JP4843385B2 - 自動給水装置のポンプ渇水保護装置 - Google Patents

自動給水装置のポンプ渇水保護装置 Download PDF

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本発明は、例えば井戸水位が一時的に低下することによる渇水状態からポンプを保護する自動給水装置のポンプ渇水保護装置に関する。
井戸水を給水する自動給水装置の多くは、井戸に、電動モータ駆動式の水中ポンプや陸上ポンプで構成される給水ポンプを据え付け、同ポンプの能力を制御部で需要側に応じて制御(インバータなどによる)することにより、所望の給水量、給水圧を確保している。
ところで、井戸の水位は、地下の水脈の状態や地下水の汲み上げ具合などで変動する。このため、給水運転の際、井戸の水位が渇水水位まで低下することがある。
ところが、給水運転中、井戸が渇水水位まで水位がすると、給水ポンプのポンプ部は、ポンプケーシング内の残水を撹拌するだけの運転となるため、過度(異常)な温度上昇が発生し、ポンプ部を悪化させてしまう。特に水中ポンプは、電動モータが大気中に露出すると、井戸水による冷却作用がなくなるために、電動モータが過度(異常)に温度上昇し、電動モータ自身が悪化したり、井戸の周壁を形成する樹脂製ケーシングを変形させたりするおそれがある。
この対策として、特許文献1に示されるような給水ポンプを渇水状態から保護する技術が提案されている。同技術は、給水運転中、井戸の水位が渇水水位へ低下すると、給水ポンプの運転を停止させ、予め設定した一定のインターバル時間が経過すると、給水ポンプを再始動させ、井戸の水位が回復するまで、ポンプ停止・ポンプ再始動を繰り返すという、制御を行なうとするものである。
特開平10−213074号公報
ところで、電動モータは、再始動の段階では、前回の無負荷運転の影響による温度上昇が残る。
このため、給水ポンプが再始動となり、渇水状態から、再び無負荷運転が行なわれると、電動モータは、前回の温度上昇に加え、さらに温度上昇する要因が加わるために、過度(異常)に温度上昇するおそれがある。特に再始動の繰り返しは、前回の無負荷運転の影響により電動モータ自身が徐々に温度上昇するために、過度の温度上昇を招くことがある。
このような過度の温度上昇をきたすと、電動モータ自身を悪化させたり、井戸のケーシングを変形させたりするおそれがある。
そこで、本発明の目的は、渇水状態の継続時、ポンプ部や電動モータが過度に温度上昇するのを防げる自動給水装置のポンプ渇水保護装置を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、渇水状態のポンプ運転時における電動モータのモータ温度を検出する温度検出手段と、渇水状態時のモータ温度が所定値以上のとき、インターバル時間を延長させるインターバル時間変更手段とを設ける構成を採用した。
請求項2の発明は、温度検出手段として、渇水状態のポンプ運転時における電動モータのモータ電流を検出するモータ電流値検出手段を用い、インターバル時間変更手段には、1回目の渇水状態時のモータ電流値を記憶する基準電流値記憶手段と、渇水状態が継続する2回目以降のモータ電流値を検出する変動電流値検出手段と、渇水状態が継続するたび、1回目で検出したモータ電流値と検出した2回目以降のモータ電流値とを比較するモータ電流変動検出手段と、比較したモータ電流値の差が所定値以上のとき、インターバル時間を延長させるインターバル設定手段を有する構成を採用した。
請求項3の発明は、温度検出手段として、渇水状態のポンプ運転時における電動モータのモータ電流を検出するモータ電流値検出手段を用い、インターバル時間変更手段には、1回目の渇水状態時のモータ電流値を記憶する基準電流値記憶手段と、渇水状態が継続する2回目以降のモータ電流値を検出する変動電流値検出手段と、渇水状態が継続するたび、1回目のモータ電流値と検出した2回目以降のモータ電流値との変化率を求める変動率算出手段と、求めた変動率が所定値以上のとき、インターバル時間を変動率に応じて延長させるインターバル設定手段とを有する構成を採用した。
