JPH0817571B2 - 圧縮式冷却装置 - Google Patents

圧縮式冷却装置

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JPH0817571B2
JPH0817571B2 JP63071498A JP7149888A JPH0817571B2 JP H0817571 B2 JPH0817571 B2 JP H0817571B2 JP 63071498 A JP63071498 A JP 63071498A JP 7149888 A JP7149888 A JP 7149888A JP H0817571 B2 JPH0817571 B2 JP H0817571B2
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voltage
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はインバータ装置を搭載した圧縮式冷却装置
に係り、特にその漏洩電流低減に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は例えば特開昭60−59978号公報に開示された
従来のインバータ装置を搭載した圧縮式冷却装置の電気
回路図であり,図において(1)は交流電源,(2)は
この交流電源(1)に並列に接続されたノイズフイル
タ,(3)はこのノイズフイルタ(2)を構成するコン
デンサ,(4)は同じく接地用コンデンサ,(5)は同
じくインダクタ,(6)は力率改善用リアクタ,(7)
はこの力率改善用リアクタ(6)を介して上記ノイズフ
イルタ(2)に並列に接続された倍電圧整流回路,
(8)はこの倍電圧整流回路(7)に並列に接続された
平滑用コンデンサ,(9)は同じく倍電圧整流回路
(7)に並列接続されたインバータ装置,(10)はこの
インバータ装置(9)に接続された圧縮機モータ,(1
1)はこの圧縮機モータ(10)と大地間の浮遊キヤパシ
タンス,(12)は交流電源(1)に接続されたフアンモ
ータ,(13)はその他の電気部品である。(M)はイン
バータ装置(9)の出力線,(E)は圧縮式冷却装置の
接地部と大地を結ぶアース線である。
従来の圧縮式冷却装置は上記のように構成され,交流
電源(1)の交流を倍電圧整流回路(7)で直流に変換
し,この直流は平滑用コンデンサ(8)で平滑され,イ
ンバータ装置(9)中のスイツチング素子の動作により
直流から三相交流に変換される。この三相交流によつて
圧縮機モータ(10)を駆動する。
インバータ装置(9)のスイツチング素子の動作時発
生するノイズと,倍電圧整流回路(7)の転流作用に起
因するノイズはノイズフイルタ(2)で交流電源(1)
への漏洩が軽減される。
またインバータ装置(9)の出力線(M)における発
生電圧は第6図(a)のような波形になり,その立上
り,立下りの瞬時に第6図(b)に示すような漏洩電流
がアース線(E)に流れる。圧縮機モータ(10)の駆動
時の漏洩電流とノイズフイルタ(2)に設けられた接地
コンデンサ(4)の容量との関係を調べると第7図
(a)のようになる。すなわち漏洩電流は或る容量で最
小となりそれより容量が大きくなると漏洩電流は増加
し,それより容量が小さくなつても漏洩電流は増加す
る。これはインバータ装置(9)で発生する主な周波数
成分であるスイツチングキヤリア周波数成分と交流電源
(1)の周波数成分の漏洩電流が第7図(b)に示すよ
うな特性になることと,両周波数成分にはある程度の相
殺効果があるために,その合成値は第7図(a)のよう
になると考えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の圧縮式冷却装置は以上のように構成されている
ので,圧縮機モータ(10)の駆動時アース線(E)の漏
洩電流が小さくなるようにノイズフイルタ(2)の接地
用コンデンサ(4)の容量を決めると第7図(b)から
解るように,圧縮機モータ(10)を停止した例えばフア
ンモータ(12)のみを駆動する送風運転時に,漏洩電流
が交流電源周波数成分のみとなるので,両成分の相殺効
