JP4872906B2 - 燃料ポンプ制御装置 - Google Patents

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本発明は、例えば車両の燃料タンク内に貯留された燃料を燃料ポンプにより外部に供給する燃料ポンプ制御装置に関する。
従来、燃料ポンプ制御装置においては、モータラインに直列にコイルを挿入し、コンデンサと共にフィルタ構成をとり、ノイズ低減を実施している。燃料ポンプ負荷については、ロックやハーフロック等の定常電流より大きな過電流が流れる異常が発生する場合があり、その場合の制御装置の保護としては、従来は大きな過電流が流れた場合の過電流保護と過電流保護以下の異常電流が流れた場合の温度保護が有る。
特開平5−332215号公報
温度保護については、駆動素子及び制御ICが搭載されたセラミック基板の高い熱伝導を利用して、駆動素子及びフィルタ部品の概略温度を制御ICに内蔵している温度検出手段により、一括して検出し保護していた(特許文献1参照)。この手法は、燃料ポンプ制御の使用デューティ比がおよそ60〜100%の範囲であり、回路基板上の駆動素子発熱を主体に検出すれば、フィルタ部品も同様に保護が可能であったためである。
それに対して、近年、燃料ポンプ制御については、最適制御を求めるために、60%以下の低デューティにおいても駆動することが必要となり、そのような領域まで使用条件の中で各部品の温度を保護しようとすると、フィルタ部品としてのコイルの発熱が駆動素子に比べて増大する場合がある。このため、従来の熱伝導を利用した温度検出では温度推定が困難であり、コイルの異常な発熱に対して例えばダイオードのVF温度特性を利用した温度検出回路による保護では確実に保護することができないという問題を生じる。
一方、コイルの異常な発熱を検出することが可能であるにしても、駆動素子に比較して温度保護の緊急性が低いことから、できるだけ燃料ポンプへの通電を継続するのが望ましい。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、燃料ポンプに通電する駆動素子をデューティ制御する構成において、フィルタ部品としてのコイルが異常に発熱した場合であっても、燃料ポンプを停止させることなくコイルを温度保護することが可能となる燃料ポンプ制御装置を提供することにある。
請求項1の発明によれば、制御手段により燃料ポンプに通電する駆動電流をデューティ制御することにより燃料供給量を制御することができる。ここで、通電により駆動素子及びコイルの温度が上昇した場合は、それらに対して伝熱的に設けられている熱伝導性の高い基板の温度が上昇するので、温度検出手段により検出した基板の温度が異常となった場合は、駆動素子に対する通電を直ちに停止するのが望ましい。
ところが、燃料供給量を抑制するために駆動素子に対するデューティを小さくした場合は、コイルのスイッチング損失によりコイルの温度が駆動素子よりも上昇することがあり、このような場合は、燃料の供給を継続したままコイルの温度保護を図るのが望ましい。
そこで、制御手段は、基板の温度が異常であると判定した場合は、デューティ100%(直流)で駆動素子に通電することにより燃料供給を継続する。このようなデューティ100%通電によりコイルのスイッチング損失が無くなるので、通常はコイル、ひいては基板の温度が低下するようになる。従って、基板の温度が低下した場合は、駆動素子に対するデューティを復帰する。これにより、コイルの温度保護を図りながら燃料ポンプの駆動を継続することができる。
さて、デューティ100%通電されたコイルの両端電圧によりコイルの抵抗値、ひいては概略温度を推定することが可能となるので、基板の温度異常が解消されない状態でコイルの温度が上昇していると判定した場合は、駆動素子に対する通電を停止することによりコイルの温度保護を図ることができる。
請求項2の発明によれば、感温素子によりコイルの温度を直接検出するので、温度を推定する構成に比較して、コイルの温度保護の精度を高めることができる。
請求項3の発明によれば、燃料ポンプに対する現在のデューティ制御に近い制御をできるだけ維持するように実行しながら、コイルの温度保護を図ることができるので、温度異常時における燃料ポンプに対する制御性能を高めることができる。