請求項4の発明は、渇水状態のポンプ運転が停止する直前のモータ電流値を検出するものとした。
本発明によれば、たとえ渇水状態が継続していても、電動モータ駆動式ポンプは、インターバル時間を延長する制御により、渇水状態が解消されるまでの間、過度にポンプ部や電動モータの温度が上昇せずにすむ。
それ故、高い信頼性下で、電動モータ駆動式ポンプの渇水保護を続けることができる。
しかも、モータ温度の同等の挙動を示すモータ電流値を用いて、インターバル時間を延長する構造を用いると、別途、温度センサなど専用部品を用いずに、インターバル時間の延長ができる。そのうえインターバル時間の延長は、予め設定してある延長インターバル時間を用いたり、モータ電流値の変化率に応じて延長させたりしてあると、容易にインターバル時間の変更ができたり、モータ温度の具合に応じて細やかにインターバル時間の変更ができる。特にモータ電流値をモータ温度のパラメータとして用いる場合、最も新しい情報であるポンプ運転(渇水状態)が停止する直前のモータ電流値を用いると、適切にポンプの渇水保護を行なうことができる。
[第1の実施形態]
以下、本発明を図1および図2に示す第1の実施形態にもとづいて説明する。
図1は、ポンプ渇水保護装置Aが組み込まれた自動給水装置Bを概略的に示している。同図1中1は井戸(取水源)、2は同井戸1内に据え付けられた電動モータ駆動式給水ポンプ、例えば水中ポンプ(給水ポンプ)である。なお、図中2aは水中ポンプ2のポンプ部を示し、2bは該ポンプ部2aを駆動する電動モータを示している。
一方、自動給水装置Bには、例えばケーシング5内に、通水モジュール6およびポンプ制御部15を収めた構造が用いてある。通水モジュール6は、一端部を入口部7とし、他端部を出口部8とした通水配管9に、同通水配管9内を流れる流体の圧力を検出する圧力センサ10、同じく流体の流量を検出する流量センサ11を組み付けて構成される。そして、入口部7が、継手部7aを介して、水中ポンプ2の吐出部から延びる中継配管12に接続されている。また出口部8は、継手部7bを介して、蛇口など需要側につながる需要側の中継配管13に接続され、水中ポンプ2から吐出した井戸水が、通水配管9を通じて、中継配管13へ送られるようにしてある。
ポンプ制御部15は、図示はしないマイクロコンピュータを有して構成してある。この制御部15には、水中ポンプ2の電動モータ2bや圧力センサ10や流量センサ11などが接続される。ポンプ制御部15には、圧力センサ10や流量センサ11で検出される需要状態にしたがい水中ポンプ2の運転を制御する給水用の制御プログラムが設定されている。さらにポンプ制御部15には、水中ポンプ2を渇水から保護する渇水用の保護プログラムが設定されている。
渇水用の保護プログラムは、
・例えば圧力センサ10、流量センサ11の検出情報から、水中ポンプ2が渇水状態で運転するときを検出する検出機能(ポンプ渇水状態検出手段に相当)、
・渇水状態での運転が検出されると、当該ポンプの運転を停止させ、所定のインターバル時間tの経過後、該ポンプを再始動させる休止運転機能(ポンプ渇水保護制御手段に相当)、
・渇水状態の水中ポンプ2のモータ温度(電動モータ2b)を検出する温度検出機能(温度検出手段に相当)、
・渇水状態時のモータ温度が高いとき(所定値以上のとき)、インターバル時間tを延長させるインターバル時間変更機能(インターバル時間変更手段に相当)
を組み合わせて構成されている。
このうち検出機能は、ポンプ渇水状態を検出するべく、吐出水量が一定水量以下で、吐出圧力が、予め設定されている下限の圧力以下となるときを検出するプログラムで形成されている。
休止運転機能は、ポンプ渇水状態が検出されると、予め設定された一定時間(インターバル時間t)の間、水中ポンプ2の運転を停止させ、一定時間(インターバル時間t)の経過後、水中ポンプ2の運転を再開させるプログラムで形成されている。
温度検出機能は、電動モータ2bのモータ巻線が発熱すると、同巻線抵抗が上昇し、それに反比例して電動モータ2bの渇水時電流(無負荷電流)が減少するという、モータ温度と同等に変化するモータ電流(巻線電流)を用いた機能で形成されている。具体的には、渇水状態時、電動モータ2bのモータ電流値を検出する機能、それも最も新しい情報である水中ポンプ2が停止する直前のモータ電流値を検出する機能で形成してある。