果が無くなることもあり,漏洩電流が大きくなるという
問題があり,またこの交流電源周波数成分を小さくする
ために,ノイズフイルタ(2)の接地用コンデンサ
(4)の容量を減らすと圧縮機モータの駆動時,スイツ
チングキヤリア周波数成分が大きくなり,漏洩電流が大
きくなるという問題点があつた。
上記のような問題点は,圧縮機モータ(10)の駆動時
の騒音を小さくするためにスイツチングキヤリア周波数
を高くする場合にはより顕著になる傾向があり,何らか
の解決策が望まれていた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので圧縮機モータの駆動時及び停止時のいずれに
おいても漏洩電流を低減できると共に,高スイツチング
キヤリア周波数に対応できる圧縮式冷却装置を得ること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る圧縮式冷却装置は,交流電源に接続さ
れ、インダクタンス、コンデンサ、および第1の接地用
コンデンサで構成されたノイズフィルタと、このノイズ
フィルタと並列に接続され、交流電圧を直流電圧に変換
する電圧整流回路と、この電圧整流回路と並列に接続さ
れ、直流電圧を可変周波数交流に変換するインバータ装
置と、このインバータ装置に接続された圧縮機モータ
と、前記交流電源に接続された各種電気負荷機器と、を
備えた圧縮式冷却装置において、上記ノイズフィルタ内
の第1の接地用コンデンサの回路と並列に接続された第
2の接地用コンデサと、この第2の接地用コンデサと直
列に接続されたスイッチと、上記圧縮機モータの動作結
果に基づいて、上記圧縮機モータの停止時に、上記スイ
ッチをオフさせて接地用コンデサの容量を制御する制御
手段と、を備えたものである。
〔作 用〕
この発明における圧縮式冷却装置はノイズフィルタ内
の第1の接地用コンデサ回路と並列に接続された第2の
接地用コンデサと、この第2の接地用コンデサと直列に
接続されたスイッチを、圧縮機モータの停止時に、オフ
させて接地用コンデサの容量を制御するので、圧縮機モ
ータ、および各種電気負荷機器であるファンモータ等が
それぞれ駆動される冷・暖房運転時でも、また、サーモ
運転中に圧縮機モータが停止され、各種電気負荷機器の
みが運転される時でも、大地への漏洩電流を最適に維持
する。
〔発明の実施例〕
第1図はこの発明による圧縮式冷却装置の一実施例を
示す電気回路図であり,(1)〜(3),(5)〜(1
3)は上記従来装置と全く同一のものである。(14)は
ノイズフイルタ(2)に設けられた第1接地用コンデン
サ,(15)はこの第1接地用コンデンサ(14)に並列に
接続された第2接地用コンデンサ,(16)はこの第2接
地用コンデンサ(15)を開閉するスイツチ,(17)はこ
のスイツチ(16)を制御するマイクロコンピユータから
なる制御回路であり,スイツチ(16)と制御回路(17)
で制御手段を構成する。
上記のように構成された圧縮式冷却装置の動作につい
て,第2図のフローチヤート図で説明する。図において
ステツプ(21)で圧縮機モータ(10)が駆動か停止かを
判断し駆動の場合のステツプ(22)でスイツチ(16)を
制御回路(17)によりオンすることにより,第2接地用
コンデンサ(15)が導通し接地用コンデンサの容量が増
し,浮遊キヤパシタンス(11)からの充放電電流を電源
側に戻しアース線(E)に流れる漏洩電流が減少する。
この時の接地用コンデンサの容量と漏洩電流の関係は上
記従来装置と同様第7図(a)のようになる。従つて上
記第2接地用コンデンサ(15)の容量は,第1接地用コ
ンデンサ(14)との和が,第7図(a)で漏洩電流が最
小になる容量に等しくなるように選ぶことにより漏洩電
流を小さくすることができる。第2図においてステツプ
(21)で圧縮機が停止の場合は,ステツプ(23)でスイ
ツチ(16)を制御回路(17)でオフすることにより第2
接地用コンデンサ(15)が不導通となり,接地用コンデ
ンサの容量は減少し,第1接地用コンデンサ(14)の容
量となる。この時の接地コンデンサの容量と漏洩電流の