請求項4の発明によれば、制御手段による温度保護の動作状態を外部に通知することができる。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1ないし図4を参照して説明する。
図1は、燃料ポンプ制御装置の電気的構成を示す電気回路図である。燃料ポンプ制御装置1は、車両の燃料タンク近傍もしくは車室内に設置され、燃料タンクに貯留されている燃料を外部の燃料消費装置であるエンジンに供給する燃料ポンプを駆動するようになっている。燃料ポンプ制御装置1は、燃料ポンプ2に供給する電力を制御するハイブリッドIC3を主体として構成されている。
ハイブリッドIC3は、図示しないセラミック基板上に、エンジンECU4からの指令に応じて動作する制御IC(制御手段に相当)5、制御IC5により駆動されるパワーMOSFET(駆動素子に相当)6、回生ダイオード7を搭載し、図示しない放熱フィンに熱伝導性の高い接着剤で接着固定されて構成されている。制御IC5は、制御用端子FPC及びダイアグノーシス用端子DIと接続されている。制御用端子FPCは、エンジンECU4から制御IC5に対する制御信号が入力される端子である。ダイアグノーシス用端子DIは、エンジンECU4により制御IC5を診断するための端子である。
制御IC5の電源端子は、コイル8を通じて電源端子+Bと接続されており、当該電源端子+Bを通じて車両のバッテリ9の正端子と接続されている。制御IC5のグランド端子はアース端子Eと接続され、当該アース端子Eを通じて車両ボデーにアース接続されている。
パワーMOSFET6のドレインは回生ダイオード7を介してハイブリッドIC3の電源ラインと接続され、ソースはハイブリッドIC3のグランドラインと接続され、ゲートは制御IC5の出力端子と接続されている。燃料ポンプ2の正端子は正端子FP+及び電源端子+Bを通じて車両のバッテリ9の正端子と接続され、負端子は負端子FP−と接続されている。コイル8の両端とアース端子Eとの間にはコンデンサ10,11がそれぞれ接続されている。
パワーMOSFET6のドレインは、フィルタ部品としてのコイル12を介して負端子FP−と接続されている。負端子FP−とアース端子Eとの間にはフィルタ部品としてのコンデンサ13が接続されている。
図2は、制御IC5の構成のうち、本発明の構成に関連した構成を示す電気回路図である。パワーMOSFET6のゲートは駆動回路14と接続されている。入力処理回路15は、エンジンECU4から制御用端子FPCを通じて入力した制御信号を処理することによりスイッチ16を介して駆動回路14に通常指令を与える。駆動回路14は、入力処理回路15から与えられる通常指令に応じてパワーMOSFET6をデューティ制御する。
基本的には、制御IC5は、パワーMOSFET6をPWM等のデューティ制御(PWM制御)することにより燃料ポンプ2に対する通電電力、ひいては燃料ポンプ2の回転数を調整するようになっている。このようなデューティ制御によるスイッチングノイズが発生し、他の機器への影響及びラジオへのノイズ混入の問題があるため、コイル12やコンデンサ13といったノイズフィルタ部品を設けるようにしている。
ハイブリッドIC3の発熱の大きな部品としては駆動素子であるパワーMOSFET6と回生ダイオード7であり、ハイブリッドIC3以外ではフィルタ部品であるコイル12である。
発熱部品であるパワーMOSFET6及び回生ダイオード7に関しては、制御IC5は、セラミック基板の高い熱伝導性を利用してセラミック基板の温度、ひいては発熱部品の温度を検出するダイオードのVF温度特性を利用した温度検出回路(温度検出手段に相当)17を有しており、その温度検出回路17により温度保護を図るようにしている。
発熱部品であるコイル12に関しては、熱伝導性の高いゲルにて放熱フィンに固着し、その放熱フィンをハイブリッドIC3のセラミック基板と伝熱的に設け、制御IC5の温度検出回路17でパワーMOSFET6及び回生ダイオード7とまとめて温度検出することにより温度保護を図るようにしている。