インターバル時間変更機能は、1回目(始めて)の渇水状態時のモータ電流値を記憶する機能(基準電流値記憶手段に相当)と、渇水状態が継続する2回目以降のモータ電値流を検出する機能(変動電流値検出手段に相当)と、渇水状態が継続するたび、1回目で検出したモータ電流値と検出した2回目以降のモータ電流値とを比較する機能(モータ電流変動検出手段に相当)と、比較したモータ電流値の差が所定値以上のとき、インターバル時間tを延長させる機能(インターバル設定手段に相当)とを組み合わせて形成してある。延長には、インターバル時間tから、延長インターバル時間t+α(インターバル時間より長い予め設定されたインターバル時間)へ変更する機能が用いてある。αは延長分の時間を示す。
このような保護機能が設定されたポンプ制御部15から、ポンプ渇水保護装置Aを構成している。
このポンプ渇水保護装置Aの作用が図2のフローチャートに示されている。同フローチャートを参照してポンプ渇水保護装置Aの作用について説明する。
今、図1に示されるように井戸1の水位が運転水位にあるとする。この状態では、稼動する水中ポンプ2により、所望に井戸水が揚水され、蛇口などへ給水される。
こうした給水運転中、井戸1の水位が図1中の渇水水位まで低下したとする。すると、水中ポンプ2は、大気中に露出する状況となり、ポンプケーシング内の残水を撹拌するだけの無負荷運転が行なわれる。これにより、ポンプ部2aやモータ巻線の温度が上昇する。つまり、渇水状態になると、水中ポンプ2の各部の温度が上昇する。
ここで、この渇水時の運転は、ポンプ水量は一定値以下、吐出圧力が給水下限の設定圧力値以下となる。そのため、ポンプ制御部15は、ステップS1に示されるように圧力センサ10および流量センサ11からの検出信号から、水中ポンプ2が渇水状態で運転していることが検出される。つまり、ポンプ渇水状態の検出が行なわれる。
このとき、ポンプ渇水状態の発生が最初、すなわち始めて発生する1回目のポンプ渇水状態であれば、ステップS2のポンプ渇水状態が最初か否かの判定から、ステップS4、5へと進み、水中ポンプ2の電動モータ2bを停止させ、同停止を一定な設定インターバル時間tの間、続ける制御が行なわれる。この休止中により、ポンプ部2aや電動モータ2bは温度上昇から保護される(ポンプ部2aや電動モータ2bが大気で冷却されることにもよる)。ポンプ制御部15は、この水中ポンプ2の停止直前、ステップS3に示されるように電動機モータ2b(水中ポンプ2)の巻線を流れるモータ電流値I1を検出し、同電流値I1を記憶する(基準値に利用するため)。そして、インターバル時間tが経過すると、電動モータ2bには通電がなされ、ステップS5に示されるように水中ポンプ2の再始動が行なわれる。
このとき、井戸2の水位が回復していれば、再び水中ポンプ2による給水が再開される。
この際、井戸2の水位が回復していないと、再び水中ポンプ2は、ポンプ水量が一定値以下で、かつ吐出圧力が給水下限の設定圧力値以下で運転される。つまり、無負荷運転が行なわれる。すると、ポンプ制御部15は、このときの流量センサ11や圧力センサ10の検出信号により、前回に続いてポンプ渇水状態を検出する(ステップS1)。今回のポンプ渇水状態は、前回の渇水状態を継続した2回目の検出となるため、ステップS2からステップS3を経てステップS7へ進み、ステップS7以降のルーチンへ向かう。
ステップS7以降は、水中ポンプ2が停止するまでを利用して、インターバル時間の延長の設定を行い、ポンプ停止、再始動へと進むものである。このルーチンについて説明する。
ステップS7は、水中ポンプ2が停止する直前のモータ巻線のモータ電流値Inを検出するものである。
ここで、電動モータ2bのモータ巻線の抵抗値は、モータ巻線の発熱によって上昇すると、それに反比例して、電動モータ2の渇水時電流(無負荷電流)が減少するという特性がある。つまり、モータ電流値(モータ巻線を流れる電流)は、水中モータ2の温度変化と同等の挙動を示す。そのため、モータ温度の情報として、モータ電流値を用いている。