関係は第7図(b)の交流電源周波数成分の曲線になる
ので,漏洩電流は第1接地用コンデンサ(14)の容量に
相当する小さな値になる。この第1接地用コンデンサ
(14)の容量はインバータ装置(9)及び倍電圧整流回
路(7)で発生するノイズを軽減するという別の目的か
ら決められるものである。
なお,上記実施例ではノイズフイルタ(2)の2次側
に第1接地用コンデンサ(14)及び第2接地用コンデン
サ(15)を設けたものであるが,これらをノイズフイル
タ(2)の1次側に設けた構成でも同様の効果がある。
第3図はノイズフイルタ(2)の1次側に第1接地用
コンデンサ(14)及び第2接地用コンデンサ(15)を設
けたインバータ装置の他の実施例を示す圧縮式冷却装置
の電気回路図である。符号は第1図の実施例と全く同一
で,作用効果も同一である。
また,上記二つの実施例は交流電源(1)の交流電圧
を倍電圧整流回路(7)で,直流電圧に変換しているも
のを示したが,整流方式として全波整流を用いるものに
も適用できる。
第4図は全波整流方式を用いた圧縮式冷却装置の他の
実施例を示す電気回路図である。
図において(18)は交流電源(1)の交流電圧を直流
電圧に変換し,インバータ装置(9)に供給する全波整
流回路である。作用効果については上記第1図の実施例
と同一である。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり,ノイズフィルタ内の
第1の接地用コンデサ回路と並列に接続された第2の接
地用コンデサと、この第2の接地用コンデサと直列に接
続されたスイッチを、圧縮機モータの停止時に、オフさ
せて接地用コンデサの容量を制御するので、圧縮機モー
タ、および各種電気負荷機器であるファンモータ等がそ
れぞれ駆動される冷・暖房運転時でも、また、サーモ運
転中に圧縮機モータが停止され、各種電気負荷機器のみ
が運転される時でも、大地への漏洩電流を最適に維持す
るため、この漏洩電流に起因して発生する感電事故を防
止した信頼性の高い圧縮式冷却装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の圧縮式冷却装置の一実施例の電気回
路図,第2図はこの発明の動作を説明するフローチヤー
ト図,第3図と第4図はこの発明の他の実施例を示す電
気回路図,第5図は従来の圧縮式冷却装置の電気回路
図,第6図は従来の圧縮式冷却装置のインバータ装置の
発生電圧波形と,大地への漏洩電流波形の関係を示す特
性図,第7図は漏洩電流と接地用コンデンサの容量の関
係を示す特性図である。 図において(1)は交流電源,(2)はノイズフイル
タ,(3)はコンデンサ,(5)はインダクタンス,
(7)は整流回路,(9)はインバータ装置,(10)は
圧縮機モータ,(12)はフアンモータ,(13)は電気部
品,(14)は第1接地用コンデンサ,(15)は第2接地
用コンデンサ,(16)はスイツチ,(17)は制御回路で
ある。 なお,各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源に接続され、インダクタンス、コ
    ンデンサ、および第1の接地用コンデサで構成されたノ
    イズフィルタと、このノイズフィルタと並列に接続さ
    れ、交流電圧を直流電圧に変換する電圧整流回路と、こ
    の電圧整流回路と並列に接続され、直流電圧を可変周波
    数交流に変換するインバータ装置と、このインバータ装
    置に接続された圧縮機モータと、前記交流電源に接続さ
    れた各種電気負荷機器と、を備えた圧縮式冷却装置にお
    いて、上記ノイズフィルタ内の第1の接地用コンデサの
    回路と並列に接続された第2の接地用コンデサと、この
    第2の接地用コンデサと直列に接続されたスイッチと、
    上記圧縮機モータの動作結果に基づいて、上記圧縮機モ
    ータの停止時に、上記スイッチをオフさせて接地用コン
    デサの容量を制御する制御手段と、を備えたことを特徴
    とする圧縮式冷却装置。
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