温度検出回路17は、次のように構成されている。図2に示すようにハイブリッドIC3の電源ラインとグランドラインとの間に複数のダイオード18と抵抗19の直列回路が接続され、その共通接続点とコンパレータ20の反転入力端子とが接続され、非反転入力端子に温度異常を判定するための判定値が入力されている。ダイオード18の温度上昇に伴ってコンパレータ20の反転入力端子に入力している温度比例電圧が上昇して判定値を上回った場合はコンパレータ20から温度検出信号が出力される。この温度検出信号の出力状態ではスイッチ16がオフし、入力処理回路15から駆動回路14に出力されていた通常指令が断たれると共に、ダイアグ回路(異常通知手段に相当)21から異常温度を示すダイアグ信号がエンジンECU4に出力される。この場合、コンパレータ20にはヒステリシスが設定されており、温度検出信号が出力された状態では判定値のレベルが所定レベル低下するようになっている。
ところで、フィルタ部品であるコイル12は、トロイダルコアに銅線を巻いて構成されているチョークコイルであり、発熱要因として、巻線の抵抗分による銅損とスイッチングによる電圧変化によるコアでの鉄損がある。コイル12の発熱は、電流値による銅損と変化量による鉄損の和で決まり、銅損はデューティが高い(モータ電圧が高い)ほど高い。負荷であるモータ電流は、電圧に対して正の特性はあるものの、低電圧では傾きが小さいと考えられる。このため、従来使用しているデューティ以下となった場合は、図4に示すようにコイル12の発熱がパワーMOSFET6に比べて増大する場合があり、放熱フィンを通じた熱伝導ではパワーMOSFET6の温度推定が困難となる。このため、コイル12の異常な発熱に対してダイオードのVF温度特性を利用した温度検出回路17による温度保護では確実に保護することができないという問題を生じる。
そこで、本実施例では、図2に示すように制御IC5を構成した。即ち、温度検出回路17からの異常検出信号は駆動回路14に100%駆動指令として与えられるようになっており、駆動回路14は、100%駆動指令が与えられたときは、パワーMOSFET6に100%(直流)通電するようになっている。また、制御IC5は、コイル12の両端電圧を検出する電圧検出回路(電圧検出手段に相当)22を有して構成されている。
電圧検出回路22は、次のように構成されている。差動増幅回路23の入力端子には、抵抗24,25を介してコイル12の両端子が接続されている。差動増幅回路23の出力端子は、抵抗26を介して反転入力端子と接続されていると共にスイッチ27を介してコンパレータ28の非反転入力端子と接続されている。このスイッチ27は通常はオフしており、温度検出回路17から異常検出信号が出力されたときにオンする。コンパレータ28の反転入力端子には判定値が入力されており、差動増幅回路23からの電圧、つまりコイル12の両端電圧が判定値を上回った場合は、コンパレータ28から駆動回路14に停止指令が出力される。この場合、コイル12は温度が上昇すると、抵抗値が大きくなることから、コイル12にデューティ100%で通電した場合は、コイル12の両端電圧は温度に対して比例関係を示すことになる。
ダイアグ回路21は、温度検出回路17のコンパレータ20から温度検出信号が出力された場合は、異常温度及び100%通電への変更をダイアグ信号によりエンジンECU4へ出力する。
次に、燃料ポンプ制御装置1の動作について説明する。
エンジンECU4から制御信号が与えられた場合は、入力処理回路15から駆動回路14に通常指令が与えられるので、駆動回路14によりパワーMOSFET6がデューティ制御され、燃料ポンプ2がデューティに応じた回転数で回転する。これにより、燃料タンクに収納されている燃料が目標流量でもってエンジンに供給される。
パワーMOSFET6或いはコイル12の温度が正常な場合は、上述のようにエンジンECU4からの通常指令により燃料ポンプ2が駆動されるものの、デューティが低くなると、図4に示すようにコイル12の温度がパワーMOSFET6を上回るようになることがあり、このような場合は、コイル12に対して温度保護を図ればよい。このとき、温度検出回路17から駆動回路14に100%駆動指令が与えられるので、駆動回路14は、燃料ポンプ2をデューティ100%で駆動する。これにより、エンジンに対する燃料供給を継続することができる。