続くステップS8は、1回目に検出した基準となるモータ電流値I1と、前回の無負荷運転の影響でモータ温度が上昇する要因と今回の再始動の無負荷運転の影響でモータ温度が上昇する要因とが加わったモータ電流値Inとの差を比較するものである。このとき、差が、予め設定された所定温度値Δi(電動モータ2の温度状態を区別する値)以上であれば、電動モータ2bは、過度の温度上昇(異常な温度上昇)をまねきやすい温度に上昇していると判定して、ステップS9へ進み、インターバル時間tを、それより長く設定した延長インターバル時間t+αに変更する。αは延長分の時間を示す。そして、同延長インターバル時間t+αを用いて、水中ポンプ2を停止し続ける(ステップS10)。インターバル時間tが経過すると、電動モータ2bは通電がなされ、ステップS11に示されるように水中ポンプ2の再始動が行なわれる。なお、差が所定温度値Δiを下回るときは、ステップS5へ進み、インターバル時間tの変更は行なわない(過度な温度上昇が発生しないから)。
かくして、ポンプ渇水保護のために、水中ポンプ2の再始動、さらには再始動が繰り返し行なわれても、モータ温度が過度の温度上昇を生じやすい所定温度以上にあるときは、渇水状態が解消されるまでの間、モータ停止時間が長く設定されるので、ポンプ部2aや電動モータ2bが異常温度上昇するのを防ぐことができる。
それ故、高い信頼性のもとで、給水ポンプ(電動モータ駆動式ポンプ)の渇水保護を続けることができる。
しかも、モータ電流値I1,Inを用いて、インターバル時間を延長する構造は、別途、専用の温度センサなど専用部品を用いずにすむ。そのうえ、インターバル時間の延長は、予め設定してある延長インターバル時間t+αを用いるので、容易にインターバル時間の変更ができる。特に最も新しい情報であるポンプ運転(渇水状態)の停止直前のモータ電流値を検出すると、適切なポンプ渇水保護ができる。
[第2の実施形態]
図3は、本発明の第2の実施形態の要部を示す。
第2の実施形態は、第1の実施形態のような単一の延長インターバル時間でなく、モータ温度の上昇具合に応じてインバータ時間の延長が行なえるようにしたものです。
これは、図2のインターバル時間変更機能を形成するルーチンのうち、ステップS7からステップS11までの間を、図3のフローチャートに示されるようにステップS20〜ステップS23へと変更したものです。具体的には、ステップS20には、渇水状態が継続するたび、1回目のモータ電流値I1と検出したN回目のモータ電流値Inの変化率Ik(I1/In)を算出する処理を行う機能(変動率算出手段に相当)を用いる。ステップS21には、求めた変化率Ikが、予め設定された所定変化率Δk(電動モータ2の温度状態を区別する値)以上であるか否かを比較して、過度な温度上昇(異常な温度上昇)が発生するおそれがあるか否かを判定する機能を用いる。ステップS22には、このときの変化率Ikが所定変化率Δk以上であるとき(過度な温度上昇が発生するおそれがあるとき)、変化率Ikに応じてインターバル時間tを延長する設定を行なう機能が用いられている。具体的には、変化率Ikにインターバル時間tを乗じた時間に変更する機能が用いられている[(t)x(Ik)]。つまり、これらステップS21,22からインターバル設定手段を構成して、変動率Ikが所定値以上のとき、インターバル時間tを変動率Ikに応じて延長させるようにしたものです。
なお、ステップS1〜S3、ステップS4〜S7、ステップS11は、第1の実施形態と同じなので、図2のフローチャートと同じ符号を付して、その説明を省略しました。
このようなポンプ停止時間の延長時間αを設定する構造は、モータ温度の具合に応じて、細やかにインターバル時間tの延長ができる。しかも、モータ電流値I1,Inの変動率を用い、同変動率に応じてインターバル時間を延長するようにしたので、別途、専用の温度センサなど専用部品を用いずに、容易に延長したインターバル時間tの設定ができる。
なお、第1の実施形態でも、第2の実施形態のように延長時間を変えるようにしてもよい(例えば1回目のモータ電流値I1と2回目以降のInとの差に応じて、インターバル時間tの延長分αの時間を変えることが考えられる)。
