図3】 同実施例の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1……モータ駆動部(通電手段)、 2……コントローラ、 2a……電流検出部(電流検出手段)、 2b……モータ温度計算部(温度推定手段)、 2c……電流−温度変化特性テーブル(温度推定手
段)、 2d……過熱判定部(過熱判定手段、過熱抑制手段)、 2e……判定値記憶部、 2f……電流指令計算部、 2g……PWM計算部、 2h……過熱情報読み書き部、 2i……ソフトウェアタイマ、 2j……踏力計算部、 3……リレー(過熱抑制手段)、 4……電流センサ(電流検出手段)、 5……不揮発性メモリ、 E……2次電池。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられる電流指令値に応じてモータを
    通電する通電手段と、 前記モータに通電される電流を検出し、該電流量に対応
    した電流検出値を出力する電流検出手段と、 前記電流検出手段から供給される各時点の電流検出値
    と、予め記憶した単位時間当たりのモータの通電量と温
    度変化量との相関関係とに基づき、該モータの温度変化
    量の累算を行い、この結果を該モータの温度推定値とし
    て出力する温度推定手段と、 前記温度推定手段から出力される温度推定値と所定の判
    定値とを比較し、該温度推定値が該判定値より大きいか
    否かを判断する過熱判定手段と、 前記過熱判定手段によって前記温度推定値が前記判定値
    より大きいと判断された場合、前記モータの通電を所定
    期間停止させる過熱抑制手段とを具備することを特徴と
    するモータ過熱防止装置。
  2. 【請求項2】 前記温度推定手段は、前記電流検出手段
    によって与えられる電流検出値に代えて、電流指令値
    と、予め記憶した単位時間当たりのモータの通電量と温
    度変化量との相関関係とに基づき、温度推定値を算出す
    ることを特徴とする請求項1記載のモータ過熱防止装
    置。
  3. 【請求項3】 前記過熱判定手段は、その判断結果を過
    熱情報として不揮発性メモリに記録し、 前記過熱抑制手段は、電源投入直後に前記不揮発性メモ
    リを参照し、該メモリに記録された過熱情報に基づき前
    記モータの通電を停止させるか否かを決定することを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のモータ過熱防止
    装置。
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