このようなデューティ100%駆動が行われると、コイル12のスイッチングによる損失が無くなるので、コイル12の温度が低下するようになる。そして、温度検出回路17を構成するコンパレータ20に与えられている温度比例電圧が図3に示すように解除判定値を下回った場合は、コンパレータ20から出力されていた温度検出信号が停止するようになるので、スイッチ16がオンする。これにより、駆動回路14に通常指令が与えられるようになるので、駆動回路14は、それまでのデューティでもってパワーMOSFET6をデューティ制御するようになる。
しかしながら、上述のようなデューティ100%による駆動にかかわらず、コイル12の両端電圧が上昇した場合は、コイル12の温度が上昇していることになるので、電圧検出回路22を構成するコンパレータ28は、スイッチ27を通じて与えられるコイル12の両端電圧が判定値を上回った場合は、駆動回路14に停止指令を与える。これにより、駆動回路14は、パワーMOSFET6に対するデューティ100%通電を停止するので、燃料ポンプ2の駆動が停止すると共に、コイル12の温度が低下するようになる。このとき、コイル12の両端電圧は0となる。また、コンパレータ28から停止指令がダイアグ回路21に与えられるので、ダイアグ回路21は、エンジンECU4に対して停止を示すダイアグ信号を出力する。
このような実施例によれば、制御IC5を構成する駆動回路14は、温度検出回路17から温度検出信号(100%駆動指令)が与えられた場合はパワーMOSFET6に100%通電し、その通電状態で温度検出信号が断たれた場合はデューティを復帰し、電圧検出回路22から停止指令が与えられた場合は、パワーMOSFET6に対する通電を停止するようにしたので、セラミック基板の温度のみで駆動素子に対する通電を停止してしまう従来構成のものと違って、フィルタ部品としてのコイル12が異常に発熱した場合であっても、燃料ポンプ2を停止させることなくコイル12の温度保護を図ることが可能となる。
しかも、コイル12の両端電圧を検出していることにより、負荷ラインの断線検出も可能となる。
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例について図5を参照して説明するに、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。この第2実施例は、フィルタ部品としてのコイル12の温度を直接検出することを特徴とする。
コイル12にはサーミスタ等の感温素子31が伝熱的に接着されており、制御IC5は、コイル12の温度を直接検出する温度検出回路(第2温度検出手段に相当)32を有して構成されている。つまり、制御IC5の動作は、第1実施例と略同一であるが、コイル12の温度をコイル12の両端電圧から推測するのではなく温度検出回路32により直接検出する点が異なっている。
このような実施例によれば、制御IC5は、コイル12の温度を推定するのではなく直接検出することから、コイル12の温度の検出精度を高めて、コイル12の温度保護の精度を高めることができる。
尚、パワーMOSFET6に感温素子として図5に示すように感温ダイオード33を設け、パワーMOSFET6の温度を直接検出し、制御に反映させるようにしてもよい。この場合、コストが上昇することから、要求使用や使い方に合わせて実施するのが望ましい。
また、例えばコイル12の温度が低デューティにて検出温度に達した場合は、デューティを上昇させて温度低下有無を確認することにより駆動継続、或いは通電停止を判断して実行すると同時にダイアグ信号にて異常を知らせるようにしてもよい。
本発明は、上記実施例に限定されることなく、次のように変形または拡張できる。
第2実施例のようにコイル12にサーミスタ等の感温素子31を伝熱的に接着する構成において、制御IC5を、コイル12に対して温度保護を図る場合は、デューティをリニアに高めた状態または段階的に高めた状態でパワーMOSFET6に通電し、温度検出回路17における温度比例電圧が解除判定値を下回った場合は温度検出信号を停止し、温度検出回路32によるコイル12の検出温度が判定値を上回った場合は駆動回路14に停止指令を与えるように構成してもよい。このような構成によれば、燃料ポンプ2に対する現在のデューティ制御に近い制御をできるだけ維持するように実行しながら、コイル12の温度保護を図ることができるので、第1及び第2実施例に比較して、温度異常時における燃料ポンプ2に対する制御性能を高めることができる。
制御IC5に代えて、CPUにより駆動素子に対するデューティ制御を行うようにしてもよい。