[第3の実施形態]
図4は、本発明の第3の実施形態の要部を示す。
第3の実施形態は、第1の実施形態や第2の実施形態のような水中ポンプ15で給水する自動給水装置でなく、陸上に設置した陸上ポンプ25(ポンプ部25a,電動モータ25bで構成される:給水ポンプ)を用いて、井戸水を揚水するようにした自動給水装置に本発明を適用したものである。但し、図4において、図1と同じ部分には同一符号を付してその説明を省略した。
このような給水装置でも第1、第2の実施形態と同様の効果を奏する。
なお、本発明は上述したいずれの実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施しても構わない。例えば上述した実施形態では、井戸水を揚水する給水装置に本発明を用いたが、これに限らず、他の取水源の水を給水する給水装置に用いてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る自動給水装置の概略的な構成を示す図。 同自動給水装置に組み込まれた渇水保護装置の作用を説明するフローチャート。 本発明の第2の実施形態の要部となる渇水保護装置の作用を説明するフローチャート。 本発明の第3の実施形態に係る自動給水装置の要部の概略的な構成を示す図。
符号の説明
2…水中ポンプ、2a…ポンプ部、2b…電動モータ、10,11…圧力センサ,流量センサ(ポンプ渇水状態検出手段)、15…ポンプ制御部(ポンプ渇水保護制御手段、温度検出手段、インターバル時間変更手段)。

Claims (4)

  1. 電動モータ駆動式ポンプが渇水状態で運転するときを検出するポンプ渇水状態検出手段と、
    前記電動モータ駆動式ポンプの渇水状態での運転が検出されると、当該ポンプの運転を停止させ、所定のインターバル時間の経過後、該ポンプを再始動させるポンプ渇水保護制御手段と
    を有した自動給水装置のポンプ渇水保護装置において、
    前記渇水状態のポンプ運転時における電動モータのモータ温度を検出する温度検出手段と、
    前記渇水状態時のモータ温度が所定値以上のとき、前記インターバル時間を延長させるインターバル時間変更手段と
    を具備したことを特徴とする自動給水装置のポンプ渇水保護装置。
  2. 前記温度検出手段は、渇水状態のポンプ運転時における電動モータのモータ電流を検出するモータ電流値検出手段で構成され、
    前記インターバル時間変更手段は、
    1回目の渇水状態時のモータ電流値を記憶する基準電流値記憶手段と、
    渇水状態が継続する2回目以降のモータ電流値を検出する変動電流値検出手段と、
    渇水状態が継続するたび、前記1回目のモータ電流値と検出した2回目以降のモータ電流値とを比較するモータ電流変動検出手段と、
    前記比較したモータ電流値の差が所定値以上のとき、前記インターバル時間を延長させるインターバル設定手段と
    を有して構成されることを特徴とする請求項1に記載の自動給水装置のポンプ渇水保護装置。
  3. 前記温度検出手段は、渇水状態のポンプ運転時における電動モータのモータ電流を検出するモータ電流値検出手段で構成され、
    前記インターバル時間変更手段は、
    1回目の渇水状態時のモータ電流値を記憶する基準電流値記憶手段と、
    渇水状態が継続する2回目以降のモータ電流値を検出する変動電流値検出手段と、
    渇水状態が継続するたび、前記1回目のモータ電流値と検出した2回目以降のモータ電流値との変化率を求める変動率算出手段と、
    前記求めた変動率が所定値以上のとき、前記インターバル時間を変動率に応じて延長させるインターバル設定手段と
    を有して構成されることを特徴とする請求項1に記載の自動給水装置のポンプ渇水保護装置。
  4. 前記温度検出手段は、渇水状態のポンプ運転が停止する直前のモータ電流値を検出するものであることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の自動給水装置のポンプ渇水保護装置。
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