燃料ポンプ制御装置1に燃料ポンプ2をローサイド接続に代えてハイサイド接続するようにしてもよい。
本発明の第1実施例を示す燃料ポンプ制御装置の電気回路図 制御ICの構成を示す電気回路図 基板温度の変化に応じた各信号の状態を示す図 デューティに対応する温度変化を示す図 本発明の第2実施例を示す図1相当図
符号の説明
図面中、1は燃料ポンプ制御装置、2は燃料ポンプ、5は制御IC(制御手段)、6はパワーMOSFET(駆動素子)、12はコイル、17は温度検出回路(温度検出手段)、21はダイアグ回路(異常通知手段)、22は電圧検出回路(電圧検出手段)、31は感温素子、32は温度検出回路(第2温度検出手段)である。

Claims (4)

  1. 熱伝導性の高い基板に搭載された駆動素子と、前記基板に搭載され、前記基板の温度を検出する温度検出手段を有すると共に前記駆動素子をデューティ制御する制御手段と、前記基板と伝熱的に設けられ、前記駆動素子と前記燃料ポンプとの間に接続されたフィルタ部品としてのコイルとを備えた燃料ポンプ制御装置において、
    前記制御手段は、前記コイルの両端電圧を検出する電圧検出手段を備え、前記駆動素子に対してデューティ制御の実行状態で前記温度検出手段により検出した前記基板の温度が異常であると判定した場合はデューティ100%で前記駆動素子に通電し、その通電状態で前記基板の温度異常が解消したと判定した場合はデューティを復帰し、前記基板の温度異常が解消されない状態で前記電圧検出手段による前記コイルの両端電圧に基づいて当該コイルの温度が上昇している判定した場合は前記駆動素子に対する通電を停止することを特徴とする燃料ポンプ制御装置。
  2. 熱伝導性の高い基板に搭載された駆動素子と、前記基板に搭載され、前記基板の温度を検出する温度検出手段を有すると共に前記駆動素子をデューティ制御する制御手段と、前記基板と伝熱的に設けられ、前記駆動素子と前記燃料ポンプとの間に接続されたフィルタ部品としてのコイルとを備えた燃料ポンプ制御装置において、
    前記コイルに伝熱的に設けられた感温素子を備え、
    前記制御手段は、前記感温素子により前記コイルの温度を検出する第2温度検出手段を備え、前記駆動素子に対してデューティ制御の実行状態で前記温度検出手段により検出した前記基板の温度が異常であると判定した場合はデューティ100%で前記駆動素子に通電し、その通電状態で前記基板の温度異常が解消したと判定した場合はデューティを復帰し、前記基板の温度異常が解消されない状態で前記第2温度検出手段による前記コイルの温度に基づいて当該コイルの温度が上昇していると判定した場合は前記駆動素子に対する通電を停止することを特徴とする燃料ポンプ制御装置。
  3. 熱伝導性の高い基板に搭載された駆動素子と、前記基板に搭載され、前記基板の温度を検出する温度検出手段を有すると共に前記駆動素子をデューティ制御する制御手段と、前記基板と伝熱的に設けられ、前記駆動素子と前記燃料ポンプとの間に接続されたフィルタ部品としてのコイルとを備えた燃料ポンプ制御装置において、
    前記コイルに伝熱的に設けられた感温素子を備え、
    前記制御手段は、前記感温素子により前記コイルの温度を検出する第2温度検出手段を備え、前記駆動素子に対してデューティ制御の実行状態で前記温度検出手段により検出した前記基板の温度が異常であると判定した場合はデューティをリニアに高めた状態または段階的に高めた状態で前記駆動素子に通電し、その通電状態で前記基板の温度異常が解消したと判定した場合はデューティを復帰し、前記基板の温度異常が解消されない状態で前記第2温度検出手段による前記コイルの温度に基づいて当該コイルの温度が上昇していると判定した場合は前記駆動素子に対する通電を停止することを特徴とする燃料ポンプ制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記駆動回路に対して100%通電したこと、或いは通電を停止したことを外部に出力する異常通知手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の燃料ポンプ制御装置。
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